JP2017039239A - 封書作製装置 - Google Patents

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Tomiyuki Okada
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Abstract

【課題】封書に封入された状態で封入物の誤封入を容易に確認すること。【解決手段】封入物P毎の重要度に応じて封入物識別コードを封入物Pのコード印刷領域に印刷する。封入物識別コードが印刷された封入物Pは、ずらし部123において、封入物P毎のコード印刷領域に応じたずらし量Wずつずらし重ねられ、このずらし重ねられた封入物Pを封入物折り部121で折りを施し、別経路から搬送される封筒用紙PEで封入物識別コードが封筒外に露出されるように包み込んで封入して封書を作製する。【選択図】図2

Description

本発明は、封筒用紙で複数枚の封入物を封入し封緘する封書作製装置に関する。
封筒に封入物を封入して作製される封書は、封書の受取人毎に適切な封入物を封入する必要があるが、封緘後の封筒では誤封入の有無を確認できないという問題がある。
そこで、本願出願人は、このような問題を解決するべく、下記特許文献1に開示される装置を開発した。
下記特許文献1に開示される封入封緘装置は、印刷物の設定領域に封入物となる印刷物の種類に応じたマークを印刷する印刷部で印刷し、マークが印刷された複数種の印刷物を一定方向にずらして重ねることで各マークを露出させて重ねられた複数種の印刷物に係る各マークによって設定画像を形成する。また、各マークが露出するように所定箇所に切欠きを設けた封筒用紙にも封入物を特定するためのマークを印刷する。このように作製された封書は、完成したときに印刷物の各マークと封筒のマークとで設定画像が形成されているか否かが視認可能となるため、封書となった状態であっても封入物の組み合わせが設定通りの組み合わせか否かを容易に判別することができる。
特開2013−6388号公報
しかしながら、特許文献1の装置では、封入物に印刷された各マークで形成される設定画像を封筒に形成した切欠き部分から確認して画像形状が正しいか否かを判断することしかできず、実際に封入される封入物がどのような内容であるかを未開封のまま外部から確認することができなかった。
最も簡易的な方法として、封筒を窓付き封筒として窓部から封入物に印刷された情報コードを確認する方法が考えつくが、窓付き封筒の単価が一般的な封筒よりも高いため、大量に封書を作製する場合に製造コストが嵩むという問題がある。
また、特許文献1の装置で作製された封書を開封せずに封入物の内容を確認するには、封筒の切欠き部分から露出されている部分のみとなるため、目視可能な文字列を印刷するスペースも無く、自ずと情報コード(バーコードや二次元コード)による確認方法に限定されてしまう。従って、この確認方法を採用した場合、情報コードを読み取るためのリーダーが必須となり、コストが嵩むという問題がある。
さらに、情報コードに封入物の内容を示す情報を含ませようとした場合、誤り訂正符号のデータも含めて作成するため、封入物の内容を示す情報量が多くなると必然的にコード自体のサイズが大きくなる。そのため、特許文献1のように、封筒の僅かな切欠き部分から情報コードを露出させるような封書形態の場合、封入物の内容に応じて適切なサイズの情報コードを印刷したとしても、情報量が大きい情報コードにおいては、印刷した情報コード全体が切欠き部分から露出されず、正確に情報コードを読み取ることができないという問題があった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、封筒内に封入された状態であっても封入物の内容確認や誤封入の有無の判別を容易に行うことができる封書が作製可能な封書作製装置を提供することを目的としている。
本願発明者は、上述した新たな課題を解決するため、鋭意研究を重ねた結果、本願にて提案する以下の構成の発明を得るに至った。
上記課題を解決するため、本発明に係る第1の態様は、封入物の重要度に応じて印刷領域の異なる封入物識別コードを前記封入物毎に印刷する印刷手段と、
前記封入物に印刷された前記封入物識別コードが判別可能なように、前記封入物を前記封入物識別コードの重要度に応じたずらし量ずつずらして重ねるずらし手段と、
前記ずらし手段でずらし重ねられた前記封入物毎の前記封入物識別コードが露出するように封筒用紙で前記封入物を封入する封入手段と、
を備えたことを特徴とする、封書作製装置である。
また、本発明に係る第2の態様は、第1の態様に係る封書作製装置において、前記印刷手段は、封入対象となる前記封入物の前記封入物識別コードと紐付けされた封筒識別コードを前記封筒用紙に印刷し、
