JP2017034693A - アダプタ、サーバ、遠隔操作システムの制御方法、及び制御プログラム - Google Patents

アダプタ、サーバ、遠隔操作システムの制御方法、及び制御プログラム Download PDF

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大作 北川
吉村 康男
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Abstract

【課題】一台の被制御機器を複数の制御端末で秩序をもって制御する遠隔操作システムを提供する。
【解決手段】遠隔操作するための操作端末から送信される操作信号によって運転する家電機器に対して操作信号を中継するサーバ103であって、操作端末らの操作信号を受信するとともに受信した操作信号をアダプタ107を介して家電機器に向けて中継する送受信部212と、第1操作端末101からの操作信号を受信したタイミングで時間をカウントする時計計時部206とを備える。送受信部212は、時計計時部206によりカウントされる時間が第1期間以内であった場合、第1操作端末101からの操作信号を中継し、第2操作端末102からの操作信号を中継しない。
【選択図】図2

Description

本発明は、被制御機器である機器を複数の操作端末から制御する場合のアダプタ、サーバ、遠隔操作システムの制御方法、及び制御プログラムに関するものである。
従来、この種のアダプタ及びサーバ、遠隔操作システムの制御方法、及び制御プログラムは、遠隔から通信回線を介して操作端末から送信される制御信号を洗濯機やエアコン、人感センサや開閉センサといった宅内にある家電機器へ中継し、遠隔からの操作を実現していた(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−326020号公報
しかしながら、遠隔から制御信号を送信する操作端末が複数存在し、複数の操作端末から連続的に異なる制御信号が送られた場合、家電機器は制御信号に応じて次々に異なる動作に移行するという秩序のない動作状態になるという問題がある。
1台の家電機器を複数の操作端末で遠隔から制御する場合であっても秩序をもって制御が行われる遠隔操作システムにおけるアダプタ及びサーバを提供するものである。
前記従来の課題を解決するために、本発明のアダプタは、遠隔操作するための第1操作端末または前記第1操作端末とは異なる第2操作端末から送信される操作信号によって運転する機器に対して操作信号を中継し、第1操作端末または第2の操作端末からの操作信号を受信する受信部と、受信部で受信した操作信号を機器に向けて中継する送信部と、第1操作端末からの操作信号を受信したタイミングで時間をカウントする時間計時部と、第2操作端末のネットワークアドレスを用いて第2操作端末がアダプタと同一のネットワーク網にあるか否かを識別する識別部とを備え、送信部は、前記時間計時部によりカウントされる時間が第1期間以内であった場合、第1操作端末からの操作信号を中継し、第2操作端末からの操作信号を中継せず、時間計時部によりカウントされる時間が第1期間以内であっても、識別部により第2操作端末がアダプタと同一のネットワーク網にあると識別した場合は、第2操作端末からの操作信号を中継するようにしたアダプタを有することを特徴とする。
本構成によって、複数の操作端末から1台の機器を制御する場合であっても秩序をもった制御が行われる。
上記構成によれば、1台の被制御機器を複数の制御端末で秩序をもって制御する、遠隔操作システムの制御方法、及び制御プログラムを実現できる。
本発明の実施の形態1、2における遠隔操作システムの概略図 本発明の実施の形態1における遠隔操作システムの構成図 本発明の実施の形態1における、携帯端末から家電機器を操作する場合の処理フローを示す図 本発明の実施の形態1における、携帯端末から家電機器を操作する場合の別の処理フローを示す図 本発明の実施の形態1におけるサーバの処理フローを示す図 本発明の実施の形態2における遠隔操作システムの構成図 本発明の実施の形態2における、携帯端末から家電機器を操作する場合の処理フローを示す図 本発明の実施の形態2における、携帯端末から家電機器を操作する場合の別の処理フローを示す図 本発明の実施の形態2におけるアダプタの処理フローを示す図 本発明の実施の形態3における遠隔操作システムの構成図 本発明の実施の形態3におけるアダプタの処理フローを示す図 実施の形態3における、操作端末での操作を説明する図 実施の形態3における、携帯端末から家電機器を操作する場合の別の処理フローを示す図
第1の発明は、遠隔操作するための第1操作端末または第1操作端末とは異なる第2操作端末から送信される操作信号によって運転する機器に対して操作信号を中継するアダプタであって、第1操作端末または第2の操作端末からの操作信号を受信する受信部と、受信部で受信した操作信号を前記機器に向けて中継する送信部と、第1操作端末からの操作信号を受信したタイミングで時間をカウントする時間計時部と、第2操作端末のネットワークアドレスを用いて第2操作端末がアダプタと同一のネットワーク網にあるか否かを識別する識別部とを備え、送信部は、時間計時部によりカウントされる時間が第1期間以内であった場合、第1操作端末からの操作信号を中継し、第2操作端末からの操作信号を中継せず、時間計時部によりカウントされる時間が第1期間以内であっても、識別部により第2操作端末がアダプタと同一のネットワーク網にあると識別した場合は、第2操作端末からの操作信号を中継するものである。
これによって、複数の操作端末から1台の機器を制御する場合であっても秩序をもった制御が行われる。また、必要以上に操作端末に対する制限を設けることがないので、利便性と安全性の両立をはかることができる。
