JP2017031713A - 除雪機 - Google Patents
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Abstract
【課題】大きな駆動力を必要とせずに雪上を適切に走行可能な除雪機の提供。【解決手段】除雪機1は、車体10と、タイヤを含み、駆動力を受けて回転して車体10を走行させる車輪を備え、前記タイヤは、水田走行用タイヤである。前記タイヤの外周に沿って螺旋状に巻き付けられた巻付体を更に備える。前記車輪として、前輪40と後輪50とを備え、前輪40の直径は、後輪50の直径よりも大きい。また車輪40は、前記車体に着脱可能に装着されている。【選択図】図1
Description
本発明は、除雪作業用の除雪機に関する。
降雪量が多い地域では、地面等に積もった雪を除雪する除雪機が利用されている。除雪機は、雪上で車体を走行できるように、走行装置を有する。この走行装置として、例えばクローラ走行装置が利用されている(特許文献1参照)。
しかし、クローラ走行装置は、通常、複数の車輪及びベルト等のように多数の部品から構成されている。このため、除雪機を走行させるためには、クローラ走行装置に大きな駆動力を伝達させることが必要となる。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、大きな駆動力を必要とせずに雪上を適切に走行可能な除雪機を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様においては、車体と、タイヤを含み、駆動力を受けて回転して前記車体を走行させる車輪とを備え、前記タイヤは、水田走行用タイヤである除雪機を提供する。
また、上記除雪機は、前記タイヤの外周に沿って螺旋状に巻き付けられた巻付体を更に備えることとしてもよい。
また、上記除雪機は、前記車輪として、前輪と後輪とを備え、前記前輪の直径は、前記後輪の直径よりも大きいこととしてもよい。
また、前記車輪は、前記車体に着脱可能に装着されていることとしてもよい。
本発明によれば、大きな駆動力を必要とせずに雪上を適切に走行可能な除雪機を提供できるという効果を奏する。
<除雪機の構成>
図1を参照しながら、本発明の一実施形態に係る除雪機1の構成の概要について説明する。図1は、一実施形態に係る除雪機1の概略構成の一例を示す模式図である。
図1を参照しながら、本発明の一実施形態に係る除雪機1の構成の概要について説明する。図1は、一実施形態に係る除雪機1の概略構成の一例を示す模式図である。
除雪機1は、例えば、地面上に積もった雪上を移動しながら、雪を除雪するための装置である。操作者は、除雪機1の後側に設けられた操作部14を操作して、除雪機1による除雪作業を行う。なお、図1に示す除雪機1は、操作者が除雪機1の後側に立って操作部14を操作できる構成となっているが、これに限定されず、例えば操作者が除雪機1上に乗った状態で操作部14を操作できる構成であってもよい。
除雪機1は、図1に示すように、車体10と、集雪部20と、投雪部30と、前輪40と、後輪50とを有する。集雪部20及び投雪部30は、除雪機1の前側に設けられている。
車体10は、除雪機1の骨格を成す部分である。車体10は、動力源12と、操作部14とを有する。動力源12は、例えばエンジンであり、車体10を走行させるための駆動力を発生させる。操作部14は、操作者が操作可能なレバーや操作ボタン等を含み、除雪機1を動作させるための入力操作を受け付ける。
集雪部20は、地面上の雪を集める機能を有する。集雪部20は、バケット21と、オーガ22とを有する。バケット21は、雪を呼び込むために前方に向かって開放されている。オーガ22は、例えばバケット21内で回転する螺旋状の回転刃であり、回転することにより地面に積もった雪をかきとる。
投雪部30は、集雪部20が集めた雪を所定方向へ排出する機能を有する。投雪部30は、ブロア31と、シュート32とを有する。ブロア31は、集雪部20のバケット21と連結されており、バケット21からの雪を受け入れる。ブロア31は、例えば内部に回転翼を有し、集雪部20で集めた雪を吹き飛ばす。シュート32は、ブロア31上に設けられ、ブロア31が吹き飛ばす雪を上方に案内する。シュート32は、先端側に排出口32aを有し、吹き飛ばされた雪が排出口32aから排出される。
