JP2017038280A - 通信装置、撮像装置およびそれらの制御方法、システム、並びにプログラム - Google Patents

通信装置、撮像装置およびそれらの制御方法、システム、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】セルフタイマー撮影を遠隔制御により実行する場合に、撮影タイミングが判断できずに失敗撮影となってしまうことを防止する技術を実現する。
【解決手段】通信装置は、撮像装置と通信可能な通信手段と、前記通信手段を介して前記撮像装置により撮影された画像を表示する表示手段と、前記通信手段を介して前記撮像装置を遠隔制御して画像を撮影する制御手段と、を有し、前記制御手段は、セルフタイマーを用いて画像を撮影するセルフタイマー撮影において、前記セルフタイマーによるカウントダウンが終了する前の所定のタイミングで撮影準備を促す表示を行うように前記表示手段を制御する。
【選択図】図6

Description

本発明は、撮像装置を通信装置により遠隔制御する技術に関する。
近年、デジタルカメラなどの撮像装置がスマートフォンなどの通信装置と無線通信可能に接続され、デジタルカメラで撮影した映像をスマートフォンに転送したり、スマートフォンによりデジタルカメラを遠隔制御して撮影することが可能となっている。
しかしながら、スマートフォンをデジタルカメラと接続して遠隔制御する場合、通信によるタイムラグが発生し、スマートフォン側の指示に対してデジタルカメラ側の動作が遅延する場合がある。例えば、デジタルカメラを遠隔制御してセルフタイマー撮影を行う場合、シャッターレリーズのタイミングがずれてしまい、撮影準備が間に合わずに失敗撮影となってしまう可能性がある。また、スマートフォンからデジタルカメラにセルフタイマー実行指示を送った後、スマートフォン側でシャッターレリーズタイミングが判断できずに、撮影準備が間に合わずに失敗撮影となってしまう可能性もある。
特許文献1や2には、セルフタイマー撮影での失敗を防止する技術が提案されている。
特開2013−131906号公報 特開2005−257869号公報
上記特許文献1や2は、カメラに付属するバリアングル型の液晶モニタにおいて有効な手段であり、スマートフォンによりデジタルカメラを遠隔制御してセルフタイマー撮影を行う際に以下のような課題を解決することは難しい。
(1)スマートフォン側ではセルフタイマー実行中なのか否かを判断できない。
(2)セルフタイマー実行中であることを通知してもシャッターレリーズタイミングがわからない。
(3)セルフタイマー実行中にカウントダウン表示を行っても通信によるレリーズタイムラグが発生して、シャッターレリーズのタイミングがずれてしまい、撮影準備が間に合わずに失敗撮影となってしまう。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、セルフタイマー撮影を遠隔制御により実行する場合に、撮影タイミングが判断できずに失敗撮影となってしまうことを防止する技術を実現することである。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明の通信装置は、撮像装置と通信可能な通信手段と、前記通信手段を介して前記撮像装置により撮影された画像を表示する表示手段と、前記通信手段を介して前記撮像装置を遠隔制御して画像を撮影する制御手段と、を有し、前記制御手段は、セルフタイマーを用いて画像を撮影するセルフタイマー撮影において、前記セルフタイマーによるカウントダウンが終了する前の所定のタイミングで撮影準備を促す表示を行うように前記表示手段を制御する。
本発明によれば、セルフタイマー撮影を遠隔制御により実行する場合に、撮影タイミングが判断できずに失敗撮影となってしまうことを防止することができる。
本実施形態のデジタルカメラの構成(a)とスマートフォンの構成(b)を示すブロック図。 本実施形態のスマートフォンを用いた撮影方法を説明する図。 本実施形態のスマートフォンによりリモート撮影を行う場合のカメラアプリケーション画面を例示する図。 実施形態1による遠隔制御によりセルフタイマー撮影を行う処理を示すフローチャート。 実施形態2による遠隔制御によりセルフタイマー撮影を行う処理を示すフローチャート。 本実施形態の遠隔制御によるセルフタイマー撮影の処理シーケンスを示す図。
以下に、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、本発明を実現するための一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されるべきものであり、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。また、後述する各実施形態の一部を適宜組み合わせて構成してもよい。
本実施形態では、本発明の通信装置および撮像装置として携帯電話の一種であるスマートフォンとデジタルカメラを適用し、スマートフォンとデジタルカメラとがネットワークを介して接続されたシステムについて説明する。なお、本実施形態では、通信装置としてスマートフォンを想定しているが、本発明はこれに限らず、例えば、無線機能付きのデジタルカメラ、携帯型のメディアプレーヤやタブレット端末、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置であっても良い。また、本実施形態では、撮像装置としてデジタルカメラを想定しているが、本発明はこれに限らず、例えば、カメラ付き携帯電話やスマートフォン、タブレット端末、WEBカメラを有するパーソナルコンピュータ、監視カメラのような据え置き型の撮像装置などにも適用可能である。
<デジタルカメラ100の構成>図1(a)を参照して、本実施形態のデジタルカメラ100の構成および機能の概略について説明する。
