JP2016090447A - 電力測定装置および電力測定システム - Google Patents

電力測定装置および電力測定システム Download PDF

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力也 阿部
宏幸 美齊津
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Abstract

【課題】既設の配電設備に取り付けが容易で、接地工事を必要としない非接触型の電力測定装置を提供する。
【解決手段】電力線の外周を取り囲むように配設された磁気コアと、該磁気コアに巻かれた電流検出コイルと、前記磁気コアの内周に取り付けられた電圧検出のための電極とを備えたクランプ型検出器を単相3線式の第1相線、第2相線および中性線のそれぞれに取り付け、前記電力線の電流および電圧を検出し、電力を算出する電力測定装置において、第1相線と中性線との間または第2相線と中性線との間に接続され、コンセント電圧を検出するキャリブレーション部と、第1相線と中性線の差分電圧と、第2相線と中性線の差分電圧と、前記コンセント電圧とから、第1相線と中性線との間の相間電圧および第2相線と中性線との間の相間電圧を算出し、各々のクランプ型検出器により検出された電流と、前記相間電圧とから電力を算出する計測部とを備えた。
【選択図】図2

Description

本発明は、電力測定装置および電力測定システムに関し、より詳細には、商用電源の交流電圧、電流、電力を、測定対象に対して非接触で測定することができる電力測定装置と、複数の電力測定装置からの電力値を取得して処理する電力測定システムに関する。
近年、スマートグリッドの実用化に向けた様々な研究開発が行われている。系統電力網における需給バランスを最適化するための監視制御システム、一般家庭における受電、発電の制御、省電力のためのHEMS(Home Energy Management System)等の開発が進められている。このようなシステムにおいては、需要家の電力消費を正確に把握することが必要であり、スマートメータと呼ばれる電力測定装置が知られている。スマートメータは、従来のアナログ式電力量計とは異なり、デジタル式の計測機能、監視制御システムへ計測値を送信したり、監視制御システムからの制御信号を受信するための通信機能を備えていることが特徴である。
電力測定装置における電圧、電流の測定方法には、接触型と非接触型とがある。接触型の測定装置は、測定対象となる電力線に測定装置を挿入して(従来のアナログ式電力量計)、電流、電力量を測定したり、電力線から分岐して(例えば、コンセントなどから)測定装置に接続して、電圧を測定する。電力線の被覆の外から測定することができる非接触型の測定装置は、電力線に対する工事が不要であり、活線状態のまま測定が可能であることから、既設の配電設備に後付け設置するHEMS機器などに広く利用されている。非接触型の電流測定装置としては、電力線の外周を取り囲むように配設された磁気コアと、磁気コアに巻かれた電流検出コイルとを備えたクランプ式の電流検出装置がよく知られている。また、事例は少ないものの非接触型の電圧測定装置として、可変容量方式(例えば、特許文献1参照)、抵抗式(例えば、特許文献2参照)の電圧測定装置等が知られている。
一方、電力測定装置を構成する上で、上述した非接触型の電流測定装置と非接触型の電圧測定装置とを別々に備える必要があり、測定装置が大型化するとともに、測定作業が煩雑であるという問題があった。そこで、特許文献3に記載されているような一体型の電圧・電流測定装置が提案されている。
特許第5106816号公報 特開2012−177571号公報 特許第4995663号公報
しかしながら、特許文献3に記載されたクランプ式センサは、単相2線式の電圧線と接地との間の電圧を測定することを前提としており、測定に際してはクランプ式センサの接地が必要である。
電力の使用状況を把握するための電力測定装置は、商業施設、工場などの大規模な需要家のみならず、一般家庭にも設置される。従って、従来の電力量計、スマートメータのように、取り付けに際して、電力線に対する工事および接地工事を要することは好ましくない。特に、既設の配電設備に電力測定装置を後付け設置する場合には、電力線に対する工事および接地工事を行うことなく、電気工事の資格のない者でも取り付けられることが望ましい。
本発明の目的は、既設の配電設備に取り付けが容易で、接地工事を必要としない非接触型の電力測定装置を提供することにある。また、複数の電力測定装置からの電力値を取得して処理する電力測定システムを提供することにある。
