JP2017037535A - 自動取引装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】保守作業の後、ユニット2を装着するときに前面パネル開口部5に手が入りユニット2に指が挟まれることを防止する。
【解決手段】媒体挿入口4を有するユニット2を装置内に備え、装置前面側を覆う前面パネル3に、媒体挿入口4近傍を開口する前面パネル開口部5を設けた自動取引装置1において、前面パネル3の内側に遮断パネル7を配置し、遮断パネル7は前面パネル開口部5より狭い遮断パネル開口部6を備え、かつ前面パネル3に対しフローティング可能に支持することにより、ユニット2を装着するときに、媒体挿入口4に遮断パネル開口部6の位置を合せられるよう構成した。
【選択図】図1
【解決手段】媒体挿入口4を有するユニット2を装置内に備え、装置前面側を覆う前面パネル3に、媒体挿入口4近傍を開口する前面パネル開口部5を設けた自動取引装置1において、前面パネル3の内側に遮断パネル7を配置し、遮断パネル7は前面パネル開口部5より狭い遮断パネル開口部6を備え、かつ前面パネル3に対しフローティング可能に支持することにより、ユニット2を装着するときに、媒体挿入口4に遮断パネル開口部6の位置を合せられるよう構成した。
【選択図】図1
Description
本発明は、現金自動預払い機及び券売機等の自動取引装置における媒体挿入口の構造に関するものである。
一般に金融機関等には、顧客の操作により現金等の媒体の出し入れを行う現金自動預払い機及び券売機等の自動取引装置が設置されている。そして自動取引装置には、その装置内に現金、カード及び通帳等の媒体を取扱う複数のユニットを備えている。これらのユニットには、接客面側の装置前面側に媒体が挿入される媒体挿入口がそれぞれ備えられている。更に、自動取引装置の前面側には、装置前面側を覆う前面パネルを備え、前面パネルには上記ユニットの媒体挿入口近傍を開口する開口部が設けられている。従って、前面パネルの開口部にはユニットの媒体挿入口が位置することにより、前面パネルの開口部は、ユニットにより塞がれる。
この自動取引装置においては、媒体の補充及び交換等を行うために、自動取引装置の後面扉を適時に開けてユニットを引き出す後面保守作業が行われる。この保守作業のとき、ユニットにより塞がれていた前面パネルの開口部が開いたままとなり、開口部に物又は指を入れられるおそれがあった。
これを防止するため、特許第5215465号公報(特許文献1)には、前面パネルの開口部を塞ぐシャッタを設け、開口部に物又は指を入れられないようにする自動取引装置が開示されている。特許文献1によれば、ユニットを引き出すときにシャッタを閉じ、後面保守作業が終了してユニットを再び装着するときにシャッタを退避させるようにするものである。
これを防止するため、特許第5215465号公報(特許文献1)には、前面パネルの開口部を塞ぐシャッタを設け、開口部に物又は指を入れられないようにする自動取引装置が開示されている。特許文献1によれば、ユニットを引き出すときにシャッタを閉じ、後面保守作業が終了してユニットを再び装着するときにシャッタを退避させるようにするものである。
しかしながら、上記の構成の自動取引装置では、後面保守作業が終了してユニットを装着するときに、シャッタを退避させるためには一定の時間を要し、その間は前面パネルの開口部が開いたままの状態となる。この間に装置前面側から顧客等が開口部に物又は指を入れてしまい、前面パネルとユニットの間に物又は指が挟まれるという可能性があった。
本発明の課題は、このような問題を解決することを課題とし、ユニットを装着するとき、前面パネルの開口部に物又は指を入れられて前面パネルとユニットの間に物又は指が挟まれることを防止する自動取引装置を提供することを目的とする。
本発明の課題は、このような問題を解決することを課題とし、ユニットを装着するとき、前面パネルの開口部に物又は指を入れられて前面パネルとユニットの間に物又は指が挟まれることを防止する自動取引装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明に関する自動取引装置は、媒体挿入口を有するユニットを装置内に備え、装置前面側に設けた前面パネルに、前記ユニットの前記媒体挿入口を開口する前面パネル開口部を設けた自動取引装置において、前記前面パネルの前記前面パネル開口部と、前記ユニットの前記媒体挿入口との間に配置され、前記前面パネルに支持される遮断パネルを設け、前記遮断パネルは、前記前面パネル開口部より狭くかつ前記媒体挿入口と略同一サイズの遮断パネル開口部を有することを特徴とするものである。
本発明によれば、前面パネルの前面パネル開口部と、ユニットの媒体挿入口との間に配置され、前面パネルに支持される遮断パネルを設け、遮断パネルは、前面パネル開口部より狭くかつユニットの媒体挿入口と略同一サイズの遮断パネル開口部を有する構成としたので、ユニットを装着するとき、前面パネル開口部に物又は指を入れられることがなく、物又は指がユニットに挟まれることを防止することができる。
(第1の実施の形態)
