JP2017040354A - 軸受 - Google Patents

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晋也 新崎
Shinya Nizaki
晋也 新崎
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Abstract

【課題】主軸受およびコンロッド軸受からの漏れ油量を低減することが可能な軸受を提供する。【解決手段】主軸受10は、一対の半円筒形軸受である上側軸受部材11と下側軸受部材12から構成され、上側軸受部材11の内周面に、異物を捕集するための部位である樹脂製の異物捕集部30あるいは異物捕集部40を備えている。また、コンロッド軸受20は、一対の半円筒形軸受である半割れ軸受21・22から構成され、半割れ軸受21・22の内周面に、異物を捕集するための部位である樹脂製の異物捕集部40を備えている。【選択図】図6

Description

本発明は、軸受の技術に関し、より詳しくは、クランクシャフトおよびコンロッドを軸支するための軸受の技術に関する。
従来、クランクシャフトおよびコンロッドを軸支するための軸受(以下、クランクシャフト用軸受とも呼ぶ)においては、主軸受およびコンロッド軸受に潤滑油を供給するとともに、各軸受から潤滑油を漏出させることによって、各軸受内に入り込んだ異物を潤滑油とともに排出する構成が一般的に採用されている。
各軸受からの潤滑油の漏れ量(以下、漏れ油量とも呼ぶ)が多いと、潤滑油の循環量を多くしなければならないため、オイルポンプの容量を大きくする必要が生じるとともに、エンジンの早期昇温に不利となって、燃費にも悪影響を及ぼすことが知られている。
このため、クランクシャフト用軸受においては、漏れ油量の低減を図るための技術が種々検討されており、例えば、以下に示す特許文献1に係る技術が知られている。
特許文献1に係る技術では、クランクシャフト用軸受において、主軸受の部分油溝の端部と面取り部を非連通としている軸受において、非連通部の円周方向範囲を、コンロッド軸受への給油孔範囲よりも小さくする構成としている。
そして、特許文献1に係る技術では、このような構成により、漏れ油量の低減を図るとともに、主軸受の合わせ部に存在する面取り部から潤滑油を排出することによって、その面取り部から潤滑油とともに異物を排出して、異物をコンロッド軸受側に流れにくくしている。
このような構成により、特許文献1に係る技術では、クランクシャフト用軸受において、漏れ油量を低減しつつ、優れた異物排出機能を確保することを可能にしている。
しかしながら、特許文献1に係る技術のように、主軸受の合わせ部に存在する面取り部から潤滑油を排出する構成の軸受では、その面取り部からの漏れ油量が依然として多く、漏れ油量の更なる低減を実現する軸受の開発が望まれていた。
特開2013−170680号公報
本発明は、斯かる現状の課題を鑑みてなされたものであり、面取り部を設けることなく、主軸受およびコンロッド軸受の摺動部から異物を除去することが可能な軸受を提供することを目的としている。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、本発明に係る軸受は、一対の半円筒形軸受から構成され、前記一対の半円筒形軸受の少なくともいずれか一方の内周面に、異物を捕集するための部位である樹脂製の異物捕集部を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る軸受は、前記異物捕集部は、前記軸受を潤滑するための潤滑油に対してろ過性を有する発泡樹脂製の部材により構成されることを特徴とする。
そして、本発明に係る軸受は、簡易な構成によって、軸受に入り込んだ異物を捕集することができる。
また、本発明に係る軸受において、前記一対の半円筒形軸受は、クランクシャフトのジャーナル部を回転自在に支持するための主軸受を構成する上下一対の上側軸受部材と下側軸受部材であって、前記上側軸受部材の内周面に、円周方向に沿って形成された油溝を備え、前記油溝において、前記異物捕集部を備えることを特徴とする。
そして、本発明に係る軸受は、このような構成により、油溝内で、主軸受に入り込んだ異物を捕集することができる。
また、本発明に係る軸受において、前記異物捕集部を、前記油溝の周方向端部に配置することを特徴とする。
