JP2011089563A - すべり軸受 - Google Patents
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Abstract
【課題】少なくとも一方向への荷重に対して高い耐荷重性能を有し、クラッシュリリーフを大きくすることなく効率的に異物を捕集することが可能なすべり軸受を提供すること。
【解決手段】複数の分割軸受部材からなるすべり軸受4を前提とし、分割軸受部材41,42には、合わせ面41a,42a近傍の摺動面41b,42bに幅W方向に並んだ複数の凹部41c,42cが形成されていることを特徴とするすべり軸受4。
【選択図】図1
【解決手段】複数の分割軸受部材からなるすべり軸受4を前提とし、分割軸受部材41,42には、合わせ面41a,42a近傍の摺動面41b,42bに幅W方向に並んだ複数の凹部41c,42cが形成されていることを特徴とするすべり軸受4。
【選択図】図1
Description
本発明は、すべり軸受に関する。特に、軸と軸受との間に異物が混入することにより生じる悪影響の抑制を図ったすべり軸受に関する。
近年、自動車のエンジンの高出力化に伴って、クランクシャフトのすべり軸受に要求される耐面圧が高くなっている。このため、クランクシャフトのすべり軸受には、耐面圧の高い材料が採用される。
しかし、耐面圧の高い材料は、比較的硬い材料であるため、そのような材料を採用したすべり軸受と軸との間に異物が混入すると、軸およびすべり軸受の異常摩耗、軸とすべり軸受との間での摩擦の増大、軸とすべり軸受との間での焼き付きなどの問題が発生し易くなる。
この種の問題を解決するためにすべり軸受の内周面(摺動面)に溝や凹部を設けたものが提案されている(例えば特許文献1〜3を参照。)。
ところが、特許文献1に開示されているすべり軸受は、内周面全体に異物捕集用の凹部を形成していることから、すべり軸受の強度が全体的に低下するという問題がある。このため、例えばクランクシャフトの軸受(コンロッド軸受)などのように、特定の方向に大きな荷重が作用する場所には採用し難い。
また、特許文献2に開示されているすべり軸受は、異物捕集用の凹部が周方向に設けられているため、軸の回転方向(潤滑油の流れ方向)に沿って移動する異物を効率的に捕集し難いという問題がある。
また、特許文献3に開示されているすべり軸受では、クラッシュリリーフ等を大きくすることにより、異物を効率的に排出することが可能であるものの、クラッシュリリーフを大きくすると潤滑油切れを起こしやすいという問題がある。
本発明はかかる問題に鑑みて創案されたものであり、少なくとも一方向への荷重に対して高い耐荷重性能を有し、クラッシュリリーフを大きくすることなく効率的に異物を捕集することが可能なすべり軸受を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するための手段として、本発明のすべり軸受は、以下のように構成されている。
すなわち、本発明のすべり軸受は、複数の分割軸受部材からなるものを前提としており、少なくとも一部の分割軸受部材には、合わせ面近傍の摺動面に幅方向に並んだ複数の凹部が形成されている、ことを特徴とするものである。
かかる構成を備えるすべり軸受によれば、摺動面に形成された凹部は、合わせ面近傍に設けられているため、摺動面全体に凹部を設けた場合と比較して凹部が設けられていない部位において高い強度(耐荷重性能)を確保することができる。また、複数の凹部がすべり軸受の幅方向に並んで設けられていることから、軸の回転方向に沿って移動する異物を効率的に捕捉することができる。
本発明のすべり軸受によれば、少なくとも一方向への荷重に対して優れた耐荷重性能を有し、クラッシュリリーフを大きくすることなく効率的に異物を捕集することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、自動車のエンジンのピストン1、クランクシャフト2、コネクティングロッド3等を示している。
ピストン1とコネクティングロッド3の上端部とはピストンピン5によって連結されている。また、コネクティングロッド3の下端部は、すべり軸受4(コンロッド軸受)を介してクランクシャフト2に連結されている。
すべり軸受4は、2つ割り構造からなり、2つの分割軸受部材41,42で構成されている。各分割軸受部材41,42は、半円筒状に形成されており、上下一対にしてクランクシャフト2とコネクティングロッド3との間に介装されている。なお、すべり軸受4には耐荷重、対面圧に優れた材料が採用される。
各分割軸受部材41,42の合わせ面41a,42aの近傍の摺動面41b,42b(クランクシャフト2が摺動する面)には、図1および図2に示すように(図2では分割軸受部材42のみを示している。)、複数(図2では5つ)の凹部41c,42cが形成されている。これらの凹部は、すべり軸受4の幅方向Wに一列に並んで形成されている。上記凹部41c,42cは、クランクシャフト42の軸線側から視て円形をしており、その断面は、図3に示すように略半円状となっている。
すべり軸受4に設けられた凹部41c,42cは、クランクシャフト2とすべり軸受4との間に入り込んだ異物を捕捉(捕集)するために設けられている。すなわち、クランクシャフト2とすべり軸受4との間に異物が入り込むと、その異物は、一列に並んだ複数の凹部41c,42cの何れかに捕捉(捕集)される。
なお、凹部41c,42cの形状は、既述のものに限定されず、異物を捕捉することができる限り、種々の形状を採択し得る。
符号43は、潤滑油を排出するためのクラッシュリリーフである。クラッシュリリーフ43からは異物も排出されるが、本実施形態に係るすべり軸受4には、上記凹部41c,42cが設けられているため、クラッシュリリーフの大きさは、潤滑油を排出するのに必要な最低限の大きさでよい。
