JP2017043996A - パネル取付具およびこれを備えたパネル付きスタンド - Google Patents

パネル取付具およびこれを備えたパネル付きスタンド Download PDF

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Abstract

【課題】起立する支柱に様々な態様のパネルを取り付けるのに適したパネル取付具を提供すること。【解決手段】本発明のパネル取付具A1は、パネル20を起立する支柱12に取り付けるためのパネル取付具A1であって、パネル20が取り付けられるパネル支持体30と、支柱12にパネル支持体30を固定するための固定手段50と、を備え、パネル支持体30は、支柱12の外周の少なくとも一部を囲う本体部31と、各々が本体部31につながり、かつ支柱12と対向させられ、互いに向きの異なる複数の内側縁部32と、を有する。【選択図】図7

Description

本発明は、たとえば床面上などにおいて起立する支柱にパネルを取り付けるためのパネル取付具に関する。
従来、金融機関やイベント会場などの様々な施設において、歩行者の通路規制などを行うために、ベルトパーティションスタンドが使用されている。ベルトパーティションスタンドは、たとえば、床面に載置されるベースと、このベースから起立する支柱と、支柱の上端に設けられたベルト収納ヘッドとを備えている(たとえば、特許文献1を参照)。ベルトパーティションスタンドの使用時には複数設置し、ベルト収納ヘッドから繰り出したベルトの先端を他のベルトパーティションスタンドに係止する。このようにすることで、隣接するベルトパーティションスタンドの相互間にベルトが張設され、歩行者の通路規制などを行うことができる。
上述のようなベルトパーティションスタンドに対し、案内表示などを目的とするパネルを取り付けて使用する場合がある。たとえば、特許文献2には、ベルトパーティションスタンドの支柱にパネル取付具を装着し、当該パネル取付具を介してパネルを支柱に取り付ける例が記載されている。特許文献2に開示されたパネル取付具は、支柱に当接させられる緩衝部材と、パネルが取り付けられるパネル取付部材とを備えている。パネル取付具の使用時には、緩衝部材が自然状態から変形しつつ支柱に押圧されており、支柱の形状が異なる場合でも取付けが可能である。また、パネル支持部材は、磁石からなるパネル固定部を有し、支柱を挟んでパネル固定部と反対側に巻かれた面ファスナ等によって支柱に固定されている。そして、上記パネル固定部にパネルを吸着保持させことにより、パネル固定部の主面と同じ方向に向けてパネルを取り付けることができる。
上記従来のパネル取付具において、磁石からなるパネル固定部により吸着保持されるパネルは、主に磁性材料たる金属からなる。このため、当該パネル取付具を用いて取り付けられるパネルについては、材質が制限されてしまう。また、金属製のパネルは重量も嵩み、導入コストや安全面において改善の余地があった。
特許第3694723号公報 特開2013−234456号公報
本発明は、このような事情のもとで考え出されたものであって、起立する支柱に様々な態様のパネルを取り付けるのに適したパネル取付具を提供することを主たる課題とする。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明の第1の側面によって提供されるパネル取付具は、パネルを起立する支柱に取り付けるためのパネル取付具であって、上記パネルが取り付けられるパネル支持体と、上記支柱にパネル支持体を固定するための固定手段と、を備え、上記パネル支持体は、上記支柱の外周の少なくとも一部を囲う本体部と、各々が上記本体部につながり、かつ上記支柱と対向させられ、互いに向きの異なる複数の内側縁部と、を有することを特徴としている。
好ましい実施の形態においては、上記各内側縁部は、上記支柱の軸線に略直角である方向を向く内側面を含む。
好ましい実施の形態においては、上記本体部は、上記支柱の軸線方向を向く板状部を含んでおり、上記板状部に重合させられるアジャスト部材をさらに備える。
好ましい実施の形態においては、上記アジャスト部材は、上記支柱の軸線方向視において上記板状部のすべてと重なっている。