そして、本発明に係る軸受は、このような構成により、油溝内で、主軸受に入り込んだ異物を確実に捕集することができる。
また、本発明に係る軸受において、前記上側軸受部材は、前記油溝に連通する潤滑油の供給油路を備え、前記異物捕集部を、前記油溝における前記供給油路の連通位置を塞ぐ位置に配置することを特徴とする。
そして、本発明に係る軸受は、このような構成により、油溝内で、主軸受に入り込んだ異物を確実に捕集することができる。
また、本発明に係る軸受において、前記上側軸受部材は、前記油溝に連通する潤滑油の供給油路を備え、前記油溝における前記供給油路の連通位置に、前記油溝を拡幅した部位である拡幅部を設け、前記異物捕集部を、前記拡幅部に配置することを特徴とする。
そして、本発明に係る軸受は、このような構成により、油溝内で、主軸受に入り込んだ異物を確実に捕集することができる。
また、本発明に係る軸受において、前記異物捕集部は、前記一対の半円筒形軸受の少なくともいずれか一方の内周面に、樹脂製のコーティング材を塗布して形成されることを特徴とする。
そして、本発明に係る軸受は、簡易な構成によって、軸受に入り込んだ異物を捕集することができる。
また、本発明に係る軸受において、前記異物捕集部は、前記一対の半円筒形軸受の内周面の周方向端部に形成されることを特徴とする。
そして、本発明に係る軸受は、このような構成により、軸受に入り込んだ異物を確実に捕集することができる。
また、本発明に係る軸受において、前記一対の半円筒形軸受は、クランクシャフトのクランクピンにコンロッドを回転自在に支持するためのコンロッド軸受を構成する一対の半割り軸受であって、前記一対の半割り軸受の少なくともいずれか一方の内周面の周方向端部に切欠き部を備え、前記異物捕集部は、前記切欠き部に前記コーティング材を塗布して形成されることを特徴とする。
そして、本発明に係る軸受は、このような構成により、コンロッド軸受に入り込んだ異物を捕集することができる。
また、本発明に係る軸受において、前記一対の半円筒形軸受は、内周面の周方向端部において、面取り部が無いことを特徴とする。
そして、本発明に係る軸受は、このような構成により、軸受からの漏れ油量を低減できる。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
本発明に係る軸受によれば、軸受に入り込んだ異物を軸受内で捕集することで、面取り部を設けることなく、主軸受およびコンロッド軸受の摺動部から異物を除去することができる。これにより、軸受からの漏れ油量を低減することができる。
本発明の一実施形態に係る軸受を示す模式図。 本発明の一実施形態に係る軸受(主軸受における断面)を示す断面模式図。 本発明の一実施形態に係る軸受(ジャーナル軸受における断面)を示す断面模式図。 本発明の一実施形態に係る軸受(主軸受における断面)を示す断面模式図。 主軸受(油溝が合わせ部に至る形態)を示す模式図、(a)軸方向視における全体模式図、(b)主軸受を構成する上側軸受部材の模式図、(c)主軸受を構成する下側軸受部材の模式図。 主軸受(油溝が合わせ部にまで至る場合)に対する第一の形態に係る異物捕集部の配置状況を示す模式図、(a)部分詳細模式図、(b)図6(a)におけるA−A断面を示す図。 主軸受(油溝が合わせ部に至らない形態)を示す模式図、(a)軸方向視における全体模式図、(b)主軸受を構成する上側軸受部材の模式図、(c)主軸受を構成する下側軸受部材の模式図。 主軸受(油溝が合わせ部に至らない場合)に対する第一の形態に係る異物捕集部の配置状況を示す模式図、(a)部分詳細模式図、(b)図8(a)におけるB−B断面を示す図。 異物捕集部のその他の配置形態を示す模式図、(a)第二の形態を示す模式図、(b)第三の形態を示す模式図、(c)第四の形態を示す模式図。 ジャーナル軸受を示す模式図、(a)軸方向視における全体模式図、(b)ジャーナル軸受を構成する半割り部材の模式図。 主軸受における第二の形態に係る異物捕集部の配置状況を示す模式図、(a)部分詳細模式図、(b)図11(a)におけるC−C断面を示す図。 コンロッド軸受における第二の形態に係る異物捕集部の配置状況を示す模式図、(a)部分詳細模式図、(b)図12(a)におけるD−D断面を示す図。
次に、発明の実施の形態を説明する。
まず、本発明の一実施形態に係る軸受について、図1〜図3を用いて説明する。
