JP2017039378A - エアバッグ装置 - Google Patents

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【課題】ファーサイド用のエアバッグを車両前後方向に展開し、車幅方向中央側への乗員の移動を拘束するエアバッグ装置を提供する。【解決手段】ファーサイド用のエアバッグ装置は、ロッド状のインフレータ18と、シート側に位置する第1パネル12及び車幅方向中央側に位置する第2パネル13を有するエアバッグ11と、を備える。膨張展開したエアバッグ11は、前側膨張室21と後側膨張室22とに仕切られ、インフレータ18は、後側膨張室22において、第1パネル12を貫くスタッドボルト18cによってシートバックフレーム5に取り付けられている。膨張展開したエアバッグ11の、インフレータ18の軸心線方向と直交方向の断面において、後側膨張室22の少なくとも左右側面部及び後面部が円形となっており、この円の中心と、スタッドボルト18cとは、車両前後方向の位置が同一である。【選択図】図2

Description

本発明は、車両用シートの車幅方向中央側の側部に搭載されるファーサイド用のエアバッグ装置に関する。
自動車等の車両に搭載されるエアバッグ装置として、車両の正面衝突の際、乗員の車両進行方向への移動を拘束する運転席用エアバッグ装置や助手席用エアバッグ装置が知られている。これらのエアバッグ装置に加え、側面衝突の際に乗員を拘束するサイドエアバッグ装置を搭載する車両も増えてきている。
側面衝突では、衝突の衝撃力により車両が移動されるのに対し、座席に着座した乗員はその場に留まろうとするため、衝突側に向かうような慣性力を受けることとなり、非衝突側シートの乗員は、車幅方向中央側へ向かって動かされるような力を受ける。そのため、隣り合う座席シートの間に膨張展開されるファーサイド用のエアバッグ装置が提案されている(例えば特許文献1〜10参照)。乗員を効果的に拘束するためにファーサイド用のエアバッグは、車両前後方向に沿って展開することが求められている。
特開2014−69681号公報 特開2014−108740号公報 特開2010−52620号公報 特開2010−52619号公報 特許第5163975号公報 特許第4992790号公報 特許第5131658号公報 国際公開第2014/013822号 国際公開第2014/123055号 米国特許出願公開第2015/0158453号明細書
本発明は、上記従来の実状に鑑みてなされたものであり、ファーサイド用のエアバッグを車両前後方向に展開し、車幅方向中央側への乗員の移動を効果的に規制できるエアバッグ装置を提供することを目的とする。
本発明のエアバッグ装置は、シートバックの車幅方向中央側の側部に搭載されるファーサイド用のエアバッグ装置であって、ガスを発生させるインフレータと、シート側に位置する第1パネル及び車幅方向中央側に位置する第2パネルを有し、前記ガスにより膨張展開するエアバッグと、を備え、膨張展開した前記エアバッグは、車両前方側の前側膨張室と、車両後方側の後側膨張室とを有し、前記インフレータは、前記後側膨張室内に配置されており、前記シートバックの頂端側と基端側とを結ぶ方向に延在したロッド状であり、前記第1パネルを貫く取付部材によってシートバックフレームに取り付けられるエアバッグ装置において、膨張展開した前記エアバッグの前記後側膨張室は、前記インフレータの軸心線方向と直交方向の断面において、少なくとも左右側面部及び後面部が円形となっており、この円の中心と、前記取付部材とは、車両前後方向の位置が同一であることを特徴とするものである。
本発明の一態様では、前記取付部材として、前記インフレータの側周面から立設され、前記シートバックフレームのボルト孔に挿通される上側ボルト及び下側ボルトを有し、前記エアバッグの断面は、前記上側ボルトを通る。
本発明の一態様では、前記第1パネルと前記第2パネルとに結合された仕切りテザーによって、前記エアバッグに前記後側膨張室が形成されている。本発明の別の一態様では、前記第1パネルと前記第2パネルとを縫合する縫合部により、前記後側膨張室が形成されている。
