JP2017041150A - 操作検出装置、表示装置、および、画像形成装置 - Google Patents

操作検出装置、表示装置、および、画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017041150A
JP2017041150A JP2015163206A JP2015163206A JP2017041150A JP 2017041150 A JP2017041150 A JP 2017041150A JP 2015163206 A JP2015163206 A JP 2015163206A JP 2015163206 A JP2015163206 A JP 2015163206A JP 2017041150 A JP2017041150 A JP 2017041150A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
substrate
shielding electrode
signal line
wiring board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015163206A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6544139B2 (ja
Inventor
佐藤 信行
Nobuyuki Sato
信行 佐藤
茂敏 小野寺
Shigetoshi Onodera
茂敏 小野寺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2015163206A priority Critical patent/JP6544139B2/ja
Publication of JP2017041150A publication Critical patent/JP2017041150A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6544139B2 publication Critical patent/JP6544139B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

【課題】操作者の操作を検出する装置にノイズが作用することにより生じる不具合を低減する。【解決手段】基板112には、表面側検出電極111A、裏面側検出電極111Bが設けられている。さらに、基板112には、表面側検出電極111A、裏面側検出電極111Bに電気的に接続し、検出信号を、IC(Integrated Circuit)に伝達する表面側信号線118A、裏面側信号線118Bが設けられている。また、表面側信号線118Aに対応して設けられた表面側基準電極120A、裏面側信号線118Bに対応して設けられた裏面側基準電極120Bが設けられている。さらに、静電気などのノイズを遮蔽するための表面側遮蔽電極119A、裏面側遮蔽電極119Bが設けられている。【選択図】図3

