JP2017032414A - 電力計測装置、及び電力管理システム - Google Patents

電力計測装置、及び電力管理システム Download PDF

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Abstract

【課題】ノイズフィルタのような専用の装置を用いずに、電力線通信の通信品質の低下やノイズの発生を防止する。【解決手段】電力計測装置10は、孔が設けられたコアを有し、この孔を通る電力線Lに流れる電流の値を計測する電流センサ50A,50Bと、電流センサ50A,50Bが計測した電流の値から得られた、電力線Lによって電力が供給される電気機器70A,70Bの消費電力を示す情報を出力する電力出力部と、を備える。電力出力部は、電流センサ50A,50Bが計測した電流の値を、電力線Lがコアの孔を複数回通るように巻装された巻数で除算した値から得られた消費電力を示す情報を出力する。【選択図】図1

Description

本発明は、電力計測装置、及び電力管理システムに関する。
電力の使用状況をユーザに提示するために、スマートメータをHEMS(Home Energy Management System)のコントローラ等の機器に通信可能に接続する場合がある。この場合の通信方式としては、電力線通信が考えられる。
電力線には様々な電気機器が接続される。そのため、電気機器の稼働状況によっては、電気機器がノイズの発生源となり、電力線通信の通信品質が低下してしまう虞がある。また、電力線にインピーダンスが低い電気機器が接続されている場合、電気機器が電力線通信で用いる信号を吸い取るため、通信品質が低下してしまう虞がある。特許文献1には、電力線通信によってデータ通信を開始する前に、通信品質に関する情報をユーザに報知する発明が開示されている。
なお、電力線通信の通信品質の低下を防止するために、ノイズフィルタを使用することが考えられる。例えば、電力線通信で用いる特定周波数帯域の信号を透過させないインダクタをノイズフィルタとして電気機器の電源ライン上に設置することが考えられる。
特開2007−312176号公報
上述したようなノイズフィルタを使用した場合、その分だけシステム全体のコストが増大してしまう。また、特許文献1に記載の発明においても、電力線通信の通信品質がユーザに報知されるだけであり、通信品質を向上させるためにはノイズフィルタ等の装置が必要である。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、電気機器の消費電力を計測する場合において、ノイズフィルタのような専用の装置を用いずに、電力線通信の通信品質の低下やノイズの発生を防ぐことができる電力計測装置等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の電力計測装置は、
孔が設けられたコアを有し、該孔を通る電力線に流れる電流の値を計測する電流センサと、
前記電流センサが計測した電流の値から得られた、前記電力線によって電力が供給される電気機器の消費電力を示す情報を出力する電力出力手段と、
を備える電力計測装置であって、
前記電力出力手段は、前記電流センサが計測した電流の値を、前記電力線が前記孔を複数回通るように巻装された巻数で除算した値から得られた前記消費電力を示す情報を出力する。
本発明では、電気機器に接続する電力線が電流センサのコアに複数回巻装され、電力線通信で利用する特定周波数帯域の信号やノイズを減衰させるインダクタとして機能する。従って、本発明によれば、ノイズフィルタのような専用の装置を用いずに、電力線通信の通信品質の低下やノイズの発生を防止することが可能となる。
本発明の実施形態1に係る電力管理システムの構成を示す図である。 本発明の実施形態1に係る電力計測装置の構成を示す図である。 電流センサの構成を示す図である。 巻数受付部の例を模式的に示す図である。 本発明の実施形態1に係る電力計測装置が実行する電力通知処理のフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る電力計測装置の構成を示す図である。 最適巻数テーブルの構成例を示す図である。 本発明の実施形態2に係る電力計測装置が実行する報知処理のフローチャートである。 電力計測装置の変形例を示す図である。
以下、本発明の各実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付す。
(実施形態1)