本発明の一態様では、前記第1パネル及び前記第2パネルは、それぞれ、別体であるか、又は二つ折りした1枚のパネルの一半側及び他半側である。
本発明の一態様では、前記前側膨張室と前記後側膨張室との間に中央膨張室が設けられている。
本発明では、膨張展開したエアバッグが前側膨張室と後側膨張室とに仕切られ、インフレータは、後側膨張室において、エアバッグの第1パネルを貫く取付部材によってシートバックフレームに取り付けられている。膨張展開したエアバッグの、インフレータの軸心線方向と直交方向の断面において、後側膨張室の外周のうち、少なくとも左右側面部及び後面部は円形となっている。この円の中心と、前記取付部材とは、車両前後方向の位置が同じになっているため、前側膨張室と後側膨張室を有するエアバッグが車両前後方向に展開する。
第1の実施形態のエアバッグ装置において、エアバッグの膨張展開完了状態を示す側面図である。 図1のII−II線断面図である。 図2のIII−III線断面図である。 エアバッグ断面の模式図である。 第2の実施形態に係るエアバッグの膨張展開完了状態の断面図である。 エアバッグ断面の模式図である。 第1変形例によるエアバッグの膨張展開完了状態を示す側面図である。 図7のVIII−VIII線断面図である。 第2変形例によるエアバッグの膨張展開完了状態を示す側面図である。 第3変形例によるエアバッグの膨張展開完了状態の断面図である。 第4変形例によるエアバッグの膨張展開完了状態を示す側面図である。 図11のXII−XII線断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の実施形態において、前後・上下・左右の方向は、特に断らない限り、車両の前後・上下・左右の方向と一致するものである。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係るエアバッグ装置のエアバッグが膨張展開した様子を示す側面図である。図2は図1のII−II線断面図であり、図3は図2のIII−III線断面図である。本実施形態では、左右方向に沿って並設される運転席及び助手席の2つの座席を備える車両の左側座席について説明する。なお、各図に適宜示す矢印FR、UP、OUTは、それぞれ、車両の前方向、上方向、車幅方向の外側(本実施形態では左側)を示す。
図1〜図3に示す通り、本実施形態に係るエアバッグ装置10は、いわゆるファーサイドエアバッグ装置であり、車両用シート1の車幅方向中央側の側部に搭載されている。本実施形態では、シート1は車両の左側シートであり、エアバッグ装置10はシート1の右側部に搭載されている。
シート1は、シートクッション2、シートバック3及びヘッドレスト4を備え、シートバック3はシートクッション2の後端部に傾倒可能に連結されている。ヘッドレスト4は、シートバック3の頂端部に連結されている。シートバック3は、その骨格となるシートバックフレーム5を有する。
シートバックフレーム5は、板金素材からなり、シートバック3の左縁側から上縁側を経て右縁側まで延在する逆U字形状をなしている。本実施形態では、シートバックフレーム5の右縁側の縦フレームにエアバッグ装置10が取り付けられる。
エアバッグ装置10は、シートバック3内に折り畳まれて収納されるエアバッグ11と、エアバッグ11に膨張用ガスを供給するインフレータ18とを備えている。
エアバッグ11は、略々長方形状の2枚のパネル(第1パネル12及び第2パネル13)の周縁部を縫糸14によって縫製したものである。エアバッグ11は、乗員の頭部、肩部、胸部及び腹部を拘束し得る大きさとなっている。
エアバッグ11の内部は、仕切りテザー15によって前後2つの膨張室21、22に区画されている。この仕切りテザー15は、パネル12、13と同様の布材が長尺帯状に切り出されて形成されたものであり、一方の長辺縁部がパネル12に縫糸16によって縫着され、他方の長辺縁部がパネル13に縫糸17によって縫着されている。