Description

本発明は、操作検出装置、表示装置、および、画像形成装置に関する。
特許文献1には、第1電極及びシールド配線が形成される第1基板と、第2電極が形成される第2基板と、第1電極と第2電極との間の封止される空間に注入される液晶層と、配線を介して第1電極と第2電極に接続される駆動回路とを備えた表示装置が開示されている。
特開2008−70873号公報
タッチパネルなどの、操作者の操作を検出する装置では、例えば、複数の検出電極を設けるとともに、この検出電極にて得られた信号を、信号線を通じてIC回路などへ送信する。このような装置では、静電気などのノイズに起因して、誤認識や装置の故障が生じることがある。
本発明の目的は、操作者の操作を検出する装置にノイズが作用することにより生じる不具合を低減することにある。
請求項1に記載の発明は、操作者の操作を検出する複数の検出電極と、前記複数の検出電極を支持する基板と、前記複数の検出電極に接続された信号線と、前記信号線に対応して設けられた基準電極と、前記基準電極とは別に設けられ、外部からのノイズを遮蔽するための遮蔽電極と、を備える操作検出装置である。
請求項2に記載の発明は、前記遮蔽電極は、前記基板の外周縁に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の操作検出装置である。
請求項3に記載の発明は、前記基板の外周縁の内側から外側に向かって延びるフレキシブル配線基板が更に設けられ、前記遮蔽電極は、前記フレキシブル配線基板にも設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の操作検出装置である。
請求項4に記載の発明は、前記フレキシブル配線基板は、前記基板の前記外周縁の外側にて、当該基板の一方の面側に曲げられ、前記フレキシブル配線基板の曲げが生じている曲げ部は、前記基板の前記外周縁に沿い、前記フレキシブル配線基板に設けられた前記遮蔽電極は、当該フレキシブル配線基板の前記曲げ部に設けられ且つ当該曲げ部が延びる方向に沿って設けられていることを特徴とする請求項3に記載の操作検出装置である。
請求項5に記載の発明は、前記検出電極、および、前記信号線は、前記基板の両面に設けられ、前記遮蔽電極も、当該基板の両面に設けられていることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の操作検出装置である。
請求項6に記載の発明は、前記ノイズに起因して前記遮蔽電極に生じた信号を減衰させる減衰手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の操作検出装置である。
請求項7に記載の発明は、前記遮蔽電極は、前記基準電極に接続され、前記遮蔽電極と前記基準電極との間に、前記減衰手段が設けられていることを特徴とする請求項6に記載の操作検出装置である。
請求項8に記載の発明は、操作者の操作を検出する複数の検出電極と、前記複数の検出電極を支持する基板と、前記複数の検出電極に接続された信号線と、前記信号線に対応して設けられた基準電極と、前記基準電極とは別に設けられ、外部からのノイズを遮蔽するための遮蔽電極と、前記基板の一方の面側に設けられた表示パネルと、を備える表示装置である。
請求項9に記載の発明は、記録材への画像形成を行う画像形成手段と、操作者の操作を検出する操作検出装置とを備え、当該操作検出装置が請求項1乃至7の何れかに記載の操作検出装置により構成された画像形成装置である。
請求項10に記載の発明は、記録材への画像形成を行う画像形成手段と、情報の表示を行う表示装置とを備え、当該表示装置が請求項8に記載の表示装置により構成された画像形成装置である。
請求項1の発明によれば、信号線に対応して設けられた基準電極を用いてノイズの遮蔽を行う場合に比べ、操作検出装置にノイズが作用することにより生じる不具合を低減できる。
請求項2の発明によれば、基板の外周縁の内側にノイズが影響することを抑制できる。
請求項3の発明によれば、フレキシブル配線基板に遮蔽電極が設けられていない場合に比べ、フレキシブル配線基板を通じて操作検出装置にノイズが作用することを抑制できる。
請求項4の発明によれば、フレキシブル配線基板の曲げ部に遮蔽電極が設けられていない場合に比べ、フレキシブル配線基板の曲げ部を通じて操作検出装置にノイズが作用することを抑制できる。
請求項5の発明によれば、基板の一方の面のみに遮蔽電極が設けられている場合に比べ、操作検出装置にノイズが作用することにより生じる不具合を低減できる。
請求項6の発明によれば、基準電極が接続されるフレームGNDが弱い場合やフレームGNDが浮いている場合でも、ノイズに起因して遮蔽電極に生じた信号に起因する不具合を低減できる。
請求項7の発明によれば、ノイズに起因して遮蔽電極に生じた信号が基準電極を通じて操作検出装置へ影響を与えることを抑制できる。
請求項8の発明によれば、信号線に対応して設けられた基準電極を用いてノイズの遮蔽を行う場合に比べ、表示装置の操作検出機能にノイズが作用することにより生じる不具合を低減できる。
