JP2017035138A - 操作装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】操作装置(情報処理装置1A)は、本体部と、本体部の一端側に設けられた操作部(右側操作部3)とを備え、操作部は、外装を構成する操作部側筐体(外装構成部32A)と、操作部側筐体に配設され、入力操作を受け付ける入力部(アナログコントローラーBC1、ボタンBC2,BC4,BC5)とを備え、操作部側筐体は、使用者の片手によって把持される把持部GPRを有し、把持部GPRは、片手における1つの指(薬指RH4)が当接される第1当接部CP1と、当該1つの指とは異なる他の指(小指RH5)が当接される第2当接部CP2と、当接部CP1,CP2とは反対側に位置し、片手における所定の部位(拇指球RH6)が当接される第3当接部CP3と、各当接部CP1,CP3の間の第1寸法、及び、各当接部CP2,CP3の間の第2寸法を、それぞれ調整可能な調整部と、を有する。
【選択図】図13
Description
報処理装置に操作信号を送信する操作装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載のコントローラー(操作装置)は、使用者の左右の手で把持される左側把持部及び右側把持部と、当該コントローラーの正面に配設された方向ボタン及び操作ボタンとを有する。このうち、方向ボタンは、左側把持部が左手で把持された際の親指に対応する位置に配設され、操作ボタンは、右側把持部が右手で把持された際の親指に対応する位置に配設されている。更に、当該コントローラーは、方向ボタン及び操作ボタンが配設される領域の間に2つのアナログスティックが設けられている。
これに対し、上記構成によれば、調整部により、使用者の片手の大きさ等に応じて上記第1寸法及び上記第2寸法をそれぞれ調整できる。従って、使用者に適した把持状態を実現できるので、操作装置を把持しやすくすることができ、ひいては、当該操作装置の操作性を向上させることができる。
ここで、操作部の把持部を片手により把持して操作装置を操作する場合、薬指及び小指と拇指球とによって把持部を挟持(把持)し、比較的自由に動かすことが可能な親指及び人差し指を入力部の操作に使うことが考えられる。
このような場合に、上記第1寸法及び第2寸法のうち一方の寸法が、薬指と拇指球との間の寸法であり、他方の寸法が、小指と拇指球との間の寸法であることにより、把持部、ひいては、操作装置を確実に把持しやすくすることができる。
このような構成によれば、上記第1寸法及び上記第2寸法は、第1〜第3当接部に応じた位置に設けられる弾性部が弾性変形することによって調整される。このため、当該第1寸法及び第2寸法を使用者の手の大きさ等に応じて予め調整することなく、当該手に適合した握り方で把持部を把持できる。従って、当該把持部、ひいては、操作装置を確実かつ簡易に把持しやすくすることができる。
このような構成によれば、片手によって把持された際に上記第1寸法及び上記第2寸法が調整された把持部の形状を復元できる。従って、把持部の形状を安定化できる。
このような構成によれば、第1付勢部材及び第2付勢部材のそれぞれが上記位置に設けられていることにより、上記第1寸法及び上記第2寸法を個別に復元及び調整できる。従って、把持部、ひいては、操作装置をより確実に把持しやすくすることができる。
このような構成によれば、調整部材によって、第1当接部及び第2当接部が位置する第1側面部と、第3当接部が位置する第2側面部とが、上記第1寸法及び第2寸法が調整された状態で固定される。これによれば、使用者に応じて第1寸法及び第2寸法を予め調整できる。従って、把持部を安定かつ確実に把持しやすくすることができる。
このような構成によれば、当該他方の側面部が一方の側面部に近接する方向に変形可能であることから、当該他方の側面部を使用者の片手にフィットさせることができる。従って、把持部の把持し易さを向上させることができる。
このような構成によれば、上記第1寸法及び上記第2寸法のそれぞれを確実に個別に調整できる。従って、把持部を確実に把持しやすくすることができる。
このような構成によれば、上記のように、比較的動かしやすい親指を、ボタン等の操作に用いることができる。従って、操作装置の操作性を向上させることができる。
このような構成によれば、上記1つの指及び上記他の指を凹部に添わせることにより、これらの指を把持部にフィットさせやすくすることができる。従って、把持部の把持し易さを向上させることができる。
ここで、上記構成では、本体部の重量には、少なくとも表示部側筐体及び表示部の重量が含まれるので、当該本体部は比較的重くなる。このため、使用者の握力が弱く、上記把持部を握りづらい場合には、使用者の疲労が大きくなる。
これに対し、把持部が上記構成を有することにより、当該把持部を握りやすくなるため、使用者の握力が弱い場合でも、使用者の疲労を軽減できる。
また、操作部側筐体と本体部側筐体との間で、接続部より第1当接部側の位置に隙間が形成されていることにより、第1当接部に当接される指の先端を、当該隙間に入り込ませやすくすることができる。従って、上記1つの指及び上記他の指と、上記所定の部位とにより、把持部を強く把持できる。
以下、本発明の第1実施形態について、図面に基づいて説明する。
[情報処理装置の概略構成]
