JP2017034745A - 監視制御システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】変電所60,70に設けられた複数の変電所機器63,64,73,74を監視制御する監視制御装置10と、複数の変電所機器63,64,73,74と監視制御装置10との間で送受信される情報を中継する中継装置35,45と、を備え、中継装置35,45は、監視制御装置10における複数の変電所機器63,64,73,74を監視制御する機能を備える。
【選択図】図14
Description
図1は、本発明の第1実施形態に係る監視制御システムSYS−Aの構成を示すシステム構成図である。図1に示す監視制御システムSYS−Aは、電力系統を監視し制御するシステムである。図1に示すように、監視制御システムSYS−Aは、監視制御装置10、フロントエンドプロセッサ15a,15b(以下、FEPという。)、ゲートウェイ31,41,51(以下、GWという。)、TC61,71(TC:テレコントロールユニット、遠方監視制御装置)、フィールドゲートウェイ62,72(以下、FGWという。)、中継機器55、電力ネットワークモデルデータベース91(以下、電力NWモデルDBという。)、手順・件名データベース92(以下、手順・件名DBという。)、データウェアハウス93、DX連携94、及び外部システム100を備えている。なお、監視制御システムSYS−Aは、変電所等における制御対象設備である複数の変電所機器63,64,73,74や、配電機器81、配電塔設備82、IT開閉器83、回線選択84(22kv回線選択)を含む構成であると定義してもよい。
系統監視制御サブシステム11は、SCADAとして、「データ送受信」、「コミュニケーション装置(GW31に相当する装置)からのデータ取得」、「設定に応じた情報の自動取得と取得情報に基づいた自動制御」、「遠隔エラー検知」、「時刻同期」、「コントロールセンター(シンクライアント)からのアクセス」、「各種データ処理(アナログ/デジタルデータ、計算済みデータ、トポロジー、マニュアルデータ、外部からの登録データ等)」、「複数イベントのシーケンス管理」、「各種装置類の監視制御(アイソレーター、アーススイッチ、ブレーカー、ボルトアンペア無効電力(VAR)コントロール、タップチェンジコントロール、セットポイントコントロール等)」、「各種監視情報の蓄積及び復旧(回路ブレーカー状態、リアルタイムスナップショット、定期的なスナップショット、イベントデータ、障害情報、履歴、メッセージログ等)」などの機能を備える。
系統監視制御サブシステム11は、EMSとして、「状態評価(電圧等のリアルタイム測定とそれに基づいた状態予測・評価。オペレーターの指示に基づいた各種状態の評価。)」、「経路計算」、「コンティンジェンシー分析(様々な仮定条件を基に最も安定した運用プランを導出するための機能。計画停電等に用いる。)」、「電圧を安定させるための分析」、「短絡計算」、「電力最適化とセキュリティ分析、コンティンジェンシーディスパッチ(潮流・電圧等の様々な測定値を基に、最適化目標を実現するための案を提示する 。また最適化するにあたっての制約条件(コンティンジェンシー)を分析する。制約条件を回避するための最も効果的な改善策を決定する。)」、「電圧スケジューラー(系統制御のロス(無効電力)を最小化するための最適なデバイス設定を支援する。)」などの機能を備える。
系統監視制御サブシステム11は、その他の機能として、「スイッチ分析」、「スイッチシーケンス指示管理」、「障害箇所検知及びサービス復旧」、「計画停電管理」、「計画外停電管理」、「予測機能(機能短期、中期、長期)」、「各種分析、レポーティング(法定帳票、パフォーマンスや品質分析のためのレポート等)」などの機能を備える。
系統監視制御サブシステム11は、電力ネットワークモデル(CIMモデル)管理機能として、「系統監視制御モデル管理」の機能を備える。
