JP2017043442A - 吊金具及びフレキシブルコンテナバックの吊り上げ方法 - Google Patents

吊金具及びフレキシブルコンテナバックの吊り上げ方法 Download PDF

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誠 加藤
芳美 松尾
Yoshimi Matsuo
芳美 松尾
渡辺 哲雄
Tetsuo Watanabe
哲雄 渡辺
彰太 谷
Shota Tani
彰太 谷
学 射場
Manabu Iba
学 射場
正夫 西村
Masao Nishimura
正夫 西村
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Kazuo Kuroda
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Abstract

【課題】吊金具の重量増、大型化を抑制しつつ、玉外し作業の自動化が可能な吊金具を提供し、また、係る吊金具を用いたフレキシブルコンテナバックの吊り上げ作業においてコンテナバックの破損を抑制できる吊り上げ方法を提供する。【解決手段】吊金具100は、架台120の4隅に回転可能に支持され回転によって玉外し位置と玉掛け位置とに切り替わるフック110a−110dと、電動ホイスト210に設けたコンプレッサー(圧力流体供給源)240から空気(圧力流体)が供給されフック110a−110dを回転駆動するエアシリンダ(流体シリンダ)130a,130bとを含んで構成される。そして、フレキシブルコンテナバックの一対の吊ベルトをフック110a−110dに玉掛けし、エアシリンダ130a,130bによってフック110a−110dを回転させることで玉外しされる。【選択図】図1

Description

本発明は、フレキシブルコンテナバックの吊り上げ作業に好適な吊金具、及び、フレキシブルコンテナバックの吊り上げ方法に関するものである。
特許文献1には、複数の吊り材を垂下した吊枠と吊り材の下端に取り付けた玉掛け具とで構成され、複数のフレキシブルコンテナバックを同時に吊り上げる装置が開示されている。
特開2014−024649号公報
例えば、放射性物質を含む廃棄物を収納したフレキシブルコンテナバックを保管施設に搬入する作業などにおいては、被ばく線量を低減するために玉外し作業の自動化が望まれる。
一方、玉外し作業の自動化のためにフックを駆動するための駆動機構や動力源などを吊金具に搭載すると、吊金具の重量が増える分だけクレーンの定格荷重が減ってクレーンを大型化する必要が生じ、また、フックの駆動機構などにより吊金具が大型化すると天井クレーンを用いてフレキシブルコンテナバックを積み上げる場合は積み上げ高さが低く制限される場合があるという問題があった。
更に、放射性物質を含む廃棄物などをコンテナバックの収納部の形に固化させてフレキシブルコンテナバックに収納させ、係るフレキシブルコンテナバックの吊ベルトを吊金具に設けたフックに玉掛けして吊り上げる場合、コンテナバックの吊ベルトが斜めに引っ張られると、固化体である収容物とコンテナバックとが擦れてコンテナバックが破損する可能性があった。
そこで、本願発明は、吊金具の重量増、大型化を抑制しつつ、玉外し作業の自動化が可能な吊金具を提供し、また、係る吊金具を用いたフレキシブルコンテナバックの吊り上げ作業においてコンテナバックの破損を抑制できる吊り上げ方法を提供することを目的とする。
そのため、本発明に係る吊金具は、その一態様として、クレーンに吊り下げられる架台と、前記架台に回転可能に支持され回転によって玉外し位置と玉掛け位置とに切り替わるフックと、前記クレーンの構造部分に設けた圧力流体供給源から圧力流体が供給され前記フックを回転駆動する流体シリンダと、を含むようにした。
また、本発明に係る吊金具は、その一態様として、前記フックの玉外し位置で前記フックの開口部を開放し、前記フックが回転して玉掛け位置になるときに前記フックの開口部に挿置されて前記開口部を閉塞するストッパを備える。
また、本発明に係る吊金具は、その一態様として、前記圧力流体供給源から前記流体シリンダへの圧力流体の供給/停止が遠隔操作される。
