JP2017043999A - 開閉装置操作方法、プログラム、記録媒体、ウェアラブルコンピュータ及び開閉装置操作システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 タッチパネル式ディスプレイ21を有するウェアラブルコンピュータ20が、複数又は単数の開閉装置を操作するためのタッチ入力画像をタッチパネル式ディスプレイ21に表示する表示ステップと、ウェアラブルコンピュータ20が、前記タッチ入力画像に対するタッチ入力に応じて開閉装置1,2を制御するための制御指令を、無線通信システムXを介して開閉装置1,2に送信する出力ステップとが含まれている。
【選択図】 図1
Description
この従来技術によれば、専用のリモコン操作スイッチを用いずとも、スマートフォンなどを用いて開閉装置の状態を直接取得すると共に操作することができる。
タッチパネル式ディスプレイを有するウェアラブルコンピュータが、複数又は単数の開閉装置を操作するためのタッチ入力画像を前記タッチパネル式ディスプレイに表示する表示ステップと、前記ウェアラブルコンピュータが、前記タッチ入力画像に対するタッチ入力に応じて前記開閉装置を制御するための制御指令を、無線通信システムを介して前記開閉装置に送信する出力ステップとが含まれていることを特徴とする開閉装置操作方法。
ここで、前記「ウェアラブルコンピュータ」とは、身につけて持ち歩くことができるコンピュータを意味し、このウェアラブルコンピュータには、時計型のものや、眼鏡型のもの、ネックレス型のもの、指輪型のもの等を含む。なお、前記ウェアラブルコンピュータには、手に持って操作するコンピュータ(例えば、スマートフォンや、タブレットパソコン、PDA等)を含まない。
また、前記「タッチ入力画像」には、例えば、開閉装置の動作を停止するための停止ボタンの画像や、開閉装置を開放動作させるための開ボタンの画像、開閉装置を閉鎖動作させるための閉ボタンの画像、複数の開閉装置の中から操作対象とする開閉装置を選択するための画像等を含む。
また、前記「無線通信システム」には、前記ウェアラブルコンピュータと前記開閉装置の間に移動体通信網及びインターネット回線を介在して無線通信する態様や、前記移動体通信網等を用いずに、赤外線通信や、Wi−Fi通信、ブルートゥース(登録商標)通信等による無線通信装置を用いて直接無線通信する態様等を含む。
ここで、操作対象とする開閉装置が選択されるようにする手段には、ウェアラブルコンピュータが、表示した開閉装置選択画面に対するタッチ入力操作に応じて操作対象とする開閉装置を選択するようにした態様や、ウェアラブルコンピュータが、直近に操作のあった開閉装置を自動的に操作対象とするようにした態様や、ウェアラブルコンピュータが、通信機能により開閉装置から得た情報に応じて操作対象とする開閉装置を自動的に選択するようにした態様等が含まれる。
本発明に係る開閉装置操作方法を適用した開閉装置操作システムは、図1に示すように、複数又は単数(図示例によれば2つ)の開閉装置1,2と、タッチパネル式ディスプレイを有する補助端末10及びウェアラブルコンピュータ20と、これらの間の無線通信を可能にする無線通信システムXとを具備している。
この開閉体aの他例としては、前記スラットの他、パイプ材や、可撓性シート材、パネル状部材等を単独又は適宜に組み合わせた態様とすることが可能である。
この制御部b2は、通信部b3からの指令に基づき、開閉機b1を制御することで、開閉体aを開放動作したり閉鎖動作したり、あるいは停止したり等する。
さらに、この制御部b2は、必要に応じて、開閉体aの開閉状態や動作状態等を示す信号を通信部b3を介して外部へ出力する。
この通信部b3は、開閉装置制御サーバーx1に対し送受信を行ったり、ウェアラブルコンピュータ20及び補助端末10に対し直接送受信を行ったり等、後述する無線通信システムXの一部として機能する。
