JP2017032227A - 空気清浄装置 - Google Patents

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野津 仁志
Hitoshi Nozu
仁志 野津
哲郎 谷
Tetsuo Tani
哲郎 谷
武志 上田
Takeshi Ueda
武志 上田
真衣 石黒
Mai Ishiguro
真衣 石黒
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Abstract

【課題】空気清浄装置に関し、運転状態を目視で容易に確認できるようにして、使用感の向上を図る。【解決手段】本発明は、吸気口4と排気口2を有する本体ケース1と、吸気口4と排気口2とを連通する風路と、風路に設けた空気清浄手段と送風手段と、本体ケース1の前面に設けた前面化粧板3と、前面化粧板3を移動させる駆動手段とを備えている。吸気口4は、本体ケース1の少なくとも1側面に設けた第1の吸気口9と、本体ケース1の前面下部に設けた第2の吸気口10とを備え、前面化粧板3の上部を回動中心とし、駆動手段によって前面化粧板3の下部を上下前後動させることで、第1の吸気口9、第2の吸気口10の開口面積のうち少なくとも第2の吸気口10の開口面積を可変する。前面化粧板3は、前面化粧板3の途中から下端に向かうにつれて本体ケース1の前方側へ徐徐に突出したものである。【選択図】図2

Description

本発明は、空気を浄化することのできる空気清浄装置に関する。
従来、この種の空気清浄装置の構成は以下のようになっていた。
図10に示すように、吸気口101と排気口102を有する本体ケース103と、吸気口101と排気口102とを連通する風路と、風路に設けた空気清浄手段と送風手段と、本体ケース103の前面に設けた前面化粧板104とを備えている。
吸気口101は、本体ケース103の2側面に設けた第1の吸気口101aと、本体ケース103の下部に設けた第2の吸気口101bとを備えている。前面化粧板104の上端を回動中心105とし、前面化粧板104の下部を上下前後動させることで、第1の吸気口101a、第2の吸気口101bの開口面積を可変する。前面化粧板104は、平板形状である。
例えば、これに類似する先行文献は下記特許文献1に記載されている。
特開2005−16841号公報
上記従来例における課題は、床上近傍の空気の吸い込み風量を更に増加させることであった。
すなわち、従来の物においては、前面化粧板の上端を回動中心とし、前面化粧板を本体ケースにおける前方、および上方へ移動させ、前面化粧板の下方となる本体ケースの前面下部の開口である第2の吸気口を広げることによって、床上近傍の空気の吸い込み風量を増加させていた。
しかし、前面化粧板の上端を回動中心とし、前面化粧板を本体ケースにおける前方、および上方へ移動させた場合には、前面化粧板の下方となる本体ケースの前面下部の開口が広がると共に、前面化粧板の両側面にも開口が形成される。つまり、これら前面化粧板の下方だけでなく、前面化粧板の両側面の開口からも吸い込まれるので、前面化粧板の両側面の開口から吸い込まれる風量分は、床上近傍の空気の吸い込み風量が増加しないものであった。
そこで本発明は、床上近傍の空気の吸い込み風量を更に増加させることを目的とするものである。
そしてこの目的を達成するために本発明は、吸気口と排気口を有する本体ケースと、前記吸気口と前記排気口とを連通する風路と、前記風路に設けた空気清浄手段と送風手段と、前記本体ケースの前面に設けた前面化粧板と、前記前面化粧板を移動させる駆動手段とを備え、前記吸気口は、前記本体ケースの少なくとも1側面に設けた第1の吸気口と、前記本体ケースの前面下部に設けた第2の吸気口とを備え、前記前面化粧板の上部を回動中心とし、前記駆動手段によって前記前面化粧板の下部を上下前後動させることで、前記第1の吸気口、前記第2の吸気口の開口面積のうち少なくとも前記第2の吸気口の開口面積を可変し、前記前面化粧板は、前記前面化粧板の途中から下端に向かうにつれて前記本体ケースの前方側へ徐徐に突出した構成であることを特徴とした。