また、本発明に係る吊金具は、その一態様として、前記フックは前記架台の4隅にそれぞれ設けられる。
また、本発明に係る吊金具は、その一態様として、第1回転軸に軸着された第1,第2フックと、前記第1回転軸を回転駆動する第1流体シリンダと、第2回転軸に軸着された第3,第4フックと、前記第2回転軸を回転駆動する第2流体シリンダと、を備える。
一方、本発明に係るフレキシブルコンテナバックの吊り上げ方法は、その一態様として、前記架台の4隅にフックがそれぞれ設けられた吊金具を用いてフレキシブルコンテナバックを吊り上げる方法であって、フレキシブルコンテナバックの一対の吊ベルトのそれぞれに2個のフックを玉掛けし、前記フレキシブルコンテナバックを4点で吊り上げる。
また、本発明に係るフレキシブルコンテナバックの吊り上げ方法は、その一態様として、前記フレキシブルコンテナバックは四角柱状の収納部を有し、前記一対の吊ベルトは、前記フレキシブルコンテナバックの上面の4辺のうちの第1辺の中央と前記第1辺に隣接する第2辺の中央とを結ぶように設けられる第1吊ベルトと、第3辺の中央と前記第3辺に隣接する第4辺の中央とを結ぶように設けられる第2吊ベルトと、からなる。
本発明に係る吊金具によると、吊金具の重量増、大型化を抑制しつつ玉外し作業の自動化が可能であり、例えば、放射性物質を含む廃棄物を収納したフレキシブルコンテナバックの集積作業を行うときの作業員の被ばく線量を、小型の吊金具を用いて抑制できる。
また、本発明に係るフレキシブルコンテナバックの吊り上げ方法によると、玉外し作業を小型の吊金具を用いての自動化することが可能であるとともに、コンテナバックの破損による内容物の漏洩を抑制できる。
本発明の実施形態における吊金具及びクレーンを示す側面図である。 本発明の実施形態における移動式門型クレーンの保管建屋における設置状態、及び、フレキシブルコンテナバックの集積状態を示す図である。 本発明の実施形態における吊金具の上面図である。 本発明の実施形態における吊金具の側面図であり、(A)はフックの玉掛け位置を示す側面図、(B)はフックの玉外し位置を示す側面図である。 本発明の実施形態におけるフレキシブルコンテナバックを示す図であり、(A)はフレキシブルコンテナバックの上面図、(B)はフレキシブルコンテナバックの側面図である。 本発明の実施形態における吊金具の側面図であり、(A)は玉掛け位置で吊ベルトをフックに掛けた状態を示す側面図、(B)は玉外し位置で吊ベルトがフックから外れた状態を示す側面図である。 本発明の実施形態における吊金具によるフレキシブルコンテナバックの吊り上げ状態を示す図であり、(A)は上面図、(B)は側面図である。 本発明の実施形態における外れ止めを備えた吊金具の側面図であり、(A)はフックの玉掛け位置を示す側面図、(B)はフックの玉外し位置を示す側面図である。
以下では、図面を参照して、本発明に係る吊金具及びフレキシブルコンテナバックの吊り上げ方法の実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態による吊金具の構成を示す正面図である。
図1に示した吊金具100は、一態様として、移動式門型クレーンでフレキシブルコンテナバックを吊り上げる作業に用いられる。
但し、図1に示した吊金具100を用いるクレーンは門型クレーン(橋型クレーン)に限定されず、天井クレーンやジブクレーンなどの種々のクレーンに適用できる。
図1の吊金具100は、移動式門型クレーン200の電動ホイスト(電動巻上機)210のフック212に吊り下げられる。
電動ホイスト210は、フック212の巻き上げを行う巻上装置211と、クレーンガータ(レール)230上で電動ホイスト210を横行させるための横行装置220とを備える。
更に、電動ホイスト210(クレーンの構造部分)は、吊金具100のフック110a−110dを回転駆動するための動力源(圧力流体供給源)としてのコンプレッサー240、及び、コンプレッサー240から吊金具100にエア(圧縮空気、圧力流体)を供給するためのホース241a,241bを巻き取るホースリール242a,242bを備えている。