図1(a)において、撮影レンズ102はズームレンズ、フォーカスレンズを含むレンズ群である。シャッター103は絞り機能を備える。撮像部104は被写体の光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS等で構成される撮像素子である。A/D変換器105は、アナログ信号をデジタル信号に変換する。A/D変換器105は、撮像部104から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するために用いられる。バリア101は、デジタルカメラ100の、撮影レンズ102を含む撮像光学系を覆うことにより、撮影レンズ102、シャッター103、撮像部104を含む撮像光学系の汚れや破損を防止する。
画像処理部111は、A/D変換器105からのデータ、又は、メモリ制御部108からのデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部111では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理が行われ、得られた演算結果に基づいてシステム制御部121が露光制御、測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。画像処理部111ではさらに、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
A/D変換器105からの出力データは、画像処理部111及びメモリ制御部108を介して、或いは、メモリ制御部108を介してメモリ109に直接書き込まれる。メモリ109は、撮像部104によって得られ、A/D変換器105によりデジタルデータに変換された画像データや、表示部107に表示するための画像データを格納する。メモリ109は、所定枚数の静止画や所定時間の動画および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。
また、メモリ109は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。D/A変換器106は、メモリ109に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示部107に供給する。こうして、メモリ109に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器106を介して表示部107により表示される。表示部107は、LCD等の表示器上に、D/A変換器106からのアナログ信号に応じた表示を行う。A/D変換器105によって一度A/D変換され、メモリ109に蓄積されたデジタル信号をD/A変換器106においてアナログ変換し、表示部107に逐次転送して表示することで、電子ビューファインダとして機能し、スルー画像表示を行える。なお、スルー画像を言い換えるとライブビュー画像、スルー画像表示を言い換えるとライブビューであるものとする。
不揮発性メモリ124は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ124には、システム制御部121の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムのことである。
システム制御部121は、デジタルカメラ100全体を制御する。前述した不揮発性メモリ124に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。123はシステムメモリであり、RAMが用いられる。システムメモリ123には、システム制御部121の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ124から読み出したプログラム等を展開する。また、システム制御部121はメモリ109、D/A変換器106、表示部107等を制御することにより表示制御も行う。
システムタイマー122は各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間、後述するセルフタイマー撮影時のカウントダウン時間を計測する計時部である。
モード切替スイッチ115、第1シャッタースイッチ119、第2シャッタースイッチ120、操作部113はシステム制御部121に各種の動作指示を入力するための操作手段である。
モード切替スイッチ115は、システム制御部121の動作モードを静止画撮影モード、動画記録モード、再生モード等のいずれかに切り替える。静止画撮影モードに含まれるモードとして、オート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、撮影シーン別の撮影設定となる各種シーンモード、プログラムAEモード、カスタムモード等がある。モード切り替えスイッチ115で、静止画撮影モードに含まれるこれらのモードのいずれかに直接切り替えられる。あるいは、モード切り替えスイッチ115で静止画撮影モードに一旦切り替えた後に、静止画撮影モードに含まれるこれらのモードのいずれかに、他の操作部材を用いて切り替えるようにしても良い。同様に、動画記録モードにも複数のモードが含まれていてもよい。
第1シャッタースイッチ119は、デジタルカメラ100に設けられたシャッターボタン114の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でオンとなり第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF処理、AE処理、AWB処理、EF処理等の動作を開始する。
第2シャッタースイッチ120は、シャッターボタン114の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でオンとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部121は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部104からの信号読み出しから記録媒体128に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