さらに、前記封入物識別コードと前記封筒識別コードとを前記封書から読み取るコード読取手段と、
前記コード読取手段で読み取った前記封入物識別コードと前記封筒識別コードとが紐付くか否かによって前記封入物の誤封入を判別する判別処理手段と、
を有することを特徴とする、封書作製装置である。
また、本発明に係る第3の態様は、第2の態様に係る封書作製装置において、前記封入物識別コードと前記封筒識別コードは、前記コード読取手段によって読み取り可能な形態を有する情報コードと、目視によって内容確認が可能な形態な目視可能コードとからなることを特徴とする、封書作製装置である。
また、本発明に係る第4の態様は、第1〜第3の何れかの態様に係る封書作製装置において、前記判別処理手段は、前記封入物の重要度が低いと判断したときに、該当する前記封入物をずらさないように前記ずらし手段を制御することを特徴とする、封書作製装置である。
第1の態様に係る封書作製装置によれば、重要度に応じた封入物識別コードが外部から判別可能なように、封入物の重要度に応じて設定されたずらし量ずつずらし重ねた状態で封入されるため、封書を開封することなく封筒外に露出した封入物識別コードを確認することにより印刷された封入物を封筒から取り出さずに封入物の内容を知得することができる。
第2の態様に係る封書作製装置によれば、封筒用紙に封入される封入物の封入物識別コードと紐付けされた封筒識別コードを印刷しておくことで、封筒外に露出した封入物識別コードと封筒用紙に印刷された封筒識別コードとを照合して封入物が正しく封入されているか否かを容易に確認することができる。
第3の態様に係る封書作製装置によれば、封入物識別コードとして、コード読取手段が読取可能な情報コードと、ユーザが目視により識別可能な目視可能コードの両方を設定することで、機械的な判別と人による判別とが行えるため、誤封入チェックが2重で行え、より精度良く誤封入の有無を確認することができる。
第4の態様に係る封書作製装置によれば、封入物の重要度が低く、印刷した封入物識別コードを外部から判別する必要がない場合に、ずらし処理が実施されないようにずらし量情報を設定しておくことで、ずらし手段によるずらし処理が行われず、重要度の高い封入物の封入物識別コードの印刷情報量を増やすことができる。
本実施形態における封書作製装置の概略構成図である。 同装置において封入物や封筒用紙に印刷される識別コードを封筒外に露出させるために機能する各部を示した機能ブロック図である。 (a)は封入物に印刷された封入物識別コードの一例を示す図であり、(b)は封入物識別コードが印刷された封入物と封筒識別コードが印刷された封筒用紙で作製した封書の一例を示す図である。 ずらし部によって封入物が所定のずらし量ずつずらし重ねられた状態の一例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。また、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではなく、この形態に基づいて当業者などによりなされる実施可能な他の形態、実施例及び運用技術などは全て本発明の範疇に含まれる。
なお、本明細書において、添付する各図を参照した以下の説明において、方向乃至位置を示すために上、下、左、右の語を使用した場合、これはユーザが各図を図示の通りに見た場合の上、下、左、右に一致する。
[1.装置概要]
まず、本発明に係る封書作製装置100について説明する。図1に示すように、封書作製装置100は、封書に封入される封入物Pや封筒用紙PEに対して所定の印刷処理を施す印刷装置110と、印刷装置110で所定の印刷処理が施された封入物Pや封筒用紙PEに必要な折りを施した後に封筒用紙PEで封入物Pを包み込むように封入し封緘して封書を作製する封入封緘装置120とで構成されている。
また、封書作製装置100は、例えばROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等の各種半導体メモリからなる主記憶装置や、例えばフラッシュメモリやHDD(Hard Disk Drive )等の補助記憶装置で構成され、封書作製装置100の各部を駆動するのに必要なコンピュータプログラムやアプリケーションソフトウェア等の各種情報や作製する封書毎に設定された封書作製ジョブを記憶する記憶部130と、例えばCPU(Central Processing Unit )等の各種プロセッサで構成され、記憶部130に記憶されるコンピュータプログラムや各種アプリケーションソフトウェアを読み込んでプログラム処理することで装置全体の制御処理及び各種処理に必要な演算処理を実行する制御部(請求項の「制御手段」に相当)140を備えている。
