JP2017040285A - 電子機器 - Google Patents

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JP2017040285A
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治雄 丹羽
Haruo Niwa
治雄 丹羽
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Abstract

【課題】簡単な製造で、ナットの抜けを防止する電子機器を提供する。
【解決手段】電子機器1は、ナット40が挿入されるナット挿入部31が設けられたスピーカ本体30と、ナット挿入部31を覆ってスピーカ本体30に固定される背面板24とを備える。背面板24には、ナット40と嵌合するボルトが挿入される開口24Hが設けられている。その開口24Hの径は、ナット40の外径よりも小さくしてある。
【選択図】図2

Description

本発明は、壁掛け設置する電子機器に関する。
テレビ、オーディオスピーカ、プロジェクタ等、壁に掛けて設置することができる電子機器が提案されている。電子機器を壁に掛けることにより、室内のスペースを有効活用することができる。電子機器を壁にかける場合、例えば、電子機器と、壁面に取り付けるための取り付け止め具とを、ボルトとナットとで固定する。
特許文献1には、壁掛け型の映像表示装置が開示されている。特許文献1では、映像表示装置側にナットを設け、このナットにボルトを嵌合させて、装置と止め具とを固定している。ナットは装置側の貫通孔に挿入されているが、ナットが貫通孔から抜け落ちて装置が壁から落下することを防止するため、ナットを装置に熱融着して、ナットと装置とを強固に結合させている。
特開2007-233018号公報
特許文献1の構成では、貫通孔にナットを挿入した場合、ナットと貫通孔とを強固に接着させなければ、ナットが本体から抜け落ち、機器本体が取り付け止め具から外れて落下するおそれがある。
そこで、本発明の目的は、簡単な製造で、ナットの抜けを防止する電子機器を提供することにある。
本発明に係る電子機器は、ナットが挿入される挿入口が設けられた本体と、前記挿入口を覆って前記本体に固定される固定板とを備え、前記固定板には、前記ナットと嵌合するボルトが挿入される開口が設けられ、前記開口の径は、前記ナットの外径よりも小さいことを特徴とする。
この構成では、固定板の開口はナットの外径よりも小さいため、ナットが固定板の開口を通って挿入口から抜け落ちることがない。このため、壁掛け用の止め具のボルトをナットに嵌合させて電子機器を壁掛け設置した場合、ナットが本体から抜け落ちることがないため、電子機器が止め具から外れることがない。この結果、壁掛けしている電子機器が落下することを防止できる。そして、この構成では、ナットと本体とを融着等により固定する必要がないため、簡単な製造で、ナットの抜けを防止することができる。
本発明によれば、ナットと本体とを強固に接着させる必要がなく、簡単な製造で、ナットの抜けを防止することができる。
実施形態に係る電子機器の背面図 背面板を外した状態の電子機器の背面図 開口に装着した背面板を裏面側から視た図 貫通孔の大きさについて説明するための図 ナットにボルトを嵌合した状態を示す図
以下、本発明に係る電子機器についての実施形態について説明する。本実施形態に係る電子機器は、壁掛け設置することができるスピーカ装置として説明するが、薄型テレビ、液晶プロジェクタなどであってもよい。
図1は、本実施形態に係る電子機器1の背面図である。図2は、背面板を外した状態の電子機器1の背面図である。
電子機器1は、筐体20と、筐体20内に収容されたスピーカ本体30とを備えている。以下では、スピーカ本体が音を出力する方向を正面とし、その反対を背面とする。
筐体20は、筐体本体21、上蓋22、下蓋23及び背面板24が組み合わされて形成されている。筐体本体21は筒状であって、上蓋22及び下蓋23は、筐体本体21の上下開口にそれぞれ装着されている。また、筐体本体21は、背面部分に切欠きが設けられている。そして、筐体本体21に上蓋22及び下蓋23が装着されることで、筐体20の背面側には、背面板24を取り付けるための開口21Aが形成される。背面板24は、本発明に係る「固定板」に相当する。
背面板24は、平面視で長方形状であって、長手方向の両端部には、長手方向に直交する短手方向に突出する突出部24Aを有している。以下、背面板24の長方形状の平面部分を平面部241と言う。突出部24Aは、平面部241の法線方向から視たときに平面部241から突出している。背面板24は、平面部241を開口21Aに位置させて、突出部24Aが上蓋22及び下蓋23の内側に入り込んだ状態で、筐体本体21に装着される。
図3は、開口20Aに装着した背面板24を裏面側(筐体20内側)から視た図である。
背面板24は、略長方形状であって、長手方向の両端部が裏側に略直角に折れ曲がっている。以下、折れ曲がった部分を屈折部242と言う。屈折部242は、図2に示すように、平面視したとき、平面部241の長辺よりも上下方向に突出した突出部24Aを有する形状である。
背面板24は、上蓋22及び下蓋23とスピーカ本体30との間の空間に、突出部24Aが入り込むようにして図2に示す開口20Aに取り付けられる。これにより、背面板24に背面方向への引っ張り力がかかっても、突出部24Aが上蓋22及び下蓋23に引っ掛かるため、背面板24が開口20Aから背面側へ外れることを防止できる。
