JP2017043514A - 微粒子の製造方法、焼結体の破砕方法及び微粒子 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の微粒子の製造方法は、酸素とアンモニアを含む雰囲気下で、600℃〜1500℃に加熱すると共に、光を照射して、金属酸化物を微粒化する微粒化工程を有する。
【選択図】図1
Description
セラミックコンデンサでは、金属酸化物を微粒化することで、微粒子の焼結体である誘電層を緻密に形成している。セラミックコンデンサの誘電層が緻密であると、セラミックコンデンサの静電容量を高めることができる。
光触媒では、金属酸化物や金属酸窒化物を微粒化することで、それらの比表面積を大きくすることが行われている。光触媒反応は物質表面で生じるため、比表面積を大きくすることで光触媒反応特性を高めることができる。
粉砕・破砕する手段としては、例えば、特許文献3に記載のように、ミルを用いる方法が一般的であり、ボールなどを被破砕物に叩きつけるなどして、非破砕物を微細粒子化するという方法がとられてきている。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を提供する。
(10)上記(9)に記載の微粒子の製造方法において、前記前処理工程を水素ガス雰囲気下で行ってもよい。
以下の説明で用いる図面は、本発明の特徴をわかりやすくするために便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などは実際とは異なっていることがある。以下の説明において例示される材料、寸法等は一例であって、本発明はそれらに限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲で適宜変更して実施することが可能である。
図1は、本発明の一態様に係る微粒子の製造方法に用いる製造装置を模式的に示した断面図である。図1に示す製造装置10は、透明で気密な反応管1と反応管1の周囲に配置されたヒータ2を備える。反応管1の内部には、金属酸化物3を載置することができる。製造装置10における反応管1は、特許請求の範囲における反応炉に対応する。
金属酸化物3を用意する。
金属酸化物3は、遷移元素を含有する物であることが好ましい。遷移元素は多価元素である。原理は明確ではないが、微粒化工程において遷移元素が価数変化することにより、アンモニアとの反応性を高めることができる。
微粒化工程は、酸素とアンモニアガスを含む雰囲気下で、600℃〜1500℃に加熱すると共に、光を照射する。図1における製造装置10では、図示左から図示右に向かって酸素とアンモニアを含むガスGを供給する。
図2に示すように、微粒化工程前の透明な金属酸化物は、微粒化工程後には白くなる。微粒化工程を行うことで、金属酸化物が散乱したためである。また微粒化工程の前後で、金属酸化物は体積膨張する。金属酸化物の表面を走査型電子顕微鏡(SEM)で確認すると、図3に示すように、微粒化工程前は平均粒子径が2μm程度であるのに対し、微粒化工程後は平均粒子径が250nm以下になっている。
まず金属酸化物のいずれかの部分にアンモニアが吸着する。吸着したアンモニアは、金属酸化物を構成する酸素又は環境雰囲気中の酸素と反応して、硝酸塩等を生み出す。硝酸塩は融点が低いため、反応温度中では気体に戻る。この反応過程において、金属酸化物から金属酸化物を構成する酸素原子が取り除かれると、金属酸化物がもろくなることが考えられる。また硝酸塩が気体になる際には体積膨張が生じる。すなわち、もろくなった部分が急激に体積膨張することにより、金属酸化物の微粒化が進んでいるのではないかと考えられる。
金属酸化物中に遷移元素が含まれると、遷移元素は価数変化することが可能であり、アンモニアへの電子の授受が容易になる。すなわち、環境雰囲気中のアンモニアが硝酸塩等に変化する反応速度を高めることができ、微粒化処理の速度を高めることができる。
反応管1を加熱する温度は、600℃〜1500℃であり、900℃〜1100℃が好ましい。反応管1の温度が500℃未満の場合、反応が進行しない。反応管1の温度が1500℃超であると、反応管1にサファイヤなどを用いたとしても、耐熱性や対熱衝撃性を維持することが難しく、安定的な処理を行うことができない。反応管1の温度が、900℃〜1100℃であれば、比較的安価な装置でかつ効率よく金属酸化物3の微粒化を行うことができる。