なお、図1に示す封書作製装置100では、印刷装置110を主装置とし、封入封緘装置120を周辺機器(後処理装置)として位置付けた仕様のシステム例であるため、印刷装置110に記憶部130と制御部140を具備させているが、封入封緘装置120に記憶部130、制御部140を搭載してもよいし、印刷装置110と封入封緘装置120に対して独立した記憶部130と制御部140を具備した構成としてもよい。
また、本例の封書作製装置10で用いる封書作製ジョブには、例えば封書の作製通数、使用する封筒用紙PEにより作製される封筒に関する封筒情報(例えば印刷枚数、封筒用紙PEの折り方、封筒用紙PEが封筒形状となったときの封筒サイズ、印刷条件(片面印刷/両面印刷)、印刷する印刷画像データ等)と、封入物Pとなる用紙に関する封入物情報(例えば印刷部数、一通あたりの枚数情報、片面印刷/両面印刷設定、印刷する印刷画像のデータ、折り方等を示す情報)等、封書を作製するのに必要な情報が含まれているものとする。
なお、封書作製ジョブを入手する方法としては、ユーザが使用するPC等の外部端末装置から入力する方法、予め設定した封書作製ジョブを記憶させたUSBメモリ等の補助記憶装置を介して入力する方法、本装置に各種入力キーやタッチパネル等で構成される設定入力手段(図示せず)を具備させこの設定入力手段から封書作製ジョブを設定する方法、予め設定した封書作製ジョブ情報を記憶する外部サーバから通信ネットワークを介して入力する方法等がある。
<1−1.印刷装置>
印刷装置110は、封入物Pとなる用紙や封筒用紙PEに所定の印刷処理を施した後、封入封緘装置120に排出する装置である。
詳述すると、筐体内部の給紙トレイ111aや筐体側面の給紙台111bに積層された複数種類の用紙(封入物Pとなる枚葉紙や封筒用紙PE)を所定のタイミングで給紙する給紙部111と、導入路112から搬送された各種用紙をベルト搬送機構113cで水平搬送する第1搬送経路113aとこの第1搬送経路113aを介して両面印刷時などに用紙が搬送される閉ループ状の第2搬送経路113bからなる搬送経路113と、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色のインクをそれぞれ吐出する4つのインクジェットヘッドK、C、M、Yからなり搬送経路113で搬送された用紙に対して所定の印刷処理を行う印刷部(請求項の「印刷手段」に相当)114と、各種用紙を封入封緘装置120に排出する第1排出路115と、第2搬送経路113bを搬送された用紙を筐体外の排紙部117に排出する第2排出路116と、第2搬送経路113bを搬送された用紙を受け入れた後に逆行させて用紙の表裏を反転させるスイッチバック路118と、スイッチバック路118で表裏反転した用紙を再度第1搬送経路113aに戻す反転経路119とを備えている。
なお、印刷装置110の構成としてインクジェット記録装置を例に説明しているが、作製する封書の作製内容に応じて印刷用紙に所望の画像形成が可能であればよいため、例えば孔版印刷装置、複写機、レーザプリンタ等の各種画像形成装置を採用してもよい。
<1−2.封入封緘装置>
封入封緘装置120は、封筒用紙PE及び封入物Pに対して必要な折りを施した後、封筒用紙PEで封入物Pを包み込むように封入封緘処理をして、封書を作製する装置である。
なお、本例では封筒用紙PEを三つ折りにして封入物Pを包み込むように収容しているが、封筒用紙PEの折り回数や折り方に関しては作製する封書の用途に応じて種々の形態があるため、特に限定はされない。
詳述すると、封入封緘装置120は、印刷装置110と接続する用紙導入路から分岐する封入物用搬送経路に沿って封入物Pとなる用紙を搬送しながら必要に応じて所定の折りを施す複数の折りローラからなる封入物折り部121と、前記用紙導入路から分岐する封筒用紙用搬送経路に沿って封筒用紙PEを搬送する封筒用紙搬送部122と、封入物用搬送経路の途中に設けられ封入物Pとなる複数枚の印刷済み用紙を所定のずらし量Wずつ搬送方向にずらし重ねた状態で搬送方向と交差する用紙幅方向の端辺を一対の整合板123bで整合した後に封入物折り部121に送り出すずらし部(請求項の「ずらし手段」に相当)123と、搬送に伴って複数の折りローラで封筒用紙PEの一部を折り畳みながら封入物Pを包み込むように収容する収容部(請求項の「封入手段」に相当)124と、封筒用紙PEの再湿糊塗布領域に必要量の水を塗布して再湿糊の粘着性を発揮させる水塗布部125と、搬送に伴って封筒用紙PEの圧着糊塗布領域とこれに対応する圧着糊用被接着領域とを当接させた状態で圧着による用紙接着処理を行うとともに再湿糊塗布領域とこれに対応する再湿糊用被接着領域とを当接させた状態で圧着による用紙接着処理を行って封緘処理を行う封緘部126と、封緘処理された封書を、装置筐体外部に設けられた排出トレイ127aまで排出搬送する排出部127とを備えている。