つまり、ホースリール242aにより巻き取られるホース241aによって電動ホイスト210から吊金具100に向けた第1のエア供給経路(第1の圧力流体供給経路)が構成され、ホースリール242bにより巻き取られるホース241bによって電動ホイスト210から吊金具100に向けた第2のエア供給経路(第1の圧力流体供給経路)が構成され、電動ホイスト210から吊金具100へは2系統で並行してエアの供給が行えるよう構成されている。
なお、コンプレッサー240は、巻上装置211及び横行装置220の電源を用いて作動する。
ホースリール242a,242bは、吊荷の吊り上げ作業時に電動ホイスト210と吊金具100との間隔が変化してもホース241がたるまないように、ホース241を自動で巻き取る機能を有している。
吊金具100は、フック110a−110d、フック110a−110dを回転駆動するエアシリンダ(流体シリンダ)130a,130b、フック110a−110d及びエアシリンダ130a,130bを支持する架台120を含んで構成される。
なお、本実施形態では、流体シリンダであるエアシリンダ130a,130bと圧力流体供給源であるコンプレッサー240との組み合わせからなり、圧力流体を圧縮空気とする空気圧式の駆動装置をフック110a−110dの駆動装置として用いるが、フック110a−110dの駆動装置の作動流体は空気に限定されない。
例えば、流体シリンダを油圧シリンダとし、電動ホイスト210に設けられる圧力流体供給源を電動式の油圧ポンプとし、これらの組み合わせからなり圧力流体を圧力油とする油圧式の駆動装置でフック110a−110dを回転駆動する構成にできる。つまり、図1において、コンプレッサー240を電動式の油圧ポンプに置き換え、エアシリンダ130a,130bを油圧シリンダに置き換えることができる。
架台120の上部中央には、電動ホイスト210のフック212に掛けられるシャックル部121が設けられ、架台120の4隅にはフック110a−110dが回転可能に支持される。
そして、エアシリンダ130aは、コンプレッサー240からホース241a(第1のエア供給経路)を介して供給されるエア(圧縮空気)によって動作し、エアシリンダ130bは、コンプレッサー240からホース241b(第2のエア供給経路)を介して供給されるエア(圧縮空気)によって動作し、エアシリンダ130a,130bの直線運動が後述するクランク機構によって回転運動に変換されてフック110a−110dを回転させる。
フック110a−110dは、回転によって玉外し位置(開位置)と玉掛け位置(閉位置)とに切り替わり、エアシリンダ130a,130bの動作を制御することでフック110a−110dの開閉が制御されるよう構成される。
ここで、コンプレッサー240からエアシリンダ130a,130bへのエアの供給/停止が無線又は有線によって遠隔操作できるように、電動ホイスト210には、受信装置245と受信装置245からの制御信号に応じてエアの供給経路を開閉する電磁バルブ(図示省略)とを設けてある。
一方、作業者が操作する送信装置(リモコン)246は、フック110a−110dの開閉を指令するボタンなどを有し、ボタン操作に応じた指令信号を受信装置245に送信する。
上記の受信装置245と送信装置246とにより遠隔操作部が構成される。
なお、送信装置246は、電動ホイスト210の横行方向を指令する機能を有することができる。
吊金具100の4個フック110a−110dには、フレキシブルコンテナバックの吊ベルトが玉掛けされ、フレキシブルコンテナバックが移動式門型クレーン200によって吊り上げられ、更に、クレーンガータ(レール)230に沿って搬送される。
図2は、フレキシブルコンテナバックの保管建屋における移動式門型クレーン200の設置、及び、フレキシブルコンテナバックの集積の一態様を示す。
大型テントなどの保管建屋500は、廃棄物を固化させた固化体などを収容したフレキシブルコンテナバック300を複数保管するための施設であり、移動式門型クレーン200が内部に設置される。
移動式門型クレーン200は、保管建屋500の床面500aに平行に敷設した一対の走行レール260a,260b上に、クレーンガータ230の両端に脚232a,232bを設けて構成した門型クレーン200aを設置して構成され、図2の紙面を貫通する方向に延びる走行レール260a,260bに沿って門型クレーン200aを走行させるとともに、走行レール260a,260bに直交するクレーンガータ230に沿って図2の紙面の左右方向に電動ホイスト210を横行させることで、電動ホイスト210を水平面上で2次元に移動させることができるように構成される。