配電監視制御サブシステム12は、SCADAとして、「データ送受信」、「コミュニケーション装置(ゲートウェイ41に相当する装置)からのデータ取得」、「設定に応じた情報の自動取得と取得情報に基づいた自動制御」、「遠隔エラー検知」、「時刻同期」、「コントロールセンター(シンクライアント)からのアクセス」、「各種データ処理(アナログ/デジタルデータ、計算済みデータ、トポロジー、マニュアルデータ、外部からの登録データ等)」、「複数イベントのシーケンス管理」、「各種装置類の監視制御(アイソレーター、アーススイッチ、ブレーカー、ボルトアンペア無効電力(VAR)コントロール、タップチェンジコントロール、セットポイントコントロール等)」、「各種監視情報の蓄積及び復旧(回路ブレーカー状態、リアルタイムスナップショット、定期的なスナップショット、イベントデータ、障害情報、履歴、メッセージログ等)」などの機能を備える。
配電監視制御サブシステム12は、DMSとして、「障害箇所検知及びサービス復旧」、「スイッチ分析」、「スイッチシークエンス指示管理」、「ボルトアンペア無効電力(VAR)最適化」、「アンバランスロードフロー」、「短絡分析機能」、「電力最適化(潮流・電圧等の様々な測定値を基に、最適化目標を実現するための案を提示する 。)」、「電圧スケジューラー(配電制御のロス(無効電力)を最小化するための最適なデバイス設定を支援する。)」などの機能を備える。
配電監視制御サブシステム12は、その他の機能として、「計画停電管理機能」、「計画外停電管理機能」などの機能を備える。
配電監視制御サブシステム12は、電力ネットワークモデル(CIMモデル)管理機能として、「配電監視制御モデル管理」の機能を備える。
統合NW設備管理サブシステム13は、電力ネットワークモデル(CIMモデル)管理機能として、「CIMモデル構築に必要な既存データの収集機能」、「CIMモデル管理機能(編集・検証・更新機能、モデルの状態管理機能、リポジトリ機能、サブシステムで派生するCIMモデルの管理、履歴管理機能(セキュリティ機能))」、「系統監視制御サブシステム11及び配電監視制御サブシステム12及び外部システム100とのCIMモデル連携機能(モデルインポート・エクスポート時のバリデーションチェック、フォーマット(様式)管理、ワークフロー、モデルの整合性管理)」、「各種分析に必要なデータの提供機能」などの機能を備える。
・アプリケーションは、送電系統制御対象のフィールドデバイスから送信される各種データ(設備情報/計測情報)を取込、状変・事故の検出、停電監視、事故設備判定を行うために必要な情報をリアルタイムで編集し、ユーザに表示する。
・このアプリケーションは、潮流・電圧・電流・設備異常・水位・流量等の各監視を行うための情報を、リアルタイムで編集し、ユーザに表示する。
・ユーザの指示に基づき、表示内容やビューを切り替える。
・このアプリケーションは、状変・事故等の情報を、ユーザの指示に基づきもしくは自動で保管する。
・このアプリケーションは、ユーザが送電系統操作機能に関する操作手順表(系統運用操作手順)を作成・更新、申請・承認、保管、出力するための機能を提供する。
・このアプリケーションは、承認された操作手順表に基づかない直接制御について、制御実績に基づき、操作手順表(制御記録)を自動生成し、保管する。
・ユーザは、当該アプリケーションにて、操作手順表テンプレートを作成・更新・保管する。また、保管された操作手順表テンプレートを基に、個別手順表を作成することができる。
・ユーザは、当該アプリケーションにて送電系統の制御を行う。操作手順表に基づいた制御、及び直接制御(個別操作)の両方がある。
・アプリケーションは、監視情報を基に一部の自動制御を行う。
・監視アプリケーションでの送電系統事故の検知を受け、このアプリケーションは、事故関係情報を編集し、ユーザへ表示する。統合NW設備管理サブシステム13:事故記録管理へ事故情報を連携する。
・ユーザは、このアプリケーションにて警報装置を用い、関係各所への通報(音声通報)を行う。
・ユーザは、このアプリケーションにて、保全依頼を作成し、保全担当者へ通知する。
・ユーザは、このアプリケーションにて、停電事故情報を作成し、関係各所(イントラネット等)へ通知する。
・ユーザは、当該アプリケーションにて、外部システムである作業停止調整システムで作成した停止計画を登録・編集・保管・出力する。
・アプリケーションは、ユーザの指示に基づき、停止計画を関係各所に通知する。
・アプリケーションは、停止計画の実績を保管する。