これにより、初期の目的を達成するものである。
以上のように本発明は、前面化粧板が、前面化粧板の途中から下端に向かうにつれて本体ケースの前方側へ徐徐に突出しているので、前面化粧板の上部を回動中心とし、駆動手段によって前面化粧板の下部を上方、かつ前方へ動かし、第2の吸気口を所定開口面積まで開口しても、前面化粧板が平板形状の場合に比べ、第1の吸気口の開口面積を小さくすることができる。結果として、第2の吸気口からの吸い込み風量が増加し、床上近傍の空気の吸い込み風量を更に増加させることができる。
本発明の実施の形態1の空気清浄装置の斜視図 同空気清浄装置の斜視図 同空気清浄装置の断面図 同空気清浄装置の分解図 同空気清浄装置の前面化粧板の斜視図 同空気清浄装置の上部支持部を示す斜視図 同空気清浄装置の下部支持部を示す斜視図 同空気清浄装置の上部受部を示す斜視図 同空気清浄装置の下部受部を示す斜視図 従来の空気清浄装置の側面図
本発明の請求項1記載の空気清浄装置は、前記本体ケースの少なくとも1側面に設けた第1の吸気口と、前記本体ケースの前面下部に設けた第2の吸気口とを備え、前記前面化粧板の上部を回動中心とし、前記駆動手段によって前記前面化粧板の下部を上下前後動させることで、前記第1の吸気口、前記第2の吸気口の開口面積のうち少なくとも前記第2の吸気口の開口面積を可変し、前記前面化粧板は、前記前面化粧板の途中から下端に向かうにつれて前記本体ケースの前方側へ徐徐に突出した構成である。
これにより、前面化粧板の上部を回動中心とし、駆動手段によって前面化粧板の下部を上方、かつ前方へ動かし、第2の吸気口を所定開口面積まで開口しても、前面化粧板が平板形状の場合に比べ、第1の吸気口の開口面積を小さくすることができる。結果として、第2の吸気口からの吸い込み風量が増加し、床上近傍の空気の吸い込み風量を更に増加させることができる。
また、前記前面化粧板には、上下方向に延びた曲面形状の曲面部を備えたものである。
これにより、第2の吸気口が、所定開口面積に開口するまで前面化粧板を回動させても、前面化粧板が平板形状の場合に比べ、第1の吸気口の開口面積を更に小さくすることができる。
また、前記本体ケースの前面における左右縁には、前記本体ケースの前方側へ突出し、上下方向に延びたガイド部を備えたものである。
これにより、第1の吸気口の開口面積を小さくすることができる。
また、前記前面化粧板の内面における左右寄りには、前記本体ケースの内方へ突出し、上下方向に延びた2本の補強部を備えたものである。
これにより、第1の吸気口から空気清浄手段へ繋がる風路の送風抵抗が増加し、第1の吸気口からの吸い込み風量を抑制できる。
また、前記補強部の前記本体ケース内方へ突出する寸法は、前記補強部の上部より前記補強部の下部の方が大きいものである。
これにより、第1の吸気口の開口面積を更に小さくすることができる。
ことを特徴とする請求項4に記載の空気清浄装置。
また、前記前面化粧板の下部が上方および前方へ移動した場合に、前記本体ケースの一方側面側から見ると、前記補強部の少なくとも一部と、前記ガイド部の少なくとも一部とが重なるものである。
これにより、第1の吸気口から空気清浄手段へ繋がる風路の送風抵抗が増加し、第1の吸気口からの吸い込み風量を抑制できる。
また、前記前面化粧板の上方には、前記本体ケースの前面から前記本体ケースの前方側へ突出した表示部を備え、前記前面化粧板の下部が上方および前方へ移動すると前記前面化粧板の上端は、前記表示部より前記本体ケースの内方へ移動するものである。
これにより、前面化粧板の上端と本体ケースとの隙間が小さくなり、第2の吸気口からの吸い込み風量を増加できる。
