JP2017039975A - ターゲットアッセンブリ - Google Patents

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Abstract

【課題】スパッタリング装置に組み付けることで、スパッタリング中のターゲット材の温度を測定することが可能なターゲットアッセンブリを提供する。【解決手段】一方の面をスパッタ面2aとするターゲット材2と、このターゲット材の他方の面に接合されるバッキングプレート3とを備える本発明のターゲットアッセンブリTAは、ターゲット材の他方の面に接触する、ターゲット材の温度に応じた光を発する感温部71と、この感温部をバッキングプレートから熱的に絶縁する窓材72と、前記感温部から発せられる光をバッキングプレートの外部にガイドする導光手段73とを設ける。【選択図】図1

Description

本発明は、スパッタリング装置に組み付けられるターゲットアッセンブリに関する。
成膜対象物の表面に酸化アルミニウムや酸化マグネシウム等の誘電体膜を成膜する成膜装置として、スパッタリング装置が知られている。スパッタリング装置は、真空チャンバに一方の面をスパッタ面とするターゲット材とこのターゲット材の他方の面に接合されるバッキングプレートとを有するターゲットアッセンブリが組み付けられる。そして、ターゲット材に所定のスパッタ電力を投入して真空チャンバ内にプラズマを生成し、ターゲット材のスパッタ面をスパッタリングして飛散したスパッタ粒子を成膜対象物に付着、堆積させることにより誘電体膜を成膜する。
ここで、誘電体膜の成膜レートを高める場合、例えばターゲット材に対する投入電力を増加させることが考えられるが、投入電力を増加させると、ターゲット材に欠けや割れが発生するという不具合がある。
本発明の発明者らは、鋭意研究を重ね、ターゲット材への投入電力を増加させると、ターゲット材温度が上昇し、これに起因して上記不具合が生じることを知見するのに至った。このような不具合が生じないように投入電力を設定するには、投入電力とターゲット材温度との相関を求める必要がある。
ターゲット材の温度を測定する装置が例えば特許文献1で知られている。このものでは、真空チャンバ側壁に固定された温度検出手段によりスパッタ面の温度を測定している。然しながら、真空チャンバ内にはターゲット材と成膜対象物との間の空間を囲繞するように筒状の防着板が配置されることが一般であり、スパッタリング中のターゲット材の温度を測定するには限界がある。
特開平11−100670号公報
本発明は、以上の点に鑑み、スパッタリング装置に組み付けることで、スパッタリング中のターゲット材の温度を測定することが可能なターゲットアッセンブリを提供することをその課題とする。
上記課題を解決するために、一方の面をスパッタ面とするターゲット材と、このターゲット材の他方の面に接合されるバッキングプレートとを備える本発明のターゲットアッセンブリは、ターゲット材の他方の面に接触する、ターゲット材の温度に応じた光を発する感温部と、この感温部をバッキングプレートから熱的に絶縁する窓材と、前記感温部から発せられる光をバッキングプレートの外部にガイドする導光手段とを設けることを特徴とする。
本発明によれば、当該ターゲットアッセンブリをスパッタリング装置に組み付けてターゲット材をスパッタリングする場合、感温部から発せされる光の波長や強度は、ターゲット材の温度に応じて変化する。このとき、感温部は窓材によりバッキングプレートから熱的に絶縁される。従って、導光手段によりガイドされる光の波長や強度に基づいて、ターゲット材の温度を測定することができる。尚、本発明は、窓材が空間で構成される場合も含むものとする。
本発明において、前記感温部を蛍光体で構成し、この蛍光体に励起光を照射し、蛍光体からの蛍光をバッキングプレート外部にガイドすれば、蛍光強度や蛍光寿命からターゲット材の温度を求めることができる。
本発明において、前記感温部を放射率0.8以上の高放射率体で構成することが好ましい。ここで、高放射率体は、ターゲット材の温度に応じた波長や強度を有する赤外光を発する。このため、ガイドされる赤外光の波長や強度からターゲット材の温度を求めることができる。
本発明において、バッキングプレートのターゲット材との接合面と反対側の面に溝が開設され、この溝に導光手段が嵌め込まれることが好ましい。これによれば、当該ターゲットアッセンブリがスパッタリング装置に組み付けられ、バッキングプレートと磁石ユニットとの間の隙間が狭い場合であっても、導光手段の設置スペースを確保することができる。