本発明の一実施態様は、電力線の外周を取り囲むように配設された磁気コアと、該磁気コアに巻かれた電流検出コイルと、前記磁気コアの内周に取り付けられた電圧検出のための電極とを備えたクランプ型検出器により、前記電力線の電流および電圧を検出し、電力を算出する電力測定装置において、前記クランプ型検出器は、単相3線式の第1相線、第2相線および中性線のそれぞれに取り付けられ、第1相線と中性線との間または第2相線と中性線との間に接続され、コンセント電圧を検出するキャリブレーション部と、第1相線のクランプ型検出器と中性線のクランプ型検出器とにより検出された差分電圧と、第2相線のクランプ型検出器と中性線のクランプ型検出器とにより検出された差分電圧と、前記キャリブレーション部で検出された前記コンセント電圧とから、第1相線と中性線との間の相間電圧および第2相線と中性線との間の相間電圧を算出し、各々のクランプ型検出器により検出された電流と、前記相間電圧とから電力を算出する計測部とを備えたことを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、電力測定回路が中性線に静電容量を介して接地されるため、測定に際して電力測定装置の接地の必要がない。また、電圧、電流の測定にはクランプ型検出器を用いているので、既設の配電設備に取り付ける場合にも、接地工事を行う必要がなくなる。
また、電力測定装置は、外部への通信手段を有しているので、電力測定システムにおけるリモートセンシングのための1つのセンサとして機能することができる。
本発明の第1の実施形態にかかる電力測定装置における単相3線式の測定原理を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態にかかる電力測定装置の接続例を示す図である。 第1の実施形態にかかる電力測定装置の電圧測定の原理を説明するための図である。 第1の実施形態にかかる電力測定装置の計測部の構成を示す図である。 電力測定装置の計測部における電力測定回路の電圧・電流検出回路の構成を示す図である。 第1の実施形態にかかる電力測定装置のキャリブレーション部の構成を示す図である。 電力測定装置の計測部における処理回路の処理フローを示す図である。 電力測定装置におけるタイムスケジュールを示す図である。 本発明の第2の実施形態にかかる電力測定システムの構成を示す図である。 第2の実施形態にかかる電力測定装置のキャリブレーション部の構成を示す図である。 第2の実施形態にかかる電力測定装置のセンサ部の構成を示す図である。 第3の実施形態における電力指紋の一例を示す図である。 本発明の第4の実施形態にかかる電力測定装置の接続例を示す図である。 第4の実施形態にかかる電力測定装置の計測部の構成を示す図である。 第4の実施形態にかかる電力測定装置のキャリブレーション部の構成を示す図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1を参照して、本発明の第1の実施形態にかかる電力測定装置における単相3線式の測定原理を説明する。電源PSから単相3線式の配電設備を介して負荷Z,Z,Zに電力が供給されている。配電設備の第1相線(R相)、第2相線(T相)、中性線(N相またはS相)のそれぞれに、電圧、電流を検出するためのクランプ型検出器DET1,DET2,DET3が配設されている。電力測定回路MESは、検出器DET1から電圧v,Iを取得し、検出器DET2から電圧v,Iを取得し、検出器DET3から電圧v,Iを取得する。測定する電力P=V・I+V・Iは、
P=V・I+V・I=(v−v)I+(v−v)I
として求められる。このとき、漏れ電流IL=I−I+Iも同時に求めることができる。
図2に、本発明の第1の実施形態にかかる電力測定装置の接続例を示す。系統電力網からの単相3線式の配電設備を、一般家庭における配電盤を例に示している。配電盤8の親ヒューズ3と子ヒューズ4a〜4cとの間に、第1の実施形態にかかる電力測定装置の計測部1(図1の電力測定回路MESに相当)が設置されている。また、子ヒューズ4aからの屋内配線に、電力測定装置のキャリブレーション部2が接続されている。単相100Vの商用電源として使用する場合、子ヒューズ4aからの屋内配線では第1相線と中性線とを使用し(例えば、コンセント5a,5b)、子ヒューズ4bからの屋内配線では第2相線と中性線とを使用する(例えば、コンセント6a,6b)。また、接地付きの単相200Vの商用電源として使用する場合、子ヒューズ4cからの屋内配線では第1相線と第2相線とを使用する(例えば、コンセント7a,7b)。電力測定装置のキャリブレーション部2は、第1相線と中性線との間に接続してもよいし、第2相線と中性線との間に接続してもよい。