好ましい実施の形態においては、上記パネル支持体は、上記複数の内側面それぞれに対応し、かつ上記板状部に対して上記支柱の軸線方向に突出する複数の突出部を有し、上記各突出部には、上記アジャスト部材の周縁部が当接させられる。
好ましい実施の形態においては、上記アジャスト部材は、上記支柱の周りを囲む環状または略環状とされており、上記各突出部には、上記アジャスト部材の内周縁が当接させられる。
好ましい実施の形態においては、上記パネル支持体に設けられ、上記支柱に当接させられる緩衝部材をさらに備える。
好ましい実施の形態においては、上記固定手段は帯状に形成され、かつ、その一面に面ファスナが設けられており、上記パネル支持体には、帯状の上記固定手段が挿通する孔部が形成されている。
好ましい実施の形態においては、上記支柱は、床面に載置されるベースから起立しており、当該ベースとともにベルトパーティションスタンドを構成する。
本発明の第2の側面によって提供されるパネル付きスタンドは、パネルと、起立する支柱と、本発明の第1の側面に係るパネル取付具と、を備えており、上記パネルが上記パネル取付具を介して上記支柱に取り付けられていることを特徴としている。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明に係るパネル取付具の一例を示す分解斜視図である。 本発明に係るパネル取付具の組付け状態を示す斜視図である。 パネル支持体を示す平面図である。 本発明に係るパネル取付具が用いられるベルトパーティションスタンドの一例を示す斜視図である。 本発明に係るパネル付きスタンドの一例を示す斜視図である。 図5に示すパネル付きスタンドの平面図である。 図5のVII−VII線に沿う断面図である。 本発明に係るパネル付きスタンドの他の例を示す斜視図である。 図8に示すパネル付きスタンドの平面図である。 本発明に係るパネル付きスタンドの他の例を示す斜視図である。 図10に示すパネル付きスタンドの平面図である。 本発明に係るパネル付きスタンドの他の例を示す斜視図である。 図12に示すパネル付きスタンドの平面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1、図2は、本発明に係るパネル取付具の一例を示す。図1に示すパネル取付具A1は、ベルトパーティションスタンドにパネルを取り付ける際に用いられるものである。図4は、ベルトパーティションスタンドの一例を示す。図5〜図7は、本発明に係るパネル付きスタンドの一例を示す。
図4に示すように、ベルトパーティションスタンド10は、ベース11と、このベース11から起立する支柱12と、支柱12に連結されるベルト収納ヘッド13と、パーティションベルト14と、を備えている。
ベース11は、床面に載置される部材であり、平面視略円形の板状とされている(図5参照)。支柱12は、円柱状に形成されている。図示説明は省略するが、支柱12は、ベース11に対して、たとえばねじを用いた締結によって着脱可能に連結されている。なお、図5では、支柱12の内部構造を省略している。ベース11には、一定幅の切欠き111が形成されている。この切欠き111の幅寸法は、支柱12の外径よりも少し大とされている。複数のベルトパーティションスタンド10を収納する際には、支柱12が別のベルトパーティションスタンド10の切り欠き11に嵌り込むようにすると、収納スペースを縮小することができる。
ベルト収納ヘッド13は、支柱12の上端に連結されており、円筒状の外形を有している。ベルト収納ヘッド13の外周直径は支柱12の外周直径よりも大きくなっている。ベルト収納ヘッド13の軸方向における長さは、たとえば15cm程度とされる。ベルト収納ヘッド13は、パーティションベルト14を収容する。なお、図示説明は省略するが、ベルト収納ヘッド13は、支柱12に対して、たとえばねじを用いた締結によって着脱可能に連結されている。