操作部113の各操作部材は、表示部107に表示される種々の機能アイコンを選択操作することなどにより、シーンごとに適宜機能が割り当てられ、各種機能ボタンとして作用する。機能ボタンとしては、例えば終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン、属性変更ボタン等がある。例えば、メニューボタンが押されると各種の設定可能なメニュー画面が表示部107に表示される。ユーザは、表示部107に表示されたメニュー画面と、上下左右の4方向ボタンやSETボタンとを用いて直感的に各種設定を行うことができる。
電源制御部117は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部117は、その検出結果及びシステム制御部121の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体128を含む各部へ供給する。
電源部118は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、リチウムイオン電池等の二次電池、ACアダプタ等からなる。記録媒体I/F127は、メモリーカードやハードディスク等の記録媒体128とのインターフェースである。記録媒体128は、撮影された画像を記録するためのメモリーカード等の記録媒体であり、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される。
通信I/F110は、インターネット等のネットワーク112に通信可能に接続された外部機器と映像や音声のファイルや後述するスマートフォン200による遠隔制御に用いられるコマンドなどの送受信を行うインターフェースである。通信I/F110は、例えば無線LANやBluetooth(登録商標)、NFC(近距離無線通信)などの無線インターフェースや、USBなどの有線インターフェースが用いられる。また、通信I/F110はネットワーク112を介して、撮像部104で撮像された画像(ライブビュー映像を含む)や記録媒体128に記録された画像ファイルを外部機器に送信でき、また、外部機器から画像データやその他の各種情報を受信できる。
なお、通信I/F110をアクセスポイント(以下、AP)モードで動作させることにより、本実施形態のデジタルカメラ100は、APの一種ではあるが、より機能が限定された簡易的なAP(以下、簡易AP)として動作可能である。デジタルカメラ100が簡易APとして動作すると、デジタルカメラ100は自身でネットワークを形成する。デジタルカメラ100の周辺の装置は、デジタルカメラ100をAP機器と認識し、デジタルカメラ100が形成したネットワークに参加することが可能となる。
音声出力部125はスピーカを備え、セルフタイマーのカウントダウン音やシャッターの開閉に合わせたシャッター音その他の操作音、或いは、後述する遠隔制御によるセルフタイマー撮影時に出力されるメッセージの音声、動画再生時の動画の音声などを発音する。
発光部126はLED(発光ダイオード)などを備える。発光部126は、所定の発光/非発光のパターンによって被写体にデジタルカメラ100の動作状態(例えば、セルフタイマーのカウントダウン中や撮影の開始/終了など)を通知したり、被写体を照明するために閃光するストロボ機能を備える。発光部126は被写体側から視認できるようにカメラ前面(被写体側、撮像面側)に配置されている。
<スマートフォン200の構成>次に、図1(b)を参照して、本実施形態のスマートフォン200の構成および機能の概略について説明する。
本実施形態のスマートフォン200は、上述したデジタルカメラ100と略同様の構成および機能を備えている。よって、図1(b)では、デジタルカメラ100と同様の構成要素については3桁目の符号を2(200番台)とし、デジタルカメラ100と異なる点を中心に説明を行う。
本実施形態のスマートフォン200には、撮影者から見える被写体を撮影するリアカメラモジュールに加えて、撮影者自身や撮影者側の被写体を撮影するフロントカメラモジュール(以下、フロントカメラ)が搭載されている。リアカメラは、撮影レンズ202、シャッター203、撮像部204からなる第1の撮像光学系を備え、フロントカメラは撮影レンズ232、シャッター233、撮像部234からなる第2の撮像光学系を備える。リアカメラは、表示部207と同じ筐体面に取り付けられ、主としてスマートフォン200を保持している撮影者自身を撮影する場合に用いられる。
撮影レンズ202、232はズームレンズ、フォーカスレンズを含むレンズ群である。シャッター203、233は絞り機能を備える。撮像部204、234は被写体の光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS等で構成される撮像素子である。
A/D変換器205は、撮像部204、234から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する。バリア201、231は、スマートフォン200の、撮影レンズ202、232を含む撮像光学系を覆うことにより、撮影レンズ202、232、シャッター203、233、撮像部204、234を含む撮像光学系の汚れや破損を防止する。
なお、A/D変換器205や画像処理部211を撮像部204、234ごとに設けることも可能である。
また、本実施形態のスマートフォン200は、マイクなどの音声入力部227を備え、音声出力部225および音声入力部227を介して他の通信機器のユーザと会話することが可能となる。
通信I/F210は、電話回線を介し音声データを送受信することで通話が可能となる。
操作部213は、表示部207に対する接触を検知可能なタッチパネルを含み、ユーザが表示部207上に表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUIを構成することができる。システム制御部221は、ユーザがタッチパネルにタッチしたことを検知し、タッチ位置に応じた処理を実行する。タッチパネルは、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサ方式等、様々な方式のタッチパネルのうちいずれの方式のものを用いても良い。