図1に示す如く、本発明の一実施形態に係る軸受1は、自動車用エンジン(図示せず)において、クランクシャフト2およびコンロッド3を回転自在に軸支するための軸受であり、主軸受10とコンロッド軸受20が、軸受1に該当する。
クランクシャフト2は、主軸部たる複数(本実施形態では5個)のジャーナル部2a・2a・2a・2a・2aと複数(本実施形態では4個)のクランクピン2b・2b・2b・2bを備えている。クランクシャフト2は、ジャーナル部2aとクランクピン2bが交互に配置され、ジャーナル部2aとクランクピン2bには、連結部2cが介設されている。
そして、クランクシャフト2は、図2および図3に示すように、シリンダブロック4とキャップ5によって形成された軸孔6に主軸受10を介してジャーナル部2aが軸支されることで、回転自在に構成される。尚、図2および図3において、シリンダブロック4とキャップ5は、説明の便宜上、二点鎖線で表示している。
コンロッド3は、コンロッド本体3aとコンロッドキャップ3bから構成され、コンロッド本体3aとコンロッドキャップ3bをボルトにより締結することで、クランクピン2bを挿通するための軸孔3cが形成される。
そして、コンロッド3は、軸孔3cにクランクピン2bを挿通して、クランクピン2b上に配置されるとともに、クランクピン2bとコンロッド3にコンロッド軸受20を介設することで、クランクピン2b上で回転自在に軸支される。
軸受1の一実施形態である主軸受10は、図2に示すように、軸孔6を構成するシリンダブロック4およびキャップ5とクランクシャフト2のジャーナル部2aに介設される軸受部材であり、主軸受10としては、すべり軸受が採用される。
軸受1の一実施形態であるコンロッド軸受20は、図3に示すように、軸孔3cを構成するコンロッド本体3aとコンロッドキャップ3bに介設される軸受部材であり、コンロッド軸受20としては、すべり軸受が採用される。
図2および図3に示す如く、クランクシャフト2の内部には潤滑油を流通させるための内部油路2X・2Yが形成されている。内部油路2Xは、ジャーナル部2aにおける外周面の直径方向に対向した位置に開口されるとともに、内部油路2Yは、内部油路2Xに連通するとともに、ジャーナル部2aにおける一方の開口から斜め方向に形成されてクランクピン2bの外周面に開口されるように構成される。
尚、本実施形態では、クランクシャフト2の内部に内部油路2X・2Yが形成されている場合を例示しているが、軸受1の支持対象であるクランクシャフト2の態様はこれに限定されず、例えば、図4に示すような、クランクシャフト2の内部に内部油路2Zのみを備えた形態であってもよい。この場合の内部油路2Zは、ジャーナル部2aにおける外周面の直径方向に対向した位置に開口されるとともに、ジャーナル部2aにおける一方の開口から斜め方向に形成されてクランクピン2bの外周面にも開口されるように構成される。
主軸受10は、上下一対の半円筒形軸受である上側軸受部材11と下側軸受部材12を突き合せて円筒状に構成したものであり、内面が半円状に形成されたキャップ5で押さえ込むことによってシリンダブロック4に固定されている。尚、上側軸受部材11と下側軸受部材12の上下の配置関係は、完全な上下でなくてもよく、シリンダブロック4の傾きに合わせて、傾いていても良い。
そして、上側軸受部材11および下側軸受部材12の内周面にはクランクシャフト2のジャーナル部2aが摺接するようになっており、この主軸受10の内周面とジャーナル部2aの外周面とで摺動部を構成している。
シリンダブロック4の内部には潤滑油路4Xが形成されており、主軸受10の上側軸受部材11には潤滑油路4Xの下端部の位置に合せて半径方向に向けて開口する潤滑油の供給油路13が形成されており、潤滑油路4Xから供給された潤滑油が、供給油路13により、主軸受10とジャーナル部2aとの摺動部に供給され、該摺動部を潤滑するように構成している。
図3に示す如く、コンロッド軸受20は、一対の半円筒形軸受である半割り軸受21・22を突き合せて円筒状に構成したものであり、コンロッド本体3aとコンロッドキャップ3bをボルトで締結することで形成された軸孔3cにおいて保持されている。
そして、各半割り軸受21・22の内周面には、クランクシャフト2のクランクピン2bが摺接するようになっており、このコンロッド軸受20の内周面とクランクピン2bの外周面とで摺動部を構成している。
ここで、主軸受10の構成について、図5および図6を用いて説明する。