例えば、仕切りテザー15は、後述するインフレータ18の本体部18aの軸心線方向と平行になるように配置される。仕切りテザー15の長辺縁部の長さは、エアバッグ11のインフレータ軸心線方向の高さの好ましくは40〜90%程度となっており、仕切りテザー15の上側及び下側において前側膨張室21と後側膨張室22とが連通している。インフレータ18は、後側膨張室22内に配置されている。
この仕切りテザー15によって、膨張展開したエアバッグ11の車幅方向の厚みが抑えられ、エアバッグ11の容量が抑えられるので、インフレータ18に低出力のものを用いることができる。
2枚のパネル12、13のうち、シート1側に位置する第1パネル12には、後述するインフレータ18のボルト18c、18dを通すための小孔12c、12dと、インフレータ18が挿通されるスリット12eが設けられている。小孔12c、12d及びスリット12eは、第1パネル12のうち、縫糸16よりも後方側に設けられている。すなわち、小孔12c、12d及びスリット12eは、第1パネル12のうち、後側膨張室22を構成する領域に設けられている。
インフレータ18は、円柱ロッド状の本体部18aと、本体部18aの一端から突出するガス噴出部18bと、本体部18aの側周面から放射方向に立設された取付部材としての2本のスタッドボルト18c及び18dと、本体部18aの他端から延びているハーネス18eと、を有している。ガス噴出部18bは、本体部18aよりも小径であり、その外周面に複数のガス噴出口が設けられている。スタッドボルト18c及び18dは、本体部18aの軸心線方向に並んで設けられている。本体部18aの他端は、スリット12eを介してエアバッグ11の外側に配置されるようになっている。
ガス噴出部18bを上側にし、上側ボルト18c及び下側ボルト18dを第1パネル12の小孔12c、12dを通してエアバッグ11外に突出させ、さらにシートバックフレーム5のボルト孔5c、5d(図3参照)に通し、ナット19(図2参照)を締め込むことにより、エアバッグ11及びインフレータ18がシートバックフレーム5に固定される。インフレータ18は、シートバック3の頂端側と基端側とを結ぶ方向に延在するように取り付けられる。インフレータ18の周りにリテーナを設け、このリテーナからスタッドボルト18c及び18dが立設されていてもよい。
図2は、インフレータ18を横切り、かつ本体部18aの軸心線方向に直交する方向における、膨張展開したエアバッグ11の断面を示している。エアバッグ11の前側膨張室21と後側膨張室22は、それぞれ、この断面が円形(略円形)になるように膨張する。但し、仕切りテザー15によってパネル12、13同士が接続されているため、エアバッグ11の断面は2つの円の一部が重なったような形状となる。
後側膨張室22は、左右側面部と後面部が実質的に円形となり、前面側は仕切りテザー15よりなる直線状となったD字形の断面形状となっている。前側膨張室21も同様にD字形の断面形状となっている。
図4は、エアバッグ11の断面を、2つの円の一部が重なった形状とみなした場合の模式図である。円R1は前側膨張室21に対応し、円R2は後側膨張室22に対応し、弦Sは仕切りテザー15に対応する。また、点Aは後側膨張室22の縫糸14に対応し、点Bはシートバックフレーム5へのインフレータ18の取付箇所に対応する。点Dは前側膨張室21の縫糸14に対応する。
図4に示すように、後側膨張室22の円弧状の外周を円周の一部とする円R2の中心Cと、点Bとは、車両前後方向の位置が同一になっている。そのため、点A及び中心Cを通る直線L1は、中心Cと点Bを結ぶ線分L2と直角をなすと共に、弦Sと直交する。また、直線L1上に点Dが位置する。
ここで、中心Cと、点Bの車両前後方向の位置が同一とは、完全同一に限定されず、前後に多少ずれたものであってもよい。例えば、中心Cと、点Bの車両前後方向の位置は、前後に、円R2の半径(線分L2の長さ)の30%以下だけずれていてもよい。