図1に、本発明の実施形態1に係る電力管理システム1の構成を示す。電力管理システム1は、電源系40に接続された電気機器70(70A,70B)の電力状況をユーザに提示したり、運転状態を制御するシステムである。電力管理システム1は、電力計測装置10と、電力メータ20と、コントローラ30と、を備える。
電源系40は、3本の電力線L1、L2、Nから構成される単相三線式の電源である。3本の電力線L1、L2、Nのうち、2本の電力線L1,L2は、互いに逆位相の電圧(対中性相Nを基準として100V(ボルト))を供給する電圧線である。残りの電力線Nは中性線(対地間0V(ボルト))である。以下の説明では、3本の電力線L1、L2、Nを区別しない場合、電力線Lとも表記する。電源系40は、図1に示すように、主幹ブレーカ41と、分岐ブレーカ42〜44とを備えている。分岐ブレーカ42には、2本の電力線L1,Nにより、コンセント61を経由して、コントローラ30が接続されている。また、分岐ブレーカ43には、2本の電力線L1,Nにより、コンセント62を経由して、電気機器70Aが接続されている。また、分岐ブレーカ44には、2本の電力線L2,Nにより、コンセント63を経由して、電気機器70Bが接続されている。なお、家電機器70A、70Bは、それぞれ、エアコン、IHクッキングヒータ(IHCH)であり、両者を区別しない場合は、電気機器70とも表記する。
電力メータ20は、例えば、スマートメータであり、商用電源80から主幹ブレーカ41までの間の電力線L1、L2に、PLC(Power Line Communication)モデム21を介して設置される。電力メータ20は、商用電源80が電源系40に供給する電力を計測する。また、電力メータ20は、PLCモデム21により、電力線通信でデータを送受信することができる。例えば、電力メータ20は、電力線通信により、電力線Lを介して、計測した電力値を示す電力データをコントローラ30に送信する。なお、PLCモデム21は、電力メータ20に内蔵されていてもよい。
コントローラ30は、電気機器70A,70Bの監視や制御を行うためのコンピュータである。コントローラ30は、CPU(Central Processing Unit)、通信装置、入力装置等を備える。コントローラ30は、LAN(Local Area Network)90を介して、電気機器70A,70Bや電力計測装置10と接続され、電気機器70A,70Bの運転状態や、電力計測装置10が計測した消費電力の値を示す情報を取得する。また、コントローラ30は、無線を介して表示端末31と接続されており、コントローラ30は、取得した各種の情報や操作画面等を表示端末31に表示させる。また、コントローラ30は、電力線Lを介してコンセント61に接続され、商用電源80から電力の供給を受ける。また、コントローラ30とコンセント61との間の電力線Lには、PLCモデム31が設置されており、コントローラ30は、電力線通信機能を有する。例えば、コントローラ30は、電力線通信により、電力線Lを介して、電力メータ20から電力データを受信する。なお、PLCモデム31は、コントローラ30に内蔵されていてもよい。
電力計測装置10は、例えば分電盤に設置され、電気機器70A,70Bの消費電力を個別に計測する装置である。電力計測装置10は、図2に示すように、電流センサ50A,50Bと、電圧計測部11と、A/D変換部12と、制御部13と、記憶部14と、通信部15と、巻数受付部16と、を備える。
電流センサ50A,50Bは、それぞれ、電気機器70A,70Bに接続する電力線L1,L2に設置され(図1参照)、電力線L1,L2に流れる電流を計測する。なお、以下の説明では、電流センサ50A,50Bを区別しない場合は電流センサ50とも表記する。電流センサ50は、図3に示すように、コア51と、検出コイル52と、電流検出回路53と、を備える。
コア51は、例えば、ドーナツ状に形成されたフェライトなどの磁性材料である。電力線Lは、コア51の中央部分に設けられた孔54を複数回通るように巻装される。これにより、電力線Lは、電力線通信で利用される特定周波数帯域の信号(以下、PLC信号)を減衰させるインダクタ55として機能する。なお、電力線Lの巻数(電力線Lが孔54を通る回数)は、この電力線Lに接続されている電気機器70に応じて、通信品質の低下を防ぐために最適なものが設定されている。以下の説明では、電流センサ50Aに巻装されている電力線Lの巻数はNA、電流センサ50Bに巻装されている電力線Lの巻数はNBに設定されているものとする。なお、電力線Lが巻装されることによって形成されるインダクタ55のインダクタンスの値は、巻数NA,NBの2乗に比例する。