フレキシブルコンテナバック300には、例えば放射性物質を含む廃棄物を収納部300aの形に固化させた収容物が収納され、トラックなどにより保管建屋500まで搬送される。
そして、保管建屋500まで搬送されたフレキシブルコンテナバック300は、移動式門型クレーン200によって吊り上げられ、複数段に積み上げられるように保管建屋500内の集積場所に荷下ろしされる。
係るフレキシブルコンテナバック300を積み上げる作業における玉掛け及び玉外しの作業において、吊金具100の4個フック110a−110dを回転させる操作が行われる。
以下では、吊金具100の構造を図3、図4に基づきより詳細に説明する。
吊金具100の架台120は、平たい直方体形状をなし、上面の中央にはシャックル部121が立設され、電動ホイスト210のフック212にシャックル部121を掛けることで、架台120は略水平に吊り下げられる。
架台120の図3のY軸方向の両サイド120a,120bには、X軸方向を軸方向として回転軸250a,250bが回転可能に支持されている。
第1回転軸250aは、第1サイド120aの両端から外方に向けてそれぞれ突出するステー123a,123aに回転可能に支持され、第2回転軸250bは、第2サイド120bの両端から外方に向けてそれぞれ突出するステー123b,123bに回転可能に支持され、回転軸250a,250bは水平面上で相互に平行に配置される。
そして、第1回転軸250aの両端には、第1フック110a、第2フック110bが第1回転軸250aと一体に回転するように軸着され、第2回転軸250bの両端には、第3フック110c、第4フック110dが第2回転軸250bと一体に回転するように軸着され、かかる構成により、架台120の4隅にフック110a−110dが回転可能に支持される。
また、架台120の図3のX軸方向の両サイド120c,120dには、エアシリンダ130a,130bを設けてある。
第3サイド120cに設けられるエアシリンダ130aは、本体の基端部がX軸方向の回転軸AR1回りに揺動可能に支持され、Y軸と平行に第1回転軸250aに向けて延び、伸縮するロッドの先端が、第1回転軸250aに設けたフランジ部251aの端面に立設される連結軸252aに回転可能に連結される。
つまり、連結軸252aは、第1回転軸250aの回転中心から偏心していて、エアシリンダ130aのロッドが直線運動すると、第1回転軸250aが回転駆動されるよう構成されている。そして、第1回転軸250aには、第1フック110a及び第2フック110bが固定されるから、エアシリンダ130aによって第1回転軸250aが回転駆動されることで、第1フック110a及び第2フック110bが回転する。
同様に、第4サイド120cに設けられるエアシリンダ130bは、本体の基端部がX軸方向の回転軸AR2回りに揺動可能に支持され、Y軸と平行に第2回転軸250bに向けて延び、伸縮するロッドの先端が、第2回転軸250bに設けたフランジ部251bの端面に立設される連結軸252bに回転可能に連結される。
つまり、連結軸252bは、第2回転軸250bの回転中心から偏心していて、エアシリンダ130bのロッドが直線運動すると、第2回転軸250bが回転駆動されるよう構成されている。そして、第2回転軸250bには、第3フック110c及び第4フック110dが固定されるから、エアシリンダ130bによって第2回転軸250bが回転駆動されることで、第3フック110c及び第4フック110dが回転する。
4個のフック110a−110dは、図4に示すように、回転軸250a,250b回りの周方向に沿って開口部(溝部)111が設けられるように、回転軸250a,250bを中心とする円板部(固定部)112と円板部112に一端が連結され円板部112との間に開口部111を形成するフォーク部113とを有する。
