JP2017038217A - 位置表示装置、位置表示プログラムおよびtv会議システム - Google Patents

位置表示装置、位置表示プログラムおよびtv会議システム Download PDF

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Abstract

【課題】各参加者がマップ上の複数のオブジェクトを参照しながら意思疎通することを容易にする、位置表示装置、位置表示プログラムおよびTV会議システムを提供する。【解決手段】位置表示装置20は、複数の管理PC51と通信可能である。位置表示装置20は、複数のマップ画像を記憶し、各管理PC51について画像上の複数の座標を記憶し、管理PC51から参加通知を受信し、参加通知の送信元である管理PC51に係る複数の座標を取得し、複数のマップ画像において、取得した座標のそれぞれについて表示態様を変更することにより新たなマップ画像を生成して出力する。【選択図】図1

Description

本発明は、位置表示装置、位置表示プログラムおよびTV会議システムに関する。
TV会議等において、マップ画像を表示し、このマップ画像上に参加者の所在地をマーキング表示するシステムが公知である。特許文献1にはこのようなシステムの例が記載されている。
特開2007−13694号公報
しかしながら、従来のシステムは、参加者とマーキングされる座標とが1対1に対応する単純な会話にしか利用できないという問題があった。
たとえば、各参加者がマップ上の複数のオブジェクトを参照して会話するような高度な会議等においては、従来のシステムは有効ではない。
この発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、各参加者がマップ上の複数のオブジェクトを参照しながら意思疎通することを容易にする、位置表示装置、位置表示プログラムおよびTV会議システムを提供することを目的とする。
上述の問題点を解決するため、この発明に係る位置表示装置は、
複数のコンピュータと通信可能な、位置表示装置であって、
マップ画像を記憶する、マップ画像記憶機能と、
各コンピュータについて、画像上の複数の座標を記憶する、座標記憶機能と、
少なくとも1つの前記コンピュータから参加通知を受信する、参加通知受信機能と、
前記参加通知を受信することに応じて、その参加通知の送信元であるコンピュータに係る前記複数の座標を、参加拠点座標として取得する、座標取得機能と、
前記マップ画像において、前記参加拠点座標のそれぞれについて表示態様を変更することにより新たなマップ画像を生成する、態様変更機能と、
前記新たなマップ画像を出力する、マップ出力機能と
を備える。
前記マップ出力機能は、前記参加通知の送信元である前記コンピュータに、前記新たなマップ画像を送信する機能を含んでもよい。
前記態様変更機能は、前記参加拠点座標のそれぞれについて、表示態様を、各コンピュータについて異なる表示態様に変更する機能を含んでもよい。
前記マップ画像記憶機能は、複数の前記マップ画像を記憶する機能であり、
前記座標記憶機能は、少なくとも1つの前記コンピュータについて、前記マップ画像のそれぞれについて異なる座標の組を記憶する機能を含み、
前記座標取得機能および前記態様変更機能は、前記マップ画像のそれぞれについて実行されてもよい。
前記コンピュータのいずれかから、前記マップ画像の少なくとも1つを特定するマップ特定指令を受信する機能をさらに備え、
前記マップ出力機能は、前記マップ特定指令を受信することに応じて、特定される前記マップ画像について前記新たなマップ画像を出力する機能を含んでもよい。
また、この発明に係る位置表示プログラムは、コンピュータを上述の位置表示装置として機能させる。
また、この発明に係るTV会議システムは、上述の位置表示装置と、
前記参加通知の前記送信元である前記コンピュータのうち少なくとも1つに対して音声データの送信または受信を行う音声処理装置と
を備える。
前記音声処理装置から、各コンピュータが音声データを送信中であるか否かを示す情報を受信する機能をさらに備え、
前記態様変更機能は、前記マップ画像において、音声データを送信中であるコンピュータに係る前記複数の座標のうち少なくとも1つについて、表示態様を変更することにより第3マップ画像を生成する機能を含んでもよい。
この発明に係る位置表示装置、位置表示プログラムおよびTV会議システムによれば、1台の参加コンピュータについて複数の座標がマーキング表示されるので、各参加者は容易に複数のオブジェクトを参照しながら意思疎通することができる。
