JP2023077991A - 撮像装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 医療現場で使用する場合に適した設定となる撮像装置を提供することを目的とする。【解決手段】 操作部材と、操作部材の有効/無効を設定可能な設定手段と、撮影モードを医療モードに切り替える切り替え手段と、医療モードでない場合は、設定手段により操作部材の有効/無効に設定できるように制御し、医療モードの場合は、操作部材を有効にするように制御する制御手段と、を有することを特徴とする。【選択図】 図16

Description

本発明は、撮像装置、撮像装置の制御方法に関する。
撮像装置は、例えば、任意の位置でピントを合わせる為に、8方向キーと中央押しが一体となった部材(マルチコントローラー)や、赤外線による指の8方向移動の検知と中央押しが一体となった部材(スマートコントローラー)を備えるものがある。このような操作部材により、フォーカスを合わせるための被写体を素早く選択することができる。また、液晶をタッチすることで、タッチした場所にピントを合わせることも出来る(タッチAF)。
しかし、これらの操作部材は、素早く操作できるが、撮像装置を肩から下げたりすると、操作部材や液晶と体が接触してしまい、誤操作しやすいという特徴がある。
誤操作を防ぐための技術として、操作部材のロック機能が提案されている。
特許文献1では、操作部材の無効モードを設け、無効モードの時は、部材1つで操作できる機能は無効、部材2つで操作できる機能は有効とするシステムが記載されている。
また、操作性を向上する為に、操作部材に任意の機能をカスタマイズ出来る機能を備える撮像装置も提案されている。特許文献2では、カスタムモードを用意して、カスタムモード毎に操作部材に任意の機能を設定出来る。
特開平8-220582号公報 特開2012-29056号公報
撮像装置を医療現場で使用するような場合においては、カメラを肩から下げる用途はなく、誤操作の心配はない。そのため、誤操作を防止する為の、ロック機能や、カスタマイズのOFF設定は、不要な設定であり、かえって、ユーザーのスムーズな撮影操作を阻害してしまう。
そこで、本発明は、医療現場で使用する場合に適した設定となる撮像装置を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明の撮像装置は、
操作部材と、操作部材の有効/無効を設定可能な設定手段と、撮影モードを医療モードに切り替える切り替え手段と、医療モードでない場合は、設定手段により操作部材の有効/無効に設定できるように制御し、医療モードの場合は、操作部材を有効にするように制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
医療現場で使用する場合に適した設定となる撮像装置を提供することができる。
撮像装置100の外観図である。 撮像装置100のブロック図である。 医療モード時のライブビュー画面の例である。 医療モードにおける処理のフローチャートである。 患者情報取得処理、撮影者情報取得処理の画面の例である。 患者情報取得処理のフローチャートである。 部位情報取得処理の画面の例である 部位情報取得処理のフローチャートである。 患部撮影処理のフローチャートである。 患部画像確認処理の画面の例である。 患部画像確認処理のフローチャートである。 患部画像再送信処理の画面の例である。 患部画像再送信処理のフローチャートである。 医療モードの切り替え処理のフローチャートである。 カスタマイズ設定画面の例である。 カスタマイズ設定の処理を示すフローチャートである。 操作部材のロック機能切り替え処理のフローチャートである。 院内システムと撮像装置とのネットワークシステムを示す図である。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
<撮像装置100の外観図>
図1(a),1(b)に、本発明を適用可能な装置(電子機器)の一例としてのデジタルカメラ100(撮像装置)の外観図を示す。図1(a)はデジタルカメラ100の前面斜視図であり、図1(b)はデジタルカメラ100の背面斜視図である。
表示部28は、デジタルカメラ100の背面に設けられた表示部であり、画像や各種情報を表示する。タッチパネル70aは、表示部28の表示面(タッチ操作面)に対するタッチ操作を検出することができる。ファインダー外表示部43は、デジタルカメラ100の上面に設けられた表示部であり、シャッター速度や絞りをはじめとするデジタルカメラ100の様々な設定値を表示する。シャッターボタン61は撮影指示を行うための操作部材である。モード切替スイッチ60は、各種モードを切り替えるための操作部材である。端子カバー40は、デジタルカメラ100を外部機器に接続する接続ケーブル等とのコネクタ(不図示)を保護するカバーである。
メイン電子ダイヤル71は回転操作部材であり、メイン電子ダイヤル71を回すことで、表示状態によって選択枠(カーソル)の移動やシャッター速度や絞りなどの設定値の変更等が行える。電源スイッチ72は、デジタルカメラ100の電源のONとOFFを切り替える操作部材である。サブ電子ダイヤル73は回転操作部材であり、サブ電子ダイヤル73を回すことで、表示状態によって選択枠(カーソル)の移動やシャッター速度や絞りなどの設定値の変更、画像送りなどが行える。4方向キー(十字キー)74は、上、下、左、右部分をそれぞれ押し込み可能に構成され、表示状態によって選択枠(カーソル)の移動や4方向キー74の押した部分に応じた処理が可能である。SETボタン75は、押しボタンであり、主に選択項目の決定などに用いられる。
動画ボタン76は、動画撮影(記録)の開始や停止の指示に用いられる。AEロックボタン77は押しボタンであり、撮影待機状態でAEロックボタン77を押下することにより、露出状態を固定することができる。拡大ボタン78は、撮影モードのライブビュー表示(LV表示)において拡大モードのONとOFFを切り替えるための操作ボタンである。拡大モードをONとしてからメイン電子ダイヤル71を操作することにより、ライブビュー画像(ライブ画像、LV画像)の拡大や縮小を行える。再生モードにおいては、拡大ボタン78は、再生画像を拡大したり、その拡大率を増加させるたりするための操作ボタンとして機能する。再生ボタン79は、撮影モードと再生モードとを切り替えるための操作ボタンである。撮影モード中に再生ボタン79を押下することで再生モードに移行し、記録媒体200(後述)に記録された画像のうち最新の画像を表示部28に表示させることができる。メニューボタン81はメニュー画面を表示させる指示操作を行うために用いられる押しボタンであり、メニューボタン81が押されると各種の設定が可能なメニュー画面が表示部28に表示される。ユーザーは、表示部28に表示されたメニュー画面と、4方向キー74やSETボタン75とを用いて直感的に各種設定を行うことができる。
タッチバー82(マルチファンクションバー:M-Fnバー)は、タッチ操作を受け付けることが可能なライン状のタッチ操作部材(ラインタッチセンサー)である。タッチバー82は、右手の人差し指でシャッターボタン61押下可能なようにグリップ部90を右手で握った状態(右手の小指、薬指、中指で握った状態)で、右手の親指でタッチ操作可能(タッチ可能)な位置に配置されている。すなわち、タッチバー82は接眼部16に接眼してファインダーを覗き、いつでもシャッターボタン61を押下できるように構えた状態(撮影姿勢)で操作可能な位置に配置されている。タッチバー82は、タッチバー82に対するタップ操作(タッチして所定期間以内に移動せずに離す操作)、左右へのスライド操作(タッチした後、タッチしたままタッチ位置を移動する操作)などを受け付け可能な受付部である。タッチバー82は、タッチパネル70aとは異なる操作部材であり、表示機能を備えていない。
表示切替ボタン83は、撮影モードのLV表示において、LVに重畳させる情報を切り替えるために用いられる押しボタンである。医療モードがONの時は、医療情報を表示にするか、撮影パラメータ情報を表示するか、を切り替える為に用いる。医療モードがOFFの時は、撮影パラメータ情報において、数パターンの表示を切り替える為に用いる。
マルチコントローラー84は8方向の複数方向への操作が可能な8方向キーと中央押しが一体となった操作部材である。マルチコントローラー84は、オートフォーカス設定時に、ピントを合わせる被写体の位置を示すオートフォーカス枠(AFフレーム)を、ユーザーが素早く移動させて、任意の位置に合わせる機能(AFフレームダイレクト選択)を実行する為に用いられる。
スマートコントローラー86は、赤外線による指の8方向移動の検知と中央押しが一体となった操作部材である。スマートコントローラー86は、オートフォーカス設定時に、ピントを合わせる被写体の位置を示すオートフォーカス枠(AFフレーム)を、ユーザーが素早く移動させて、任意の位置に合わせる機能(AFフレームダイレクト選択)を実行する為に用いられる。また、スマートコントローラー86は、測光中/測光タイマー中にのみオートフォーカス枠を選択する測光中AFフレーム選択の機能を割り当てることも可能である。スマートコントローラーは赤外線により操作の検出を行うため特に誤操作が多くなってしまう。そのため、AF枠選択が実行されるタイミングである、測光中(測光中および測光タイマー中)にのみAF枠の選択機能を実行し、それ以外は操作を無効とすることで、さらなる誤操作の防止を可能としている。なお、測光タイマー中とは、SW1により撮影準備動作に含まれる測光処理を行ってから所定期間経過するまでの間である。
ロックボタン85は、誤操作しやすい複数の操作部材のロックとアンロックを一括で切り替えるために用いられる押しボタンである。ロックの対象部材はメイン電子ダイヤル71、サブ電子ダイヤル73、マルチコントローラー84、スマートコントローラー86、タッチバー82、タッチパネル70aを対象とする。ロック状態ではロック対象の部材を操作しても操作無効になり機能は実行されない。
通信端子10は、デジタルカメラ100がレンズユニット150(後述;着脱可能)側と通信を行うための通信端子である。接眼部16は、接眼ファインダー17(覗き込み型のファインダー)の接眼部であり、ユーザーは、接眼部16を介して内部のEVF29(Electronic View Finder)に表示された映像を視認することができる。接眼検知部57は、接眼部16にユーザー(撮影者)が接眼しているか否かを検知する接眼検知センサーである。蓋202は、記録媒体200(後述)を格納するスロットの蓋である。グリップ部90は、ユーザーがデジタルカメラ100を構える際に右手で握りやすい形状とした保持部である。グリップ部90を右手の小指、薬指、中指で握ってデジタルカメラ100を保持した状態で、右手の人差指で操作可能な位置にシャッターボタン61とメイン電子ダイヤル71が配置されている。また、同じ状態で、右手の親指で操作可能な位置に、サブ電子ダイヤル73とタッチバー82が配置されている。サムレスト部91(親指待機位置)は、デジタルカメラ100の背面側の、どの操作部材も操作しない状態でグリップ部90を握った右手の親指を置きやすい箇所に設けられたグリップ部材である。サムレスト部91は、保持力(グリップ感)を高めるためのラバー部材などで構成される。
<撮像装置100の構成ブロック図>
図2は、デジタルカメラ100(撮像装置)の構成例を示すブロック図である。レンズユニット150は、交換可能な撮影レンズを搭載するレンズユニットである。レンズ103は通常、複数枚のレンズから構成されるが、図2では簡略して一枚のレンズのみで示している。通信端子6は、レンズユニット150がデジタルカメラ100側と通信を行うための通信端子であり、通信端子10は、デジタルカメラ100がレンズユニット150側と通信を行うための通信端子である。レンズユニット150は、これら通信端子6,10を介してシステム制御部50と通信する。そして、レンズユニット150は、内部のレンズシステム制御回路4によって絞り駆動回路2を介して絞り1の制御を行う。また、レンズユニット150は、レンズシステム制御回路4によってAF駆動回路3を介してレンズ103の位置を変位させることで焦点を合わせる。