パーティションベルト14は、ベルト収納ヘッド13に設けられたスリット状のベルト導出部131を通じてベルト収納ヘッド13の外部に繰り出し可能とされている。ベルト収納ヘッド13内部の詳細な図示は省略するが、パーティションベルト14は、たとえば、その基端部がベルト収納ヘッド13内に設けられたリールの巻軸に固定され、かつベルト全体がこの巻軸に巻回されており、付勢手段によって巻き取り方向に付勢されている。パーティションベルト14の先端部には、ベルトエンド141が設けられている。ベルトエンド141は、概略円柱状とされており、このベルトエンド141の下端から上端近傍にかけて横断面T字状の溝が形成されている。なお、上記のようなパーティションベルト14が繰り出し可能に収納される構造自体は、周知の技術(たとえば実用新案登録第3008762号公報に記載の技術)によって実現される。
ベルト収納ヘッド13の外面には、複数のベルトエンド受け部132が設けられている。これらベルトエンド受け部132は、ベルト導出部131に対して周方向に90°ずつずれた3箇所に位置している。各ベルトエンド受け部132は、軸方向に沿って一定長さ延びるようにして横断面T字状に形成されており、ベルトエンド141に設けられた溝に嵌合可能となっている。ベルトパーティションスタンド10の使用時には、パーティションベルト14を繰り出すとともに、当該ベルト14のベルトエンド141の溝に他のベルトパーティションスタンド10のベルトエンド受け部132を嵌合させる。これにより、隣接するベルトパーティションスタンド10の相互間にパーティションベルト14を張設することができる。
図5〜図7に示すパネル付きスタンドB1は、図4に示したベルトパーティションスタンド10と、パネル20と、パネル取付具A1とを備えている。
パネル20は、屈曲状につながる4つの平板部21を備え、これら平板部21は、平面視において略矩形状をなしている。なお、図5〜図7において、パネル20を仮想線で表している。
各平板部21は、高さ方向を長手方向とする略長矩形状とされており、案内表示等が描画される表示面21aと、表示面21aの反対を向く背面21bとを有している。本実施形態のパネル20は、たとえばプラスチックダンボール、合成樹脂、あるいは発泡樹脂からなるシート材により構成される。パネル20は、たとえば4つの平板部21と重合部(図示略)とが一定方向につながるシート材の適所を屈曲させるとともに、重合部を平板部21に重ね合わせて接着剤や粘着シート等により固定することで形成される。なお、表示面21aに直接案内表示等を描画せずに、案内表示等が描画されたシール等を表示面21aに貼ってもよい。
図1、図2に示すように、パネル取付具A1は、パネル支持体30と、緩衝部材40と、固定手段50と、アジャスト部材60と、を備えている。
パネル支持体30は、本体部31と、複数の内側縁部32と、複数の外側縁部33と、突出部34と、を備えている。本体部31は、支柱12の外周の少なくとも一部を囲っている(図3、図5参照)。本体部31は、板状部311と、延出片312とを有する。
板状部311は、支柱12の軸線Oxに対して略垂直な面に沿った平板状である。したがって、板状部311は、支柱12の軸線Ox方向を向いている。板状部311は、平面視(軸線Ox方向視)において略L字状をなしている。延出片312は、略L字状をなす板状部311の両端から下方に延びるように設けられている。
複数の内側縁部32は、各々が支柱12と対向させられるとともに、互いに向きが異なっている。各内側縁部32は、平板状とされており、板状部311に対して略直角となる姿勢で当該板状部311(本体部31)につながっている。本実施形態においては、2つの内側縁部32が設けられている。図3によく表れているように、これら2つの内側縁部32が向く方向は、平面視(軸線Ox方向視)において略直角である。各内側縁部32は、その端部において延出片312につながっている。各内側縁部32には、延出片312の近傍において孔部321が形成されている。
各内側縁部32は、内側面32aを有する。内側面32aは、内側縁部32のうち支柱12側を向く面である。本実施形態においては、各内側面32aは、支柱12の軸線Oxに略直角である方向を向く。なお、本実施形態では、2つの内側縁部32の間が湾曲状につながっている。