上述の手順で金属酸化物の微粒子化を行うことはできるが、微粒化工程の前に、前処理工程を行うことが好ましい。前処理工程とは、金属酸化物3を酸素分圧が0.1%以下の低酸素分圧の雰囲気中で熱処理することを意味する。
低酸素分圧雰囲気中で金属酸化物3を加熱すると、金属酸化物3が酸素欠損し、金属酸化物中の元素の移動が加速され、また、吸着反応の反応点が導入される。そのため、前処理工程を行うと、金属酸化物3を微粒化するのに要する時間を短くすることができると共に、金属酸化物3をより微粒化することができる。この低酸素分圧雰囲気中での処理としては、酸素分圧を著しく低下させるための手段として一般的となっている水素ガス雰囲気中での熱処理を実施することができる。
また反応前後で金属酸化物の組成を変化させないため、貴金属等の回収にも好適に用いることができる。
本発明の一態様に係る微粒子の製造方法は、アンモニアと酸素雰囲気下で、光を照射しながら加熱するだけで、硬い金属酸化物が、外力を加えることなく微細化する。すなわち、炉内に入れて加熱するだけでよく、非常に簡便に金属酸化物の微粒子を得ることができる。
窒化工程では、微粒化工程により得られた金属酸化物の微粒子を窒化する。すなわち、窒化工程を行うことで、金属酸窒化物の微粒子を得ることができる。
窒化は、微粒化工程により得られた金属酸化物の微粒子をアンモニア雰囲気下で加熱することで行う。ここで、「微粒化工程により得られた金属酸化物の微粒子」は、特許請求の範囲における「微粒化工程により微粒化した反応物」に対応する。
従来のプロセスでは、固相反応により得られた金属酸化物の焼結体をそのまま窒化処理すると長時間の処理を要していた。またクエン酸法等の方法を用いて酸化物の微粒子を形成した後に窒化処理することは行われているが、炭素成分が残存するため脱炭素処理等のプロセスを要していた。
図4は、本発明の一態様に係る微粒子の走査型電子顕微鏡写真である。
本発明の一態様に係る微粒子は、SEMで計測した平均粒子径及びBET法を用いて比表面積から換算した平均粒子径のいずれもが250nm以下である金属酸化物または金属酸窒化物である。
測定試料を酸素ガス中で加熱して放出される炭酸ガスを定量することで炭素含量の定量を行う。
この方法による炭素の検出感度は、10ppm程度である。すなわち、この方法で炭素が検出できないということは炭素含有量が10ppm以下であるといえる。
金属酸窒化物の微粒子は、この金属酸化物を窒化したものである。
まず固相反応法を用いて金属酸化物としてLa2Ti2O7を作製した。得られたLa2Ti2O7は、白色の粉末であった。このLa2Ti2O7を、シリカガラスからなる反応管内に載置した。次いで、微粒化工程を行った。まず反応管内に、アンモニアと空気の混合ガスを供給した。この際、混合ガス中におけるアンモニアの濃度は90%であり、混合ガス中における酸素の濃度は2%であった。そして、反応管を1000℃に加熱し、20時間放置した。加熱はヒータ(ニッカトー社製:製品名T−740型)により行い、ヒータは反応管の外周に配設した。ヒータの輻射は、透明なシリカガラスからなる反応管を介して、La2Ti2O7に照射されている。
実施例2では、前処理工程を行った点が実施例1と異なる。
前処理工程は、以下の手順で行った。まず、固相反応法を用いて得られたLa2Ti2O7を、不透明なアルミナからなる反応管内に載置した。次いで、反応管内部に水素ガスを供給した。そして水素ガス環境下で、1350℃12時間加熱した。加熱後に得られたものは、図6に示すようにXRDの測定結果からLa2Ti2O7とLa5Ti5O17の混合物であることが確認された。この混合物は黒色の粉末であった。図6において、上方に記載されたものが反応後であり、下方に記載されたものが反応前である。
そしてこの混合物を用いて、実施例1と同様の微粒化工程を行った。反応後に得られた反応物は、黄色の粉末であった。得られた反応物は、XRDの測定結果から、La2Ti2O7の酸素欠損したもの(La2Ti2O7−δ:δは7以下の任意の数)であることが確認された。
実施例3では、最初に準備した金属酸化物を変えたこと以外は、実施例1と同様にした。実施例3では、金属酸化物としてBaTiO3を準備した。混合物は白色の粉末であった。
反応後に得られた反応物は、白色の粉末であった。得られた反応物は、XRDの測定結果から、BaTiO3であることが確認された。
実施例4では、最初に準備した金属酸化物を焼結体としたこと以外は、実施例3と同様にした。
反応後に得られた反応物は、白色の粉末であった。得られた反応物は、XRDの測定結果から、BaTiO3であることが確認された。