以下に本発明の第1の実施の形態を説明する。まず、第1の実施の形態に関する自動取引装置の構成を説明する。各図面に共通な要素には同一の符号を付す。
図1は、第1の実施の形態に関する自動取引装置を装置前面側から見た外観斜視図である。自動取引装置1は、金融機関等に設置され、顧客の操作により現金等の媒体の出し入れを行う。自動取引装置1は、装置内に現金、カード、通帳等の媒体を取扱う複数のユニット2を備える。図1には、そのうち一のユニット2のみ示す。これらのユニット2には、図示しない媒体が挿入され又は排出される媒体挿入排出口(以下、単に媒体挿入口4という)が設けられている。後面保守作業の際、即ち、保守員が装置後面側から保守作業を行う際、ユニット2は、自動取引装置1の筐体に設けられたガイドレール16にガイドされながら矢印A方向に引き出され、保守作業が終了すると、ガイドレール16にガイドされながら矢印B方向に装着される。
以下に本発明の第1の実施の形態を説明する。まず、第1の実施の形態に関する自動取引装置の構成を説明する。各図面に共通な要素には同一の符号を付す。
図1は、第1の実施の形態に関する自動取引装置を装置前面側から見た外観斜視図である。自動取引装置1は、金融機関等に設置され、顧客の操作により現金等の媒体の出し入れを行う。自動取引装置1は、装置内に現金、カード、通帳等の媒体を取扱う複数のユニット2を備える。図1には、そのうち一のユニット2のみ示す。これらのユニット2には、図示しない媒体が挿入され又は排出される媒体挿入排出口(以下、単に媒体挿入口4という)が設けられている。後面保守作業の際、即ち、保守員が装置後面側から保守作業を行う際、ユニット2は、自動取引装置1の筐体に設けられたガイドレール16にガイドされながら矢印A方向に引き出され、保守作業が終了すると、ガイドレール16にガイドされながら矢印B方向に装着される。
更に、第1の実施の形態に関する自動取引装置1は、装置前面側を覆うように前面パネル3が設けられ、前面パネル3にはユニット2の媒体挿入口4近傍、即ちユニット2の媒体挿入口4を含んでその周囲を開口するように媒体挿入口4のサイズより大きいサイズからなる前面パネル開口部5が設けられている。そして、この前面パネル3の前面パネル開口部5とユニット2の媒体挿入口4の間には、前面パネル開口部5から指等の進入を遮断するために、後述する遮断パネル7が配置された構成となっている。
なお、以下の説明では、図1の矢印X方向を装置左右方向、矢印Y方向を装置上下方向、矢印Z方向を装置前後方向という。
なお、以下の説明では、図1の矢印X方向を装置左右方向、矢印Y方向を装置上下方向、矢印Z方向を装置前後方向という。
次に、前面パネル開口部5近傍の構成を説明する。図2は、第1の実施の形態に関する自動取引装置の前面パネル開口部近傍を装置前面側から見た分解斜視図である。
自動取引装置1の前面パネル3には、所定の位置に媒体の挿入を受け入れる前面パネル開口部5を備えている。前面パネル開口部5は、挿入される媒体の幅方向(X軸方向)を長辺とする長方形の開口である。前面パネル開口部5のサイズは、前述のようにユニット2の媒体挿入口4近傍、即ちユニット2の媒体挿入口4を含んでその周囲を開口するように媒体挿入口4のサイズより大きいサイズからなる。更に、前面パネル3の裏側、即ち装置後面側には、次に説明する遮断パネル7を支持するための遮断パネル支持手段としての遮断パネル支持部9が前面パネル開口部5の左右両側に固定して設けられている。遮断パネル支持部9は前面パネル3の装置後面側から矢印A方向に延びる円柱形状を成している。遮断パネル支持部9は、遮断パネル7の支持孔7a及び長孔の支持孔7bに嵌合し、遮断パネル7を支持する。遮断パネル支持部9の詳細は後述する。
自動取引装置1の前面パネル3には、所定の位置に媒体の挿入を受け入れる前面パネル開口部5を備えている。前面パネル開口部5は、挿入される媒体の幅方向(X軸方向)を長辺とする長方形の開口である。前面パネル開口部5のサイズは、前述のようにユニット2の媒体挿入口4近傍、即ちユニット2の媒体挿入口4を含んでその周囲を開口するように媒体挿入口4のサイズより大きいサイズからなる。更に、前面パネル3の裏側、即ち装置後面側には、次に説明する遮断パネル7を支持するための遮断パネル支持手段としての遮断パネル支持部9が前面パネル開口部5の左右両側に固定して設けられている。遮断パネル支持部9は前面パネル3の装置後面側から矢印A方向に延びる円柱形状を成している。遮断パネル支持部9は、遮断パネル7の支持孔7a及び長孔の支持孔7bに嵌合し、遮断パネル7を支持する。遮断パネル支持部9の詳細は後述する。
遮断パネル7は、前面パネル3の前面パネル開口部5とユニット2の媒体挿入口4との間に配置され、前面パネル3の遮断パネル支持部9によって支持されている。遮断パネル7は、前面パネル開口部5より大きいサイズの板状であり、ほぼ中央に媒体の挿入を受け入れる遮断パネル開口部6が設けられている。遮断パネル開口部6は、挿入される媒体の幅方向(X軸方向)を長辺とする薄い長方形の開口である。遮断パネル開口部6の位置は、前面パネル開口部5及びユニット2の媒体挿入口4に対応する位置である。遮断パネル開口部6のサイズは、前面パネル開口部5よりも狭く、媒体挿入口4と略同一であり、媒体は挿入できるが指は挿入できないサイズである。
