JP2017035994A - ウォッシャー液の加熱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】設置される容器の向きに自由度を持たせることができ、しかも、凍結時の破損を防止することができるウォッシャー液の加熱装置を提供する。【解決手段】ウォッシャー液の加熱装置3は、ウォッシャー液を収容する容器10と、容器10の中心軸線L方向の第一端に取り付けられて、ウォッシャー液の収容空間Aに対面する蓋部20と、収容空間Aに向けて延在するヒーター30と、収容空間Aに配置されて、ウォッシャー液を流出させるための流出パイプ50と、を備える。流出パイプ50は、容器10の端壁13aとヒーター30との間であって、端壁13aから離間する位置に設けられた第一流出口55と、容器10の側壁13bとヒーター30との間であって、側壁13bから離間する位置に設けられた第二流出口56と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、ウォッシャー液の加熱装置に関する。
従来、冬季の霜取り等のために、ウォッシャー液の加熱装置が車両等に搭載されている。たとえば、特許文献1には、保温貯湯室に加熱室を収容し、加熱室の内部に電気式ヒーターを収容した構造を有するウォッシャー液の加熱装置が記載されている。この装置では、ウォッシャー液の流出路が加熱室の上部で開口することにより、保温貯湯室のウォッシャー液を加熱室の内部に流入させることができる。ウォッシャー液は、加熱室の内部で電気式ヒーターによって加熱された後、ウォッシャーポンプの駆動によってウォッシャーノズルに供給され、ウォッシャーノズルから噴射される。また、特許文献2には、ウォッシャー液を加熱し保温する加熱保温装置を備えた車両用ウォッシャー装置が記載されている。この装置には、ウォッシャー液を流出させる流出口と、ガスを排出するための気相除去管とが設けられている。
特許第5536680号公報 特許第2743395号公報
ウォッシャー液の加熱装置の加熱室に流出路が開口されている構成では、ウォッシャー液の上方側に空気層が形成されることがある。この場合、ウォッシャー液の加熱装置がオンされた状態で車両が傾斜する、又はウォッシャー液の加熱装置自体が傾斜して取り付けられている等によってヒーターの先端部がウォッシャー液から露出してしまう可能性がある。この露出した先端部はいわゆる空焚き状態になる。空焚き状態を生じさせると、ヒーターの寿命に影響を与えてしまう。
一方で、寒冷地においては、ウォッシャー液の加熱装置がオフされている間に、ウォッシャー液が凍結する場合がある。特に、ウォッシャー液の濃度が低く水に近い場合やウォッシャー液の凍結温度が高いと、夜間等の長期間にわたって、ウォッシャー液の加熱装置がオフされたまま氷点下に置かれたときに、ウォッシャー液が凍結し膨張することにより、ウォッシャー液の加熱装置が破損してしまうおそれがある。
本発明は、設置される容器の向きに自由度を持たせることができ、しかも、凍結時の容器の破損を防止することができるウォッシャー液の加熱装置を提供することを目的とする。
本発明に係るウォッシャー液の加熱装置は、ウォッシャー液を収容する容器と、容器の中心軸線方向の第一端に取り付けられて、ウォッシャー液の収容空間に対面する蓋部と、蓋部に基端部が取り付けられて、収容空間に向けて延在する加熱部と、収容空間に配置されて、収容空間のウォッシャー液を流出させるための流出パイプと、を備え、流出パイプは、容器の第一端とは反対側の第二端と加熱部との間であって、第二端から離間する位置に設けられた第一流出口と、容器の側壁と加熱部との間であって、側壁から離間する位置に設けられた第二流出口と、を有する。
