JP2017039268A - 画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】後工程処理の実施の遅れを抑制することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】複数ページの印刷において、ページの順と逆順に印刷を行う逆順印刷ジョブを実行し、印刷が行われた印刷済用紙を排紙手段に出力する画像形成装置において、逆順印刷ジョブを複数の分割逆順印刷ジョブに分割するジョブ分割手段と、複数の分割逆順印刷ジョブのうち先頭ページの印刷を含む分割逆順印刷ジョブを優先して実行するジョブ実行手段とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラムに関し、特に、印刷処理を行う画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラムに関する。
複数ページの印刷物の印刷ジョブを行う画像形成装置としてのMFPが知られている。MFPは各ページの印刷を実行するための各印刷データを取得し、取得された各印刷データに基づいて各ページの印刷を含む印刷ジョブを行う。MFPは取得された1ページ目の印刷データからページの順に印刷を行う正順印刷ジョブ及び取得された最終ページの印刷データからページの順の逆順に印刷を行う逆順印刷ジョブを実行可能である。MFPでは、ユーザが当該MFPに設けられる操作部の操作によって正順印刷ジョブの実行及び逆順印刷ジョブの実行のいずれかの設定を行う。MFPでは、印刷ジョブが実行中に上記設定の切り換えが行われることによって印刷ジョブの実行の不具合が生じないように、実行中の印刷ジョブが完了してから上記設定の切り換えが反映される(例えば、特許文献1参照)。MFPは印刷ジョブによって印刷された用紙(以下、「印刷済用紙」という。)を当該MFPに設けられる少なくとも1つの積載部に出力する。積載部に出力された印刷済用紙の用紙束に対し、後工程処理、例えば、印刷済用紙の印刷内容の妥当性の検査や印刷済用紙の汚れ等の検査を行う検品処理、パンチ処理、及びステイプル処理等が施される。ユーザは、用紙束に後工程処理を施す場合、積載部に積載された印刷済用紙の用紙束を取り出し、後工程処理を実行する後処理装置に当該用紙束を直接配置する。例えば、検品処理では、後処理装置が1ページ目の印刷済用紙からページの順に各印刷済用紙を読み込んで当該印刷済用紙に含まれる印刷内容を取得し、取得された印刷内容と各ページに対応する印刷データとをページの順に比較して検査を行う。そのため、検品処理を行う場合、当該検品処理の効率化の観点から、1ページ目の印刷済用紙が最も上に配置された用紙束になるように、逆順印刷ジョブで印刷が行われる。
特開2008−35127号公報
しかしながら、逆順印刷ジョブでは、1ページ目の印刷が最後に行われるので、全てのページの印刷が完了しないと、1ページ目の印刷済用紙が出力されない。特に、積載部に積載可能な最大積載枚数を大きく超えるページ数の逆順印刷では、積載部が満載になる毎に積載部から印刷済用紙を取り出す必要があるので、ページ数が増える程1ページ目の印刷済用紙が出力されるまでに必要以上に時間を要してしまう。すなわち、後工程処理を開始するまでに必要以上に時間を要してしまい、後工程処理の実施が遅れる可能性がある。
本発明の目的は、後工程処理の実施の遅れを抑制することができる画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、複数ページの印刷において、ページの順と逆順に印刷を行う逆順印刷ジョブを実行し、前記印刷が行われた各印刷済用紙を排紙手段に出力する画像形成装置において、前記逆順印刷ジョブを複数の分割逆順印刷ジョブに分割するジョブ分割手段と、前記複数の分割逆順印刷ジョブのうち先頭ページの印刷を含む分割逆順印刷ジョブを優先して実行するジョブ実行手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、後工程処理の実施の遅れを抑制することができる。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置としてのMFPを含む画像形成システムの構成を概略的に示すブロック図である。 図1におけるMFPの構成を概略的に示すブロック図である。 図2における操作表示部に表示される印刷設定メニューを説明するための図である。 