シャッター101は、システム制御部50の制御で撮像部22の露光時間を自由に制御できるフォーカルプレーンシャッターである。
撮像部22は、光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子(イメージセンサー)である。撮像部22は、システム制御部50にデフォーカス量情報を出力する撮像面位相差センサーを有していてもよい。A/D変換器23は、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する。
画像処理部24は、A/D変換器23からのデータ、又は、メモリ制御部15からのデータに対し所定の処理(画素補間、縮小といったリサイズ処理、色変換処理、等)を行う。また、画像処理部24は、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、システム制御部50は、画像処理部24により得られた演算結果に基づいて露光制御や測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理、等が行われる。画像処理部24は更に、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理を行う。
A/D変換器23からの出力データは、画像処理部24及びメモリ制御部15を介してメモリ32に書き込まれる。あるいは、A/D変換器23からの出力データは、画像処理部24を介さずにメモリ制御部15を介してメモリ32に書き込まれる。メモリ32は、撮像部22によって得られA/D変換器23によりデジタルデータに変換された画像データや、表示部28やEVF29に表示するための画像データを格納する。メモリ32は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。
また、メモリ32は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。D/A変換器19は、メモリ32に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示部28やEVF29に供給する。こうして、メモリ32に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器19を介して表示部28やEVF29により表示される。表示部28とEVF29のそれぞれは、LCDや有機EL等のディスプレイであり、D/A変換器19からのアナログ信号に応じた表示を行う。A/D変換器23によってA/D変換されメモリ32に蓄積されたデジタル信号をD/A変換器19においてアナログ信号に変換し、表示部28またはEVF29に逐次転送して表示することで、ライブビュー表示(LV)が行える。以下、ライブビュー表示で表示される画像をライブビュー画像(LV画像)と称する。
システム制御部50は、少なくとも1つのプロセッサー及び/または少なくとも1つの回路からなる制御部であり、デジタルカメラ100全体を制御する。システム制御部50は、プロセッサーであり、回路でもある。システム制御部50は、不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。また、システム制御部50は、メモリ32、D/A変換器19、表示部28、EVF29等を制御することにより表示制御も行う。
システムメモリ52は例えばRAMであり、システム制御部50は、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等をシステムメモリ52に展開する。
不揮発性メモリ56は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等である。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数、プログラム等が記録される。ここでいうプログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムのことである。
システムタイマー53は、各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する計時部である。
通信部54は、無線または有線ケーブルによって接続された外部機器との間で、映像信号や音声信号の送受信を行う。通信部54は無線LAN(Local Area Network)やインターネットとも接続可能である。また、通信部54は、Bluetooth(登録商標)やBluetooth Low Energyでも外部機器と通信可能である。通信部54は撮像部22で撮像した画像(LV画像を含む)や、記録媒体200に記録された画像を送信可能である。本実施形態では、デジタルカメラ100は、外部機器である院内システム(電子カルテ、医療会計システム等の医療システム)と、サーバーを介して通信可能である。そして、院内システムから医療情報(患者情報や、撮影者情報、患部情報を含む)や画像データ、その他の各種情報を受信することができる。図18に示すように、病院内の院内ネットワークシステムは、サーバ1801と院内システム1802を有している。複数のデジタルカメラ(撮像装置)100a、100bが、デジタルカメラの通信部54によりサーバ1801に接続して、院内システム1802から各種情報を取得することができる。本実施形態においては、院内システム1802とは別のサーバ1801を用意している。サーバ1801を介しているため、院内システム1802を大幅に変更せずに、撮像装置100と院内システム1802との情報の送受信を実現できる。また、サーバ1801を介さずに、撮像装置100が直接院内システム1802に接続するようにしてもよいし、サーバ1801の機能を、院内システム1802内に設けるようにしてもよい。このように、本願発明の撮像装置は、予め決められた特定のシステム(サーバ1801または院内システム1802)と接続して、院内システム1802の電子カルテ、医療用会計システムなどから、患者情報、医師/看護師などの情報を取得することができる。本実施形態では、医療用システムについて院内システムとして説明するが、必ずしも病院内にある必要があるわけではない。インターネットを通じで撮像装置100が病院外に設けられたサーバーや医療用システムと通信するようなシステムでも良い。
姿勢検知部55は、重力方向に対するデジタルカメラ100の姿勢を検知する。姿勢検知部55で検知された姿勢に基づいて、撮像部22で撮影された画像が、デジタルカメラ100を横に構えて撮影された画像であるか、縦に構えて撮影された画像であるかを判別可能である。システム制御部50は、姿勢検知部55で検知された姿勢に応じた向き情報を撮像部22で撮像された画像の画像ファイルに付加したり、画像を回転して記録したりすることが可能である。姿勢検知部55としては、加速度センサーやジャイロセンサーなどを用いることができる。姿勢検知部55である加速度センサーやジャイロセンサーを用いて、デジタルカメラ100の動き(パン、チルト、持ち上げ、静止しているか否か等)を検知することも可能である。
接眼検知部57は、接眼ファインダー17(以後、単に「ファインダー」と記載する)の接眼部16に対する目(物体)の接近(接眼)および離反(離眼)を検知する(接近検知)、接眼検知センサーである。システム制御部50は、接眼検知部57で検知された状態に応じて、表示部28とEVF29の表示(表示状態)/非表示(非表示状態)を切り替える。より具体的には、少なくとも撮影待機状態で、かつ、表示先の切替設定が自動切替である場合において、非接眼中は表示先を表示部28として表示をオンとし、EVF29は非表示とする。また、接眼中は表示先をEVF29として表示をオンとし、表示部28は非表示とする。接眼検知部57としては、例えば赤外線近接センサーを用いることができ、EVF29を内蔵するファインダー17の接眼部16への何らかの物体の接近を検知することができる。物体が接近した場合は、接眼検知部57の投光部(図示せず)から投光した赤外線が物体で反射して赤外線近接センサーの受光部(図示せず)で受光される。受光された赤外線の量によって、物体が接眼部16からどの距離まで近づいているか(接眼距離)も判別することができる。このように、接眼検知部57は、接眼部16への物体の近接距離を検知する接眼検知を行う。非接眼状態(非接近状態)から、接眼部16に対して所定距離以内に近づく物体が検出された場合に、接眼されたと検出するものとする。接眼状態(接近状態)から、接近を検知していた物体が所定距離以上離れた場合に、離眼されたと検出するものとする。接眼を検出する閾値と、離眼を検出する閾値は例えばヒステリシスを設けるなどして異なっていてもよい。また、接眼を検出した後は、離眼を検出するまでは接眼状態であるものとする。離眼を検出した後は、接眼を検出するまでは非接眼状態であるものとする。なお、赤外線近接センサーは一例であって、接眼検知部57には、接眼とみなせる状態を検知できるものであれば他のセンサーを採用してもよい。
ファインダー外表示部43には、ファインダー外表示部駆動回路44を介して、シャッター速度や絞りをはじめとするカメラの様々な設定値が表示される。
電源制御部80は、電池検出回路、DC-DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出などを行う。また、電源制御部80は、その検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC-DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部へ供給する。電源部30は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。
記録媒体I/F18は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体200とのインターフェースである。記録媒体200は、撮影された画像を記録するためのメモリカード等の記録媒体であり、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される。
操作部70は、ユーザーからの操作(ユーザー操作)を受け付ける入力部であり、システム制御部50に各種の動作指示を入力するために使用される。図2に示すように、操作部70は、シャッターボタン61、モード切替スイッチ60、電源スイッチ72、タッチパネル70a、その他の操作部材70b等を含む。その他の操作部材70bには、メイン電子ダイヤル71、サブ電子ダイヤル73、4方向キー74、SETボタン75、動画ボタン76、AEロックボタン77、拡大ボタン78、再生ボタン79、メニューボタン81、タッチバー82、表示切替ボタン83、マルチコントローラー84、スマートコントローラー86、ロックボタン85等が含まれる。
シャッターボタン61は、第1シャッタースイッチ62と第2シャッタースイッチ64を備える。第1シャッタースイッチ62は、シャッターボタン61の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でONとなり第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。システム制御部50は、第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の撮影準備動作を開始する。