本発明の実施の形態1に係るTV会議システムを含む構成の例を示す図である。 図1の位置表示装置の構成の例を示す図である。 図2の会議種類情報の構成の例を示す図である。 図2のマップ画像情報に記憶されるマップ画像の例を示す図である。 図2のオブジェクト位置情報の例を示す図である。 図2のマップ画像情報に記憶されるマップ画像の、別の例を示す図である。 図2の位置表示装置がマップ画像を取得するために実行する処理を表すフローチャートである。 図2の位置表示装置が、参加拠点の追加に応じてマップ画像の表示態様を変更するために実行する処理を表すフローチャートである。 図4のマップ画像が図8の処理によって変更されて生成される、新たなマップ画像の例を示す図である。 図6のマップ画像が図8の処理によって変更されて生成される、新たなマップ画像の例を示す図である。 図2の位置表示装置が、表示すべきマップ画像の種類を決定または変更するために実行する処理を表すフローチャートである。 図2の位置表示装置が、参加者の発言に応じてマップ画像の表示態様を変更するために実行する処理を表すフローチャートである。 図4のマップ画像が図12の処理によって変更されて生成される、新たなマップ画像の例を示す図である。 図1の管理PCにおいて表示される画像の構成の例を示す図である。 実施の形態1の変形例において生成されるマップ画像の例を示す図である。 図2のオブジェクト位置情報の例を示す図である。 図2のオブジェクト位置情報の例を示す図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1に、本発明の実施の形態1に係るTV会議システム10を含む構成の例を示す。TV会議システム10は、位置表示装置20および音声動画処理装置30を備える。
TV会議とは、たとえば、TV会議システム10を介して、静止画、動画、音声等のいずれかを送受信することにより、異なるTV会議拠点50にいる利用者間の意思疎通を実現または支援することをいう。TV会議参加端末とは、そのような静止画、動画、音声等の送受信または再生を行うコンピュータを意味し、各TV会議拠点50に1つずつ配置される。TV会議拠点50は少なくとも2箇所設けられる。TV会議拠点50はたとえば工場や製造ラインに対応する。TV会議拠点50は地理的に分散していてもよいが、地理的に分散する必要はなく、たとえば同じ工場内に複数のTV会議拠点50が設けられてもよい。
位置表示装置20および音声動画処理装置30は、通信ネットワーク40を介して互いに通信可能に接続される。また、位置表示装置20および音声動画処理装置30は、通信ネットワーク40を介して、複数の他のコンピュータと通信可能に接続される。音声動画処理装置30は、たとえば公知のTV会議システムとしての機能を備え、音声データ、静止画データまたは動画データを、他のコンピュータ(TV会議参加端末)との間で送受信することができる。すなわち、音声動画処理装置30は、音声処理装置として機能することもでき、画像処理装置として機能することもできる。
TV会議参加端末は、たとえばTV会議拠点50に設置される管理PC51である。また、TV会議参加端末は、タブレット型のスマートデバイスであってもよく、静止画または動画を撮影する機能を有する装置(たとえばカメラ)であってもよい。なお、本明細書において、カメラは、静止画または動画を撮影するとともに音声を記録する機能を持つものを含む。
図1の例では、2箇所のTV会議拠点50がそれぞれA工場の第1製造ラインおよび第2製造ラインに対応する。この例では、各TV会議拠点50が、管理PC51と、プログラマブル表示器(以下、本明細書では具体例としてGOT(登録商標)を用いる)52と、複数の製造ライン機器53とを備える。製造ライン機器53は、たとえばカメラやロボット等を含む。
TV会議拠点50ごとに、管理PC51には1つ以上のGOT52が接続され、GOT52には1つ以上の製造ライン機器53が接続される。このような構成により、管理PC51は、同じ工場に配置された製造ライン機器53の情報を収集することができる。ただし、管理PC51にGOT52や製造ライン機器53が接続されない構成としてもよい。
図2に、位置表示装置20の構成の例を示す。位置表示装置20はコンピュータとしての構成を含み、演算を行う演算手段21と、情報を格納する記憶手段22とを備える。また、とくに図示しないが、使用者の操作を受け付ける入力手段と、情報を出力する出力手段と、外部の通信ネットワークに対し情報の入出力を行う通信手段とを備える。
演算手段21はたとえばCPU(中央処理装置)を含み、記憶手段22はたとえば半導体メモリおよびHDD(ハードディスクドライブ)等の記憶媒体を含む。入力手段はたとえばキーボードおよびマウスを含む。出力手段はたとえば液晶ディスプレイ、スピーカおよびプリンタを含む。通信手段はたとえばネットワークインタフェース装置または無線インタフェース装置を含む。
音声動画処理装置30および管理PC51も同様に、コンピュータとしての構成を含む。また、音声動画処理装置30は、従来のいわゆるTV会議システムのサーバとしての機能を有する。たとえば、音声動画処理装置30は、通信ネットワーク40を介して、複数の管理PC51との間で画像または音声データ等の送受信が可能である。
また、管理PC51は、音声の入力を受け付ける手段(たとえばマイク等)を有してもよく、静止画または動画の入力を受け付ける手段(たとえばカメラ等)を有してもよい。このような構成によれば、管理PC51は、利用者の操作または行為に従って音声、静止画または動画の入力を受け付け、入力された音声、静止画または動画を表すデータを外部のコンピュータ(たとえば音声動画処理装置30)に送信することができる。
位置表示装置20の記憶手段22は、会議種類情報D1と、マップ画像情報D2と、オブジェクト位置情報D3とを格納する。また、記憶手段22は図示しない位置表示プログラムを格納する。この位置表示プログラムは、コンピュータを位置表示装置20として機能させる。すなわち、演算手段21がこの位置表示プログラムを実行することにより、位置表示装置20は本明細書に記載される機能を実現する。