図1は、本実施形態に係る情報処理装置1を示す斜視図である。また、図2は、当該情報処理装置1を示す正面図であり、図3は、当該情報処理装置1を示す背面図である。
本実施形態に係る情報処理装置1は、外部機器と通信し、入力操作に応じた操作情報を送信する操作装置としての機能を有する他、入力操作に応じてゲーム等のアプリケーションを独立して実行する機能を有する。すなわち、情報処理装置1は、本発明の操作装置として機能する。
このような情報処理装置1は、図1〜図3に示すように、本体部2と、当該本体部2の右側及び左側に接続された操作部3,4(右側操作部3及び左側操作部4)と、を有し、これら本体部2及び操作部3,4は一体化されている。
本体部2は、図1及び図2に示すように、表示部21、音声出力部22及び制御部23(図6参照)と、これらを収納する筐体24と、を有する。なお、制御部23の構成については、後に詳述する。
表示部21は、制御部23から入力される画像情報に応じた画像を表示する。このような表示部21としては、液晶及び有機EL(Electro-Luminescence)等の各種表示パネルが例示される。この表示部21の表示面21Aの全面には、タッチパネルTPが設けられ、これにより、表示部21は、タッチスクリーンとしての機能を有する。このタッチパネルTPは、入力操作に応じた操作信号を、制御部23に出力する。このようなタッチパネルTPは、後述するボタンB1〜B5及び操作部3,4とともに、情報処理装置1の操作手段を構成する。
音声出力部22は、スピーカー等を備えて構成され、後述する制御部23から入力される音声信号に応じた音声を当該スピーカーにより出力する。
左側延出部27も、右側延出部26と同様に、筐体本体25における−X方向側の端縁(後述する左側面部25L)の略中央から−X方向に延出する腕部271と、当該腕部271の先端に接続され、XY平面に沿って腕部271より拡大された配置部272と、を有する。この左側延出部27は、後述する左側操作部4の一部を構成し、配置部272には、後述するアナログコントローラーBC1及びボタンBC3〜BC6が配設される。
正面部25Fには、表示部21の左右に、上記操作手段を構成するボタンB1,B2が配設されている他、内部に設けられた音声出力部22のスピーカーからの音声を外部に出力する開口部25F1,25F2が形成されている。
なお、上記のように、右側面部25Rの略中央から上記右側延出部26が延出しており、左側面部25Lの略中央から上記左側延出部27が延出している。
上面部25Uにおける−X方向側には、図4に示すように、情報処理装置1の電源を投入する電源ボタンB3と、それぞれ電源の入力状態及び外部との通信状態を示すLED(Light Emitting Diode)25U1,25U2と、が配設されている。また、上面部25Uにおける+X方向側には、音量操作用の一対の音量ボタンB4,B5が配設されている。更に、上面部25Uにおける略中央には、外部機器との接続用ケーブル(例えば画像ケーブル)が接続可能な端子25U3が配設されている他、当該端子25U3を挟むようにスロットSL1,SL2が配設されている。これらスロットSL1,SL2は、SIM(Subscriber Identity Module)等の通信接続用カードが挿入されるスロットであるが、半導体メモリーカードが挿入されるスロットとしてもよい。なお、ボタンB3〜B5も、上記操作手段を構成する。
下面部25Dの略中央には、図5に示すように、上記接続用ケーブルとは異なる仕様のケーブルが接続可能な端子25D1が配設されている。また、下面部25Dにおいて端子25D1の右側には、ヘッドホンジャックを接続可能な端子25D2が配設されている。
制御部23は、処理回路が実装された回路基板として構成される。この制御部23は、上記操作手段から入力される操作信号の他、外部機器からの受信情報に応じて、或いは、自律的に、情報処理装置1全体の動作を制御する。例えば、制御部23は、上記アプリケーションを実行する他、当該アプリケーションの実行時画面を表示部21に表示させる。また、制御部23は、外部機器と通信して、情報を送受信する。
このような制御部23は、入出力部231、通信部232、記憶部233、描画部234及び処理部235を有し、これらはバスラインBLによって互いに接続されている。
この入出力部231は、例えば、上記操作手段の各構成と接続され、当該各構成から入力される操作信号を処理部235に出力する。また、処理部235から入力され、操作部3,4のモーター33を駆動させる駆動信号を、当該操作部3,4に出力する。
この他、入出力部231は、LED25U1,25U2及び音声出力部22と接続され、処理部235から入力される制御信号に応じて当該LED25U1,25U2を点灯させる他、入力される音声信号を上記音声出力部22に出力する。
更に、入出力部231は、処理部235による制御の下、上記端子25U3,25D1を介して外部機器と有線通信し、当該外部機器との間で情報を送受信する。
加えて、入出力部231は、処理部235による制御の下、上記スロットSL1,SL2と接続され、これらスロットSL1,SL2に挿入されたカードに記録された情報を読み取り、読み取った情報を処理部235に出力する。