表示部207は、例えば、液晶パネル、或いは有機ELパネルであり、ライブビュー映像や後述するGUI画面などの表示を行う。
タッチパネルは、表示部207と一体的に構成されており、表示部207に対する接触を検知可能である。そして、タッチパネルにおける入力座標と、表示部207上の表示座標とを対応付ける。これにより、あたかもユーザが表示部207上に表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUIを構成することができる。システム制御部221は、タッチパネルへの以下の操作を検出できる。タッチパネルを指やペンで触れたこと(以下、タッチダウン)。タッチパネルを指やペンで触れている状態であること(以下、タッチオン)。タッチパネルを指やペンで触れたまま移動していること(以下、ムーブ)。タッチパネルへ触れていた指やペンを離したこと(以下、タッチアップ)。タッチパネルに何も触れていない状態(以下、タッチオフ)。これらの操作や、タッチパネル上に指やペンが触れている位置座標はシステム制御部221に通知され、システム制御部221は通知された情報に基づいてタッチパネル上にどのような操作が行なわれたかを判定する。ムーブについてはタッチパネル上で移動する指やペンの移動方向についても、位置座標の変化に基づいて、タッチパネル上の垂直成分・水平成分毎に判定できる。またタッチパネル上をタッチダウンから一定のムーブを経てタッチアップをしたとき、ストロークを描いたこととする。素早くストロークを描く操作をフリックと呼ぶ。フリックは、タッチパネル上に指を触れたままある程度の距離だけ素早く動かして、そのまま離すといった操作であり、言い換えればタッチパネル上を指ではじくように素早くなぞる操作である。所定距離以上を、所定速度以上でムーブしたことが検出され、そのままタッチアップが検出されるとフリックが行われたと判定できる。また、所定距離以上を、所定速度未満でムーブしたことが検出された場合はドラッグが行われたと判定するものとする。
本実施形態のスマートフォン200は、例えば、アプリケーションをインストールすることで、種々の機能を実行することができるものとする。例えば、本実施形態のデジタルカメラ100との接続を確立し、デジタルカメラ100を遠隔制御する機能を実行することができる。不揮発性メモリ224には、システム制御部221の動作用の定数、プログラム、カメラアプリケーション等が記憶される。なお、不揮発性メモリ224には、図4から図6で後述するデジタルカメラ100と通信するためのプログラムが格納され、カメラアプリケーションとしてインストールされているものとする。なお、本実施形態のスマートフォン200によるデジタルカメラ100の遠隔制御は、カメラアプリケーションにより提供されるプログラムを読み込むことにより実現される。なお、カメラアプリケーションはスマートフォン200にインストールされたOSの基本的な機能を利用するためのプログラムを有しているものとする。なお、スマートフォン200のOSが本実施形態における処理を実現するためのプログラムを有していても良い。
その他の構成は、図1(a)と同様であるため、説明を省略する。
<撮影方法>次に、図2を参照して、本実施形態のようにデジタルカメラ100とスマートフォン200が通信可能に接続され、スマートフォン200がデジタルカメラ100を遠隔制御するシステムによる撮影方法について説明する。
図2(a)、(b)は、スマートフォン200が通信I/F110、210を介してデジタルカメラ100と通信を行い、デジタルカメラ100の撮像部104を遠隔制御してリモート撮影を行っている状態を示している。図2(a)、(b)の例では表示部207にデジタルカメラ100が撮像しているライブビュー映像が表示されている。ユーザはスマートフォン200を操作することにより、デジタルカメラ100に制御コマンドを送信することで撮影を遠隔制御できる。この状態は主に、記念撮影など、セルフタイマー機能を用いて撮影を行うユースケースでの利用が想定される。
スマートフォン200がデジタルカメラ100を遠隔制御して撮影するユースケースでは、スマートフォン200を所有するユーザが被写体に含まれている場合(図2(a))と、含まれていない場合(図2(b))がある。
図2(c)は、スマートフォン200にカメラユニット150を装着して撮像している状態を示している。図2(a)、(b)のユースケースと比較して、スマートフォン200を所有するユーザが被写体に含まれていない点は同様である。スマートフォン200は、リアカメラ側の筐体に高機能なレンズ、センサ、画像処理ユニットなどを含むカメラユニット150が装着可能であり、カメラユニット150と無線通信を行いながら各種表示や操作を行う。この場合は、カメラユニット150とスマートフォン200は、通信I/F110、210を介した遠隔制御システムを構成するため、通信形態としては図2(a)、(b)の場合と大差はない。本実施形態では特に言及しない限り、「遠隔制御」、「リモート撮影」などの概念には、図2(c)のようなユースケースも含まれるものとする。また、カメラユニット150も「リモートカメラ」の一種として説明する。カメラユニット150を装着して撮影を行う場合には、ユーザはあたかも高機能なリアカメラを使用する感覚で撮影を行える。なお、スマートフォン200に内蔵されたリアカメラの代わりに高機能なリモートカメラを用いる撮影方法は、多くのユースケースで利用されている。
図2(c)のユースケースは、ユーザがスマートフォン200を保持して撮影するために、撮影準備は、図2(a)、(b)のユースケースよりも、三脚を使わない分、簡単に実現できるが、手ぶれが発生しやすいと考えらえる。
<カメラアプリケーション画面>次に、図3を参照して、本実施形態のスマートフォン200がデジタルカメラ100を遠隔制御することによりセルフタイマー撮影を行う場合に、スマートフォン200の表示部207に表示されるGUI画面について説明する。