請求項9の発明によれば、信号線に対応して設けられた基準電極を用いてノイズの遮蔽を行う場合に比べ、画像形成装置の操作検出機能にノイズが作用することにより生じる不具合を低減できる。
請求項10の発明によれば、信号線に対応して設けられた基準電極を用いてノイズの遮蔽を行う場合に比べ、画像形成装置の操作検出機能にノイズが作用することにより生じる不具合を低減できる。
本実施形態に係る画像形成装置を示した図である。 UI部の断面構成を示した図である。 図2の矢印III方向からUI部を眺めた場合の図である。 画像形成装置に実装されている状態のUI部を示した図である。 フレキシブル配線基板の回路構成を説明する図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置1を示した図である。
本実施形態の画像形成装置1には、装置本体10、記録材の一例である用紙を収容する用紙収容部20が設けられている。また、図示は省略するが、装置本体10の内部には、用紙への画像形成を行う画像形成手段として機能する画像形成機構が設けられている。
画像形成機構は、感光体ドラムを有し、いわゆる電子写真方式を用い、用紙への画像形成を行う。なお、画像の形成方式は、電子写真方式に限らず、インクジェット方式など、他の方式を用いてもよい。
装置本体10の上部には、画像が形成された用紙が排出される用紙排出部30が設けられている。また、装置本体10の上部には、ユーザインタフェース部100(以下、「UI部100」と称する)が設けられている。このUI部100は、情報の表示を行い、また、操作者の操作を受け付ける。
図2は、UI部100の断面構成を示した図である。
本実施形態のUI部100には、操作者による操作を受け付けるタッチパネル110が設けられている。また、UI部100には、液晶ディスプレイにより構成され、情報の表示を行う表示パネル150が設けられている。
表示パネル150は、タッチパネル110の下方に配置されている。言い換えると、表示パネル150は、タッチパネル110の一方の面側に設けられている。
ここで、タッチパネル110は、操作者の操作を検出する操作検出装置として捉えることができる。また、タッチパネル110および表示パネル150により構成されたUI部100は、情報の表示を行う表示装置として捉えることができる。
タッチパネル110は、静電容量方式のタッチパネルであり、操作者の指先と検出電極111(導電膜)との間での静電容量の変化を捉えて、操作者が操作した位置を検出する。
本実施形態のタッチパネル110には、図2に示すように、操作者の操作を検出するための複数の検出電極111が設けられている。付言すると、タッチパネル110には、導電体が近づいたことを検出するための複数の検出電極111が設けられている。
さらに、タッチパネル110には、複数の検出電極111を支持する基板112が設けられている。本実施形態では、基板112の両面に、検出電極111が設けられている。
ここで、基板112の第1面112A側(表示パネル150の設置側とは反対側)に設けられた検出電極111(以下、「表面側検出電極111A」と称する)は、Y方向(図2の紙面と直交する方向)における、操作者の操作位置を検出する検出電極である。この表面側検出電極111Aは、X方向(図中、左右方向)に沿うように設けられるとともに、Y方向に並べられている。
基板112の第2面112B側(表示パネル150の設置側)に設けられた検出電極111(以下、「裏面側検出電極111B」と称する)は、X方向(図中、左右方向)における、操作者の操作位置を検出する検出電極である。
裏面側検出電極111Bは、Y方向(図2の紙面と直交する方向)に沿うように設けられるとともに、X方向に並べられている。
基板112の外周縁には、UI部100の外部からUI部100の内部に侵入する、静電気などのノイズを遮蔽するための遮蔽電極119が設けられている。
また、本実施形態では、基板112の第1面112A側に、基板112のこの第1面112A側を覆うガラス114が設けられている。さらに、基板112の第2面112B側には、基板112などを支持する支持部材115が設けられている。
なお、本実施形態では、基板112を設け、この基板112に、表面側検出電極111A、裏面側検出電極111Bを設けた場合を一例に説明したが、基板112を設けない態様も考えられる。具体的には、例えば、表面側検出電極111Aを形成したガラス114と、裏面側検出電極111Bを形成した支持部材115とを接着剤(接着剤層)を用いて貼り合わせる態様も考えられる。なお、この場合は、接着剤層の一方の面側に、表面側検出電極111A、遮蔽電極119が設けられる。また、この一方の面側に、後述する表面側信号線118Aが設けられる。また、接着剤層の他方の面側に、裏面側検出電極111B、遮蔽電極119が設けられる。また、この他方の面側に、後述する裏面側信号線118Bが設けられる。
図3は、図2の矢印III方向からUI部100を眺めた場合の図である。なお、この図3では、図2にて示したガラス114の図示を省略している。