第2の発明は、遠隔操作するための第1操作端末または第1操作端末とは異なる第2操作端末から送信される操作信号によって運転する機器に対して操作信号を中継するアダプタであって、第1操作端末または第2の操作端末からの操作信号を受信する受信部と、受信部で受信した操作信号を前記機器に向けて中継する送信部と、第1操作端末からの操作信号を受信したタイミングで時間をカウントする時間計時部と、第2操作端末の操作状況を用いて第2操作端末がアダプタと同一のネットワーク網にあるか否かを識別する識別部とを備え、送信部は、時間計時部によりカウントされる時間が第1期間以内であった場合、第1操作端末からの操作信号を中継し、第2操作端末からの操作信号を中継せず、時間計時部によりカウントされる時間が第1期間以内であっても、識別部により第2操作端末がアダプタと同一のネットワーク網にあると識別した場合は、第2操作端末からの操作信号を中継するものである。
これによって、複数の操作端末から1台の機器を制御する場合であっても秩序をもった制御が行われる。また、必要以上に操作端末に対する制限を設けることがないので、利便性と安全性の両立をはかることができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、第1操作端末は機器がある建物外にある操作端末、第2操作端末は建物内にある操作端末とするものである。
これによって、宅内からであれば他の操作端末からも制約を受けず、操作を行うことができる。
第4の発明は、特に、第1〜第3のいずれか1つの発明において、時間計時部によりカウントされる時間の閾値としての第1期間は、第1操作端末の種類によって異ならせるものである。
これによって、操作端末の種類ごとに適切な第1期間を設定でき、操作端末に応じて不必要に期間が長くなったり短くなったりすることを防ぐ。
第5の発明は、特に、第1〜第3のいずれか1つの発明において、時間計時部によりカウントされる時間の閾値としての第1期間は、機器の種類によって異ならせるものである。
これによって、機器ごとに適切な第1期間を設定でき、機器の運転特定に応じて不必要に期間が長くなったり短くなったりすることを防ぐ。
第6の発明は、遠隔操作するための第1操作端末または第1操作端末とは異なる第2操作端末から送信される操作信号によって運転する機器に対して操作信号を中継するサーバであって、第1操作端末または第2の操作端末からの操作信号を受信する受信部と、受信部で受信した操作信号を前記機器に向けて中継する送信部と、第1操作端末からの操作信号を受信したタイミングで時間をカウントする時間計時部と、第2操作端末のネットワークアドレスを用いて第2操作端末がアダプタと同一のネットワーク網にあるか否かを識別する識別部とを備え、送信部は、時間計時部によりカウントされる時間が第1期間以内であった場合、第1操作端末からの操作信号を中継し、第2操作端末からの操作信号を中継せず、時間計時部によりカウントされる時間が第1期間以内であっても、識別部により第2操作端末がアダプタと同一のネットワーク網にあると識別した場合は、第2操作端末からの操作信号を中継するものである。
これによって、複数の操作端末から1台の機器を制御する場合であっても秩序をもった制御が行われる。また、必要以上に操作端末に対する制限を設けることがないので、利便性と安全性の両立をはかることができる。
第7の発明は、遠隔操作するための第1操作端末または第1操作端末とは異なる第2操作端末から送信される操作信号によって運転する機器に対して操作信号を中継するサーバであって、第1操作端末または第2の操作端末からの操作信号を受信する受信部と、受信部で受信した操作信号を前記機器に向けて中継する送信部と、第1操作端末からの操作信号を受信したタイミングで時間をカウントする時間計時部と、前記第2操作端末の操作状況を用いて第2操作端末がアダプタと同一のネットワーク網にあるか否かを識別する識別部とを備え、送信部は、時間計時部によりカウントされる時間が第1期間以内であった場合、第1操作端末からの操作信号を中継し、第2操作端末からの操作信号を中継せず、時間計時部によりカウントされる時間が第1期間以内であっても、識別部により第2操作端末がアダプタと同一のネットワーク網にあると識別した場合は、第2操作端末からの操作信号を中継するものである。
これによって、複数の操作端末から1台の機器を制御する場合であっても秩序をもった制御が行われる。また、必要以上に操作端末に対する制限を設けることがないので、利便
性と安全性の両立をはかることができる。
第8の発明は、遠隔操作するための第1操作端末または第1操作端末とは異なる第2操作端末から送信される操作信号によって運転する機器に対して操作信号を中継する遠隔操作システムの制御方法であって、第1操作端末または第2の操作端末からの操作信号を受信部で受信するステップと、受信部で受信した操作信号を機器に向けて送信部で中継するステップと、第1操作端末からの操作信号を受信したタイミングで時間を時間計時部でカウントするステップと、第2操作端末のネットワークアドレスを用いて第2操作端末がアダプタと同一のネットワーク網にあるか否かを識別部で識別するステップとを備え、送信部は、時間計時部によりカウントされる時間が第1期間以内であった場合、第1操作端末からの操作信号を中継し、第2操作端末からの操作信号を中継せず、時間計時部によりカウントされる時間が第1期間以内であっても、識別部により第2操作端末がアダプタと同一のネットワーク網にあると識別した場合は、第2操作端末からの操作信号を中継するようにした遠隔操作システムの制御方法である。
これによって、複数の操作端末から1台の機器を制御する場合であっても秩序をもった制御が行われる。また、必要以上に操作端末に対する制限を設けることがないので、利便性と安全性の両立をはかることができる。
第9の発明は、遠隔操作するための第1操作端末または第1操作端末とは異なる第2操作端末から送信される操作信号によって運転する機器に対して操作信号を中継する遠隔操作システムの制御プログラムであって、第1操作端末または第2の操作端末からの操作信号を受信する受信部と、受信部で受信した操作信号を前記機器に向けて中継する送信部と、第1操作端末からの操作信号を受信したタイミングで時間をカウントする時間計時部と、第2操作端末のネットワークアドレスを用いて第2操作端末がアダプタと同一のネットワーク網にあるか否かを識別する識別部とを備え、送信部は、時間計時部によりカウントされる時間が第1期間以内であった場合、第1操作端末からの操作信号を中継し、第2操作端末からの操作信号を中継せず、前記時間計時部によりカウントされる時間が第1期間以内であっても、前記識別部により前記第2操作端末が前記アダプタと同一のネットワーク網にあると識別した場合は、前記第2操作端末からの操作信号を中継するようにした遠隔操作システム、としてコンピュータを機能させる制御プログラムである。