第1通信部2321は、処理部235による制御の下、上記スロットSL1,SL2に挿入された通信接続用カードに記憶された接続情報に基づいてネットワークに接続し、当該ネットワーク上のサーバー等との間で情報を送受信する。この第1通信部2321は、携帯電話網を利用したネットワーク接続を行う通信モジュールにより構成できる。
第2通信部2322は、処理部235による制御の下、近距離無線通信方式にて外部機器と無線にて通信し、当該外部機器との間で情報を送受信する。この第2通信部2322は、IEEE802.11やBluetooth(登録商標)等の規格に準拠した通信方式にて、接続対象となる外部機器と通信する通信モジュールにより構成できる。
このような通信部232により受信された情報は、処理部235に出力され、処理部235から通信部232に入力された情報は、当該情報の送信先に応じて第1通信部2321又は第2通信部2322により当該送信先の外部機器に送信される。
また例えば、処理部235は、入出力部231を介して上記操作手段から入力される操作信号に応じた処理を実行する他、上記実行時画面の描画を描画部234に指示する。また、処理部235は、OS及びアプリケーションの実行に際して出力する音声の音声信号を生成し、入出力部231を介して当該音声信号を音声出力部22又は端子25D2に出力する。
右側操作部3及び左側操作部4は、図1〜5に示すように、それぞれ筐体本体25の右側及び左側に位置する右側延出部26及び左側延出部27を含んで構成され、上記本体部2と一体化されている。これら操作部3,4は、使用者の入力操作に応じた操作信号、すなわち、使用者により操作されるボタンや操作体の操作内容を示す操作信号を本体部2、ひいては、制御部23に出力する。
図7は、情報処理装置1(右側操作部3)を示す右側面部である。
右側操作部3は、図1〜図5及び図7に示すように、+Y方向側に位置する略角柱形状と、−Y方向側に向かうに従って厚さ寸法が小さくなる略錐形状とを組み合わせたような形状に形成された筐体31を備える。この筐体31は、上記右側延出部26と、当該右側延出部26と接続されて、右側操作部3における外装を構成する外装構成部32と、を有する。
右側延出部26は、筐体31において正面部311と、上面部313、左側面部314及び右側面部315のそれぞれにおける−Z方向側の一部とを構成する。
外装構成部32は、背面部312と、上面部313、左側面部314及び右側面部315のそれぞれにおける+Z方向側の一部とを構成する。この外装構成部32における−Y方向側の部位、すなわち、当該外装構成部32における略錐形状部分は、使用者の右手(詳しくは、薬指、小指及び拇指球)により把持される把持部GPRである。
すなわち、右側延出部26は、筐体31において第1側面部としての正面部311の一部を構成する第1筐体構成部に相当し、外装構成部32は、筐体31において第2側面部としての背面部312を構成する第2筐体構成部に相当する。
具体的に、アナログコントローラーBC1は、右側延出部26における腕部261と配置部262とに跨って配置されている。このアナログコントローラーBC1は、−Z方向に起立する操作子BC11が傾倒可能に構成され、当該アナログコントローラーBC1は、操作子BC11の傾倒方向及び傾倒量を示す操作信号を出力する。
また、ボタンBC2は、配置部262においてアナログコントローラーBC1より+Y方向側の位置に4つ設けられている。これらボタンBC2の配置位置は、右側操作部3が右手によって把持された際に、当該右手の親指に応じた領域内で、かつ、菱形の頂点に応じた位置にそれぞれ配置されている。
ボタンBC3は、配置部262においてボタンBC2より+Y方向側で、かつ、−X方向側の位置に配置されている。
これらアナログコントローラーBC1及び複数のボタンBC2〜BC5は、上記操作手段を構成する入力部である。
図8は、情報処理装置1(左側操作部4)を示す左側面図である。
左側操作部4は、図1〜図5及び図8に示すように、上記ボタンBC2に代えて方向ボタンBC6を有する他は、右側操作部3と対称構造を有する。具体的に、左側操作部4と右側操作部3とは、方向ボタンBC6と4つのボタンBC2との違いを除いて、本体部2の中央を通り、かつ、+Y方向に沿う中心線を中心とする対称構造を有する。
左側延出部27は、図2〜図5及び図8に示すように、正面部411と、上面部413、左側面部414及び右側面部415のそれぞれにおける−Z方向側の一部を構成する。また、外装構成部42は、背面部412と、上面部413、左側面部414及び右側面部415のそれぞれにおける+Z方向側の一部を構成する。なお、外装構成部42における−Y方向側の部位、すなわち、当該外装構成部42における略錐形状部分は、使用者の左手(詳しくは、薬指、小指及び拇指球)により把持される把持部GPLである。
上面部413には、図4及び図8に示すように、+Z方向に沿ってボタンBC4,BC5が直列に配設されている。これらのうち、ボタンBC4は、左側延出部27の配置部272と外装構成部42とに跨って配置され、ボタンBC5は、外装構成部42に配置されている。
これらボタンBC2〜BC6も、上記操作手段を構成する入力部である。
図9は、第1把持パターンにて把持された情報処理装置1を示す背面図である。
ここで、使用者は、情報処理装置1を把持する際には、以下に示す第1把持パターン及び第2把持パターンを取り得る。