また、遮断パネル7の裏側、即ち装置後面側には、位置決めピン8が、遮断パネル開口部6の左右両側に固定して設けられている。位置決めピン8は、遮断パネル開口部6をユニット2の媒体挿入口4の位置に合せるためにある。この位置決めピン8は、遮断パネル7の装置後面側から矢印A方向に延びる円柱形状を成し、先端はテーパ状になっており、後述するユニット2の嵌合穴2a及び嵌合穴2bに嵌合させ易くなっている。
更に、遮断パネル7には、支持孔7a及び長孔の支持孔7bが、遮断パネル開口部6の左右両側に設けられている。支持孔7a及び支持孔7bは、2個の遮断パネル支持部9をそれぞれ挿入する。なお、支持孔7bは長孔としなくてもよいが、長孔とすることにより、遮断パネル7を前面パネル3に支持し易くなるとともに、遮断パネル7を装置左右方向に移動させ易くなる。この支持孔7a、7bの内径の大きさは、遮断パネル支持部9の直径より大である。そのため、遮断パネル支持部9を挿入したときに、遮断パネル支持部9と支持孔7a、7bの内径とは所定の隙間が発生する。本実施の形態では、この隙間を使用して、遮断パネル支持部9は、遮断パネル7を後述するフローティング構造によって支持する。
一方、自動取引装置1のユニット2には、装置前面側に媒体の挿入を受け入れる媒体挿入口4が設けられる。媒体挿入口4は、挿入される媒体の幅方向(X軸方向)を長辺とする薄い長方形の挿入排出口である。更に、媒体挿入口4の左右両側に嵌合穴2a及び長穴の嵌合穴2bが設けられている。嵌合穴2a及び嵌合穴2bは、遮断パネル7の2個の位置決めピン8とそれぞれ嵌合することにより、遮断パネル7の遮断パネル開口部6と媒体挿入口4の位置合せを行う。嵌合穴2bは、長穴としなくてもよいが、長穴とすることによりユニット2の嵌合穴2bを遮断パネル7の位置決めピン8に嵌合させ易くなるとともに、装置左右方向の位置誤差を吸収させることができる。
図3は、第1の実施の形態に関する自動取引装置の前面パネル開口部近傍を装置後面側から見た分解斜視図である。図3は遮断パネル7を前面パネル3の遮断パネル支持部9に取付ける構造を示す。また、図4は、第1の実施の形態に関する自動取引装置の遮断パネル支持部の分解斜視図である。図4(a)は第1の実施の形態に関する遮断パネル支持部9を示し、図4(b)については後述する。図4(a)に示すように、前面パネル3に設けた遮断パネル支持部9の先端の一部は、直径の細くなった同心状の径細部9−1が形成されている。
まず、図3に示すように本実施の形態に関する遮断パネル7は、前面パネル3に設けた2個の遮断パネル支持部9を支持孔7a、7bにそれぞれ挿入する。遮断パネル支持部9を挿入後、ワッシャ10を遮断パネル支持部9の先端から図4(a)の矢印B方向へ通し、Eリング11を矢印C方向から径細部9−1へ嵌めることによって、遮断パネル7は前面パネル3に支持されることになる。遮断パネル支持部9と支持孔7a、7b間には前述のように所定の隙間が設けられているので、遮断パネル7は矢印B方向には固定されるが、前面パネル3に対し装置上下左右方向に移動可能なフローティング状態で支持されることになる。
なお、図2に示すように、遮断パネル支持部9及び位置決めピン8の位置は、支持孔7a、7b及び嵌合穴2a、2bに対向するように配置すればよく、必ずしも図2に示す位置としなくてもよい。
なお、図2に示すように、遮断パネル支持部9及び位置決めピン8の位置は、支持孔7a、7b及び嵌合穴2a、2bに対向するように配置すればよく、必ずしも図2に示す位置としなくてもよい。
以上の構成を有する自動取引装置1は、図5に示すように各部が結合される。図5は、第1の実施の形態に関する自動取引装置のY1−Y1断面図である。以下に各部の組立て手順について説明する。
先ず、組立作業員は遮断パネル7を、自動取引装置1の装置後面側から前面パネル3の裏面側へ近づける。前面パネル3の前面パネル開口部5近傍で、前面パネル3の2個の遮断パネル支持部9を支持孔7a及び支持孔7bに挿入する。その後、2個の遮断パネル支持部9の先端よりワッシャ10を挿入し、Eリング11を径細部9−1へ嵌める。こうして、遮断パネル7を前面パネル3の裏面側に支持させる。この状態は前述のように遮断パネル7が前面パネル3に対し装置上下左右方向にフローティング状態で支持されていることになる。
先ず、組立作業員は遮断パネル7を、自動取引装置1の装置後面側から前面パネル3の裏面側へ近づける。前面パネル3の前面パネル開口部5近傍で、前面パネル3の2個の遮断パネル支持部9を支持孔7a及び支持孔7bに挿入する。その後、2個の遮断パネル支持部9の先端よりワッシャ10を挿入し、Eリング11を径細部9−1へ嵌める。こうして、遮断パネル7を前面パネル3の裏面側に支持させる。この状態は前述のように遮断パネル7が前面パネル3に対し装置上下左右方向にフローティング状態で支持されていることになる。