図1におけるMFPで実行される印刷ジョブ分割処理の手順を示すフローチャートである。 図1におけるMFPの印刷済用紙の出力を説明するための図であり、図5(a)は排紙ブロック順序設定で「正順」が設定された場合の印刷済用紙の出力の一例を示し、図5(b)は排紙ブロック順序設定で「逆順」が設定された場合の印刷済用紙の出力の一例を示す。 図4の印刷ジョブ分割処理で用いられる管理テーブルの一例を示す図である。 図4の印刷ジョブ分割処理で用いられるジョブ設定データの一例を示す図であり、図7(a)は用紙束出力順序設定で「正順」が設定された場合のジョブ設定データの一例を示し、図7(b)は用紙束出力順序設定で「逆順」が設定された場合のジョブ設定データの一例を示し、図7(c)は出力枚数設定で「手動」が設定された場合のジョブ設定データの一例を示し、図7(d)はステップS410で分割された分割逆順印刷ジョブに対応するジョブ設定データの一例を示す。 図4の印刷ジョブ分割処理の変形例の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳述する。
本実施の形態では、逆順印刷ジョブを実行可能な画像形成装置としてのMFPに本発明を適用した場合について説明するが、本発明の適用先はMFPに限られず、逆順印刷ジョブを実行可能な画像形成装置であれば本発明を適用することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置としてのMFP103を含む画像形成システム100の構成を概略的に示すブロック図である。
図1において、画像形成システム100は、プリントサーバ101、クライアントPC102、MFP103、製本装置104、及び検品装置105を備える。プリントサーバ101、クライアントPC102、MFP103、製本装置104、及び検品装置105はネットワーク106を介して互いに接続されている。
画像形成システム100では、プリントサーバ101及びクライアントPC102が、ネットワーク106を介して、印刷を行うためのPDL(Page Description Language)データ等の印刷データをMFP103に送信する。複数のページの印刷を行う場合、プリントサーバ101及びクライアントPC102は各ページに対応する印刷データをMFP103に夫々送信する。MFP103は受信された各印刷データに基づいて各ページの印刷を含む印刷ジョブを行い、後述する図2の排紙部215に各印刷済用紙を出力する。ユーザはMFP103の排紙部215に積載された印刷済用紙の用紙束を、当該印刷済用紙の用紙束の後工程処理を実行可能な製本装置104や検品装置105に配置する。製本装置104は配置された印刷済用紙の用紙束に対して中綴じ製本処理やくるみ製本処理等の各種製本処理を施す。検品装置105は配置された印刷済用紙の用紙束の最も上に配置された印刷済用紙から順に読み込み、印刷済用紙に含まれる印刷内容を取得し、取得された印刷内容が各印刷データと対応するか否かを検査する印刷内容検査処理を行う。また、検品装置105は各印刷済用紙の傷や汚れを検査する検査処理を行う。
図2は、図1におけるMFP103の構成を概略的に示すブロック図である。
図2において、MFP103は、画像入出力制御部201、コネクタ208、操作表示部211、リーダ部212、プリンタ部213、給紙部214、及び排紙部215を備える。画像入出力制御部201は、操作表示部211、リーダ部212、プリンタ部213、給紙部214、及び排紙部215の各構成要素とシステムバス202を介して互いに接続されている。画像入出力制御部201は制御部203、インターフェース(I/F)部207、画像メモリ209、及びHDD210を備える。制御部203は、CPU204、ROM205、及びRAM206を備える。
画像入出力制御部201はシステムバス202を介して接続される各構成要素を統括的に制御する。制御部203のCPU204がROM205に格納された各種プログラムを実行して各種制御を行う。ROM205は各種プログラムやMFP103で用いられる各種設定データ等を格納する。RAM206はCPU204の作業領域として用いられ、また、RAM206はCPU204の一時格納領域として用いられる。I/F部207は、コネクタ208を介して接続された各種装置、例えば、プリントサーバ101やクライアントPC102等とデータ通信を行う。画像メモリ209は各種画像データを格納し、HDD210は、MFP103で用いられるアドレス帳、操作履歴、ユーザ設定情報、ID設定情報、ネットワーク設定情報等の各種設定データを格納する。本実施の形態では、HDD210は、例えば、排紙部215が積載可能な最大積載枚数を含む後述する図6の管理テーブル600を格納する。