そして、本発明の封書作製装置100では、封筒に封入される封入物P毎の重要度に応じて予め設定されたコード印刷領域に識別コード(封入物識別コード、封筒識別コード)を適宜印刷し、この印刷した識別コードが外部から判別可能なように所定のずらし量Wでずらし重ね、ずらし重ねた封入物Pの封入物識別コードが封筒外に露出されるように封筒用紙PEで封入するように、印刷部114、封入物折り部121、ずらし部123及び収容部124を制御している。
[2.識別コードについて]
ここで、本発明における「識別コード」について説明する。
封入物P又は封筒用紙PEに印刷される識別コードは、封入物P又は封筒用紙PEに予め設定されたコード印刷領域に印刷される識別用情報であり、封入物Pに印刷される「封入物識別コード」と、封筒用紙PEに印刷される「封筒識別コード」がある。
識別コードは、封書作製開始前に設定され、その設定内容を識別コード印刷情報として記憶部130に記憶させる。この識別コード印刷情報は、予め封書作製ジョブに含まれていてもよいし、ユーザが封書作製時に装置外装の設定入力手段から設定してもよい。
識別コードは、例えば一次元コード(バーコード)、二次元コード(QRコード(登録商標)、カラードットのような情報識別子で構成される「情報コード」と、ユーザが目視により識別可能な形態で表現された文字(例えば、表音文字(漢字、平仮名、アルファベット等)、表意文字(数字等)、記号等)で構成される「目視可能コード」とを任意に組み合わせて作成される。これら識別コードは、封入物Pの重要度や、封筒用紙PEと封入物Pとの紐付けを行うときに適宜選択され、コードの確認方法に応じて情報コードと目視可能コードの少なくとも一方が印刷されていればよい。
なお、識別コードとして、情報コードと目視可能コードに大別したが、例えば、目視可能コードと情報コードの両方の機能を有するOCRフォント(すなわち、目視で読み取り可能であり、且つ光学読取装置で読み取り可能な文字)のような文字を使用することもできる。
なお、封入物Pの重要度は、封書を受け取る受取人に伝達したい情報の重要性を考慮して任意に設定した度合いであり、封入物識別コードの重要度の高さに比してその情報量(印字数や情報識別子のサイズ)と封入物Pに対する印刷領域が大きく傾向にある。
例えば、封入物識別コードとなる情報コードの場合、封入物Pの重要度が高くなるに連れて封入物Pの内容を示すデータの情報量も大きくなるため、これに合わせて誤り訂正符号のデータ量も多くなり、結果としてコード自体のサイズも大きくなる。さらに、読み取り精度を向上させた場合、読み取り精度が通常レベルの場合と比べて、誤り訂正符号のデータ量がさらに多くなる傾向にある。
<2−1.封入物識別コード>
封入物識別コードは、封入物P1枚毎の重要度が表現されるように情報コードとなる情報識別子や目視可能コードとなる文字が選択され、予め設定されたコード印刷領域に印刷される情報である。
また、封入物識別コードには、封入物Pを特定するための封入物特定情報が含まれており、この封入物特定情報と、封筒識別コードに含まれる封入物確認情報とが紐付けされている。
よって、後述する誤封入判別処理の際に、封書となった状態で封筒用紙PEに印刷された封筒識別コードの情報コードから封入物確認情報を読み取り、この読み取った封入物確認情報と、封入物Pに印刷された封入物識別コードの情報コードから読み取った封入物特定情報とを照合することで、封筒内に封入された封入物Pの誤封入の有無を判断することができる。また、封入物識別コードと封筒識別コードにそれぞれ目視可能コードとして共通する文字(例えば、受取人の氏名)が表記されるように設定しておけば、ユーザが目視によって誤封入の有無を判断することができる。
図3(a)は、封入物識別コードの印刷例であり、封入物Pを4枚とし、封入物識別コードの重要度を「高」、「中」、「低」、「無し」の4段階に分別し、封入物Pの重要度に応じて情報コードと目視可能コードの両方を印刷した例である。
図示のように、封入物Pの重要度が高くなるに連れて封入物識別コードの情報量(文字数、文字や情報コードの大きさ)も多くなる傾向にあるため、封入物Pに設定されるコード印刷領域の大きさも、封入物識別コードの重要度の高さに比して大きくなっている。
また、封書となったときの封入物識別コードの露出可能領域は、封書のサイズに応じて制限があるため、図3(a)に示すように、例えば封入物Pの重要度が「無し」の封入物Pは、封入物識別コード自体を印刷しない設定とすることもできる。これにより、重要度が「無し」の封入物Pにはコード印刷領域を設ける必要がないため、重要度の高い封入物Pに対するコード印刷領域の面積を増やすことができる。