GUI画面300は、操作部213からのユーザ操作に応じて、システム制御部221が、システムメモリ223に展開されているプログラムを実行してカメラアプリケーションが起動され、デジタルカメラ100との通信接続が確立されると表示される。
セルフタイマーアイコン301は、セルフタイマー撮影が実行可能なモードであることを示す。セルフタイマーの設定は、2秒、10秒、タイマーオフなどに切り替えることができる。システム制御部221が操作部213からのユーザ操作を受け付け、通信I/F210を介してデジタルカメラ100にセルフタイマーの設定を切り替える制御コマンドを送出する。デジタルカメラ100のシステム制御部221は、通信I/F110を介して制御コマンドを受信して設定を切り替える。
撮影状態表示部302には、例えば、セルフタイマー実行中であることを示すメッセージが表示される。この表示がされている間は、セルフタイマー実行中となる。
撮影準備表示部303は、例えば、セルフタイマー実行中に表示され、まもなく撮影が実行されるため、ユーザに撮影の準備を促すメッセージが表示される。なお、メッセージ表示に加えて、或いは、メッセージの表示に代えて、バイブレーション機能により振動させたり、音声出力部225から音声を出力したり、発光部226を発光させたりしてユーザに注意を促しても良い。
ライブビュー画面304は、デジタルカメラ100によって撮像される、いわゆるライブビュー映像を表示する。デジタルカメラ100のシステム制御部121は、撮像部104により撮像され、メモリ109に格納された画像データを、通信I/F110を介して、スマートフォン200に送信する。スマートフォン200のシステム制御部221は、通信I/F210を介してデジタルカメラ100から画像データを受信して、メモリ209に格納する。また、システム制御部221は、メモリ209に格納された画像データを表示部207に表示する。このような処理を繰り返し行うことによってライブビューを実現する。
カウントダウンタイマー306は、セルフタイマー実行中におけるカウントダウン処理中に表示される。この表示はセルフタイマーの設定秒時に応じた速度で回転しながらセルフタイマー撮影時におけるシャッターレリーズまで動作する。なお、カウントダウンタイマー306は、撮影準備表示部303に撮影の準備を促すメッセージを表示するタイミングで非表示となる。
本実施形態のGUI画面300では、セルフタイマー撮影時にセルフタイマー実行中であることをユーザに通知する。また、シャッターレリーズのタイミングについては正確なカウント時間は通知せずに、セルフタイマーのカウントダウンが終了する前の所定のタイミング(例えば、3秒)で撮影準備表示部303に撮影の準備を促すメッセージを表示する。このようにすることで、失敗撮影を防止している。
また、図2(c)のようにスマートフォン200にカメラユニット150を取り付けて撮影するユースケースでは、撮影準備表示部303にさらに手ぶれに注意することを促すメッセージを表示することで、失敗撮影を防止することができる。
なお、スマートフォン200にカメラユニット150が装着されているか否かの判定方法は、スマートフォン200とカメラユニット150がNFCにより接続されたことを検知したり、操作部213が物理的な変位状態を検出する等の方法が考えられる。また、カメラユニット150からスマートフォン200に接続を通知して、スマートフォン200のシステム制御部221が通信I/F210を介して、接続通知を受信して判定したり、ユーザが操作部213を介してシステム制御部221に通知する等の方法もある。
さらに、スマートフォン200の所有者がデジタルカメラ100で撮影する被写体に含まれている場合(図2(a))、セルフタイマー実行中に、スマートフォン200の所有者がスマートフォン200を注視した状態で撮影されてしまう可能性がある。これを防止するためには、スマートフォン200のフロントカメラを起動させて、それによって得られた画像の中に所有者がいることをシステム制御部221が判断し、かつ、デジタルカメラ100から得られた画像の中に所有者がいる場合において、撮影準備表示部303において、所有者にデジタルカメラ100を見るように促す表示を行う方法もある。これにより失敗撮影を防止することができる。
<セルフタイマー撮影処理1>次に、図4を参照して、実施形態1のスマートフォン200とデジタルカメラ100によるセルフタイマー撮影処理について説明する。
図4(a)は、スマートフォン200におけるセルフタイマー撮影処理を示している。図4(b)は、デジタルカメラ100におけるセルフタイマー撮影処理を示している。
なお、図4の処理は、スマートフォン200のカメラアプリケーションが起動されると開始される。また、図4の処理は、デジタルカメラ100及びスマートフォン200の各不揮発性メモリ124、22に格納されたプログラムを読み出してシステム制御部121、221が実行することにより実現される。後述する図5についても同様である。
なお、図4(a)と(b)の処理は互いに対応しており、主にカウントダウン処理をデジタルカメラ100が担う場合を示している。
まず、図4(a)のスマートフォン200の処理を説明する。
ステップS401は、システム制御部221は、通信I/F210によりデジタルカメラ100との接続処理を行う。この接続処理は、既知の方法が適用できるが、詳細な説明は省略する。
ステップS402では、システム制御部221は、操作部213からのユーザ操作に応じてセルフタイマーの実行処理を開始する。システム制御部221は、操作部213からセルフタイマーの実行命令を受信し、通信I/F210を介してデジタルカメラ100にセルフタイマーの実行要求を送信する。デジタルカメラ100のシステム制御部121は、後述する図4(b)のステップS423において、通信I/F110を介してスマートフォン200からセルフタイマーの実行要求を受信する。
ステップS403では、システム制御部221は、通信I/F210を介してデジタルカメラ100からセルフタイマーの撮影開始通知があったか否かを判定し、通知があった場合はステップS405に進み、通知がない場合はステップS403に戻る。
