JP2017031816A - エンジン及びエンジンのegrクーラの洗浄方法 - Google Patents

エンジン及びエンジンのegrクーラの洗浄方法 Download PDF

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Abstract

【課題】エンジンのEGRクーラの洗浄の際に、洗浄液に含まれる煤のターボチャージャへの付着を回避しつつ、EGRクーラの脱着作業を行うことなくEGRクーラを洗浄することができるエンジンを提供する。
【解決手段】エンジン1のEGRクーラ30は、EGRガス入口部40よりもEGRガス出口部43の方が高い位置になるように傾斜して配置され、エンジン1は、EGRガス出口部よりも高い位置にあるEGR通路10の部分に設けられた洗浄液供給口50と、ターボチャージャ5よりも排気の流動方向で上流側であり且つEGRガス入口部よりも低い位置にある排気通路4の部分、または、EGRガス入口部よりもEGRガスの流動方向で上流側であり且つEGRガス入口部よりも低い位置にあるEGR通路の部分に設けられた洗浄液排出口51と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジン及びエンジンのEGRクーラの洗浄方法に関する。
従来、エンジンの排気通路の途中から分岐して吸気通路の途中に接続したEGR(Exhaust Gas Recirculation:排気還流)通路に配置されて、このEGR通路を通過するEGRガスを冷却するEGRクーラが知られている(例えば特許文献1参照)。このようなEGRクーラは、ハウジングの内部に、EGRガスと冷媒との間で熱交換をさせる熱交換体を備えている。この熱交換体は、EGRガスが通過する内部ガス通路を有し、この内部ガス通路をEGRガスが通過する際に、EGRガスと冷媒との間で熱交換を行っている。
また、EGRクーラにおいて、EGRガスに含まれる煤が熱交換体に堆積することがある。この熱交換体に堆積した煤を洗浄液によって洗浄するために、例えば、EGRクーラをエンジンから取り外して、EGRクーラの内部を洗浄液によって洗浄し、洗浄後のEGRクーラをエンジンに取り付ける手法を採用することが考えられる。しかしながら、この場合、EGRクーラの取り外し及び取り付け作業(すなわちEGRクーラの脱着作業)が必要となるため、EGRクーラの洗浄作業時に行う工数が多く、その結果、洗浄作業のコスト増加を招いていた。
これに関して、特許文献1には、エンジンに取り付けられた状態のEGRクーラのEGRガスの出口側から洗浄液を供給して、洗浄液をEGRクーラの内部を通過させた後にテールパイプ(排気通路の下流側端部)から排出させることで、EGRクーラの脱着作業を行うことなくEGRクーラの内部を洗浄する技術が開示されている。
特開2012−237235号公報
しかしながら、特許文献1に係る技術では、洗浄液をテールパイプから排出させているため、洗浄液に含まれる煤が、排気通路のターボチャージャに付着する可能性が高い。ターボチャージャに煤が付着した場合、ターボチャージャに不具合が発生する可能性がある。
本発明は、上記のことを鑑みてなされたものであり、その目的は、エンジンのEGRクーラを洗浄する際に、洗浄液に含まれる煤のターボチャージャへの付着を回避しつつ、EGRクーラの脱着作業を行うことなくEGRクーラを洗浄することができるエンジン及びエンジンのEGRクーラの洗浄方法を提供することである。
上記の課題を解決するための本発明に係るエンジンは、ターボチャージャよりも排気の流動方向で上流側の排気通路の途中から分岐して吸気通路の途中に合流するEGR通路に配置されて、前記EGR通路を通過するEGRガスを冷却するEGRクーラを備えるエンジンであって、前記EGRクーラは、EGRガスが流入するEGRガス入口部よりも、EGRガスが流出するEGRガス出口部の方が高い位置になるように傾斜して配置され、前