本発明の実施形態のターゲットアッセンブリが適用されたスパッタリング装置の構成を示す模式図。 本発明の実施形態のターゲットアッセンブリの変形例を示す模式図。 (a)は本発明の実施形態のターゲットアッセンブリの変形例を模式的に示す平面図であり、(b)は図3(a)のA−A線に沿う断面図。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態のカソードアッセンブリについて、スパッタリング装置に組み付けたものを例に説明する。
図1に示すように、スパッタリング装置SMは、処理室1aを画成する真空チャンバ1を備える。以下においては、図1を基準とし、真空チャンバ1の天井部側を「上」、その底部側を「下」として説明する。
真空チャンバ1の底部には、排気管10を介してターボ分子ポンプやロータリーポンプなどからなる真空ポンプPが接続され、所定圧力(例えば1×10−5Pa)まで真空引きできるようにしている。真空チャンバ1の側壁には、図示省略のガス源に連通し、マスフローコントローラ11が介設されたガス管12が接続され、Arなどの希ガスからなるスパッタガスを処理室1a内に所定流量で導入できるようになっている。
真空チャンバ1の天井部には、ターゲットアッセンブリTAが設けられている。ターゲットアッセンブリTAは、成膜しようとする薄膜の組成に応じて適宜選択される酸化アルミニウムや酸化マグネシウム等の絶縁物で作製されるターゲット材2と、ターゲット材2のスパッタ面2aと背向する上面に図示省略のインジウムやスズ等のボンディング材を介して接合されるバッキングプレート3とを備える。真空チャンバ1の上壁に絶縁部材Iを介して固定されるバッキングプレート3の延出部分30に対向して、アース電位で環状のシールド板4が設けられている。
バッキングプレート3には、冷媒用通路31が形成され、この冷媒用通路31に冷媒(例えば、冷却水)を流すことで、スパッタリング時にターゲット材2を冷却出来るようになっている。ターゲット材2には、スパッタ電源Eとしての公知の構造を有する高周波電源からの出力が接続され、スパッタリング時、所定電力が投入される。なお、ターゲット材2の材質(例えば、金属)によっては、スパッタ電源Eとして公知の直流電源やパルス電源を用いてもよい。
バッキングプレート3の上方には、磁石ユニット5が配置されており、この磁石ユニット5によりターゲット材2のスパッタ面2aの下方空間に漏洩磁場を発生させ、スパッタリング時にスパッタ面2aの下方で電離した電子等を捕捉してターゲット材2から飛散したスパッタ粒子を効率よくイオン化できるようにしている。磁石ユニット5としては、公知の構造を有するものを用いることができるため、ここでは、詳細な説明を省略する。
真空チャンバ1の底部には、ターゲット材2のスパッタ面2aに対向させてステージ6が配置され、基板Wがその成膜面を上側にして位置決め保持されるようにしている。
ところで、このようにターゲットアッセンブリTAを真空チャンバ1に組み付け、ターゲット材2をスパッタリングして基板Wに絶縁物膜を成膜するとき、その成膜レートを高めるには、ターゲット材2への投入電力を増加させることが考えられる。投入電力を増加させると、ターゲット材2に欠けや割れが発生する不具合があり、このような不具合はスパッタリング中のターゲット材2の温度に起因することを知見するに至った。ターゲット材2への投入電力を設定するに当たり、ターゲット材2の温度を測定する必要がある。
そこで、本実施形態のターゲットアッセンブリTAは、ターゲット材2の上面2bに接触する、ターゲット材2の温度に応じた光を発する感温部71と、この感温部71をバッキングプレート3から熱的に絶縁する窓材72と、感温部71から発せられる光をバッキングプレート3の外部のセンサ本体74にガイドする導光手段73とを更に備える。本実施形態において、導光手段73は、センサ本体74の図示省略する励起光源から発せられる励起光を窓材72ひいては感温部71にガイドする役割も兼ねる。センサ本体74は、図示省略するが、励起光を発する励起光源(例えば、パルス光源)と、蛍光の波長や強度を検出する検出手段とを備える。センサ本体74としては、公知の構造を有するものを用いることができるため、ここでは詳細な説明を省略する。
感温部71は、例えば、マグネシウム蛍光体等の蛍光体で構成することができる。窓材72は、例えば、石英やサファイア等の透光性を有する材料で構成することができ、また、後述するように空間で構成することもできる。導光手段73は、一端が窓材72に連通する、上下方向にのびる光ファイバ73aと、この光ファイバ73aの他端にアダプタ73bを介して接続される、水平方向にのびる光ファイバ73cとで構成することができる。バッキングプレート3の上面3aに凹部34を形成し、この凹部34にアダプタ73bの下部を嵌め込むことで、蛍光体71に対して光ファイバ73aを位置決めすることができる。このように導光手段73を構成すれば、バッキングプレート3と磁石ユニット5との間の空間が狭い場合でも、蛍光体71から発せられる蛍光をセンサ本体74に導くことができる。センサ本体74には制御部Cが接続され、センサ本体74により検出される蛍光の波長や強度からターゲット材2の温度を測定することができる。