ステップS404では、システム制御部221は、図3のGUI画面300における撮影状態表示部302に「セルフタイマー実行中」を表示すると共に、セルフタイマーアイコン301及びカウントダウンタイマー306を表示する。
ステップS405では、システム制御部221は、通信I/F210を介してデジタルカメラ100からセルフタイマー撮影をまもなく開始する通知があったか否かを判定する。判定の結果、通知があった場合はステップS406に進み、通知がない場合はステップS404に戻る。
ステップS406では、システム制御部221は、図3のGUI画面300における撮影準備表示部303に「まもなく撮影されます。準備を。」を表示し、撮影者に撮影の準備を促す。また、ステップS404で表示したカウントダウンタイマー306を非表示とする。
ステップS407では、システム制御部221は、通信I/F210を介してデジタルカメラ100からセルフタイマー撮影の完了通知命令があったか否かを判定し、通知があった場合はステップS408に進み、通知がない場合はステップS406に戻る。
ステップS408では、システム制御部221は、セルフタイマー撮影時における表示処理を終了する。ここでは、システム制御部221は、図3のGUI画面300の撮影状態表示部302及び撮影準備表示部303の表示を非表示にするか、撮影完了の表示を行い、本処理を終了する。
次に、図4(b)のデジタルカメラ100の処理を説明する。
ステップS411は、図4(a)のステップS401に対応し、システム制御部121は、通信I/F110によりスマートフォン200との接続処理を行う。この接続処理は、既知の方法が適用できるが、詳細な説明は省略する。
ステップS412は、図4(a)のステップS402に対応し、システム制御部121は、通信I/F110を介してスマートフォン200からセルフタイマーの実行要求を受信する。
ステップS413は、ステップS403に対応し、システム制御部121は、通信I/F110を介してスマートフォン200にセルフタイマーの開始の通知を送信する。ここで、システム制御部121は、システムタイマー122によりセルフタイマーの実行を開始すると、通信I/F110を介してスマートフォン200にセルフタイマー開始の通知を送信する。
ステップS414では、システム制御部121は、システムタイマー122によりセルフタイマー撮影時のカウントダウン処理を実行する。
ステップS415では、システム制御部121は、システムタイマー122のカウントダウン処理における残りのカウント値が所定の閾値以下となったか否かを判定する。判定の結果、所定の閾値以下となった場合はステップS416に進み、そうでない場合はステップS414に戻る。なお、所定の閾値は、スマートフォン200に対して、セルフタイマー撮影を間もなく開始する通知命令を行うタイミングに対応している。
ステップS416は、ステップS405に対応し、システム制御部121は、通信I/F110を介してスマートフォン200にセルフタイマー撮影を間もなく開始する通知命令を送信する。
ステップS417では、システム制御部121は、システムタイマー122による残りのカウントダウン処理を実行する。
ステップS418では、システム制御部121は、シャッター103及び撮像部104を制御してレリーズ処理を実行する。
ステップS419は、ステップS407に対応し、システム制御部121は、通信I/F110を介してスマートフォン200にセルフタイマー撮影の完了通知命令を送信する。
<処理シーケンス>次に、図6(a)を参照して、図4(a)、(b)のスマートフォン200とデジタルカメラ100の処理シーケンスについて説明する。
ステップS601は、スマートフォン200とデジタルカメラ100の接続確立処理を示す。
ステップS602では、スマートフォン200のシステム制御部221は、通信I/F210を介してデジタルカメラ100にリモート撮影の開始命令を送信する。デジタルカメラ100のシステム制御部121は、通信I/F110を介してスマートフォン200からリモート撮影の開始命令を受信し、リモート撮影制御のための準備動作、例えば撮像部104を駆動する。
ステップS603では、スマートフォン200のシステム制御部221は、通信I/F210を介してデジタルカメラ100にセルフタイマー撮影の実行命令を送信する。デジタルカメラ100のシステム制御部121は、通信I/F110を介してスマートフォン200からセルフタイマー撮影の実行命令を受信し、セルフタイマー撮影実行開始処理を行う。ここで、デジタルカメラ100のシステム制御部121は、撮像部104を駆動して撮影準備動作を行う。
ステップS604では、デジタルカメラ100のシステム制御部121は、通信I/F110を介してスマートフォン200にセルフタイマー撮影の実行開始通知を送信する。スマートフォン200のシステム制御部221は、通信I/F210を介してデジタルカメラ100からセルフタイマー撮影の実行開始通知を受信する。当該通知を受信したスマートフォン200のシステム制御部221は、図3のGUI画面300における撮影状態表示部302に「セルフタイマー実行中」を表示し、セルフタイマーアイコン301及びカウントダウンタイマー306を表示する。
ステップS605では、デジタルカメラ100のシステム制御部121は、通信I/F110を介してスマートフォン200に、セルフタイマー撮影をまもなく開始する通知命令を送信する。スマートフォン200のシステム制御部221は、通信I/F210を介してデジタルカメラ100から、セルフタイマー撮影をまもなく開始する通知命令を受信する。当該通知を受信したスマートフォン200のシステム制御部221は、図3のGUI画面300における撮影準備表示部303に「まもなく撮影されます。準備を。」を表示し、撮影者に撮影の準備を促す。また、カウントダウンタイマー306を非表示とする。