図3に、会議種類情報D1の構成の例を示す。TV会議システム10は、複数の会議種類のそれぞれについてTV会議を開催可能である。会議種類情報D1は、TV会議の種類と、その種類のTV会議において使用される可能性のあるマップ画像とを関連付ける。また、TV会議の種類ごとに、マップ画像を指定する情報を取得していない状態(たとえばTV会議開始直後の初期状態)において表示すべきマップ画像を特定する情報を含む。図3の例では、「初期表示」の列が「ON」となっている行のマップ画像が、マップ画像を指定する情報を取得していない状態において表示される。ただし、会議種類情報D1は省略してもよい。会議種類情報D1を備えない場合には、TV会議の種類を1種類のみとし、初期状態において表示されるマップ画像は固定されていてもよい。なお、図3の例では、TV会議種類ごとに1つのマップ画像のみが「ON」となっているが、1つのTV会議種類について複数のマップ画像を「ON」としてもよい。たとえば、あるTV会議の開始直後の初期状態において2枚のマップ画像を表示させたい場合には、その会議種類に関連付けれられたマップ画像のうち2枚について「初期表示」の列を「ON」としてもよい。
図3の例では、「A工場トラブル」という種類のTV会議において、世界地図を表すマップ画像と、A工場全体を表すマップ画像と、A工場の第1製造ラインを表す画像と、A工場の第2製造ラインを表す画像と、A工場の論理接続を表す画像とが使用可能である。また、この「A工場トラブル」という種類のTV会議が開始された直後には、初期表示として世界地図を表す画像が表示されることになる。マップ画像は、国内地図、工場地図、建屋地図、製造ライン地図、ネットワーク図等を含んでもよい。
マップ画像情報D2は、1つ以上のマップ画像を記憶する(マップ画像記憶機能)。本明細書では、マップ画像情報D2に記憶されるマップ画像を第1のマップ画像と呼ぶ。
図4に、マップ画像I1の例を示す。マップ画像は任意の画像であってよいが、たとえばTV会議において参照される資料となる図である。マップ画像I1は、A工場全体を表すマップ画像を示す。マップ画像I1は、A工場の製造ラインの模式図を複数組み合わせた画像となっている。
図4の例では、マップ画像I1は5つのフレームF1〜F5を含む。フレームF1〜F5それぞれは工場内の特定の場所または製造ライン等の概念図または模式図等を表す。たとえばフレームF2およびF4は製造ラインのベルトコンベアを模式的に表す図を含む。
マップ画像には、各TV会議拠点50について、それぞれ複数の位置を示す表示がなされている。たとえば、マップ画像I1のフレームF2は、第1製造ラインの管理PC51を表すオブジェクト101と、第1製造ラインの製造ライン機器53を表すオブジェクト102〜104とを含む。また、フレームF4は、第1製造ラインの製造ライン機器53を表すオブジェクト105〜107と、第2製造ラインの管理PC51を表すオブジェクト201と、第2製造ラインの製造ライン機器53を表すオブジェクト202〜204とを含む。
これらのオブジェクトは、所定の態様で表示されている。所定の態様はたとえば白色である。また、これらのオブジェクトの位置は、オブジェクト位置情報D3に記憶される。
図5に、オブジェクト位置情報D3の構成の具体例を示す。オブジェクト位置情報D3は、各マップ画像について、TV会議拠点50ごとに(すなわちTV会議参加端末ごとに)、画像上の複数の座標を関連付けて記憶する(座標記憶機能)。また、オブジェクト位置情報D3は、各マップ画像について、管理PC51ごとに、参加時表示態様を関連付ける。
図5の例に示される座標は、図4のマップ画像I1において各オブジェクトが表示される位置を表す。また、参加時表示態様とは、対応する管理PC51がTV会議に参加している場合にそのオブジェクトが表示される態様を表す。参加時表示態様は、マップ画像I1におけるオブジェクトの表示態様(本実施形態では白色)とは異なる態様である。
図5の例では、第1製造ラインの管理PC51がTV会議に参加した状態では、オブジェクト101等は赤色で表示されることになり、結果として表示が強調される。また、オブジェクト位置情報D3は、画像上の複数の座標のそれぞれについて、図示のようにオブジェクト名を関連付けてもよい。参加時表示態様は、図5に示すように管理PC51それぞれについて異なる態様であってもよい。
図4の例ではすべてのオブジェクトが同一の形状で表示されているが、オブジェクトはそれぞれ異なる形状で表示されてもよい。たとえば第1製造ラインの管理PC51を表すオブジェクト101はPCをかたどった形状で表示されてもよく、第1製造ラインの製造ライン機器53を表すオブジェクト102〜107はロボットをかたどった形状で表示されてもよい。各オブジェクトの形状を表す情報は、任意の形式で記憶可能である。たとえば後述のオブジェクト位置情報D3に記憶されてもよい。
オブジェクト位置情報D3は、少なくとも1つの管理PC51について、複数のマップ画像における座標をそれぞれ記憶してもよい。たとえば、図4に示すA工場全体のマップに加え、A工場の第1製造ラインのみを表示するマップ画像にも、第1製造ラインの管理PC51を表すオブジェクト101と、第1製造ラインの製造ライン機器53を表すオブジェクト102〜107とが表示されていてもよい。