以下、本実施形態を添付図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1の空気清浄装置の斜視図である。図1は、空気清浄装置が停止している状態を示す図である。図2は、本発明の実施の形態1の空気清浄装置の斜視図である。図2は、空気清浄装置の前面化粧板の下部を本体ケースにおける前方、および上方へ回動し、空気清浄運転をしている状態を示す図である。
図1および図2に示すように、本実施形態の空気清浄装置は、略箱形状の本体ケース1を備えている。本体ケース1の天面には、排気口2を備え、本体ケース1の前面には、前面化粧板3を備えている。前面化粧板3が、駆動手段(図示せず)によって上下前後動する。この時に前面化粧板3と本体ケース1との間に発生する隙間が、吸気口4となる。
排気口2は、本体ケース1の天面における前面側に第1の排気口5と、本体ケース1の天面における背面側に第2の排気口6とを備えている。第1の排気口5には、上下方向に回動する第1の風向板7と、第2の排気口6には、上下方向に回動する第2の風向板8とを備えている。これらの第1の風向板7と、第2の風向板8との回動方向によって、後述する送風機によって送風された空気の吹き出し方向が決まる。
前面化粧板3は、縦長四角形の板形状で、本体ケース1の前面と僅かに距離を有して設けられている。前面化粧板3は、前面化粧板3の上部を回動中心とし、駆動手段によって前面化粧板3の下部を上下前後動させることで、上下方向に回動する。この回動によって、本体ケース1と前面化粧板3との間に発生する隙間が吸気口4である。吸気口4は、本体ケース1の左右側面の隙間である第1の吸気口9と、本体ケースの前面下部の隙間である第2の吸気口10とを備えている。
図3は、本発明の実施の形態1の空気清浄装置の断面図である。図3は、空気清浄装置の前面化粧板の下部を本体ケースにおける前方、および上方へ回動した状態を示す図である。
図3に示すように、吸気口4と排気口2とを連通する風路11には、吸気口4側から順に、空気清浄手段12、加湿手段13、送風手段14を設けている。送風手段14によって、吸気口4から本体ケース1内に吸い込まれた空気は、空気清浄手段12、加湿手段13、送風手段14を介して、排気口2から本体ケース1外へ送風される。
空気清浄手段12は、縦長箱形状の空気清浄フィルター12Aで、濾材が蛇腹形状に折られたものであり、第1の吸気口9および第2の吸気口10の風路風下側で、前面化粧板3に対向する位置に設けられている。
加湿手段13は、空気清浄手段12の風路風下側に設けており、水槽15と、加湿フィルター部16と、加湿フィルター枠部17と、回転手段18とを備えている。水槽15は、略椀形状で、内部に水タンク(図示せず)から一定量の水が供給される。加湿フィルター部16は、円板状で、水槽の水に周縁部の一部が常に浸漬している。加湿フィルター枠部17は、略円環形状で、加湿フィルター部16を固定し、水槽15に回転自在に装着されている。回転手段18によって、加湿フィルター枠部17が、加湿フィルター部16と共に回転するものである。
送風手段14は、スクロール形状のケーシング部19と、ケーシング部19に固定されたモータ部20と、モータ部20によって回転する羽根部21とを備えている。
このような構成における空気清浄および、加湿動作について説明する。
停止状態で、水タンクより水槽15に常時一定の水位となるように水が供給され、この水に加湿手段13の加湿フィルター部16の一部が常時浸かった状態となっている。
そして、空気清浄装置を運転させると、駆動手段によって前面化粧板3の下部を上方、および前方へ回動させる。この回動によって、本体ケース1と前面化粧板3との間には、隙間である第1の吸気口9および第2の吸気口10が出現する。
同時に、回転手段18によって加湿フィルター枠部17を回転させることで、加湿フィルター部16が回転し、加湿フィルター部16全体を湿らせる。そして、送風手段14を動かすことにより、第1の吸気口9および第2の吸気口10から本体ケース1内に空気が吸い込まれ、その後、空気は本体ケース1内に備えられた空気清浄フィルター12Aと、水を保持した状態の加湿フィルター部16とを通過し加湿清浄空気となり、排気口2から室内に排出される。