このウォッシャー液の加熱装置によれば、容器の収容空間に配置された流出パイプは、第一流出口と第二流出口とを有する。第一流出口は、容器の第二端と加熱部との間に設けられているので、容器の中心軸線が鉛直方向に沿うようにして容器が設置される場合、第二流出口の位置よりも第一流出口の位置の方が高くなり、ウォッシャー液は第一流出口と第二流出口から流出する。その結果、容器を縦置きにして使用した場合には、第一流出口付近に液面が形成されることになり、加熱部の露出が防止され得る。よって、空焚きが防止される。またこの場合に、第一流出口は第二端から離間する位置に設けられているので、液面と第二端との間には空間が形成されている。よって、収容空間のウォッシャー液が凍結し膨張しても、容器の破損が防止される。さらに、第二流出口は、容器の側壁と加熱部との間に設けられているので、容器の中心軸線が水平方向に沿うようにして容器が設置される場合、第一流出口の位置よりも第二流出口の位置の方が高くなり、ウォッシャー液は第一流出口と第二流出口から流出する。その結果、容器を横置きにして使用した場合には、第二流出口付近に液面が形成されることになり、加熱部の露出が防止され得る。よって、空焚きが防止される。またこの場合に、第二流出口は側壁から離間する位置に設けられているので、液面と側壁との間には空間が形成されている。よって、収容空間のウォッシャー液が凍結し膨張しても、容器の破損が防止される。以上のように、上記のウォッシャー液の加熱装置によれば、設置される容器の向きに自由度を持たせることができ、しかも、凍結時の破損を防止することができる。
ウォッシャー液の加熱装置において、第一流出口は、加熱部の先端部を中心軸線方向に投影した領域と重なる位置に設けられてもよい。この構成によれば、容器を縦置きにして使用した場合に、容器がたとえば車両や路面の傾斜によってさらに傾斜しても、液面は加熱部よりも高い位置に形成されやすい。よって、加熱部の露出が防止される。
ウォッシャー液の加熱装置において、第二流出口は、加熱部の延在方向における中央部と側壁との間に設けられてもよい。この構成によれば、容器を横置きにして使用した場合に、容器がたとえば車両や路面の傾斜によってさらに傾斜しても、液面は加熱部よりも高い位置に形成されやすい。よって、加熱部の露出が防止される。
ウォッシャー液の加熱装置において、中心軸線が鉛直方向に沿うように容器が設置された場合に、第一流出口は、第一流出口を通る水平面と第二端との間に形成される空間が収容空間の容積の10%以上となるように設けられてもよい。この構成によれば、容器を縦置きにして使用した場合に、容器の収容空間には、収容空間の容積の10%以上の空気層が形成される。よって、収容空間のウォッシャー液が凍結し膨張しても、容器の破損が確実に防止される。
ウォッシャー液の加熱装置において、中心軸線が水平方向に沿うように容器が設置された場合に、第二流出口は、第二流出口を通る水平面と側壁との間に形成される空間が収容空間の容積の10%以上となるように設けられてもよい。この構成によれば、容器を横置きにして使用した場合に、容器の収容空間には、収容空間の容積の10%以上の空気層が形成される。よって、収容空間のウォッシャー液が凍結し膨張しても、容器の破損が確実に防止される。
本発明によれば、設置される容器の向きに自由度を持たせることができ、しかも、凍結時の破損を防止することができる。
本発明の一実施形態を用いたウォッシャー液の供給システムを概略的に示す図である。 図1中のウォッシャー液の加熱装置を示す分解斜視図である。 図1中のウォッシャー液の加熱装置の断面図である。 (a)および(b)は、ウォッシャー液の加熱装置が傾斜した状態の一例を示す断面図である。 (a)〜(c)は、ウォッシャー液の加熱装置が傾斜した状態の他の例を示す断面図である。 (a)および(b)は、流出パイプの他の例を示す図である。 (a)および(b)は、流出パイプの更に他の例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図面の説明において同一要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
以下、本発明の一実施形態に係るウォッシャー液の加熱装置3を自動車のウォッシャー液の供給システムに適用した例について説明する。図1に示されるように、ウォッシャー液の供給システムSは、ウォッシャー液を貯留するウォッシャー液タンク1と、ウォッシャー液タンク1の出口側に設けられたウォッシャー液ポンプ2と、自動車のフロントウィンドウガラスに対向して設けられたウォッシャー液ノズル8と、を備えている。供給システムSは、さらに、ウォッシャー液ポンプ2とウォッシャー液ノズル8との間に設けられたウォッシャー液の加熱装置3を備えている。ウォッシャー液ポンプ2およびウォッシャー液の加熱装置3には、操作部6が接続されている。操作部6が自動車のドライバ等によって操作されることにより、ウォッシャー液ポンプ2は作動され得る。