さらに、少なくとも1つの管理PC51について、各マップ画像について異なる座標の組を記憶してもよい(ここでいう「座標の組」とは、たとえば複数のオブジェクトにそれぞれ対応する複数の座標からなる組を意味する)。たとえば、図4に示すA工場全体のマップと、A工場の第1製造ラインのみを表示するマップとにおいて、各オブジェクトが表示される座標がそれぞれ異なっていてもよい。
図5に示す第1製造ラインの管理PC51の例では、A工場全体のマップ画像については「111」「222」「333」「444」という4つの座標からなる組が記憶されているが、A工場第1製造ラインのマップ画像については「555」「666」「777」「888」という4つの座標からなる組が記憶されており、A工場全体のマップ画像について記憶される座標の組とA工場第1製造ラインのマップ画像について記憶される座標の組とが異なるものとなっている。
図6に、図4のマップ画像I1とは異なるマップ画像I2の例を示す。このマップ画像I2は、A工場の論理接続を表すマップ画像である。マップ画像I2には、2つのTV会議拠点50についてそれぞれ管理PCを表すオブジェクトが表示されている。また、各管理PCに接続された製造ライン機器等(GOT、PLCおよびモータ)を表すオブジェクトが、当該管理PCと直線で接続されて表示されており、論理的な接続関係が示されている。
以上のように構成されるTV会議システム10の動作を、以下に説明する。
図7は、位置表示装置20がマップ画像を取得するために実行する処理を表すフローチャートである。この処理は、たとえばTV会議が開始される際に実行される。TV会議の開始に伴って、たとえばいずれかの管理PC51から、会議種類を表す情報が位置表示装置20に対して送信される。
位置表示装置20の演算手段21は、他のコンピュータ(たとえば管理PC51のいずれか)から、会議種類を取得する(ステップS1)。次に、演算手段21は会議種類情報D1を参照し、その会議種類にどのマップ画像が関連付けられているかを検索し、該当するマップ画像をすべてマップ画像情報D2から取得する(ステップS2)。ここで、会議種類情報D1が設けられない場合には、ステップS1は省略してもよく、ステップS2では固定されたマップ画像を取得してもよい。
その後、演算手段21は、マップ画像を出力する(ステップS3、マップ出力機能)。演算手段21は、マップ画像を継続的に出力し続けてもよい。たとえば、当該マップ画像をストリーミング形式で送信し続けてもよい。なお、演算手段21は、後述するようにマップ画像の内容を変更する機能を有するが、マップ画像の内容が変更された場合には、変更後の新たなマップ画像が、その後継続的に出力され続けることになる。
図8は、参加拠点の追加に応じて位置表示装置20がマップ画像の表示態様を変更するために実行する処理を表すフローチャートである。この処理は、たとえばTV会議に新たな管理PC51が参加する際に実行される。TV会議の開始に伴って、またはすでに開始されたTV会議への途中参加に伴って、いずれかの管理PC51から参加通知が位置表示装置20に対して送信される。複数の管理PC51から参加通知が送信された場合には、図8の処理は管理PC51ごとに実行されてもよい。
参加通知は、たとえば各管理PC51を識別する参加端末識別情報(ユーザIDまたはライセンスID等)を含んでもよく、位置表示装置20はこの参加端末識別情報に基づいて参加通知の送信元であるコンピュータを特定してもよい。この参加通知の送信元であるコンピュータ(管理PC51等)またはそのコンピュータに対応するTV会議拠点50は、この参加通知を送信することによってTV会議に参加するということができる。
最初に受信した参加通知に係る管理PC51または対応するTV会議拠点50を、特別な管理PC51またはTV会議拠点50として扱ってもよい。たとえば、TV会議の開催拠点として、TV会議を制御する特別な権限を与えてもよい。
位置表示装置20の演算手段21は、他のコンピュータ(たとえば管理PC51のいずれか)から参加通知を受信する(ステップS11、参加通知受信機能)。参加通知の具体的な形式は、当業者が適宜設計可能なものであってもよい。次に、演算手段21はオブジェクト位置情報D3を参照し、その参加通知の送信元であるコンピュータ(たとえば管理PC51)に係る複数のオブジェクトの座標(参加拠点座標)と、それらのオブジェクトの参加時表示態様とを取得する(ステップS12、座標取得機能)。
次に、演算手段21は、少なくとも1つのマップ画像(たとえばステップS2において取得されたすべてのマップ画像。または、後述の処理によってそれらの表示態様が一部変更されている場合には、その変更された新たなマップ画像)において、参加拠点座標のそれぞれについて、表示態様を参加時表示態様に変更する(ステップS13、態様変更機能)。
たとえば、第1製造ラインの管理PC51が参加通知を送信した場合には、図4の例では白色で表示されている第1製造ラインの管理PC51を表すオブジェクト101と、第1製造ラインの製造ライン機器53を表すオブジェクト102〜107との表示態様が、いずれも赤色に変更されることになる。このようにして、一部の表示態様が変化した新たなマップ画像が生成される。