そして、エアシリンダ130a,130bが縮んだ図4(A)の状態では、開口部111の口元111aが、回転軸250a,250bよりも外側に位置し、かつ、回転軸250a,250bの高さと同程度の高さになり、口元111aから回転軸250a,250bの下側を架台120に向けて開口部111が延びるように構成される。この図4(A)に示す位置が、フック110a−110dの玉掛け位置(閉位置)となる。
一方、エアシリンダ130a,130bのロッドが伸びると、開口部111の口元111aから開口部111の奥側に向かう方向にフック110a−110dが回転し、図4(B)に示す状態になる。
この図4(B)の状態では、開口部111の口元111aが回転軸250a,250b真下の位置よりも、架台120の中央寄りに位置するようになり、図4(B)に示す位置が、フック110a−110dの玉外し位置(開位置)となる。
エアシリンダ130a,130bは、内蔵するバネの付勢力によってロッドが縮む方向に力が加わるよう構成され、エア(圧縮空気)の供給が断たれている状態では、バネの付勢力によって図4(A)に示した玉掛け位置(閉位置)を保持し、エア(圧縮空気)が供給されるとバネの付勢力に抗してロッドが伸びてフック110a−110dが回転し、図4(B)に示した玉外し位置(開位置)に切り替わる。
ここで、フック110a−110dを回転させるための動力源であるコンプレッサー240は電動ホイスト210に設けられるから、フック110a−110dの回転駆動を可能にしつつ吊金具100の重量増や大型化を抑制できる。
これにより、クレーンの定格荷重の減少や、吊金具100の高さが増すことでフレキシブルコンテナバック300の積み上げ高さが低く制限されるなどの影響を少なくできる。
図5は、上記の吊金具100を用いて吊り上げられるフレキシブルコンテナバック300の一態様を示す図であり、図5(A)は上面図、図5(B)は側面図である。
図5のフレキシブルコンテナバック300は、上下面が略正方形である直方体形状をなし廃棄物の固化体などの収容物が入られる収納部300aと、フレキシブルコンテナバック300の吊り上げに用いられる一対の吊ベルト310a,310bとで構成される。
一対の吊ベルト310a,310bのうちの第1吊ベルト310aの一端は、収納部300aの上面の4辺320a−320dのうちの第1辺320aの中央に取付けられ、他端は、第1辺320aに隣接する第2辺320bの中央に取付けられる。換言すれば、第1吊ベルト310aは、第1辺320aの中央と第2辺320bの中央とを結んでループ状になるように収納部300aに設けられる。
一方、一対の吊ベルト310a,310bのうちの第2吊ベルト310bの一端は、第3辺320cの中央に取付けられ、他端は、第3辺320cに隣接する第4辺320dの中央に取付けられる。換言すれば、第2吊ベルト310bは、第3辺320cの中央と第4辺320dの中央とを結んでループ状になるように収納部300aに設けられる。
図6(A)は、玉掛け位置のフック110a−110dにフレキシブルコンテナバック300の吊ベルト310を掛けた状態を示す。
フレキシブルコンテナバック300の吊ベルト310を玉掛けする場合、作業員は、エアシリンダ130a,130bへのエアの供給を断った状態(玉掛け位置)で、フック110a−110dの口元111aから吊ベルト310を開口部111に差し入れ、回転軸250a,250b直下付近のフォーク部113に吊ベルト310を引っ掛けるようにする。
この状態でフレキシブルコンテナバック300を吊り下げれば、フレキシブルコンテナバック300の荷重で吊ベルト310が下方に向けて引っ張られることで、周方向に延びる開口部111のうちの最も低い部分(谷部)に向けて吊ベルト310を移動させる力が働き、吊ベルト310がフック110a−110dから外れることなく、吊り上げ搬送を安定して行える。
なお、フレキシブルコンテナバック300の玉掛けを行う場合、一対の吊ベルト310のうちの第1吊ベルト310aを第1フック110a及び第2フック110b(又は、第3フック110c及び第4フック110d)に引っ掛け、第2吊ベルト310bを第3フック110c及び第4フック110d(又は、第1フック110a及び第2フック110b)に引っ掛ける。