ウォッシャー液タンク1と加熱装置3とは、第一管路7aによって接続されている。第一管路7aには、上記のウォッシャー液ポンプ2が設けられている。加熱装置3とウォッシャー液ノズル8とは、第二管路7bによって接続されている。第二管路7bの先端とウォッシャー液ノズル8との間には、第二管路7bを介して収容空間A内のウォッシャー液に所定の圧力を加えるための逆流防止弁(逆流防止機構)9が設けられている。逆流防止弁9は、ハウジング9aと、第二管路7bの先端を封止可能なボール9cと、ボール9cを第二管路7b側に所定の押圧力で押し付けるスプリング(付勢手段)9bとを含む。スプリング9bおよびボール9cはハウジング9a内に収容される。ウォッシャー液ポンプ2による吐出圧が逆流防止弁9による押圧力を上回ることで、ウォッシャー液ノズル8からウォッシャー液が噴出する。
図1〜図3に示されるように、ウォッシャー液の加熱装置3は、円筒状の容器10と、容器10の中心軸線L方向の第一端に取り付けられて容器10の開口部11を閉鎖する蓋部20と、蓋部20に取り付けられたヒーター(加熱部)30と、を備えている。容器10は、ウォッシャー液を収容する収容空間Aを含んでいる。ヒーター30の基端部31は、蓋部20に取り付けられている。ヒーター30は、容器10の収容空間Aに向けて延在している。ここで、ヒーター30の基端部31とは、ヒーター30における中心軸線L方向の第一端側の部分である。
容器10は、自動車の内部に固定される。容器10は、魔法瓶と同様の2重構造を有し、収容空間A内のウォッシャー液を保温するための断熱構造を有する。容器10の内壁13は、例えばステンレス等の金属または金属メッキを施したガラス等で構成される。容器10の外壁14は、ステンレス等の金属で構成される。内壁13と外壁14との間には真空層16が形成されている。開口部11が形成された容器10の第一端において、その外周面にはねじ部17が形成されており、内周面にはねじ部18が形成されている。
蓋部20は、ウォッシャー液の収容空間Aに対面しており、この収容空間Aを密閉している。蓋部20は、収容空間Aに対面する中栓21と、開口部11の外周面に設けられたねじ部17に装着されるカバー22と、中栓21の下面を覆うようにカバー22に取り付けられる外蓋23とを有する。外蓋23は、カバー22の外周面の下側に形成されたねじ部24にねじ込まれることにより、カバー22に取り付けられる。外蓋23と容器10の開口部11側の端面との間には、円環状のパッキン25(図3参照)が設けられている。蓋部20を構成する各部材は、たとえば、ポリフェニレンスルファイド (PPS)、ポリプロピレン(PP)等の樹脂によって構成されている。
中栓21の外周面には、ねじ部26が形成されている。中栓21は、ねじ部26と、容器10の開口部11のねじ部18とを螺合させることによって、容器10に取り付けられる。中栓21の上面には、その外周部に沿ってパッキン27を装着するための溝部が形成されている。収容空間Aの開口部11は、中栓21とパッキン27とによって密閉される。中栓21には、収容空間A側に凹んで下方に開口する凹部28が形成されている。凹部28にはウレタン等樹脂が充填されており、その内部に制御基板29が埋設されている。
ヒーター30は、その基端部31が中栓21を貫通して取り付けられている。ヒーター30は、蓋部20とは反対側の第二端側へ向かって延在している。ヒーター30の軸線は、容器10の中心軸線L上に位置する。ヒーター30の軸線方向の先端側には、先端部32が形成されている。