図4に示す位置関係となるようにインフレータ18の取付箇所(スタッドボルト挿通用の小孔12c、12dの配置箇所)を設けることで、点A及び点Dを通る直線L1が車両前後方向と平行になり、エアバッグ11が車両前後方向に膨張展開する。
このように構成されたエアバッグ装置10を備えた車両が右側から側面衝突された場合、インフレータ18がガス発生作動する。インフレータ18から後側膨張室22に供給されたガスは、後側膨張室22を膨張させると共に、仕切りテザー15の上下の連通部を介して前側膨張室21に供給され、前側膨張室21を膨張させる。
上述したように、インフレータ18を横切りかつその軸心線方向に直交したエアバッグ断面において、後側膨張室22の外周を円周の一部とする円R2の中心Cと、インフレータ18のシートバックフレーム5への取り付け箇所とは、車両前後方向の位置が同じになっているため、前側膨張室21及び後側膨張室22を有するエアバッグ11は車両前後方向に膨張展開する。
このように車両前後方向に展開したエアバッグ11は、シート1の乗員の車幅方向中央側への移動を拘束する。
図2、図4に示す、インフレータ18を横切り、かつ本体部18aの軸心線方向に直交する方向における断面は、特にインフレータ18の上側ボルト18cを横切る断面であることが好ましい。エアバッグ11の膨張展開時、インフレータ18の2本のボルトのうち下側ボルト18dよりも上側ボルト18cに大きな力がかかり、エアバッグ11の膨張展開方向に対する影響が大きいためである。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では仕切りテザー15によりエアバッグ11を前後2つの膨張室21、22に仕切っていたが、図5に示すエアバッグ11Aのように、2枚のパネル12、13を縫糸24で縫製した縫合部により仕切るようにしてもよい。
図5に示すように、エアバッグ11Aの前側膨張室21Aと後側膨張室22Aは、それぞれ、この断面が実質的に円形になるように膨張する。
図6は、エアバッグ11Aの断面を、1つの点Eで接した2つの円とみなした場合の模式図である。円R3は前側膨張室21Aに対応し、円R4は後側膨張室22Aに対応する。点Eは縫糸24に対応する。
図6に示すように、後側膨張室22Aの外周を円周とする円R4の中心Cと、点Bとは、車両前後方向の位置が同じになっている。弧ABの長さは、弧AEの半分、円R4の円周の1/4となっている。そのため、点A及び中心Cを通る直線L1は、中心Cと点Bを結ぶ線分L2と直角をなす。また、直線L1上に点D及び点Eが位置する。上記第1の実施形態と同様に、点A、点D及び点Eを通る直線L1が車両前後方向と平行になり、エアバッグ11Aは車両前後方向に膨張展開する。
上記第1及び第2の実施形態では、膨張展開したエアバッグが前側膨張室と後側膨張室の2つの膨張室に仕切られていたが、3つ以上の膨張室に仕切られていてもよい。図7は、前側膨張室、中央膨張室及び後側膨張室の3つの膨張室に仕切られるエアバッグ11Bの側面図である。図8は図7のVIII−VIII線断面図である。
図7、図8に示すように、2枚のパネル12、13を縫糸25、26で縫製した縫合部により、エアバッグ11Bは、前側膨張室21B、後側膨張室22B、及び前側膨張室21Bと後側膨張室22Bとの間に位置する中央膨張室23Bに仕切られる。縫糸25、26による縫合部でなく、仕切りテザーにより仕切るようにしてもよい。このようにエアバッグを3つ以上の膨張室に仕切ることで、エアバッグの容量を抑え、より低出力のインフレータ18を使用することができる。
上記第1及び第2の実施形態では、後側膨張室がシートバック3の上下方向全体にわたり、その後方側に張り出すように設けられていたが、エアバッグを車両前後方向に膨張展開するには、図9に示すように、後側膨張室22Cがインフレータ18の後方にのみ設けられていればよい。このように、後側膨張室22Cを小さくすることでエアバッグ11Cの容量を抑え、低出力のインフレータ18を使用することができる。