第2シャッタースイッチ64は、シャッターボタン61の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部50は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部22からの信号読み出しから、撮像された画像を画像ファイルとして記録媒体200に書き込むまでの、一連の撮影処理の動作を開始する。
モード切替スイッチ60は、システム制御部50の動作モードを静止画撮影モード、動画撮影モード、再生モード等のいずれかに切り替える。静止画撮影モードに含まれるモードとして、オート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、絞り優先モード(Avモード)、シャッター速度優先モード(Tvモード)、プログラムAEモード(Pモード)がある。また、撮影シーン別の撮影設定となる各種シーンモード、カスタムモード等がある。モード切替スイッチ60より、ユーザーは、これらのモードのいずれかに直接切り替えることができる。あるいは、モード切替スイッチ60で撮影モードの一覧画面に一旦切り替えた後に、表示された複数のモードのいずれかに、他の操作部材を用いて選択的に切り替えるようにしてもよい。同様に、動画撮影モードにも複数のモードが含まれていてもよい。
タッチパネル70aは、表示部28の表示面(タッチパネル70aの操作面)への各種タッチ操作を検出するタッチセンサーである。タッチパネル70aと表示部28とは一体的に構成することができる。例えば、タッチパネル70aは、光の透過率が表示部28の表示を妨げないように構成され、表示部28の表示面の上層に取り付けられる。そして、タッチパネル70aにおける入力座標と、表示部28の表示面上の表示座標とを対応付ける。これにより、あたかもユーザーが表示部28上に表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)を提供できる。
システム制御部50は、タッチパネル70aへの以下の操作、あるいは状態を検出できる。
・タッチパネル70aにタッチしていなかった指やペンが新たにタッチパネル70aにタッチしたこと、すなわちタッチの開始(以下、タッチダウン(Touch-Down)と称する)
・タッチパネル70aを指やペンでタッチしている状態(以下、タッチオン(Touch-On)と称する)
・指やペンがタッチパネル70aをタッチしたまま移動していること(以下、タッチムーブ(Touch-Move)と称する)
・タッチパネル70aへタッチしていた指やペンがタッチパネル70aから離れた(リリースされた)こと、すなわちタッチの終了(以下、タッチアップ(Touch-Up)と称する)
・タッチパネル70aに何もタッチしていない状態(以下、タッチオフ(Touch-Off)と称する)
タッチダウンが検出されると、同時にタッチオンも検出される。タッチダウンの後、タッチアップが検出されない限りは、通常はタッチオンが検出され続ける。タッチムーブが検出された場合も、同時にタッチオンが検出される。タッチオンが検出されていても、タッチ位置が移動していなければタッチムーブは検出されない。タッチしていた全ての指やペンがタッチアップしたことが検出された後は、タッチオフとなる。
これらの操作・状態や、タッチパネル70a上に指やペンがタッチしている位置座標は内部バスを通じてシステム制御部50に通知される。そして、システム制御部50は通知された情報に基づいてタッチパネル70a上にどのような操作(タッチ操作)が行なわれたかを判定する。タッチムーブについてはタッチパネル70a上で移動する指やペンの移動方向についても、位置座標の変化に基づいて、タッチパネル70a上の垂直成分・水平成分毎に判定できる。所定距離以上をタッチムーブしたことが検出された場合はスライド操作が行なわれたと判定するものとする。タッチパネル70a上に指をタッチしたままある程度の距離だけ素早く動かして、そのまま離すといった操作をフリックと呼ぶ。フリックは、言い換えればタッチパネル70a上を指ではじくように素早くなぞる操作である。所定距離以上を、所定速度以上でタッチムーブしたことが検出され、そのままタッチアップが検出されるとフリックが行なわれたと判定できる(スライド操作に続いてフリックがあったものと判定できる)。更に、複数箇所(例えば2点)を共にタッチして(マルチタッチして)、互いのタッチ位置を近づけるタッチ操作をピンチイン、互いのタッチ位置を遠ざけるタッチ操作をピンチアウトと称する。ピンチアウトとピンチインを総称してピンチ操作(あるいは単にピンチ)と称する。タッチパネル70aは、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサー方式等、様々な方式のタッチパネルのうちいずれの方式のものであってもよい。タッチパネルに対する接触があったことでタッチがあったと検出する方式や、タッチパネルに対する指やペンの接近があったことでタッチがあったと検出する方式があるが、いずれの方式でもよい。
次に、本実施形態による撮像装置(デジタルカメラ100)の基本動作について説明する。
撮像装置は、後述するが、メニュー画面での設定により、医療モードのON、OFFを切り替えが出来る。切り替えられる場合は、医療モードがONの場合に後述する動作が有効となる。医療モードがOFFの場合は、通常の撮影モードとなる。本実施形態ではメニュー画面の操作で医療モードと通常撮影モードとを切り替えるものとするが、特定の操作部材への操作に応じて、医療モードと通常撮影モードの切り替えを行ってもよい。
医療モードの動作としては、患者情報取得処理、撮影者情報取得処理、部位情報取得処理、患部撮影処理、患部画像確認処理、患部画像再送信処理等を含む。
患者情報取得処理では、撮像装置が、撮影またはLV画像として取得した患者IDのバーコード、2次元コードなどの画像データを、通信部54を通じて院内システムに送信する。そして、画像データに含まれるコードに基づいた名前、性別、年齢等の患者情報を、通信部54を通じて院内システムから受信して取得する。なお、院内システムに送信するデータは、撮像装置内で画像データからコードを取得し、コード情報を院内システム送信し、院内システムからコードに基づいて患者情報を取得しても良い。また、撮像装置が、患者の診察券に埋め込まれたICチップからIDコードを取得し、コードに対応する患者情報を院内システムから取得しても良い。
撮影者情報取得処理では、撮像装置が、医療画像の撮影者(医師、看護師)のIDコード(バーコード、2次元コード等)を、撮影またはLV画像として撮影した画像データを、通信部54を通じて院内システムに送信する。そして、画像データに含まれるコードに基づいた撮影者(医師/看護師等)の名前、診療科等の撮影者情報を、通信部54を通じて院内システムから受信して取得する。なお、院内システムに送信するデータは、撮像装置内で画像データからコードを取得し、コード情報を院内システム送信し、院内システムからコードに基づいて撮影者情報を取得しても良い。
部位情報取得処理では、撮像装置が、通信部54を通じて院内システムから部位のリスト情報を取得し、ユーザーが部位リストの中から患部に該当する部位を選択して決定する。
患部撮影処理では、撮像装置が、ユーザーの撮影操作により被写体(患者の患部)の画像データを撮影し、撮影した画像データと、患者情報、撮影者情報、部位情報を含む医療情報とを紐づけて、記録媒体200に記録し、通信部54から院内システムに送信する。画像データと医療情報を紐づける方法は、画像データの一部に医療情報を埋め込んでも良いし、別ファイルで記憶してファイル名等で互いのファイルを紐づけても良い。
患部画像確認処理では、患部撮影処理で撮影したサムネイル画像と、画像データに紐づけた医療情報を表示し、ユーザーが確認する処理を実行する。ユーザーが確認した結果、OKなのかOKでないのかを院内システムに送信する。
患部画像再送信処理では、患部撮影処理で画像データを生成したが、院内システムに正しく送信出来なかった画像データを、再送信する処理を実行する。正しく送信出来ない要因は、撮像装置と院内システムの通信エラーや、院内システムとデータベースの通信エラーなどがある。
<カスタマイズ設定>
本実施形態の撮像装置100では、複数の操作部材に対して実行する機能を割り当てるカスタマイズ設定が可能である。図15(a)~(e)は、のカスタマイズ設定画面の例である。
図15(a)は、医療モードがOFFの時のマルチコントローラーのカスタマイズ機能設定画面の例である。この画面では、設定対象の操作部材名1501を表示する。本実施形態の撮像装置100では、複数の操作部材に対して実行する機能を割り当てることが可能であるため、設定対象の操作部材名1501がわかるように表示する。図15(a)では、設定対象の操作部材名1501としてマルチコントロ-ラと表示される。また、設定可能なカスタマイズ機能(操作部材に割り当てる機能)の機能項目1502が表示される。マルチコントローラーでは、「OFF」と「AFフレームダイレクト選択」が、カスタマイズ機能の機能項目1502として表示される。ここで、OFF設定は、操作部材に対して機能を割り当てず、操作が無効となる設定である。OFF設定以外の機能項目については、選択されると対応した機能が操作部材に割り当てられルため、操作部材への操作が有効となる。マルチコントローラーでは、誤操作防止の為に、初期値設定をOFF設定とし、項目の一番左にOFF項目が表示される。
図15(b)は、医療モードがONの時のマルチコントローラーのカスタマイズ機能設定画面の例である。この画面でも、設定対象の操作部材名1501と、医療モードがONの時に設定可能なカスタマイズ機能の機能項目1503が表示される。医療モードでは誤操作の懸念がないので、OFF設定を非表示にして、OFF設定を選択不可にして、「AFフレームダイレクト選択」のみが表示され、初期値として選択されている。医療モードにおいては、誤操作の懸念がないことと、医療現場においては、鮮明な患部画像を撮影することが求められ、AF位置の選択は需要となる。そのため、医療モードにおいては、OFF設定(操作部材の無効)の選択を不可とし、マルチコントローラーに必ずAFに関する機能が割り当てられるようにしている。
図15(c)は、マルチコントローラー、スマートコントローラー、タッチAF以外の他の操作部材のカスタマイズ機能設定画面の例である。図15(c)では、マルチファンクションボタンのカスタマ椅子機能設定画面を示している。この画面においても、設定対象の操作部材名1505と、設定可能なカスタマイズ機能の機能項目1504が表示される。マルチコントローラー、スマートコントローラー、タッチAF以外の操作部材は、誤操作の懸念が少ないので、初期値としてOFF設定ではなく機能が割り当てられており、一番左に初期設定機能が表示される。OFF設定は、ユーザーが設定対象の操作部材に対して、使わない意思をもってOFF設定にすることを想定している。マルチコントローラー、スマートコントローラー、タッチAF以外の操作部材においては、医療モードのON、OFFに関わらず、OFF設定を表示し、操作部材の有効/無効をユーザが設定可能となるようにする。
図15(d)は、医療モードがOFFの時のスマートコントローラーのカスタマイズ機能設定画面の例である。この画面においても、設定対象の操作部材名1506と、設定可能なカスタマイズ機能の機能項目1507が表示される。スマートコントローラーについても、マルチコントローラーと同様に、OFF設定が初期設定となる。スマートコントローラーでは、「OFF設定」、「AFフレームダイレクト選択」だけでなく、「AFフレーム選択(測光中)」が表示され、選択することができる。「AFフレーム選択(測光中)」は、前述したとおり、測光中、測光タイマー中(SW1を押下して測光処理を行ってから所定期間の間)においてのみAF枠を移動させる機能である。