収容空間Aの延在方向の中央部付近には、温度センサ35が設けられている。温度センサ35は、リード線によって、中栓21の凹部28に収納された制御基板29に接続されている。温度センサ35は、収容空間Aの中央部付近の温度を測定する。温度センサ35としては、温度を測定するものであればよく、例えばサーミスタや熱電対等が挙げられる。温度センサ35は、収容空間A内のウォッシャー液の温度を測定し、測定した温度を制御基板29に出力する。温度センサ35によって測定された温度に基づいて、ヒーター30がオンオフ制御されることにより、収容空間A内のウォッシャー液の温度が所望の温度(たとえば、40℃程度)に保たれる。
容器10には、ウォッシャー液を流出させる流出パイプ50およびウォッシャー液を流入させる流入パイプ60が設けられている。流出パイプ50は、第二管路7bを介してウォッシャー液ノズル8に接続されている。流出パイプ50および流入パイプ60は、蓋部20を貫通して収容空間A内で延在している。流入パイプ60は、第一管路7aを介してウォッシャー液ポンプ2に接続されている。
流出パイプ50は、中心軸線L上に配置されたヒーター30に沿って延びている。言い換えれば、流出パイプ50は、中心軸線Lに平行に延びている。なお、容器10内における流出パイプ50の配置は、適宜変更可能である。流出パイプ50の延在方向における中央部51は、流出パイプ50に取り付けられた第一ホルダー71によって固定されている。流出パイプ50の先端部52は、中心軸線Lに対して傾斜するように延びている。この先端部52は、ヒーター30の先端部に取り付けられた第二ホルダー72によって固定されている。
図3に示されるように、流出パイプ50は、ウォッシャー液を流出させるための2つの流出口である、第一流出口55と第二流出口56とを有している。加熱装置3では、これら2つの流出口を備えることにより、容器10を縦置きにする(すなわち中心軸線Lが鉛直方向に沿うように容器10を設置する)場合と、容器10を横置きにする(すなわち中心軸線Lが水平方向に沿うように容器10を設置する)場合とのいずれにおいても、支障なく加熱装置3が使用可能となっている。なお、「縦置き」および「横置き」との語は、容器10の中心軸線Lが鉛直方向および水平方向を向く場合のみを意味するのではない。「縦置き」および「横置き」は、容器10の中心軸線Lが鉛直方向および水平方向に対して所定の角度(鋭角)だけ傾斜するように、容器10が設置される場合をも含む。以下、第一流出口55および第二流出口56の構成について説明する。
第一流出口55は、容器10が縦置きとされた場合に、ウォッシャー液の流出口として機能する。第一流出口55は、流出パイプ50の先端に形成された開口であり、ヒーター30の先端部32と内壁13の端壁13a(容器10の第二端側の内壁面)との間に位置している。第一流出口55は、先端部32の上方近傍に位置しており、容器10の中心軸線L上に位置している。言い換えれば、第一流出口55は、ヒーター30の先端部32を中心軸線L方向に投影した領域と重なる位置に設けられている。
第一流出口55は、端壁13aから離間する位置に設けられている。すなわち、第一流出口55は、中心軸線L方向において、端壁13aから一定の距離だけ離間している。第一流出口55は、容器10の中心軸線L方向において、ウォッシャー液が収容空間Aの容積の90%以下になる箇所に位置している。すなわち、容器10が縦置きとされた場合に、第一流出口55を通る水平面と、収容空間Aの第二端側の端壁13aとによって形成された扁平な円柱状の空間76は、収容空間Aの容積の10%以上となっている。この空間76は、容器10が縦置きとされた場合のウォッシャー液の上方側の空気層に相当する。
容器10が縦置きとされた場合、容器10の収容空間Aに貯留されるウォッシャー液の液面H1は、第一流出口55を通る水平面と略一致する。なお、容器10の収容空間Aに貯留されるウォッシャー液の液面とは、ウォッシャー液ポンプ2がオフ状態であるときのウォッシャー液の通常の水位である。液面H1と容器10の第二端側の端壁13aとの間に、収容空間62の容積の10%以上となる空間76が形成される。
図4(a)は、容器10が水平面に対し角度α1、例えば40°傾斜する状態を示している。この場合、ヒーター30の先端部32は、ウォッシャー液の液面H1の下方に位置し、ウォッシャー液の液面H1から露出していない。ウォッシャー液の液面H1は、そのまま維持される場合があるが、容器10内に空気が入り込んで、ウォッシャー液の液面H1が第一流出口55を通るように形成される場合もある。その場合であっても、ヒーター30の先端部32は、ウォッシャー液の液面H1の下方に位置する。