その後、組立作業員は、ユニット2を装置後面側から矢印B方向に移動し、自動取引装置1の遮断パネル7に装着する。ユニット2は、自動取引装置1の筐体に設けられたガイドレール16にガイドされながら移動する。そして、前面パネル3の前面パネル開口部5近傍で、遮断パネル7の2個の位置決めピン8がユニット2の嵌合穴2a及び2bにそれぞれ嵌合する。
このとき、2個の位置決めピン8と嵌合穴2a及び2bの間に装置上下左右方向の誤差のための位置ずれが生じていても、遮断パネル7の2個の位置決めピン8の先端はテーパ状になっており、かつ、遮断パネル7は前面パネル3に対しフローティング状態で支持されているので、遮断パネル7は位置ずれした分移動し易くなっている。即ち、ユニット2と遮断パネル7との間の装置上下左右方向の誤差を吸収することができる。言い換えると、ユニット2の媒体挿入口4と遮断パネル開口部6の位置が合うように遮断パネル7が移動して位置決め可能となる。
また保守作業において、保守員は、ユニット2を自動取引装置1の遮断パネル7から外し、装置前面側から矢印A方向に移動する。そして、保守作業を行った後、保守員は組立作業時と同様に、ユニット2を装置後面側から矢印B方向に移動し、自動取引装置1の遮断パネル7に装着する。ユニット2は、自動取引装置1の筐体に設けられたガイドレール16にガイドされながら移動する。そして、前面パネル3の前面パネル開口部5近傍で、遮断パネル7の2個の位置決めピン8がユニット2の嵌合穴2a及び2bにそれぞれ嵌合する。
このように、保守作業時においても、組立作業時と同様に、遮断パネル7の位置決めピン8の先端がテーパ状になっており、かつ、遮断パネル7は前面パネル3に対しフローティング状態で支持されているため、ユニット2と遮断パネル7との間の装置上下左右方向の誤差を吸収することができる。言い換えると、ユニット2の媒体挿入口4と遮断パネル開口部6の位置が合うように遮断パネル7が移動して位置決め可能となる。
このように、保守作業時においても、組立作業時と同様に、遮断パネル7の位置決めピン8の先端がテーパ状になっており、かつ、遮断パネル7は前面パネル3に対しフローティング状態で支持されているため、ユニット2と遮断パネル7との間の装置上下左右方向の誤差を吸収することができる。言い換えると、ユニット2の媒体挿入口4と遮断パネル開口部6の位置が合うように遮断パネル7が移動して位置決め可能となる。
このように、第1の実施の形態に関する自動取引装置1は、前面パネル開口部5から指等の進入を遮断するように遮断パネル7が配置される。また、遮断パネル7は前面パネル3に対しフローティング状態で支持されているため、ユニット2の媒体挿入口4に遮断パネル開口部6の位置が合せられ、そのため遮断パネル開口部6によりユニット2の媒体挿入口4が狭められることがない。
(第1の実施の形態の変形例1)
遮断パネル7を前面パネル3へ支持する構造は、図4(a)に示すようなフローティング状態で支持する構造に限らない。即ち、図4(b)に示した構成としてもよい。図4(b)は第1の実施の形態の変形例1に関する遮断パネル支持部29を示す。図4(b)は遮断パネル支持部9に替え、遮断パネル支持部29を用いた例である。遮断パネル支持部29の先端には、支持ピン22が嵌通するピン孔29−2が、遮断パネル支持部29の直径方向に形成されている。第1の実施の形態の変形例1において、遮断パネル7の支持孔7a、7bに遮断パネル支持部29を挿入した後、支持ピン22を矢印C方向に嵌め込んで遮断パネル7を支持する構造としてもよい。
遮断パネル7を前面パネル3へ支持する構造は、図4(a)に示すようなフローティング状態で支持する構造に限らない。即ち、図4(b)に示した構成としてもよい。図4(b)は第1の実施の形態の変形例1に関する遮断パネル支持部29を示す。図4(b)は遮断パネル支持部9に替え、遮断パネル支持部29を用いた例である。遮断パネル支持部29の先端には、支持ピン22が嵌通するピン孔29−2が、遮断パネル支持部29の直径方向に形成されている。第1の実施の形態の変形例1において、遮断パネル7の支持孔7a、7bに遮断パネル支持部29を挿入した後、支持ピン22を矢印C方向に嵌め込んで遮断パネル7を支持する構造としてもよい。
これにより、遮断パネル支持部29と支持孔7a、7b間には第1の実施の形態と同様に所定の隙間が設けられているので、遮断パネル7は矢印B方向には固定されるが、前面パネル3に対し装置上下左右方向に移動可能なフローティング状態で支持されることになる。
(第1の実施の形態の変形例2)
以上の第1の実施の形態に関する自動取引装置1の説明では、図3に示したように、前面パネル3に遮断パネル支持部9を2個設け、遮断パネル7に2個の支持孔7a、7bを設けることを説明したが、これに限らない。図6は、第1の実施の形態の変形例2に関する自動取引装置の前面パネル開口部近傍を装置後面側から見た分解斜視図である。
以上の第1の実施の形態に関する自動取引装置1の説明では、図3に示したように、前面パネル3に遮断パネル支持部9を2個設け、遮断パネル7に2個の支持孔7a、7bを設けることを説明したが、これに限らない。図6は、第1の実施の形態の変形例2に関する自動取引装置の前面パネル開口部近傍を装置後面側から見た分解斜視図である。