複数の管理PC51が参加通知を送信した場合には、演算手段21は、参加拠点座標のそれぞれについて、表示態様を、各管理PC51について異なる表示態様に変更することになる。たとえば、第1製造ラインの管理PC51および第2製造ラインの管理PC51が順次参加通知を送信した場合には、第1製造ラインの管理PC51を表すオブジェクト101と、第1製造ラインの製造ライン機器53を表すオブジェクト102〜107との表示態様が、いずれも赤色に変更され、かつ、第2製造ラインの管理PC51を表すオブジェクト201と、第2製造ラインの製造ライン機器53を表すオブジェクト202〜204との表示態様が、いずれも青色に変更されることになる。この結果として、これらのオブジェクトは表示が強調される。
図9は、図4のマップ画像I1において、このような変更が行われることにより生成される新たなマップ画像I3の例を示す。なお、本願の図面では、着色を模様によって示し、図中に色と模様との対応関係を記入しているが、この対応関係は実際のマップ画像には含まれない。
図10は、図6のマップ画像I2において、このような変更が行われることにより生成される新たなマップ画像I4の例を示す。なお、たとえばこのマップ画像I4にさらに他のTV会議拠点50の論理接続図(たとえばB工場の論理接続図)が含まれており、かつそのTV会議拠点50がTV会議に参加していない場合(参加通知の送信元ではない場合)には、そのTV会議拠点50に対応する複数のオブジェクトが白色で表示されることになる。
とくに図示しないが、ステップS2で世界地図を表すマップ画像が取得されていた場合には、世界地図を表すマップ画像においても同様に表示態様が変更される。たとえば、A工場およびB工場が参加している場合には、A工場およびB工場に対応する座標に表示されるオブジェクトの表示態様が変更される。
ステップS2で複数のマップ画像が取得されていた場合には、ステップS12およびS13はマップ画像ごとに実行されてもよい。
次に、演算手段21は、新たなマップ画像を出力する(上述のステップS3)。この出力は、たとえば参加通知の送信元であるコンピュータ(管理PC51のいずれか、複数可)に、新たなマップ画像を送信することにより実行されてもよい。
とくに図示しないが、ステップS3の実行中、各管理PC51は新たなマップ画像を受信して表示してもよい。このようにすると、TV会議システム10または管理PC51の利用者は、各管理PC51の画面を確認することにより、TV会議に参加している管理PC51および製造ライン機器53等を容易に視認することができる。
TV会議参加端末が、外部から受信した画像を表示する機能を持たない場合(たとえば管理PC51でなくカメラである場合等)には、マップ画像を表示しないものであってもよい。
ステップS2で複数のマップ画像が取得されていた場合には、ステップS3においてすべての新たなマップ画像が送信されてもよいし、所定の基準により選択された1つ以上の新たなマップ画像が送信されてもよい。
この所定の基準は、たとえば図11の処理により決定されてもよい。
図11は、位置表示装置20が表示すべきマップ画像の種類を決定または変更するために実行する処理を表すフローチャートである。この処理は、たとえばすでにTV会議に参加している管理PC51において、表示すべきマップ画像の種類を変更するための操作が入力された場合に実行される。
たとえば管理PC51は、使用者の操作に応じ、マップ画像の少なくとも1つを特定するマップ特定指令を送信する。これに応じ、位置表示装置20の演算手段21は、マップ特定指令を受信する(ステップS21)。その後、演算手段21は、当該マップ特定指令において特定されるマップ画像について、新たなマップ画像(ステップS13において生成されたもの)を出力する(上述のステップS3)。この出力は、たとえば参加通知の送信元であるコンピュータ(管理PC51のいずれか、複数可)に、新たなマップ画像を送信することにより実行されてもよい。また、マップ特定指令において複数のマップ画像が特定されている場合には、それぞれについて新たなマップ画像が送信されてもよい。また、マップ特定指令において特定されるマップ画像の数は変更可能であってもよく、たとえば増減可能であってもよい。
位置表示装置20は、マップ画像の種類の決定または変更を容易にするための機能およびデータを備えてもよい。たとえば、複数のマップ画像間の関連を表す情報を記憶してもよく、マップ画像を送信することに伴って、その送信されるマップ画像に関連する他のマップ画像を特定する情報(ハイパーリンク等)を送信してもよい。また、管理PC51は、マップ画像とともにこの情報を受信してもよく、さらに、この情報を表示することによって利用者に提示してもよい。
図12は、参加者の発言に応じて位置表示装置20がマップ画像の表示態様を変更するために実行する処理を表すフローチャートである。この処理は、たとえばTV会議に参加している参加者が、管理PC51を介して音声データを送信した場合に実行される。
管理PC51は、音声の入力があるか否かを判定する機能を有する。音声の入力があるか否かは、たとえばマイクを介して入力される音声の大きさ(音声レベル)に基づいて判定することができ、音声レベルが高い場合には音声の入力があると判定し、音声レベルが低い場合には音声の入力がないと判定してもよい。
管理PC51は、音声の入力があると判定されている間、入力された音声の音声データを音声動画処理装置30に送信する処理を継続する。音声動画処理装置30は、送信された音声データを受信すると、当該管理PC51から音声データを受信していることを示す情報(発言中拠点情報)を位置表示装置20に送信する。