検出コイル52は、コア51に予め定めた回数(例えば、1000回)だけ巻装されたコイルである。検出コイル52の両出力端は電流検出回路53に接続される。検出コイル52には、電力線Lに流れる電流によりコア51内に生じる磁束の変化を妨げる方向に誘導電流が発生する。
電流検出回路53は、負荷抵抗、オペアンプ等を備える。電流検出回路53は、電力線Lに流れる電流により検出コイル52に誘起された誘導電流を測定する。そして、電流検出回路53は、測定した電流値を示す電圧値に、変換比率、比誤差、位相誤差を乗算、加減算して電力線Lの電流値を求め、A/D変換部12に供給する。
なお、前述したように、電流センサ50Aのコア51には、電力線L1がNA回巻装されている(図1参照)。そのため、電流検出回路53が測定する電流値は、電力線L1に流れる電流の値のNA倍となる。従って、電気機器70Aの定格電流を30アンペアとすると、(30×NA)アンペア以上の定格電流を有する電流センサ50Aを用いる必要がある。同様に、電流センサ50Bにおいて、電流検出回路53が測定する電流値は、電力線L2に流れる電流の値のNB倍となるため、電気機器70Bの定格電流を30アンペアとすると、(30×NB)アンペア以上の定格電流を有する電流センサ50Bを用いる必要がある。
図2に戻り、電圧計測部11は、主幹ブレーカ41に接続する3本の電力線(主幹線)L1,N,L2に対応する3つの入力端子、抵抗分圧回路、及び計器用変圧器(PT;Potential Transformer)等を備える。電圧計測部11は、各入力端子に入力された電圧をA/D変換部12で使用可能な信号レベルに変換し、変換後の電気信号をA/D変換部12に供給する。
A/D変換部12は、逐次比較型やデルタシグマ方式のアナログデジタル変換器から構成される。A/D変換部12は、制御部13によって制御されるサンプリングタイミングに基づいて、電流センサ50や電圧計測部11から入力されたアナログの電気信号をデジタル変換し、制御部13に供給する。
制御部13は、例えば、マイクロコンピュータ、DSP(digital signal processor)等を備える。制御部13は、命令やデータを転送するための伝送経路であるシステムバスを介して電力計測装置10の各部と接続され、電力計測装置10全体を制御する。なお、制御部13は、一部にASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の専用回路を備えてもよい。
また、制御部13は、記憶部14に記憶された制御プログラムを読み出して実行することにより、電力出力部131として機能する。電力出力部131は、電流センサ50が測定した電流値と電圧計測部11が測定した電圧値とに基づいて、電気機器70の消費電力を求める。そして、電力出力部131は、求めた消費電力を示す情報を、LAN90を介してコントローラ30に出力する。なお、電力出力部131は、電流センサ50(50A,50B)が測定した電流値を電力線Lの巻数(NA,NB)で除算した値を電気機器70に流れる電流の値として、電気機器70の消費電力を算出する。
例えば、電流センサ50A,50Bが計測した電流値をIA,IBとする。この場合、電力出力部131は、電気機器70Aに流れる電流の値をIA/NAとして、電気機器70Aの消費電力を算出する。また、電力出力部131は、電気機器70Bに流れる電流の値をIA/NBとして、電気機器70Bの消費電力を算出する。
記憶部14は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、フラッシュメモリ等の記憶装置から構成される。記憶部14は、制御部13が各種処理を行うために使用する制御プログラムやデータ等を記憶する。
例えば、記憶部14には、各電流センサ50の各種の設定値を示す設定情報141が予め記憶されている。具体的に、設定情報141は、電流センサ50の変換比率、比誤差、位相誤差、及び定格電流の値等を示す情報である。
なお、変換比率は、電流値を求めるための電流換算割合を示す値であり、検出コイル52の巻数で決定される。比誤差は、真の変流比が公称変流比に等しくないことから生じる誤差である。位相誤差は、実際に電力線Lに流れる電流と、計測した電流との位相のずれを示し、電流センサ50自体の電気的特性に起因して生じる誤差である。定格電流は、電流センサ50が計測することができる電流の最大値を示す。
また、記憶部14は、各電流センサ50A,50Bのコア51に巻装されている電力線L1,L2の巻数(NA、NB)を示す巻数情報142を記憶している。電力線L1,L2を電流センサ50A,50Bに巻装した後、ユーザが後述する巻数受付部16を用いて巻数(NA、NB)を指定することにより、巻数情報142が設定される。