即ち、前面パネル3にピン孔39−1を設けた1個の楕円柱からなる遮断パネル支持部39を前面パネル開口部5の上側に設け、遮断パネル7には、遮断パネル支持部39に対応する位置に長孔の支持孔27を設ける。そして、遮断パネル支持部39を長孔の支持孔27に挿入し、支持ピン22で遮断パネル7を支持するようにしてもよい。この場合も、長孔の支持孔27の大きさは、遮断パネル支持部39を挿入したときに遮断パネル支持部39と所定の隙間が発生する大きさとする。
一方、位置決めピン8についても、図3に示すように複数設ける替わりに、図6に示すように前面パネル開口部5の下方に1個設けるようにしてもよい。
一方、位置決めピン8についても、図3に示すように複数設ける替わりに、図6に示すように前面パネル開口部5の下方に1個設けるようにしてもよい。
(第1の実施の形態の変形例3)
また、以上の第1の実施の形態に関する自動取引装置1の説明では、遮断パネル7の構成を図2に示す板状とすることを説明したが、遮断パネル7の構成はこれに限らない。図7は第1の実施の形態の変形例3に関する自動取引装置の前面パネル開口部近傍を装置前面側からみた分解斜視図である。即ち、遮断パネル7に媒体の挿入をガイドする媒体セットステージ17を設けた媒体挿入ガイド12を備える構成としてもよい。
また、以上の第1の実施の形態に関する自動取引装置1の説明では、遮断パネル7の構成を図2に示す板状とすることを説明したが、遮断パネル7の構成はこれに限らない。図7は第1の実施の形態の変形例3に関する自動取引装置の前面パネル開口部近傍を装置前面側からみた分解斜視図である。即ち、遮断パネル7に媒体の挿入をガイドする媒体セットステージ17を設けた媒体挿入ガイド12を備える構成としてもよい。
自動取引装置1の前面パネル3には、所定の位置に前面パネル開口部5を備えている。前面パネル開口部5は、第1の実施の形態と同様に図2に示したユニット2の媒体挿入口4近傍、即ちユニット2の媒体挿入口4を含んでその周囲を開口するように媒体挿入口4のサイズより大きいサイズからなる。更に、前面パネル3の裏側、即ち装置後面側には、遮断パネル7を支持するための遮断パネル支持手段としての遮断パネル支持部9が前面パネル開口部5の左右両側に固定して設けられている。そして、第1の実施の形態と同様、遮断パネル支持部9は前面パネル3の装置後面側から矢印A方向に延びる円柱形状を成している。遮断パネル支持部9は、後述する遮断パネル7の支持孔7a及び長孔の支持孔7bに嵌合して遮断パネル7を支持する。
遮断パネル7は、前面パネル3の前面パネル開口部5とユニット2の媒体挿入口4との間に配置され、前面パネル3の遮断パネル支持部9によって支持されている。遮断パネル7は、前面パネル開口部5より大きいサイズの板状であり、ほぼ中央に媒体の挿入を受け入れる遮断パネル開口部6が設けられている。遮断パネル開口部6は、挿入される媒体の幅方向(X軸方向)を長辺とする薄い長方形の開口である。遮断パネル開口部6の位置は、前面パネル開口部5及びユニット2の媒体挿入口4に対応する位置である。遮断パネル開口部6のサイズは、前面パネル開口部5よりも狭く、媒体挿入口4と略同一であり、媒体は挿入できるが指は挿入できないサイズである。
遮断パネル7の遮断パネル開口部6には、媒体の挿入をガイドする媒体セットステージ17を設けた媒体挿入ガイド12が設けられる。媒体セットステージ17は、遮断パネル開口部6の淵から装置前面側に向かって矢印B方向に延びた平面状の板である。更に、媒体挿入ガイド12には、媒体セットステージ17の媒体の幅方向(X軸方向)左右両側に、媒体セットステージ17に対して左右両側に垂直に設けた媒体セットガイド17−1、17−2が設けられる。
遮断パネル7が、前面パネル3の装置後面側に組み立てられたときは、遮断パネル7の媒体挿入ガイド12は、前面パネル開口部5から装置前面側へ突出することになる。これにより、顧客は媒体をユニット2の媒体挿入口4に挿入し易くなる。
また、遮断パネル7の裏側、即ち装置後面側には、位置決めピン8が、遮断パネル開口部6の左右両側に固定して設けられている。位置決めピン8は、遮断パネル開口部6を図2に示すユニット2の媒体挿入口4の位置に合せるためにある。この位置決めピン8は、第1の実施の形態と同様、遮断パネル7の装置後面側から矢印A方向に延びる円柱形状を成し、先端はテーパ状になっており、後述するユニット2の嵌合穴2a及び嵌合穴2bに嵌合させ易くなっている。
更に、遮断パネル7には、支持孔7a及び長孔の支持孔7bが、遮断パネル開口部6の左右両側に設けられている。支持孔7a及び支持孔7bは、2個の遮断パネル支持部9をそれぞれ挿入する。なお、支持孔7bは長孔とすることにより、遮断パネル7を前面パネル3に支持し易くなるとともに、遮断パネル7を装置左右方向に移動させ易くなる。この支持孔7a、7bの内径の大きさは、遮断パネル支持部9の直径より大である。そのため、遮断パネル支持部9を挿入したときに、遮断パネル支持部9と支持孔7a、7bの内径とは所定の隙間が発生する。
自動取引装置1のユニット2については、第1の実施の形態と同様であるので説明を省略する。