発言中拠点情報は、各コンピュータが音声データを送信中であるか否かを示す情報を含む。この情報は、発言中端末識別情報(上述の参加端末識別情報と同形式のユーザIDまたはライセンスID等であってもよい)を含んでもよい。また、発言中拠点情報は、音声データの送信が開始されたことを示す情報と、音声データの送信が終了したことを示す情報とによって構成されてもよく、音声データが送信中であることを示す情報を継続的に送信することによって構成されてもよい。
位置表示装置20の演算手段21は、音声動画処理装置30から発言中拠点情報を受信する(ステップS31)。次に、演算手段21はオブジェクト位置情報D3を参照し、発言中端末識別情報によって特定される管理PC51に係る複数のオブジェクトの座標(発言中拠点座標)を取得する(ステップS32)。
次に、演算手段21は、少なくとも1つのマップ画像(たとえばステップS2において取得されたすべてのマップ画像。または、それらの表示態様が一部変更されている場合には、その変更された新たなマップ画像)において、発言中拠点座標のそれぞれについて、表示態様を所定の発言中表示態様に変更する(ステップS33)。
この発言中表示態様は、たとえばいずれの管理PC51の参加時表示態様とも異なる態様として定義され、本実施形態では黄色による表示である。また、本実施形態ではすべての管理PC51について共通の表示態様(黄色)が用いられるが、管理PC51ごとに異なる態様としてもよい。
たとえば、第1製造ラインの管理PC51が音声データを送信している場合には、第1製造ラインの管理PC51を表すオブジェクト101と、第1製造ラインの製造ライン機器53を表すオブジェクト102〜107との表示態様が、いずれも黄色に変更されることになる。このようにして、一部の表示態様が変化した新たなマップ画像が生成される。
図13は、図4のマップ画像I1において、このような変更が行われることにより生成される新たなマップ画像I5の例を示す。この例では、A工場の第1製造ラインが発言中拠点であり、対応するオブジェクトがすべて黄色(発言中表示態様)で表示されている。また、A工場の第2製造ラインはTV会議に参加しているが発言中拠点ではないため、対応するオブジェクトがすべて青色(参加時表示態様)で表示されている。
複数の管理PC51が音声データを送信中である場合には、演算手段21は、発言中拠点座標のそれぞれについて、表示態様を発言中表示態様に変更することになる。たとえば、第1製造ラインの管理PC51および第2製造ラインの管理PC51が同時に音声データを送信している場合には、第1製造ラインの管理PC51を表すオブジェクト101と、第1製造ラインの製造ライン機器53を表すオブジェクト102〜107と、第2製造ラインの管理PC51を表すオブジェクト201と、第2製造ラインの製造ライン機器53を表すオブジェクト202〜204との表示態様が、いずれも黄色に変更されることになる。
ステップS2で複数のマップ画像が取得されていた場合には、ステップS32およびS33はマップ画像ごとに実行されてもよい。
次に、演算手段21は、新たなマップ画像を出力する(上述のステップS3)。この出力は、たとえば参加通知の送信元であるコンピュータ(管理PC51のいずれか、複数可)に、新たなマップ画像を送信することにより実行されてもよい。
なお、図8の処理および図12の処理において、参加の停止または発言の停止があった場合には、これに応じて表示態様を元に戻す処理が行われる。たとえば、TV会議の参加を停止することを示す切断通知をいずれかの管理PC51から受信すると、演算手段21はその管理PC51に対応するオブジェクトの表示態様を当初のもの(たとえばマップ画像情報D2に記憶されているマップ画像における態様、本実施形態では白色)に戻してもよい。同様に、発言中拠点情報により、音声データを送信していた管理PC51が音声データの送信を停止したことが示されると、演算手段21はその管理PC51に対応するオブジェクトの表示態様を参加時表示態様(たとえば第1製造ラインのオブジェクトについては赤色)に戻してもよい。
さらに、すべての管理PC51から切断通知が受信された場合には、位置表示装置20の演算手段21は図7に示す処理を終了してもよい。
音声動画処理装置30は、参加通知の送信元である管理PC51のうち少なくとも1つ(たとえばマイクまたはカメラを備えるもの)から音声データ、静止画データ、動画データ等を受信し、これを、参加通知の送信元である管理PC51に送信する。参加通知の送信元である管理PC51のすべてに送信してもよく、参加通知の送信元である管理PC51の一部(たとえばディスプレイを備えるもののみ)に送信してもよく、参加通知の送信元である管理PC51のうち少なくとも1つ(たとえば事前に指定されるもの)に送信してもよい。
図14は、管理PC51において表示される画像I6の構成の例を示す。この画像I6はたとえば動画の一時点における表示内容を表す。画像I6は、マップ画像表示領域M1と、動画表示領域M2〜M6とを含む。マップ画像表示領域M1には、たとえば位置表示装置20から送信されるマップ画像が表示される。動画表示領域M2〜M6には、音声動画処理装置30から送信される動画が表示される。
図14の例では、単一のマップ画像表示領域M1のみが設けられているが、複数のマップ画像表示領域を設けてもよく、またその場合には各マップ画像表示領域にそれぞれ異なるマップ画像を表示してもよい。また、1つのマップ画像表示領域に複数のマップ画像を表示してもよい。