<2−2.封筒識別コード>
封筒識別コードは、封書に封入される封入物Pが正しいことを確認するため、封入される封入物Pに印刷された封入物識別コードと紐付けされた情報である。封筒識別コードは、封入物識別コードと同様に、封入物識別コードと紐付けされたことを示す内容が表現されるように情報コードとなる情報識別子や目視可能コードとなる文字が選択され、予め設定されたコード印刷領域に印刷される。
図3(b)は、封筒識別コードの印刷例であり、封入されるべき封入物Pが封入されているか否かを確認するため、情報コードには封入される封入物Pと封筒とが紐付けされた情報(例えば、封入物P毎の封入物識別コードの内容を示すコード情報や、封入物Pを受け取る受取人の情報等)が含まれている。また、目視可能コードには、封書を受け取る受取人が目視によって封筒と封入物Pとの整合性を一目で確認できるような文字(例えば、受取人の氏名)が印刷されている。
図3(b)の例では、封筒と重要度が一番高い封入物Pのコード印刷領域にそれぞれ「□□△△様」という表記されるように封筒識別コードと封入物識別コードを設定することで、封書作製者は、封書の誤封入の有無を容易に確認できる。また、封書の受取人は、未開封のまま封筒と封入物Pが整合していることを容易に確認できるとともに、封入物識別コードに併記された目視可能コードから封入された封入物Pの概要についても知得することができる。
さらに、封筒識別コードの情報コードには、封入される封入物Pが正しく封入されていることを確認するため、封入物P毎の封入物特定情報と紐付けされた封入物確認情報が含まれている。よって、封書となった状態で封筒用紙PEに印刷された封筒識別コード(情報コード)から封入物確認情報を読み取り、この読み取った封入物確認情報と、封入物Pから読み取った封入物特定情報とを照合することで、封筒内に封入された封入物Pの誤封入の有無を判断することができる。
なお、封筒識別コードは、封入物Pの誤封入の有無を確認するためのコードであるため、単に封入物Pを包むための包装紙として封筒用紙PEを利用した封書を作製する場合、封筒用紙PEに封入される封入物Pと封筒用紙PEとを紐付けする必要がないため、封筒用紙PEに封筒識別コードを印刷しない設定とすることもできる。
<2−3.コード印刷領域>
コード印刷領域は、封入物Pと封筒用紙PEのそれぞれに対し、識別コードの印刷が必要と判断したときに設定される識別コード印刷用の印刷領域であり、例えば図3(a)に示す斜線領域である。コード印刷領域は、上述した各識別コードと同様に封書作製開始前に設定され、その設定内容をコード印刷領域設定情報として記憶部130に記憶させる。このコード印刷領域設定情報は、予め封書作製ジョブに含まれていてもよいし、ユーザが封書作製時に装置外装の設定入力手段から設定してもよい。
封入物識別コードのコード印刷領域を設定する場合は、封入物P毎の重要度に応じた封入物識別コードが印刷可能な領域が確保されるように封入物Pの所定箇所(例えば、封入物Pが三つ折りの場合、図3(b)に示すように二回目の折りで形成される折り片の表出面側)に設定する。また、封入物Pの重要度が高くなるに連れて印刷される封入物識別コードの情報量が多くなり印刷領域も必要となるため、これと対応するようにコード印刷領域も適切なサイズに設定する必要がある。
また、封筒識別コードのコード印刷領域を設定する場合は、封書となったときに封入される封入物Pに印刷した封入物識別コードと封筒識別コードとが同時に認識可能な位置(例えば、図3(b)に示すように、封筒のフラップとなる部分の表出面側)に設定するのが好ましい。このように、封書識別コードのコード印刷領域と、封筒識別コードのコード印刷領域の位置を封書の同一面側となるように設定しておくことで、封書となったときに双方の識別コードを同時に確認(ユーザによる視認若しくは後述するコード読取部128によるセンシング)することができる。
[3.制御内容について]
次に、上述した識別コードが認識可能なように封筒外に露出させるための制御内容について説明する。
本例の封書作製装置100では、図2に示すように制御部140が印刷部114、封入物折り部121、ずらし部123及び収容部124を適宜制御し、上述した識別コードを封入物Pや封筒用紙PEのコード印刷領域に印刷する「識別コードの印刷処理」と、封入物Pに印刷された封入物識別コードが前後の封入物Pと重ならずに外部から判別可能なように各封入物Pを所定のずらし量Wだけずらす「封入物のずらし処理」と、ずらし処理された封入物Pの封入物識別コードが露出される折り位置で折りを施す「折り処理」と、封入物Pに印刷された封入物識別コードが封筒外に露出されるように封筒用紙PEで封入物Pを封入する「封入処理」と、封入物Pと封筒用紙PEにそれぞれ印刷された識別コードを読み取って封筒内に正しい封入物Pが封入されているか否かの判別(誤封入の判別)を行う「誤封入判別処理」の5つの処理を行う。