図15(e)は、医療モードがONの時のスマートコントローラーのカスタマイズ機能設定画面の例である。この画面でも、設定対象の操作部材名1506と、医療モードがONの時に設定可能なカスタマイズ機能の機能項目1508が表示される。医療モードONのため、図15(b)のマルツコントローラーと同様にOFF設定を非表示にして、OFF設定を選択不可にしており、「AFフレームダイレクト選択」が初期値として選択される。
以下、図16を用いて、カスタマイズ設定処理の説明をする。図16は、カスタマイズ設定処理を示すフローチャートである。本フローチャートの各処理は、システム制御部50が不揮発メモリ56に格納されたプログラムをシステムメモリ52に展開してプログラムを実行することにより実現される。
S1601において、システム制御部50は、ユーザーがMENU画面において操作部材カスタマイズの項目を選択したかを判断する。システム制御部50は、操作部材カスタマイズの項目をタッチ、もしくは、ダイヤル操作や十字キー操作により選択枠が操作部材カスタマイズ項目に選択されている状態でSETボタンを押下したかどうかを判断する。YESの場合はS1602に進み、そうでない場合は、本処理を終了する。
S1602において、システム制御部50は、ユーザーが、カスタマイズする対象の操作部材として、マルチコントローラーを選択したかどうかを判断する。YESの場合はS1603に進み、そうでない場合はS1606に進む。
S1603において、システム制御部50は、医療モードがONかどうかを判断する。YES(医療モードがON)の場合は、S1604に進み、そうでない場合(医療モードがOFF)はS1605に進む。
S1604において、システム制御部50は、図15(b)のように、OFF設定が選択不可のマルチコントローラーのカスタマイズ設定画面を表示する。
S1605において、システム制御部50は、図15(a)のように、OFF設定が選択可能なマルチコントローラーのカスタマイズ設定画面を表示する。
S1606において、システム制御部50は、ユーザーが、カスタマイズする操作部材として、スマートコントローラーを選択したかどうかを判断する。YESの場合はS1607に進み、そうでない場合はS1610に進む。
S1607において、システム制御部50は、医療モードがONかどうかを判断する。YESの場合は、S1608に進み、そうでない場合はS1609に進む。
S1608において、システム制御部50は、図15(e)のように、OFF設定が選択不可のスマートコントローラー用のカスタマイズ設定画面を表示する。
S1609において、システム制御部50は、図15(f)のように、OFF設定が選択可能なスマートコントローラー用のカスタマイズ設定画面を表示する。
S1610において、システム制御部50は、ユーザーが、カスタマイズする操作部材にタッチAFを選択したかどうかを判断する。YESの場合はS1611に進み、そうでない場合はS1614に進む。
S1611において、システム制御部50は、医療モードがONかどうかを判断する。YESの場合は、S1612に進み、そうでない場合はS1613に進む。
S1612において、システム制御部50は、OFF設定が選択不可のタッチAF用のカスタマイズ設定画面(不図示)を表示する。
S1613において、システム制御部50は、OFF設定が選択可能なタッチAF用のカスタマイズ設定画面(不図示)を表示する。
S1614において、システム制御部50は、例えば、図15(c)のように、選択された操作部材用のカスタマイズ設定画面を表示する。マルチコントローラー、スマートコントローラー、タッチAF以外の操作部材については、医療モードのON/OFFに関わらず、OFF設定が選択可能なカスタマイズ設定画面が表示される。
S1615において、システム制御部50は、ユーザーがカスタマイズ設定画面において、機能項目をタッチ、もしくは、SETボタンを押下して、操作部材に割り当てる機能項目を設定したかどうかを判断する。YESの場合は、S1616に進み、そうでない場合はS1615に進む。
S1616において、システム制御部50は、ユーザーが選択した機能項目に対応する機能を、設定対象の操作部材のカスタマイズ機能として設定する。
このように本実施形態の撮像装置100では、各操作部材に対して割り当てる機能を設定するカスタマイズ設定が可能である。マルチコントローラー、スマートコントローラー、タッチAFのカスタマイズ設定画面においては、医療モードONの場合には、必ずAFに関する機能が設定されるように操作部材への操作を無効にするOFF設定は表示しない。本実施形態では、OFF設定を非表示としたが、OFF設定をフレーアウト表示して選択不可な状態であることをユーザーに通知するようにしてもよい。それに対し、マルチコントローラー、スマートコントローラー、タッチAF以外の操作部材については医療モードであるか否かに関わらずOFF設定を表示して設定可能とする。
<ロック機能>
本実施形態の撮像装置100では、操作部材のカスタマイズ設定のほかにも、操作部材が操作されたとしても機能を実行しないロック機能がある。
以下、図17を用いて、ロック機能の切り替え処理の説明をする。図17は、ロック機能の処理を示すフローチャートである。本フローチャートの各処理は、システム制御部50が不揮発メモリ56に格納されたプログラムをシステムメモリ52に展開してプログラムを実行することにより実現される。
S1701において、システム制御部50は、ユーザーがロックボタン85を押下したかどうかを判断する。YESの場合はS1702に進み、そうでない場合は、本シーケンスを終了する。
S1702において、システム制御部50は、医療モードがONかどうかを判断する。YESの場合は本処理を終了する。つまり、医療モードONの場合は、ロックボタンが押下されたとしても、ロック機能を実行されない。医療モードONの場合は、医療モードへの切り替え時にロック機能がOFFとなっており、ロックボタンが操作されても何も機能が発動されないこととなる。つまり、システム制御部50は、医療モードの場合はロックボタンへの操作を無効とする。
S1702において、NOと判断された場合はS1703に進む。
S1703において、システム制御部50は、ロック機能がONかどうかを判断する。YESの場合は、S1704に進み、そうでない場合はS1705に進む。S1704において、システム制御部50は、ロック機能をOFFに設定し、操作部材に対するロックを解除する。S1705において、システム制御部50は、ロック機能をONに設定し、操作部材に対する操作を無効にするロック機能を実行する。このように、医療モードOFFの場合は、ロックボタン85の押下に応じて、ロック機能のON/OFFが切り替わる。なお、一部の操作部材(例えばシャッターボタン等)はロック機能の対象から除外されている。そのため、ロック機能がONであっても、シャッターボタンの操作は無効にせず、シャッターチャンスを逃さないようにすることができる。本実施形態では、ロック機能の対象とする操作部材は、メイン電子ダイヤル71、サブ電子ダイヤル73、マルチコントローラー84、スマートコントローラー86、タッチバー82、タッチパネル70aとした。しかし、ロック対象の操作部材を固定せずに、ユーザーが予め設定できるようにしてもよい。
このように、本実施形態の撮像装置には、操作部材のカスタマイズ設定により操作部材に対する機能をOFF設定にしたり、ロック機能を設定したりすることにより、操作部材が操作されたとしても機能を実行しないようにすることが可能である。通常、撮像装置100を使用する際には、撮像装置にストラップを装着して、首や肩からぶら下げて使用することがある。その場合、撮像装置を未使用で首から下げている場合などに、意図せずに操作部材が操作されて、設定が変更されてしまったりすることがある。そのため、カスタマイズ設定のOFF設定や、ロック機能を使用することにより、意図せずに機能が実行されることを防ぐことができる。ただし、医療モードの場合には、ストラップを用いて首や肩からぶら下げるような使用方法は想定されない。そのため、ロックボタンが操作されてもロック機能を実行しないようにしている。また、医療モードの場合には、患部が鮮明に見える画像を撮影する必要があるため、AFの設定は重要となる。そのため、本実施形態の撮像装置では、医療モードにおいては、マルチコントローラー、スマートコントローラー、タッチAFについては、必ずAFの機能が割り当てられるようにし、これらの操作部材に対する操作が無効にならないようにしている。
<医療モードへの切り替え処理>
以下、図14を用いて、医療モードのONとOFFを切り替える動作を実現する処理の説明をする。図14は、本発明の実施形態における、医療モードのONとOFFを切り替える流れの一例を示すフローチャートである。本フローチャートは、医療モードがON、OFFに関わらず、ユーザーが操作部材のMENUボタンを押下することにより開始する。ただし、患者情報取得処理、撮影者情報取得処理、部位情報取得処理、患部撮影処理、患部画像確認処理、患部画像再送信処理中は、ユーザーがMENUボタンを押下しても本フローチャートの開始を無効にする。なお、図14の各処理は、システム制御部50が不揮発メモリ56に格納されたプログラムをシステムメモリ52に展開してプログラムを実行することにより実現される。
S1401において、システム制御部50は、ユーザーがMENU画面の医療モード項目をタッチ、もしくは、ダイヤル操作や十字キー操作により選択枠が医療モード枠に選択されている状態でSETボタンを押下したかどうかを判断する。YESの場合はS1402に進み、そうでない場合は、本シーケンスを終了する。
S1402において、システム制御部50は、メニューの医療モード項目のサブ項目でONとOFFを表示し、医療モードOFFの状態から、医療モードONに変更されたかを判断する。ユーザーがONの項目をタッチ、もしくは、ダイヤル操作や十字キー操作により選択枠がONに選択されている状態でSETボタンを押下したかにより医療モードONに変更されたかを判断する。YESの場合はS1416に進み、そうでない場合は、S1404に進む。
S1403において、システム制御部50は、医療モードをONに設定する。医療モードがONに設定されると、撮像装置は、後述する医療モードで動作する。
S1404において、システム制御部50は、マルチコントローラーのカスタマイズ設定がOFF設定であるかどうかを判断する。YESの場合はS1405に進み、そうでない場合は、S1407に進む。
S1405において、システム制御部50は、マルチコントローラーのバックアップ設定をOFFに設定して不揮発性メモリ56に保持する。
S1406において、システム制御部50は、マルチコントローラーのカスタマイズ設定をAFフレームダイレクト選択に設定する。なお、設定する機能は、図15(b)に示す医療モード時のマルチコントローラー用のカスタマイズ設定項目の、一番左の項目を設定することを例に上げたが、一番左の機能でなくても良い。
S1407において、システム制御部50は、スマートコントローラーのカスタマイズ設定がOFF設定であるかどうかを判断する。YESの場合はS1408に進み、そうでない場合は、S14010に進む。
S1408において、システム制御部50は、スマートコントローラーのバックアップ設定をOFF設定に設定して不揮発性メモリ56に保持する。
S1409において、システム制御部50は、スマートコントローラーのカスタマイズ設定をAFフレームダイレクト選択に設定する。なお、設定する機能は、図15(e)に示す医療モード時のスマートコントローラー用のカスタマイズ設定項目の、一番左の項目を設定することを例に上げたが、一番左の機能でなくても良い。
S1410において、システム制御部50は、タッチAFのカスタマイズ設定がOFF設定であるかどうかを判断する。YESの場合はS1411に進み、そうでない場合は、S1413に進む。
S1411において、システム制御部50は、タッチAFのバックアップ設定をOFF設定に設定して不揮発性メモリ56に保持する。