上記第1及び第2の実施形態では、2枚のパネルの周縁部を縫合してエアバッグを作製していたが、図10に示すように、1枚のパネル30が二つ折りにされ外周縁部を縫製することにより袋状のエアバッグ11Dを作製してもよい。図10では、二つ折りした1枚のパネルの一半側及び他半側のそれぞれに、仕切りテザー15の長辺縁部を縫糸16、17によって縫製している。二つ折りした1枚のパネルの一半側及び他半側を縫糸で縫合して、前側膨張室と後側膨張室とに仕切ってもよい。
上記第1及び第2の実施形態では、膨張展開したエアバッグが前側膨張室と後側膨張室の2つの膨張室に仕切られていたが、図11、図12に示すエアバッグ11Eのように、膨張室を仕切らないようにしてもよい。図12に示すように、エアバッグ11Eは、断面が実質的に円形になるように膨張する。エアバッグ11Eの外周を円周とする円の中心と、インフレータ18の取付箇所とは、車両前後方向の位置が同じになっており、エアバッグ11Eは車両前後方向に膨張展開する。
上記第1及び第2の実施形態では、仕切りテザー15や縫糸24による前側膨張室と後側膨張室との仕切り部が、インフレータ18の本体部18aの軸心線方向と平行になるように形成されていたが、仕切り部の配設方向はこれに限定されず、例えば車両上下方向となっていてもよい。
1 車両用シート
2 シートクッション
3 シートバック
4 ヘッドレスト
5 シートバックフレーム
10 エアバッグ装置
11 エアバッグ
12、13、30 パネル
15 仕切りテザー
18 インフレータ
21 前側膨張室
22 後側膨張室

Claims (6)

  1. シートバックの車幅方向中央側の側部に搭載されるファーサイド用のエアバッグ装置であって、
    ガスを発生させるインフレータと、
    シート側に位置する第1パネル及び車幅方向中央側に位置する第2パネルを有し、前記ガスにより膨張展開するエアバッグと、
    を備え、
    膨張展開した前記エアバッグは、車両前方側の前側膨張室と、車両後方側の後側膨張室とを有し、
    前記インフレータは、前記後側膨張室内に配置されており、前記シートバックの頂端側と基端側とを結ぶ方向に延在したロッド状であり、前記第1パネルを貫く取付部材によってシートバックフレームに取り付けられるエアバッグ装置において、
    膨張展開した前記エアバッグの前記後側膨張室は、前記インフレータの軸心線方向と直交方向の断面において、少なくとも左右側面部及び後面部が円形となっており、
    この円の中心と、前記取付部材とは、車両前後方向の位置が同一であることを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 請求項1において、前記取付部材として、前記インフレータの側周面から立設され、前記シートバックフレームのボルト孔に挿通される上側ボルト及び下側ボルトを有し、
    前記エアバッグの断面は、前記上側ボルトを通ることを特徴とするエアバッグ装置。
  3. 請求項1又は2において、前記第1パネルと前記第2パネルとに結合された仕切りテザーによって、前記エアバッグに前記後側膨張室が形成されていることを特徴とするエアバッグ装置。
  4. 請求項1又は2において、前記第1パネルと前記第2パネルとを縫合する縫合部により、前記後側膨張室が形成されていることを特徴とするエアバッグ装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかにおいて、前記第1パネル及び前記第2パネルは、それぞれ、別体であるか、又は、二つ折りした1枚のパネルの一半側及び他半側であることを特徴とするエアバッグ装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれかにおいて、前記前側膨張室と前記後側膨張室との間に中央膨張室が設けられていることを特徴とするエアバッグ装置。
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