基板112には、上記のとおり、表面側検出電極111A、裏面側検出電極111Bが設けられている。
さらに、基板112には、表面側検出電極111A、裏面側検出電極111Bに電気的に接続し、検出信号を、IC(Integrated Circuit)(制御回路)(後述)に伝達する信号線118A,118Bが設けられている。
信号線118A,118Bは、基板112に設けられた表面側検出電極111A、裏面側検出電極111Bに対応するように設けられている。
信号線118A(以下、「表面側信号線118A」と称する)は、基板112の第1面112A(図2参照)側に設けられた表面側検出電極111Aに対応して設けられたものであり、基板112の第1面112A側に設けられている。
信号線118B(以下、「裏面側信号線118B」と称する)は、基板112の第2面112B(図2参照)に設けられた裏面側検出電極111Bに対応したものであり、基板112の第2面112B側に設けられている。
さらに、本実施形態では、図3に示すように、基板112の第1面112A側に、表面側遮蔽電極119Aが設けられている。さらに、基板112の第2面112B側に、裏面側遮蔽電極119Bが設けられている。
この表面側遮蔽電極119A、裏面側遮蔽電極119Bは、UI部100の外部からUI部100に侵入するノイズを遮蔽する。
表面側遮蔽電極119Aは、表面側検出電極111A、表面側信号線118Aが設けられている領域の外側の領域に設けられている。
また、表面側遮蔽電極119Aは、基板112の外周縁112Cに位置し、且つ、この外周縁112Cに沿うように設けられている。
さらに、表面側遮蔽電極119Aは、略環状に配置され、環状に配置されたこの表面側遮蔽電極119Aの内側に、表面側検出電極111A、表面側信号線118Aが設けられている。
また、表面側遮蔽電極119Aは、表面側検出電極111Aが設けられている矩形状の領域の外側に配置されている。また、表面側信号線118Aは、表面側検出電極111Aが設けられている矩形状の領域の外側に、且つ、表面側遮蔽電極119Aよりも内側の領域に設けられている。
この構成により、基板112の外周縁112Cの外側から、表面側検出電極111Aや表面側信号線118Aへ達しようとするノイズは、この表面側検出電極111Aや表面側信号線118Aへ達する前に、表面側遮蔽電極119Aにより遮蔽される。
同様に、裏面側遮蔽電極119Bは、裏面側検出電極111B、裏面側信号線118Bが設けられている領域の外側の領域に設けられている。また、裏面側遮蔽電極119Bは、基板112の外周縁112Cに沿うように設けられている。
さらに、裏面側遮蔽電極119Bは、略環状に配置され、環状に配置されたこの裏面側遮蔽電極119Bの内側に、裏面側検出電極111B、裏面側信号線118Bが設けられている。
また、表面側信号線118Aと同様、裏面側信号線118Bは、裏面側検出電極111Bが設けられている矩形状の領域の外側に配置されている。また、裏面側信号線118Bは、裏面側検出電極111Bが設けられている矩形状の領域の外側に、且つ、裏面側遮蔽電極119Bよりも内側の領域に設けられている。
これにより、表面側と同様、基板112の外周縁112Cの外側から、裏面側検出電極111Bや裏面側信号線118Bへ達しようとするノイズは、この裏面側検出電極111Bや裏面側信号線118Bへ達する前に、裏面側遮蔽電極119Bにより遮蔽される。
さらに、本実施形態では、表面側信号線118Aに対応して設けられた表面側基準電極(表面側信号用GND)120A、裏面側信号線118Bに対応して設けられた裏面側基準電極(裏面側信号用GND)120Bが設けられている。
ここで、基板112は、例えば、ガラス基板やプラスチック基板により形成される。
また、表面側検出電極111A、裏面側検出電極111Bは、例えば、ITO(インジウム・スズ酸化物)、スズ酸化物、亜鉛酸化物、導電性ポリマー等を堆積した透明導電膜により形成される。
また、表面側信号線118A、裏面側信号線118Bは、例えば、透明導電膜や金属膜により形成される。
また、表面側検出電極111A、裏面側検出電極111Bは、例えば、基板112の表面に対してスパッタリング法や蒸着法により金属膜を堆積することにより形成される。
なお、粘着材や接着材を裏面に有し、表面に金属膜を有した導電性シールを、基板112に貼り付けて、表面側検出電極111Aや、裏面側検出電極111Bを形成してもよい。
なお、本実施形態では、基板112の外周縁112Cに、表面側遮蔽電極119A、裏面側遮蔽電極119Bを設けているが、表面側遮蔽電極119A、裏面側遮蔽電極119Bは、外周縁112Cの全周に亘って設けることは必須ではなく、外周縁112Cの一部に設けてもよい。
本実施形態では、表面側遮蔽電極119A、裏面側遮蔽電極119Bは、外周縁112Cの全周に設けられておらず、図3の符号3Aで示す箇所では、表面側遮蔽電極119A、裏面側遮蔽電極119Bは設けられていない。
図4は、画像形成装置1に実装されている状態のUI部100を示した図である。