第1把持パターンは、図9に示すように、薬指RH4及び小指RH5と拇指球RH6とによって外装構成部32の把持部GPRを挟持(把持)した状態で、人差し指RH2,LH2を上記ボタンBC4に添わせ、中指RH3,LH3を背面部312,412に添わせるパターンである。この際、図示を省略するが、右手RHの親指RH1(図13参照)は、上記ボタンBC2に応じて配置され、左手LHの親指は、上記方向ボタンBC6に応じて配置される。
第2把持パターンは、図8に示すように、上記第1把持パターンにて背面部312,412に添わされていた中指RH3,LH3を上記ボタンBC5に添わせるパターンである。この第2把持パターンでは、他の指及び拇指球の配置は、上記第1把持パターンと同様である。
なお、背面部312,412には、上記第1把持パターンにおいて中指RH3,LH3が位置する部位にも、正面側に凹む凹部3122,4122が形成されている。これにより、第1把持パターンにおいて使用者が各操作部3,4、ひいては、情報処理装置1をより安定して把持できる。
上記のように、右側操作部3の一部を構成する右側延出部26と、左側操作部4の一部を構成する左側延出部27とは、本体部2の筐体本体25と一体化されている。
これらのうち、右側操作部3の左側面部314と筐体本体25の右側面部25Rとの間で、かつ、本体部2及び右側操作部3を接続する接続部としての腕部261に対する+Y方向側及び−Y方向側には、図9及び図10に示すように、隙間G1が形成されている。また、左側操作部4の右側面部415と筐体本体25の左側面部25Lとの間で、かつ、本体部2及び左側操作部4を接続する接続部としての腕部271に対する+Y方向側及び−Y方向側には、隙間G2が形成されている。特に、+Y方向及び−Y方向のうち、腕部261に対して把持部GPRを把持した際の薬指RH4の先端が位置する−Y方向側に隙間G1が形成され、腕部271に対して把持部GPLを把持した際の薬指LH4の先端が位置する−Y方向側に隙間G2が形成されている。
これら隙間G1,G2が形成されていることにより、使用者に各操作部3,4を把持することを意識させやすくすることができる。この他、使用者の指(例えば薬指RH4,LH4)を上記隙間G1,G2に入り込ませることにより、右手RHにて右側操作部3を、左手LHにて左側操作部4を把持しやすくすることができる。
図11は、XZ平面に沿う情報処理装置1の断面を−Y方向側から見た図である。また、図12は、YZ平面に沿う右側操作部3の断面を+X方向側から見た図である。
右側操作部3の筐体31内には、図11及び図12に示すように、上記入出力部231を介して処理部235から入力される制御信号に応じて駆動されるモーター33が設けられている。
このモーター33は、図12に示すように、モーター本体331と、当該モーター本体331の駆動によって回転されるスピンドル332と、当該スピンドル332の端部に偏心して設けられたウェイト333と、を有する。
そして、配置部262とモーター本体331との間には、介装部材M1が介装され、モーター本体331と外装構成部32との間には、介装部材M2が介装されている。これら介装部材M1,M2は、ゴム等の弾性材料により構成され、介装部材M1は、配置部262とモーター本体331とを密着させ、介装部材M2は、外装構成部32とモーター本体331とを密着させる。これにより、モーター本体331が駆動することによって生じた振動は、配置部262及び外装構成部32に伝導される。
ここで、把持部GPRを構成する外装構成部32は、図11に示すように、筐体本体25と腕部261を介して一体化された配置部262と、正面部311、上面部313及び右側面部315にて接続されている。しかしながら、外装構成部32における−X方向側、すなわち、本体部2側の端縁32Lは、右側延出部26と接続されておらず、筐体本体25とも接触していない。具体的に、端縁32Lと、当該端縁32Lに−Z方向において対向する腕部261との間には、隙間G3が形成されており、当該端縁32Lは、右側延出部26及び筐体本体25と接続されていない。
この場合、モーター33にて発生した振動は、右側延出部26を介して筐体本体25に伝導されるだけでなく、外装構成部32を介して筐体本体25に伝導される。すなわち、モーター33にて発生した振動は、各構成に分散されてしまい、上記掌RH7が触れる外装構成部32に伝導される振動は弱くなる。
このため、ある程度大きな振動を外装構成部32に伝導させて、使用者に当該振動を感じさせようとすると、大きな振動を生じさせるモーター(例えば、サイズが大きなモーターやウェイトが大きなモーター)を採用する必要が生じ、情報処理装置の製造コストや、右側操作部3の寸法が大きくなる。特に、筐体本体25は、表示部21等が設けられることから外装構成部32に比べて寸法及び重量が大きいため、筐体本体25、ひいては、本体部2を振動させようとすると、より大きな振動を発生させるモーターが必要となる。
このような左側操作部4の構成により、上記右側操作部3と同様に、内部に設けられたモーター43によって生じた振動を、左手LHの掌LH7(図9及び図10参照)と接する部分の略全てを構成する外装構成部42に効率よく伝導させることができ、上記と同様の効果を奏することができる。
以上説明した本実施形態に係る情報処理装置1によれば、以下の効果がある。