これによって、複数の操作端末から1台の機器を制御する場合であっても秩序をもった制御が行われる。また、必要以上に操作端末に対する制限を設けることがないので、利便性と安全性の両立をはかることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
[図1の説明]
図1は、本発明の遠隔操作システムの概略図である。
図1に示すように、本発明の遠隔操作システムは、第1の携帯端末101、第2の携帯端末102、サーバ103、ブロードバンドルータ104、ゲートウェイ105、家電機器106から構成されている。そして、家電機器106には、ゲートウェイ105と通信を行うためのアダプタ107が内蔵されている。なお、アダプタ107は家電機器106に外付けされる形態であってもよい。
ところで以降の説明において、携帯端末101と携帯端末102のうちいずれかを特定
する必要がない場合は携帯端末101を挙げて説明する。
図1において、携帯端末101には遠隔操作システムに必要なアプリケーションがインストールされており、3G、LTE(登録商標)および公衆WiFiといった公衆通信回線を介して、サーバ103に家電機器のいずれかを操作する制御信号を送ることができる。
図1において、サーバ103は、携帯端末101から送られてきた制御信号を解読して、家電機器106が接続されている通信回線を特定する。この通信回線は、インターネット回線(ADSLや光ケーブルなど)に代表される宅外回線を介してサーバ103と通信を行うブロードバンドルータ104と、家庭内LANに代表される宅内回線を介してブロードバンドルータ104と接続するゲートウェイ105によって決定される。
図1において、携帯端末101から送られてきた制御信号は、ブロードバンドルータ104が固定ネットワークアドレス(固定IPアドレスなど)で管理されている場合は、サーバ103からブロードバンドルータ104を通して、ゲートウェイ105に送信することができる。
ブロードバンドルータ104が可変ネットワークアドレス(DHCPなど)で管理されている場合は、ゲートウェイ105がブロードバンドルータ104及びサーバ103を介して携帯端末101から送られてきた制御信号を取得する。ここで、サーバ103は固定ネットワークアドレスで管理されているものとする。
図1において、ゲートウェイ105は携帯端末101から送られてきた制御信号を解読して、制御する家電機器106を特定する。ゲートウェイ105は、アダプタ107を介して、家電機器106に制御信号を送信する。ゲートウェイ105とアダプタ107との間の通信は、特定小電力無線やWiFiなどの無線接続や、LANなどの有線接続によって行われる。
[図2の説明]
図2は、本実施の形態1における遠隔操作システムを構成する携帯端末101および携帯端末102、サーバ103、アダプタ107のブロック図である。ブロードバンドルータ104、ゲートウェイ105のブロック図は省略する。
図2に示すように、携帯端末101、携帯端末102は、家電機器への制御信号の選択や家電機器の操作結果などを表示する表示部201(液晶画面など)と、ユーザの操作を受け付ける操作部202(タッチパネルやキーボードなど)と、サーバ103と通信を行う送受信部203と、操作部202からの入力や送受信部203からの信号に応じて表示部201に表示する内容を決定したり、操作部202からの入力に応じて、送受信部203にサーバ103へ送信するためのデータを決定したりする制御部204(システムLSIなど)によって構成される。
サーバ103は、家電機器へ優先的にアクセスできる特定の携帯端末の識別番号(以下、ID)を記憶するID記憶部205と、ID記憶部205で記憶されたIDの携帯端末が家電機器へ優先的にアクセスできる時間を計測する時計計時部206と、携帯端末101およびアダプタ107と通信を行う送受信部221と、時計計時部206で計測する時間に基づきID記憶部205で記憶させるID、および送受信部221が携帯端末101とアダプタ107の間で送受信するデータの管理を行う制御部208とによって構成される。
アダプタ107は、サーバ103と通信を行う送受信部212と、家電側インターフェ
ースに準じた信号変換を行う家電機器接続部214と、送受信部212がサーバ103とやりとりするデータと家電機器接続部214が家電とやりとりするデータを管理する制御部213とによって構成される。
なお、送受信部221と送受信部212における通信には、通信経路の途中にブロードバンドルータ104とゲートウェイ105が介在しているが、便宜上説明を省略しているだけで、遠隔操作システムを構成するものとしてブロードバンドルータ104とゲートウェイ105を排除している訳ではない。
[図3の説明]
次に、第1の携帯端末101と、第2の携帯端末102から家電機器106が操作される場合について図3を用いて説明する。
図3に示すように、第1の携帯端末101の送受信部203は制御信号をサーバ103へ送信する(ステップS301)。サーバ103は、送受信部221を通じて制御信号を受信する(ステップS302)と、時計計時部206による時計計時部206のカウントを開始し(ステップS303)、第1の携帯端末101を特定するIDをID記憶部205に記憶する(ステップS304)。
そして、サーバ103の送受信部221は、ブロードバンドルータ104とゲートウェイ105を介して制御信号をアダプタ107に送信する(ステップS305)。
アダプタ107の送受信部212は、ステップS305により送信された制御信号を受信し(ステップS306)、家電機器接続部214はその制御信号を家電機器106に対して操作可能な信号に変換して家電機器106へ伝送し(ステップS307)、家電機器106では受信した信号に従った運転制御が行われる。
次に、第2の携帯端末102が制御信号をサーバ103へ送信する(ステップS310)。なお、図3では、ステップS303において開始した時計計時部206のカウント値が所定の閾値を超えて、カウントが終了しているものとする。