複数の外側縁部33は、各々、本体部31を挟んで支柱12と反対側に位置する。複数(本実施形態では2つ)の外側縁部33は、互いに向きが異なっている。
複数の突出部34は、板状部311に対して支柱の軸線Ox方向の一方(図1、図2等に示した状態では上方)に突出している。これら突出部34は、複数の内側面32aそれぞれに対応して設けられている。本実施形態においては、2つの突出部34が設けられており、内側縁部32とつながって板状部311から上方に延びる部分が突出部34に相当する。これら突出部34は、それぞれが互いに異なる方向に直線状に延びている。上記構成を有するパネル支持体30は、たとえばポリプロピレンなどの合成樹脂によって一体的に形成される。
緩衝部材40は、パネル支持体30に設けられている。具体的には、緩衝部材40は、2つの内側縁部32における内側面32aに跨って固定されている。緩衝部材40は、たとえば、ウレタンまたはポリエチレン製の発泡材からなり、外力で容易に変形させることができる。パネル取付具A1を用いてパネル支持体30をベルトパーティションスタンド10の支柱12に取り付けた状態において、緩衝部材40は支柱12に当接させられている(図7参照)。さらに、図7に示すように、緩衝部材40は支柱12の形状にあわせて自然状態から変形している。
固定手段50は、支柱12にパネル支持体30を固定するためのものである。本実施形態において、固定手段50は、帯状に形成されており、一面に面ファスナ51が設けられている。面ファスナ51には、フックとループの双方が形成されており、折り返して貼り合わせることが可能となっている。パネル取付具A1を用いてパネル20をベルトパーティションスタンド10の支柱12に取り付けた状態において、緩衝部材40が支柱12に当接するとともに、固定手段50の両端部は折り返された面ファスナ51が貼り合わされて環状に形成されている。図1、図2に示すように、固定手段50の両端部は、両孔部321に挿通しており、延出片312に巻き付けられている。
アジャスト部材60は、パネル支持体30の板状部311に重合させられて使用する部材である。本実施形態において、アジャスト部材60は、平板状であるとともに、支柱12の周りを囲むことができるよう環状とされている。なお、図2、図5〜図7において、アジャスト部材60を仮想線で表している。
本実施形態においては、アジャスト部材60の外周縁61は、パネル20の平面視形状に対応する形状(略矩形状)とされている(図6、図7参照)。アジャスト部材60において、環状をなす内周縁62は、略矩形状とされている。環状を内周縁62の平面視サイズは、ベルト収納ヘッド13の平面視サイズよりも大とされている。本実施形態のアジャスト部材60は、たとえばプラスチックダンボール、あるいは合成樹脂からなるシート材により構成される。なお、アジャスト部材60は、支柱12の周りを囲むように略環状とさていてもよい。即ち、支柱12周りにおいて必ずしも無端状(エンドレス)につながっていなくてもよい。
図2に示すように、アジャスト部材60の使用時においては、内周縁62がパネル支持体30の各突出部34に当接している。本実施形態においては、内周縁62の2つの辺が、2つの直線状の突出部34それぞれに沿うように当接する。そして、図2に示す状態でアジャスト部材60がパネル支持体30(板状部311)に固定されている。アジャスト部材60の板状部311への固定は、たとえば粘着テープ、接着剤、面ファスナ等の適宜手段により行う。アジャスト部材60は、板状部311に対して着脱可能に固定してもよし、分離できないように固定してもよい。
本実施形態では、上記構成のパネル取付具A1を介して、パネル20が支柱12によって起立状態で支持されている。パネル取付具A1を支柱12に固定する際、まず、パネル取付具A1を支柱12の上方から降ろし、アジャスト部材60の内周縁62の内側空間にベルト収納ヘッド13を通す。そして、支柱12の適当な高さ位置においてパネル取付具A1を固定する。ここで、固定手段50の一方の端部のみを内側縁部32ないし延出片312の一方に固定しておく。次に、緩衝部材40を支柱12に当接させ、固定手段50の他方の端部を他方の内側縁部32における孔部321に挿通させる。このとき、緩衝部材40に支柱12が食い込むように力を加えておく。その後、固定手段50の他方の端部を折り返し、面ファスナ51同士を貼り合わせることにより固定する。このようにすることで、支柱12が緩衝部材40および固定手段50によって締め付けられる状態となり、パネル取付具A1を支柱12により強固に固定することができる。