右側操作部3において、外装構成部32の端縁のうち−X方向側の端縁32Lと、外装構成部32が接続される右側延出部26において当該端縁32Lに対向する腕部261との間には、隙間G3が形成されている。これによれば、上記モーター33から外装構成部42に伝導された振動が、右側延出部26を介して筐体本体25に伝導されづらくなる。このため、モーター33により、使用者に接触する外装構成部32を比較的大きく振動させることができ、当該モーター33により発生した振動を使用者に効率よく伝導できる。従って、モーター33として、発生する振動が比較的小さい小型のモーターを採用することができる。左側操作部4も同様の効果を奏することができる。
これに対し、外装構成部32における上記端縁32Lとは反対側の端縁(+X方向側の端縁であり、筐体本体25とは反対側の端縁)は、右側延出部26と接続されている。この右側延出部26は、筐体本体25から+X方向側に延出した部分であり、換言すると、外装構成部32が接続される筐体24は、当該外装構成部32において上記端縁32Lが位置する−X方向側に長く形成されている。
このような構成によれば、外装構成部32における+X方向側の端縁は、筐体24における+X方向側の端部と接続されているが、当該端部とは反対側の端縁32Lは、筐体24と接続されていない。このため、外装構成部32に伝導された振動を、右側延出部26から見た延出部分である筐体本体25に伝導させづらくすることができる。これにより、外装構成部32を振動させやすくすることができ、当該外装構成部32に伝導された振動を使用者に伝導させやすくすることができる。従って、発生する振動が小さなモーターがモーター33として採用できる。左側操作部4も同様の効果を奏することができる。
これに対し、右側延出部26は、本体部2を構成する筐体24の筐体本体25と接続されて一体化されており、隙間G3を介して腕部261と対向する上記端縁32Lは、外装構成部32において右側操作部3における本体部2側に位置している。
これによれば、上記のように、比較的重い本体部2の筐体本体25に、外装構成部32に伝導された振動を伝導させづらくすることができ、当該振動を使用者に伝導させやすくすることができる。従って、操作装置として機能する情報処理装置1が上記構成を有する場合でも、モーター33によって発生した振動を使用者に確実に伝導させることができるので、発生する振動が小さなモーターをモーター33として採用できる。左側操作部4でも同様の効果を奏することができる。
これによれば、把持部GPR,GPLを各手RH,LHが把持する場合に、薬指RH4,LH4を、対応する隙間G1,G2に入り込ませやすくすることができ、各把持部GPR,GPLを強く把持できる。従って、表示部21等が筐体24(筐体本体25)により一体化された本体部2を備えることから比較的重い情報処理装置1を把持しやすくすることができるので、握力が小さい使用者であっても疲労感を軽減できる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
本実施形態に係る情報処理装置は、上記情報処理装置1と同様の構成を有するが、右側操作部3及び左側操作部4の各筐体の構成が、当該情報処理装置1と相違する。なお、以下の説明では、既に説明した部分と同一又は略同一である部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態に係る情報処理装置1Aは、上記情報処理装置1と同様に、本体部2、右側操作部3及び左側操作部4を備える。
これに対し、図13に示すように、例えば右手RHの薬指RH4及び小指RH5と拇指球RH6とによって上記把持部GPRが挟持される場合に、薬指RH4と拇指球RH6との間の+Z方向に沿う寸法L1(第1寸法に相当)、及び、小指RH5と拇指球RH6との間のZ方向に沿う寸法L2(第2寸法に相当)が、使用者の右手RHにとって適切な値であれば、右手RHにより当該把持部GPRを把持しやすくなる。
これらのことは、左側操作部4についても同様のことが言える。
特に、表示部21等が筐体本体25により一体化された本体部2は比較的重いことから、使用者(特に握力が弱い使用者)にとって右側操作部3及び左側操作部4を把持しやすいこと、更には、各操作部3,4を強く握れることは、操作だけでなく疲労の観点からも重要なことである。
このような課題に対して、本実施形態に係る情報処理装置1Aの右側操作部3は、筐体31に代えて筐体31Aを有し、当該筐体31Aは、右側延出部26の他、上記寸法L1,L2を調整可能に構成された外装構成部32Aを上記外装構成部32に代えて有する筐体31Aを備える。
なお、当該筐体31Aの一部を構成する右側延出部26の構成、及び、筐体31A以外の右側操作部3の構成は、上記第1実施形態にて示した右側操作部3と同様である。例えば、配置部262及び外装構成部32Aは、内面にて介装部材M1,M2を介して上記モーター本体331と接続されており、外装構成部32Aにおける−X方向側の端部と、右側延出部26(腕部261)との間には、上記隙間G3が形成されている。
なお、外装構成部32Aにおいて薬指RH4及び小指RH5に応じた位置には、上記凹部3121と同様の凹部31A1が形成されている。