サーバ103は、送受信部221を通じて制御信号を受信する(ステップS311)と、時計計時部206によるタイマのカウントを開始し(ステップS312)、携帯端末102を特定するIDの記憶を行う(ステップS313)。そして、送受信部221は、ブロードバンドルータ104とゲートウェイ105を介して制御信号をアダプタ107に送信する(ステップS314)。
アダプタ107の送受信部212は、ステップS314により送信された制御信号を受信し(ステップS315)、家電機器接続部214はその制御信号を家電機器106に対して操作可能な信号に変換して家電機器へ伝送し(ステップS316)、家電機器106では受信した信号に従った運転制御が行われる。
図3は、上述したように、ステップS303において第1の携帯端末101からの受信によって開始したカウントが指定の閾値を超えてから、第2の携帯端末102が制御信号をサーバ103へ送信した場合であった。タイマの閾値は、操作する家電機器106の種類によって異なるが、エアコンや冷蔵庫などの生活家電では例えば2分間程度が目安となる。
[図4の説明]
次に、ステップS303において開始したカウントが指定の閾値を超える前に、第2の携帯端末102が制御信号をサーバ103へ送信した場合を、図4とともに説明する。なお、図4においてステップS301〜ステップS307は図3と同様であり説明を省略す
る。
ここで、第2の携帯端末102が制御信号をサーバ103へ送信する(ステップS410)。サーバ103は、送受信部221を通じて制御信号を受信する(ステップS411)。ID記憶部205に記憶されているのは第1の携帯端末101を特定するIDであるからこれと比較して第1の携帯端末101からの制御信号でないことがわかる。
時計計時部206によるタイマのカウント値を確認し、そのカウント値が所定の閾値を超えていないので、送受信部221を通じて拒否通知信号を第2の携帯端末102へ送信する(ステップS412)。
携帯端末102は拒否通知信号を受信し(ステップS413)、表示部201を介して、操作しようとした家電機器が他の携帯端末(ここでは第1の携帯端末101)に優先的に操作中であることのユーザへの表示を行う。
以上の通り、サーバ103は、制御信号を送信した携帯端末が優先的に家電機器を操作できる携帯端末101ではなく携帯端末102であると判断し、携帯端末102の制御信号を受け付けず、拒否通知信号を携帯端末102に送信する。
[図5の説明]
図5は、本実施の形態1におけるサーバ103で行う処理のフローチャートである。
図5に示すように、サーバは家電機器への制御信号を受信する(ステップS501)と、時計計時部206のカウント状態を判断する(ステップS502)。
ステップS502において、既に時計計時部206のカウント値が所定の閾値を超えていれば、時計計時部206のカウントを開始し(ステップS503)、制御信号の送信元の携帯端末を特定するIDをID記憶部205に記憶し(ステップS504)、ブロードバンドルータ104とゲートウェイ105を介して制御信号をアダプタ107に送信する(ステップS505)。
一方、ステップS502において時計計時部206のカウント値が所定の閾値を超えていない場合は、制御信号の送信元の携帯端末を特定するIDが、既に記憶されているIDと一致しているかどうかを確認する(ステップS506)。
ステップS506において一致が確認されれば、ブロードバンドルータ104とゲートウェイ105を介して制御信号をアダプタ107に送信する(ステップS505)。またステップS506において一致が確認されなければ、制御信号の送信元の携帯端末に対して拒否通知信号を送信する(ステップS507)。
以上のように、本実施の形態によれば、家電機器を操作できる携帯端末をサーバで管理するため、家電機器が処理能力増加や記憶容量追加を必要とせず、家電機器を複数の携帯端末で秩序をもって制御する遠隔操作システムを家電機器のコストアップを抑えて実現できる。
なお、時計計時部206によるカウントの所定の閾値は、制御信号の送信元の携帯端末(携帯端末101)を特定するIDに応じて、その値を変えるようにしてもよい。また、所定の閾値は、制御信号の送信先である家電機器の種類に応じて、その値を変えるようにしてもよい。
以上のように、本実施の形態1によれば、送信部は、時間計時部によりカウントされる
時間が第1期間以内であった場合、第1操作端末からの操作信号を中継し、第2操作端末からの操作信号を中継しないするものである。これによって、複数の操作端末から1台の家電機器を制御する場合であっても秩序をもった制御が行われる。
また、時間計時部によりカウントされる時間の閾値としての第1期間は、第1操作端末の種類によって異ならせることによって、操作端末の種類ごとに適切な第1期間を設定でき、操作端末に応じて不必要に期間が長くなったり短くなったりすることを防ぐことができる。
また、時間計時部によりカウントされる時間の閾値としての第1期間は、家電機器の種類によって異ならせることによって、家電機器ごとに適切な第1期間を設定でき、家電機器の運転特定に応じて不必要に期間が長くなったり短くなったりすることを防ぐことができる。
なお、本実施の形態では図示しないが、ID記憶部205や時計計時部206をブロードバンドルータ104やゲートウェイ105に備えて、図3、図4、図5の処理をサーバ103の代わりに行う構成でも実現できる。
(実施の形態2)
実施の形態1では一連の処理(ステップS501〜ステップS507)を、サーバ103側で行っていた。実施の形態2では、そうした処理をアダプタ側で行うものである。
[図6の説明]
図6は、実施の形態2における遠隔操作システムの構成図である。
図6に示すように、本実施の形態における遠隔操作システムは、第1の携帯端末101、第2の携帯端末102、サーバ108、アダプタ109とから構成される。なお、説明を簡便化するため、携帯端末101を構成する構成要素に付与された番号は、図2のものを援用している。
サーバ108は、送受信部221を備える。送受信部221は、携帯端末101から送信された制御信号をアダプタ109へ中継する。
アダプタ109は、ID記憶部222、時計計時部223、送受信部224、制御部225、家電機器接続部226を備える。ID記憶部222は、家電機器へ優先的にアクセスできる特定の携帯端末の識別番号(ID)を記憶する。時計計時部223は、ID記憶部205で記憶されたIDの携帯端末が家電機器へ優先的にアクセスできる時間を計測する。家電機器接続部226は、家電側インターフェースに準じた信号変換を行う。