操作表示部211は図示しないタッチパネル式のディスプレイや各種操作キーを備える。本実施の形態では、操作表示部211は、例えば、印刷ジョブの実行に関する各種設定を行う図3の印刷設定メニュー300を表示する。印刷設定メニュー300は、ページ出力順序設定301、用紙束出力順序設定302、出力枚数設定303、出力枚数変更設定304、排紙トレイ自動取り出し設定305、及び通知処理設定306を備える。ページ出力順序設定301は取得された各ページの印刷データに対し、印刷を行う順序及び印刷済用紙を出力する向きを設定する。ユーザはページ出力順序設定301を用いて正順印刷の実行及び逆順印刷の実行のいずれかを設定する。また、ユーザはページ出力順序設定301を用いて印刷済用紙の印刷面を上側に出力するか(以下、「フェイスアップ」という。)、若しくは印刷済用紙の印刷面を下側に出力するか(以下、「フェイスダウン」という。)を設定する。用紙束出力順序設定302は印刷済用紙の用紙束を出力する順序を設定する。出力枚数設定303は排紙部215に出力する出力枚数を設定する。出力枚数変更設定304及び通知処理設定306は、排紙部215が満載になった場合の各種処理の実行に関する各種設定値を設定する。排紙トレイ自動取り出し設定305は排紙部215に積載された印刷済用紙の用紙束をユーザが取り出しやすいように当該排紙部215から自動排紙するか否かを設定する。
リーダ部212は図示しない原稿台に配置された原稿を読み取って画像データを取得し、取得された画像データをプリンタ部213に送信する。プリンタ部213はリーダ部212から送信された画像データや画像入出力制御部201から送信された印刷データに基づいて給紙部214から給紙された用紙に印刷を行い、印刷済用紙を排紙部215に出力する。給紙部214は、給紙トレイ、手差しトレイ、給紙デッキ等を含み、格納された用紙をプリンタ部213に給紙する。排紙部215は、少なくとも1つの図示しない排紙トレイ及びスタッカを備え、プリンタ部213から出力された印刷済用紙を積載する。本実施の形態では、排紙部215は、印刷設定メニュー300の排紙トレイ自動取り出し設定305の設定に基づいて積載された印刷済用紙の用紙束をユーザが取り出しやすい位置に自動で排紙する。
図4は、図1におけるMFP103で実行される印刷ジョブ分割処理の手順を示すフローチャートである。
図4の処理は、図2におけるCPU204がROM205に格納された各種プログラムを実行することによって行われ、一例として、排紙部215が排紙トレイA,Bの2つの排紙トレイを備える場合を前提とする。また、図4の処理は、排紙部215に積載可能な最大積載枚数を大きく超える複数のページの逆順印刷ジョブを実行する場合を前提とし、印刷設定メニュー300の用紙束出力順序設定302が「逆順」に設定されていることを前提とする。さらに、図4の処理は、印刷に用いられる用紙の秤量が後述する図6の管理テーブル600に含まれる基準秤量と同じであることを前提とする。
例えば、検品装置105を用いて検品処理を行う場合、当該検品処理の効率化の観点から、1ページ目の印刷済用紙が最も上に配置された用紙束になるように、逆順印刷ジョブで印刷が行われるが、逆順印刷ジョブでは、1ページ目の印刷が最後に行われる。そのため、全てのページの印刷が完了しないと、1ページ目の印刷済用紙が出力されない。特に、図5(a)に示すように、排紙部215の最大積載枚数(例えば、3000枚)を大きく超えるページ数(例えば、10000ページ)の逆順印刷では、排紙部215が満載になる毎に積載部から印刷済用紙を取り出す必要がある。そのため、ページ数が増える程1ページ目の印刷済用紙が出力されるまでに必要以上に時間を要してしまう。すなわち、後工程処理を開始するまでに必要以上に時間を要してしまい、後工程処理の実施が遅れる可能性がある。
これに対応して、本実施の形態では、逆順印刷ジョブが複数の分割逆順印刷ジョブに分割され、複数の分割逆順印刷ジョブのうち1ページ目(先頭ページ)の印刷を含む分割逆順印刷ジョブが優先して実行される(例えば、図5(b))。