このような外装構成部32Aは、外郭部32A1と、当該外郭部32A1によって被覆される内郭部32A2と、を有する。なお、外装構成部32Aは、例えば二色成形によって形成できるが、それぞれ別の材料により形成された外郭部32A1及び内郭部32A2を組み合わせて構成することも可能である。
内郭部32A2は、外郭部32A1より剛性が高い合成樹脂により筒状に形成されている。すなわち、外装構成部32Aの形状は、主に内郭部32A2によって形成される。
このような外装構成部32Aの把持部GPRが右手RHによって把持された場合、弾性材料により形成された外郭部32A1は、薬指RH4及び小指RH5と、拇指球RH6とにより挟持されて弾性変形し、これにより、上記寸法L1,L2が変化する(短くなる)。この際、薬指RH4による押圧力と、小指RH5による押圧力とに応じて、当該寸法L1,L2は、それぞれ独立して変化する。このように、当該寸法L1,L2のそれぞれが独立して調整可能となり、右手RHの大きさや握力等に応じて寸法L1,L2が短くなることで、把持部GPR、ひいては、右側操作部3を把持しやすくすることができる。すなわち、本実施形態において外郭部32A1は、上記寸法L1,L2のそれぞれを個別に調整可能な調整部AP1を構成する。
このような左側操作部4では、左手LHの薬指LH4と拇指球LH6との間の寸法、及び、小指LH5と拇指球LH6との間の寸法のそれぞれが独立して調整可能である。そして、左手LHにて左側操作部4(把持部GPL)を把持する際に、当該左手LHの大きさや握力等に応じて上記寸法L1,L2に応じた寸法が短くなることにより、当該把持部GPLを把持しやすくすることができる。
以上説明した本実施形態に係る情報処理装置1Aによれば、上記情報処理装置1と同様の効果を奏することができる他、以下の効果を奏することができる。
右側操作部3を右手RHにて把持して情報処理装置1Aを操作する場合、薬指RH4及び小指RH5と拇指球RH6とによって当該把持部GPRを把持することが考えられる。このような場合、手が比較的大きな使用者では、上記寸法L1,L2は大きい方が把持部GPRを把持しやすい一方で、手が比較的小さい使用者では、上記寸法L1,L2は小さい方が把持部GPRを把持しやすい。他方、寸法L1,L2では、当該手の大きさ等により、変化の仕方が一様でない。
これに対し、調整部AP1を構成する外郭部32A1が弾性変形することにより、使用者の手の大きさ等に応じて上記寸法L1,L2をそれぞれ個別に調整できる。従って、使用者に適した把持状態を実現できるので、操作装置としての機能を有する情報処理装置1Aを把持しやすくすることができ、これにより、当該情報処理装置1Aの操作性を向上させることができる。左側操作部4においても同様の効果を奏することができる。
また、薬指RH4と拇指球RH6との間の寸法L1、及び、小指RH5と拇指球RH6との間の寸法L2が調整可能であることから、把持部GPR、ひいては、情報処理装置1Aを確実に把持しやすくすることができる。左側操作部4においても同様の効果を奏することができる。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
本実施形態に係る情報処理装置は、上記情報処理装置1Aと同様の構成及び機能を有するが、右側操作部3及び左側操作部4のそれぞれの筐体の構成が異なる点で、当該情報処理装置1Aと相違する。なお、以下の説明では、既に説明した部分と同一又は略同一である部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態に係る情報処理装置1Bは、上記情報処理装置1と同様に、本体部2、右側操作部3及び左側操作部4を備える。
右側操作部3は、本実施形態では、図15に示すように、筐体31に代えて筐体31Bを有し、当該筐体31Bは、右側延出部26及び外装構成部32Bを有する。なお、当該右側延出部26の構成、及び、筐体31B以外の右側操作部3の構成は、上記第1実施形態にて示した右側操作部3と同様である。
正面部32B1及び背面部32B4は、それぞれ弾性材料(例えばエラストマー)により形成されている。すなわち、正面部32B1は+Z方向への押圧力により、背面部32B4は−Z方向への押圧力により、それぞれ弾性変形可能に構成されている。すなわち、本実施形態において正面部32B1及び背面部32B4は、上記寸法L1,L2のそれぞれを個別に調整可能な調整部AP2を構成する。
なお、外装構成部32Bにおいて薬指RH4及び小指RH5に応じた位置には、上記凹部3121と同様の凹部31B1が形成されている。
また、背面部32B4において正面部32B1に対向する面には、2つの凹部32B5,32B6が、当該把持部GPRが右手RHにより把持された際の薬指RH4及び小指RH5に応じた位置に形成されている。
すなわち、これら凹部32B2,32B3,32B5,32B6は、中空の略錐形状に形成された把持部GPRの内面に位置している。
具体的に、付勢部材32B8は、一端が凹部32B2内に配置され、他端が凹部32B5内に配置される。このため、付勢部材32B8は、薬指RH4が当接される第1当接部CP1と、拇指球RH6が当接される第3当接部CP3との間に、+Z方向に沿って配置される。
また、付勢部材32B9は、一端が凹部32B3内に配置され、他端が凹部32B6内に配置される。このため、付勢部材32B9は、小指RH5が当接される第2当接部CP2と、拇指球RH6が当接される第3当接部CP3との間に、+Z方向に沿って配置される。