なお、この図4では、図2、図3にて示したガラス114、表面側検出電極111A、裏面側検出電極111B、裏面側信号線118B、裏面側遮蔽電極119Bの図示を省略している。
本実施形態では、図1〜3にて説明した構成の他、図4に示すように、基板112の外周縁112Cの内側から外側に向かって延びるフレキシブル配線基板130が設けられている。フレキシブル配線基板130は、基板112の外周縁112Cの外側にて、基板112の一方の面側(裏面側)側に曲げられている。この曲げにより、フレキシブル配線基板130には、曲げ部130Aが設けられる。この曲げ部130Aは、基板112の外周縁112Cに沿っている。
フレキシブル配線基板130には、IC(Integrated Circuit)(制御回路)140が取り付けられている。また、フレキシブル配線基板130の端部(図中、下端部)には、画像形成装置1の本体側に接続されるコネクタ170が設けられている。
また、本実施形態では、表面側検出電極111A(図3参照)に接続された表面側信号線118Aが、フレキシブル配線基板130の内部を通ってIC140に向かい、IC140に接続される。
また、図示は省略するが、裏面側信号線118Bも、フレキシブル配線基板130の内部を通ってIC140に向かい、IC140に接続される。
さらに、本実施形態では、表面側遮蔽電極119Aが、フレキシブル配線基板130にも設けられている。また、図示は省略するが、裏面側遮蔽電極119Bも、フレキシブル配線基板130に設けられている。付言すると、フレキシブル配線基板130には、配線が存在するが、この配線が、表面側遮蔽電極119A、裏面側遮蔽電極119Bとして機能している。
図4に示すように、表面側遮蔽電極119Aは、フレキシブル配線基板130の幅方向における両端部に設けられている。より具体的には、表面側遮蔽電極119Aは、フレキシブル配線基板130の長手方向に沿った一方の側辺131、および、他方の側辺132のそれぞれに設けられ、また、この一方の側辺131、他方の側辺132に沿うように設けられている。
さらに、本実施形態では、フレキシブル配線基板130の両側辺131,132に設けられた2本の表面側遮蔽電極119Aを接続する遮蔽電極160(以下、「接続遮蔽電極160」と称する)が設けられている。
接続遮蔽電極160は、フレキシブル配線基板130の曲げ部130Aに設けられ、また、曲げ部130Aが延びる方向に沿って設けられている。
また、接続遮蔽電極160は、フレキシブル配線基板130内に設けられた、表面側信号線118A、裏面側信号線118B(図4では不図示)よりもフレキシブル配線基板130の表面側に位置している。
これにより、本実施形態では、フレキシブル配線基板130の曲げ部130Aに対し、静電気などのノイズが作用したとしても、このノイズは、接続遮蔽電極160により遮蔽され、表面側信号線118A、裏面側信号線118Bへノイズが達しにくくなる。
本実施形態では、フレキシブル配線基板130のうちのコネクタ170が設けられている箇所は、UI部100の内部に位置し、ノイズの影響を受けにくくなっている。
その一方で、曲げ部130Aの部分は、UI部100の表面に近い箇所に位置し、ノイズの影響を受けやすくなっている。本実施形態では、このノイズの影響を受けやすい箇所に、接続遮蔽電極160を設けている。
図5は、フレキシブル配線基板130の回路構成を説明する図である。
本実施形態では、上記のとおり、フレキシブル配線基板130にIC140が設けられている。さらに、このIC140から図中上方に向かって延びる表面側信号線118A、裏面側信号線118Bが設けられている。
さらに、表面側信号線118A、裏面側信号線118Bの先には、基板112(図4参照)に対して固定される被固定部190が設けられている。
さらに、図中上方の符号5A、図中下方の符号5Bで示すように、表面側遮蔽電極119A、裏面側遮蔽電極119Bが設けられている。なお、図中上方の表面側遮蔽電極119A、裏面側遮蔽電極119Bと、図中下方の表面側遮蔽電極119A、裏面側遮蔽電極119Bとは、図中符号5X、5Yで示す「ESD_GND」を介して接続されている。
ここで、本実施形態では、表面側遮蔽電極119A、裏面側遮蔽電極119Bが、IC140に対して直接接続されない構造となっている。
このため、本実施形態では、ノイズに起因して、表面側遮蔽電極119A、裏面側遮蔽電極119Bに生じた信号が、IC140に直接入ることが抑制され、IC140の破損や誤作動が生じにくくなる。
さらに、本実施形態では、符号5Cで示すように、表面側遮蔽電極119A、裏面側遮蔽電極119Bが、表面側基準電極120A、裏面側基準電極120Bに接続された構成となっているが、表面側遮蔽電極119A、裏面側遮蔽電極119Bと、表面側基準電極120A、裏面側基準電極120Bとの間には、減衰手段250が設けられている。
この減衰手段250は、ノイズに起因して、表面側遮蔽電極119A、裏面側遮蔽電極119Bに生じた信号を減衰させる。