記EGRガス出口部よりも高い位置にある前記EGR通路の部分に設けられた洗浄液供給口と、前記ターボチャージャよりも排気の流動方向で上流側であり且つ前記EGRガス入口部よりも低い位置にある前記排気通路の部分、または、前記EGRガス入口部よりもEGRガスの流動方向で上流側であり且つ前記EGRガス入口部よりも低い位置にある前記EGR通路の部分に設けられた洗浄液排出口と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、EGRクーラをエンジンのEGR通路からEGRクーラをエンジンのEGR通路に配置した状態のままで洗浄液供給口に洗浄液を供給することで、供給された洗浄液を重力を利用してEGRクーラの内部を通過させて洗浄液排出口から排出させることができる。したがって、本発明によれば、EGRクーラの脱着作業を行うことなく、EGRクーラを洗浄することができる。これにより、EGRクーラの洗浄作業時に行う工数を削減することができるので、洗浄作業のコストを低減することができる。また、洗浄液排出口は、ターボチャージャよりも上流側の部分に設けられているので、洗浄液がターボチャージャを通過することは回避されている。これにより、洗浄液に含まれる煤がターボチャージャに付着することを回避することができる。その結果、煤によってターボチャージャに不具合が発生することを防止することができる。
上記の課題を解決するための本発明に係るエンジンのEGRクーラの洗浄方法は、請求項1に記載のエンジンの前記EGRクーラを洗浄する洗浄方法であって、前記EGRクーラを前記エンジンから取り外さずに、洗浄液を前記洗浄液供給口から供給して前記洗浄液排出口から排出させる洗浄工程を含むことを特徴とする。
本発明によれば、上述したエンジンの発明と同様の理由により、洗浄液に含まれる煤のターボチャージャへの付着を回避しつつ、EGRクーラの脱着作業を行うことなくEGRクーラを洗浄することができる。
本発明によれば、エンジンのEGRクーラの洗浄の際に、洗浄液に含まれる煤のターボチャージャへの付着を回避しつつ、EGRクーラの脱着作業を行うことなくEGRクーラを洗浄することができる。
実施形態に係るエンジンのEGRクーラとその周辺の構成を模式的に示す概略図である。 実施形態に係る下流EGRクーラのEGRガス入口部の近傍の内部構造を拡大して模式的に示す概略断面図である。
以下、本発明の実施形態に係るエンジン1及びエンジン1のEGRクーラ30の洗浄方法について図面を参照しつつ説明する。なお、図面に関しては、構成が分かり易いように実際の製品から寸法を変化させており、各部材、各部品の板厚や幅や長さなどの比率も必ずしも実際の製品の比率と一致しているとは限らない。
図1はエンジン1のEGRクーラ30とその周辺の構成を模式的に示す概略図である。なお図1において、EGRクーラ30の構成を視認し易くするために、EGRクーラ30と一部のEGR通路10以外の構成は二点鎖線によって模式的に図示されている。このEGRクーラ30を備えたエンジン1は車両に搭載されている。車両の種類は特に限定されるものではないが、本実施形態においては一例としてバス、トラック等の大型車両を用いる。
エンジン1は、エンジン本体2、吸気通路3、排気通路4、ターボチャージャ5、EGR通路10、EGRバルブ20、及びEGRクーラ30を備えている。エンジン本体2は、気筒(シリンダ)が形成されたシリンダブロックと、シリンダブロックの上部に配置されたシリンダヘッドと、気筒に配置されたピストンとを備えている。エンジン本体2の種類は特に限定されるものではないが、本実施形態においては一例としてディーゼルエンジンを用いる。
吸気通路3はエンジン本体2に吸入される吸気が通過する通路であり、その下流側端部に設けられた吸気マニホールド3aがエンジン本体2のシリンダヘッドに形成された吸気ポートに接続している。排気通路4はエンジン本体2から排出された排気が通過する通路であり、その上流側端部に設けられた排気マニホールド4aがエンジン本体2のシリンダヘッドに形成された排気ポートに接続している。なお、エンジン本体2の燃料噴射量、燃料噴射時期等は、制御装置としての電子制御装置(Electric Control Unit:すなわちECU)によって制御されている。