S1412において、システム制御部50は、タッチAFのカスタマイズ設定をAFフレームダイレクト選択に設定する。なお、設定する項目は他の機能であっても良い。
S1413において、システム制御部50は、操作部材のロック機能がON設定かどうかを確認する。YESの場合はS1414に進み、そうでない場合は、シーケンスを終了する。
S1414において、システム制御部50は、ロック機能のバックアップ設定をONに設定して不揮発性メモリ56に保持する。そして、S1415において、システム制御部50は、ロック機能をOFFに設定する。
このように、医療モードONに切り替えられた場合は、マルチコントローラー、スマートコントローラー、タッチAF、それぞれの操作部材に対して、カスタマイズ設定画面により設定を変更しなくても、AFに関する機能が割り当てられた状態となる。また、医療現場では、肩から下げて撮像装置を使用することがないため、医療モードがONになったことに応じて、ロック機能をOFFにしてロックを解除している。医療現場では、誤操作の懸念もないため操作部材のロックを解除している。また、医療現場では、患部の鮮明な画像を撮影することが重要となる。そのため、医療モードでは、AFに関する機能が割り当てられるマルチコントローラー、スマートコントローラー、タッチAFについて、AFに関する設定、特にフォーカス位置(AF枠)を選択するための機能が割り当てられるようにしている。
S1416において、システム制御部50は、メニューの医療モード項目のサブ項目でONとOFFを表示する。そして、ユーザーが医療モードOFFの状態から医療モードONに変更されたかを判断する。システム制御部50は、OFFの項目をタッチ、もしくは、ダイヤル操作や十字キー操作により選択枠がOFFに選択されている状態でSETボタンを押下したかにより医療モードONに変更されたかを判断する。YESの場合はS1417に進み、そうでない場合は、本処理を終了する。
S1417において、システム制御部50は、医療モードをOFFに設定する。つまり、撮像装置は医療モードでは動作せずに、通常撮影モードで動作する。通常撮影モードでは、前述したようにSW1がONになったことに応じて被写体に対して露光制御や測距制御を行う。そして、SW2がONになったことに応じて画像を撮影して、静止画ファイルとして記録媒体200に記録する、通常撮影モードのデジタルカメラとしての動作を実行する。
S1418において、システム制御部50は、マルチコントローラーのバックアップ設定があるかどうかを判断する。YESの場合はS1419に進み、そうでない場合は、S1421に進む。
S1419において、システム制御部50は、医療モードONにする前にマルチコントローラーに設定されていた機能を不揮発性メモリ56のバックアップ設定から取得し、マルチコントローラーのカスタマイズ機能に設定する。
S1420において、システム制御部50は、マルチコントローラーのバックアップ設定をクリアする。
S1421において、システム制御部50は、スマートコントローラーのバックアップ設定があるかどうかを判断する。YESの場合はS1422に進み、そうでない場合は、S1424に進む。
S1422において、システム制御部50は、医療モードONにする前にスマートコントローラーに設定されていた機能を不揮発性メモリ56のバックアップ設定から取得し、スマートコントローラーのカスタマイズ機能に設定する。
S1423において、システム制御部50は、スマートコントローラーのバックアップ設定をクリアする。
S1424において、システム制御部50は、タッチAFのバックアップ設定があるかどうかを判断する。YESの場合はS1425に進み、そうでない場合は、S1427に進む。
S1425において、システム制御部50は、医療モードONにする前にタッチAFに設定されていた機能を不揮発性メモリ56のバックアップ設定から取得し、タッチAFのカスタマイズ機能に設定する。
S1426において、システム制御部50は、タッチAFのバックアップ設定をクリアする。
S1427において、システム制御部50は、ロック機能のバックアップ設定があるかどうかを判断する。YESの場合はS1428に進み、そうでない場合は、シーケンスを終了する。
S1428において、システム制御部50は、医療モードONにする前のロック機能のON/OFF設定を、バックアップ設定から取得し、ロック機能に設定する。
S1429において、システム制御部50は、ロック機能のバックアップ設定をクリアする。
このように、医療モードONからOFFに設定が変更された場合は、カスタマイズ設定、ロック機能について、バックアップ設定を使用して、医療モードONにする前に設定されていた機能に設定するようにする。
<ライブビュー画面表示>
図3(a)~(b)は、本実施形態における、医療モードがONの時の撮影待機時の表示部28におけるライブビュー画面の例である。
LV表示設定には、医療情報表示と、撮影パラメータ表示があり、ユーザーが表示切替ボタン83を押下することにより、医療情報表示と、撮影パラメータ表示を、切り替えることが出来る。
図3(a)は、LV表示設定が医療情報に設定されている時の、ライブビュー画面の例である。
301に、撮像部22により撮影したライブビュー画像を表示し、302~309のアイコン、テキストボックス(表示枠)、ボタンをライブビュー画像に重畳して表示する。
302は撮影者を示すアイコンであり、隣のテキストボックス303が撮影者の情報であることを示している。撮影者情報取得処理S410で撮影者情報を取得後は、撮影者情報に合わせたアイコン表示に切り替えても良い。
テキストボックス303は撮影者情報表示用の表示枠である。撮影者情報枠303をタッチもしくは、ダイヤル操作/十字キー操作で選択枠(カーソル)を撮影者情報テキストボックス303に移動して、SETボタンを押下することで、撮影者情報取得処理S410に遷移する。撮影者情報が設定されていない場合は、図3のように「撮影者選択」と表示することにより未設定である旨を表示する。撮影者情報取得処理S410で取得した後は、撮影者情報(撮影者名)を、撮影者情報枠303に表示する。
304は患者を示すアイコンであり、隣のテキストボックス305が患者の情報であることを示している。患者情報取得処理S408で患者情報を取得後は、患者情報に合わせたアイコンに変更してもよい。一例として、患者の性別、年齢によってアイコンを切り替えても良い。
テキストボックス305は患者情報表示用の表示枠である。患者情報枠305をタッチもしくは、ダイヤル操作/十字キー操作で選択枠を患者情報枠に移動して、SETボタンを押下することで、患者情報取得処理S408に遷移する。患者情報が設定されていない場合は、図3のように「患者選択」と表示することにより未設定である旨を表示する。患者情報取得処理S408で取得した後は、取得した患者情報(患者名)を、患者情報枠305に表示する。患者情報は間違ってはいけない重要な情報であるため、患者名だけでなく、性別、年齢を表示しても良い。
306は部位を示すアイコンであり、隣のテキストボックス307が部位選択の情報であることを示す。部位情報取得処理S412で、部位情報を取得後は、部位情報に合わせたアイコンに切り替えても良い。
テキストボックス307は部位情報表示用の表示枠である。部位情報枠307をタッチもしくは、ダイヤル操作/十字キー操作で選択枠を部位情報枠307に移動して、SETボタンを押下することで、部位情報取得処理S412に遷移する。部位情報が設定されていない場合は、図3のように「部位選択」と表示することにより未設定である旨を表示する。部位情報取得処理S412で取得した後は、取得した部位情報(部位名)を、部位情報枠307に表示する。
ライブビュー画面を表示中に、ユーザーがシャッターボタンを全押しすると、患部撮影処理S425に遷移する。S425の患部撮影処理では、撮影を行い、撮影した画像データと、303、305、307にそれぞれ表示されていた撮影者情報、患者情報、部情報を関連付けて記録し、院内システムに送信する。
308は終了ボタンである。ユーザーが必要な枚数分、患者の患部の撮影を終えた時に、ユーザーが終了ボタン308を押下する。308終了ボタンの押下により患部画像確認処理S427に遷移し、ユーザーがOKかキャンセルかを選択して、選択結果を院内システムに送信する。なお、終了ボタン押下により、撮影者情報303と、患者情報305と、部位情報307の設定をクリアしても良い。
309は再送ボタンであり、画面の再送ボタンをタッチもしくは、ダイヤル操作で選択枠を再送ボタンに移動して、SETボタンを押下することで、患部画像再送処理S429に遷移する。S429患部画像再送信では、S427患部画像確認処理で、ユーザーがOKを選択したが、正しく院内システムに送信出来なかった画像データを、再送信する。
310は通信状態を示すアイコンである。院内システム(サーバ)と未接続か、接続中かを表示する。
図3(b)は、LV表示設定が撮影パラメータ表示に設定されているときの、ライブビュー画面の例である。311は、被写体のライブビュー画像である。撮影パラメータ表示に設定されている場合は、ライブビュー画像(ライブ画像)と共に、撮影設定に関する以下の情報が表示される。312は、撮影モードを示す撮影モードアイコンである。313は、シャッタースピードの設定値である。314は、絞り値である。315は、露出補正値である。316は、ISO値である。
このように、撮影パラメータ表示に設定されている場合は、現在設定されている各種撮影パラメータ(撮影モードの設定や各種撮影パラメータの設定値)が表示される。なお、撮影パラメータ表示においても、医療モードにおいては医療情報表示時に表示していた終了ボタン308、再送ボタン309、通信状態310を表示するようにしてもよい。
<医療モードの処理>
以下、図4を用いて、本発明の実施形態における、医療モードでの撮像装置100の処理を説明する。図4の処理は、医療モードの開始から、終了までの撮像装置の処理を示すフローチャートである。医療モードの開始は、ユーザーが医療モードをONに設定した状態で電源ONするか、ユーザーが医療モードの設定をOFFからONに切り替えることで行われる。図4の各処理は、電源スイッチ72を電源オン時にシステム制御部50が不揮発メモリ56に格納されたプログラムをシステムメモリ52に展開して、プログラムを実行することにより実現される。なお、図4のサブフローとなる図6、8、9、11、13の各処理についても、システム制御部50が不揮発メモリ56に格納されたプログラムをシステムメモリ52に展開してプログラムを実行することにより実現される。
S401において、システム制御部50は、不揮発性メモリ56から画像送信リストを読み込む。これは前回医療モードとして動作した時に、未送信の画像データがあれば、S429患部画像再送信処理で、再送信する為に用いる。
S402において、システム制御部50は、通信部54を通じて院内システムと接続する。本実施形態においては、無線接続し、図15のようにサーバ1801を介して院内システム1802に接続するが、有線接続により院内システム1802に接続しもよい。
S403において、システム制御部50は、院内システムから医療情報(撮影者情報、患者情報、部位情報)それぞれに対して、表示、非表示かの設定を取得する。これは、302~307の医療情報の表示、非表示を切り替える為に用いる。
S404において、システム制御部50は、院内システムから部位情報取得処理でユーザーに選択させる部位リストを取得する。
S405において、システム制御部50は、LV表示設定を医療情報に設定する。これは、医療モードでの初期状態は図3(a)の医療情報表示を行う為である。そのため、医療モードONで電源が入れられた場合や、医療モードに切り替えられたときは、まずは、図3(a)のような医療情報表示でライブビュー画面が表示される。