本実施形態においては、2つのパネル取付具A1を用いて、パネル20が支柱12によって起立状態に支持される。これら2つのパネル取付具A1は、支柱12に対する高さ位置が互いに異ならせられる。その一方、これらパネル取付具A1は、支柱12の軸線Ox周りにおける回転方向位置が揃っている。
パネル20をパネル取付具A1により支持させる方法としては、たとえばパネル20となるべき展開状態のシート材を準備し、当該シート材によってアジャスト部材60の周囲を囲みながら適所を折り曲げて4つの平板部21および重合部を形成する。次いで、重合部と平板部21とを適宜手段で固定する。これにより、パネル20はパネル取付具A1により支持される。このとき、アジャスト部材60の外周縁61は、各平板部21の内側面(背面21b)に当接ないし近接している。なお、展開状態のシート材を巻き付けてパネル20を形成する方法は、パネル20の高さ寸法が比較的に大きい場合に適している。
パネル20をパネル取付具A1により支持させる他の方法としては、4つの平板部21を有する平面視矩形状のパネル20を予め準備し、当該パネル20を、アジャスト部材60を囲うように上方から被せる方法が挙げられる。この場合においても、アジャスト部材60の外周縁61は、各平板部21の内側面(背面21b)に当接ないし近接している。
パネル20の適所には、ベルトパーティションスタンド10のパーティションベルト14およびベルトエンド141を通すための開口(図示略)が形成されている。当該開口を通じて、パーティションベルト14をパネル20の外側に繰り出すことが可能となっている。
なお、図5において仮想線で示すように、パネル20の上端には、必要に応じて蓋部材70が装着される。蓋部材70は、4つの平板部21によって形成された上端開口20aを塞いでいる。蓋部材70は、上端開口20aに対応するサイズの矩形状の天井板71と、天井板の4辺それぞれから下方に延びる延出片72とを有し、延出片72が各平板部21の上端211を囲むように装着される。
次に、本実施形態の作用について説明する。
図2、図5〜図7等に示したパネル取付具A1は、使用時において、固定手段50によってベルトパーティションスタンド10の支柱12に固定される。パネル取付具A1のパネル支持体30は、支柱12の外周の少なくとも一部を囲う本体部31と、各々が本体部31につながる複数の内側縁部32とを有する。これら内側縁部32は、各々が支柱12と対向させられ、かつ互いに向きが異ならせられている。このような構成によれば、支柱12に対してパネル取付具A1を所定の姿勢で固定することができる。そして、パネル取付具A1を用いれば、当該パネル取付具A1を囲うように筒状のパネル20を配置することによって、パネル20をベルトパーティションスタンド10の支柱12よって支持させることができる。
また、本実施形態によれば、パネル20の材質に制限されることなく当該パネル20が支持される。したがって、本実施形態と異なり、パネル支持体に磁石を用いてパネルを吸着保持する場合と比べて、支持されるパネル20として様々な材質のものを適宜選択して用いることができる。
各内側縁部32は、支柱12の軸線Oxに略直角である方向を向く内側面32aを含む。このような構成によれば、固定手段50による支柱12へのパネル支持体30の取り付けを適切に行うことができる。
本体部31は、支柱12の軸線Oxを向く板状部311を含む。また、パネル取付具A1は、板状部311に重合させられるアジャスト部材60を備える。このようなアジャスト部材60を具備する構成によれば、アジャスト部材60の外周縁61をパネル20の平面視形状に対応させることで、種々な平面視形状のパネル20の取り付けに対応可能である。