ステップS606では、デジタルカメラ100のシステム制御部121は、通信I/F110を介してスマートフォン200に、セルフタイマー撮影の完了通知命令を送信する。スマートフォン200のシステム制御部221は、通信I/F210を介してデジタルカメラ100からセルフタイマー撮影の完了通知命令を受信する。当該通知を潤したスマートフォン200のシステム制御部221は、図3のGUI画面300の撮影状態表示部302及び撮影準備表示部303の表示を非表示にするか、撮影完了の表示を行う。
上述した処理によれば、スマートフォン200がデジタルカメラ100を遠隔制御してセルフタイマー撮影を実行する場合に、カウントダウン処理における残り時間が撮影タイミングに近づいてきたことをユーザに通知し、撮影準備をユーザに促すことで撮影の失敗を防ぐことができる。
<セルフタイマー撮影処理2>次に、図5を参照して、実施形態2のスマートフォン200とデジタルカメラ100によるセルフタイマー撮影処理について説明する。
図5(a)は、スマートフォン200によるセルフタイマー撮影処理を示している。図5(b)は、デジタルカメラ100によるセルフタイマー撮影処理を示している。また、図5の処理は、スマートフォン200のカメラアプリケーションが起動されると開始される。
なお、図5(a)と(b)の処理は互いに対応しており、主にカウントダウン処理をスマートフォン200が担う場合を示している。
まず、図5(a)のスマートフォン200の処理を説明する。
ステップS501〜S503は、図4(a)のステップS401〜S403と同様である。
ステップS504では、システム制御部221は、システムタイマー222によりセルフタイマー撮影時のカウントダウン処理を実行し、図3のGUI画面300にカウントダウンタイマー306を表示する。
ステップS505では、システム制御部221は、システムタイマー222のカウントダウン処理における残りのカウント値が所定の閾値以下となったか否かを判定する。判定の結果、所定の閾値以下となった場合はステップS506に進み、そうでない場合はステップS504に戻る。なお、所定の閾値は、スマートフォン200が、図3のGUI画面300の撮影準備表示部303に、「まもなく撮影されます。準備を。」を表示するタイミングに対応している。
ステップS506〜S508は、図4(a)のステップS406〜S408と同様である。
次に、図5(b)のデジタルカメラ100の処理を説明する。
ステップS511〜S514は、図4(b)のステップS411〜S414と同様である。
その後、デジタルカメラ100からスマートフォン200に、セルフタイマー撮影をまもなく開始する通知を送信しないで、ステップS514でのカウントダウン処理が終了した後、ステップS515〜S516でステップS418〜S419と同様の処理を行う。
<処理シーケンス>次に、図6(b)を参照して、図5(a)、(b)のスマートフォン200とデジタルカメラ100の処理シーケンスについて説明する。
ステップS611〜S615は、図6(a)のステップS601〜S604、S606と同様である。
すなわち、ステップS611〜S614の処理を行った後、スマートフォン200は、図5(a)のステップS505〜S507の処理を実行する。
上述した処理では、デジタルカメラ100とスマートフォン200の両方でカウントダウン処理を実行するため、ステップS416に相当する通信処理を1つ減らすことができる。ところが、スマートフォン200とデジタルカメラ100でのカウントダウン処理に大きな誤差が発生した場合は、レリーズタイムラグの精度が悪化する可能性がある。しかしながら、セルフタイマーのような10秒程度のカウントダウン処理ならば、大きな誤差が発生することは考えにくいため、有効な手段であると考えられる。
上述した処理によれば、スマートフォン200がデジタルカメラ100を遠隔制御してセルフタイマー撮影を実行する場合に、カウントダウン処理における残り時間が撮影タイミングに近づいてきたことをユーザに通知し、撮影準備をユーザに促すことで撮影の失敗を防ぐことができる。
[他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100…デジタルカメラ、110…通信I/F、112…ネットワーク、121…システム制御部、200…スマートフォン、210…通信I/F、221…システム制御部、300…カメラユニット

Claims (18)

  1. 撮像装置と通信可能な通信手段と、
    前記通信手段を介して前記撮像装置により撮影された画像を表示する表示手段と、
    前記通信手段を介して前記撮像装置を遠隔制御して画像を撮影する制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、セルフタイマーを用いて画像を撮影するセルフタイマー撮影において、前記セルフタイマーによるカウントダウンが終了する前の所定のタイミングで撮影準備を促す表示を行うように前記表示手段を制御することを特徴とする通信装置。
  2. 前記セルフタイマーによるカウントダウン処理を行う計時手段をさらに有し、
    前記制御手段は、前記撮像装置からのセルフタイマー撮影の実行開始の通知に応じて、前記計時手段にカウントダウン処理を開始させることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記制御手段は、前記撮像装置からのセルフタイマー撮影の実行開始の通知を受けたことに応じてセルフタイマー実行中であることを表示し、前記撮像装置におけるカウントダウン処理により前記所定のタイミングとなったことが前記撮像装置から通知されたことに応じて、前記撮影準備を促す表示を行うように前記表示手段を制御することを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記制御手段は、前記撮像装置からのセルフタイマー撮影の完了通知を受けたことに応じて前記セルフタイマー実行中であることの表示及び撮影準備を促す表示を非表示にすることを特徴とする請求項3に記載の通信装置。
  5. 前記制御手段は、前記撮像装置からのセルフタイマー撮影の完了通知を受けたことに応じて撮影完了の表示を行うことを特徴とする請求項3に記載の通信装置。