一方、フレキシブルコンテナバック300を所定位置まで吊り上げて荷下ろしすると、フック110a−110dのフォーク部113に吊ベルト310を押し付ける力が無くなり、この状態でエアシリンダ130a,130bにエアを供給してフック110a−110dを玉外し位置(開位置)にまで回転させると、図6(B)に示すように、回転軸250a,250直下付近に位置していたフォーク部113が退避し、吊ベルト310を下から支える部材が無くなることで、吊ベルト310は自重で落下して玉外しが実現される。
つまり、フレキシブルコンテナバック300の玉掛け作業は作業員が手作業で行うが、荷下ろし後にエアシリンダ130a,130bにエアを供給する遠隔操作を行えば、玉外しは人手を用いずに行える。
例えば、フレキシブルコンテナバック300の収容物が放射性物質を含む場合、フレキシブルコンテナバック300が多数集積された所での作業は被ばく線量が高くなるため、係る集積場所での手作業は極力避けることが好ましい。
ここで、上記の吊金具100を用いた吊り上げ作業では、フレキシブルコンテナバック300を集積場所に吊り上げて荷下ろししたときに、フック110a−110dの回転を遠隔操作することで玉外しが行えるから、作業員が玉外しのために荷降ろした集積場所に近づく必要がなく、作業員の被ばく線量を抑制することが可能である。
なお、フレキシブルコンテナバック300を吊り上げた状態で、誤ってエアシリンダ130a,130bにエアを供給する遠隔操作(玉外し位置への回転指令)がなされても、フレキシブルコンテナバック300の重さにエアシリンダ130a,130bの力が負けてフック110a−110dが玉掛け位置(閉位置)を保持するように、エアシリンダ130a,130bのシリンダ力を選定することが好ましい。
また、吊金具100を用いてフレキシブルコンテナバック300を吊り上げる場合、フレキシブルコンテナバック300の一対の吊ベルト310a,310bは、フレキシブルコンテナバック300に固定される部分から略鉛直に延びてフック110a−110dに至り4点で鉛直に吊り上げられるように、フレキシブルコンテナバック300の大きさにフック110a−110dの配置を位置合わせしてある。
例えば、フレキシブルコンテナバック300の収容物が収納部300aの形に固化された固化体である場合に、1つのフックに一対の吊ベルト310a,310bを引っ掛けてフレキシブルコンテナバック300を1点吊りすると、吊ベルト310a,310bの収納部300aに取付けられる部分(吊ベルト310が収納部300aと係合する部分)が収納部300aの中央に向けて引き寄せられることで収容物(固化体)と収納部300aとが擦れ、係る擦れによって収納部300aが破損して収納部300aから内容物が漏洩する可能性がある。
これに対し、フレキシブルコンテナバック300を4点で垂直に吊り上げれば、収容物(固化体)と収納部300aとが擦れることを抑制でき、以って、収納部300aが破損することを抑止できる。
上記の垂直4点吊りを実現するために、収納部300aの上面の4辺320a−320dのうちの隣合う2辺の各中央を結ぶ距離、つまり、吊ベルト310の両端固定位置の水平面での間隔D1(図5参照)と、同じ回転軸250に固定される2つのフック110間隔D2(図7参照)、つまり、第1フック110aと第2フック110bとの距離D2及び第3フック110cと第4フック110dとの距離D2とを略同じに設定してある。
更に、水平面上で相互に平行に配置される回転軸250aと回転軸250bとの間隔D3、換言すれば、回転軸250a側のフック110a(110b)において玉掛け位置で開口部111の最も低い位置であって吊ベルト310が掛けられる位置と、回転軸250b側のフック110c(110d)において玉掛け位置で開口部111の最も低い位置であって吊ベルト310が掛けられる位置との間隔D3(図7参照)と、第1吊ベルト310a両端の固定位置を結ぶ線と第2吊ベルト310b両端の固定位置を結ぶ線との間隔D4(図5参照)とを略同じに設定してある。
つまり、玉掛け位置で各フック110a−110dの開口部111が最も低い位置であって吊ベルト310a,310bが掛けられる位置の真下に、吊ベルト310a,310b両端の固定箇所(換言すれば、フレキシブルコンテナバック300の上面の4辺の各中央位置)が略位置するように、フレキシブルコンテナバック300の大きさ及び吊ベルト310a,310bの取り付け位置に、各フック110a−110dの配置を位置合わせしてある。