[図7の説明]
次に、第1の携帯端末101と第2の携帯端末102から家電機器106が操作される場合について図7を用いて説明する。
図7に示すように、第1の携帯端末101の送受信部203は制御信号をサーバ108へ送信する(ステップS701)。サーバ108は、送受信部221を通じて受信した制御信号をアダプタ109へ中継する(ステップS702)。
アダプタ109の送受信部224は、ステップS702により送信された制御信号を受信する(ステップS703)と、時計計時部223によるタイマのカウントを開始し(ステップS704)、第1の携帯端末101を特定するIDをID記憶部222に記憶する(ステップS705)。
そして、家電機器接続部226はその制御信号を家電機器106に対して操作可能な信号に変換して家電機器106へ伝送し(ステップS706)、家電機器106では受信した信号に従った運転制御が行われる。
次に、第2の携帯端末102が制御信号をサーバ108へ送信する(ステップS710)。なお、図7では、ステップS704において開始したカウントが所定の閾値を超えて、カウントが終了しているものとする。サーバ108は、送受信部221を通じて受信した制御信号をアダプタ109へ中継する(ステップS711)。
アダプタ109の送受信部224は、ステップS711により送信された制御信号を受信する(ステップS712)と、時計計時部223によるタイマのカウントを開始し(ステップS713)、携帯端末101を特定するIDをID記憶部222に記憶する(ステップS714)。
そして、家電機器接続部226はその制御信号を家電機器106に対して操作可能な信号に変換して家電機器106へ伝送し(ステップS715)、家電機器106では受信した信号に従った運転制御が行われる。
図7は、上述したように、ステップS704において開始したカウントが指定の閾値を超えてから、携帯端末102が制御信号をサーバ108へ送信した場合であった。タイマの閾値は、操作する家電機器の種類によって異なるが、エアコンや冷蔵庫などの生活家電では例えば2分間程度が目安となる。
[図8の説明]
次に、ステップS704において開始したカウントが指定の閾値を超える前に、第2の携帯端末102が制御信号をサーバ108へ送信した場合を、図8とともに説明する。なお、図8においてステップS701〜ステップS706は図7と同様であり説明を省略する。
ここで、第2の携帯端末102が制御信号をサーバ108へ送信する(ステップS810)。サーバ108は、送受信部221を通じて受信した制御信号をアダプタ109へ中継する(ステップS811)。
アダプタ109の送受信部224は、ステップS811により送信された制御信号を受信する(ステップS812)。ID記憶部222に記憶されているのは第1の携帯端末101を特定するIDであるからこれと比較して第1の携帯端末101からの制御信号でないことがわかる。
時計計時部223によるタイマのカウント値を確認し、そのカウント値が所定の閾値を超えていないので、送受信部221を通じて拒否通知信号をサーバ108へ送信する(ステップS813)。
サーバ108は、送受信部221を通じて受信した拒否通知信号を携帯端末102へ中継する(ステップS814)。携帯端末102は拒否通知信号を受信し(ステップS815)、表示部201を介して、操作しようとした家電機器が他の携帯端末(ここでは携帯端末101)に優先的に操作中であることのユーザへの表示を行う。
[図9の説明]
図9は、本実施の形態2におけるアダプタ109で行う処理のフローチャートである。
図9に示すように、アダプタ109は家電機器106への制御信号を受信する(ステップS901)と、タイマのカウント状態を判断する(ステップS902)。
ステップS902において、既にカウント値が所定の閾値を超えていれば、時計計時部223によるカウントを開始し(ステップS903)、制御信号の送信元の携帯端末を特定するIDをID記憶部222に記憶し(ステップS904)、家電機器接続部226はその制御信号を家電機器106に対して操作可能な信号に変換して家電機器106へ伝送する(ステップS905)。
一方、ステップS902においてカウント値が所定の閾値を超えていない場合は、制御信号の送信元の携帯端末を特定するIDが、既に記憶されているIDと一致しているかどうかを確認する(ステップS906)。
ステップS906において一致が確認されれば、家電機器接続部226はその制御信号を家電機器106に対して操作可能な信号に変換して家電機器106へ伝送する(ステップS905)。またステップS906において一致が確認されなければ、制御信号の送信元の携帯端末に対してサーバ108を介して拒否通知信号を送信する(ステップ9507)。
以上のように、本実施の形態によれば、家電機器を操作できる携帯端末をアダプタで管理するため、家電機器が処理能力増加や記憶容量追加を必要とせず、家電機器を複数の携帯端末で秩序をもって制御する遠隔操作システムを家電機器のコストアップを抑えて遠隔操作システムを構成できる。
本発明の実施の形態1における遠隔操作システムでは、家電機器を優先的に操作できる携帯端末をサーバで管理していたのに対して、本発明の実施の形態2における遠隔操作システムでは、アダプタで管理している。本発明の実施の形態2では、本発明の実施の形態1よりサーバでの処理負荷を軽減したい場合に有利である。
なお、所定の閾値は、制御信号の送信元の携帯端末(携帯端末101)を特定するIDに応じて、その値を変えるようにしてもよい。また、所定の閾値は、制御信号の送信先である家電機器の種類に応じて、その値を変えるようにしてもよい。
なお、本実施の形態では図示しないが、ID記憶部222や時計計時部223をブロードバンドルータ104やゲートウェイ105に備えて、図7、図8、図9の処理をアダプタ109の代わりに行う構成でも実現できる。
(実施の形態3)
[図10の説明]
図10は、本発明の実施の形態3における遠隔操作システムの構成図である。
図10に示すように、本発明の実施の形態3における遠隔操作システムは、第1の携帯端末101、第2の携帯端末102、サーバ108、アダプタ109から構成される。