以上、第1の実施の形態の変形例3の構成とすることにより、遮断パネル開口部6に媒体を挿入する場合、媒体挿入ガイド12にガイドされて媒体を挿入させることができ、操作性を改善することができる。
以上、第1の実施の形態の変形例3の構成とすることにより、遮断パネル開口部6に媒体を挿入する場合、媒体挿入ガイド12にガイドされて媒体を挿入させることができ、操作性を改善することができる。
以上のように第1の実施の形態に関する自動取引装置1によれば、前面パネル3の装置後面側に遮断パネル7を配置し、該遮断パネル7には、前面パネル開口部5より狭い遮断パネル開口部6を設ける。更に、遮断パネル7は、前面パネル3に装置上下左右方向にフローティング状態で支持され、ユニット2を装着するときに媒体挿入口4に遮断パネル開口部6の位置を合せられるようにしたので、ユニット2を後面側に引き出して再度装着するとき指が挟まれることを防止することができる。
更に、ユニット2を装着するときはもとより、ユニット2がどの位置にあっても、前面パネル開口部に物又は指を入れられることがなく、物又は指がユニット2に挟まれることを防止することができる。更に、遮断パネル開口部6のサイズはユニット2の媒体挿入口4と略同一サイズとしたので、媒体挿入口4が、遮断パネル開口部6によって狭くなることもなく、媒体挿入排出に支障が生ずることもない。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態に関する自動取引装置1は、第1の実施の形態に関する自動取引装置1に対しベゼル13を備えた構成である。図8は、第2の実施の形態に関する自動取引装置の前面パネル開口部近傍を装置前面側からみた分解斜視図である。図9は第2の実施の形態に関する自動取引装置のY2−Y2断面図である。
第2の実施の形態に関する自動取引装置1は、第1の実施の形態に関する自動取引装置1に対しベゼル13を備えた構成である。図8は、第2の実施の形態に関する自動取引装置の前面パネル開口部近傍を装置前面側からみた分解斜視図である。図9は第2の実施の形態に関する自動取引装置のY2−Y2断面図である。
図8に示すように、自動取引装置1の前面パネル3には、所定の位置に前面パネル開口部5を備えている。前面パネル開口部5は、第1の実施の形態と同様に図2に示したユニット2の媒体挿入口4近傍、即ちユニット2の媒体挿入口4を含んでその周囲を開口する程度で、媒体挿入口4のサイズより大きいサイズからなる。
前面パネル3の前面パネル開口部5の装置前面側には、媒体の挿入を容易にするためのベゼル13が設けられる。ベゼル13は、顧客が媒体をセットし易くするための媒体セットステージ21と、ベゼル挿入口18−1と、ベゼル開口部18−2と、遮断パネル7を固定する遮断パネル固定部14及びこれらを形成するベゼル本体13−1から構成される。ベゼル13のサイズは、ベゼル13の装置後面側が前面パネル開口部5より所定の隙間だけ小さい。一方、ベゼル13の装置前面側から見たとき、ベゼル13のサイズは、前面パネル開口部5を覆い隠す大きさとなっている。従って、装置前面側からはべゼル13と前面パネル開口部5の隙間は見えないので、良好な外観が得られる。
ベゼル挿入口18−1はベゼル13の装置前面側に形成され、顧客が媒体を挿入する入口となる。ベゼル開口部18−2はベゼル13の装置後面側に形成され、媒体セットステージ21を通過した媒体を遮断パネル7の遮断パネル開口部6及び図2に示すユニット2の媒体挿入口4へ通じる開口である。ベゼル開口部18−2のサイズは、ベゼル挿入口18−1よりも狭く、媒体挿入口4と略同一であり、媒体は挿入できるが指は挿入できないサイズである。
媒体セットステージ21は、ベゼル挿入口18−1及びベゼル開口部18−2の間に設けられ、媒体の挿入をガイドする平面状の板部分である。ベゼル本体13−1には、媒体セットステージ21の媒体の幅方向(X軸方向)左右両側に、媒体セットステージ21に対して垂直に設けた媒体セットガイド21−1、21−2が形成される。
遮断パネル固定部14はベゼル本体13−1の装置後面側に固定されて、装置後面側へ向けて矢印A方向へ延びるように形成される。遮断パネル固定部14は、べゼル13と遮断パネル7を一体として固定するための遮断パネル固定手段として機能し、ベゼル開口部18−2上側の位置に固定して設けられている。そして、遮断パネル固定部14は後述する遮断パネル7の固定孔37a及び長孔の固定孔37bに嵌合する。
遮断パネル7は、前面パネル3とユニット2の媒体挿入口4との間に配置され、ベゼル本体13−1の遮断パネル固定部14によって固定されている。遮断パネル固定部14の先端は、固定ネジ15がワッシャ10を介して螺合するよう形成されている。遮断パネル7は、前面パネル開口部5より大きいサイズの板状であり、ほぼ中央に媒体の挿入を受け入れる遮断パネル開口部6が設けられている。
遮断パネル開口部6は、挿入される媒体の幅方向(X軸方向)を長辺とする薄い長方形の開口である。遮断パネル開口部6の位置は、前面パネル開口部5及びユニット2の媒体挿入口4に対応する位置である。遮断パネル開口部6のサイズは、前面パネル開口部5よりも狭く、媒体挿入口4と略同一であり、媒体は挿入できるが指は挿入できないサイズである。