なお、以下の制御では、封書となったときに、封入物Pに印刷された封入物識別コードが封筒外に露出された状態で作製されていればよいため、封緘処理は必須の処理とはならず、少なくとも封筒用紙PEで封入物Pが封入された状態で封書が作製されていればよい。
<3−1.識別コードの印刷処理について>
識別コードの印刷処理は、封入物Pとなる用紙や封筒用紙PEに対して予め識別コードを印刷するコード印刷領域を設定しておき、このコード印刷領域内に上述した識別コード(封入物識別コード、封筒識別コード)を印刷する処理である。
識別コードの印刷処理を実施するため、制御部140は、事前に設定されたコード印刷領域設定情報と識別コード印刷情報とに基づいて印刷部114を制御し、封入物Pや封筒用紙PEに設定されたコード印刷領域内に所定の識別コード(封入物識別コード又は封筒識別コード)を印刷する。
<3−2.ずらし処理について>
ずらし処理は、封入物Pに印刷された封入物識別コードが、ページ前後の封入物Pと重ならず外部から判別可能なように所定のずらし量Wずつずらして重ねる処理である。
ずらし処理を実施するため、制御部140は、事前に設定されたずらし量情報に基づいてずらし部123を制御し、封入物P毎に設定されたずらし量Wとなるように、送出ローラ対123aの回転数や回転時間を制御して搬送方向への搬送時間を所定時間ずらしながら封入物Pを送り出す。
ずらし量情報は、封入物P毎に設定されたコード印刷領域が外部から判別可能なように封入物Pを搬送方向に所定のずらし量Wだけずらすための制御情報であり、ずらし量Wは封入物P毎のコード印刷領域設定情報における搬送方向の長さによって規定される。よって、コード印刷領域の設定と同様に、予め封書作製ジョブに含まれていてもよいし、ユーザが封書作製時に装置外装の設定入力手段から設定してもよい。
図4には、封入物Pをずらし重ねた状態となる過程を示した図である。図例では、4枚の封入物Pにそれぞれ封入物識別コードが印刷されており、重ねた状態のときに最上位となる1枚目を重要度「高」、2枚目を重要度「中」、3枚目を重要度「低」、4枚目を重要度「無し」と設定している。図示のように、1枚目の封入物Pに印刷された封入物識別コードは重要度が「高」であるためコード印刷領域が一番大きく、2枚目以降の封入物Pではコード印刷領域が徐々に小さくなるようにずらし重ねられている。
なお、封書となったとき、封入物Pのコード印刷領域が露出可能な領域には限りがあるため、重要度が「無し」の封入物Pは、図4に示すように他の封入物Pと重なった状態となるようにずらし量Wを設定とすることもできる。このように設定されたずらし量Wでずらし処理を行うことで、例えばコード印刷領域となる領域が上に重なる封入物Pと重なった状態となるため、印刷された封入物識別コードは外部から判別することができないが、その分の領域を他の封入物Pのコード印刷領域に割り当てることができる。
<3−3.折り処理について>
折り処理は、上述したずらし処理によって所定のずらし量Wずつずらし重ねられた封入物Pに対し、封書となったときに封入物識別コードが封筒外に露出されるように適切な折り位置で所定の折りを施す処理である。
通常、封入物識別コードを印刷しない封入物Pは、四辺が全て揃った状態で折りを施されるが、封入物識別コードが印刷された封入物Pは、所定のずらし量Wずつずれた状態で重なっており、両者における搬送方向の全長を比較すると、ずらし重ねた封入物Pの方が長くなる。そのため、封入物識別コードが印刷されているか否かによって、封筒内に封入されるように適切な折り位置を可変する必要がある。
そこで、制御部140は、記憶部130に記憶されるずらし量情報に基づいて、封入物Pが封筒内に封入可能なサイズとなるように作製する封書のサイズに応じて折り位置を補正し、この補正した折り位置で折りを施すように封入物折り部121の各折りローラの回転数や回転時間を制御する。
<3−4.封入処理について>
封入処理は、上述した折り処理で折り加工が施された封入物Pの封入物識別コードが封筒外に露出されるように封筒用紙PEで包み込んで封入する処理である。
封入物識別コードが印刷された封入物Pは、封書となったとき、封筒外に各封入物Pに印刷された封入物識別コードが露出されるように、封筒用紙PEのフラップとなる折り片を折る位置を通常の折り位置から補正する必要がある。
そこで、制御部140は、記憶部130に記憶されるずらし量情報に基づいて、封入物Pの封入物識別コードが封筒外に露出されるように封筒用紙PEの折り位置(特にフラップとなる折り片を折る位置)を通常の折り位置から補正し、この補正した折り位置で封入物Pを包み込んだ状態で封筒用紙PEに折りを施すように、収容部124の各折りローラの回転数や回転時間を制御する。