この無線通信システムXは、開閉装置1,2とウェアラブルコンピュータ20の間にネットワーク回線x4又は開閉装置制御サーバーx1を介在させるようにした間接通信経路と、開閉装置1,2とウェアラブルコンピュータ20の間で直接無線通信を行う直接通信経路とを構築する。
開閉装置制御サーバーx1は、記憶装置に予め記憶されたプログラムによりCPUを機能させるようにしたコンピュータであり、ルーターx2及びモデムx3を介してネットワーク回線x4に接続(無線LAN接続(WI-FI接続)又は有線LAN接続)する通信装置、前記通信部b3のものと同様の前記近距離無線通信装置等を具備し、開閉装置1,2に対し相互通信を行うとともに、補助端末10及びウェアラブルコンピュータ20に対し、ネットワーク回線x4を介した間接通信と、ネットワーク回線x4を介さない直接通信とを行うように構成される。
この補助端末10は、携帯電話回線やWi−Fi等によりネットワーク回線x4に無線接続するネットワーク接続機能と、赤外線通信や、Wi−Fi通信、ブルートゥース(登録商標)通信等により、ウェアラブルコンピュータ20に直接的に無線接続する直接通信機能とを有している。
また、この補助端末10は、必要に応じて、前記直接通信機能を用いて、開閉装置制御サーバーx1に直接接続したり、開閉装置1,2に直接接続したりすることが可能である。
このウェアラブルコンピュータ20は、補助端末10と同様に、携帯電話回線やWi−Fi等によりネットワーク回線x4に無線接続するネットワーク接続機能と、赤外線通信や、Wi−Fi通信、ブルートゥース(登録商標)通信等により補助端末10に直接的に無線接続する直接通信機能とを有している。
さらに、このウェアラブルコンピュータ20は、必要に応じて、前記直接通信機能を用いて、開閉装置制御サーバーx1に直接接続したり、開閉装置1,2に直接接続したりすることが可能である。
このウェアラブルコンピュータ20には、補助端末10と連携して開閉装置1,2を操作するためのプログラムが記憶される。このプログラムは、補助端末10にダウンロードされ記憶された開閉装置操作プログラムの一部を、補助端末10との通信により取得したものとすればよい。
また、「開閉装置コード」とは、設置場所等が異なる複数の開閉装置1,2を識別するためのコードであり、開閉装置1,2の名称27と一対一で対応している。
前記ボタン選択画面は、開閉装置1(又は2)の開放動作又は閉鎖動作を停止するための停止ボタン23と、開閉装置1(又は2)の閉鎖動作を開始するための閉ボタン24と、開閉装置1(または2)の開放動作を開始するための開ボタン25とを有する画面である。
これら停止ボタン23、閉ボタン24、開ボタン25は、それぞれ、タッチパネル式ディスプレイ21一杯の比較的広い面積で単一表示される。
閉ボタン24のデザインは、閉方向(すなわち下方向)を示唆するイメージが含まれていることが好ましい。同様に、開ボタン25のデザインは、開方向(すなわち上方向)を示唆するイメージが含まれていることが好ましい。
さらに、停止ボタン23と、閉ボタン24と、開ボタン25は、判別し易いように色分けするのが好ましく、特に、これらのうち、停止ボタン23のみに赤色などの注意色を用いることで、危険回避等の咄嗟の停止操作が行われる場合に、誤操作を防ぐことができる。
開ボタン25は、前記初期状態では閉ボタン24の下側に隠されており、上方へのスワイプ操作により出現する(図3(e)参照)。
このように、本実施の形態では、スワイプ操作の方向と、閉ボタン24又は開ボタン25の機能(開閉体aの動作方向)とを対応させているため、操作性が良好である。
開閉装置1(又は2)の制御部b2は、前記停止指令を受けると、開閉機b1を停止して開閉体aの開閉動作を停止する。
そして、処理はステップ6へ移行する。
開閉装置1(又は2)の制御部b2は、前記開放指令を受けると、開閉機b1を駆動して開閉体aの開放動作を開始する。
そして、処理はステップ6へ移行する。
開閉装置1(又は2)の制御部b2は、前記閉鎖指令を受けると、開閉機b1を駆動して開閉体aの閉鎖動作を開始する。