また、図4(b)に示されるように、容器10が、上記の例とは逆方向に、水平面に対し角度β1、たとえば40°傾斜することがある。この場合においても、ヒーター30の先端部32は、第一流出口55を通るウォッシャー液の液面H1の下方に位置する。すなわち、容器10がどの方向に傾斜しても、ヒーター30の先端部32は、第一流出口55を通る水平面に沿って形成される液面H1の下方に位置する。
そして、加熱装置3の容器10が傾斜した場合であっても、第一流出口55を通る水平面より上に形成される空間76は、収容空間Aの容積の10%以上となる。容器10が傾斜した場合、空間76の形状は、円柱の稜部の一部を斜めに切り取った形状をなしている。ここで、容器10が傾斜するとは、車両が水平面に対し傾斜すること及び容器10が車両に傾いて取り付けられたことのうちのいずれかの場合を含む。たとえば、容器10が車両の水平面に対し25°傾斜して取り付けられ、車両自体が同じ方向で更に水平面に対し25°傾斜する場合、容器10は、水平面に対し合わせて50°傾斜することになる。
図3に示されるように、第二流出口56は、容器10が横置きとされた場合に、ウォッシャー液の流出口として機能する。流出パイプ50の延在方向における中央部51には、分岐チューブ53が設けられている。分岐チューブ53は、中心軸線L方向における収容空間Aの中央部付近において、中心軸線Lに直交する方向すなわち径方向に延びている。なお、第二流出口56を構成するチューブの配置は、これに限られない。分岐チューブ53は、流出パイプ50に連通していればよい。
第二流出口56は、分岐チューブ53の先端に形成された開口であり、ヒーター30の中央部33と容器10の側壁13bとの間に位置している。第二流出口56は、中心軸線L方向における収容空間Aの中央部やや側方に位置している。分岐チューブ53に形成された第二流出口56は、流出パイプ50を介して第一流出口55と連通している。
第二流出口56は、側壁13bから離間する位置に設けられている。すなわち、第二流出口56は、中心軸線Lの径方向において、側壁13bから一定の距離だけ離間している。第二流出口56は、容器10の中心軸線Lの径方向において、ウォッシャー液が収容空間Aの容積の90%以下になる箇所に位置している。すなわち、容器10が横置きとされた場合に、第二流出口56を通る水平面と、収容空間Aの側壁13bとによって形成された円柱の一部をなす空間77は、収容空間Aの容積の10%以上となっている。この空間77は、容器10が横置きとされた場合のウォッシャー液の上方側の空気層に相当する。
図5(a)に示されるように、容器10が横置きとされた場合、容器10の収容空間Aに貯留されるウォッシャー液の液面H2は、第二流出口56を通る水平面と略一致する。なお、容器10の収容空間Aに貯留されるウォッシャー液の液面とは、ウォッシャー液ポンプ2がオフ状態であるときのウォッシャー液の通常の水位である。液面H2と容器10の側壁13bとの間に、収容空間Aの容積の10%以上となる空間77が形成される。
図5(b)は、容器10が水平面に対し角度α2、例えば15°傾斜する状態を示している。この場合、ヒーター30の先端部32は、ウォッシャー液の液面H2の下方に位置し、ウォッシャー液の液面H2から露出していない。ウォッシャー液の液面H2は、そのまま維持される場合があるが、容器10内に空気が入り込んで、ウォッシャー液の液面H2が第二流出口56を通るように形成される場合もある。その場合であっても、ヒーター30の先端部32は、ウォッシャー液の液面H2の下方に位置する。
また、図5(c)に示されるように、容器10が、上記の例とは逆方向に、水平面に対し角度β2、たとえば15°傾斜することがある。この場合においても、ヒーター30の基端部31は、第二流出口56を通るウォッシャー液の液面H2の下方に位置する。すなわち、容器10がどの方向に傾斜しても、ヒーター30の基端部31は、第二流出口56を通る水平面に沿って形成される液面H2の下方に位置する。