本実施形態における特徴は、図1および図2に示すように、前面化粧板3の形状である。前面化粧板3は、前面化粧板3の途中から下端に向かうにつれて本体ケース1の前方側へ徐徐に突出している。
これにより、前面化粧板3の上部を回動中心とし、駆動手段によって前面化粧板3の下部を上方、かつ前方へ動かし、第2の吸気口を所定開口面積まで開口しても、前面化粧板が平板形状の場合に比べ、第1の吸気口の開口面積を小さくすることができる。結果として、第2の吸気口からの吸い込み風量が増加し、床上近傍の空気の吸い込み風量を更に増加させることができる。
結果として、第2の吸気口10からの吸い込み風量が増加し、床上近傍の空気の吸い込み風量を更に増加させることができる。
具体的には、前面化粧板3は、図1、図2に示すように、上下方向に延びた曲面形状の曲面部22を備えたものである。前面化粧板3は、縦長四角形の板形状で、上端部から上部途中までは、平面形状である平面部23を有し、平面部23の下端からは、本体ケース1における内方へ凸形状の曲面形状である曲面部22を有するものである。
これにより、前面化粧板3の上部を回動中心とし、駆動手段によって前面化粧板3の下部を上方、かつ前方へ動かし、第2の吸気口10を所定開口面積まで開口しても、前面化粧板が平板形状の場合に比べ、第1の吸気口9の開口面積を小さくすることができる。結果として、第2の吸気口10からの吸い込み風量が増加し、床上近傍の空気の吸い込み風量を更に増加させることができる。
図4は、本発明の実施の形態1の空気清浄装置の分解図である。図4は、空気清浄装置から前面化粧板を外した状態を示す図である。
図3、図4に示すように、本体ケース1の前面における左右縁には、本体ケース1の前方側へ突出し、上下方向に延びたガイド部24を備えたものである。ガイド部24は、本体ケース1の前面における左右縁から前方側へ延びた細長板形状で、ガイド部24の外面が、本体ケース1の側面と同一面である。ガイド部24は、上部から下部に向かうにつれて、本体ケース1の前方側へ突出寸法が大きくなる。図1に示すように、空気清浄装置が停止している状態では、ガイド部24の前端部25は、前面化粧板3の内面に沿う形状である。
これにより、第1の吸気口9の開口面積を小さくすることができ、第2の吸気口10からの吸い込み風量を増加させることができる。
図5は、本発明の実施の形態1の空気清浄装置の前面化粧板の斜視図である。図5は、前面化粧板を内面から見た図である。
図5に示すように、前面化粧板3の内面における左右寄りには、本体ケース1の内方へ突出し、上下方向に延びた2本の補強部26を備えたものである。前面化粧板3は、樹脂成型された板形状であり、曲面部22を備えているので、この曲面部22にそりが発生し、曲面部22の曲率が一定になり難い。そこで、このそりを抑制する為に、補強部26を設けている。補強部26は、断面形状が凹形状で、2本の端部が、前面化粧板3の内面と接触するように、固定手段27によって前面化粧板3に固定されている。
2本の補強部26が、前面化粧板3の内面における左右寄り配置されているので、曲面部22のそりを抑制すると共に、第1の吸気口9から空気清浄手段12へ繋がる風路に、2本の補強部26が突出し、送風抵抗を増加させる。結果として、第1の吸気口9からの吸い込み風量を抑制でき、第2の吸気口10からの吸い込み風量を増加させることができる。
また、補強部26の本体ケース1内方へ突出する寸法は、補強部26の上部より補強部26の下部の方が大きいものである。補強部26は、前面化粧板3の内面における平面部23に接している補強部26の上部より、曲面部22の下部に接している補強部26の下部の方が、補強部26の凹形状の深さが大きいものである。