S406において、システム制御部50は、LV表示設定が医療情報の時は図3(a)のように医療情報(患者情報、撮影者、部位情報)を表示し、LV表示設定が撮影パラメータ表示の時は図3(b)のように特定の撮影パラメータを表示する。
S407において、システム制御部50は、ユーザーが画面の患者情報枠305をタッチ、もしくは、後述するダイヤル操作や十字キー操作により選択枠が患者情報枠305に選択されている状態でSETボタンを押下したかどうかを判断する。なお、ダイヤル操作とは、メイン電子ダイヤル71またはサブ電子ダイヤル73への操作であり、十字キー操作は4方向キー74への操作である。YESの場合は、S408に進み、そうでない場合は、S409に進む。
S408において、システム制御部50は、撮像部22で撮影した画像の患者のバーコード画像を院内システムに送信し、院内システムから患者情報を受信するための患者情報取得処理を実行する。院内システムから取得する患者情報は、患者名、患者ID、年齢、性別等を含む。また別の形態として、撮影したバーコード画像をシステム制御部50で解析し、解析したコード情報を院内システムに送信し、院内システムから患者情報を受信しても良い。患者情報取得処理については、後に詳しく説明する。
S409において、システム制御部50は、ユーザーが画面の撮影者情報枠303をタッチ、もしくは、ダイヤル操作や十字キー操作により選択枠が撮影者情報枠303に選択されている状態でSETボタンを押下したかどうかを判断する。YESの場合は、S410に進み、そうでない場合は、S411に進む。
S410において、システム制御部50は、撮影者(医師または看護師)のバーコード画像を院内システムに送信し、院内システムから撮影者情報を受信するための撮影者情報取得処理を実行する。撮影者情報は、撮影者名、撮影者ID、所属名等を含む。また別の形態として、バーコード画像をシステム制御部50で解析し、解析したコード情報を院内システムに送信し、院内システムから撮影者情報を受信しても良い。撮影者情報取得処理については、後に詳しく説明する。
S411において、システム制御部50は、ユーザーが画面の部位情報枠307をタッチ、もしくは、ダイヤル操作や十字キー操作により選択枠が部位情報枠307に選択されている状態でSETボタンを押下したかどうかを判断する。YESの場合は、S412に進み、そうでない場合は、S413に進む。
S412において、システム制御部50は、S404で取得した部位リストを表示し、ユーザーにリストの中から部位を選択させて、部位情報を決定する部位情報取得処理を実行する。部位情報取得処理については、後に詳しく説明する。
なお、SS407~S412の処理については、撮影者情報枠303、患者情報枠305、部位情報枠307が表示されている医療情報表示の場合にのみ実行される。LV表示設定が撮影パラメータ表示の場合は、撮影者情報枠303、患者情報枠305、部位情報枠307は表示されないためSS407~S412の処理は実行しない。つまり、LV表示設定が医療情報表示の場合は、ユーザー操作に応じて医療情報を変更可能であるが、LV表示設定が撮影パラメータ表示の場合は、ユーザ操作に応じた医療情報の変更は不可である。
S413において、システム制御部50は、ユーザーが表示切替ボタンを押下したかどうかを判断する。YESの場合は、S414に進み、そうでない場合は、S417に進む。
S414において、システム制御部50は、LV表示設定が医療情報かどうかを判断する。YESの場合は、S415に進み、そうでない場合は、S416に進む。
S415において、システム制御部50は、LV表示設定を、撮影パラメータ表示に設定し、S406に進む。この場合、LV表示設定が医療情報表示から撮影パラメータ表示に変更されたため、S406において、図3(b)のようにライブビュー画像と共に撮影パラメータ情報を表示するように変更する。
S416において、システム制御部50は、LV表示設定を、医療情報表示に設定し、S406に進む。この場合、LV表示設定が撮影パラメータ表示から医療情報表示に変更されたため、S406において、図3(a)のようにライブビュー画像と共に医療情報を表示するように変更する。S417において、システム制御部50は、ユーザーが操作部材のダイヤル操作をしたかどうかを判断する。YESの場合は、S418に進み、そうでない場合は、S421に進む。
S418において、システム制御部50は、LV表示設定が医療情報かどうかを判断する。YESの場合は、S419に進み、そうでない場合は、S420に進む。
S419において、システム制御部50は、医療情報の選択枠を移動する。医療情報の選択枠は、撮影者情報303、患者情報305、部位情報307のいずれか1つに表示され、撮影者情報303、患者情報305、部位情報307の順で移動する。部位情報の次は撮影者情報303に移動する。なお、シャッターボタンを半押し中に操作された場合は、医療情報の選択枠の移動を無効にしても良い。また、医療情報表示中は、ダイヤル操作だけでなく十字キー操作でもダイヤル操作と同様に医療情報の選択枠を移動することが可能である。
S420において、システム制御部50は、撮影パラメータを変更する。撮影パラメータは、一例として、シャッタースピード、絞り値、露出補正、ISOがあり、撮影モード毎に、メイン電子ダイヤル71、サブ電子ダイヤル73にそれぞれ割り当てられる。例えば、撮影モードがTvモードの場合は、メイン電子ダイヤルの操作に応じてシャッタースピードの設定値が変更され、Avモードの場合は、メイン電子ダイヤルの操作に応じて絞りの設定値が変更される。
このように、医療情報表示中はダイヤル操作に応じて医療情報の選択枠が移動し、撮影パラメータ表示中はダイヤル操作に応じて撮影モード毎にダイヤルに割り当てられた撮影パラメータの設定値が変更される。なお、タッチバー82等の他の操作部材に、撮影パラメータ変更の機能が割り当てられている場合は、LV表示設定に関わらず、撮影パラメータの変更を可能としてもよい。この場合、LV設定が医療情報表示の場合であっても、ユーザ操作に応じた撮影パラメータの変更が可能となる。
S421において、システム制御部50は、ユーザーがシャッターボタンを半押ししたか、つまりSW1が発生したかどうかを判断する。YESの場合は、S422に進み、そうでない場合は、S426に進む。
S422において、システム制御部50は、LV表示設定を医療情報に設定する。なお、医療モードにおいても、通常撮影モードと同様に、シャッターボタンの半押し操作に応じて、撮影準備動作を実行する。
S423において、システム制御部50は、S422においてLV表示設定が医療情報表示に変更されたため、図(a)のような医療情報表示に変更する。
このように、シャッターボタンが半押しされた場合には、LV表示設定が撮影パラメータ表示設定であったとしても、医療情報表示に切り替えてライブビュー表示を行う。そのため、撮影者は、撮影前に必ず医療情報を確認することができ、医療情報の入力ミスを防ぐことができるようになる。なお、本実施形態では、シャッターボタンの半押しに応じて、LV表示設定を医療情報表示に変更したが、シャッターボタンを半押ししている間だけ一時的に医療情報表示に変更するようにしてもよい。その場合、シャッターボタンを離したことに応じて、シャッターボタンの半押しの前のLV表示設定に応じた表示に戻ることとなる。
S424において、システム制御部50は、ユーザーがシャッターボタンを全押ししたかどうか、つまり、SW2が発生したかを判断する。YESの場合は、S425に進み、そうでない場合は、S426に進む。
S425において、システム制御部50は、撮影して画像データを生成し、医療情報(撮影者情報、患者情報、部位情報)と画像データを紐づけて記録するとともに、院内システムに画像データを送信する患部撮影処理を実行する。患部撮影処理については、後に詳しく説明する。
S426において、システム制御部50は、ユーザーが画面の終了ボタン308をタッチしたかどうかを判断する。または、ダイヤル操作や十字キー操作により選択枠が終了ボタン枠に選択されている状態でSETボタンを押下したかどうかを判断しても良い。または、特定の操作部材を終了ボタン機能に割り当てて、終了ボタンに割り当てられたボタンが押されたかどうかで判断しても良い。YESの場合は、S427に進み、そうでない場合は、S428に進む。
S427において、システム制御部50は、ユーザーに患部画像確認をさせて、OKかキャンセルかを選択させて、選択結果を通信部54から院内巣ステムに送信する患部画像確認処理を実行する。患部画像確認処理については、後に詳しく説明する。
S428において、システム制御部50は、ユーザーが画面の再送信ボタン309をタッチしたかどうかを判断する。または、ダイヤル操作や十字キー操作により選択枠が再送信ボタン枠に選択されている状態でSETボタンを押下したかどうかを判断しても良い。または、特定の操作部材を再送信ボタン機能に割り当てて、再送信に割り当て割れたボタンが押されたかどうかで判断しても良い。YESの場合は、S429に進み、そうでない場合は、S430に進む。
S429において、システム制御部50は、S427患部画像確認処理でOKが選択された画像のうち、S425で正しく送信できなかったものを、画像送信リストから判断し、通信部54から院内システムに再送信する患部画像再送信処理を実行する。患部画像再送信処理については、後に詳しく説明する。
S430において、システム制御部50は、ユーザーが医療モードをOFFに切り替えたか、または電源をOFFにしたかにより、医療モードを終了したかどうかを判断する。YESの場合は、S431に進み、そうでない場合は、S406に進む。
S431において、システム制御部50は、画像再送リストのステータスが「再送信待ち」の画像ファイル情報を不揮発性メモリ56に書き込む。なお、電源をOFFの場合は、現在のモード(医療モード/通常撮影モード)についても不揮発性メモリ56に書き込んで置き、次回の電源OFF時には、電源OFFのモードで動作開始するようにするとよい。
<患者情報取得処理/撮影者情報取得処理>
図5(a)~(c)は、本実施形態における、S408患者情報取得処理、S410撮影者情報取得処理の画面の例である。
図5(a)は、バーコード取得画面の例である。
501に、ライブビュー画像を表示する。図5(a)のように、ライブビュー画像と共にバーコードを撮影する領域の枠やバーコード撮影を促す文字「バーコードを撮影してください」を表示してもよい。
502は、バーコード撮影画面を抜ける為のボタンであり、また、メニューボタンを押下することでバーコード撮影画面を抜けることができることも示している。
図5(b)は、後述するS605で受信した情報をユーザに確認させるための情報確認画面の例である。
情報確認画面には、受信した情報(患者情報または撮影者情報のいずれか)503と、OKボタン504、再撮影ボタン505を表示する。
OKボタン504は、ユーザーに取得情報を確認してOKかを選択させるためのボタンである。
再撮影ボタン505は、ユーザーに再撮影するかを選択させるためのボタンである。
図5(c)は、正常に情報を受信できなかった場合のエラー画面の例である。
エラー画面では、に、エラーを知らせる文言506、終了ボタン507、再撮影ボタン508を表示する。文言506はエラーの内容に合わせて文言を変更しても良い。
以下、図6を用いて、患者情報取得処理(S408)/撮影者情報取得処理(S410)の説明をする。患者情報取得処理と撮影者情報取得処理とは、基本的な動作は同じであるため、1つのフローチャートで説明する。
S601において、システム制御部50は、図5(a)のバーコード取得画面を表示する。
S602において、システム制御部50は、ユーザーが画面のMENUボタンをタッチ、もしくは操作部材のMENUボタンを押下したかどうかを判断する。YESの場合は、本処理を終了し、そうでない場合は、S603に進む。