・このアプリケーションは、監視情報を基に、ユーザの指示に基づきもしくは自動で、電力最適化のための各種運用計算(潮流計算・電圧計算・短絡計算、最適系統構成計算、発電所使用水量計算等)を行う。
・このアプリケーションは、送電系統監視制御業務に必要な各種図表データ(系統総括図・主要系統図・単線結線図・部分系統図・電力潮流図・水系統括図等)を管理する。
・統合NW設備管理サブシステム13が内部にて若しくは外部システムより取得・蓄積しているネットワーク設備情報及び地図情報を基に、手動若しくは自動で図表データを作成・編集する。
・ユーザは、当該アプリケーションにて、系統図表を照会・出力する。
・このアプリケーションは、系統監視制御サブシステムが正しく動作していることを監視する。
・このアプリケーションは、系統監視制御サブシステムの各種オプション設定(運転モード切替、ネットワーク切替、指令台に対するエリア別制御可否設定等)を管理する。
・ユーザは、系統制御用シンクライアントより当該アプリケーションが提供する訓練環境を用いて、各種監視制御のシミュレーション訓練を行う。
・ユーザは、当該アプリケーションにて、訓練センターシステム(外部システム)用のデータを収集・出力する。
・CC用ユーザは、当該アプリケーションにて、監視情報を基に、送電系統監視制御に必要な各種記録・グラフ(定型帳票)の作成・出力を行う。記録統計;
・このアプリケーションでは、統合NW設備管理サブシステム13:CIMモデル管理アプリケーションで管理されているCIMモデルを基に、系統監視制御サブシステム11に必要なCIMモデルを派生・管理する。
・系統盤に設備情報・計測情報および監視結果を表示し、主要な電力系統の状態を監視する。
・プロジェクタ画面を使用し、防災端末情報(雷観測・台風情報・降雪情報など)や、指令台画面など様々な映像を表示する。
・系統運用業務を行う上で、制御所・特別高圧電力の需要家など大勢の相手と複数回電話をする必要があるため、電話の発着信を簡易化した電話装置を用いる。主な機能は、監視モニターからのアナログ・デジタル・CB回線発信、および応答・復旧・保留・録音・転送・割り込み・一斉・起呼者表示・自動メッセージ応答等の機能を有する。
・リアルタイムでの測定、発電予測、負荷予測、設定電圧等、電力網の安定運用に必要な各種情報を提供する。
・系統ネットワークにおける電力潮流に関する分析機能である。様々な条件仮説を検証し、ネットワークを安定運用するための条件を見出す。
・系統ネットワークにおける電力潮流に関する分析機能である。様々な条件仮説を検証し、ネットワークを安定運用するための条件を見出す。
・特定のコンティンジェンシー下のネットワーク信頼度の測定を支援する機能である。定常状態の電力潮流ソリューションをシミュレートし、圏外の状態の場合はオペレータにネットワークをチェックさせる。当該機能は、分析中の予定停止時にもできなくてはならない。
・オペレータが電圧安定に関する問題を識別し、電圧を安定させるための諸条件の効果を精査する支援を行う。
・現行運用条件やネットワークトポロジーで回路遮断器定格を超えてしまう可能性のある潜在的に問題のある潮流を分析することで、電力ネットワーク上で障害が発生している潮流を識別する機能である。遮断器の能力や保護設定の確認も行う必要がある。遮断器オペレーションと連携することで、オペレータが確実に短絡容量上限を超える可能性のある遮断器をクローズできるようにする。
・システムオペレーションを強化するための機能であり、最適化目標を達成するために制御に関するオプションを提示する機能である。
・コンティンジェンシーを制約条件として考慮し、妥当かつ予防的な制御ストラテジーの立案を支援する機能である。
・有効電力オペレーション制約違反を抑制するために、発電から再給電に至る最も効果的かつ低コストな是正措置を決定するための機能である。
・負荷断、システム不安定等の潜在的なリスクがある場合のオペレータへの適切な警告
・オペレータによるスイッチングシーケンス指令の作成、および内部承認プロセス。
・故障個所の切り離しおよび復旧機能について以下の3つのモードをサポートする。
・閉ループモード:正常な箇所へサービスを切り替えるために、スイッチングオーダーを生成する。このスイッチングオーダーはSCADAを介して自動的に実行される。