図4において、まず、CPU204は、印刷設定メニュー300の出力枚数設定303が「自動」に設定されているか否かを判別する(ステップS400)。本実施の形態では、ユーザが排紙トレイA,Bに出力する印刷済用紙の出力枚数を自動で設定するか、若しくはユーザが印刷済用紙の出力枚数を直接設定するかを選択可能である。ユーザは、排紙トレイA,Bに出力する印刷済用紙の出力枚数を自動で設定する場合、出力枚数設定303に「自動」を設定する。一方、ユーザは、排紙トレイA,Bに出力する印刷済用紙の出力枚数を直接設定する場合、出力枚数設定303に「手動」を設定して排紙トレイA,Bの各々の出力枚数を設定する。
ステップS400の判別の結果、「自動」に設定されているとき、CPU204は、HDD210等に格納された図6の管理テーブル600に基づいて排紙トレイA,Bの各々へ出力する印刷済用紙の出力枚数の割り振りを決定する(ステップS401)。管理テーブル600は用紙の基準秤量に対する排紙トレイA,Bの各々の最大積載枚数を含む。ステップS401では、CPU204は、排紙トレイA,Bの各々の最大積載枚数を超えないように排紙トレイA,Bへ出力する印刷済用紙の出力枚数の割り振りを決定する。次いで、CPU204は、当該割り振りの結果及び印刷設定メニュー300の用紙束出力順序設定302の設定に基づいて逆順印刷ジョブを複数の分割逆順印刷ジョブに分割する(ステップS402)(ジョブ分割手段)。例えば、10000ページ目からページの順の逆順に印刷する逆順印刷ジョブを分割する場合、印刷設定メニュー300の用紙束出力順序設定302が「正順」に設定されると、ステップS402では、CPU204は上記割り振りの結果に基づいて逆順印刷ジョブを図7(a)のジョブ設定データ700に対応する各分割逆順印刷ジョブに分割する。ジョブ設定データ700は、ジョブ番号701、開始ページ702、終了ページ703、出力先704、及び出力枚数705を含む。ジョブ番号701は各分割逆順印刷ジョブを示す通し番号であり、番号順に各分割逆順印刷ジョブが実行される。開始ページ702はジョブ番号701に対応する分割逆順印刷ジョブで印刷される開始ページを示し、終了ページ703はジョブ番号701に対応する分割逆順印刷ジョブで印刷される終了ページを示す。出力先704はジョブ番号701に対応する分割逆順印刷ジョブの印刷済用紙の出力先を示し、出力枚数705はジョブ番号701に対応する分割逆順印刷ジョブの印刷済用紙の出力枚数を示す。つまり、印刷設定メニュー300の用紙束出力順序設定302が「正順」に設定された場合、1ページ目の印刷済用紙が最後に出力される。一方、印刷設定メニュー300の用紙束出力順序設定302が「逆順」に設定されると、ステップS402では、CPU204は上記割り振りの結果に基づいて逆順印刷ジョブを図7(b)のジョブ設定データ706に対応する各分割逆順印刷ジョブに分割する。ジョブ設定データ706では1番目に実行される分割逆順印刷ジョブは3000ページ目からページの順と逆順に1ページ目までの印刷を行う。また、ジョブ設定データ706では2番目に実行される分割逆順印刷ジョブは5500ページ目からページの順と逆順に3001ページ目までの印刷を行う。さらに、ジョブ設定データ706では3番目に実行される分割逆順印刷ジョブは8500ページ目からページの順と逆順に5501ページ目までの印刷を行う。ジョブ設定データ706では最後に実行される分割逆順印刷ジョブは10000ページ目からページの順と逆順に8501ページ目までの印刷を行う。つまり、印刷設定メニュー300の用紙束出力順序設定302が「逆順」に設定された場合、1ページ目の印刷を含む分割逆順印刷が優先、例えば、最初に実行される。なお、本実施の形態では、一例として、1ページ目の印刷を含む分割逆順印刷ジョブが最初に実行される場合を説明するが、1ページ目の印刷を含む分割逆順印刷ジョブの実行順は最初に限定されない。本実施の形態では、例えば、1ページ目の印刷を含む分割逆順印刷ジョブの実行順をユーザが設定してもよい。その後、CPU204は後述するステップS404の処理に進む。
ステップS400の判別の結果、「手動」が設定されているとき、CPU204は、排紙トレイA,Bの各々に設定された出力枚数に基づいて逆順印刷ジョブを複数の分割逆順印刷ジョブに分割する(ステップS403)。次いで、CPU204はジョブ番号701の番号順に各分割逆順印刷ジョブを実行する(ステップS404)(ジョブ実行手段)。本実施の形態では、印刷設定メニュー300の用紙束出力順序設定302が「逆順」に設定されていることを前提とするので、ジョブ番号701の番号順に各分割逆順印刷ジョブを実行すると、1ページ目の印刷を含む分割逆順印刷が最初に実行される。次いで、CPU204は全ての分割逆順印刷ジョブの実行が完了しているか否かを判別する(ステップS405)。