通信部15は、LAN90に接続するためのインタフェースであり、制御部13の指示に基づいて、コントローラ30や電気機器70と通信を行う。
巻数受付部16は、DIP(Dual In-line Package)スイッチ等の各種スイッチを備え、ユーザから電力線Lの巻数の指定を受け付け、受け付けた巻数を制御部13に通知する。制御部13は、通知された巻数を示す巻数情報142を生成して、記憶部14に格納する。
ここで、図4に、巻数受付部16の例を模式的に示す。この例では、巻数受付部16は、2個のスライドスイッチ161A,161Bから構成されている。スライドスイッチ161A,161Bは、それぞれ、電流センサ50A,50Bに巻装した電力線L1,L2の巻数をユーザが指定するために使用される。具体的には、各スライドスイッチ161A,161Bには、ガイド孔162A,162Bを移動可能なノブ163A,163Bが設けられており、ユーザはノブ163A,163Bを移動させることで、1〜10の巻数を指定することできる。なお、図4に示す巻数受付部16は一例であり、より多くの巻数を指定可能な巻数受付部16を設けてもよい。また、ダイヤル式のスイッチ等により、巻数受付部16を構成してもよい。
続いて、電力計測装置10の動作について説明する。なお、電流センサ50には電力線Lが巻装されており、電力計測装置10の記憶部14には、その巻数に応じた適切な巻数情報142が記憶されているものとする。電力計測装置10では、常時、図5に示す電力通知処理が実行されている。
まず、電力計測装置10の制御部13は、予め定めた時間(例えば、5秒)が経過したか否かを判別する(ステップS101)。経過してない場合は(ステップS101;No)、経過するまで待機する。
時間が経過した場合(ステップS101;Yes)、制御部13は、A/D変換部12を経由して、電流センサ50A,50B及び電圧計測部11が計測した電流及び電圧の値(瞬時値)を、電流又は電圧の周期(以下、単に周期とする)の複数倍のサンプリング時間分取得する(ステップS102)。
続いて制御部13は、ステップS102で取得した電流値を、取得元の電流センサ50A,50Bに対応する電力線L1,L2の巻数(NA、NB)で除算する(ステップS103)。なお、この処理で除算した電流値は、電気機器70A,70Bに流れる電流の値に相当する。
続いて、制御部13は、ステップS102で取得した各電圧値とステップS103で除算した各電流値との積の一周期の区間平均を算出することで、電気機器70A,70Bの消費電力(有効電力)を算出する(ステップS104)。
そして、制御部13は、通信部15を制御して、算出した消費電力を示すデータを、LAN90を介してコントローラ30に送信し(ステップS105)、処理はステップS101に移る。
続いて、電力線通信で電力メータ20からコントローラ30に電力データを送信する場合を例に、本発明の作用効果について説明する。この場合、電力メータ20から送信された電力データは、電力線Lを通信経路としてコントローラ30に送信される。ここで、この電力線Lには、電気機器70(70A,70B)が接続されている。そのため、電気機器70がノイズの発生源となり、通信速度が低下してしまう虞も考えられる。また、電気機器70のインピーダンスが低い場合は、電気機器70A,70BがPLC信号を吸い取るため、通信速度が低下してしまう虞も考えられる。しかしながら、電気機器70A,70Bに接続する電力線L1,L2は、電流センサ50のコア51に複数回巻装されており、PLC信号を減衰させるインダクタ55として機能する。従って、電気機器70A,70Bから電力線通信に影響を与えるノイズが発生しても、そのノイズはインダクタ55により減衰される。また、インダクタ55により、電気機器70によるPLC信号の吸い取りも防止することができる。従って、電気機器70A,70Bの影響を受けずに、電力線通信により、電力メータ20からコントローラ30に電力データを送信することができる。また、電力計測装置10の電力出力部131は、電流センサ50A,50Bが計測した電流値を対応する電力線の巻数(NA,NB)で除算した値を、電気機器70A,70Bに流れる電流の値として消費電力を算出する。従って、電流センサのコア51に電力線L1,L2が複数回巻装された場合であっても、電気機器70A,70Bの消費電力を正確に測定することができる。