図3を参照して、電力測定装置の電圧測定の原理を説明する。計測部1のクランプ型検出器DET1〜DET3により、各々の電力線と電力測定回路MESとは、結合(接触)容量C1〜C3により接続される。電力測定回路MESにおいては、R相−N相間に抵抗R1が接続され、T相−N相間に抵抗R2が接続され、それぞれの相間電圧、すなわち電源PSから供給される相間電圧VおよびVに比例した電圧値vRNおよびvTNを測定している。
抵抗R1,R2の抵抗値は既知であるが、結合容量C1〜C3は未知の値であり、結合容量と抵抗とによる分圧比を求めるためにはキャリブレーションが必要である。そこで、キャリブレーションにはR相−N相間またはN相−T相間のいずれかの線間電圧、すなわち屋内配線のコンセントから直接測定された電圧値vを用いる。
以下、キャリブレーションの方法について説明する。電源PSから供給される相間電圧VおよびVの位相は等しく、コンセント電圧vは、接続された相間の電源電圧(VまたはV)に対して振幅、位相ともに等しいと仮定する。なお、相間電圧VおよびVは等しい必要は無く、キャリブレーション部が接続されている相は、事前には不明であって構わない。
クランプ型検出器DET1〜DET3により電圧v,v,vを取得し、キャリブレーション部2からコンセント電圧vを取得する。相間電圧vRN=v−vおよびvTN=v−vを求め、vRN−vおよびvTN−vの位相差cosθRNおよびcosθTNを求める。また、vRN−vおよびvTN−vの振幅比KRNおよびKTNを求める。
基本周波数のみを考慮して、相間電圧VおよびVは式(1)で示される。
測定値vRN,vTN,vは以下の式で示される。
ここでθRNおよびθTNは、それぞれvRN−vおよびvTN−vの位相差である。
計測部1のクランプ型検出器DETと電力線との間の結合容量C1とC2との合成容量をC12とし、結合容量C2とC3との合成容量をC23とする。
図3に示したように、測定値vRN,vTNは以下の式で表される。
また、vRN−vの位相差θRN、vTN−vの位相差θTNは以下の式で表される。
また、vRN−vの位相差θRNは、vRNとvの積の1周期の平均を、vRNの実効値とvの実効値との積で割ることにより、以下の式に示すようにcosθRNとして求められる。
ここで、Tは電源電圧波形の周期であり、nは後述するAD変換器における1周期あたりのサンプル数である。同様に、vTN−v間の位相差θTNは以下の式により、cosθTNとして求められる。
次に、測定値vRN、vTN、vと振幅比KRN、KTNを以下の式で定義する。
式(12)と式(6)、(7)より、振幅比KRN、KTNは以下の式で表される。
式(13)、(14)から、電源電圧の振幅V01、V02は以下の式で表される。
ここで、V01=vであれば、キャリブレーション部を接続したコンセントはR−N相にあり、V02=vであれば、キャリブレーション部を接続したコンセントはT−N相にある。V01=V02である場合には、キャリブレーション部を接続したコンセントの相は判別できないが、キャリブレーションを行うには何ら問題は無い。
従って、相間電圧VおよびVは、コンセント電圧vにより、以下の式を用いてキャリブレーションできる。
もし、相間電圧VおよびVとコンセント電圧vとの位相が異なっていれば、相間電圧VおよびVの推定値も位相がずれる。その場合、有効電力の計算の元になる瞬時電力V(t)・I(t)またはV(t)・I(t)の値が、位相のずれに応じて変化してしまうため、正確な有効電力Pを求めることはできない。
図4(a)は、第1の実施形態にかかる電力測定装置の計測部の外観図である。計測部1は、3線式の電力線に取り付けることができる3つのクランプ型検出器11a−11cと、これらに接続された電力測定回路12とから構成されている。
図4(b)に、計測部1のクランプ型検出器の構成を示す。クランプ型検出器11は、電力線を円周に沿って挟持できるように、2つの筐体11X,11Yに分かれている。それぞれの筐体は、電力線の外周を取り囲むように配設された磁気コア111a,111bを備え、磁気コアに巻かれた電流検出コイルが端子113a,113bに接続されている。磁気コア111a,111bの内周には、電圧検出のための電極112a,112bが取り付けられ、端子114に接続されている。なお、磁気コア111a,111bが導体の場合には、電圧検出のための電極の代わりに、磁気コア111a,111bのいずれかまたは双方に端子114を接続してもよい。