そして、加熱装置3の容器10が傾斜した場合であっても、第二流出口56を通る水平面より上に形成される空間77は、収容空間Aの容積の10%以上となる。容器10が傾斜した場合、空間77の形状は、円柱の稜部の一部を斜めに切り取った形状をなしている。容器10が横置きとされる場合は、第二流出口56が鉛直方向上方を向くことが望ましい。そのために、蓋部20には、分岐チューブ53が延びる向きを示すインデックス等が付されてもよい。
以上説明したように、加熱装置3では、容器10がどのような向きに設置されても、ヒーター30の略全体がウォッシャー液の液面H1,H2の下方に位置するようになっている。これにより、空焚きが防止されている。また、液面H1,H2と容器10の内壁13との間には空間76,77が形成されるので、ウォッシャー液が凍結し膨張した場合でも、容器10の破損が防止されている。
次に、本実施形態のウォッシャー液の加熱装置3を用いたウォッシャー液の供給システムSの運転方法について説明する。以下、図1を参照して、容器10が縦置きとされた場合について説明する。
ウォッシャー液の加熱装置3は、たとえば、ドライバ等がイグニションキーをオン操作することによって作動する。これにより、収容空間A内のウォッシャー液は、ヒーター30によって所望の温度に加熱される。次に、ドライバ等が操作部6を操作することによってウォッシャー液ポンプ2に操作指令が送られると、ウォッシャー液タンク1に貯留されたウォッシャー液は、ウォッシャー液ポンプ2によりウォッシャー液の加熱装置3に送られ、ウォッシャー液の流入パイプ60を通じて加熱装置3の収容空間A内に流入する(図1の流れF1参照)。
収容空間A内に流入したウォッシャー液は、容器10内を上昇しながら加熱されつつ、収容空間Aの上部にある加熱されたウォッシャー液を順次持ち上げる。これに伴い、加熱されたウォッシャー液は、収容空間Aの上方に配置されている流出パイプ50の第二流出口56および第一流出口55に流入する(図1の流れF2参照)。ウォッシャー液の液位が高くなると、圧力P1および逆流防止弁9のスプリング9bによる圧力よりも吐出圧が低くなり、流れF2は停止する。これにより、容器10の収容空間A内の液位が上昇する。ここで、圧力P1は、逆流防止弁9(より詳しくはボール9c)の高さと第二流出口56の高さとの差(高低差)に起因して生じる圧力である。
収容空間A内の液位が上昇すると、容器10内の空気圧力が高くなり、圧力P1および逆流防止弁9のスプリング9bによる圧力を超える。これにより、流出パイプ50内のウォッシャー液は、第二管路7bを経由してウォッシャー液ノズル8から吐出される(図1の流れF2参照)。ウォッシャー液ノズル8からの噴出圧を上昇させるため、ウォッシャー液ポンプ2の圧力は十分に強力になっている。よって、容器10内の液位は更に上昇し、液位が第一流出口55を超えた状態で、容器10内の上部に残った空気は排出され得なくなり、ウォッシャー液ポンプ2による圧力で押された状態となる。
容器10内のウォッシャー液は、ウォッシャー液ノズル8に向けて押し出される(図1の流れF2参照)。ウォッシャー液ポンプ2を停止すると、容器10内の上部の圧力が開放される。容器10の液位と、ウォッシャー液タンク1内の液位の差(図1の圧力P2)でウォッシャー液が容器10方向へ引っ張られる(図1の流れF3参照)。しかし逆流防止弁9が働き、ウォッシャー液の動きは停止し、安定する。このような一連の動作により、自動車のフロントウィンドウガラスに、暖められたウォッシャー液が供給される。
ここで、ウォッシャー液を収容する収容空間Aにおいて、ヒーター30の先端部32は、第一流出口55を通る水平面以下に位置する。すなわち、ヒーター30は、収容空間Aにおいて形成され得る液面のうち、もっとも低い液面以下に位置する。よって、ウォッシャー液の加熱装置3が傾斜しても、ヒーター30はウォッシャー液に水没している。その結果として、湯気現象が発生することが防止される。湯気現象について説明すると、ヒーター30の一部(先端部32等)がウォッシャー液の液面から露出した状態で加熱手段が過熱された場合、ウォッシャー液の蒸気が発生してしまう。ウォッシャー液の蒸気は、ウォッシャー液ノズル8から噴射されるとき、ウォッシャー液ノズル8の付近で冷やされて、白い湯気となる。これが湯気現象である。湯気現象が発生すると、車両の故障等と誤認されてしまうが、供給システムSでは、湯気現象の発生が防止されている。なお、容器10が横置きとされた場合であっても、同様の運転方法が実施される。