ここで、励起光源から蛍光体71への励起光の照射開始から所定時間経過後に励起光源を消灯したとき、その消灯直後の蛍光の強度は、ターゲット材2の温度が高いほど高い。従って、ターゲット材2の温度と、蛍光の強度との関係を予め求めておくことで、蛍光の強度に基づいてターゲット材2の温度を求めることができる。尚、励起光源の消灯直後の蛍光の波長が、ターゲット材2の温度によって変化する場合もある。この場合、ターゲット材2の温度と、蛍光の波長との関係を予め求めておくことで、蛍光の波長に基づいてターゲット材2の温度を求めることができる。
制御部Cは、公知のマイクロコンピュータやシーケンサ等を備え、上記ターゲット材2の温度測定を行うほか、スパッタ電源Eの稼働、マスフローコントローラ11の稼働、真空ポンプPの稼働や磁石ユニット5の稼働等を統括管理するようになっている。窓材72の材料や厚さは、当該窓材72を透過する励起光や蛍光の波長に応じて適宜選択することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、ターゲットアッセンブリTAをスパッタリング装置SMに組み付けてターゲット材2をスパッタリングする場合、蛍光体71から発せられる蛍光の波長や強度は、ターゲット材2の温度に応じて変化する。このとき、蛍光体71は、窓材72によりバッキングプレート3から熱的に絶縁される。従って、導光手段73によりガイドされる蛍光の波長や強度に基づいて、スパッタリング中のターゲット材2の温度を測定することができる。
ところで、バッキングプレート3のターゲット材2と接合される面に熱電対を埋め込むことも考えられるが、ターゲット材2に投入される高周波電力によるノイズの影響を受けて測定精度の低下を招来する。バッキングプレート3上方には磁石ユニット5が配置されるため、ノイズカットフィルタを設けるスペースを確保することは難しい。本実施形態では、感温部71から発せられる光の波長や強度に基づきターゲット材2の温度を測定するため、高周波電力によるノイズの影響を受けず、ノイズカットフィルタを設ける必要がないため、バッキングプレート3と磁石ユニット5との間のスペースが狭い場合に有利である。
なお、真空チャンバ1内にターゲット材2と基板Wとの間の空間を囲繞するように筒状の防着板を配置してもよい。この場合に本発明を適用すれば、防着板の影響を受けずに、スパッタリング中のターゲット材2の温度を測定することができて有利である。
上記ターゲットアッセンブリTAは、以下のようにして製造することができる。即ち、バッキングプレート3のターゲット材2と接合する面(下面)に所定深さの凹部32を形成し、凹部32の内面に窓材72を例えば1〜5mmの厚みで形成する。窓材72の窪み部に蛍光体71を例えば0.05〜0.3mmの厚みで形成する。バッキングプレート3の反対側の面に窓材72に連通する、凹部32よりも小径の孔33を形成し、さらに、孔33の上部に凹部34を開設する。そして、凹部34にアダプタ73bの下部を嵌め込むことで、アダプタ73bの貫通孔731に挿入された光ファイバ73aが孔33に挿入され、光ファイバ73a先端が窓材72に接触する。その後、バッキングプレート3とターゲット材2とを接合する。このとき、ターゲット材2と蛍光体71との間にボンディング材が形成されないように、蛍光体71が接する部分にマスク等の手段を用いてボンディング材が形成されないようにすることが好ましい。
また、ターゲット材2とバッキングプレート3とを接合した後、バッキングプレート3にターゲット材2に到達する孔を開設し、孔の底部に露出するターゲット材2表面に蛍光体71を塗布し、塗布した蛍光体71の表面から0.5mm程度の空間を存して光ファイバを設置してもよい。このとき、空間が持つ断熱効果により蛍光体71がバッキングプレート3から熱的に絶縁されるため、空間が窓材72として構成される。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記に限定されるものではない。上記実施形態では、感温部71として蛍光体を用いる場合を例に説明したが、感温部71として、高放射率体を用いることもできる。ここで、高放射率体71から発せられる赤外光の強度や波長は、ターゲット材2の温度によって変化する。高放射率体71としては、0.8以上の放射率を有するものを用いることができ、例えば、黒色カーボン塗料を用いることができる。黒色カーボン塗料71からの赤外光の強度は、ターゲット材2の温度が高いほど高い。従って、ターゲット材2の温度と、高放射率体71から発せられる赤外光の各波長の強度との関係を予め実験等により求めておくことで、導光手段73によりセンサ本体74にガイドされる赤外光の任意の波長域における強度に基づいてターゲット材2の温度を求めることができる。この場合、センサ本体74に励起光源を設ける必要がないため、設備コストを低減することができて有利である。窓材72としては、ゲルマニウム、フッ化カルシウム、フッ化バリウム等のように、任意の波長域の赤外光を透過させる材料を適宜選択することができる。