このように、本実施形態に係る電力計測装置10によれば、電気機器70に接続される電力線Lは、電流センサ50のコア51の孔54を複数回通るように巻装される。そして、電流センサ50が計測した電流の値を、電力線Lの巻数で除算した値から電気機器70の消費電力が求められる。従って、電力線Lの巻装された部分は、電気機器70から発生するノイズや電気機器70が吸い取るPLC信号を減衰させるインダクタ55として機能する。また、このように電力線Lを巻装しても、電力計測装置10は、電流センサ50が計測した電流値を巻数で除算して消費電力を求めるため、電気機器70の消費電力を正確に測定することができる。従って、本実施形態によれば、電気機器70の消費電力を計測する場合において、ノイズキャンセラのような特別な装置を別に設けることなく、電力線通信の通信品質の低下を防止することが可能となる。
なお、上記実施形態では、電流センサ50A,50Bのそれぞれについて、コア51に電力線L1,L2を複数回巻装した。しかしながら、一方の電流センサ50A,50Bのみ電力線L1,L2を複数回巻装し、他方の電流センサ50B,50Aは従来どおりコア51の孔54を1回だけ通るように電力線L2,L1を設置してもよい。例えば、電流センサ50Bに接続する電気機器70Bからノイズが発生する虞が低い場合、電流センサ50Bのコア51の孔54を1回だけ通るように電力線L2を設置してもよい。
なお、上記実施形態では、電力線通信の通信品質の低下を防止するために電力計測装置10を用いた。しかし、電力線通信の通信品質の低下の防止以外を目的に、電力計測装置10を用いてもよい。例えば、オーディオ機器の音質に影響を与える電気機器70から発生するノイズの発生を防止するために電力計測装置10を用いることも可能である。
(実施形態2)
実施形態1では、電流センサ50を電力線Lに巻装する際に、ユーザは、最適な巻数を事前に把握しておく必要があった。また、ユーザは、電力線Lの巻数に応じて、適切な定格電流を有する電流センサ50を用いる必要があった。即ち、実施形態1では、電力線通信の通信品質低下の防止を目的として電力線Lを電流センサ50に巻装する際に、ユーザはある程度の準備が必要であった。本実施形態に係る電力計測装置100は、このような準備を必要とせずに、電力線Lに電流センサ50を巻装できることを特徴とする。
本実施形態に係る電力計測装置100の構成を図6に示す。電力計測装置100は、実施形態1に係る電力計測装置10と比較して、より多くの電流センサ50(50A,50B,50C,・・・)を備える。各電流センサ50は、異なる定格電流を有している。
また、電力計測装置100は、実施形態1に係る電力計測装置10と比較して、記憶部14に最適巻数テーブル143を新たに備える。最適巻数テーブル143は、図7に示すような、電気機器70毎に、電気機器70から発生するノイズ又は電気機器70が吸い取るPLC信号を減衰するのに最適な電力線Lの巻数(最適巻数)を規定したテーブルである。
例えば、掃除機やドライヤーのようにモータを使用する電気機器70は、比較的大きなノイズの発生源となる虞がある。そのため、ノイズを減衰させるために、インダクタ55のインダクタンスを大きくする必要がある。従って、このような電気機器70の場合、最適巻数テーブル143において比較的大きな最適巻数が設定されている(図7参照)。
また、携帯電話充電器のようにインピーダンスが低い電気機器70は、PLC信号を吸い取る虞がある。そのため、このような吸い取りを防止するために、インダクタ55のインダクタンスを大きくする必要がある。従って、このような電気機器70の場合、最適巻数テーブル143において比較的大きな最適巻数が設定されている(図7参照)。
また、照明装置のようにノイズが発生することは無いと考えられる電気機器70の場合、最適巻数テーブル143において最適巻数は「1」に設定されている。なお、最適巻数「1」は、コア51の孔54に電力線Lが1回だけ通るように電流センサ50を設置することを意味し、従来の電流センサ50の設置方法と同じである。
また、図6に示すように、電力計測装置100は、実施形態1に係る電力計測装置10と比較して、制御部13の機能的な構成として報知部132を備える。報知部132は、電気機器70の電流を計測するために電流センサ50を設置しようとするユーザに、電力線通信に最適な電力線Lの巻数と電流センサ50とを報知するための処理(報知処理)を行う。報知処理の詳細について、図8のフローチャートを参照して説明する。
電気機器70の消費電力を計測するために電力計測装置100の電流センサ50を設置したいユーザは、コントローラ30の入力装置や表示端末31から、この電気機器70を対象にした報知処理開始用の特定の操作を行う。この操作に応答して、コントローラ30の制御装置は、LAN90を介して、この電気機器70を対象とした報知処理の開始要求を電力計測装置10に送信する。電力計測装置10の報知部132は、開始要求を受信すると、図8に示す報知処理を実行する。なお、開始要求には、計測対象とする電気機器70の定格電流等の情報が含まれているものとする。