これにより、曲面部22に接している補強部26の強度が増し、曲面部22のそりを更に抑制することができる。更に、前面化粧板3の上部を回動中心とし、前面化粧板3の下部を上方に回動すると、第1の吸気口9の下部は、第1の吸気口9の上部に比べて開口面積が大きくなる。この開口面積が大きい第1の吸気口9の下部において、補強部26の本体ケース1内方へ突出する寸法が大きくなるので、第1の吸気口9から空気清浄手段12へ繋がる風路に、2本の補強部26が更に突出し、送風抵抗が更に増加する。結果として、第1の吸気口9からの吸い込み風量を更に抑制でき、第2の吸気口10からの吸い込み風量を増加させることができる。
また、前面化粧板3の下部が、上方および前方へ移動した場合に、本体ケース1の一方側面側から見ると、補強部26の少なくとも一部と、ガイド部24の少なくとも一部とが重なるものでもよい。
これにより、第1の吸気口9から空気清浄手段12へ繋がる風路の送風抵抗が増加し、第1の吸気口9からの吸い込み風量を抑制でき、第2の吸気口10からの吸い込み風量を増加させることができる。
また、図4に示すように、前面化粧板3の上方には、本体ケース1の前面から本体ケースの前方側へ突出した表示部28を備え、前面化粧板3の下部が上方および前方へ移動すると前面化粧板3の上端は、表示部28より本体ケース1の内方へ移動するものである。
具体的には、本体ケース1の前面上部には、前方へ延びた2つの上部支持部29を備え、本体ケース1の前面下部には、前方へ延びた2つの下部支持部30を備えている。
図6は、本発明の実施の形態1の空気清浄装置の上部支持部を示す斜視図である。図7は、本発明の実施の形態1の空気清浄装置の下部支持部を示す斜視図である。
上部支持部29は、断面形状が四角筒形状の棒31と、この棒31の両側面から水平方向に突出した半球形状の上部軸32を備えている。同様に、下部支持部30は、断面形状が四角筒形状の棒33と、この棒33の両側面から水平方向に突出した半球形状の下部軸34を備えている。なお、空気清浄運転時には、駆動手段によって、下部支持部は本体ケースにおける前方へ移動する。なお、駆動手段の1例は、モータと、モータによって回転する平歯車と、平歯車とかみあうラックである。ラックが、下部支持部30に固定され、モータによって平歯車が回転すると、ラックが前後方向に移動し、これに伴い下部支持部30も移動するものである。
図5に示すように、前面化粧板3の内面上部には、上部支持部29に回動自在に装着できる2つの上部受部35を設け、前面化粧板3の内面下部には、下部支持部30に回動自在に装着できる2つの下部受部36を設けている。
図8は、本発明の実施の形態1の空気清浄装置の上部受部を示す斜視図である。図9は、本発明の実施の形態1の空気清浄装置の下部受部を示す斜視図である。
上部受部35は、前面化粧板3の内面から本体ケース1における内方、および上下方向へ延び、平行に配置された2枚の板37と、これら2枚の板37の面に対して垂直方向に貫通した円形状の孔38とを備えている。下部受部36は、前面化粧板3の内面から本体ケース1における内方、および上下方向へ延び、平行に配置された2枚の板39と、これら2枚の板39の面に対して垂直方向に貫通した長円形状の長孔40とを備えている。
前面化粧板3は、上部受部35の孔38に上部支持部29の上部軸32が入り、下部受部36の長孔40に下部支持部30の下部軸34が入ることによって、回動自在となる。上部支持部29の上部軸32が、前面化粧板3の上部の回動中心となる。
図3、7、9に示すように、空気清浄運転時に、駆動手段によって下部支持部30は本体ケース1における前方へ移動すると、前面化粧板3の下部も同時に前方へ移動する。この時に、上部支持部29の上部軸32が、前面化粧板3の上部の回動中心となり、下部支持部30の下部軸34が、下部受部36の長孔40の上部から下部へ移動するように、前面化粧板3の下部が上方へ回動する。そして、上部受部35は、前面化粧板3の上端より所定距離下方に配置されているので、前面化粧板3の上端は、本体ケース1における内方へ移動する。
これにより、前面化粧板3の上端と本体ケース1との隙間が小さくなり、第2の吸気口10からの吸い込み風量を増加できる。