・アドバイザリーモード:正常な箇所へサービスを切り替えるために、スイッチングオーダーを生成する。このスイッチングオーダーはオペレータ画面に表示され承認されることによって実行される。
・スタディモード:手動で調整・保存された対応方法をオペレータによって起動され、オペレータ指定の運用条件下でスイッチングオーダーを生成する。
・停電お問い合わせ管理:停電お問い合わせシステムは、需要家に停電の詳細や復旧見込みについて情報提供する。
・停電分析:停電箇所、停電種別、影響を受けている(受けるおそれのある)顧客数、および通知が必要な顧客に関する分析が可能である。
・スイッチング分析自動スイッチングに関するオプションを複数表示することができる。また、オペレータによる分析結果の確認およびそれに基づいたスイッチングオペレーションの実行を可能とする。オペレータが分析結果を承認し、アクションプランを選択した場合、スイッチングシーケンスを生成、修正できる。
・気象データ、気象予測、消費データ、電力損計算、その他補足情報を用い、需要予測を行う。
・API等を用いた商業的および技術的データの取得機能である。
・系統監視制御システム/配電監視制御システムで実行された処理とSCADAのデータを統合したレポート作成機能である。
・規則に沿った標準レポートテンプレート。
・このアプリケーションでは、統合NW設備管理サブシステム13の電力NWモデル管理アプリケーションで管理されている電力NWモデルを基に、系統監視制御サブシステム11に必要な電力NWモデルを派生・管理する。
・このアプリケーションは、配電系統制御対象のフィールドデバイスから送信される各種データ(設備情報/計測情報)を取込、状変・事故の検出、停電監視、事故設備判定を行うために必要な情報をリアルタイムで編集し、ユーザに表示する。
・このアプリケーションは、潮流・電圧・電流・設備異常等の各監視を行うための情報を、リアルタイムで編集し、ユーザに表示する。
・ユーザの指示に基づき、各種スケルトン、街路図、系統図、一覧表等の表示内容やビューを切り替える。
・このアプリケーションは、状変・事故等の情報を、ユーザの指示に基づきもしくは自動で保管する。
・状変・事故時、各種操作に基づく、記録、印字、音声、警報を実施する。
・機器・線路等の状態管理・更新を実施する。
・各種フィールドデバイス毎のフォーマットに対応した処理を実施する。
・オンライン状態とは別に試験系状態で監視を実施する。
・他のシステムと連携し送受信を実施する。
・このアプリケーションは、ユーザが配電系統操作機能に関する操作手順表(変電所操作手順、配電線機器操作、各種確認手順)を作成・更新、申請・承認、保管、出力するための機能を提供する。
・このアプリケーションは、登録された停止計画(配電線作業停止計画、計画停電、変電所作業停止計画)に基づき、操作手順表を自動生成し、保管する。
・ユーザは、操作手順表個別作成、修正も可能である。
・手順表は、他のシステムへ事前に送付、または他のシステムから事前に受信し、実行可否を判断する。
・このアプリケーションは、検知された事故情報に基づき、復旧手順表を自動生成し、表示・保管する。
・ユーザは、当該アプリケーションにて、操作手順表テンプレートを作成・更新・保管する。また、保管された操作手順表テンプレートを基に、個別手順表を作成できる。
・ユーザは、当該アプリケーションにて配電系統の制御を行う。操作手順表に基づいた制御、及び直接制御(個別操作)の両方がある。
・アプリケーションは、監視情報を基に一部の自動制御を行う。自動化の範囲はシステム機能一覧に基づき判断する。
・配電機器について請定値・設定値の遠方設定を実施する。
・制御に伴う各種状態管理・更新を実施する。
・各種フィールドデバイス毎のフォーマットに対応した処理を実施する。
・オンライン状態とは別に試験系状態で制御を実施する。
・監視アプリケーションでの配電系統事故の検知を受け、当該アプリケーションは、事故関係情報を編集し、ユーザへ表示する。統合NW設備管理サブシステム13:事故記録管理へ事故情報を連携する。
・ユーザは、当該アプリケーションにて警報装置を用い、関係各所への通報(音声・警報通報)を行う。
・ユーザは、当該アプリケーションにて、保全依頼を作成し、保全担当者へ通知する。
・ユーザは、当該アプリケーションにて、もしくは当該アプリケーションが定期的に、停電事故情報を作成し、関係各所(停電情報提供システム等)へ通知する。