図4(c)に、電力測定装置の電力測定回路の構成を示す。電力測定回路12は、3つのクランプ型検出器11a〜11cの各々の端子113a,113b,114に接続された電圧・電流検出回路121と、電圧・電流検出回路121の検出結果から電力を算出する処理回路122とを備えている。処理回路122は、マイコン、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific IC)等により構成される。処理回路122には、測定した電圧、電流、電力を記憶しておくメモリ123と、電力測定装置のキャリブレーション部2との通信、および電力測定システムのサーバとの通信を行うための通信回路124とが接続されている。
通信回路124は、アンテナ125を介した無線通信、またはコネクタ126を介した有線通信のいずれか、または双方を適用することができる。後述するように、サーバと通信を行うために、電力測定装置ごとにユーザID、センサID、アドレス等を付与して、利用者、設置場所と関連付けておく。
電力線の第1相線と第2相線のいずれか、または双方に取り付けられるクランプ型検出器の端子113a,113bには、電源回路131が接続される。電源回路131は、クランプ型検出器の電流検出コイルから電力を取り出す。電源制御回路132は、電源回路131からの電力または外部端子134からの電力を蓄電池133に充電したり、蓄電池133に蓄電された電力を電力測定回路12内部の各回路に供給する。なお、電源回路131は、クランプ型検出器の端子114、すなわち電圧検出のための電極から電力を生成することもできるが、効率の面から端子113a,113bの方が望ましい。
このようにして、電力測定装置の電源を、電力線から非接触の形態で取り出すことができるので、電力測定装置の取り付けに際して、電源線の接続のために電気工事を必要としない。
また、蓄電池133を内蔵することにより、後述するように、タイムスケジュールに従って、測定モードと充電モードとを繰り返すことにより、外部からの電源供給を必要とせずに、自律的に動作することができる。測定モードの間隔を短くすることにより、電力線の断検出、漏れ電流検出を行って、外部へ通報することもできる。
図5に、電力測定回路の電圧・電流検出回路の構成を示す。3つのクランプ型検出器11a〜11cの各々の端子113a,113bには、電流検出回路141a〜141cが接続される。電流検出回路141a〜141cの出力は、それぞれA/D変換器144a〜144cにより、デジタル信号に変換されて、処理回路122に出力される。
端子114には、R相−N相間の抵抗R1と、T相−N相間の抵抗R2とに接続される。抵抗R1,R2における降下電圧を、電圧検出回路143a,143bにより検出し、A/D変換器144d,144eにより、デジタル信号に変換して、処理回路122に出力する。
図6に、第1の実施形態にかかる電力測定装置のキャリブレーション部の構成を示す。キャリブレーション部2は、配線設備からの第1相線と中性線との間、または第2相線と中性線との間に接続するためのコンセントプラグに、電圧検出回路21が接続されている。電圧検出回路21の出力は、A/D変換器22により、デジタル信号に変換されて、処理回路23に出力される。処理回路23には、測定した電圧を、電力測定装置の計測部1に送信するための通信回路24およびアンテナ25が接続されている。
また、コンセントプラグには電源回路31が接続され、キャリブレーション部2内部の各回路に供給する。このような構成により、キャリブレーション用のコンセント電圧を、計測部1の通信回路124を介して、処理回路122に送信する。
図7に、電力測定装置の計測部における処理回路の処理フローを示す。電力測定装置の計測部1を配電盤に接続すると、計測部1が起動し(701)、処理回路122は、キャリブレーション部2からの起動完了信号を待つ。キャリブレーション部2を屋内配線のコンセントに差し込むと、キャリブレーション部2が起動し(702)、処理回路23は、起動完了信号を計測部1に送信する。
計測部1は、キャリブレーション部2からの起動完了信号を受信するごとに、キャリブレーションを行う。処理回路122は、測定要求信号をキャリブレーション部2に送信するとともに、クランプ型検出器11a〜11cを介して電圧・電流検出回路121で検出した電圧値、電流値を、所定の時間間隔(例えば、0.1msおき)で計測し、メモリ123に格納しておく(703)。このとき、処理回路122は、内蔵する時計により検出した時刻も計測値とともに格納しておく。