実施例5では、最初に準備した金属酸化物をSrTiO3の単結晶としたこと以外は、実施例1と同様にした。
反応後に得られた反応物は、XRDの測定結果から、SrTiO3であることが確認された。
実施例6では、最初に準備した金属酸化物をTiO2の単結晶としたこと以外は、実施例1と同様にした。
反応後に得られた反応物は、XRDの測定結果から、TiO2であることが確認された。
実施例7及び8では、微粒化工程における処理温度を変更した点が実施例1と異なる。実施例7では、処理温度を950℃とした。実施例8では、処理温度を1050℃とした。いずれの場合も得られた反応物は、XRDの測定結果から、La2Ti2O7であることが確認された。
実施例9では、微粒化工程における処理温度を変更した点が実施例5と異なる。処理温度は850℃とした。得られた反応物は、ほぼ透明であり目視では反応が進んでいないようにも見えたが、SEMで確認した所、一部局所的に微細化が生じている部分が確認された。単結晶表面の欠陥部において反応が集中的に生じたものと考えられる。処理する試料の結晶性を低下させる、又は処理時間を長くすれば、実施例1〜8と同様に微粒化すると考えられる。
実施例10では、微粒化工程におけるアンモニア濃度または酸素濃度を変更した点が実施例1と異なる。実施例10では、アンモニア濃度を95%とし、混合ガス中における酸素の濃度は1%とした。いずれの場合も得られた反応物は、XRDの測定結果から、La2Ti2O7であることが確認された。
実施例11では、微粒化工程における反応ガスをアンモニアと酸素のみとした点が実施例5と異なる。得られた反応物は、ほぼ透明であり目視では反応が進んでいないようにも見えたが、SEMで確認した所、一部局所的に微細化が生じている部分が確認された。単結晶表面の欠陥部において反応が集中的に生じたものと考えられる。すなわち、酸素濃度は比較的少ない方が好ましいことが確認できた。一方で、実施例11においても、処理する試料の結晶性を低下させる、又は処理時間を長くすれば、実施例1〜10と同様に微粒化すると考えられる。
比較例1では、反応管を不透明なアルミナにした点のみが実施例1と異なる。
得られた反応物は、XRDの測定結果から、LaTiO2Nであることが確認された。
比較例2では、反応管を不透明なアルミナにした点及び反応ガスをアンモニアのみにした点が実施例1と異なる。LaTiO2N及びLa2Ti2O7の混合物であることが確認された。LaTiO2Nは赤色の物質であり、La2Ti2O7は白色の物質であるため、反応物は部分的に赤色の混在した粉末であった。
比較例2では、微粒化工程における反応管を不透明なアルミナにした点、反応ガスをアンモニアのみにした点が実施例2と異なる。
得られた反応物は、部分的に赤色の混在した粉末であり、XRDの測定結果から、LaTiO2N及びLa2Ti2O7の混合物であることが確認された。
比較例4では、微粒化工程における反応ガスを空気のみにした点が実施例2と異なる。
得られた反応物は、XRDの測定結果から、La2Ti2O7であることが確認された。空気中の酸素により酸化されただけであり、前処理工程前の物質に戻った。
比較例5では、微粒化工程における反応ガスをアルゴンと水蒸気にした点が実施例2と異なる。
得られた反応物は、XRDの測定結果から、La2Ti2O7であることが確認された。
比較例6では、微粒化工程における処理温度を550℃とした点が実施例5と異なる。得られた反応物は、目視で処理前と同一であり、SEMで確認しても反応が生じていないことが確認された。
実施例1の微粒化工程後に得られたLa2Ti2O7の微粒子を窒化処理した。窒化処理は以下の手順で行った。まず、実施例1で得られたLa2Ti2O7の微粒子を不透明なアルミナ反応管の中に載置した。そして反応管内にアンモニアを供給し、1000度で20時間加熱した。
得られた反応物は赤色で、XRD測定の結果、反応物のほとんどがLaTiO2Nであり、僅かにLa2Ti2O7が残存していた。得られた反応物の平均粒子径は、SEMで確認した値が189nmであり、BET法を用いて算出した値が116nmであった。炭素含有量を分析した結果、検出限界以下であり、炭素含有量が10ppm以下であることが確認された。
実施例2の微粒化工程後に得られたLa2Ti2O7−δ(δは7以下の任意の数)の微粒子を窒化処理した。窒化処理の条件は、実施例13が処理時間を5時間とした点、実施例14が処理時間を10時間、実施例15が処理時間を20時間、とした点が異なる。