ステップS405の判別の結果、全ての分割逆順印刷ジョブの実行が完了しているとき、CPU204は本処理を終了する。一方、ステップS405の判別の結果、いずれかの分割逆順印刷ジョブの実行が完了していないとき、CPU204は、実行されていない分割逆順印刷ジョブを実行する(ステップS406)。次いで、CPU204は、実行中の分割逆順印刷ジョブの出力先の排紙トレイが満載であるか否かを判別する(ステップS407)(判別手段)。
ステップS407の判別の結果、実行中の分割逆順印刷ジョブの出力先の排紙トレイが満載でないとき、CPU204はステップS405の処理に戻る。一方、ステップS407の判別の結果、実行中の分割逆順印刷ジョブの出力先の排紙トレイ、例えば、排紙トレイAが満載であるとき、CPU204は、分割逆順印刷ジョブによって出力される残りの印刷済用紙を別の排紙トレイ、例えば、排紙トレイBに出力する(ステップS408)。次いで、CPU204は印刷設定メニュー300の出力枚数変更設定304が「オン」に設定されているか否かを判別する(ステップS409)。本実施の形態では、出力枚数変更設定304に「オン」が設定されている場合、CPU204は分割逆順印刷ジョブを更に分割して当該分割逆順印刷ジョブの出力枚数を減らすことが可能となる。
ステップS409の判別の結果、出力枚数変更設定304が「オフ」に設定されているとき、CPU204はステップS405の処理に戻る。一方、印刷設定メニュー300の出力枚数変更設定304が「オン」に設定されているとき、CPU204は、実行中の一の分割逆順印刷ジョブ以降に実行され、且つ一の分割逆順印刷ジョブと同じ出力枚数を出力する他の分割逆順印刷ジョブを分割する(ステップS410)。CPU204は、実行中の一の分割逆順印刷ジョブに対応する排紙トレイAに積載された印刷済用紙の枚数を超えないように他の分割逆順印刷ジョブの出力枚数の割り振りを決定する。ここで、例えば、図3の出力枚数設定303が「手動」に設定され、ユーザが、最大積載枚数が3000枚である排紙トレイAへの出力枚数を3750枚に設定し、排紙トレイBへの出力枚数を2500枚に設定した場合について説明する。この場合、ステップS403では、CPU204は逆順印刷ジョブを図7(c)に示すジョブ設定データ707に対応する各分割逆順印刷ジョブに分割する。例えば、ジョブ番号1の分割逆順印刷ジョブは排紙トレイAに3750枚の印刷済用紙を出力しようとするが、排紙トレイAの最大積載枚数が3000枚であるので、ジョブ番号1の分割逆順印刷ジョブの実行中に排紙トレイAが満載になる。排紙トレイAが満載になると、ユーザが排紙トレイAに積載された印刷済用紙を取り除く必要がある。そのため、出力先が排紙トレイAに設定され、且つ出力枚数が3750枚に設定された分割逆順印刷ジョブが実行される毎にユーザが排紙トレイAに積載された用紙を取り除く必要が生じてしまう。その結果、全ての分割逆順印刷ジョブの実行が完了するまでに必要以上に時間を要する。これに対応して、本実施の形態では、ジョブ番号1の分割逆順印刷ジョブを実行中に排紙トレイAに積載された印刷済用紙の積載枚数が排紙トレイAの最大積載枚数に達した場合、排紙トレイAに積載された印刷済用紙の枚数に基づいてジョブ番号1の分割逆順印刷ジョブ以降に実行され、且つジョブ番号1の分割逆順印刷ジョブと同じ出力枚数を出力するジョブ番号3の分割逆順印刷ジョブが分割される。例えば、図7(c)のジョブ番号3の分割逆順印刷ジョブにおいて、排紙トレイAへの出力枚数が排紙トレイAの最大積載枚数を超えないように、図7(d)のジョブ設定データ708のジョブ番号3,5に対応する各分割逆順印刷ジョブに分割される。その後、CPU204は、ステップS405の処理に戻る。その後、ユーザは、図4の処理で排紙部215に積載された印刷済用紙の用紙束を製本装置104や検品装置105に直接配置し、当該用紙束に対して後工程処理を施す。
図4の処理によれば、逆順印刷ジョブが複数の分割逆順印刷ジョブに分割され、複数の分割逆順印刷ジョブのうち1ページ目の印刷を含む分割逆順印刷ジョブが優先して実行される。これにより、1ページ目の印刷済用紙を出力させるために、全ての分割逆順印刷ジョブの実行が完了するまで待機する必要をなくすことができる。すなわち、1ページ目の印刷済用紙を用いる後工程処理の開始が必要以上に遅れることを回避することができ、もって、後工程処理の実施の遅れを抑制することができる。