S603において、システム制御部50は、シャッターボタンが全押しされたかどうかを判断する。YESの場合は、S604に進み、そうでない場合は、S602に進む。
S604において、システム制御部50は、撮像部22によりバーコード画像を撮影し、撮影したバーコード画像を通信部54から院内システムに送信する。バーコード画像を送信せずに、システム制御部50がバーコード画像を解析してコードを取得し、コード情報を通信部54から院内システムに送信しても良い。
S605において、システム制御部50は、院内システムから情報を受信したかを判断する。
YESの場合は、S606に進み、そうでない場合は、S605に進む。
S606において、システム制御部50は、受信した情報が正常かどうかを判断する。YESの場合は、S607に進み、そうでない場合は、S608に進む。
S607において、システム制御部50は、図5(b)に示す受信情報の確認画面を表示する。
S608において、システム制御部50は、図5(c)に示すエラー画面を表示する。
S609において、システム制御部50は、ユーザーが画面の終了ボタンをタッチ、もしくは、ダイヤル操作や十字キー操作により選択枠が終了枠に選択されている状態でSETボタンを押下したかどうかを判断する。YESの場合は、本処理を終了し、そうでない場合は、S610に進む。
S610において、システム制御部50は、ユーザーが画面の再撮影ボタンをタッチ、もしくは、ダイヤル操作や十字キー操作により選択枠が再撮影枠に選択されている状態でSETボタンを押下したかどうかを判断する。YESの場合はS601に進み、そうでない場合は、S609に進む。
S611において、システム制御部50は、ユーザーが画面のOKボタンをタッチ、もしくは、ダイヤル操作や十字キー操作により選択枠がOK枠に選択されている状態でSETボタンを押下したかどうかを判断する。YESの場合はS613に進み、そうでない場合は、S612に進む。
S612において、システム制御部50は、ユーザーが画面の再撮影ボタンをタッチ、もしくは、ダイヤル操作や十字キー操作により選択枠が再撮影枠に選択されている状態でSETボタンを押下したかどうかを判断する。YESの場合はS601に進み、そうでない場合は、S611に進む。
S613において、システム制御部50は、S408患者情報取得処理の場合は、S605で受信した情報を患者情報として設定し、S410撮影者情報取得処理の場合は、S605で受信した情報を撮影者情報として設定する。前述したとおり、患者情報取得処理、撮影者情報取得処理は、LV設定が医療情報表示設定の場合にのみ実行されるため、本処理を終了すると、図3(a)の医療情報表示画面に戻る。その際には、本処理において設定された情報が、患者情報枠305、撮影者情報枠303に表示される。
<部位情報取得処理>
図7(a)~(b)は、部位情報取得処理(S412)における画面の例である。
図7(a)は、部位リスト選択画面の例である。
部位リスト選択画面では、部位一覧701、ボタン702が表示される。部位一覧701は、S404で取得した部位リストの一覧表示である。702は、部位リスト選択画面を抜ける為のボタンである。
図7(b)は、エラー画面の例である。
エラー画面には、エラーを知らせる文言703、終了ボタン704が表示される。文言703は、エラーの内容に合わせて文言を変更しても良い。
以下、図8を用いて、S412の部位情報取得処理の説明をする。
S801において、システム制御部50は、S404で院内システムから部位リストを取得できたかどうかを判断する。YESの場合は、S802に進み、そうでない場合は、S803に進む。
S802において、システム制御部50は、図7(a)の部位リスト選択画面を表示する。部位一覧701には、S404で取得した部位リストを表示する。
S803において、システム制御部50は、図7(b)のエラー画面を表示し、終了ボタン704が操作されたことに応じて本処理を終了する。
S804において、システム制御部50は、ユーザーが部位リスト選択画面のMENUボタンをタッチ、もしくは操作部材のMENUボタンを押下したかどうかを判断する。YESの場合は、本処理を終了し、そうでない場合は、S805に進む。
S805において、システム制御部50は、ユーザーが部位リスト選択画面の部位リスト701の部位のいずれかをタッチ、もしくはダイヤル操作や十字キー操作により選択枠が部位リストの部位のいずれかが選択されている状態でSETボタンを押下したかどうかを判断する。YESの場合は、S806に進み、そうでない場合は、S804に進む。
S806において、システム制御部50は、ユーザーがS805で選択した部位を部位情報として設定する。
前述したとおり、部位情報取得処理は、LV設定が医療情報表示設定の場合にのみ実行されるため、本処理を終了すると、図3(a)の医療情報表示画面に戻る。その際には、本処理において設定された部位情報が、部位情報枠307に表示される。
<患部撮影処理>
以下、図9を用いて、患部撮影処理(S425)を説明する。
S901において、システム制御部50は、撮像部22により患部画像を撮影し、患部画像の画像データを取得する。
S902において、システム制御部50は、S901で撮影した患部画像を、プレビュー表示する。プレビュー表示において、設定されている医療情報(患者情報、撮影者情報、部位情報)を重ねて表示しても良い。また、プレビュー表示は、ユーザー設定によって、あり、なし、表示時間を切り替えられても良い。
S903において、システム制御部50は、患部画像の画像データに医療情報(患者情報、撮影者情報、部位情報)を関連付けて、不揮発性メモリ56に記憶する。不揮発性メモリ56ではなく、記録媒体200に記録するようにしてもよい。本実施形態では、画像データが記録される画像ファイル内に画像データの属性情報として医療情報を記憶することで関連付ける。
S904において、システム制御部50は、通信部54を通じて、院内システムに患部画像の画像データと医療情報を含む画像ファイルを送信する。本実施形態では画像ファイル内に医療情報を含めるものとしたが、画像データとは別のファイルとして医療情報を記憶して、画像ファイルと医療情報ファイルとを関連付けて送信するようにしてもよい。
S905において、システム制御部50は、不揮発性メモリ56に格納されている画像送信リストに、画像ファイル情報と、「送信中」のステータスを保持する。保持する画像ファイル情報の一例として、画像ファイル名を用いる。
このように、患部撮影処理では、患部画像を撮影し、撮影した患部画像データと医療情報とを関連付けて院内システムに送信する。
<患部画像確認処理>
図10は、本実施形態における、S427患部画像確認処理の画面の例である。
図10(a)は、患部画像の確認画面の例である。患部画像の確認画面は、S901で撮影し、送信が未完了である画像データと、設定されている医療情報を、ユーザーが確認する為の画面である。
1001は患者情報であり、画像送信リストのステータスが「送信中」である画像データに関連付けした医療情報のうちの患者情報(患者名)を表示する。ステータスが「送信中」の画像データが複数枚撮影ある場合は、最初または、最後に撮影した画像データに関連付けた医療情報を表示しても良いし、すべての画像データの医療情報を表示しても良い。
1002は、画像送信リストのステータスが「送信中」である画像データの枚数を表示する。
1003は、画像送信リストのステータスが「送信中」である画像データのサムネイル画像を表示する。ステータスが「送信中」の画像データが複数枚撮影ある場合は、最初または、最後に撮影した画像データのサムネイル画像を表示しても良いし、図10(a)のように、すべての画像データのサムネイル画像を表示しても良い。
1004はOKボタン、キャンセルボタンであり、ユーザーに医療情報とサムネイル画像を確認してOKかどうかを選択させる。
以下、図11を用いて、患部画像確認処理(S427)の説明をする。
S1101において、システム制御部50は、不揮発性メモリ56に格納されている画像送信リストを読み込む。
S1102において、システム制御部50は、S1101で取得した画像送信リストのうち、ステータスが「再送中」の画像ファイル情報があるかを判断する。YESの場合は、S1103に進み、そうでない場合は、本処理を終了する。
S1103において、システム制御部50は、図10(a)に示す、患部画像確認画面を表示する。
S1104において、システム制御部50は、ユーザーが画面のキャンセルボタンをタッチ、もしくは、ダイヤル操作や十字キー操作により選択枠がキャンセル枠に選択されている状態でSETボタンを押下したかどうかを判断する。YESの場合はS1105に進み、そうでない場合は、S1107に進む。
S1105において、システム制御部50は、通信部54を通じて、院内システムにキャンセル通知を送信する。
S1106において、システム制御部50は、画像送信リストのステータスが「送信中」のリスト情報(画像ファイル情報、ステータス)を不揮発性メモリ56の画像送信リストから削除する。
S1107において、システム制御部50は、ユーザーが画面のOKボタンをタッチ、もしくは、ダイヤル操作や十字キー操作により選択枠がOK枠に選択されている状態でSETボタンを押下したかどうかを判断する。YESの場合はS1108に進み、そうでない場合は、S1104に進む。
S1108において、システム制御部50は、通信部54を通じて、院内システムにOK通知を送信する。
S1109において、システム制御部50は、S904で画像データを院内システムに送信した送信結果を、外部装置から受信しているかどうかを判断する。YESの場合は、S1110に進み、そうでない場合は、S1113に進む。
S1110において、システム制御部50は、外部装置から受信した画像データの送信結果が、正常かどうかを判断する。YESの場合は、S1111に進み、そうでない場合は、S1112に進む。
S1111において、システム制御部50は、不揮発性メモリ56の画像送信リストのうち、院内システムから送信結果を受信した画像ファイル情報に該当するステータスを、「送信完了」に変更する。
S1112において、システム制御部50は、不揮発性メモリ56の画像送信リストのうち、院内システムから送信結果を受信した画像ファイル情報に該当するステータスを、「送信失敗」に変更する。
S1113において、システム制御部50は、S904で画像データを院内システムに送信してから、一定時間の間に、院内システムから送信結果を受信していないかどうかを判断する。YESの場合は、S1114に進み、そうでない場合は、S1115に進む。
S1114において、システム制御部50は、不揮発性メモリ56の画像送信リストのうち、院内システムから送信結果を受信しなかった画像ファイル情報に該当するステータスを、「送信失敗」に変更する。
S1115において、システム制御部50は、画像送信リストのステータスが「送信中」のリストがあるかを判断する。YESの場合は、S1109に進み、そうでない場合は、S1116に進む。
S1116において、システム制御部50は、不揮発性メモリ56の画像送信リストのステータスが「送信成功」のリスト情報を削除する。
S1117において、システム制御部50は、不揮発性メモリ56の画像送信リストのステータスが「送信失敗」のリスト情報のステータスを、「再送信待ち」に変更する。
このように、患部画像確認処理においては、院内システムに未送信の画像データを確認することができるとともに、未送信の画像データの送信をキャンセルすることもできる。なお、S1109~S1117の処理については、患部画像再送信処理を実行していないときであっても、院内システムから画像データ(画像ファイル)の送信結果の受信や、送信タイムアウトがあった場合、ステータスが送信中の画像データがなくなった場合などにも実行される。つまり画像データの送信状況に応じて不揮発性メモリ56の画像送信リストは適宜更新される。
<患部画像再送信処理>