得られた反応物は赤色で、XRD測定の結果、LaTiO2Nであった。
比較例7では、微粒子化工程を行っていないLa2Ti2O7を窒化処理した。すなわち、まず固相反応法によりLa2Ti2O7を作製した。この固相反応法により得られたLa2Ti2O7を不透明なアルミナ反応管の中に載置した。そして反応管内にアンモニアを供給し、40時間加熱した。
得られた反応物は赤色で、XRD測定の結果、LaTiO2Nであった。
比較例8では、比較例7に対して反応管をアルミナ系のセラミックス(HB)に変更した点及び反応時間を60時間にした点が異なる。
得られた反応物は赤色で、XRD測定の結果、LaTiO2Nであった。
すなわち、平均粒子径の小さい金属酸窒化物を得ることができなかった。
金属酸化物を含むセラミックスとして、セラミック素子を準備した。セラミック素子は、村田製作所製のNTCセラミックサーミスタ(品番:NCP21XV103J03RA)を準備した。
このNTCセラミックサーミスタをシリカガラスからなる反応管内に載置し、アンモニアと空気の混合ガスを供給した。この際、混合ガス中におけるアンモニアの濃度は90%であり、混合ガス中における酸素の濃度は2%であった。そして、反応管を1000℃に加熱し、20時間放置した。加熱はヒータ(ニッカトー社製:製品名T−740型)により行い、ヒータは反応管の外周に配設した。ヒータの輻射は、透明なシリカガラスからなる反応管を介して、NTCセラミックサーミスタに照射されている。
実施例17は、処理時間を5時間とした点が実施例16と異なる。反応後のNTCセラミックサーミスタは、形状が粉状になっていなかった。しかしながら、ピンセットで僅かにつまむだけで、粉々になり微粒化することができた。
Claims (14)
- 酸素とアンモニアを含む雰囲気下で、600℃〜1500℃に加熱すると共に、光を照射して、金属酸化物を微粒化する微粒化工程を有する微粒子の製造方法。
- 透明な反応炉内に金属酸化物を導入する準備工程と、
酸素とアンモニアを含む雰囲気下で、前記透明な反応炉の外部からヒータにより前記反応炉内を600℃〜1500℃に加熱して前記金属酸化物を微粒化する微粒化工程とを有する微粒子の製造方法。 - 前記金属酸化物が遷移元素を含む請求項1又は2のいずれかに記載の微粒子の製造方法。
- 前記金属酸化物が、BxOy、ABO3、A2B2O7またはA5B5O17(Aは遷移元素または典型元素、Bは遷移元素、x、yは整数)のいずれかの組成式で表記される化合物である請求項1〜3のいずれか一項に記載の微粒子の製造方法。
- 前記金属酸化物が、チタンを含む請求項1〜4のいずれか一項に記載の微粒子の製造方法。
- 前記微粒化工程における加熱温度を900℃〜1100℃とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の微粒子の製造方法。
- 前記酸素とアンモニアを含む雰囲気における酸素濃度が0.1%〜10%である請求項1〜6のいずれか一項に記載の微粒子の製造方法。
- 前記酸素とアンモニアを含む雰囲気におけるアンモニア濃度が85%以上100%未満である請求項1〜7のいずれか一項に記載の微粒子の製造方法。
- 前記微粒化工程の前に、前記金属酸化物を酸素分圧が0.1%以下の低酸素分圧の雰囲気下で加熱する前処理工程をさらに有する請求項1〜8のいずれか一項に記載の微粒子の製造方法。
- 前記前処理工程を水素ガス雰囲気下で行う請求項9に記載の微粒子の製造方法。
- 前記微粒化工程の後に、前記微粒化工程により微粒化した反応物をアンモニア雰囲気下で加熱する窒化工程をさらに有する請求項1〜10のいずれか一項に記載の微粒子の製造方法。
- 酸素とアンモニアを含む雰囲気下で、600℃〜1500℃に加熱すると共に、光を照射して、金属酸化物を含むセラミックスの粒界結合を腐食する工程を有する焼結体の破砕方法。
- 走査型電子顕微鏡で計測した平均粒子径及びBET法を用いて比表面積から換算した平均粒子径のいずれもが250nm以下である金属酸化物または金属酸窒化物の微粒子。
- 炭素含有量が10ppm以下である請求項13に記載の微粒子。
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CN110921702A (zh) * | 2019-12-02 | 2020-03-27 | 吉林师范大学 | 一种小尺寸钛酸镧纳米颗粒的制备方法 |
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