これにより、本実施形態では、ノイズに起因して、表面側遮蔽電極119A、裏面側遮蔽電極119Bに生じた信号が、強度を維持した状態で、表面側基準電極120A、裏面側基準電極120Bに達することが抑制される。
これにより、表面側遮蔽電極119A、裏面側遮蔽電極119Bにて生じた信号が、強度を維持した状態で、IC140に入力されることが抑制される。
付言すると、表面側基準電極120A、裏面側基準電極120Bは、IC140に接続されており、表面側遮蔽電極119A、裏面側遮蔽電極119Bにて生じた信号は、表面側基準電極120A、裏面側基準電極120Bを経由して、IC140に達する。
本実施形態では、IC140に信号が向かう経路の途中に減衰手段250が設けられており、これにより、表面側遮蔽電極119A、裏面側遮蔽電極119Bにて生じた信号が、強度を維持した状態で、IC140に入力されることが抑制される。
なお、本実施形態の減衰手段250は、コイルやコンデンサにより構成されるが、これに限らず、信号の特性に応じ、他の構成を用いてもよい。
ここで、表面側検出電極111A(図3参照)や裏面側検出電極111Bに作用しようとするノイズの遮蔽は、例えば、図3にて示す、表面側基準電極120A、裏面側基準電極120Bを、基板112の外周縁112Cまで延ばすことでも行える(基板112の外周縁112Cに沿わせて環状に設けることでも行える)。
しかしながら、この場合、表面側基準電極120A、裏面側基準電極120Bは、IC140(図4参照)につながっているために、表面側基準電極120A、裏面側基準電極120Bにノイズが作用する構成であると、ノイズに起因して生じた信号が、IC140に直接作用し、IC140が故障したり、誤動作が生じたりするおそれがある。
これに対し、本実施形態では、表面側検出電極111A、裏面側検出電極111Bに作用しようとするノイズは、表面側基準電極120A、裏面側基準電極120Bとは別に設けられた、表面側遮蔽電極119A、裏面側遮蔽電極119Bにより遮蔽される。これにより、本実施形態では、IC140の故障や、誤動作が抑制される。
さらに、本実施形態では、図4に示すように、IC140から図中上方に向かって延びる、表面側基準電極120A、裏面側基準電極120Bは、フレキシブル配線基板130の曲げ部130Aまで達しておらず、曲げ部130Aよりも手前側に、表面側基準電極120A、裏面側基準電極120Bは位置している。
付言すると、本実施形態では、接続遮蔽電極160よりも手前側(IC140側)に、表面側基準電極120A、裏面側基準電極120Bの端部が位置している。さらに説明すると、本実施形態では、基板112の外周縁112Cの内側へ、表面側基準電極120A、裏面側基準電極120Bが達しない構成となっている。
この構成によっても、ノイズが、表面側基準電極120A、裏面側基準電極120Bに作用しにくくなり、IC140の故障や、誤動作がさらに生じにくくなる。
さらに、本実施形態の構成では、減衰手段250が設けられているため、フレームGNDが弱いもしくはフレームGNDが浮いている機器においてもノイズに起因する上記不具合の発生を抑制しうる。
本実施形態の構成では、フレキシブル配線基板130(図4参照)に設けられたコネクタ170を画像形成装置1(図1参照)の本体側に繋ぎ、UI部100側の基準電極(表面側基準電極120A、裏面側基準電極120B)を、画像形成装置1に設けられたフレームGNDに繋ぐ。
ここで、上記の減衰手段250が設けられていなくても、フレームGNDがしっかりと確保されている場合には、ノイズに起因して生じた信号をこのフレームGNDに逃がすこができ、減衰手段250が無くても、IC140の誤動作等の抑制を図れる。
しかしながら、フレームGNDが弱い場合には、信号がフレームGNDに逃げにくく、IC140の故障や誤動作を招きやすい。また、スマートフォンなどの機器では、フレームGNDが浮いている場合があり、この場合も、同様に、IC140の故障や誤動作を招きやすい。
これに対し、本実施形態の構成では、減衰手段250(図5参照)が設けられているため、フレームGNDが弱く、あるいは、フレームGNDが浮いている場合であっても、IC140の故障や誤動作が抑制される。
付言すると、フレームGNDが弱く、あるいは、フレームGNDが浮いている場合、表面側遮蔽電極119A、裏面側遮蔽電極119Bにて生じ、表面側基準電極120A、裏面側基準電極120Bへ向かう信号の逃げ場が無くなる。かかる場合、この信号がIC140に向かいやすくなる。
しかしながら、本実施形態では、減衰手段250にてその強度が弱められた信号が、IC140に向かうようになり、IC140の故障や誤動作が抑制される。
1…画像形成装置、100…UI部、110…タッチパネル、111A…表面側検出電極、111B…裏面側検出電極、112…基板、112C…外周縁、118A…表面側信号線、118B…裏面側信号線、119A…表面側遮蔽電極、119B…裏面側遮蔽電極、120A…表面側基準電極、120B…裏面側基準電極、130…フレキシブル配線基板、130A…曲げ部、150…表示パネル、250…減衰手段