・ユーザは、当該アプリケーションにて、停止計画(配電線作業停止計画、計画停電、変電所作業停止計画)を登録・編集・保管・出力する。
・このアプリケーションは、ユーザの指示に基づき、停止計画を関係各所に通知する。
・このアプリケーションは、停止計画の実績を保管する。
・このアプリケーションは、監視情報を基に、ユーザの指示に基づきもしくは自動で、電力最適化のための各種運用計算(電圧計算・電流計算、事故時復旧時計算、負荷モデル等)を行う。
・配電用変電所電圧タップ、配電線電圧調整機器(SVR)、センサ内蔵開閉器、線路インピーダンス等を使用し、系統が適正電圧となるように計算し、自動制御を実施する。
・このアプリケーションは、配電系統監視制御業務に必要な各種図表データ(総監盤、変電所スケルトン、配電線スケルトン、街路図、22kV系統図、22kV回線選択式変圧器結線図等、および各種表示図面)を管理する。
・統合NW設備管理サブシステムが内部にてもしくは外部システムより取得・蓄積しているNW設備情報及び地図情報を基に、手動もしくは自動でメンテナンスにて作成された図表データを管理する。
・当該アプリケーションは、設備、計測値、線路の状態をリアルタイムに反映し、表示する。
・ユーザは、関係図表を使用し、監視・制御・手順作成等に使用する。
・このアプリケーションは、配電監視制御サブシステム12が正しく動作していることを監視する。
・このアプリケーションは、配電監視制御サブシステム12の各種オプション設定(運転モード切替、操作卓に対するエリア別制御可否設定等、変電所運用項目設定、自動復旧設定等)を管理する。
・ユーザは、配電制御用シンクライアントより当該アプリケーションが提供する訓練環境を用いて、各種監視制御、事故復旧、手順書作成、メンテナンスのシミュレーションを行う。
・事故シナリオ等のシナリオ(訓練環境・データ設定、模擬訓練、訓練結果データ照会)を自動・手動にて作成できる。
・ユーザは、当該アプリケーションにて、監視情報、制御取得情報を基に、配電系統監視制御に必要な各種状態・記録・グラフ(定型帳票)の作成・参照・出力を行う。
・制御オペレータ以外にも各種状態・記録・グラフ等の情報提供を行う。
・他のシステムと連携し送受信を実施する。
・このアプリケーションは、配電線のメンテナンス内容から自動的に事故捜査図を生成する。
・ユーザは、自動生成された事故捜査図を照会・更新・出力する。
・このアプリケーションでは、統合NW設備管理サブシステム13のCIMモデル管理アプリケーションで管理されている電力NWモデルを基に、配電監視制御サブシステム12に必要なメンテナンスを実施する。
・他のシステムと連携し送受信を実施する。
・リアルタイムでの測定、負荷予測等の電力網の安定運用に必要な各種情報を提供する。
・ユーザが監視制御において電圧適正に関して問題を意識し、電圧適正を保つための諸条件が認識できるように支援を行う。
・ユーザが監視制御において潮流方向が認識できるように支援を行う。
・ユーザが監視制御において不均衡電流が認識できるように支援を行う。
・ユーザが監視制御において適正電圧超過、分岐等での過負荷発生が認識できるように支援を行う。
・ユーザが監視制御において現行運用条件により遮断器、開閉器の短絡容量を超える可能性が認識できるように支援を行う。
・故障個所の検知と特定、健全停電区間の自動復旧を行う。
・予定作業停止計画を管理する。
・事故停電の管理をする。
・気象データ、気象予測、その他の補足情報を用い、1時間毎、1日毎、1週間毎、1カ月毎の短期、中期、長期の需要予測を行い、監視制御を支援する。
・API等を用いた技術的データを作成する。
・規則に沿った標準レポートを作成する。
・このアプリケーションでは、統合NW設備管理サブシステム13の電力NWモデル管理アプリケーションで管理されている電力NWモデルについて、配電監視制御サブシステム12において必要な情報の送受信を実施する。
・このアプリケーションは、監視制御システムが管理対象としている電力ネットワーク上のフィールドデバイスから送信される各種データ(詳細データ)を収集・管理する。
・このアプリケーションは、収集・管理した各種データを複合的に分析し、電力ネットワーク上のフィールドデバイスの異常を検知し、ユーザに通知する。(ヘルスチェック機能)