ターボチャージャ5は、排気の力を受けて吸気を過給する過給機である。具体的にはターボチャージャ5は、排気通路4の途中に配置され、排気の力を受けて回転するタービン6と、吸気通路3の途中に配置されるとともに、タービン6と一体的に回転するようにタービン6に接続したコンプレッサ(図示せず)とを備えている。なお本実施形態に係るタービン6は、排気通路4のうち排気マニホールド4aよりも下流側の排気管の部分に配置されている。より具体的にはタービン6は、排気通路4のEGR通路10の分岐箇所よりも排気流動方向で下流側の部分であり、且つDPF(ディーゼルパティキュレートフィルタ)等の排気浄化装置よりも排気流動方向で上流側の部分に配置されている。
EGR通路10は、排気通路4の排気の一部を吸気通路3に還流させる通路であり、排気通路4の途中から分岐して吸気通路3の途中に接続している。具体的には本実施形態に係るEGR通路10は、排気通路4の排気マニホールド4aの部分の途中から分岐して、吸気通路3の吸気マニホールド3aの部分の途中に接続している。
より具体的には、排気マニホールド4aは、エンジン本体2に形成された複数の排気ポートにそれぞれ接続される複数の排気分岐管と、複数の排気分岐管を集合させる排気集合管とを備えている。同様に、吸気マニホールド3aは、エンジン本体2に形成された複数の吸気ポートにそれぞれ接続される複数の吸気分岐管と、複数の吸気分岐管を集合させる吸気集合管とを備えている。本実施形態に係るEGR通路10は、排気集合管の途中から分岐して吸気集合管の途中に接続している。但し、EGR通路10の排気マニホールド4aからの分岐箇所及び吸気マニホールド3aへの接続箇所はこれに限定されるものではない。これ以降、EGR通路10を通過する排気をEGRガスと称する。
EGRバルブ20はEGR通路10に配置されている。具体的には本実施形態に係るEGRバルブ20は、EGR通路10のEGRクーラ30よりもEGRガスの流動方向で下流側の部分に配置されており、制御装置としての電子制御装置の指示を受けて開閉することで、EGRガスの流量を制御する。なお、EGRクーラ30とEGRバルブ20の配置順序はこれに限定されるものではなく、例えばEGRクーラ30がEGRバルブ20よりも下流側に配置された構成とすることもできる。
EGRクーラ30は、EGR通路10を通過するEGRガスを冷媒との熱交換によって冷却する装置である。本実施形態に係るEGRクーラ30は、上流EGRクーラ31及び下流EGRクーラ32を備えている。下流EGRクーラ32は、上流EGRクーラ31よりもEGRガスの流動方向で下流側に配置されている。上流EGRクーラ31には、EGRガスが流入するEGRガス入口部40と、EGRガスが流出するEGRガス出口部41
とが設けられている。下流EGRクーラ32にも、EGRガスが流入するEGRガス入口部42と、EGRガスが流出するEGRガス出口部43とが設けられている。
また上流EGRクーラ31は、EGRガス入口部40よりもEGRガス出口部41が高い位置になるように傾斜して配置されており、下流EGRクーラ32も、EGRガス入口部42よりもEGRガス出口部43が高い位置になるように傾斜して配置されている。また、上流EGRクーラ31と下流EGRクーラ32とを全体的に比較した場合、下流EGRクーラ32の方が上流EGRクーラ31よりも全体的に高い位置に配置されている。
なお、本実施形態において、EGR通路10のうち、上流EGRクーラ31のEGRガス出口部41と下流EGRクーラ32のEGRガス入口部42とを連通する部分は、所定角度、屈曲している。すなわち、本実施形態に係るEGRガスは、上流EGRクーラ31の内部を通過した後に所定角度屈曲して下流EGRクーラ32の内部に流入する。但し、本発明が適用されるEGRクーラ30の構成はこれに限定されるものではなく、本発明は、上流EGRクーラ31と下流EGRクーラ32との間のEGR通路10が屈曲していないものに適用することもできる。
上流EGRクーラ31及び下流EGRクーラ32の筐体部材であるハウジング33には、それぞれ冷媒導入部34及び冷媒排出部35が接続されている。上流EGRクーラ31及び下流EGRクーラ32において冷媒は、それぞれの冷媒導入部34から導入され、上流EGRクーラ31及び下流EGRクーラ32の内部においてEGRガスを冷却した後に、それぞれの冷媒排出部35から排出される。
図2はEGRクーラ30のうち、下流EGRクーラ32のEGRガス入口部42の近傍(図1のA付近)の内部構造を拡大して模式的に示す概略断面図である。なお、上流EGRクーラ31の構成は、下流EGRクーラ32と同様であるので、上流EGRクーラ31の内部構造の図示による詳細な説明は省略する。