このような付勢部材32B8,32B9として、本実施形態では、圧縮コイルばねが採用されている。しかしながら、これに限らず、付勢部材32B8,32B9は、上記付勢力を作用させることができれば、他の構成であってもよく、弾性材料等の他の材料により形成されていてもよい。この場合、弾性材料により形成された正面部32B1及び背面部32B4とは異なる弾性力を有する弾性材料により形成されていてもよい。
これにより、左手LHの薬指LH4と拇指球LH6との間の寸法、及び、小指LH5と拇指球LH6との間の寸法がそれぞれ独立して調整可能となる。そして、左手LHにて左側操作部4(把持部GPL)を把持する際に、左手LHの大きさや握力等に応じて上記寸法L1,L2に応じた寸法が短くなることにより、当該左側操作部4(把持部GPL)を把持しやすくすることができる。
以上説明した本実施形態に係る情報処理装置1Bによれば、上記情報処理装置1Aと同様の効果を奏することができる他、以下の効果を奏することができる。
右側操作部3は、把持部GPRの内側に配置される付勢部材32B8,32B9を有し、当該付勢部材32B8,32B9は、上記寸法L1,L2を広げる方向に把持部GPRを内側から付勢する。これによれば、右手RHによって把持されて上記寸法L1,L2が調整された把持部GPRの形状を復元できる。従って、把持部GPRの形状を安定化できる。左側操作部4においても同様である。
以下、本発明の第4実施形態について説明する。
本実施形態に係る情報処理装置は、上記情報処理装置1A,1Bと同様の構成及び機能を有するが、右側操作部3及び左側操作部4のそれぞれの筐体の構成が異なる点で、当該情報処理装置1A,1Bと相違する。なお、以下の説明では、既に説明した部分と同一又は略同一である部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態に係る情報処理装置1Cは、上記情報処理装置1と同様に、本体部2、右側操作部3及び左側操作部4を備える。
右側操作部3は、本実施形態では、図15に示すように、筐体31に代えて筐体31Cを有し、当該筐体31Cは、右側延出部26及び外装構成部32Cを有する。なお、当該右側延出部26の構成、及び、筐体31B以外の右側操作部3の構成は、上記第1実施形態にて示した右側操作部3と同様である。
この外装構成部32Cは、正面側(−Z方向側)に位置する正面部32C1(第1側面部)と、背面側(+Z方向側)に位置する背面部32C6(第2側面部)と、これらの間の寸法を調整して固定する調整部材としてのねじSC1,SC2と、を有する。
また、背面部32C6において正面部32C1と対向する面には、正面側(−Z方向側)に起立する2つのボス32C7,32C9が立設されている。これらのうち、ボス32C7は、把持部GPRが把持された際の薬指RH4に応じた位置(薬指RH4により押圧力が作用される位置)に配置されている。また、ボス32C7に対して−Y方向側に位置するボス32C9は、当該把持部GPRが把持された際の小指RH5に応じた位置(小指RH5により押圧力が作用される位置)に配置されている。
これらボス32C7,32C9の先端には、それぞれ、ねじ孔32C8,32CAが形成されている。
そして、凹部32C2の底部分に形成された孔部32C3には、上記ねじSC1のねじ胴部SC11が挿通され、凹部32C4の底部分に形成された孔部32C5には、上記ねじSC2のねじ胴部SC21が挿通される。各ねじ胴部SC11,SC21は、孔部32C3,32C5を挿通した後、上記ねじ孔32C8,32CAに螺合する。
なお、この状態では、各ねじSC1,SC2の頭部SC12,SC22は、対応する凹部32C2,32C4内に収納される。
そして、当該寸法L1,L2が調整された外装構成部32Cの把持部GPRを使用者が右手RHにて把持することにより、当該右手RHの大きさや握力に依らずに、把持部GPRを把持しやすくすることができる。
すなわち、本実施形態において、正面部32C1、背面部32C6及びねじSC1,SC2は、上記寸法L1,L2のそれぞれを個別に調整可能な調整部AP3を構成する。
これにより、左手LHの薬指LH4と拇指球LH6との間の寸法、及び、小指LH5と拇指球LH6との間の寸法がそれぞれ独立して調整可能となる。そして、左手LHにて左側操作部4(把持部)を把持する際に、当該左手LHの大きさや握力等に応じて当該寸法を予め調整しておくことにより、当該左側操作部4(把持部GPL)を把持しやすくすることができる。
以上説明した本実施形態に係る情報処理装置1Cによれば、上記情報処理装置1Aと同様の効果を奏することができる他、以下の効果を奏することができる。
把持部GPRは、第1当接部CP1及び第2当接部CP2が位置する背面部32C6(第1側面部)と、第3当接部CP3が位置する正面部32C1(第2側面部)と、を有し、寸法L1,L2が調整された状態で、正面部32C1及び背面部32C6が、調整部材としてのねじSC1,SC2により固定される。これによれば、使用者の右手RHの大きさや握力に応じて寸法L1,L2を予め調整できる。従って、把持部GPRを安定かつ確実に把持しやすくすることができる。左側操作部4についても同様である。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