これにより、各フック110a−110dを玉掛け位置として、フック110a及びフック110bに第1吊ベルト310a(又は第2吊ベルト310b)を掛け、フック110c及びフック110dに第2吊ベルト310b(又は第1吊ベルト310a)を掛けたときに、収納部300aの上面の4辺それぞれの中央から吊ベルト310が垂直に延びて吊金具100に連結される状態になる(図7参照)。
係る垂直4点吊りでは、吊り上げ状態において吊ベルト310によりフレキシブルコンテナバック300の内容物が圧迫されることが抑制され、フレキシブルコンテナバック300とその内容物とが擦れて収納部300aが破損することが抑止される。
したがって、フレキシブルコンテナバック300によって内容物を安定して搬送、保管でき、例えばフレキシブルコンテナバック300の内容物が放射性物質などの有害物質を含む場合にも吊金具100を用いた吊り上げを好適に用いることができる。
ところで、上記で説明したフック110a−110dは外れ止めを備えないが、外れ止めを付加することができる。
図8は、外れ止めを備えるフック110a−110dの一態様を示す図である。
外れ止め151は、基端が架台120に固定され、フック110a−110dの玉掛け位置(閉位置)においては、図8(A)に示すように、先端板状部151aがフック110a−110dの側面から開口部111内に差し入れられ、開口部111の口元111aを塞ぐように構成される。
つまり、架台120を固定端として外れ止め151の先端板状部151aの位置は固定であり、玉掛け位置(閉位置)では開口部111の口元111aを塞ぐことで、フレキシブルコンテナバック300の吊ベルト310の外れ止めとして機能する。
一方、フック110a−110dをエアシリンダ130a,130bで回転させて玉外し位置にすると、図8(B)に示すように、先端板状部151aの位置は変わらずに開口部111の位置が変化することで、先端板状部151aは開口部111内から外れて開口部111の口元111aを開放することになり、外れ止め151は吊ベルト310の玉外しの障害にならない。
なお、外れ止め151の先端板状部151aが開閉動作し、玉掛け位置において吊ベルト310の開口部111への差し入れは許容するものの吊ベルト310が外れることを阻止するよう構成することができる。
具体的には、先端板状部151aの上縁又は下縁を回転軸として揺動可能に構成し、図8に示した位置をストッパ位置として当該ストッパ位置から開口部111の奥側に向けて傾くように構成し、更に、開口部111の奥側に向けて傾いた状態からストッパ位置に向けて戻る方向に先端板状部151aを付勢する弾性付勢部材を備えるようにする。
係る外れ止め151では、フック110a−110dの玉掛け位置では、ストッパ位置に向けて付勢される先端板状部151aが開口部111を塞ぐが、先端板状部151aを開口部111の奥側に向けて倒すように弾性付勢部材の付勢力に抗する力を加えれば、先端板状部151aが開いて吊ベルト310を開口部111内に差し入れることができる。
一方、フック110a−110dの玉掛け位置において、開口部111内に差し入れた吊ベルト310を引き抜こうとして、先端板状部151aを口元111a側に向けて押しても、先端板状部151aはストッパ位置(閉塞位置)から口元111a側には傾かないので、吊ベルト310の外れ止めとして機能する。
そして、上記のように揺動可能に構成された外れ止め151では、玉掛け作業時にフック110a−110dを回転させることなく玉掛けを行え、かつ、玉掛け作業中に吊ベルト310が外れることが抑止され、先端板状部151aが揺動しない外れ止め151に比べて作業性を改善できる。
以上、好ましい実施形態を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想及び教示に基づいて、当業者であれば種々の変形態様を採り得ることは自明である。
エアシリンダ130a,130bの直線運動を回転運動に変換する機構は、前述のクランク機構に限定されず、例えば、遊星歯車を利用した機構や、ラック・ピニオン機構などの公知の機構を適宜採用できる。