以上説明したウォッシャー液の加熱装置3によれば、収容空間Aに配置された流出パイプ50は、第一流出口55と第二流出口56とを有する。第一流出口55は、容器10の端壁13aとヒーター30との間に設けられているので、容器10が縦置きとされる場合、第二流出口56の位置よりも第一流出口55の位置の方が高くなり、第一流出口55より上の空気は流出しない。その結果、第一流出口55付近に液面H1が形成されることになり、ヒーター30の露出が防止される。よって、空焚きが防止される。またこの場合に、第一流出口55は端壁13aから離間する位置に設けられているので、液面H1と端壁13aとの間には空間76が形成されている。よって、収容空間Aのウォッシャー液が凍結し膨張しても、容器10の破損が防止される。さらに、第二流出口56は、容器10の側壁13bとヒーター30との間に設けられているので、容器10が横置きとされる場合、第一流出口55の位置よりも第二流出口56の位置の方が高くなり、第二流出口56より上の空気は流出しない。その結果、第二流出口56付近に液面H2が形成されることになり、ヒーター30の露出が防止される。よって、空焚きが防止される。またこの場合に、第二流出口56は側壁13bから離間する位置に設けられているので、液面H2と側壁13bとの間には空間77が形成されている。よって、収容空間Aのウォッシャー液が凍結し膨張しても、容器10の破損が防止される。以上のように、上記のウォッシャー液の加熱装置3によれば、設置される容器10の向きに自由度を持たせることができ、しかも、凍結時の破損を防止することができる。加熱装置3によれば、装置の取り付け制限や、車両の傾きによる制限が大幅に緩和される。したがって、車両の設定検討が容易になり、検討時間が短縮される。軽自動車などのスペース的に厳しい車両への、取り付け柔軟性が向上する。
また、第一流出口55がヒーター30の先端部32の近傍に設けられていると、容器10を縦置きにして使用した場合に、容器10がたとえば車両や路面の傾斜によってさらに傾斜しても、液面H1はヒーター30よりも高い位置に形成されやすい。よって、ヒーター30の露出が防止される。
また、第二流出口56がヒーター30の中央部33と側壁13bとの間に設けられていると、容器10を横置きにして使用した場合に、容器10がたとえば車両や路面の傾斜によってさらに傾斜しても、液面H2はヒーター30よりも高い位置に形成されやすい。よって、ヒーター30の露出が防止される。
また、第一流出口55は、第一流出口55を通る水平面と端壁13aとの間に形成される空間76が、収容空間Aの容積の10%以上となるように設けられているので、容器10を縦置きにして使用した場合に、収容空間Aのウォッシャー液が凍結し膨張しても、容器10の破損が確実に防止される。
また、第二流出口56は、第二流出口56を通る水平面と側壁13bとの間に形成される空間77が、収容空間Aの容積の10%以上となるように設けられているので、容器10を横置きにして使用した場合に、収容空間Aのウォッシャー液が凍結し膨張しても、容器10の破損が確実に防止される。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限られない。たとえば、第二流出口56は、上記実施形態のように一方向にのみ開口する場合に限られない。図6(a)および(b)に示されるように、第二流出口56に加えて(または第二流出口56に代えて)、2本の直線状の分岐チューブ57a,57bと、これら分岐チューブ57a,57bの先端に形成された付加流出口(第二流出口)58a,58bを備えた流出パイプ50Aを備えてもよい。この場合、分岐チューブ57a,57bは、分岐チューブ53と略同じ高さ(中心軸線L方向の同じ位置)に設けられてもよい。分岐チューブ57a,57bは、中央部51または分岐チューブ53から分岐している。第二流出口56、付加流出口58aおよび付加流出口58bは、中心軸線Lを中心とする同一の円周上に位置するように形成されてもよい。このような流出パイプ50Aにより、中心軸線L周りにおいて容器10が取り付けられる向きに制約がなくなり、容器10の取り付け自由度が向上する。