なお、封筒用紙PEのサイズが、予め封入物Pのずらし量Wを考慮したサイズで作製されている場合(すなわち、封入物識別コードの分だけフラップとなる折り片の長さが短くなっている場合)は、折り位置を補正することなく封筒用紙PE毎に設定された折り位置で折りを施すことで、封書となったときに封入物識別コードが封筒外に露出されるようになる。
<3−5.誤封入判別処理について>
誤封入判別処理は、封入物Pに印刷された封入物識別コードの情報コードと、封筒用紙PEに印刷された封筒識別コードの情報コードを、読取部128(請求項における「コード読取手段」に相当)で読み取り、読み取った各識別コードが紐付けされているか否かによって封入物Pの誤封入を判別する処理である。
コード読取部128は、封入物Pに印刷された封入物識別コードの情報コードと、封筒用紙PEに印刷された封筒識別コードの情報コードをそれぞれ読み取り、読み取った各識別コードの情報(封入物特定情報、封入物確認情報)を制御部140に出力する。コード読取部128の設置箇所としては、例えば封緘部126から排出トレイ127aへの搬送経路上に設けることで、封書となった状態で封筒及び封入物Pに印刷された識別コードを読み取ることができる。
また、制御部140は、コード読取部128で読み取られた封入物P毎の封入物特定情報と、封筒識別コードから読み取った封入物確認情報とを照合し、封筒内に封入された封入物Pの誤封入の有無を判別する判別処理手段141を備えている。判別処理手段141は、コード読取部128から出力された封入物特定情報と封入物確認情報とを照合し、その照合結果から作製された封書に封入された封入物Pが誤封入であると判別したときは、例えばユーザのPCや装置外装の設定入力手段(図示せず)に表示通知したり、誤封入有りと判別された封書を別経路で排出させるように排出部127を制御したりする。
[4.処理動作について]
次に、封書作製装置100の一連の処理動作について説明する。ここでは、封入物Pと封筒用紙PEにそれぞれ識別コードを印刷して封書を作製するまでの処理動作である。また、各識別コード、コード印刷情報及びずらし量情報は、ユーザがPCを所定操作して封書に応じた封書作製ジョブを作成し、LAN等のネットワークを介して封書作製装置100に設定する例とする。
封書を作製するにあたり、まずユーザがPCを所定操作して作製する封書に関する各種設定を行って封書作製ジョブを作成する。また、封書作製ジョブの作成に併せて、封入する封入物Pの重要度に応じた封入物識別コードの設定と、封筒識別コードの設定と、各封入物Pと封筒用紙PEに応じたコード印刷領域の設定と、封入物P毎のコード印刷領域設定情報における搬送方向の長さに応じたずらし量Wを規定したずらし量情報をそれぞれ設定する。
これにより、封入物識別コードの印刷情報と、封筒識別コードの識別コード印刷情報と、各識別コードに応じて設定したコード印刷領域の位置情報を示すコード印刷領域設定情報と、各封入物Pのコード印刷領域に応じたずらし量Wを示すずらし量情報とが封書作製ジョブに設定される。そして、封書作製装置100は、ネットワークを介して作製されたジョブを入力すると、このジョブを記憶部130に記憶させる。
封書作製装置100は、入力した封書作製ジョブに従い、封入物Pと封筒用紙PEに対して所定の画像を印刷する。また、封入物P毎に設定されたコード印刷領域に、重要度に応じた封入物識別コードを印刷するとともに、封筒用紙PEに設定されたコード印刷領域に封筒識別コードを印刷する。
封入物識別コードが印刷された封入物Pは、封入封緘装置120の封入物搬送経路を介してずらし部123に順次搬送される。ずらし部123では、封入物P毎に設定されたずらし量Wとなるように、記憶部130に記憶されるずらし量情報に基づき、送出ローラ対123aの回転数や回転時間を制御して搬送方向への搬送時間を所定時間ずらしながら封入物Pを所定のずらし量Wずつ送出した後、封入物折り部121に搬送する。これにより、封入物Pに印刷された封入物識別コードは、ページ前後の封入物Pと重ならずに外部から判別可能な状態となる。
次に、封入物折り部121は、記憶部130に記憶されるずらし量情報に基づいて補正した封入物Pの折り位置で折りを施すように封入物折り部121の各折りローラの回転数や回転時間を制御し、ずらし部123から搬送された封入物Pが封筒内に封入可能なサイズに折りを施す。そして、折りが施された封入物Pは、収容部124に搬送される。
また、封筒識別コードが印刷された封筒用紙PEは、封筒用紙用搬送経路を介して収容部124まで搬送される。