また、遮断パネル7の裏側、即ち装置後面側には、位置決めピン8が、遮断パネル開口部6の左右両側に固定して設けられている。位置決めピン8は、図2に示すユニット2の媒体挿入口4をベゼル開口部18−2に位置合せするためにある。この位置決めピン8は、第1の実施の形態と同様、遮断パネル7の装置後面側から矢印A方向に延びる円柱形状を成し、先端はテーパ状になっており、ユニット2を装着するとき、後述するユニット2の嵌合穴2a及び嵌合穴2bに嵌合させ易くなっている。
更に、遮断パネル7には、固定孔37a及び長孔の固定孔37bが、遮断パネル開口部6の上方の左右両側に設けられている。固定孔37a及び長孔の固定孔37bは、2個の遮断パネル固定部14をそれぞれ挿入する。なお、固定孔37bは長孔とすることにより、遮断パネル7を前面パネル3に固定し易くなるとともに、遮断パネル7を装置左右方向に移動させ易くなる。
また、ベゼル本体13−1は、図9の破線部a1及びa2に示すように、ベゼル13を前面パネル3の前面パネル開口部5に嵌め込んだときに、ベゼル本体13−1と前面パネル開口部5の内径の間に所定の隙間が形成されるようになっている。このようにベゼル本体13−1と前面パネル開口部5の内径の間に所定の隙間を設けることにより、ベゼル13と一体となった遮断パネル7を前面パネル3に対し装置上下左右方向にフローティング状態で支持することができる。
なお、ユニット2は、図面の簡略化のために省略しているが、図2の第1の実施の形態に関する自動取引装置1のユニット2と同様に、位置決めピン8と嵌合し、ユニット2の媒体挿入口4をベゼル開口部18−2の位置合せするための嵌合穴2a及び長穴の嵌合穴2bが設けられている。
以上の構成により、第2の実施の形態に関する自動取引装置1では、次のように各部が固定される。先ず、前面パネル3の前面パネル開口部5にベゼル13を装置前面側から嵌め込み、前面パネル3を挟み込むようにベゼル13と遮断パネル7で固定する。即ち、2個の固定ネジ15を固定孔37a、37bにそれぞれ挿入し、固定ネジ15及びワッシャ10を遮断パネル固定部14に固定する。
このとき、前述のように前面パネル開口部5とベゼル13とは、図中破線部a1部及びa2部のように所定の隙間が設けられているので、ベゼル13と一体となった遮断パネル7が前面パネル3に対し装置上下左右方向に移動可能なフローティング状態となって支持される。
そして、図5の第1の実施の形態に関する自動取引装置1と同様、ユニット2を装置後面側から装着すると、遮断パネル7の位置決めピン8がユニット2の装置前面側に設けられた嵌合穴2a及び2bに嵌合する。
そして、遮断パネル7に一体に固定されたベゼル13が前面パネル3に対しフローティング状態となっているので、ユニット2の媒体挿入口4と、ベゼル開口部18の位置が合うように移動して位置決めされる。
そして、遮断パネル7に一体に固定されたベゼル13が前面パネル3に対しフローティング状態となっているので、ユニット2の媒体挿入口4と、ベゼル開口部18の位置が合うように移動して位置決めされる。
以上詳細に述べたように第2の実施の形態に関する自動取引装置1によれば、ベゼル13を前面パネル開口部5に嵌め込んだときに、ベゼル13と前面パネル開口部5間に所定の隙間が形成されるようにしたので、遮断パネル7に一体に固定されたベゼル13が前面パネル3に対しフローティング状態となって支持される。従って、第1の実施の形態に関する自動取引装置1の効果を得ることができる。更に、装置前面側から見たベゼル13の大きさを前面パネル開口部5を覆い隠すようにしたので、装置前面側からはベゼル13と前面パネル開口部5の隙間が発生せず、良好な外観を得ることができる。
1 自動取引装置
2 ユニット
3 前面パネル
4 媒体挿入口
5 前面パネル開口部
6 遮断パネル開口部
7 遮断パネル
8 位置決めピン
9 遮断パネル支持部
12 媒体挿入ガイド
13 ベゼル
2 ユニット
3 前面パネル
4 媒体挿入口
5 前面パネル開口部
6 遮断パネル開口部
7 遮断パネル
8 位置決めピン
9 遮断パネル支持部
12 媒体挿入ガイド
13 ベゼル
Claims (11)
- 媒体挿入口を有するユニットを装置内に備え、装置前面側に設けた前面パネルに、前記ユニットの前記媒体挿入口を開口する前面パネル開口部を設けた自動取引装置において、
前記前面パネルの前記前面パネル開口部と、前記ユニットの前記媒体挿入口との間に配置され、前記前面パネルに支持される遮断パネルを設け、
前記遮断パネルは、前記前面パネル開口部より狭くかつ前記媒体挿入口と略同一サイズの遮断パネル開口部を有することを特徴とする自動取引装置。 - 前記前面パネルは、前記遮断パネルを支持する遮断パネル支持手段を備え、
前記遮断パネルは、前記遮断パネル支持手段を挿入する支持孔を備え、
前記支持孔の大きさは前記遮断パネル支持手段より大とすることにより、前記遮断パネル支持手段は、前記遮断パネルをフローティング構造によって支持することを特徴とする請求項1記載の自動取引装置。 - 前記遮断パネル支持手段の先端に径細部を形成し、