まず、報知部132は、最適巻数テーブル143を参照して、受信した開始要求で計測対象に指定されている電気機器70に対応する最適巻数を判別する(ステップS201)。
続いて、報知部132は、判別した最適巻数に基づいて、設定要求で計測対象に指定されている電気機器70の電流を計測するのに最適な定格電流を有する電流センサ50を判別する(ステップS202)。例えば、報知部132は、複数の電流センサ50(50A,50B,50C,・・・)のなかから、測定対象の電気機器70の定格電流の値に判別した最適巻数を乗算した値以上の定格電流を有する電流センサ50を判別すればよい。
続いて、制御部13は、通信部15を制御して、LAN90を介して、ステップS201、202で判別した最適巻数と最適な定格電流を有する電流センサ50とをコントローラ30に通知する(ステップS203)。この通知を受けたコントローラ30の制御装置は、この報知情報に基づいて、「電流センサ「AA」に、「X」回電力線を巻いて下さい」等のメッセージを表示端末31に表示させる。ユーザは、この表示を確認することで、これから電流センサ50を設置したい電気機器70に対して、どの電流センサ50をどのように電力線Lに設置すればよいかを容易に知ることが可能となる。なお、電力計測装置100が液晶パネル等の表示装置を備えている場合は、この表示装置にメッセージを表示してもよい。
このように、本実施形態によれば、電気機器70の消費電力を計測するために電力線Lを電流センサ50に巻装しようとするユーザに、最適な巻数と最適な定格電流を有する電流センサ50とが報知される。そのため、ユーザは、電流センサ50に電力線Lを容易に巻装することが可能となる。
なお、上述した報知処理において、最適な電流センサ50を判別せずに、最適巻数のみを判別して報知してもよい。
(変形例)
なお、本発明は、上記各実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない部分での種々の修正は勿論可能である。
例えば、図9に示すように、複数の定格電流の異なる電流センサ50(50A,50B,50C,・・・)のそれぞれについて、制御部13(電力出力部131)への接続のオンオフを切り替え可能な切替部17(17A,17B,17C,・・・)を備えるように電力計測装置10を構成してもよい。このようにすることで、ユーザが各切替部17を操作して、電流計測に使用する電流センサ50のみを電力出力部131に接続するように設定することができ、ユーザの使い勝手を向上させることが可能となる。
また、実施形態2では、電気機器70と最適巻数とを対応付ける最適巻数テーブル143が予め用意され、この最適巻数テーブル143を参照して最適巻数を特定する例について説明した。本発明において、最適巻数を特定する手法は、この例に限定されない。以下、電気機器70が発生するノイズの大きさと、電気機器70の内部インピーダンスの大きさとに基づいて、電力計測装置10が最適巻数を特定する手法について例示する。
まず、最適巻数を求める際に考慮すべき事項としては、(A)電気機器70が発生するノイズの電力線通信への影響をなるべく小さくすること、(B)電気機器70によるPLC信号の吸収をなるべく抑えること、(C)交流電力をなるべく減衰させないこと、(D)ユーザが電力線Lを巻く手間をなるべく減らすこと、などが考えられる。ここで、巻数が多いほど、(A)及び(B)に関しては有利になるが、(C)及び(D)に関して不利になる。そこで、例えば、電力計測装置10が、(A)を許容範囲に収めるための最低巻数と(B)を許容範囲に収めるための最低巻数とを求め、求めたうちの大きい方の巻数(又はこの巻数を基準とした巻数)を最適巻数として特定してもよい。
まず、(A)に関しては、電力計測装置10は、電気機器70が発生するノイズのうちPLC信号の周波数(以下「f1」とする。)の周波数成分がインダクタ55を通過したときに、この周波数成分を電力線通信に悪影響を及ぼさない程度に減衰する巻数を決定する。つまり、(A)に関しては、電力計測装置10は、インダクタ55のf1におけるインピーダンス(以下「Zf1」とする。)を十分に大きくする巻数を決定する。ここで、インダクタ55の自己インダクタンスをLaとすると、Zf1=2πf1Laである。そして、巻数をNとすると、La=kNとなる。なお、kは、インダクタ55のコアの透磁率や形状に基づく係数である。つまり、Zf1=2kπf1Nである。ここで、上記ノイズのf1の周波数成分を十分に減衰させるNの最低値をNaとする。上記ノイズのf1の周波数成分の大きさを示す情報は、通信部15が、電気機器70やコントローラ30などから取得可能であるものとする。