また、上記実施形態では、導光手段73として光ファイバを用いているが、導光手段はこれに限らず、ミラー等を用いて光をガイドするように構成してもよい。特に、ターゲット材2の温度を0℃〜50℃の範囲(常温を含む比較的低温の領域)で測定する場合には、4μm〜14μmの長波長域の赤外線の強度を測定する必要があるが、この長波長域で伝送効率の高い光ファイバが存在しない。そこで、ターゲット材2の温度を上記範囲で測定する場合、内部が鏡面処理された金属パイプを導光手段73として用い、この金属パイプ内を赤外光を伝送させてセンサ本体74の素子に入射させることが好ましい。
また、上記実施形態では、アダプタ73bの内部に屈曲する貫通孔731を穿設し、この貫通孔731に2本の光ファイバ73a,73cを夫々反対側から挿入することにより、これらの光ファイバ73a,73cを接続しているが、図2に示すように、アダプタ73bの内部に湾曲する貫通孔732を穿設し、この貫通孔732に光ファイバ73dを挿通して湾曲させ、この湾曲させた1本の光ファイバ73dを介して蛍光を導くように構成してもよい。この場合も、蛍光体71表面と、光ファイバ73aとの間の空間72を0.5mm程度に調整すれば、この空間72を断熱効果を有する窓材として構成することができる。また、バッキングプレート3の上面3aに形成した凹部34にアダプタ73bの下部を嵌め込むことで、蛍光体71に対して光ファイバ73d先端を位置決めすることができる。
ところで、バッキングプレート3と磁石ユニット5との間の隙間が狭い(例えば、2mm程度)場合があり、この場合、光ファイバの設置スペースを確保することが難しい。そこで、図3に示すように、バッキングプレート3の上面(すなわち、ターゲット材2との接合面と反対側の面)3aに溝35を開設し、この溝35に光ファイバ73eを嵌め込むことにより、光ファイバ73eの設置スペースを確保することができる。この場合、バッキングプレート3に、上記溝35に連通する、光ファイバ73eを湾曲させるための傾斜面36aを有する凹部36を開設する。そして、この凹部36の底部に露出するターゲット材2表面に蛍光体71を塗布等により形成し、この蛍光体71の表面から0.5mm程度の空間(窓材)72を存して光ファイバ73e先端を位置決めした状態で光ファイバ73eを押さえ部材74で押さえる。この押さえ部材74を凹部36に嵌め込み、バッキングプレート3にビス止めすることが好ましい。このように構成すれば、バッキングプレート3と磁石ユニット5との間の隙間が狭い場合でも、光ファイバ73eの設置スペースを確保することができる。
TA…ターゲットアッセンブリ、2…ターゲット材、2a…スパッタ面、3…バッキングプレート、35…溝、71…感温部,蛍光体,高放射率体、72…窓材、73…導光手段。

Claims (4)

  1. 一方の面をスパッタ面とするターゲット材と、このターゲット材の他方の面に接合されるバッキングプレートとを備えるターゲットアッセンブリにおいて、
    ターゲット材の他方の面に接触する、ターゲット材の温度に応じた光を発する感温部と、この感温部をバッキングプレートから熱的に絶縁する窓材と、前記感温部から発せられる光をバッキングプレートの外部にガイドする導光手段とを設けることを特徴とするターゲットアッセンブリ。
  2. 前記感温部は蛍光体で構成され、前記導光手段は、バッキングプレート外部からの励起光を蛍光体に照射すると共に蛍光体から発せられる蛍光をバッキングプレート外部にガイドすることを特徴とする請求項1記載のターゲットアッセンブリ。
  3. 前記感温部は放射率0.8以上の高放射率体で構成され、この高放射率体から発せられる赤外光を前記導光手段によりガイドすることを特徴とする請求項1記載のターゲットアッセンブリ。
  4. バッキングプレートのターゲット材との接合面と反対側の面に溝が開設され、この溝に導光手段が嵌め込まれることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載のターゲットアッセンブリ。
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