アジャスト部材60は、支柱12の軸線Ox方向視において板状部311のすべてと重なっている。また、パネル支持体30は、複数の内側面32aそれぞれに対応し、かつ板状部311に対して支柱12の軸線Ox方向に突出する複数の突出部34を有する。これら突出部34の各々には、アジャスト部材60の周縁部(内周縁62)が当接させられる。このような構成によれば、パネル支持体30に対するアジャスト部材60の位置決めが適切になされる。したがって、上記のようなアジャスト部材60を介在させることにより、支柱12(ベルトパーティションスタンド10)に対して、パネル20を所望の位置に配置することができる。
アジャスト部材60は支柱12の周りを囲む環状とされており、各突出部34には、アジャスト部材60の内周縁62が当接させられる。このような構成によれば、パネル20が平面視筒状である場合において、アジャスト部材60の外周縁61をパネル20の平面視形状に対応させることで、支柱12に対してパネル20を所望の位置に適切に配置することができる。
図8〜図13は、本発明に係るパネル付きスタンドの他の例を示している。これらの図においては、上記実施形態と同一または類似の要素には、同一の符号を付しており、適宜説明を省略する。
図8、図9に示すパネル付きスタンドB2は、ベルトパーティションスタンド10と、パネル20と、パネル取付具A2とを備えている。本実施形態においては、パネル20の形状が上記実施形態とは異なっており、それに伴ってアジャスト部材60の形状が上記実施形態と異なっている。ただし、パネル20およびアジャスト部材60を除いた他の要素については、上記実施形態と実質的に同一である。
本実施形態において、パネル20は、平面視三角形状をなす筒状とされており、3つの平板部21を備えて構成されている。アジャスト部材60は、環状とされておらず、パネル20の3つの平板部21それぞれに対応する外周縁61と、パネル支持体30の各突出部34に当接する外周縁63(周縁部)とを有する。このような構成によっても、上記したパネル付きスタンドB1およびパネル取付具A1と同様の作用効果を奏することができる。
図10、図11に示すパネル付きスタンドB3は、ベルトパーティションスタンド10と、パネル20と、パネル取付具A3とを備えている。本実施形態においては、パネル20の形状が上記実施形態とは異なっており、それに伴ってアジャスト部材60の形状が上記実施形態と異なっている。ただし、パネル20およびアジャスト部材60を除いた他の要素については、上記実施形態と実質的に同一である。
本実施形態において、パネル20は、平面視円形をなす筒状とされており、円筒部21'を備えて構成されている。アジャスト部材60は、環状とされており、パネル20の円筒部21'に対応する円形の外周縁61を有する。このような構成によっても、上記したパネル付きスタンドB1およびパネル取付具A1と同様の作用効果を奏することができる。
図12、図13に示すパネル付きスタンドB4は、ベルトパーティションスタンド10と、パネル20と、パネル取付具A4とを備えている。本実施形態においては、パネル20の形状が上記実施形態とは異なっており、それに伴ってアジャスト部材60の形状が上記実施形態と異なっている。ただし、パネル20およびアジャスト部材60を除いた他の要素については、上記実施形態と実質的に同一である。
本実施形態において、パネル20は、平面視L字状をなして筒状とされておらず、2つの平板部21を備えて構成されている。アジャスト部材60は、環状とされておらず、パネル20の2つの平板部21それぞれに対応する外周縁61と、パネル支持体30の各突出部34に当接する外周縁63(周縁部)とを有する。
また、本実施形態においては、アジャスト部材60は、たとえば外周縁61の適所から延びる複数の接合片64を有する。接合片64は、平板部21の背面21bに重ね合わされた状態にて、接着等の適宜手段により平板部21(背面21b)に接合される。このようにして、パネル20は、支柱12に対してパネル20を所定の位置に配置することができる。このような構成によっても、上記したパネル付きスタンドB1およびパネル取付具A1と同様の作用効果を奏することができる。