Claims (10)

  1. 操作者の操作を検出する複数の検出電極と、
    前記複数の検出電極を支持する基板と、
    前記複数の検出電極に接続された信号線と、
    前記信号線に対応して設けられた基準電極と、
    前記基準電極とは別に設けられ、外部からのノイズを遮蔽するための遮蔽電極と、
    を備える操作検出装置。
  2. 前記遮蔽電極は、前記基板の外周縁に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の操作検出装置。
  3. 前記基板の外周縁の内側から外側に向かって延びるフレキシブル配線基板が更に設けられ、
    前記遮蔽電極は、前記フレキシブル配線基板にも設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の操作検出装置。
  4. 前記フレキシブル配線基板は、前記基板の前記外周縁の外側にて、当該基板の一方の面側に曲げられ、
    前記フレキシブル配線基板の曲げが生じている曲げ部は、前記基板の前記外周縁に沿い、
    前記フレキシブル配線基板に設けられた前記遮蔽電極は、当該フレキシブル配線基板の前記曲げ部に設けられ且つ当該曲げ部が延びる方向に沿って設けられていることを特徴とする請求項3に記載の操作検出装置。
  5. 前記検出電極、および、前記信号線は、前記基板の両面に設けられ、前記遮蔽電極も、当該基板の両面に設けられていることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の操作検出装置。
  6. 前記ノイズに起因して前記遮蔽電極に生じた信号を減衰させる減衰手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の操作検出装置。
  7. 前記遮蔽電極は、前記基準電極に接続され、
    前記遮蔽電極と前記基準電極との間に、前記減衰手段が設けられていることを特徴とする請求項6に記載の操作検出装置。
  8. 操作者の操作を検出する複数の検出電極と、
    前記複数の検出電極を支持する基板と、
    前記複数の検出電極に接続された信号線と、
    前記信号線に対応して設けられた基準電極と、
    前記基準電極とは別に設けられ、外部からのノイズを遮蔽するための遮蔽電極と、
    前記基板の一方の面側に設けられた表示パネルと、
    を備える表示装置。
  9. 記録材への画像形成を行う画像形成手段と、操作者の操作を検出する操作検出装置とを備え、当該操作検出装置が請求項1乃至7の何れかに記載の操作検出装置により構成された画像形成装置。
  10. 記録材への画像形成を行う画像形成手段と、情報の表示を行う表示装置とを備え、当該表示装置が請求項8に記載の表示装置により構成された画像形成装置。
JP2015163206A 2015-08-20 2015-08-20 操作検出装置、表示装置、および、画像形成装置 Active JP6544139B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015163206A JP6544139B2 (ja) 2015-08-20 2015-08-20 操作検出装置、表示装置、および、画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015163206A JP6544139B2 (ja) 2015-08-20 2015-08-20 操作検出装置、表示装置、および、画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017041150A true JP2017041150A (ja) 2017-02-23
JP6544139B2 JP6544139B2 (ja) 2019-07-17

