JP2017044595A - 感温型風向風速計 - Google Patents

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Masahiro Nakamura
昌寛 中村
橋本 正敏
Masatoshi Hashimoto
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Abstract

【課題】簡素な回路構成をもつ感温型風向風速計を提供する。【解決手段】2つの発熱型抵抗素子5、6が気流が流れる方向において互いに近接配置される。2つの発熱型抵抗素子は気流により冷却される。風速はこの2つの発熱型抵抗素子の電気抵抗値の変化に基づいて検出される。上流側の発熱型抵抗素子5は気流を通じて下流側の発熱型抵抗素子6の冷却を抑制する。風向はこの2つの発熱型抵抗素子の電気抵抗値の変化の差に基づいて検出される。【選択図】図3

Description

本発明は風向風速計に関し、特に感温型風向風速計に関する。
種々の原理の風速計が知られているが、気流により冷却される抵抗器の電気抵抗値の変化に基づいて風速を検出する感温型風速計は製造コストの点で優れた市場競争性を有している。風量に相関を有する風速に加えて風向きも検出する風向風速計が内燃機関や人工呼吸器などにおいて提案されている。
特許文献1に記載された感温型風向風速計が図1を参照して説明される。気流が流れる風路管1内に感温型風速計4及び温度センサ2及び3が設けられている。矢印は気流が流れる方向である気流方向を示す。温度センサ2及び3は、気流方向に沿って感温型風速計4を挟んで配置されている。
所定電流が通電される感温型風速計4は気流を加熱するため、下流側の温度センサ3は上流側の温度センサ2よりも高い温度を検出する。風向きが反転すると、温度センサ3は温度センサ2よりも低い温度を検出する。言い換えれば、2つの温度センサ2及び3の検出温度を比較することにより、風向きが検出される。
しかしながら、この感温型風向風速計は従来の感温型風速計と比較して回路構成が大幅に複雑となるため、小型軽量化及び製造コスト低減の要求に応えることが困難であった。
特開2003ー75461号公報
本発明は小型軽量化及び製造コスト低減を実現可能な感温型風向風速計を提供することをその目的としている。
本発明の感温型風向風速計は、2つの発熱型抵抗素子うちの少なくとも一つの発熱型抵抗素子の電気抵抗値の変化に基づいて風速及び風向の両方を検出する。この2つの発熱型抵抗素子は風路管内に気流方向に互いに近接配置される。これにより、上流側の発熱型抵抗素子により気流温度が上昇するため、この気流による下流側の発熱型抵抗素子の温度低下は抑制される。言い換えれば、下流側の発熱型抵抗素子は上流側の発熱型抵抗素子よりも常に高い電気抵抗値をもつ。言い換えれば、従来の感温型風速計に用いられていた一つの発熱型抵抗素子を2分割して、分割された2つの発熱型抵抗素子の温度差(電気抵抗値の差)を追加検出することにより、風速に加えて風向も検出される。
したがって、本発明によれば簡素な構成をもつため、小型軽量化及び製造コスト低減を実現することができる。
従来の感温型風向風速計の一例を示す模式断面図である。 実施例1の感温型風向風速計を示す模式ブロック図である。 実施例2の感温型風向風速計を示す模式ブロック図である。 実施例3の感温型風向風速計を示す模式ブロック図である。 実施例4の感温型風向風速計を示す模式ブロック図である。
(実施例1)
第1実施例の感温型風向風速計が図2を参照して説明される。空気流が直管状の風路管1の一端開口から流入し、他端開口から流出している。2つの発熱型抵抗素子5及び6が気流方向に沿って互いに近接配置されている。発熱型抵抗素子5及び6は白金線で構成されているが、温度による電気抵抗値の変化が大きいサーミスタなどの半導体素子により構成されてもよい。図2によれば、発熱型抵抗素子5は発熱型抵抗素子6よりも上流側に配置されている。
発熱型抵抗素子5及び6は抵抗素子R1及びR2とともに抵抗ブリッジ回路7を構成している。抵抗素子R1及びR2の各一端は実質的に接地され、発熱型抵抗素子5及び6の各一端は定電流回路8から所定の定電流を供給されている。抵抗ブリッジ回路7の電圧降下は風速検出アンプ9により増幅されて図略のコントローラに送られる。さらに、抵抗ブリッジ回路7の差動出力電圧は差動アンプ10により増幅されて図略のコントローラに送られる。
この感温型風向風速計の動作が以下に説明される。この実施例によれば、発熱型抵抗素子5及び6の抵抗値は互いに等しく、抵抗素子R1及びR2の抵抗値は互いに等しく設定されている。このため、風路管1内の風速がゼロである時、発熱型抵抗素子5及び6を流れる電流が等しくなり、差動アンプ10の出力電圧の絶対値は原理的にはゼロとなる。また、発熱型抵抗素子5及び6の温度上昇により発熱型抵抗素子5及び6の電圧降下が大きくなり、風速検出アンプ9の出力電圧は増大する。
図2に示される空気流airの風速が増大すると、発熱型抵抗素子5及び6の電気抵抗値は空気流による冷却により減少する。その結果、風速検出アンプ9の出力電圧が減少する。さらに、上流側の発熱型抵抗素子5により加熱された空気流が下流側の発熱型抵抗素子6の冷却を抑制するため、発熱型抵抗素子6は発熱型抵抗素子5よりも高い電気抵抗値をもつ。その結果、抵抗素子R1を流れる電流が抵抗素子R2を流れる電流より大きくなり、差動アンプ10は大きな負電圧を出力する。
空気流の方向が逆転すると、上流側となった発熱型抵抗素子6により加熱された空気流が下流側となった発熱型抵抗素子5の冷却を抑制するため、発熱型抵抗素子6は発熱型抵抗素子5よりも低い電気抵抗値をもつ。その結果、抵抗素子R2を流れる電流が抵抗素子R1を流れる電流より大きくなり、差動アンプ10は大きな正電圧を出力する。結局、差動アンプ10の出力電圧により風向きを検出することができる。
(実施例2)
第2実施例の感温型風向風速計が図3を参照して説明される。この実施例によれば、実施例1の抵抗ブリッジ回路7を構成する発熱型抵抗素子6及び抵抗素子R1の位置を交換したものである。この実施例によれば、実施例1よりも風向き検出感度を向上することができる。
(実施例3)
第3実施例の感温型風向風速計が図4を参照して説明される。この実施例によれば、実施例1の抵抗ブリッジ回路7を構成する抵抗素子R1及びR2を発熱型抵抗素子5A及び6Aに変更した点に特徴がある。発熱型抵抗素子5A及び6Aは気流方向に沿って互いに近接配置されている。図4によれば、発熱型抵抗素子5及び5Aは発熱型抵抗素子6及び6Aよりも上流側に配置されている。図4の抵抗ブリッジ回路7によれば、発熱型抵抗素子5及び6Aが直列接続され、発熱型抵抗素子5A及び6が直列接続されている。
したがって、空気流が図4に示される方向へ流れる時に差動アンプ10は正電圧を出力し、空気流が逆転すると差動アンプ10は負電圧を出力する。この実施例によれば、実施例1及び2よりも風向き検出感度を向上することができる。この実施例の4つの発熱型抵抗素子5、5A、6及び6Aはたとえば一本の白金線により構成することができる。
(実施例4)
第4実施例の感温型風向風速計が図5を参照して説明される。図5に示される回路は、主として図2の回路に電流検出用の抵抗素子11を追加した点にをその特徴がある。図2の定電流回路8は定電圧回路8Aに変更される。
定電圧回路8Aから出力される定電圧Vは抵抗ブリッジ回路7と抵抗素子11とにより分割される。したがって、発熱型抵抗素子5及び6の抵抗値が風速変化により変化すると、風速検出アンプ9はそれを検出する。
一例において、抵抗素子R1、R2及び11は白金線により構成される。これにより、5つの抵抗素子の温度/抵抗特性が一致するため、気温変化による風速検出アンプ9の入力電圧の変動を低減することができる。
上記説明された各実施例の感温型風向風速計は、簡素な回路構成をもつため、製造コストを低減することができる。