動画表示領域M2には、たとえばA工場の第1製造ラインの管理PC51に接続されたカメラが撮影した動画が表示される。この例では第1製造ラインの責任者が撮影されている。また、当該動画を表す「A工場第1製造ライン管理PC」という文字列も表示される。
動画表示領域M3には、たとえばA工場の第1製造ラインに設置されたカメラが撮影した動画が表示される。この例では特定の製造ライン機器が撮影されている。また、当該動画を表す「A工場第1製造ライン」という文字列も表示される。
動画表示領域M4には、たとえばA工場の第2製造ラインに設置されたカメラが撮影した動画が表示される。この例では特定の計器が撮影されている。また、当該動画を表す「A工場第2製造ライン」という文字列も表示される。
動画表示領域M5には、たとえば技術センタに設置されたカメラが撮影した動画が表示される。この例では技術センタの技術者が撮影されている。技術センタはTV会議拠点50のひとつであってもよく、技術センタに設置されたカメラは、管理PC51と同様にTV会議参加端末のひとつであってもよい。また、当該動画を表す「技術センタカメラ」という文字列も表示される。
動画表示領域M6には、たとえばA工場の第2製造ラインの管理PC51に接続されたカメラが撮影した動画が表示される。この例では第2製造ラインの責任者が撮影されている。また、当該動画を表す「A工場第2製造ライン管理PC」という文字列も表示される。
図14の画像I6は、参加通知の送信元である管理PC51すべてにおいて表示されてもよい。このようにすると、各TV会議拠点50の担当者が、互いの姿を視認し、マップ画像表示領域M1に表示される同一のマップ画像を参照しながら意思疎通を行うことができる。
以上説明するように、本発明の実施の形態1に係る位置表示装置20によれば、各参加者がマップ上の複数のオブジェクトを参照しながら意思疎通することが容易になる。
たとえば図8の処理によれば、TV会議参加者はそれぞれ、管理PC51に表示される映像をモニタリングしながら、マップ画像によってどのTV会議拠点50が参加しているかを知ることができる。このため、音声動画処理装置30によって音声データまたは画像データ等が提供されている場合に、その音声データまたは画像データ等がどのTV会議拠点50から送られてきているかや、何をモニタリングしているのかを、即座に把握することが可能となる。これによりTV会議において注目すべきポイントが明確になり、状況把握が容易になる。結果として、たとえば製造ラインでのトラブルが発生した時には、複数の互いに隔たったTV会議拠点50が協力して製造ラインをモニタリングしたり、問題解決を図る際の状況把握を迅速に行ったりできるため、早期のトラブル復旧に役立つ。
また、たとえば図12の処理によれば、TV会議システム10は、TV会議参加端末周辺の音の強弱から発言の有無を判定し、マップ画像上で発言者に対応するTV会議参加端末およびオブジェクト(GOTや製造ライン機器等)を特に強調して表示することができる。これによりTV会議において注目すべきポイントが明確になり、状況把握が容易になる。
また、TV会議システム10において、位置表示装置20と音声動画処理装置30とが別のコンピュータとして構成されているので、音声動画処理装置30として既存のTV会議システムを流用することが容易であり、追加コストを抑えることができる。
上述の実施の形態1において、次のような変形を施すことができる。
発言中拠点情報に応じた表示態様の変更は、実施の形態1ではそのTV会議拠点50または管理PC51に対応するすべてのオブジェクトについて行われる。変形例として、発言中表示態様への表示変更は、一部のみのオブジェクトについて行うようにしてもよい。すなわち、マップ画像において、音声データを送信中である管理PC51に係る座標(オブジェクトを表す座標)のうち少なくとも1つについて、表示態様を変更することにより新たなマップ画像を生成するものであればよい。
たとえば、図4のマップ画像I1において、A工場の第1製造ラインに対する発言中表示態様への表示変更は、第1製造ラインの管理PC51を表すオブジェクト101についてのみ行い、第1製造ラインの製造ライン機器53を表すオブジェクト102〜107については省略してもよい。
図15は、このような変形例において生成されるマップ画像I7の例を示す。
この例では、発言中表示態様は吹き出し300の追加表示によって表される。すなわち、オブジェクト101において、吹き出し300を表示することにより表示態様が変更されている。なお、この例では、オブジェクト101〜107についてはいずれも参加時表示態様(赤色)で表示されており、これに加えて、オブジェクト101のみが発言中表示態様(吹き出し)で表示されている。
このような構成において、発言中表示態様に変更すべきオブジェクト(すなわち、1つのTV会議拠点50に対応する複数のオブジェクトのうち、どのオブジェクトについて表示態様を発言中表示態様に変更するか)を指定する情報は、位置表示装置20の記憶手段22に別途記憶されてもよい。また、吹き出し300の形状や表示位置等を表す情報も、記憶手段22に別途記憶されてもよい。
また、各オブジェクトの表示態様は、この変形例以外にも任意に変更可能である。たとえば、参加中表示態様は、色以外の態様を変更する表示態様であってもよい。点滅表示、枠の表示、所定のマークの表示、等によってもよい。同様に、発言中表示態様も、参加中表示態様と異なる態様であれば任意に設計可能である。