  6. 前記セルフタイマー撮影は、前記通信装置の所有者が被写体に含まれる場合、前記通信装置の所有者が被写体に含まれない場合、前記通信装置に前記撮像装置を装着して撮影する場合のいずれかにおいて実行されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 撮像手段と、
    通信装置と通信可能な通信手段と、
    前記通信手段を介して前記通信装置の遠隔制御により前記撮像手段を制御して画像を撮影し、撮影された画像を前記通信装置に送信する制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、セルフタイマーを用いて画像を撮影するセルフタイマー撮影において、カウントダウン処理を開始したこと、および、カウントダウンが終了する前の所定のタイミングとなったことを前記通信装置に通知することを特徴とする撮像装置。
  8. 前記セルフタイマーによるカウントダウンを行う計時手段をさらに有し、
    前記制御手段は、前記通信装置からのセルフタイマー撮影の実行開始の指示に応じて、カウントダウン処理を開始することを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  9. 前記制御手段は、前記通信装置からのセルフタイマー撮影の実行開始の指示を受けたことに応じてセルフタイマー実行中であること、および、前記撮像装置でのセルフタイマーによるカウントダウン処理により前記所定のタイミングとなったことを前記通信装置に通知することを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  10. 前記制御手段は、前記カウントダウンが終了すると前記撮像手段を制御して撮影処理を実行することを特徴とする請求項7ないし9のいずれか1項に記載の撮像装置。
  11. 前記制御手段は、前記セルフタイマー撮影の完了通知を前記通信装置に送信することを特徴とする請求項10に記載の撮像装置。
  12. 前記セルフタイマー撮影は、前記通信装置の所有者が被写体に含まれる場合、前記通信装置の所有者が被写体に含まれない場合、前記通信装置に前記撮像装置を装着して撮影する場合のいずれかにおいて実行されることを特徴とする請求項7ないし11のいずれか1項に記載の撮像装置。
  13. 撮像装置と通信可能な通信手段と、
    前記通信手段を介して前記撮像装置により撮影された画像を表示する表示手段と、を有する通信装置の制御方法であって、
    前記通信手段を介して前記撮像装置を遠隔制御して画像を撮影する制御ステップを有し、
    前記制御ステップでは、セルフタイマーを用いて画像を撮影するセルフタイマー撮影において、前記セルフタイマーによるカウントダウンが終了する前の所定のタイミングで撮影準備を促す表示を行うように前記表示手段を制御することを特徴とする通信装置の制御方法。
  14. 撮像手段と、通信装置と通信可能な通信手段と、を有する撮像装置の制御方法であって、
    前記通信手段を介して前記通信装置の遠隔制御により前記撮像手段を制御して画像を撮影し、撮影された画像を前記通信装置に送信する制御ステップを有し、
    前記制御ステップでは、セルフタイマーを用いて画像を撮影するセルフタイマー撮影において、カウントダウン処理を開始したこと、および、カウントダウンが終了する前の所定のタイミングとなったことを前記撮像装置に通知することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  15. 通信装置により撮像装置を遠隔制御するシステムであって、
    前記通信装置は、
    前記撮像装置と通信可能な通信手段と、
    前記通信手段を介して前記撮像装置により撮影された画像を表示する表示手段と、
    前記通信手段を介して前記撮像装置を遠隔制御して画像を撮影する制御手段と、を有し、
    前記撮像装置は、
    撮像手段と、
    通信装置と通信可能な通信手段と、
    前記通信手段を介して前記通信装置の遠隔制御により前記撮像手段を制御して画像を撮影し、撮影された画像を前記通信装置に送信する制御手段と、を有し、
    前記撮像装置の制御手段は、セルフタイマーを用いて画像を撮影するセルフタイマー撮影において、カウントダウン処理を開始したこと、および、カウントダウンが終了する前の所定のタイミングとなったことを前記通信装置に通知し、
    前記通信装置の制御手段は、前記通知を受けて、前記カウントダウンが終了する前の所定のタイミングで撮影の準備を促す表示を行うように前記表示手段を制御することを特徴とするシステム。
  16. 通信装置により撮像装置を遠隔制御するシステムであって、
    前記通信装置は、
    前記撮像装置と通信可能な通信手段と、
    前記通信手段を介して前記撮像装置により撮影された画像を表示する表示手段と、
    前記通信手段を介して前記撮像装置を遠隔制御して画像を撮影する制御手段と、を有し、
    前記撮像装置は、
    撮像手段と、
    通信装置と通信可能な通信手段と、
    前記通信手段を介して前記通信装置の遠隔制御により前記撮像手段を制御して画像を撮影し、撮影された画像を前記通信装置に送信する制御手段と、を有し、
    前記撮像装置の制御手段は、セルフタイマーを用いて画像を撮影するセルフタイマー撮影において、カウントダウン処理を開始したことを前記通信装置に通知し、
    前記通信装置の制御手段は、前記通知を受けて、セルフタイマーのカウントダウン処理を開始し、カウントダウンが終了する前の所定のタイミングで撮影の準備を促す表示を行うように前記表示手段を制御することを特徴とするシステム。
  17. コンピュータを、請求項1ないし6のいずれか1項に記載された通信装置の各手段として機能させるプログラム。
  18. コンピュータを、請求項7ないし12のいずれか1項に記載された撮像装置の各手段として機能させるプログラム。
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