また、図4の処理では、複数の分割逆順印刷ジョブのうち1ページ目の印刷を含む分割逆順印刷ジョブが初めに実行されるので、1ページ目の印刷済用紙を用いる後工程処理の実施が必要以上に遅れることを確実に回避することができる。
さらに、図4の処理では、図7(c)のジョブ番号1の分割逆順印刷ジョブを実行中に排紙トレイAに積載された印刷済用紙の枚数が排紙トレイAの最大積載枚数に達した場合、積載された印刷済用紙の枚数に基づいてジョブ番号1の分割逆順印刷ジョブ以降に実行され、且つジョブ番号1の分割逆順印刷ジョブと同じ出力枚数を出力するジョブ番号3の分割逆順印刷ジョブが分割される。これにより、ジョブ番号3の分割逆順印刷ジョブが実行されても排紙トレイAに積載された印刷済用紙の枚数が排紙トレイAの最大積載枚数に達するのを防止することができる。その結果、ユーザが排紙トレイAに積載された印刷済用紙を取り除く機会を減らすことができ、もって、全ての分割逆順印刷ジョブの実行が完了するまでに時間を要することを回避することができる。
以上、本発明について実施の形態を用いて説明したが、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではない。
例えば、図4の処理において、図7(c)のジョブ番号1の分割逆順印刷ジョブを実行中に排紙トレイAに積載された用紙の積載枚数が排紙トレイAの最大積載枚数に達した場合、上記分割逆順印刷ジョブが完了していない旨を通知する通知処理を実行してもよい。
図8は、図4の印刷ジョブ分割処理の変形例の手順を示すフローチャートである。
図8の処理は、図2におけるCPU204がROM205に格納された各種プログラムを実行することによって行われ、一例として、排紙部215が排紙トレイA,Bの2つの排紙トレイを備える場合を前提とする。また、図8の処理は、排紙部215に積載可能な最大積載枚数を超える複数のページの逆順印刷を行う逆順印刷ジョブを実行する場合を前提とし、印刷設定メニュー300の用紙束出力順序設定302が「逆順」に設定されていることを前提とする。さらに、図8の処理は、印刷に用いられる用紙の秤量が図6の管理テーブル600に含まれる基準秤量と同じであることを前提とする。
図8において、まず、CPU204は、図4のステップS400〜S407と同様の処理を行う。
ステップS407の判別の結果、実行中の分割逆順印刷ジョブの出力先の排紙トレイが満載でないとき、CPU204はステップS405の処理に戻る。一方、ステップS407の判別の結果、実行中の分割逆順印刷ジョブの出力先の排紙トレイが満載であるとき、CPU204は、印刷設定メニュー300の設定に基づく通知処理を行う(ステップS801)(通知手段)。通知処理は、上記分割逆順印刷ジョブが完了していない旨が印刷された用紙を排紙トレイAに出力する処理、排紙トレイAからの印刷済用紙の自動取り出し処理を中止する処理、上記分割逆順印刷ジョブを一時停止する処理の少なくとも1つを含む。ユーザは、上記分割逆順印刷ジョブが完了していない旨が印刷された用紙を排紙手段に出力する処理を行う場合、印刷設定メニュー300の通知処理設定306において、「エラーページ印刷」を設定する。また、ユーザは、排紙トレイAからの印刷済用紙の自動取り出し処理を中止する処理を行う場合、上記通知処理設定306において、「スタックトレイロック」を設定する。さらに、ユーザは、上記分割逆順印刷ジョブを一時停止する処理を行う場合、上記通知処理設定306において、「印刷の一時停止」を設定する。その後、CPU204は図4のステップS408以降の処理を実行する。
図8の処理では、分割逆順印刷ジョブを実行中に排紙トレイAに積載された印刷済用紙の枚数が排紙トレイAの最大積載枚数に達した場合、分割逆順印刷ジョブが完了していない旨を通知する通知処理が実行される。これにより、分割逆順印刷ジョブの実行が完了していないことをユーザに気付かせる機会を与えることができ、もって、分割逆順印刷ジョブの実行が完了していないことに気付かないことによる不具合の発生を回避することができる。
特に、通知処理は、分割逆順印刷ジョブが完了していない旨が印刷された印刷済用紙を排紙トレイAに出力する処理、排紙トレイAからの印刷済用紙の自動取り出し処理を中止する処理、分割逆順印刷ジョブを一時停止する処理の少なくとも1つを含む。これにより、分割逆順印刷ジョブの実行が完了していないことをユーザに確実に気付かせることができる。