図12(a)~(d)は、患部画像再送信処理で表示される画面の例である。
図12(a)は、再送信確認画面である。
1201は、画像送信リストのステータスが「再送信待ち」である画像データに関連付けした患者情報(患者名)である。ステータスが「再送信待ち」の画像データが複数枚撮影ある場合は、最初または、最後に撮影した画像データに関連付けた医療情報を表示しても良いし、すべての画像データの医療情報を表示しても良い。
1202は、画像送信リストのステータスが「再送信待ち」である画像データの枚数を示している。
1203は、画像送信リストのステータスが「再送信待ち」である画像データのサムネイル画像である。ステータスが「再送信待ち」の画像データが複数枚撮影ある場合は、最初または、最後に撮影した画像データのサムネイル画像を表示しても良いし、すべての画像データのサムネイル画像を表示しても良い。
1204は、ユーザーに再送信するかを確認してOKかどうかを選択させるOKボタンである。
1205は、ユーザーに再送信するかを確認してOKでないかを選択させるキャンセルボタンである。
図12(b)は、再送信中画面である。
再送信中画面では、送信中である文言1206と、キャンセルボタン1207を表示する。何枚中何枚目を送信中か、進捗表示を行っても良い。キャンセルボタン1207を操作するとことにより送信を途中で中断する指示ができる。
図12(c)は、再送信が正しく行われたことを示す送信成功画面である。
送信成功画面には、送信が成功したことを示す文言1208と、終了ボタン1209が表示される。
図12(d)は、再送信が正しく行われなかったことを示す送信失敗画面である。
送信失敗画面には、送信が失敗したことを示す文言1210ちと、終了ボタン1211が表示される。
以下、図13を用いて、患部画像再送信処理(S429)の説明をする。
S1301において、システム制御部50は、不揮発性メモリ56の不揮発性メモリ56の画像送信リストのステータスに、「再送信待ち」のリストがあるかどうかを判断する。YESの場合は、S1302に進み、操舵餌出ない場合は、本処理を終了する。
S1302において、システム制御部50は、図12(a)の再送信確認画面を表示する。
S1303において、システム制御部50は、ユーザーが画面のキャンセルボタンをタッチ、もしくは、ダイヤル操作や十字キー操作により選択枠がキャンセル枠に選択されている状態でSETボタンを押下したかどうかを判断する。YESの場合は、本処理を終了し、そうでない場合は、S1304に進む。
S1304において、システム制御部50は、ユーザーが画面のOKボタンをタッチ、もしくは、ダイヤル操作や十字キー操作により選択枠がOK枠に選択されている状態でSETボタンを押下したかどうかを判断する。YESの場合はS1305に進み、そうでない場合は、S1303に進む。
S1305において、システム制御部50は、図12(b)の再送信中画面を表示する。
S1306において、システム制御部50は、不揮発性メモリ56の画像送信リストのステータスが「再送待ち」の画像データファイルのうちの1つを、通信部54を通じて、院内システムに送信する。形態により、画像データに紐づいた医療情報が画像データと別データである場合は、紐づいた医療情報のデータもセットで送信する。
S1307において、シス外部装置テム制御部50は、S1306で画像データを院内システムに送信した送信結果を、院内システムから受信したかを判断する。YESの場合は、S1309に進み、そうでない場合は、S1308に進む。
S1308において、システム制御部50は、S1306で画像データを院内システムに送信してから、一定時間の間に、院内システムから送信結果を受信していないかどうかを判断する。YESの場合はS1312に進み、そうでない場合はS1307に進む。
S1309において、システム制御部50は、院内システムから受信した送信結果が、正常かどうかを判断する。YESの場合は、S1310に進み、そうでない場合は、S1312に進む。
S1310において、システム制御部50は、院内システムから受信した送信結果に該当する、画像送信リストのステータスを、「再送完了」に変更する。
S1311において、システム制御部50は、不揮発性メモリ56の画像再送リストに「再送待ち」のステータスのリストがあるかどうかを判断する。YESの場合はS1306に進み、そうでない場合は、S1314に進む。
S1312において、システム制御部50は、不揮発性メモリ56の画像送信リストの「再送完了」のリスト情報を削除する。
S1313において、システム制御部50は、図12(d)に示す、再送信失敗画面を表示する。
S1314において、システム制御部50は、不揮発性メモリ56の画像送信リストの「再送完了」のリスト情報を削除する。
S1315において、システム制御部50は、図12(c)に示す、再送信成功画面を表示する。
このように、患部画像再送信処理では、画像送信リストのステータスが「再送信待ち」となっており、未送信である画像データを院内システムに再送信することができる。
<通常撮影モードでのLV表示>
上述のように、医療モードにおいては、表示切替ボタン83への操作に応じて、LV表示設定を撮影パラメータ表示と医療情報表示を切り替えた。それに対し、通常撮影モード(医療モードOFF)においては、表示切替ボタン83への操作に応じて、LV表示設定について、撮影パラメータの表示のON/OFF、表示される撮影パラメータの種類、水準器表示のON/OFF、ライブビュー表示のON/OFF等を切り替えることができる。通常撮影モードにおいては、表示切替ボタン83を操作しても医療情報表示には切り替わらない。
また、医療モードにおいては、SW1(シャッターボタン半押し)に応じて、AF処理、AE処理、AWB処理、EF処理等の撮影準備動作を実行するとともに、LV表示を医療情報表示に切り替えることで、患部画像撮影前に必ず医療情報を確認できるようにした。それに対し、通常撮影モードでは、SW1に応じて、撮影準備動作を実行するとともに、LV表示を、LV表示ONかつ特定の撮影パラメータ(例えば、AF枠(合焦領域を示す枠)、シャッタースピード、絞り値)の表示に切り替える。そして、他の撮影パラメータや各種情報を非表示にしてライブビューと特定の撮影パラメータの確認がしやすいようにする。そのため、SW2による静止画の撮影前に、撮影準備動作を実行するとともに、撮影準備動作後のライブ画像を確認でき、静止画撮影重要となる撮影パラメータを確認できるようになる。
(他の実施形態)
システム制御部50が行うものとして説明した上述の各種制御は1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェア(例えば、複数のプロセッサーや回路)が処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
また、上述した実施形態においては、本発明を撮像装置(デジタルカメラ)100に適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されず撮像手段を有する機器であれば適用可能である。すなわち、本発明はパーソナルコンピュータやPDA、携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、ディスプレイを備えるプリンタ装置、デジタルフォトフレーム、音楽プレーヤー、ゲーム機、電子ブックリーダーなどに適用可能である。
また、撮像装置本体に限らず、有線または無線通信を介して撮像装置(ネットワークカメラを含む)と通信し、撮像装置を遠隔で制御する制御装置にも本発明を適用可能である。撮像装置を遠隔で制御する装置としては、例えば、スマートフォンやタブレットPC、デスクトップPCなどの装置がある。制御装置側で行われた操作や制御装置側で行われた処理に基づいて、制御装置側から撮像装置に各種動作や設定を行わせるコマンドを通知することにより、撮像装置を遠隔から制御可能である。また、撮像装置で撮影したライブビュー画像を有線または無線通信を介して受信して制御装置側で表示できるようにしてもよい。
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。

Claims (13)

  1. 撮像部と、
    操作部材と、
    前記操作部材の有効/無効を設定可能な設定手段と、
    撮影モードを医療モードに切り替える切り替え手段と、
    前記医療モードでない場合は、前記設定手段により前記操作部材の有効/無効に設定できるように制御し、前記医療モードの場合は、前記操作部材を有効にするように制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御手段は、前記医療モードの場合は、前記設定手段により前記操作部材を無効に設定できないように制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記制御手段は、医療モードに切り替えられたことに応じて、前記操作部材を有効に設定するように制御することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記設定手段は、前記操作部材を操作された場合に実行する機能を設定可能であり、
    前記設定手段により前記操作部材を操作された場合に実行する機能が割り当てられていない場合に、前記操作部材が無効となることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記操作部材は、フォーカスに関する機能を割り当て可能な操作部材であり、
    前記設定手段は、前記操作部材に、フォーカス位置を選択するための機能を割り当て可能である、
    ことを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記操作部材は、複数方向への操作と押し操作とが可能な操作部材であることを特徴とする請求項4または5に記載の撮像装置。
  7. 前記操作部材は、前記複数方向への操作を赤外線により検出する操作部材であることを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  8. 前記設定手段は、複数の操作部材に対して、一括で有効/無効を切り替えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記制御手段は、前記医療モードに切り替えられた場合に、前記複数の操作部材を一括で有効にするように制御することを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  10. 前記設定手段は、前記複数の操作部材とは異なる特定の操作部材への操作に応じて、前記複数の操作部材の有効/無効を切り替えることを特徴とする請求項8または9に記載の撮像装置。
  11. 前記制御手段は、前記医療モードの場合は、前記特定の操作部材への操作を無効にするように制御することを特徴とする請求項8ないし10のいずれか1項に記載の撮像装置。
  12. 操作部材を有する撮像装置の制御方法であって、
    前記操作部材の有効/無効を設定可能な設定工程と、
    撮影モードを医療モードに切り替える切り替え工程と、
    前記医療モードでない場合は、前記設定手段により前記操作部材の有効/無効に設定できるように制御し、前記医療モードの場合は、前記操作部材を有効にするように制御する制御工程と、
    を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  13. コンピュータを、請求項1乃至11のいずれか1項に記載の撮像装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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