EGRクーラ30(具体的には上流EGRクーラ31及び下流EGRクーラ32)のハウジング33の内部には、EGRガスと冷媒との間で熱交換をさせる熱交換体36が配置されている。具体的には熱交換体36は、EGRガスが通過する内部ガス通路37を複数個備えている。本実施形態において複数の内部ガス通路37は、隣接する内部ガス通路37との間に空間を有しつつ、ハウジング33の径方向に配列している。また、各々の内部ガス通路37は、EGRクーラ30の軸線方向に延在している。また、各々の内部ガス通路37には、EGRガスの熱を放熱させるためのフィン38が複数個配置されている。
そして、ハウジング33の内部には、複数の内部ガス通路37の端部を支持するエンドプレート39が配置されている。具体的には、エンドプレート39は、隣接する一方の内部ガス通路37と他方の内部ガス通路37との間の部分のうち、上流側の端部及び下流側の端部に配置されて、複数の内部ガス通路37を支持している。なお、図2には、上流側の端部に配置されたエンドプレート39が図示されているが、内部ガス通路37の下流側の端部にも、図2と同様のエンドプレート39が配置されている。また図2に示すように、本実施形態に係る内部ガス通路37の上流側端部は、このエンドプレート39よりも上流側に突出している。
また、内部ガス通路37の外周部には冷媒が通過するための冷媒通路が設けられており、これにより、内部ガス通路37の壁面は冷却されている。EGRガスは内部ガス通路37を通過する際に、フィン38によって効果的にEGRガスの熱を放熱する。この放熱された熱は内部ガス通路37の壁面を伝導して、冷媒通路の冷媒によって冷却される。このようにしてEGRクーラ30はEGRガスを冷却している。
再び図1を参照して、EGRクーラ30は、洗浄液が供給される洗浄液供給口50と、洗浄液が排出される洗浄液排出口51とを備えている。具体的には洗浄液供給口50は、下流EGRクーラ32のEGRガス出口部43よりも下流側のEGR通路10の部分に設けられている。さらに、EGR通路10のうち、この洗浄液供給口50が設けられている部分は、EGRガス出口部43よりも高い位置になるように設定されている。
また、洗浄液排出口51は、ターボチャージャ5よりも排気流動方向で上流側に設けられている。具体的には本実施形態に係る洗浄液排出口51は、排気マニホールド4aの具体的には排気集合管の部分に設けられている。また、排気マニホールド4aのうち、この洗浄液排出口51が設けられている部分は、EGRガス入口部40よりも低い位置になるように設定されている。
すなわち、本実施形態に係る洗浄液供給口50は、EGRガス出口部43よりも高い位置にあるEGR通路10の部分に設けられている。また洗浄液排出口51は、ターボチャージャ5(具体的にはタービン6)よりも排気流動方向で上流側であり且つEGRガス入口部40よりも低い位置にある排気通路4の部分(具体的には排気マニホールド4aの部分)に設けられている。
なお、洗浄液排出口51の配置箇所は、上記箇所に限定されるものではない。他の例を挙げると、例えば洗浄液排出口51は、EGRガス入口部40よりもEGRガス流動方向で上流側であり、且つEGRガス入口部40よりも低い位置にあるEGR通路10の部分に設けられていてもよい。
続いて図1を参照して、EGRクーラ30の洗浄方法について説明する。本実施形態に係る洗浄方法は、洗浄液を、図1に示すようにエンジン本体2に取り付けられた状態のEGRクーラ30の洗浄液供給口50から供給して、洗浄液排出口51から排出させる洗浄工程を含んでいる。具体的には、この洗浄工程において、洗浄液供給口50から供給された洗浄液は、重力により、下流EGRクーラ32の内部及び上流EGRクーラ31の内部を通過して、洗浄液排出口51から排出される。この際に、洗浄液は、下流EGRクーラ32及び上流EGRクーラ31の内部に堆積している煤を洗浄する。なお、洗浄液の種類は、煤を溶解させたり、剥離させたりすることで、煤を洗浄できるものであれば特に限定されるものではなく、公知の煤用の洗浄液を用いることができる。