図5(a)(b)に示す如く、主軸受10には、上側軸受部材11の内周面に円周方向に形成した油溝14が設けられており、該油溝14は回転するジャーナル部2aの内部油路2Xの開口と連通するように構成している。
尚、油溝14は、溝の深さが所定の深さで形成された部位と、該部位に隣接して溝の深さが漸減する部位から構成される。
一方、図5(a)(c)に示す如く、下側軸受部材12には、潤滑油の供給油路13および油溝14は形成されておらず、クランクシャフト2から作用する荷重を下側軸受部材12の内周面全体で受けるように構成している。
図6(a)(b)に示す如く、主軸受10における上側軸受部材11と下側軸受部材12の境界部分である合わせ部15の近傍には、上側軸受部材11と下側軸受部材12にそれぞれクラッシリリーフ16・16が形成されている。
従来の軸受(図示せず)では、上側軸受部材と下側軸受部材の内周面の周方向端部(合わせ部)において、内周面の周方向端部の角に面取り部を設けて、該面取り部から異物を排出させる構成としているが、本発明の一実施形態に係る軸受1である主軸受10では、上側軸受部材11と下側軸受部材12の内周面の周方向端部(合わせ部15)において、内周面の周方向端部の角に異物排出のための面取り部を設けない構成としている。
尚、ここでいう「面取り部」は、軸受の合わせ部から潤滑油を排出するための流路を形成するための部位であって、上側軸受部材11と下側軸受部材12の内周面の周方向端部に存在するバリ等を除去するための微小な面取りとは概念が異なっている。このため、主軸受10は、バリ等を除去するために、上側軸受部材11と下側軸受部材12の内周面の周方向端部に微小な面取りが施されていても良い。
ここで、コンロッド軸受20の構成について、図7を用いて説明する。
図7(a)(b)に示す如く、コンロッド軸受20を構成する一対の半割り軸受21・22には、内周面に油溝は設けられておらず、コンロッド軸受20の内周面に向けて、クランクピン2bの内部油路2Xが開口されている。
従来の軸受(図示せず)では、一対の半割り軸受の内周面の周方向端部(合わせ部)において、内周面の周方向端部の角に面取り部を設けて、該面取り部から異物を排出させる構成としているが、本発明の一実施形態に係る軸受1であるコンロッド軸受20では、一対の半割り軸受21・22の内周面の周方向端部(合わせ部23)において、内周面の周方向端部の角に異物排出のための面取り部を設けない構成としている。
尚、ここでいう「面取り部」は、軸受の合わせ部から潤滑油を排出するための流路を形成するための部位であって、各半割り軸受21・22の内周面の周方向端部に存在するバリ等を除去するための微小な面取りとは概念が異なっている。このため、コンロッド軸受20は、バリ等を除去するために、各半割り軸受21・22の内周面の周方向端部に微小な面取りが施されていても良い。
ここで、主軸受10およびコンロッド軸受20における潤滑油の流れについて、図2および図3を用いて説明する。
シリンダブロック4には、潤滑油路4Xに連通するメインギャラリー(図示せず)が形成されており、該メインギャラリーには、オイルポンプ(図示せず)によって潤滑油が供給される。メインギャラリーから潤滑油路4Xに供給された潤滑油は、上側軸受部材11の供給油路13を通して油溝14に流れ込んで、主軸受10の摺動部に供給される。このとき主軸受10の摺動部に存在する隙間から一部の潤滑油が漏れ出て、クランクケース(図示せず)へと流出する。
油溝14に流れ込んだ潤滑油は、次に、ジャーナル部2aの外周面に開口された内部油路2Xに流れ込んで、クランクピン2bの外周面に開口された形成された内部油路2Yから流出し、コンロッド軸受20の摺動部に供給される。コンロッド軸受20の摺動部に供給された潤滑油は、コンロッド軸受20とクランクピン2bの間に存在する隙間から漏れ出て、クランクケースへと流出する。そして、クランクケースに流出した潤滑油は、オイルポンプによって、またメインギャラリーへと供給され、再度主軸受10およびコンロッド軸受20の各摺動部の潤滑に使用され、循環利用される。
次に、異物捕集部について、図5、図6、および図8〜図12を用いて説明する。
本発明の一実施形態に係る主軸受10は、第一の形態に係る異物捕集部30を備える構成とすることができる。
第一の形態に係る異物捕集部30は、発泡樹脂製の部材により構成されるものであり、図5(a)(b)および図6(a)(b)に示す如く、油溝14の内部に配置されている。