図10において、図6と同様の構成については同じ番号を付与し、相違点について以下に説明する。
まず、アダプタ109の送受信部228は、サーバ108と通信を行う以外に、ブロードバンドルータとゲートウェイを介して携帯端末101との通信を行うことができる。例えば図1において、携帯端末101とブロードバンドルータ104がWiFi接続機能を有し、ゲートウェイ105がUPnP(Universal Plug and Play)を有するならば、携帯端末101はWiFi接続を通して、宅内回線のネットワーク
に参加したゲートウェイ105に直接アクセスできる。
また、アダプタ109にはさらに識別部227が備わる。識別部227は、送受信部228で受信した家電機器に対する制御信号が宅外の携帯端末(宅外操作)により送信されたものであるのか、宅内の携帯端末(宅内操作)により送信されたものであるのかを識別する。
ここで、宅外操作とは、携帯端末101からの制御信号が、公衆回線を経由してサーバ108、ブロードバンドルータ104、ゲートウェイ105、アダプタ109、家電機器106の順に伝送され、家電機器106が操作される場合のことを指す。
また、宅内操作とは、携帯端末101からの制御信号が、公衆回線を経由せず、ブロードバンドルータ104、ゲートウェイ105、アダプタ109、家電機器106の順で伝送され、家電機器106が操作される場合のことを指す。
言い換えれば、携帯端末の送受信部203から送信される制御信号がアダプタの送受信部228に直接届くときは宅内操作、届かないときやサーバ103やブロードバンドルータ104経由で届くときは宅外操作とする。
また、携帯端末101はインストールされたアプリケーションによってブロードバンドルータ104とゲートウェイ105の間の宅内回線にアクセスして、家電機器への制御信号を直接、ゲートウェイ105に送信することが可能である。携帯端末を操作するユーザは、アプリケーション上で意図的に接続先を宅外回線か、宅内回線かを選ぶことで、ゲートウェイ105に直接アクセスするかどうかを選択することが可能となる。
識別部227は、受信した制御信号がサーバ108を経由したかどうかで識別することができる。
また別の方法として、携帯端末101のアプリケーション上で意図的に接続先を宅外回線か宅内回線かが選択された際に、どちらが選択されたかを示す情報を制御信号に含めて送信するようにし、識別部227はその情報によって受信した制御信号が宅外操作により送信されたものであるのか、宅内操作により送信されたものであるのかを識別してもよい。
たとえば図12に示すように、携帯端末101を操作するときに、エアコンを操作するときの画面で、「自宅内で操作する」のか「外出先から操作する」のかを使用者に選択させる画面を用意し、「自宅内で操作する」を選択したときは制御信号内の宅内/宅外情報を「宅内」にして操作信号をゲートウェイ105に送信する。「外出先から操作する」を選択したときは宅内/宅外情報を「宅外」にして制御信号をサーバ108に送信する。
これによれば、携帯端末は、家電機器106と同じ宅内から操作するときの操作画面と、宅外から操作するときの操作画面とを備え、操作画面を使用者に選択させることにより操作信号が宅内からであるか宅外からであるかを判別することができる。
また、識別部227は、IPアドレスを用いて制御信号を送信した携帯端末がアダプタ109と同一のネットワーク網にあるのか否かを識別することもできる。そして、識別部227が制御信号を送信した携帯端末がアダプタ109と同一のネットワーク網にあると識別できた場合は、その携帯端末が宅内にあり、宅内操作により送信されたものであるとみなす。逆に、識別部227が制御信号を送信した携帯端末がアダプタ109と同一のネットワーク網ではないと識別できた場合は、宅外操作により送信されたものであるとみな
す。
[図11の説明]
図11は、実施の形態3におけるアダプタ109で行う処理のフローチャートである。図11に示すように、アダプタ109は家電機器106への制御信号を受信する(ステップS1101)と、時計計時部223のカウント状態を判断する(ステップS1102)。
ステップS1102において、既にカウント値が所定の閾値を超えていれば、時計計時部223によるカウントを開始し(ステップS1103)、制御信号の送信元の携帯端末を特定するIDをID記憶部222に記憶し(ステップS1104)、家電機器接続部226はその制御信号を家電機器106に対して操作可能な信号に変換して家電機器106へ伝送する(ステップS1105)。
一方、ステップS1102においてカウント値が所定の閾値を超えていない場合は、識別部227は制御信号が宅外操作により送信されたものであるのか、宅内操作により送信されたものであるのかを識別する(ステップS1106)。
ステップS1106において、宅内操作により送信されたものであると識別部227が識別すると家電機器と同じ宅内にいる使用者の携帯端末からの制御信号であるので、家電機器接続部226はその制御信号を家電機器106に対して操作可能な信号に変換して家電機器106へ伝送する(ステップS1105)。ステップS1106において、宅外操作により送信されたものであると識別部227が識別すると、制御信号の送信元の携帯端末を特定するIDが、既に記憶されているIDと一致しているかどうかを確認する(ステップS1107)。
ステップS1107において一致が確認されれば同一の携帯端末からの制御信号であるので、家電機器接続部226はその制御信号を家電機器106に対して操作可能な信号に変換して家電機器106へ伝送する(ステップS1105)。またステップS1107において一致が確認されなければ、制御信号の送信元の携帯端末に対して拒否通知信号を送信する(ステップS1108)。
宅内操作は、携帯端末の操作するユーザが家電機器付近にいて、家電機器に異常が起こってもすぐに対応ができる状態にあるので、本発明の実施の形態1および実施の形態2における遠隔操作システムで説明したような優先的に家電機器を操作できるかの判断から除外しても、差し支えないと考えられる。
図11に示すアダプタ109の処理によれば、優先的に家電機器を操作できるかの判断から宅内操作を除外することができる。