以上説明した本実施形態に係るエンジン1及びEGRクーラ30の洗浄方法によれば、EGRクーラ30をエンジン本体2のEGR通路10に配置した状態のままで洗浄液供給口50に洗浄液を供給することで、供給された洗浄液を重力を利用してEGRクーラ30の内部を通過させて洗浄液排出口51から排出させることができる。したがって、本実施形態によれば、EGRクーラ30の脱着作業を行うことなく、EGRクーラ30を洗浄することができる。これにより、EGRクーラ30の洗浄作業時に行う工数を削減することができるので、洗浄作業のコストを低減することができる。また、洗浄液排出口51は、ターボチャージャ5よりも上流側の部分に設けられているので、洗浄液がターボチャージャ5(具体的にはタービン6)を通過することは回避されている。これにより、洗浄液に含まれる煤がターボチャージャ5に付着することを回避することができる。その結果、煤によってターボチャージャ5に不具合が発生することを防止することができる。
また、本実施形態によれば、洗浄液排出口51がターボチャージャ5よりも上流側の部分に設けられているので、洗浄液が、ターボチャージャ5よりも排気流動方向で下流側に配置されている部材(例えば排気センサ等の各種センサ類や、排気浄化装置等)を通過することも回避することができる。これにより、洗浄液や洗浄液に含まれる煤によって、こ
れらの部材が腐食したり汚染されたりすることも回避することができる。
なお、本実施形態において、EGRクーラ30は上流EGRクーラ31及び下流EGRクーラ32を備えているが、本実施形態の構成はこれに限定されるものではない。例えばEGRクーラ30は、上流EGRクーラ31または下流EGRクーラ32のいずれか一方のみを備えていてもよく、あるいは、さらに第3のEGRクーラまたは第4のEGRクーラ等を備えていてもよい。
以上本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 エンジン
5 ターボチャージャ
6 タービン
10 EGR通路
30 EGRクーラ
31 上流EGRクーラ
32 下流EGRクーラ
33 ハウジング
36 熱交換体
37 内部ガス通路
38 フィン
40,42 EGRガス入口部
41,43 EGRガス出口部
50 洗浄液供給口
51 洗浄液排出口

Claims (2)

  1. ターボチャージャよりも排気の流動方向で上流側の排気通路の途中から分岐して吸気通路の途中に合流するEGR通路に配置されて、前記EGR通路を通過するEGRガスを冷却するEGRクーラを備えるエンジンであって、
    前記EGRクーラは、EGRガスが流入するEGRガス入口部よりも、EGRガスが流出するEGRガス出口部の方が高い位置になるように傾斜して配置され、
    前記EGRガス出口部よりも高い位置にある前記EGR通路の部分に設けられた洗浄液供給口と、
    前記ターボチャージャよりも排気の流動方向で上流側であり且つ前記EGRガス入口部よりも低い位置にある前記排気通路の部分、または、前記EGRガス入口部よりもEGRガスの流動方向で上流側であり且つ前記EGRガス入口部よりも低い位置にある前記EGR通路の部分に設けられた洗浄液排出口と、を備えることを特徴とするエンジン。
  2. 請求項1に記載のエンジンの前記EGRクーラを洗浄する洗浄方法であって、
    前記EGRクーラを前記エンジンから取り外さずに、洗浄液を前記洗浄液供給口から供給して前記洗浄液排出口から排出させる洗浄工程を含むことを特徴とするエンジンのEGRクーラの洗浄方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3421775A1 (de) * 2017-06-30 2019-01-02 Volkswagen Aktiengesellschaft Verfahren zur reinigung einer abgasrückführungsleitung und/oder eines abgasrückführungskühlers sowie abgasrückführungssystem
CN114000960A (zh) * 2020-07-28 2022-02-01 广州汽车集团股份有限公司 一种egr系统及汽车

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