測定要求信号を受信したキャリブレーション部2は、電圧検出回路21で検出した電圧値を、所定の時間間隔(例えば、0.1msおき)で所定時間(例えば、100ms)計測する。処理回路23は、内蔵する時計により検出した時刻も計測値とともに測定結果信号に含めて、計測部1に送信する(704)。処理回路122は、測定結果信号を受信すると、キャリブレーション部2から所得した電圧値をメモリ123に格納しておく。
処理回路122は、測定結果信号を受信すると、電圧・電流検出回路121による検出を一旦止め、計測部1で測定要求信号を送信してから所得した電圧値をメモリ123から読み出す。また、キャリブレーション部2から取得した電圧値も、メモリ123から読み出し、それぞれ交流電圧波形が0Vとなる点(ゼロクロス点)の時刻を求める。計測部1とキャリブレーション部2におけるゼロクロス点の時刻の差分を算出しておくことにより、計測部1とキャリブレーション部2との間の時刻同期を取ることができる。キャリブレーションを行うためには、時刻同期を取った任意の時刻におけるクランプ型検出器の電圧v,v,vと、コンセント電圧vとを用いて行う。
処理回路122は、式(1)〜(18)に従って、相間電圧vRN=v−vおよびvTN=v−vを求め、vRN−vおよびvTN−vの位相差cosθRNおよびcosθTNを求める。そして、vRN−vおよびvTN−vの振幅比KRNおよびKTNを求め、コンセント電圧vから相間電圧VおよびVを求める(705)。
なお、キャリブレーションは、キャリブレーション部2からの起動完了信号を受信するごとに行うことにしたが、電圧測定の精度を維持するために、起動完了信号を受信した後も、定期的に行うようにしてもよい。
次に、キャリブレーション後の定常状態での測定について説明する。図8に、電力測定装置におけるタイムスケジュールの一例を示す。例えば、図8(a)に示すように、電力測定装置は、10分ごとに電力線の電圧等を測定し、処理回路122がメモリ123に格納しておく(706,DET)。また、相間電圧VおよびV、第1および第2相線電流IおよびIから、瞬時電力P、漏れ電流IL、電力量などの諸量を算出して、メモリ123に格納しておいてもよい(707)。測定をしていない間は、電源制御回路132が、電力線からの電力を蓄電池133に充電する(POW)。また、図8(b)に示すように、電力測定装置は、深夜零時と正午に格納しておいた測定結果を、通信回路124を介して、電力測定システムのサーバに送信する。
このようなタイムスケジュールは、処理回路122のプログラムの一部として予め規定しておくことができる。また、電源制御回路132に予めプログラムしておき、タイムスケジュールに従って、処理回路122を起動してもよい。
他の例として、電力測定装置は、1分ごとに電力線の電力等を測定し、処理回路122は積算電力をメモリ123に格納しておくこともできる。電源制御回路132は、並行して電力線からの電力を蓄電池133に充電し、電力測定装置は、定時に、測定結果を電力測定システムのサーバに送信するようにしてもよい。
第1の実施形態においては、計測部1の処理回路122にメモリ123を接続し、計測部1がキャリブレーション、定常状態での測定、諸量の算出を行うようにしたが、キャリブレーション部2の処理回路23にメモリを接続し、これらの処理をキャリブレーション部2で行うようにしてもよい。
第1の実施形態によれば、電力測定回路が中性線に静電容量を介して接地されるため、測定に際して電力測定装置の接地の必要がない。また、電圧、電流の測定にはクランプ型検出器を用いているので、既設の配電設備に取り付ける場合にも、接地工事を行う必要がなくなる。さらに、クランプ型検出器を介して、電力線から電源を供給するため、電源線の接続のための電気工事も必要としない。
第1の実施形態では、一般家庭で用いられている単相3線式の配電設備を例に説明したが、3相3線式、3相4線式の配電設備にも適用することができる。例えば、第1相〜第3相線のそれぞれに、クランプ型検出器DET1,DET2,DET3を配設し、線間電圧と相電流とを測定し、周知の二線電力計法により電力を測定することができる。このとき、線間電圧の測定に際しては、キャリブレーション部が測定する線間電圧を用いて、上述の方法と同様にキャリブレーションを行うことができる。
(第2の実施形態)
図9に、本発明の第2の実施形態にかかる電力測定システムの構成を示す。図4に示した電力測定装置の計測部151が、各家庭に設置されている。この電力測定装置に、マルチホップ無線通信の中継局の機能を備えた中継電力測定装置52が、所定のエリアごとに設置され、さらにこれら中継電力測定装置の親局となる統括中継電力測定装置53が、所定のエリアごとに設置される。マルチホップ無線通信は、例えば、920MHz帯特定小電力無線、無線LAN(Wi−Fi)等を適用することができる。