なお、前面化粧板3の上端と本体ケース1の前面との隙間を抑えるために、停止状態で前面化粧板3を本体ケース1の前面に接触させることも考えられるが、僅かなそりによって、前面化粧板3と本体ケース1との間にところどころ隙間が発生するとデザイン性が低下する。そこで、前面化粧板3と本体ケース1との間には、一様な隙間が必要となるものである。
以上のように本発明は、家庭用や事務所用などの、空気清浄装置として活用が期待されるものである。
1 本体ケース
2 排気口
3 前面化粧板
4 吸気口
5 第1の排気口
6 第2の排気口
7 第1の風向板
8 第2の風向板
9 第1の吸気口
10 第2の吸気口
11 風路
12 空気清浄手段
12A 空気清浄フィルター
13 加湿手段
14 送風手段
15 水槽
16 加湿フィルター部
17 加湿フィルター枠部
18 回転手段
19 ケーシング部
20 モータ部
21 羽根部
22 曲面部
23 平面部
24 ガイド部
25 前端部
26 補強部
27 固定手段
28 表示部
29 上部支持部
30 下部支持部
31 棒
32 上部軸
33 棒
34 下部軸
35 上部受部
36 下部受部
37 板
38 孔
39 板
40 長孔

Claims (7)

  1. 吸気口と排気口を有する本体ケースと、前記吸気口と前記排気口とを連通する風路と、前記風路に設けた空気清浄手段と送風手段と、前記本体ケースの前面に設けた前面化粧板と、前記前面化粧板を移動させる駆動手段とを備え、前記吸気口は、前記本体ケースの少なくとも1側面に設けた第1の吸気口と、前記本体ケースの前面下部に設けた第2の吸気口とを備え、前記前面化粧板の上部を回動中心とし、前記駆動手段によって前記前面化粧板の下部を上下前後動させることで、前記第1の吸気口、前記第2の吸気口の開口面積のうち少なくとも前記第2の吸気口の開口面積を可変し、前記前面化粧板は、前記前面化粧板の途中から下端に向かうにつれて前記本体ケースの前方側へ徐徐に突出した構成であることを特徴とする空気清浄装置。
  2. 前記前面化粧板には、上下方向に延びた曲面形状の曲面部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の空気清浄装置。
  3. 前記本体ケースの前面における左右縁には、前記本体ケースの前方側へ突出し、上下方向に延びたガイド部を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の空気清浄装置。
  4. 前記前面化粧板の内面における左右寄りには、前記本体ケースの内方へ突出し、上下方向に延びた2本の補強部を備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の空気清浄装置。
  5. 前記補強部の前記本体ケース内方へ突出する寸法は、前記補強部の上部より前記補強部の下部の方が大きいことを特徴とする請求項4に記載の空気清浄装置。
  6. 前記前面化粧板の下部が上方および前方へ移動した場合に、前記本体ケースの一方側面側から見ると、前記補強部の少なくとも一部と、前記ガイド部の少なくとも一部とが重なることを特徴とする請求項4または5に記載の空気清浄装置。
  7. 前記前面化粧板の上方には、前記本体ケースの前面から前記本体ケースの前方側へ突出した表示部を備え、前記前面化粧板の下部が上方および前方へ移動すると前記前面化粧板の上端は、前記表示部より前記本体ケースの内方へ移動することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の空気清浄装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108954509A (zh) * 2018-06-21 2018-12-07 青岛海尔空调电子有限公司 一种吊落机

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