Claims (4)

  1. 気流が流れる風路管内の気流方向に沿って互いに近接配置されるとともに通電により発熱する2つの発熱型抵抗素子と、前記2つの発熱型抵抗素子の一方または両方の電気抵抗値に基づいて前記気流の風速乃至風量を検出し、さらに前記2の発熱型抵抗素子の電気抵抗値の差に基づいて前記気流の風向を検出することを特徴とする感温型風向風速計。
  2. 前記検出回路は、前記2つの発熱型抵抗素子の電気抵抗値に基づいて前記風速乃至風量を検出し、かつ、前記2の発熱型抵抗素子の電気抵抗値の差に基づいて前記風向を検出する請求項1記載の感温型風向風速計。
  3. 前記検出回路は、前記2つの発熱型抵抗素子を含む抵抗ブリッジ回路の電圧降下に基づいて前記風速を検出し、かつ、前記抵抗ブリッジ回路の差動出力電圧に基づいて前記風向を検出する請求項2記載の感温型風向風速計。
  4. 前記風路管内に配置される第1、第3発熱型抵抗素子と、前記第1発熱型抵抗素子の下流側に近接配置される第2発熱型抵抗素子と、前記第3発熱型抵抗素子の下流側に近接配置される第4発熱型抵抗素子とを有し、
    前記抵抗ブリッジ回路は、前記4つの発熱型抵抗素子により本質的に構成されている請求項3記載の感温型風向風速計。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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