統括中継電力測定装置53は、無線通信ネットワーク54または有線通信ネットワーク57を介して、インターネット網55に接続され、電力測定システムのサーバ56と通信を行うことができる。
電力測定システムのサーバ56は、定時に、各家庭に設置された電力測定装置の測定結果を収集する。サーバ56は、例えば、
1)測定結果を集計して、特定の範囲(柱上変圧器、変電所、地域等)ごとに、電力消費の傾向を把握して、需要予測に利用する。
2)過電流、漏電の検出に応じて、保守運用部門への通報を行う。
3)積算電力に応じて、料金請求のためのデータを作成する。
などの機能を実装することができる。
図10に、第2の実施形態にかかる電力測定装置のキャリブレーション部の構成を示す。図6に示した第1の実施形態のキャリブレーション部2に、複数のセンサ32を追加し、処理回路23および通信回路24を介して、電力測定装置の計測部に各種センサの計測結果を送信できるようにする。センサ32は、気温、湿度、気圧、照度などを計測する。
電力測定装置は、外部への通信手段を有しているので、電力測定システムにおけるリモートセンシングのための1つのセンサとして機能することができる。計測部1の処理回路122は、例えば図8に示したDETの期間中、定期的にキャリブレーション部2の処理回路23に対して、センサの測定結果の送信を要求する。処理回路23は、電力等の測定結果と合わせて、これらセンサ32で計測された気温、湿度、気圧、照度などをサーバ56に送信する。これらセンサの情報は、上述した需要予測の精度を向上させるためのパラメータとして、有用である。
図11に、第2の実施形態にかかる電力測定装置のセンサ部の構成を示す。複数のセンサをキャリブレーション部に追加する構成について述べたが、複数のセンサ32が接続された処理回路23と、通信回路24、電源回路31およびアンテナ25のみを備えたセンサ部を用いることもできる。センサの種類によって、屋外、屋内の適切な場所に設置できるように、キャリブレーション機能とは別にセンサのみを、独立して設置できるようにする。
(第3の実施形態)
電力測定システムが、第1の実施形態にかかる電力測定装置を用いて、電力指紋認証を行う方法について説明する。電力指紋とは、電力機器を特定するための識別情報であり、電気機器が稼働中に消費する電力、電圧または電流の時系列的な変化から、電気機器特有の電力消費の特徴的な波形を抽出したものである。需要家において配電設備に接続される電気機器は様々であり、消費する電力の態様も様々である。例えば、マクロ的には、白熱灯、電熱線など抵抗負荷と見なせる機器、電動機、インバータを含む機器、周期的な動作を行う機器など、負荷に応じて電力消費の波形が異なる。また、ミクロ的には、系統電力網からの交流一周期ごとの電圧波形、電流波形、およびこれらの位相関係が、負荷によって異なっている。
そこで、個々の電気機器について、予めマクロ的な電力消費の波形、ミクロ的な電圧波形および電流波形を測定しておき、電力指紋として、図9に示した電力測定システムのサーバ56に格納しておく。サーバ56は、各家庭に設置された電力測定装置の測定結果を収集し、電力指紋と比較することにより、各家庭ごとの電力消費の傾向を、より詳細に把握することができる。
ある一般家庭から、電力測定装置の計測部151が所定の時間間隔(例えば、1秒〜1分程度)で所定時間(例えば、60分)の間、測定した電力線の電力等の測定結果を、サーバ56が収集する。例えば、図12(a)に示すように、一定の時間間隔で消費する電力量が変わり、同じバターンを繰り返している場合には、サーバ56は、予め格納されているマクロ的な電力消費の波形と比較して、使用されている電気機器を特定する。複数の電気機器が同時に使用されている場合は、想定される複数の電気機器の電力指紋を重畳して比較することにより、複数の電気機器を特定する。
また、電力測定装置の処理回路122は、所定の時間間隔(例えば、0.01ms)で所定時間(例えば、50Hz交流半周期分の10ms)の間、電力線の電力等を測定し、メモリ123に格納しておく。例えば、図12(b)に示すように、交流一周期分の電圧波形および電流波形を作成する。処理回路22は、所定の時間(例えば、1秒)ごとに作成された電圧波形および電流波形をサーバ56に送信し、サーバ56は、予め格納されている電力指紋と比較して、使用されている電気機器を特定する。