異物捕集部30は、例えば、液状の(硬化する前の)発泡樹脂を、異物捕集部30を配置したい位置に向けて噴出させて、配置位置において硬化させることによって形成することができる。あるいは、異物捕集部30は、既に硬化している塊状の発泡樹脂製の部材を、異物捕集部30を配置したい位置に接着剤等で張り付けて設けても良い。
異物捕集部30を構成する発泡樹脂製の部材は、潤滑油を流通させることが可能なろ過性を有しており、潤滑油が異物捕集部30を流通するときにフィルターとして機能して、潤滑油に混入している異物を、異物捕集部30によって捕集することができる。
異物捕集部30を構成する発泡樹脂の形成方法としては、乾式法や湿式法等がある。乾式法としては、物理的方法と化学的方法があり、一般的な物理的方法としては、クロロフルオロカーボン類や炭化水素類等の低沸点液体(発泡剤)をポリマーに分散させた後、加熱して発泡剤を揮発させることにより気泡を形成させる方法がある。また、化学的方法としては、樹脂に発泡剤を添加してこれを熱分解することによって生じるガスによりセルを形成し、これにより発泡体を得る方法がある。尚、発泡剤としては、塩化メチレン、クロロホルム、トリクロロエタン等を用いることができる。
そして、異物捕集部30において捕集された異物は、異物捕集部30に留められるため、主軸受10では、潤滑油に混入していた異物が摺動部に入り込むことが防止される。これにより、主軸受10から異物を排出させなくても、主軸受10の焼き付き等の問題が生じないため、異物排出のために主軸受10から潤滑油を漏出させる必要がなくなる。
即ち、本発明の一実施形態に係る軸受1である主軸受10は、一対の半円筒形軸受である上側軸受部材11と下側軸受部材12から構成され、上側軸受部材11の内周面に、異物を捕集するための部位である樹脂製の異物捕集部30を備えている。
このような構成の主軸受10では、主軸受10に入り込んだ異物を、主軸受10内で捕集することで、面取り部を設けることなく、主軸受10の摺動部から異物を除去することができる。これにより、主軸受10からの漏れ油量を低減することができる。
また、本発明の一実施形態に係る主軸受10において、異物捕集部30は、軸受1を潤滑するための潤滑油に対してろ過性を有する発泡樹脂製の部材を、油溝14に配置して構成されるものである。
そして、主軸受10では、このような簡易な構成によって、主軸受10に入り込んだ異物を捕集することができる。
さらに、一対の上側軸受部材11と下側軸受部材12は、クランクシャフト2のジャーナル部2aを回転自在に支持するための主軸受10を構成するものであって、上側軸受部材11の内周面に、円周方向に沿って形成された油溝14を備え、油溝14において、異物捕集部30を備えるものである。
そして、主軸受10は、このような構成により、油溝14内で、主軸受10に入り込んだ異物を捕集することができる。
異物捕集部30は、図5(a)(b)および図6(a)(b)に示すように、例えば、油溝14における潤滑油の流れ方向の最下流側端部に配置することができる。
ここで、図6(a)(b)に示すように、油溝14が、上側軸受部材11と下側軸受部材12の合わせ部15にまで至る態様で形成されている場合には、異物捕集部30を、クラッシリリーフ16の形成範囲に重複させて配置してもよい。
クラッシリリーフ16の形成範囲に重複させて異物捕集部30を配置する場合、異物捕集部30を、図6(b)に示すようにクラッシリリーフ16の形成領域にはみ出させてもよい。
また、図8(a)(b)(c)および図9(a)(b)に示すように、油溝14が、上側軸受部材11と下側軸受部材12の合わせ部15にまで至らない態様で形成されている場合においても、油溝14に異物捕集部30を配置することができる。
この場合、異物捕集部30は、クラッシリリーフ16の形成範囲に至る手前の、油溝14の最下流側端部に異物捕集部30を配置することができる。
この場合、異物捕集部30は、図9(b)に示すように、クラッシリリーフ16の形成範囲にはみ出さない態様で異物捕集部30を配置することができる。尚、油溝14が、上側軸受部材11と下側軸受部材12の合わせ部15にまで至らない態様で形成されている場合においても、異物捕集部30を、クラッシリリーフ16の形成範囲からはみ出させて配置する態様としてもよい。
即ち、本発明の一実施形態に係る主軸受10においては、異物捕集部30を、油溝14の周方向端部に配置するものである。
このような構成により、油溝14内で、主軸受10に入り込んだ異物を確実に捕集することができる。