・ユーザは、電力NW設備状況データ収集アプリケーションが収集した電力NW設備状況データを照会する。
・ユーザは、当該アプリケーションにて、監視制御システムが管理対象としている電力ネットワーク上の設備(フィールドデバイスを含む)の構成(インベントリーリスト)と個々の設定を管理する。(モード、オプション、閾値等の設定。有効期間の設定。及び設定変更に伴う影響分析)
・このアプリケーションは、電力ネットワーク上の設備のセキュリティ(遠隔制御/直接制御の可否等)を設定・管理する。
・このアプリケーションは、ユーザの認証および権限を設定・管理する。また、認証情報(パスワード等)を管理する。
・このアプリケーションは、監視制御システム内に蓄積される文書(ファイル)を管理する。
・このアプリケーションは、監視制御システムおよび監視制御システムが使用しているネットワーク上のセキュリティを管理する。(不正検知、マルウェア対策等)
・ユーザは、当該アプリケーションにて、構成・設定管理アプリケーションでデータメンテナンスを行った結果について、対向試験を行う。
・対向試験には、1)システム内でクローズする「内部試験」、2)データ連系を行う送信先システム・装置などの各システム相互間で、監視制御情報、運用情報などの模擬情報を送受信しながら実施する「外部試験」、の2種類がある。
・このアプリケーションは、系統監視制御および配電監視制御の検知・通報アプリケーションからの情報を基に、送電系統、配電系統事故の記録を管理する。
・速報性の高い事故通報は、系統監視制御および配電監視制御の検知・通報アプリケーションから行う。ユーザは、当該アプリケーションにて、詳細な事故記録を編集・蓄積し、照会可能とする。また、関連外部システムへ通知する。
・ユーザは、当該アプリケーションにて、管理業務に必要な各種記録・グラフ(定型帳票)の作成・出力を行う。
・このアプリケーションは、管理業務に必要な各種図表データ(各種スケルトン、系統図、充電部確認図等)を管理する。
・このアプリケーションは、NW設備情報および地図情報を外部システム(配電情報管理システム等)より取得し、管理する。
・ユーザは、当該アプリケーションにて、各種図表を照会・出力する。
・このアプリケーションは、監視制御システム全体の電力NWモデル(CIMモデル)データを管理する。系統監視制御サブシステム11および配電監視制御サブシステム12で個別管理される電力NWモデルの親として統括する。
・このアプリケーションは、機器毎の保全作業の履歴情報を管理する。ユーザは、当該アプリケーションにて、定期保全作業結果を作成・更新、保管、出力する。
・このアプリケーションは、ユーザが、定期保全作業の手順書(現地手順表)を作成・更新、申請・承認、保管、出力するための機能を提供する。
・電力会社の業務系システムで管理している、変電所の設備情報や停止件名の情報について、監視制御系のアプリケーションと連携し、登録情報の照会、入力データへの反映、出力等を行う。
既設の監視制御システムとDX網を介して、HTIF方式IFにて情報連携する。
ICCP情報連携機能;
ICCPを通じて連携が可能な外部システムと情報連携する。
コミュニケーション装置(ゲートウェイ:なお、フィールドゲートウェイを含んでもよい。)との間で送受信されるデータを集約・配信する。
サーバ拠点間(データセンター間)、サブシステム間の情報連携を行う。通信プロトコルはIEC61970もしくはIEC61968もしくはICCP(Inter Control Center Protocol)を用いる。例えば、給電所の系統制御機能のバックアップを配下の制御所オペレータが持つ場合、制御所オペレーターは配電監視制御側202より系統監視制御201側に当データセンター間連携機能を用いて対象コミュニケーション装置の制御権を要求し獲得する。
コミュニケーション装置(GW31,41)からの情報を、国際標準の伝送プロトコル(IEC61970/IEC61968)へ変換する。また、各サブシステム11,12,13からの制御情報を対象となるコミュニケーション装置向けに、所定の伝送プロトコルに変換して送信する。
複数のTCからの情報伝送を集約および変換し、監視制御システムSYS−A(監視制御装置10)へ伝送を行う。