本発明は、上述の実施の形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み出して実行する処理でも実現可能である。また、本発明は、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
103 MFP
204 CPU
211 操作表示部
215 排紙部
A,B 排紙トレイ

Claims (7)

  1. 複数ページの印刷において、ページの順と逆順に印刷を行う逆順印刷ジョブを実行し、前記印刷が行われた各印刷済用紙を排紙手段に出力する画像形成装置において、
    前記逆順印刷ジョブを複数の分割逆順印刷ジョブに分割するジョブ分割手段と、
    前記複数の分割逆順印刷ジョブのうち先頭ページの印刷を含む分割逆順印刷ジョブを優先して実行するジョブ実行手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ジョブ実行手段は、前記複数の分割逆順印刷ジョブのうち先頭ページの印刷を含む分割逆順印刷ジョブを初めに実行することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記排紙手段に積載された用紙の積載枚数が前記排紙手段の最大積載枚数に達しているか否かを判別する判別手段を更に備え、
    前記ジョブ分割手段は、一の前記分割逆順印刷ジョブを実行中に前記排紙手段に積載された用紙の積載枚数が前記排紙手段の最大積載枚数に達した場合、前記積載された印刷済用紙の枚数に基づいて前記一の分割逆順印刷ジョブ以降に実行され、且つ前記一の分割逆順印刷ジョブと同じ出力枚数を出力する他の前記分割逆順印刷ジョブを分割することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記分割逆順印刷ジョブを実行中に前記排紙手段に積載された用紙の積載枚数が前記排紙手段の最大積載枚数に達した場合、前記分割逆順印刷ジョブが完了していない旨を通知する通知処理を実行する通知手段を更に備えることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記排紙手段は、前記積載された印刷済用紙の用紙束の自動取り出し処理を行い、
    前記通知処理は、前記分割逆順印刷ジョブが完了していない旨が印刷された用紙を前記排紙手段に出力する処理、前記排紙手段からの印刷済用紙の自動取り出し処理を中止する処理、前記分割逆順印刷ジョブを一時停止する処理の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 複数ページの印刷において、ページの順と逆順に印刷を行う逆順印刷ジョブを実行し、前記印刷が行われた各印刷済用紙を排紙手段に出力する画像形成装置の制御方法において、
    前記逆順印刷ジョブを複数の分割逆順印刷ジョブに分割するジョブ分割ステップと、
    前記複数の分割逆順印刷ジョブのうち先頭ページの印刷を含む分割逆順印刷ジョブを優先して実行するジョブ実行ステップとを備えることを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  7. 複数ページの印刷において、ページの順と逆順に印刷を行う逆順印刷ジョブを実行し、前記印刷が行われた各印刷済用紙を排紙手段に出力する画像形成装置の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
    前記画像形成装置の制御方法は、
    前記逆順印刷ジョブを複数の分割逆順印刷ジョブに分割するジョブ分割ステップと、
    前記複数の分割逆順印刷ジョブのうち先頭ページの印刷を含む分割逆順印刷ジョブを優先して実行するジョブ実行ステップとを備えることを特徴とするプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113770701A (zh) * 2021-09-13 2021-12-10 岚图汽车科技有限公司 车身部件焊接装配系统及焊接装配方法
CN117389488A (zh) * 2023-09-26 2024-01-12 珠海横琴奔图信息技术有限公司 一种双面打印控制方法、装置、存储介质及设备

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