そして、処理はステップ6へ移行する。
このステップ6の後、処理はステップ1へ戻される。
なお、ステップ6において、前記開閉装置コードを記録する際は、前回操作された開閉装置1(又は2)の開閉装置コードに対し、上書きで記録するようにしてもよいし、履歴として利用できるように上書きせずに記録するようにしてもよい。また、直近に操作された開閉装置1(又は2)の開閉装置コードのみを利用する場合や、操作された開閉装置1,2の順番を利用する場合には、前記時刻の記録を省略することが可能である。
すなわち、操作者等が閉ボタン24又は開ボタン25の操作により開閉体aを動作させると、そのほぼ直後に、この動作中の開閉体aを停止させるための準備として、停止ボタン23が表示されることになる。
ここで、「開閉装置選択画面」とは、操作対象とする開閉装置を選択するための画面である。この開閉装置選択画面では、複数の開閉装置に対応する複数種類のボタンを、回転操作体22の操作によりスクロール可能に表示するとともに、中央に位置するボタンのみをタッチ入力可能にしている。
例えば、図2(b)に示す開閉装置選択画面26の一例では、中央に「1階リビング」の開閉装置に対応するボタンと表示し、その上側に「1階和室」の開閉装置に対応するボタンを表示し、下側には「ガレージ」の開閉装置に対応するボタンを表示し、これら複数のボタンを、回転操作体22の回転操作により上下方向へスクロールするようにし、中央に位置するボタン(図示例によれば「1階リビング」)のみをタッチ入力可能にしている。
すなわち、上記ステップ2a(図5参照)にて回転操作体22に対する回転操作があると開閉装置選択画面26が表示され、この表示の後、再度回転操作体22に対する回転操作があると、その回転操作の方向に開閉装置選択画面26がスクロール表示される。
このステップ15で最初に表示される停止ボタン23は、上記ステップ1で表示される停止ボタン23と同様に、スワイプ操作により閉ボタン24や開ボタン25にすることが可能である(図3(d)(e)参照)。
そして、ステップ15の後、処理は上記ステップ4(図5参照)へ戻される。
先ず、開閉装置操作プログラムを起動した際には、直近に操作された開閉装置1(又は2)の停止ボタン23のみが表示されるため、意図せずに開ボタンや閉ボタンを押してしまい、開閉装置1(又は2)が急に動作してしまうようなことを防ぐことができる。
また、竜頭タイプの回転操作体22を回せば、開閉装置選択画面26を表示して、操作対象とする開閉装置1,2を容易に選択することができる。
そして、開閉装置1,2が選択された直後には、選択された開閉装置1,2の停止ボタン23のみが表示されるため、他のボタンへの誤操作により開閉装置1,2を急に開放又は閉鎖動作させてしまうようなことを防ぐことができる。
また、停止ボタン23に対し開閉体aを動作させたい方向へスワイプ操作すれば、該方向に対応するように、閉ボタン24又は開ボタン25を表示させることができる。
そして、閉ボタン24又は開ボタン25を操作した直後に、停止ボタン23が表示されるので、特に停止のための操作性が良好である。したがって、開閉装置1(又は2)の動作中に、危険回避等のための緊急停止を素早く行うことができる。
よって、本実施の形態によれば、補助端末10であるスマートフォンがバックや衣服のポケット等の被収納物に収納されている場合であっても、このスマートフォンを前記被収納物から取り出すことなく、ウェアラブルコンピュータ20を用いて開閉装置1,2を容易に遠隔操作することができる上、その操作性が良好である。
ここで、前記記録媒体の具体例としては、磁気テープや、磁気ディスク(ハードディスクやフレキシブルディスクを含む)、光学ディスク(DVDやCD、BD、LD等を含む)、光磁気ディスク、フラッシュメモリ(USBメモリやSDカード、SSD(Solid State Drive)、eMMC(embedded Multi Media Card)を含む)等が挙げられる。