・接続されているTCからの情報を監視制御システムSYS−A(監視制御装置10)へ送信する。
・監視制御システムSYS−A(監視制御装置10)側からの制御情報に基づき、接続されているTCへ制御情報を送信する。
接続されているTCからの情報を、国際標準の伝送プロトコルへ変換する。また、サーバ拠点(データセンター)側からの制御情報を対象となるTC向けに、TCの伝送プロトコルに変換して送信する。
・コミュニケーション装置の構成制御を行う。
・コミュニケーション装置が異常もしくは故障時に自動的に健全側への切替を実施する。
コミュニケーション装置が故障した場合に、上位の監視制御システム(監視制御装置10)へ異常通報を行う。
監視制御システム(監視制御装置10)に正常に情報が伝送されなかった場合に再送する。
・TCから2ルートで伝送されてくる場合においては、コミュニケーション装置側にてルート管理を行う。
・コミュニケーション装置側からTCへ制御情報を送信する場合において、TCが2ルート受信の場合は両ルートへ送信する。
・コミュニケーション装置および接続されているTCの構成制御を管理する。
・サーバ側からの構成制御情報に基づき、構成を更新する。
コミュニケーション装置および接続されているTCの故障情報を監視制御システム(監視制御装置10)に通知する。
保守要員が、保守ツールを用いコミュニケーション装置を直接操作する際に必要な機能を提供する。例えば、保守に必要な情報(伝送データ、設備情報/計測情報)の表示、選択による遠隔制御の無効化などである。
セキュリティ機能、時刻同期機能なども設けられる。
・接続されている遮断器・保護リレーなどの変電所機器からの情報を収集し、定期的に指定されたフォーマット(プロトコルはIEC60870−5−104/IEC61850)でサーバ側へ送信する。
・サーバ側からの制御情報に基づき、接続されている遮断器・保護リレーなどの変電所機器へ制御情報を伝達する。
・接続されている遮断器・保護リレーなどの変電所機器からの情報を、指定されたフォーマットへ変換する。また、サーバ側からの情報を対象となる遮断器・保護リレーなどの変電所機器向けにフォーマット変換する。
・接続されている遮断器・保護リレーなどの変電所機器の動作を監視し、故障を検知し、エラー情報を保管する。また、サーバ側へエラー情報を伝達する。
・保守要員が保守ツールを用いて変電所コミュニケーション装置を直接操作する際に必要な機能を提供する。
上記した第1実施形態では、監視制御装置10はデータセンター1A,1B,1Cに設けられていた。これに対し、第2実施形態では、監視制御装置はデータセンター1A,1B,1Cだけでなく、制御所にも設けている。
第3実施形態では、上記した第1及び第2実施形態に示す監視制御システムSYS−A,SYS−Bと異なる構成の監視制御システムを示す。
10 監視制御装置
11 系統監視制御サブシステム
12 配電監視制御サブシステム
13 統合NW設備管理サブシステム
15a,15b FEP
20 WAN
30,40 制御所
31,41 GW(中継装置、第1中継部、第2中継部、第1ゲートウェイ)
61,71 TC(中継装置、第1中継部)
62,72 FGW(中継装置、第2中継部、第2ゲートウェイ)
63,64 変電所機器
73,74 変電所機器
Claims (2)
- 変電所に設けられた複数の変電所機器を監視制御する監視制御装置と、
前記複数の変電所機器と前記監視制御装置との間で送受信される情報を中継する中継装置と、を備え、
前記中継装置は、前記監視制御装置における前記複数の変電所機器を監視制御する機能を備える監視制御システム。 - 前記中継装置は、前記複数の変電所機器と前記監視制御装置との間で送受信される情報を記憶するデータベースを備える請求項1に記載の監視制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015149362A JP2017034745A (ja) | 2015-07-29 | 2015-07-29 | 監視制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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