Family

ID=58206550

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015163206A Active JP6544139B2 (ja) 2015-08-20 2015-08-20 操作検出装置、表示装置、および、画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6544139B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019087060A (ja) * 2017-11-08 2019-06-06 Smk株式会社 タッチパネル
JP2019212300A (ja) * 2018-05-31 2019-12-12 日本航空電子工業株式会社 タッチパネル

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010218542A (ja) * 2009-02-20 2010-09-30 Seiko Instruments Inc タッチパネル及びこれを備える表示装置
JP2013105327A (ja) * 2011-11-14 2013-05-30 Japan Display East Co Ltd タッチパネル
JP2016118823A (ja) * 2014-12-18 2016-06-30 大日本印刷株式会社 タッチパネルセンサ
JP2016212766A (ja) * 2015-05-13 2016-12-15 三菱電機株式会社 タッチスクリーン、タッチパネル、表示装置および電子機器

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010218542A (ja) * 2009-02-20 2010-09-30 Seiko Instruments Inc タッチパネル及びこれを備える表示装置
JP2013105327A (ja) * 2011-11-14 2013-05-30 Japan Display East Co Ltd タッチパネル
JP2016118823A (ja) * 2014-12-18 2016-06-30 大日本印刷株式会社 タッチパネルセンサ
JP2016212766A (ja) * 2015-05-13 2016-12-15 三菱電機株式会社 タッチスクリーン、タッチパネル、表示装置および電子機器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019087060A (ja) * 2017-11-08 2019-06-06 Smk株式会社 タッチパネル
JP2019212300A (ja) * 2018-05-31 2019-12-12 日本航空電子工業株式会社 タッチパネル
JP7249204B2 (ja) 2018-05-31 2023-03-30 日本航空電子工業株式会社 タッチパネル

Also Published As

Publication number Publication date
JP6544139B2 (ja) 2019-07-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5337061B2 (ja) タッチパネル及びこれを備える表示装置
US20130010216A1 (en) Touch screen panel liquid crystal display device
KR20150114195A (ko) 터치 패널 및 이를 포함하는 터치 디바이스
EP2750008A2 (en) Touch panel
US20160098143A1 (en) Touch panel substrate
JP6779762B2 (ja) 表示装置
JP5904777B2 (ja) タッチパネルおよび表示装置
KR20090082963A (ko) 기생 캐패시턴스 방지 구조를 구비한 터치스크린 장치
JP6983954B2 (ja) 表示装置及びセンサ
US10303285B2 (en) Sensor device for a display
JP2013250706A (ja) 静電容量検出装置
JP2017041150A (ja) 操作検出装置、表示装置、および、画像形成装置
US10459563B2 (en) In-cell touch display screen and display device
JP6208314B2 (ja) タッチパネルおよび表示装置
JP6038368B2 (ja) タッチパネルおよび表示装置
CN110780481B (zh) 连结基板以及显示装置
CN112181198B (zh) 触控模组及电子设备
JP2017212015A (ja) タッチパネル
JP7068890B2 (ja) 静電方式の入力装置
JP6736453B2 (ja) 表示装置及びセンサ
KR20150103552A (ko) 디스플레이 장치 및 이의 제조방법
JP6300059B2 (ja) タッチ検出モジュール、タッチ機能付き表示装置およびタッチパネルセンサ
JP2007142577A (ja) 電子機器
KR20150081574A (ko) 고감도 터치스크린 패널
JP7022941B2 (ja) タッチセンサ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180622

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190312

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190509

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190521

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190603

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6544139

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350