なお、突出部24Aは、幅方向(上下方向の直交方向)に突出していてもよい。この場合、背面板24は、筐体本体21とスピーカ本体30との間の空間に突出部24Aが入り込むようにして取り付けられる。
また、屈折部242には、背面板24をスピーカ本体30に固定するためのネジ穴24Bが設けられている。スピーカ本体30の背面側には、図2に示すように、ネジ穴32が形成されている。背面板24のネジ穴24Bは、背面板24を開口20Aに取り付けた場合、スピーカ本体30のネジ穴32と重なるようになっている。そして、ネジ穴24Bとネジ穴32とにネジをはめ込み、ネジ止めすることで、背面板24とスピーカ本体30とを固定することができる。
なお、背面板24とスピーカ本体30とを固定する方法は、ネジ止め以外に、接着等、強固に固定できる方法であればよい。また、固定箇所、及びその数は適宜変更可能である。
背面板24の平面部241には貫通孔24Hが形成されている。スピーカ本体30にはナット40が挿入(挿入の際に熱融着を行う)されるナット挿入部31が設けられている。ナット挿入部31は、本発明に係る「挿入口」に相当する。ナット挿入部31は円筒形状であって、貫通孔24Hは、そのナット挿入部31の開口と重なるようになっている。貫通孔24Hには、ナット挿入部31に挿入されたナット40と嵌合するボルト(不図示)が挿入される。このボルトは、電子機器1を壁に設置するための止め具(不図示)の部品である。ボルトをナット40に嵌合させることで、電子機器1は止め具に固定され、壁に設置される。なお、背面板24の平面部241には、スピーカ本体30の背面側に設けられたスピーカ(不図示)の空気振動を通行させる複数の音通口24Eも設けられている。
以下に、貫通孔24Hについて説明する。図4は、貫通孔24Hの大きさについて説明するための図である。なお。図4において、ナット挿入部31部分及びボルト41等は断面で示している。
ナット40は円筒状であり、その外径をr1、内径をr2で表す。ナット40が挿入されるナット挿入部31の開口の径は、ナット40の外径r1と略同じである。また、背面板24の貫通孔24Hの径をr、ナット40に嵌合するボルト41のネジ部分の径をr3で表す。この場合、貫通孔24Hにはボルト41が貫通するためr>r3であり、かつ、r3と螺合(嵌合)するr2とrは、r2<r<r1の関係が成り立つ。すなわち、貫通孔24Hは、ナット40の内径よりも大きく、ナット40の外径よりも小さい。
図5は、ナット40にボルト41を嵌合した状態を示す図である。
背面板24を開口21Aに装着した場合、r>r3のため、貫通孔24Hを介して、ナット40にボルト41を嵌合させることができる。ナット40にボルト41を嵌合させた場合、ナット40とボルト41(あるいは、ボルト41に螺合した蝶ナット又は六角ナット)とで、背面板24が挟まれた状態となる。すなわち、電子機器1は、ナット40と止め具とで背面板24が挟み込まれた状態で、壁に装着される。
貫通孔24Hの径rは、ナット40の内径r2よりも大きく、外径r1よりも小さい。このため、ナット40は、貫通孔24Hから抜け落ちることがない。したがって、電子機器1を止め具により壁に装着した場合、ナット40がナット挿入部31から抜け落ちて、電子機器1が壁から落下するおそれを防止できる。また、背面板24は複数個所でスピーカ本体30に固定され、また、突出部24Aにより背面板24の抜け落ちを防止している。このため、背面板24が外れて電子機器1が壁から落下するといったおそれを防止できる。
以上のように、本実施形態に係る電子機器1では、ナット挿入部31に挿入したナット40の抜け落ちを防止することができる。ナット40はナット挿入部31に挿入した後強固に固定する必要がないため、簡単な製造で、ナット40の抜け落ち防止を実現できる。
1…電子機器
20…筐体
20A…開口
21…筐体本体
21A…開口
22…上蓋
23…下蓋
24…背面板
24A…突出部
24B…ネジ穴
24E…排出口
24H…貫通孔
30…スピーカ本体
31…ナット挿入部
32…ネジ穴
40…ナット
41…ボルト
241…平面部
242…屈折部

Claims (3)

  1. ナットが挿入される挿入口が設けられた本体と、
    前記挿入口を覆って前記本体に固定される固定板と、
    を備え、
    前記固定板には、前記ナットと嵌合するボルトが挿入される開口が設けられ、
    前記開口の径は、前記ナットの外径よりも小さい、
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 前記固定板は、複数個所で前記本体に固定されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記本体を収容する筐体、
    を備え、
    前記本体と前記筐体との間に空間を有し、
    前記固定板は、前記筐体の一部を構成する平面部と、前記平面部の法線方向から視たときに前記平面部から突出した突出部とを有し、前記突出部を前記空間に差し込んだ状態で、前記本体に固定されている、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
JP2015161055A 2015-08-18 2015-08-18 電子機器 Pending JP2017040285A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108259800A (zh) * 2018-02-06 2018-07-06 深圳创维-Rgb电子有限公司 一种电视背板模组及液晶电视

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