以上に説明したすべり軸受4によれば、摺動面41b,42bに設けられた凹部41c,42cは、合わせ面41a,42aの近傍のみに設けられていることから、摺動面全体に凹部を設けた場合と比較して凹部41c,42cが設けられていない部位において高い強度を確保することができる。
つまり、本実施形態においては、コネクティングロッド3の軸方向(一方向)に大きな荷重が発生するが、同方向の荷重は、すべり軸受4の凹部41c,42cが設けられていない耐荷重性の高い部位によって受け止められるようになっている。
また、凹部41c,42cは、摺動面全体に亘って設けられていないものの、すべり軸受4の幅方向Wに並んで設けられていることから、クランクシャフトの回転方向(図2の矢印Pで示す方向)に沿って移動する異物Zを高い確立で捕捉することができる。つまり、摺動面41b,42b全体に対する凹部41c,42cの占める面積の割合を考慮すると異物の捕捉が効率的に行うことができる。その結果、硬い材料でできたすべり軸受4であっても混入異物による焼き付きを十分に抑制することが可能となる。
また、上記凹部41c,42cに異物が捕捉されるため、クラッシュリリーフ43を大きくする必要がなくなり、クラッシュリリーフを大きくすることにより潤滑油切れを起こすおそれがなくなる。
なお、既述の形態においては、クランクシャフト2とコネクティングロッド3との間に介装したすべり軸受4を例に挙げて説明したが、本発明のすべり軸受の適用範囲はこれに限定されず、その他、様々な技術分野の軸受として適用可能である。特に、異物捕捉(捕集)と特定方向への耐荷重性が要求される軸受に適用することで大きな効果が得られることとなる。
また、既述の形態においては、各分割軸受部材41,42の各合わせ面41a,42aの近傍にそれぞれ凹部41c,42cを設けているが、このうちの何れかを省略しても一定の効果が得られることは云うまでもない。たとえば、一方の分割軸受部材41の片方の合わせ面41aの近傍のみに凹部41cを設けたものとしても一定の効果が得られる。
本発明は、例えば、クランクシャフトとコネクティングロッドとの間に介装されるすべり軸受に適用することができる。
W 幅方向
4 すべり軸受
41,42 分割軸受部材
41a,42a 合わせ面
41b,42b 摺動面
41c,42c 凹部
4 すべり軸受
41,42 分割軸受部材
41a,42a 合わせ面
41b,42b 摺動面
41c,42c 凹部
Claims (1)
- 複数の分割軸受部材からなるすべり軸受であって、少なくとも一部の分割軸受部材には、合わせ面近傍の摺動面に幅方向に並んだ複数の凹部が形成されている、ことを特徴とするすべり軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009242367A JP2011089563A (ja) | 2009-10-21 | 2009-10-21 | すべり軸受 |
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JP2009242367A JP2011089563A (ja) | 2009-10-21 | 2009-10-21 | すべり軸受 |
Publications (1)
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JP2011089563A true JP2011089563A (ja) | 2011-05-06 |
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Family Applications (1)
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JP2009242367A Pending JP2011089563A (ja) | 2009-10-21 | 2009-10-21 | すべり軸受 |
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JP (1) | JP2011089563A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014148573A1 (ja) * | 2013-03-21 | 2014-09-25 | 大豊工業株式会社 | すべり軸受 |
CN105008733A (zh) * | 2013-02-22 | 2015-10-28 | 大丰工业株式会社 | 滑动轴承 |
JP2017040354A (ja) * | 2015-08-21 | 2017-02-23 | 大豊工業株式会社 | 軸受 |
-
2009
- 2009-10-21 JP JP2009242367A patent/JP2011089563A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN105008733A (zh) * | 2013-02-22 | 2015-10-28 | 大丰工业株式会社 | 滑动轴承 |
CN105008733B (zh) * | 2013-02-22 | 2017-04-19 | 大丰工业株式会社 | 滑动轴承 |
WO2014148573A1 (ja) * | 2013-03-21 | 2014-09-25 | 大豊工業株式会社 | すべり軸受 |
US9657769B2 (en) | 2013-03-21 | 2017-05-23 | Taiho Kogyo Co., Ltd. | Slide bearing |
JP2017040354A (ja) * | 2015-08-21 | 2017-02-23 | 大豊工業株式会社 | 軸受 |
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