以上のように、本実施の形態によれば、第2操作端末がアダプタと同一のネットワーク網にあるか否かを識別する識別部を備え、送信部は、時間計時部によりカウントされる時間が第1期間以内であっても、識別部により前記第2操作端末がアダプタと同一のネットワーク網にあると識別した場合は、第2操作端末からの操作信号を中継するようにするものである。これによって、必要以上に操作端末に対する制限を設けることがないので、利便性と安全性の両立をはかることができる。
また、第1操作端末は家電機器がある建物外にある操作端末、第2操作端末は建物内にある操作端末として、宅内からであれば他の操作端末からも制約を受けず、操作を行うことができる。
これは実施の形態3に限らず、実施の形態1のサーバ103、実施の形態2のアダプタ109に識別部227を備えて、実施の形態1、2において実施すれば優先的に家電機器を操作できるかの判断から宅内操作を除外することができる。
実施の形態1のサーバ103に識別部227を備える場合、アダプタ109の制御部225は、サーバ108を介さずに携帯端末101から直接に制御信号を受信した場合は宅外回線経由でサーバ108に、携帯端末101から宅内回線経由で制御信号を受信したことを伝え、サーバにて図11のフローチャートを行えばよい。
なお、本発明の実施の形態3において、制御信号をサーバ108経由で受信しているか、携帯端末101から直接受信しているかを識別する識別部227を、サーバ108側に有して、アダプタ109がサーバ108に対して宅内操作であるか、宅外操作であるかを問いあわせるようにしても良い。
これを図13で説明する。ステップS301〜ステップS207は実施の形態1の図3と同じであるので説明を省略する。
宅内にある携帯端末102からサーバ103を経由しないで宅内操作を行ったときを記載する。ステップS1310で制御信号を送信し、ステップS1311で受信したアダプタ109は、制御信号をサーバを介さずに受信した旨を知らせる受信通知信号をサーバ108に送信する(ステップS1313)。ステップS1313にて受信通知信号を受信したサーバ108は、アダプタで行う図11の処理を行い(ステップS1314)その処理結果をアダプタ109に送信する(ステップS1315)。
その処理結果を受信したアダプタ109は、ステップ1311で受信した制御信号を実行する、あるいはタイマカウント(ステップS1102)や宅内外識別(ステップS1106)、ID不一致(ステップS1107)によって拒否された場合は携帯端末102に拒否通知信号を送信する(ステップS1316)。
また、本実施の形態では図示しないが、識別部227をブロードバンドルータ104やゲートウェイ105に備えて、アダプタ109が宅内操作であるか宅外操作であるかを管理して判断するようにしても良い。
なお、所定の閾値は、制御信号の送信元の携帯端末(携帯端末101)を特定するIDに応じて、その値を変えるようにしてもよい。また、所定の閾値は、制御信号の送信先である家電機器の種類に応じて、その値を変えるようにしてもよい。
なお、また、上述では、遠隔操作するための第1操作端末または第1操作端末とは異なる第2操作端末から送信される操作信号によって運転する家電機器に対して操作信号を中継する遠隔操作システムとして説明したが、これを遠隔操作システムの制御方法として、第1操作端末または第2の操作端末からの操作信号を受信部で受信するステップと、受信部で受信した操作信号を家電機器に向けて送信部で中継するステップと、第1操作端末からの操作信号を受信したタイミングで時間を時間計時部でカウントするステップとを備え、送信部は、時間計時部によりカウントされる時間が第1期間以内であった場合、第1操作端末からの操作信号を中継し、第2操作端末からの操作信号を中継しないようにした遠隔操作システムの制御方法で実施してもよい。
また、遠隔操作するための第1操作端末または第1操作端末とは異なる第2操作端末から送信される操作信号によって運転する家電機器に対して操作信号を中継する遠隔操作システムとして説明したが、これを遠隔操作システムの制御プログラムとして、第1操作端
末または第2の操作端末からの操作信号を受信する受信部と、受信部で受信した操作信号を前記家電機器に向けて中継する送信部と、第1操作端末からの操作信号を受信したタイミングで時間をカウントする時間計時部とを備え、送信部は、時間計時部によりカウントされる時間が第1期間以内であった場合、第1操作端末からの操作信号を中継し、第2操作端末からの操作信号を中継しないようにした遠隔操作システム、としてコンピュータを機能させる制御プログラムで実施してもよい。
なお、家庭機器で説明したがこれに限らず、業務用、事務用などネットワークに接続された電気機器を遠隔操作するシステムに適用できる。
以上のように、本発明にかかるアダプタ及びサーバ、遠隔操作システムの制御方法、及び制御プログラムは、一台の機器を複数の制御端末で秩序をもって制御する遠隔操作システムに貢献する。
101、102 携帯端末(操作端末)
103、108 サーバ
104 ブロードバンドルータ
105 ゲートウェイ
106 家電機器
107、109 アダプタ
203、212、221、224、228 送受信部
205、222 ID記憶部
206、223 時計計時部
227 識別部

Claims (9)

  1. 遠隔操作するための第1操作端末または前記第1操作端末とは異なる第2操作端末から送信される操作信号によって運転する機器に対して前記操作信号を中継するアダプタであって、
    前記第1操作端末または第2の操作端末からの操作信号を受信する受信部と、
    前記受信部で受信した操作信号を前記機器に向けて中継する送信部と、
    前記第1操作端末からの操作信号を受信したタイミングで時間をカウントする時間計時部と、
    前記第2操作端末のネットワークアドレスを用いて前記第2操作端末が前記アダプタと同一のネットワーク網にあるか否かを識別する識別部とを備え、
    前記送信部は、前記時間計時部によりカウントされる時間が第1期間以内であった場合、前記第1操作端末からの操作信号を中継し、前記第2操作端末からの操作信号を中継せず、前記時間計時部によりカウントされる時間が第1期間以内であっても、前記識別部により前記第2操作端末が前記アダプタと同一のネットワーク網にあると識別した場合は、前記第2操作端末からの操作信号を中継するようにしたアダプタ。