このような構成の主軸受10では、油溝14において異物捕集部30を備えているため、潤滑油の流れ方向における油溝14の異物捕集部30よりも下流側に、潤滑油に混入した異物が流出することを防止することができる。
また、主軸受10における異物捕集部30は、図10(a)(b)(c)に示すような配置とすることができる。
異物捕集部30は、図10(a)に示すように、潤滑油の流れ方向における油溝14と潤滑油の供給油路13との接続点よりも下流で、潤滑油の流れ方向における油溝14の最下流側端部よりも手前に配置することができる。
また、異物捕集部30は、図10(b)に示すように、油溝14と潤滑油の供給油路13との接続点をふさぐように配置することも可能である。このような構成では、主軸受10に供給された潤滑油が、必ず異物捕集部30を通過するように構成されるため、異物を確実に捕集することができる。
即ち、本発明の一実施形態に係る主軸受10において、上側軸受部材11は、油溝14に連通する潤滑油の供給油路13を備え、異物捕集部30を、油溝14における供給油路13の連通位置を塞ぐ位置に配置するものである。
このような構成により、油溝14内で、主軸受10に入り込んだ異物を確実に捕集することができる。
さらに、異物捕集部30は、図10(c)に示すように、油溝14と潤滑油の供給油路13との接続点を包含する部位の油溝14において、油溝14の幅を拡幅した部位である拡幅部17を形成し、拡幅部17に、異物捕集部30を配置する構成とすることも可能である。そして、拡幅部17に異物捕集部30を設けることによって、異物捕集部30を大型化することができ、ろ過面積を拡大して、確実に異物を捕集することが可能になり、より多くの異物を捕集することができる。
即ち、本発明の一実施形態に係る主軸受10において、上側軸受部材11は、油溝14に連通する潤滑油の供給油路13を備え、油溝14における供給油路13の連通位置に、油溝14を拡幅した部位である拡幅部17を設け、異物捕集部30を、拡幅部17に配置するものである。
このような構成により、油溝14内で、主軸受10に入り込んだ異物を確実に捕集することができる。
主軸受10では、異物捕集部30が、潤滑油の流れ方向における主軸受10の摺動部よりも上流側に配置されているため、主軸受10の摺動部に異物が流入することが防止できる。これにより、主軸受10の焼き付きを防止することができるとともに、主軸受10から異物を排出させる必要がなくなるため、主軸受10の合わせ部15の内周面側において、異物を排出させるための面取り部を省略することができる。
このため主軸受10では、上側軸受部材11と下側軸受部材12の内周面側の周方向端部において、面取り部を形成していない。
主軸受10の内周面の周方向端部の合わせ部15において面取り部を省略した場合、主軸受10からの漏れ油量を低減することができるため、潤滑油の循環流量を低減することが可能になり、ひいては、オイルポンプの番手を下げることが可能になる。
また、主軸受10の内周面の周方向端部の合わせ部15において面取り部を省略し、主軸受10からの漏れ油量を低減させた場合、潤滑油の温度を早期に昇温させることができるため、自動車用エンジンの燃費向上に寄与することができる。
また、本発明の一実施形態に係る主軸受10においては、一対の上側軸受部材11と下側軸受部材12の内周面の周方向端部において、面取り部が無いものである。
このような構成により、主軸受10からの漏れ油量を低減できる。
さらに、主軸受10の油溝14において異物捕集部30を設けた場合、コンロッド軸受20に異物が流れ込むことが防止できるため、主軸受10の合わせ部15における面取り部だけでなく、コンロッド軸受20の合わせ部23における面取り部も省略することができる。
このためコンロッド軸受20では、各半割り軸受21・22の内周面側の周方向端部において、面取り部を形成していない。
即ち、本発明の一実施形態に係るコンロッド軸受20は、一対の半割り軸受21・22は、内周面の周方向端部において、面取り部が無いものである。
このような構成により、コンロッド軸受20からの漏れ油量を低減できる。
そして、主軸受10の内周面の周方向端部の合わせ部15における面取り部を省略するとともに、さらにコンロッド軸受20の内周面の周方向端部の合わせ部23における面取り部を省略した場合、漏れ油量をさらに低減することができる。