収容部124では、記憶部130に記憶されるずらし量情報に基づいて収容部124の各折りローラの回転数や回転時間を制御して、封入物Pの封入物識別コードが封筒外に露出されるように補正された封筒用紙PEの折り位置で、封入物Pを包み込むように封筒用紙PEに折りを施す。
そして、折りが施された封緘前の封書を搬送に伴って封緘し、この封緘処理された封書を装置筐体外部に設けられた排出トレイ127aに排出する。
また、排出トレイ127aに搬送される途中に設置されたコード読取部128で封入物Pに印刷された封入物識別コードから封入物特定情報を読み取るとともに、封筒に印刷された封入物確認情報を読み取り制御部140に出力する。
そして、制御部140の判別処理手段141は、封入物P毎の封入物識別コード含まれる封入物特定情報と、封筒識別コードから読み取った封入物確認情報とを照合し、封筒内に封入された封入物Pの誤封入の有無を判別する。
判別した結果、封書に封入された封入物Pが誤封入であると判別したときは、例えばユーザのPCや装置外装の設定入力手段(図示せず)に表示通知したり、誤封入有りと判別された封書を別経路で排出させるように排出部127を制御したりする。
以上説明したように、上述した封書作製装置100は、封入物P毎の重要度に応じて封入物識別コードを封入物Pのコード印刷領域に印刷する。封入物識別コードが印刷された封入物Pは、ずらし部123において、封入物P毎のコード印刷領域に応じたずらし量Wずつずらし重ねる。そして、ずらし重ねられた封入物Pを封入物折り部121で所定の折りを施し、別経路から搬送される封筒用紙PEで封入物識別コードが封筒外に露出されるように包み込んで封入して封書を作製する。
これにより、封書となったときに、重要度に応じて設定した封入物識別コードが封筒外に露出された状態となるため、封書となった状態のまま、印刷された封入物Pを未開封の状態のまま封入物Pの内容を知得することができる。
また、封筒用紙PEに封入される封入物Pの封入物識別コードと紐付けされた封筒識別コードを印刷しておくことで、封筒外に露出した封入物識別コードと封筒用紙PEに印刷された封筒識別コードとを照合して封入物Pが正しく封入されているか否かを容易に確認することができる。
さらに、封入物識別コードとして、コード読取部128が読取可能な情報コードと、ユーザが目視により識別可能な目視可能コードの両方を設定することで、機械的な判別と人による判別とが行えるため、誤封入チェックが2重で行え、より精度良く誤封入の有無を確認することができる。
また、封入物Pの重要度が低く、印刷した封入物識別コードを外部から判別する必要がない場合に、ずらし処理が実施されないようにずらし量情報を設定しておくことで、ずらし部123によるずらし処理が行われず、重要度の高い封入物Pの封入物識別コードの印刷情報量を増やすことができる。
100…封書作製装置
110…印刷装置
114…印刷部(印刷手段)
120…封入封緘装置
123…ずらし部(ずらし手段)
124…収容部
128…コード読取部(コード読取手段)
130…記憶部
140…制御部
141…判別処理手段
P…封入物
PE…封筒用紙
W…ずらし量

Claims (4)

  1. 封入物の重要度に応じて印刷領域の異なる封入物識別コードを前記封入物毎に印刷する印刷手段と、
    前記封入物に印刷された前記封入物識別コードが判別可能なように、前記封入物を前記封入物識別コードの重要度に応じたずらし量ずつずらして重ねるずらし手段と、
    前記ずらし手段でずらし重ねられた前記封入物毎の前記封入物識別コードが露出するように封筒用紙で前記封入物を封入する封入手段と、
    を備えたことを特徴とする封書作製装置。
  2. 前記印刷手段は、封入対象となる前記封入物の前記封入物識別コードと紐付けされた封筒識別コードを前記封筒用紙に印刷し、
    さらに、前記封入物識別コードと前記封筒識別コードとを前記封書から読み取るコード読取手段と、
    前記コード読取手段で読み取った前記封入物識別コードと前記封筒識別コードとが紐付くか否かによって前記封入物の誤封入を判別する判別処理手段と、
    を有することを特徴とする請求項1記載の封書作製装置。
  3. 前記封入物識別コードと前記封筒識別コードは、前記コード読取手段によって読み取り可能な形態を有する情報コードと、目視によって内容確認が可能な形態な目視可能コードとからなることを特徴とする請求項2記載の封書作製装置。
  4. 前記判別処理手段は、前記封入物の重要度が低いと判断したときに、該当する前記封入物をずらさないように前記ずらし手段を制御することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の封書作製装置。
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