また、既述した一態様では、2個のフックを1本の回転軸に取付けた機構を2セット組み合わせ、それぞれの回転軸をエアシリンダ130a,130bで回転駆動するが、4個エアシリンダを設けフック毎に個別に回転駆動する構成とすることができる。
2個のフックを同じ回転軸に取付けた機構を2セット組み合わせた構成において、1個のエアシリンダで2つの回転軸を回転駆動する構成とすることも可能である。
また、既述した一態様では、相互に平行に配置される一対のフックを2セット組み合わせたが、4個のフックを架台の中心を通る径方向に沿って回転可能に支持し、4個のフックが放射状に配置される構成とすることができる。
また、既述したフレキシブルコンテナバック300は、収容部が直方体状のものであるが、収容部が円筒型であって上部に一対の吊ベルトが取り付けられるフレキシブルコンテナバックの吊り上げにも上記の吊金具100を用いることができ、収容部の形状を直方体状に限定するものではない。
また、既述したフレキシブルコンテナバック300の吊ベルトは、両端が収納部に固定されてループ状をなすように形成されるが、例えば、直方体状フレキシブルコンテナバックの上面の各辺中央若しくは4つ角、円筒状フレキシブルコンテナバックの周縁の90deg間隔の位置に、先端が輪(アイ形状)に形成された吊ベルトの基端部をそれぞれ固定し、4本の吊ベルトをフック110a−110dにそれぞれ玉掛けして、フレキシブルコンテナバックを吊り上げることができる。
また、円筒状フレキシブルコンテナバックの吊り上げに用いる吊金具においては、円筒状フレキシブルコンテナバックの周縁の120deg間隔の位置に先端が輪(アイ形状)に形成された吊ベルトの基端部をそれぞれ固定し、エアシリンダにより回転可能な3個のフックを吊ベルトの配置に合わせて吊金具に配置し、円筒状フレキシブルコンテナバックを3点で垂直に吊り上げることができる。
100…吊金具、110a−110d…フック、111…開口部、111a…口元、120…架台、130a,130b…エアシリンダ(流体シリンダ)、200…移動式門型クレーン、210…電動ホイスト、240…コンプレッサー(圧力流体供給源)、241a,241b…ホース、242a,242b…ホースリール、245…受信装置、246…送信装置、250a,250b…回転軸

Claims (7)

  1. クレーンに吊り下げられる架台と、
    前記架台に回転可能に支持され回転によって玉外し位置と玉掛け位置とに切り替わるフックと、
    前記クレーンの構造部分に設けた圧力流体供給源から圧力流体が供給され前記フックを回転駆動する流体シリンダと、
    を含む、吊金具。
  2. 前記フックの玉外し位置で前記フックの開口部を開放し、前記フックが回転して玉掛け位置になるときに前記フックの開口部に挿置されて前記開口部を閉塞するストッパを備える、請求項1記載の吊金具。
  3. 前記圧力流体供給源から前記流体シリンダへの圧力流体の供給/停止が遠隔操作される、請求項1又は2記載の吊金具。
  4. 前記フックは前記架台の4隅にそれぞれ設けられる、請求項1から3のいずれか1つに記載の吊金具。
  5. 第1回転軸に軸着された第1,第2フックと、前記第1回転軸を回転駆動する第1流体シリンダと、第2回転軸に軸着された第3,第4フックと、前記第2回転軸を回転駆動する第2流体シリンダと、を備える、請求項4記載の吊金具。
  6. 請求項4又は5記載の吊金具を用いてフレキシブルコンテナバックを吊り上げる方法であって、
    フレキシブルコンテナバックの一対の吊ベルトのそれぞれに2個のフックを玉掛けし、前記フレキシブルコンテナバックを4点で吊り上げる、フレキシブルコンテナバックの吊り上げ方法。
  7. 前記フレキシブルコンテナバックは四角柱状の収納部を有し、
    前記一対の吊ベルトは、前記フレキシブルコンテナバックの上面の4辺のうちの第1辺の中央と前記第1辺に隣接する第2辺の中央とを結ぶように設けられる第1吊ベルトと、第3辺の中央と前記第3辺に隣接する第4辺の中央とを結ぶように設けられる第2吊ベルトと、からなる、請求項6記載のフレキシブルコンテナバックの吊り上げ方法。
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