また、主軸受10に備えられる異物捕集部は、発泡樹脂製の部材で構成されるもの(即ち、異物捕集部30)には限定されず、油溝14に対してコーティング材を塗布して、コーティング材により形成した塗膜によって、異物捕集部を構成することも可能である。
図11(a)(b)に示す如く、第二の形態に係る異物捕集部40は、潤滑油の流れ方向において最下流側端部となる油溝14の周方向端部に配置されている。このように、油溝14の周方向端部に異物捕集部40を配置することで、油溝14を流れる潤滑油を異物捕集部40に衝突させることができ、潤滑油に含まれる異物が異物捕集部40に突き刺さって捕集される。
異物捕集部40は、異物を突き刺ささった状態に保持できる硬さと厚みを有している。
尚、油溝14が、図5(a)および図6(a)(b)に示すように上側軸受部材11と下側軸受部材12の合わせ部15にまで至る態様で形成されている場合には、クラッシリリーフ16の形成範囲と重複する範囲にコーティング剤を塗布して、異物捕集部40を形成してもよい。尚この場合、異物捕集部40を、図11(b)に示すようにクラッシリリーフ16の形成領域まではみ出るように、コーティング材を盛り上げて塗布してもよい。
即ち、本発明の一実施形態に係る軸受1である主軸受10は、一対の半円筒形軸受である上側軸受部材11と下側軸受部材12から構成され、上側軸受部材11の内周面に、異物を捕集するための部位である樹脂製の異物捕集部40を備えている。
このような構成により、主軸受10に入り込んだ異物を捕集することができる。またこれにより、上側軸受部材11と下側軸受部材12の内周面の周方向端部に、異物排出のための面取り部を設ける必要がなくなり、ひいては、主軸受10からの漏れ油量を低減することができる。
また、本発明の一実施形態に係る主軸受10において、異物捕集部40は、上側軸受部材11の内周面に、樹脂製のコーティング材を塗布して形成されるものである。
そして、主軸受10では、このような簡易な構成によって、軸受に入り込んだ異物を捕集することができる。
さらに、本発明の一実施形態に係る主軸受10において、異物捕集部40は、上側軸受部材11の内周面の周方向端部に形成されるものである。
そして、主軸受10では、このような構成により、コンロッド軸受20に入り込んだ異物を確実に捕集することができる。
また、コーティング材を用いて形成される異物捕集部40は、コンロッド軸受20においても設けることが可能である。
コンロッド軸受20の詳細を、図12(a)(b)に示している。
図12(a)(b)に示す如く、コンロッド軸受20を構成する各半割り軸受21・22の合わせ部23の近傍にはそれぞれクラッシリリーフ24・24が形成されている。
また、異物捕集部40は、例えば、図12(a)(b)に示すように、半割り軸受21の内周面の周方向端部に切欠き部25を設け、切欠き部25にコーティング剤を塗布することによって、コンロッド軸受20の摺動部のように隙間が小さい部位においても異物捕集部40を設けることができる。
ここでは、切欠き部25を一方の半割り軸受21に形成し、半割り軸受21に異物捕集部40を設ける場合を例示しているが、切欠き部25は他方の半割り軸受22に形成してもよく、コンロッド軸受20において異物捕集部40を設ける場合には、半割り軸受21・22のうちいずれか一方か、あるいは両方に設けることができる。
即ち、本発明の一実施形態に係るコンロッド軸受20において、異物捕集部40は、一対の半割り軸受21・22の少なくともいずれか一方の内周面に、樹脂製のコーティング材を塗布して形成されるものである。
そして、コンロッド軸受20では、このような簡易な構成によって、コンロッド軸受20に入り込んだ異物を捕集することができる。
コンロッド軸受20に異物捕集部40を設けることで、コンロッド軸受20から異物を排出させる必要がなくなるため、コンロッド軸受20の内周面の周方向端部の合わせ部23に異物を排出するための面取り部を設ける必要性がさらに低くなる。
このためコンロッド軸受20では、各半割り軸受21・22の内周面の周方向端部の合わせ部23において、異物排出のための面取り部を設けていない。
即ち、本発明の一実施形態に係る軸受1であるコンロッド軸受20は、一対の半円筒形軸受である半割り軸受21・22から構成され、半割り軸受21・22の少なくともいずれか一方の内周面に、異物を捕集するための部位である樹脂製の異物捕集部40を備えている。