上記各実施形態では、本体部2の右側(+X方向側)に右側操作部3が位置し、当該本体部2の左側(−X方向側)に左側操作部4が位置するとした。しかしながら、本発明はこれに限らない。すなわち、右側操作部3及び左側操作部4のうち、一方のみが本体部2と接続されるように設けられていてもよい。また、操作部は、本体部に対して+Y方向側又は−Y方向側に設けられていてもよく、+Z方向側又は−Z方向側に設けられていてもよい。すなわち、本体部に対する操作部の位置は問わない。
上記各実施形態では、それぞれ入力部としてのアナログコントローラーBC1及び各ボタンBC2〜BD4,BC6は、配置部262,272に位置するとした。しかしながら、本発明はこれに限らない。例えば、外装構成部32,32A〜32C,42にボタン等を含む入力部が設けられていてもよい。
Claims (11)
- 本体部と、
前記本体部の一端側に設けられた操作部と、を備え、
前記操作部は、
外装を構成する操作部側筐体と、
前記操作部側筐体に配設され、入力操作を受け付ける入力部と、を備え、
前記操作部側筐体は、使用者の片手によって把持される把持部を有し、
前記把持部は、
前記片手における1つの指が当接される第1当接部と、
前記片手における前記1つの指とは異なる他の指が当接される第2当接部と、
前記第1当接部及び前記第2当接部とは反対側に位置し、前記片手における所定の部位が当接される第3当接部と、
前記第1当接部と前記第3当接部との間の第1寸法、及び、前記第2当接部と前記第3当接部との間の第2寸法を、それぞれ調整可能な調整部と、を有することを特徴とする操作装置。 - 請求項1に記載の操作装置において、
前記1つの指は、薬指であり、
前記他の指は、小指であり、
前記所定の部位は、拇指球であることを特徴とする操作装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の操作装置において、
前記把持部は、前記第1当接部、前記第2当接部及び前記第3当接部に応じた位置に設けられる弾性部を有し、
前記調整部は、前記弾性部を含んで構成され、
前記第1寸法及び前記第2寸法のそれぞれは、前記把持部が前記片手によって把持されて、前記第1寸法及び前記第2寸法が変動する方向に前記弾性部が弾性変形されることにより調整されることを特徴とする操作装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の操作装置において、
前記把持部の内側に配置され、前記第1寸法及び前記第2寸法を広げる方向に前記把持部を付勢する付勢部材を有することを特徴とする操作装置。 - 請求項4に記載の操作装置において、
前記付勢部材は、第1付勢部材及び第2付勢部材を含み、
前記第1付勢部材は、前記第1当接部と前記第3当接部との間に配置され、
前記第2付勢部材は、前記第2当接部と前記第3当接部との間に配置されていることを特徴とする操作装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の操作装置において、
前記把持部は、
前記第1当接部及び前記第2当接部が位置する第1側面部と、
前記第3当接部が位置する第2側面部と、を有し、
前記調整部は、前記第1寸法及び前記第2寸法が調整された状態で、前記第1側面部及び前記第2側面部を固定する調整部材を有することを特徴とする操作装置。 - 請求項6に記載の操作装置において、
前記第1側面部及び前記第2側面部のうち一方の側面部は、剛性を有し、
前記第1側面部及び前記第2側面部のうち他方の側面部は、前記一方の側面部に近接する方向に変形可能な特性を有することを特徴とする操作装置。 - 請求項7に記載の操作装置において、
前記調整部材は、第1調整部材及び第2調整部材を含み、
前記第1調整部材は、前記第1当接部及び前記第3当接部にて前記第1側面部及び前記第2側面部を固定し、
前記第2調整部材は、前記第2当接部及び前記第3当接部にて前記第1側面部及び前記第2側面部を固定することを特徴とする操作装置。 - 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の操作装置において、
前記入力部は、前記把持部が前記片手によって把持された際に、前記片手における親指が位置する部位に配設され、
前記1つの指及び前記異なる指は、前記親指以外の指であることを特徴とする操作装置。 - 請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の操作装置において、
前記把持部は、当該把持部が前記使用者の手に把持された際に、前記1つの指及び前記他の指に応じた位置に形成された凹部を有することを特徴とする操作装置。 - 請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の操作装置において、
前記本体部は、
本体部側筐体と、
前記本体部側筐体に一体化される表示部と、を有し、
前記操作部側筐体及び前記本体部側筐体の一方は、他方に接続される接続部を有し、
前記操作部側筐体と前記本体部側筐体との間で、前記接続部より前記第1当接部側の位置には、隙間が形成されていることを特徴とする操作装置。
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