次に、(B)に関しては、電力計測装置10は、電力線Lに重畳されたPLC信号がインダクタ55を介して電気機器70に供給されることによるPLC信号の減衰の程度が電力線通信に悪影響を及ぼさない程度に、インダクタ55においてPLC信号を十分に減衰させる巻数を決定する。ここで、PLC信号は、インダクタ55と電気機器70の内部とで減衰する。従って、電力計測装置10は、インダクタ55のf1におけるインピーダンス(Zf1)と電気機器70のf1におけるインピーダンス(以下「Zf11」とする。)との和のインピーダンス(以下「Zf12」とする。)が、PLC信号を十分に減衰させる巻数Nを決定する。ここで、このようなNの最低値をNbとする。なお、Zf11は、電気機器70の内部キャパシタンスが小さい程大きくなる。つまり、電気機器70の内部キャパシタンスが小さい程、Nbが小さくなる。上記Zf11を示す情報は、通信部15が、電気機器70やコントローラ30などから取得可能であるものとする。
そして、(C)に関しては、電力計測装置10は、周波数がf2(例えば、50Hz又は60Hz)である交流電力がインダクタ55を通過したときに、交流電力をなるべく減衰させない巻数を決定する。ここで、インダクタ55のf2におけるインピーダンスをZf2とすると、Zf2=2kπf2Nである。つまり、(C)に関しては、なるべく巻数を小さくすることが好ましい。ただし、f2はf1に比べ十分に小さいため、Zf2はZf1に比べ十分に小さい。従って、(C)に関しては、あまり考慮しなくてもよい。また、(D)に関しては、なるべく巻数を小さくすることが好ましい。以上(A)〜(D)を考慮すると、NaとNbとのうち大きい方の巻数を基準として最適巻数を決定することが好適である。典型的には、電力計測装置10は、上記手法で求めたNaとNbとのうち大きい方の巻数を最適巻数として採用する。また、上述した最適巻数テーブル143は、このような手法により決定された最適巻数が電気機器70毎に対応付けられたものであってもよい。
1 電力管理システム、10,100 電力計測装置、20 電力メータ、21,31 PLCモデム、30 コントローラ、31 表示端末、40 電源系、41 主幹ブレーカ、42〜44 分岐ブレーカ、50(50A,50B,50C,・・・) 電流センサ、51 コア、52 検出コイル、53 電流検出回路、54 孔、55 インダクタ、61,62,63 コンセント、70(70A,70B) 電気機器、80 商用電源、90 LAN、11 電圧計測部、12 A/D変換部、13 制御部、131 電力出力部、132 報知部、14 記憶部、141 設定情報、142 巻数情報、143 最適巻数テーブル、15 通信部、16 巻数受付部、17(17A,17B,17C,・・・) 切替部

Claims (5)

  1. 孔が設けられたコアを有し、該孔を通る電力線に流れる電流の値を計測する電流センサと、
    前記電流センサが計測した電流の値から得られた、前記電力線によって電力が供給される電気機器の消費電力を示す情報を出力する電力出力手段と、
    を備える電力計測装置であって、
    前記電力出力手段は、前記電流センサが計測した電流の値を、前記電力線が前記孔を複数回通るように巻装された巻数で除算した値から得られた前記消費電力を示す情報を出力する、電力計測装置。
  2. 前記電力線の巻数の指定をユーザから受け付ける巻数受付手段を備える、
    請求項1に記載の電力計測装置。
  3. 電気機器毎に、電力線通信で利用される特定周波数帯域の信号を減衰させるのに最適な前記電力線の巻数を規定する最適巻数テーブルと、
    前記最適巻数テーブルを参照して、電力計測の対象とする電気機器に対して最適な前記電力線の巻数と最適な定格電流を有する電流センサとを報知する報知手段と、
    を備える請求項1又は2に記載の電力計測装置。
  4. 定格電流がそれぞれ異なる複数の電流センサのそれぞれについて、前記電力出力手段への接続のオンオフを切り替え可能な切替手段を備える、
    請求項1から3の何れか1項に記載の電力計測装置。
  5. 請求項1から4の何れか1項に記載の電力計測装置と、
    前記電力計測装置と同じ電力線に接続し、互いに電力線通信可能な電力メータ及びコントローラと、
    を備える電力管理システム。
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