また、TV会議システム10は、音声動画処理装置30を備えないものであってもよい。その場合には、演算手段21は図12の処理を実行しないものであってもよい。そのような構成であっても、位置表示装置20によるマップ画像の処理および出力が行われれば、各参加者はマップ上の複数のオブジェクトを参照しながら意思疎通することを容易にすることができる。この場合には、TV会議システム10とは独立した電話システムやメッセージ送受信サービス等が併用されてもよい。
また、音声動画処理装置30は、音声のみを扱い画像(静止画および動画)は扱わないものであってもよい。また、画像のみを扱い音声は扱わないものであってもよい。
なお、図3の例によれば、世界地図を表すマップ画像もマップ画像情報D2に記憶される。図16および図17に、世界地図を表すマップ画像に関する情報を含むオブジェクト位置情報D3の具体例を示す。世界地図を表すマップ画像には、たとえばA工場の位置を示す座標と、B工場の位置を示す座標とが関連付けられる。具体的な形式としては、たとえば図16のように、A工場について、A工場の位置を示す単一の座標が定義されてもよいし、図17のように、A工場の各オブジェクトについてそれぞれ座標が定義されてもよい(この場合、各オブジェクトの座標はすべて同一であってもよい)。
実施の形態1では、図5等に示すように、参加時表示態様は管理PC51ごとに定義されるが、参加時表示態様は管理PC51以外の単位について定義されてもよい。たとえばオブジェクトごとに定義されてもよい。この場合、たとえば図5において、第1製造ラインの管理PC51の参加時表示態様を赤色とし、第1製造ラインの製造ライン機器53をそれぞれ青色、黄色、緑色、等としてもよい。この場合には、たとえば図4に示すマップ画像I1において、第1製造ラインの管理PC51を表すオブジェクト101が赤色で表示され、第1製造ラインの製造ライン機器53を表すオブジェクト102〜104がそれぞれ青色、黄色、緑色で表示されることになる。
10 TV会議システム、20 位置表示装置、30 音声動画処理装置(音声処理装置)、51 管理PC(コンピュータ)、I1,I2 マップ画像、I3〜I5,I7 マップ画像(新たなマップ画像)。

Claims (8)

  1. 複数のコンピュータと通信可能な、位置表示装置であって、
    マップ画像を記憶する、マップ画像記憶機能と、
    各コンピュータについて、画像上の複数の座標を記憶する、座標記憶機能と、
    少なくとも1つの前記コンピュータから参加通知を受信する、参加通知受信機能と、
    前記参加通知を受信することに応じて、その参加通知の送信元であるコンピュータに係る前記複数の座標を、参加拠点座標として取得する、座標取得機能と、
    前記マップ画像において、前記参加拠点座標のそれぞれについて表示態様を変更することにより新たなマップ画像を生成する、態様変更機能と、
    前記新たなマップ画像を出力する、マップ出力機能と
    を備える、位置表示装置。
  2. 前記マップ出力機能は、前記参加通知の送信元である前記コンピュータに、前記新たなマップ画像を送信する機能を含む、請求項1に記載の位置表示装置。
  3. 前記態様変更機能は、前記参加拠点座標のそれぞれについて、表示態様を、各コンピュータについて異なる表示態様に変更する機能を含む、請求項1または2に記載の位置表示装置。
  4. 前記マップ画像記憶機能は、複数の前記マップ画像を記憶する機能であり、
    前記座標記憶機能は、少なくとも1つの前記コンピュータについて、前記マップ画像のそれぞれについて異なる座標の組を記憶する機能を含み、
    前記座標取得機能および前記態様変更機能は、前記マップ画像のそれぞれについて実行される、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の位置表示装置。
  5. 前記コンピュータのいずれかから、前記マップ画像の少なくとも1つを特定するマップ特定指令を受信する機能をさらに備え、
    前記マップ出力機能は、前記マップ特定指令を受信することに応じて、特定される前記マップ画像について前記新たなマップ画像を出力する機能を含む、
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の位置表示装置。
  6. コンピュータを、請求項1〜5のいずれか一項に記載の位置表示装置として機能させる位置表示プログラム。
  7. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の位置表示装置と、
    前記参加通知の前記送信元である前記コンピュータのうち少なくとも1つに対して音声データの送信または受信を行う音声処理装置と
    を備える、TV会議システム。
  8. 前記音声処理装置から、各コンピュータが音声データを送信中であるか否かを示す情報を受信する機能をさらに備え、
    前記態様変更機能は、前記マップ画像において、音声データを送信中であるコンピュータに係る前記複数の座標のうち少なくとも1つについて、表示態様を変更することにより第3マップ画像を生成する機能を含む、
    請求項7に記載のTV会議システム。
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