また、図7(a)および(b)に示されるように、第二流出口56に加えて(または第二流出口56に代えて)、1本の円環状の分岐チューブ57cと、この分岐チューブ57cの外周面に形成された複数の付加流出口(第二流出口)58cを備えた流出パイプ50Bを備えてもよい。この場合、分岐チューブ57cは分岐チューブ53と略同じ高さ(中心軸線L方向の同じ位置)に設けられてもよい。分岐チューブ57cは、中央部51または分岐チューブ53から分岐しており、中心軸線Lを中心にした円形状をなしている。第二流出口56および複数の付加流出口58cは、中心軸線Lを中心とする同一の円周上に位置するように形成されてもよい。このような流出パイプ50Bにより、中心軸線L周りにおいて容器10が取り付けられる向きに制約がなくなり、容器10の取り付け自由度が向上する。
上記実施形態では、流出パイプ50がヒーター30に取り付けられた固定部材によって固定されているが、流出パイプ50が硬い材料等により構成されている場合には、固定部材がなくてもよい。
また、上記実施形態では、ヒーター30の軸線が容器10の中心軸線L上に位置するようにヒーター30が配置されているが、その態様に限らない。たとえば、ヒーター30は容器10の中心軸線Lに対し傾斜して取り付けられてもよい。
第一流出口55は、容器10の中心軸線L上に位置しなくてもよい。第二流出口56は、ヒーター30の延在方向における中央部に設けられなくてもよく、ヒーター30の周囲のいずれか領域に設けられてもよい。空間76および空間77の容積は、収容空間Aの容積の10%以上に限られず、10%未満であってもよい。
10…容器、13a…端壁(第二端)、13b…側壁、20…蓋部、30…ヒーター(加熱部)、31…基端部、32…先端部、33…中央部、50…流出パイプ、55…第一流出口、56…第二流出口、58a,58b…付加流出口(第二流出口)、76…空間、77…空間、A…収容空間、L…中心軸線、S…供給システム。

Claims (5)

  1. ウォッシャー液を収容する容器と、
    前記容器の中心軸線方向の第一端に取り付けられて、ウォッシャー液の収容空間に対面する蓋部と、
    前記蓋部に基端部が取り付けられて、前記収容空間に向けて延在する加熱部と、
    前記収容空間に配置されて、前記収容空間のウォッシャー液を流出させるための流出パイプと、を備え、
    前記流出パイプは、
    前記容器の前記第一端とは反対側の第二端と前記加熱部との間であって、前記第二端から離間する位置に設けられた第一流出口と、
    前記容器の側壁と前記加熱部との間であって、前記側壁から離間する位置に設けられた第二流出口と、を有する、ウォッシャー液の加熱装置。
  2. 前記第一流出口は、前記加熱部の先端部を前記中心軸線方向に投影した領域と重なる位置に設けられている、請求項1に記載のウォッシャー液の加熱装置。
  3. 前記第二流出口は、前記加熱部の延在方向における中央部と前記側壁との間に設けられている、請求項1または2に記載のウォッシャー液の加熱装置。
  4. 前記中心軸線が鉛直方向に沿うように前記容器が設置された場合に、前記第一流出口は、前記第一流出口を通る水平面と前記第二端との間に形成される空間が前記収容空間の容積の10%以上となるように設けられている、請求項1〜3のいずれか一項に記載のウォッシャー液の加熱装置。
  5. 前記中心軸線が水平方向に沿うように前記容器が設置された場合に、前記第二流出口は、前記第二流出口を通る水平面と前記側壁との間に形成される空間が前記収容空間の容積の10%以上となるように設けられている、請求項1〜4のいずれか一項に記載のウォッシャー液の加熱装置。
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