第1の実施形態にかかる電力測定装置によれば、マクロ的な電力消費の波形、ミクロ的な電圧波形および電流波形を容易に測定することができるので、電力測定システムにおいて、需要家の電力消費の傾向をより詳細に把握することができる。
(第4の実施形態)
図13に、本発明の第4の実施形態にかかる電力測定装置の接続例を示す。図2に示した第1の実施形態との相違点のみ説明する。電力測定装置の計測部201は、配電盤8の系統電力網側と、配電盤8の親ヒューズ3と子ヒューズ4a〜4cとの間とに、それぞれにクランプ型検出器を接続している。また、子ヒューズ4aからの屋内配線に、電力測定装置のキャリブレーション部202が接続されている。
親ヒューズ3の宅内側には、蓄電池制御装置203を介して蓄電池204が接続されている。蓄電池制御装置203は、AC/DCコンバータおよびDC/ACコンバータを含み、蓄電池204に対する充電、放電の制御を行う。また、蓄電池制御装置203は、計測部201、キャリブレーション部202と同様に通信部を含み、電力測定装置のキャリブレーション部202との通信を介して、電力測定装置からの制御が可能となっている。
図14に、第4の実施形態にかかる電力測定装置の計測部の構成を示す。図4(c)に示した第1の実施形態との相違点のみ説明する。計測部201の電力測定回路212は、2組のクランプ型検出器の各々に接続された電圧・電流検出回路121a,121bと、電圧・電流検出回路121a,121bの検出結果から電力を算出する処理回路122とを備えている。
第4の実施形態においては、キャリブレーション部202がキャリブレーション、定常状態での測定、諸量の算出等を行うようにしたので、処理回路122にはメモリ123を接続していない。また、電力測定システムのサーバとの通信もキャリブレーション部202で行うため、コネクタ126を介した有線通信の機能も有していない。
なお、系統電力網側のクランプ型検出器(第1のクランプ型検出器)と、子ヒューズ側のクランプ型検出器(第2のクランプ型検出器)とは、同じ検出器として説明したが、第1のクランプ型検出器は、電圧値のみを測定できればよい。従って、第1のクランプ型検出器を電圧検出のための電極のみとし、これに接続される電力測定回路212の一方の電圧・電流検出回路121aを電圧検出の機能のみ有するようにしてもよい。
図15に、第4の実施形態にかかる電力測定装置のキャリブレーション部の構成を示す。図6に示した第1の実施形態との相違点のみ説明する。処理回路223には、計測部201で測定した電圧、電流、電力、電圧検出回路21で測定した電圧を記憶しておくメモリ226と、計測部201との通信、蓄電池制御装置203との通信、および電力測定システムのサーバとの通信を行うための通信回路224とが接続されている。
通信回路224は、アンテナ25を介した無線通信、またはコネクタ227を介した有線通信のいずれか、または双方を適用することができる。電力測定システムのサーバと通信を行うために、電力測定装置ごとにユーザID、センサID、アドレス等を付与して、利用者、設置場所と関連付けておく。
また、キャリブレーション部202は、タッチパネルを兼ねた表示装置228と音声出力装置229とを備えている。これにより、宅内のユーザへ電力測定装置が測定した結果を知らせたり、ユーザの操作を可能にしている。さらに、系統電力網が停電した場合に備えて蓄電池233も備えている。
第4の実施形態においては、蓄電池204を有することにより、系統電力網から供給される電流が定格電流を超えそうな場合に蓄電池204から供給すること(ブーストモード)、系統電力網が停電した場合に蓄電池204から供給すること(停電モード)を可能にしている。以下、詳細に説明する。
(ブーストモード)
定常状態での測定では、電力測定装置の計測部201は、第2のクランプ型検出器により系統電力網から供給される電流を計測し、キャリブレーション部202の処理回路223が監視している。この電流値が親ヒューズ3の定格電流に近づいた場合、例えば、定格電流の95%を超えた場合には、処理回路223は、蓄電池制御装置203との間で通信を行い、蓄電池204からの放電を開始させる。処理回路223は、同時に表示装置228に「定格電流を超過する」旨の警告を表示し、音声出力装置229から警告音を出力する。
(トリップモード)
親ヒューズ3がトリップすると、第2のクランプ型検出器による電圧値、キャリブレーション部202におけるコンセント電圧が0となる。処理回路223は、計測部201から第1のクランプ型検出器の電圧値を読取り、電圧を有する場合には、表示装置228に「ブレーカーを入れる」旨の警告を表示し、音声出力装置229から警告音を出力する。