さらに、他例としては、閉ボタン24及び開ボタン25を、それぞれ停止ボタン23とは独立した画面として、この画面が、スワイプ操作の方向に応じて切り替わるようにすることも可能である。
この態様では、前記条件を満足して閉ボタン24又は開ボタン25が選択操作されると、再び停止ボタン23が表示されるが、このときも、停止ボタン23が一旦タッチ入力操作されることを条件に、再び閉ボタン24と開ボタン25をスワイプ操作で選択できるようにする。
10:補助端末
20:ウェアラブルコンピュータ
22:回転操作体
23:停止ボタン
24:閉ボタン
25:開ボタン
26:開閉装置選択画面
21:タッチパネル式ディスプレイ
X:無線通信システム
x1:開閉装置制御サーバー
x4:ネットワーク回線
Claims (12)
- タッチパネル式ディスプレイを有するウェアラブルコンピュータが、複数又は単数の開閉装置を操作するためのタッチ入力画像を前記タッチパネル式ディスプレイに表示する表示ステップと、
前記ウェアラブルコンピュータが、前記タッチ入力画像に対するタッチ入力に応じて前記開閉装置を制御するための制御指令を、無線通信システムを介して前記開閉装置に送信する出力ステップとが含まれていることを特徴とする開閉装置操作方法。 - 前記表示ステップには、
操作対象とする開閉装置が選択された直後の画面に、選択された前記開閉装置の停止ボタンを、前記タッチ入力画像として表示するステップを含むことを特徴とする請求項1記載の開閉装置操作方法。 - 前記ウェアラブルコンピュータが、少なくとも直近に操作のあった前記開閉装置を記録するステップを含み、
前記表示ステップには、当該開閉装置操作方法の開始直後に、前記記録に基づき直近に操作が行われた前記開閉装置の停止ボタンを、前記タッチ入力画像として表示するステップを含むことを特徴とする請求項1又は2記載の開閉装置操作方法。 - 前記停止ボタンの表示中に、前記停止ボタン以外の操作ボタンを表示しないようにしたことを特徴とする請求項2又は3記載の開閉装置操作方法。
- 前記ウェアラブルコンピュータには、竜頭タイプの回転操作体が設けられ、
前記表示ステップには、前記回転操作体が回される操作により、操作対象とする開閉装置を選択するための開閉装置選択画面を、前記タッチ入力画像として表示するステップを含むことを特徴とする請求項1乃至4何れか1項記載の開閉装置操作方法。 - 前記開閉装置選択画面では、複数の開閉装置に対応する複数種類の画像を、前記回転操作体が回される操作に応じてスクロール表示することを特徴とする請求項5記載の開閉装置操作方法。
- 前記ウェアラブルコンピュータが、腕時計形のウェアラブルコンピュータであることを特徴とする請求項1乃至6何れか1項記載の開閉装置操作方法。
- 前記無線通信システムには、移動体通信網を含むことを特徴とする請求項1乃至7何れか1項記載の開閉装置操作方法。
- 請求項1乃至8何れか1項記載の開閉装置操作方法を、前記ウェアラブルコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 請求項9記載のプログラムが記録されているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
- 請求項1乃至8何れか1項記載の開閉装置操作方法が実行されるようにしたウェアラブルコンピュータ。
- 請求項1乃至8何れか1項記載の開閉装置操作方法が実行されるようにした開閉装置操作システム。
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JP2013163958A (ja) * | 2012-02-13 | 2013-08-22 | Bunka Shutter Co Ltd | 開閉体制御システム |
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