このような構成のコンロッド軸受20では、コンロッド軸受20に入り込んだ異物を、コンロッド軸受20内で捕集することで、面取り部を設けることなく、コンロッド軸受20の摺動部から異物を除去することができる。これにより、コンロッド軸受20からの漏れ油量を低減することができる。
また、本発明の一実施形態に係るコンロッド軸受20において、一対の半割り軸受21・22は、クランクシャフト2のクランクピン2bにコンロッド3を回転自在に支持するための軸受であって、一対の半割り軸受21・22の少なくともいずれか一方の内周面の周方向端部に切欠き部25を備え、異物捕集部40は、切欠き部25にコーティング材を塗布して形成されるものである。
そして、コンロッド軸受20は、このような構成により、コンロッド軸受20に入り込んだ異物を捕集することができる。
1 軸受
2 クランクシャフト
2a ジャーナル部
2b クランクピン
2c 連結部
2X 内部油路
3 コンロッド
4 シリンダブロック
4X 潤滑油路
10 主軸受
11 上側軸受部材
12 下側軸受部材
20 コンロッド軸受
21 半割り軸受
22 半割り軸受
30 異物捕集部(第一の形態)
40 異物捕集部(第二の形態)

Claims (10)

  1. 一対の半円筒形軸受から構成され、
    前記一対の半円筒形軸受の少なくともいずれか一方の内周面に、
    異物を捕集するための部位である樹脂製の異物捕集部を備える、
    ことを特徴とする軸受。
  2. 前記異物捕集部は、
    前記軸受を潤滑するための潤滑油に対してろ過性を有する発泡樹脂製の部材により構成成される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の軸受。
  3. 前記一対の半円筒形軸受は、
    クランクシャフトのジャーナル部を回転自在に支持するための主軸受を構成する上下一対の上側軸受部材と下側軸受部材であって、
    前記上側軸受部材の内周面に、円周方向に沿って形成された油溝を備え、
    前記油溝において、前記異物捕集部を備える、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の軸受。
  4. 前記異物捕集部を、
    前記油溝の周方向端部に配置する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の軸受。
  5. 前記上側軸受部材は、
    前記油溝に連通する潤滑油の供給油路を備え、
    前記異物捕集部を、
    前記油溝における前記供給油路の連通位置を塞ぐ位置に配置する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の軸受。
  6. 前記上側軸受部材は、
    前記油溝に連通する潤滑油の供給油路を備え、
    前記油溝における前記供給油路の連通位置に、前記油溝を拡幅した部位である拡幅部を設け、
    前記異物捕集部を、前記拡幅部に配置する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の軸受。
  7. 前記異物捕集部は、
    前記一対の半円筒形軸受の少なくともいずれか一方の内周面に、
    樹脂製のコーティング材を塗布して形成される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の軸受。
  8. 前記異物捕集部は、
    前記一対の半円筒形軸受の内周面の周方向端部に形成される、
    ことを特徴とする請求項7に記載の軸受。
  9. 前記一対の半円筒形軸受は、
    クランクシャフトのクランクピンにコンロッドを回転自在に支持するためのコンロッド軸受を構成する一対の半割り軸受であって、
    前記一対の半割り軸受の少なくともいずれか一方の内周面の周方向端部に切欠き部を備え、
    前記異物捕集部は、
    前記切欠き部に前記コーティング材を塗布して形成される、
    ことを特徴とする請求項8に記載の軸受。
  10. 前記一対の半円筒形軸受は、内周面の周方向端部において、面取り部が無い、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項9の何れか一項に記載の軸受。
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