第1のクランプ型検出器の電圧値が0の場合には、処理回路223は、系統電力網の停電と判断して、停電モードに移行する。
(停電モード)
第1のクランプ型検出器および第2のクランプ型検出器の電圧値が0のとき、処理回路223は、表示装置228に「ブレーカーを切る」旨のユーザへの指示を表示する。処理回路223は、蓄電池制御装置203との間で通信を行い、蓄電池制御装置203から定期的に電圧パルスを出力させる。処理回路223は、計測部201から第1のクランプ型検出器の電圧値を読取り、この電圧パルスを検出できなければ、親ヒューズ3が切られたと判断し、電圧パルスの出力を停止させる。
処理回路223は、親ヒューズ3が切られた後、蓄電池制御装置203との間で通信を行い、蓄電池204からの放電を開始させる。このとき、蓄電池204からの放電電流が規定値を超えそうな場合、蓄電池制御装置203は、処理回路223に通知し、処理回路223は、表示装置228に「不要な電化製品をオフにする」旨の警告を表示する。
一般家庭等に蓄電池を含む配電設備が備えられている場合に、第4の実施形態にかかる電力測定装置を併用することにより、系統電力網との連係を容易にし、蓄電池の充放電制御の応用範囲を広げることができる。
1,201 計測部
2,202 キャリブレーション部
11 クランプ型検出器
12,212 電力測定回路
111 磁気コア
112 電極
21 電圧検出回路
22 A/D変換器
23,122,223 処理回路
24,124,224 通信回路
25,125 アンテナ
31,131 電源回路
32 センサ
121 電圧・電流検出回路
123,226 メモリ
132 電源制御回路
133,233 蓄電池

Claims (7)

  1. 電力線の外周を取り囲むように配設された磁気コアと、該磁気コアに巻かれた電流検出コイルと、前記磁気コアの内周に取り付けられた電圧検出のための電極とを備えたクランプ型検出器により、前記電力線の電流および電圧を検出し、電力を算出する電力測定装置において、
    前記クランプ型検出器は、単相3線式の第1相線、第2相線および中性線のそれぞれに取り付けられ、
    第1相線と中性線との間または第2相線と中性線との間に接続され、コンセント電圧を検出するキャリブレーション部と、
    第1相線のクランプ型検出器と中性線のクランプ型検出器とにより検出された差分電圧と、第2相線のクランプ型検出器と中性線のクランプ型検出器とにより検出された差分電圧と、前記キャリブレーション部で検出された前記コンセント電圧とから、第1相線と中性線との間の相間電圧および第2相線と中性線との間の相間電圧を算出し、各々のクランプ型検出器により検出された電流と、前記相間電圧とから電力を算出する計測部と
    を備えたことを特徴とする電力測定装置。
  2. 前記計測部は、前記第1相線のクランプ型検出器により検出された電流と前記第2相線のクランプ型検出器により検出された電流との差分に、前記中性線のクランプ型検出器により検出された電流を加算して漏れ電流を算出することを特徴とする請求項1に記載の電力測定装置。
  3. 前記第1相線のクランプ型検出器および/または前記第2相線のクランプ型検出器の電流検出コイルから電力を取り出す電源回路をさらに備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の電力測定装置。
  4. 前記計測部は、
    検出された電流および検出された電圧をデジタル信号に変換するA/D変換器と、
    デジタル信号に変換された電流および電圧から電力を算出する処理回路と、
    測定した電圧、電流、電力を記憶してするメモリと、
    前記測定した電圧、電流、電力の値を送信する通信回路と
    を含むことを特徴とする請求項1、2または3に記載の電力測定装置。
  5. 前記キャリブレーション部は、
    検出された電圧をデジタル信号に変換するA/D変換器と、
    デジタル信号に変換された電圧の値を、通信回路を介して送信する処理回路と
    を含むことを特徴とする請求項1、2または3に記載の電力測定装置。
  6. 前記キャリブレーション部は、前記処理回路に接続された複数のセンサをさらに含むことを特徴とする請求項5に記載の電力測定装置。
  7. 請求項4に記載の複数の電力測定装置と、
    各々の電力測定装置から前記測定した電圧、電流、電力の値を受信するサーバと
    を備えたことを特徴とする電力測定システム。
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