前記遮断パネル支持手段の径細部にワッシャとEリングを嵌合することにより、前記遮断パネル支持手段は、前記フローティング構造によって前記遮断パネルを支持することを特徴とする請求項2記載の自動取引装置。 - 前記遮断パネル支持手段は前記前面パネルの裏面の左右に複数設け、
前記支持孔は前記遮断パネルに左右に複数設け、
前記支持孔の一方を長孔としたことを特徴とする請求項2又は3記載の自動取引装置。 - 前記遮断パネルは、先端がテーパ状の位置決めピンを備え、
前記ユニットは、前記位置決めピンと嵌合させる嵌合穴を備え、
前記ユニットを装着するときに、前記位置決めピンと前記嵌合穴を嵌合させて、前記遮断パネル開口部に前記ユニットの前記媒体挿入口を位置合せ可能としたことを特徴とする請求項2又は3記載の自動取引装置。 - 前記遮断パネル支持手段は、前記前面パネル開口部の装置左右方向中央に設けた楕円柱の支持部であり、前記支持孔は、前記遮断パネル支持手段に対向する位置に設けた長孔の支持孔としたことを特徴とする請求項2又は3記載の自動取引装置。
- 前記遮断パネルは、媒体セットステージを設けた媒体挿入ガイドを備え、
前記媒体挿入ガイドは、前記前面パネル開口部から装置前面側へ突出している
ことを特徴とする請求項1乃至6記載の自動取引装置。 - 媒体挿入口を有するユニットを装置内に備え、装置前面側に設けた前面パネルに前面パネル開口部を設けた自動取引装置において、
前記前面パネルの前記前面パネル開口部の装置前面側に、前記媒体挿入口へ通じるベゼル開口部と媒体セットステージを備えたべゼルを配置し、
前記べゼルに一体として固定される遮断パネルを、前記前面パネルと前記ユニットの前記媒体挿入口との間に配置し、
前記べゼルの前記べゼル開口部は前記媒体挿入口と略同一サイズであることを特徴とする自動取引装置。 - 前記べゼルの装置後面側は、前記前面パネル開口部と所定の間隔が形成されることにより、
前記遮断パネルと前記べゼルとが前記前面パネルに対しフローティング構造によって支持されることを特徴とする請求項8記載の自動取引装置。 - 前記遮断パネルは、先端がテーパ状の位置決めピンを備え、
前記ユニットは、前記位置決めピンと嵌合させる嵌合穴を備え、
前記ユニットを装着するときに、前記位置決めピンと前記嵌合穴を嵌合させて、前記べゼルの前記べゼル開口部に前記ユニットの前記媒体挿入口を位置合せ可能としたことを特徴とする請求項8又は9記載の自動取引装置。 - 前記べゼルの装置前面側は、前記前面パネル開口部より大きく構成したことを特徴とする請求項9記載の自動取引装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015159169A JP2017037535A (ja) | 2015-08-11 | 2015-08-11 | 自動取引装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015159169A JP2017037535A (ja) | 2015-08-11 | 2015-08-11 | 自動取引装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2017037535A true JP2017037535A (ja) | 2017-02-16 |
Family
ID=58049205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015159169A Pending JP2017037535A (ja) | 2015-08-11 | 2015-08-11 | 自動取引装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2017037535A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107862790A (zh) * | 2017-11-29 | 2018-03-30 | 深圳怡化电脑股份有限公司 | 一种应用在自助金融设备暂存模块中的限位装置 |
WO2018159201A1 (ja) | 2017-02-28 | 2018-09-07 | 三桜工業株式会社 | 配管継手 |
-
2015
- 2015-08-11 JP JP2015159169A patent/JP2017037535A/ja active Pending
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WO2018159201A1 (ja) | 2017-02-28 | 2018-09-07 | 三桜工業株式会社 | 配管継手 |
CN107862790A (zh) * | 2017-11-29 | 2018-03-30 | 深圳怡化电脑股份有限公司 | 一种应用在自助金融设备暂存模块中的限位装置 |
CN107862790B (zh) * | 2017-11-29 | 2024-02-06 | 深圳怡化电脑股份有限公司 | 一种应用在自助金融设备暂存模块中的限位装置 |
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