以上、本発明の具体的な実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、発明の思想から逸脱しない範囲内で種々な変更が可能である。本発明に係るパネル取付具およびパネル付きスタンドの各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
上記実施形態では、パネル取付具における固定手段が面ファスナを具備する場合を例に挙げて説明したが、パネル支持体30を支柱12に固定する手段は面ファスナ51に限定されず種々の構成を採用することができる。
上記実施形態においては、パネル取付具A1(A2,A3,A4)がベルトパーティションスタンド10の支柱12に装着される場合を例示したが、本発明に係るパネル取付具は、ベルトパーティションスタンド10の支柱12以外の様々な支柱に装着することができる。パネル取付具が装着される支柱としては、たとえばチェーンが掛け止められた支柱であってもよいし、また、床面上や地面上に起立する支柱であれば可搬式のものに限定されず、たとえば地中に埋設固定される支柱など如何なる構成でもよい。
A1,A2,A3,A4 パネル取付具
B1,B2,B3,B4 パネル付きスタンド
Ox (支柱の)軸線
10 ベルトパーティションスタンド
11 ベース
12 支柱
13 ベルト収納ヘッド
14 パーティションベルト
20 パネル
20a 上端開口
21 平板部
21' 円筒部
21a 表示面
21b 背面
211 上端
30 パネル支持体
31 本体部
311 板状部
312 延出片
32 内側縁部
32a 内側面
321 孔部
33 外側縁部
34 突出部
40 緩衝部材
50 固定手段
51 面ファスナ
60 アジャスト部材
61 外周縁
62 内周縁
63 外周縁(周縁部)
64 接合片
70 蓋部材
71 天井板
72 延出片

Claims (10)

  1. パネルを起立する支柱に取り付けるためのパネル取付具であって、
    上記パネルが取り付けられるパネル支持体と、上記支柱にパネル支持体を固定するための固定手段と、を備え、
    上記パネル支持体は、上記支柱の外周の少なくとも一部を囲う本体部と、各々が上記本体部につながり、かつ上記支柱と対向させられ、互いに向きの異なる複数の内側縁部と、を有する、パネル取付具。
  2. 上記各内側縁部は、上記支柱の軸線に略直角である方向を向く内側面を含む、請求項1に記載のパネル取付具。
  3. 上記本体部は、上記支柱の軸線方向を向く板状部を含んでおり、
    上記板状部に重合させられるアジャスト部材をさらに備える、請求項2に記載のパネル取付具。
  4. 上記アジャスト部材は、上記支柱の軸線方向視において上記板状部のすべてと重なっている、請求項3に記載のパネル取付具。
  5. 上記パネル支持体は、上記複数の内側面それぞれに対応し、かつ上記板状部に対して上記支柱の軸線方向に突出する複数の突出部を有し、
    上記各突出部には、上記アジャスト部材の周縁部が当接させられる、請求項4に記載のパネル取付具。
  6. 上記アジャスト部材は、上記支柱の周りを囲む環状または略環状とされており、
    上記各突出部には、上記アジャスト部材の内周縁が当接させられる、請求項5に記載のパネル取付具。
  7. 上記パネル支持体に設けられ、上記支柱に当接させられる緩衝部材をさらに備える、請求項1ないし6のいずれかに記載のパネル取付具。
  8. 上記固定手段は帯状に形成され、かつ、その一面に面ファスナが設けられており、
    上記パネル支持体には、帯状の上記固定手段が挿通する孔部が形成されている、請求項1ないし7のいずれかに記載のパネル取付具。
  9. 上記支柱は、床面に載置されるベースから起立しており、当該ベースとともにベルトパーティションスタンドを構成する、請求項1ないし8のいずれかに記載のパネル取付具。
  10. パネルと、
    起立する支柱と、
    請求項1ないし9のいずれかに記載のパネル取付具と、を備えており、
    上記パネルが上記パネル取付具を介して上記支柱に取り付けられている、パネル付きスタンド。
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