  2. 遠隔操作するための第1操作端末または前記第1操作端末とは異なる第2操作端末から送信される操作信号によって運転する機器に対して前記操作信号を中継するアダプタであって、
    前記第1操作端末または第2の操作端末からの操作信号を受信する受信部と、
    前記受信部で受信した操作信号を前記機器に向けて中継する送信部と、
    前記第1操作端末からの操作信号を受信したタイミングで時間をカウントする時間計時部と、
    前記第2操作端末の操作状況を用いて前記第2操作端末が前記アダプタと同一のネットワーク網にあるか否かを識別する識別部とを備え、
    前記送信部は、前記時間計時部によりカウントされる時間が第1期間以内であった場合、前記第1操作端末からの操作信号を中継し、前記第2操作端末からの操作信号を中継せず、前記時間計時部によりカウントされる時間が第1期間以内であっても、前記識別部により前記第2操作端末が前記アダプタと同一のネットワーク網にあると識別した場合は、前記第2操作端末からの操作信号を中継するようにしたアダプタ。
  3. 前記第1操作端末は機器がある建物外にある操作端末、前記第2操作端末は建物内にある操作端末である請求項1または2記載のアダプタ。
  4. 前記時間計時部によりカウントされる時間の閾値としての第1期間は、前記第1操作端末の種類によって異ならせる請求項1〜3のいずれか1項に記載のアダプタ。
  5. 前記時間計時部によりカウントされる時間の閾値としての第1期間は、前記機器の種類によって異ならせる請求項1〜3のいずれか1項に記載のアダプタ。
  6. 遠隔操作するための第1操作端末または前記第1操作端末とは異なる第2操作端末から送信される操作信号によって運転する機器に対して前記操作信号を中継するサーバであって、
    前記第1操作端末または第2の操作端末からの操作信号を受信する受信部と、
    前記受信部で受信した操作信号を前記機器に向けて中継する送信部と、
    前記第1操作端末からの操作信号を受信したタイミングで時間をカウントする時間計時部と、
    前記第2操作端末のネットワークアドレスを用いて前記第2操作端末が前記アダプタと同一のネットワーク網にあるか否かを識別する識別部とを備え、
    前記送信部は、前記時間計時部によりカウントされる時間が第1期間以内であった場合、前記第1操作端末からの操作信号を中継し、前記第2操作端末からの操作信号を中継せず、前記時間計時部によりカウントされる時間が第1期間以内であっても、前記識別部により前記第2操作端末が前記アダプタと同一のネットワーク網にあると識別した場合は、前記第2操作端末からの操作信号を中継するようにしたサーバ。
  7. 遠隔操作するための第1操作端末または前記第1操作端末とは異なる第2操作端末から送信される操作信号によって運転する機器に対して前記操作信号を中継するサーバであって、
    前記第1操作端末または第2の操作端末からの操作信号を受信する受信部と、
    前記受信部で受信した操作信号を前記機器に向けて中継する送信部と、
    前記第1操作端末からの操作信号を受信したタイミングで時間をカウントする時間計時部と、
    前記第2操作端末の操作状況を用いて前記第2操作端末が前記アダプタと同一のネットワーク網にあるか否かを識別する識別部とを備え、
    前記送信部は、前記時間計時部によりカウントされる時間が第1期間以内であった場合、前記第1操作端末からの操作信号を中継し、前記第2操作端末からの操作信号を中継せず、前記時間計時部によりカウントされる時間が第1期間以内であっても、前記識別部により前記第2操作端末が前記アダプタと同一のネットワーク網にあると識別した場合は、前記第2操作端末からの操作信号を中継するようにしたサーバ。
  8. 遠隔操作するための第1操作端末または前記第1操作端末とは異なる第2操作端末から送信される操作信号によって運転する機器に対して前記操作信号を中継する遠隔操作システムの制御方法であって、
    前記第1操作端末または第2の操作端末からの操作信号を受信部で受信するステップと、前記受信部で受信した操作信号を前記機器に向けて送信部で中継するステップと、
    前記第1操作端末からの操作信号を受信したタイミングで時間を時間計時部でカウントするステップと、
    前記第2操作端末のネットワークアドレスを用いて前記第2操作端末が前記アダプタと同一のネットワーク網にあるか否かを識別部で識別するステップとを備え、
    前記送信部は、前記時間計時部によりカウントされる時間が第1期間以内であった場合、前記第1操作端末からの操作信号を中継し、前記第2操作端末からの操作信号を中継せず、前記時間計時部によりカウントされる時間が第1期間以内であっても、前記識別部により前記第2操作端末が前記アダプタと同一のネットワーク網にあると識別した場合は、前記第2操作端末からの操作信号を中継するようにした遠隔操作システムの制御方法。
  9. 遠隔操作するための第1操作端末または前記第1操作端末とは異なる第2操作端末から送信される操作信号によって運転する機器に対して前記操作信号を中継する遠隔操作システムの制御プログラムであって、
    前記第1操作端末または第2の操作端末からの操作信号を受信する受信部と、
    前記受信部で受信した操作信号を前記機器に向けて中継する送信部と、
    前記第1操作端末からの操作信号を受信したタイミングで時間をカウントする時間計時部と、
    前記第2操作端末のネットワークアドレスを用いて前記第2操作端末が前記アダプタと同一のネットワーク網にあるか否かを識別する識別部とを備え、
    前記送信部は、前記時間計時部によりカウントされる時間が第1期間以内であった場合、前記第1操作端末からの操作信号を中継し、前記第2操作端末からの操作信号を中継せず、前記時間計時部によりカウントされる時間が第1期間以内であっても、前記識別部により前記第2操作端末が前記アダプタと同一のネットワーク網にあると識別した場合は、前記第2操作端末からの操作信号を中継するようにした遠隔操作システム、としてコンピュ
    ータを機能させる制御プログラム。
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