前輪40及び後輪50は、動力源12から伝達された駆動力を受けて回転することで、車体10を走行させる。前輪40は、車体10の前方左右にそれぞれ1つずつ設けられ、車軸15に連結されている。後輪50は、車体10の後方左右にそれぞれ1つずつ設けられ、車軸16に連結されている。前輪40は、動力源12から駆動力が伝達される駆動輪であり、後輪50は、前輪40の回転に連動して回転する従動輪である。
本実施形態では、前輪40の直径が後輪50の直径よりも大きい。除雪機1においては、集雪部20及び投雪部30が設けられた前方側が重くなりやすいが、前輪40の直径を大きくすることで、前方が重い除雪機1を適切に走行させやすくなる。
前輪40及び後輪50は、それぞれ車体10に着脱可能に装着されている。かかる場合には、地面上の雪の状態に適した前輪40や後輪50を適宜選択して装着することで、除雪機1を走行させやすくなる。
次に、前輪40及び後輪50の詳細構成について説明する。
本実施形態に係る前輪40及び後輪50は、水田で利用される水田車輪である。水田車輪は、例えば水田を走行する田植機に装着可能な車輪である。水田車輪は、自動車等に装着される車輪に比べて、厚さ(幅)が小さい特徴を有する。前輪40及び後輪50の構成は、同様であるので、ここでは前輪40を例に挙げて説明する。
本実施形態に係る前輪40及び後輪50は、水田で利用される水田車輪である。水田車輪は、例えば水田を走行する田植機に装着可能な車輪である。水田車輪は、自動車等に装着される車輪に比べて、厚さ(幅)が小さい特徴を有する。前輪40及び後輪50の構成は、同様であるので、ここでは前輪40を例に挙げて説明する。
図2は、前輪40の構成の一例を示す正面図である。図2に示すように、前輪40は、ハブ42と、リム43と、スポーク44と、タイヤ45とを含む。
ハブ42は、車軸15(図1)に連結される部位である。リム43は、リング状に形成されている。スポーク44は、例えば3本設けられており、ハブ42とリム43とを連結している。
ハブ42は、車軸15(図1)に連結される部位である。リム43は、リング状に形成されている。スポーク44は、例えば3本設けられており、ハブ42とリム43とを連結している。
タイヤ45は、リム43の外周に沿って取り付けられている。タイヤ45は、例えば直進ラグ46と推進ラグ47とを含んでおり、水田での走行に適した水田走行用タイヤである。
直進ラグ46は、タイヤ45から外方へ所定の高さだけ突出した突起状に形成されている。直進ラグ46は、タイヤ45の周方向に沿って所定間隔で複数設けられている。このような直進ラグ46を設けることで、水田での走行が円滑となる。
推進ラグ47は、幅広状に、かつリム43に対して斜めに設けられている。推進ラグ47は、直進ラグ46と同様に、周方向に沿って複数設けられている。このような推進ラグ47を設けることで、推進力と浮力を得やすくなるので、水田での走行がより円滑となる。なお、タイヤ45は、推進ラグ47を有しなくてもよい。
図3は、前輪40の変形例に係る構成を示す図である。
図3に示す変形例に係る前輪40は、タイヤ45の外周に沿って螺旋状に巻き付けられた巻付体60を更に有する。巻付体60は、例えば一本のワイヤで構成されており、螺旋状に複数回巻き付けられている。なお、巻付体60は、ワイヤに限定されず、例えばチェーンで構成されてもよい。
図3に示す変形例に係る前輪40は、タイヤ45の外周に沿って螺旋状に巻き付けられた巻付体60を更に有する。巻付体60は、例えば一本のワイヤで構成されており、螺旋状に複数回巻き付けられている。なお、巻付体60は、ワイヤに限定されず、例えばチェーンで構成されてもよい。
また、巻付体60は、タイヤ45の複数の貫通穴48(具体的には、直進ラグ46に形成された貫通穴48)を通過しながら、タイヤ45に螺旋状に巻き付けられている。これにより、巻付体60のタイヤ45に巻き付いた状態を保持しやすくなる。また、巻付体60をタイヤ45に巻き付けやすくなると共に、巻付体60を取り外しやすくなる。なお、貫通穴48は、一部の直進ラグ46に形成されているが、これに限定されず、全ての直進ラグ46に形成されていてもよい。
上記のようにタイヤ45に巻付体60を巻き付けることにより、地面との間の摩擦が大きくなるため、雪で凍結した地面上を走行する際に前輪40が滑ることを抑制できる。この結果、除雪機1が、凍結した地面上でも確実に除雪を行うことが可能となる。
なお、上記では、前輪40の直径が後輪50の直径よりも大きいこととしたが、これに限定されない。例えば、前輪40の直径は、後輪50の直径と同じ大きさであってもよいし、後輪50の直径よりも小さくてもよい。
また、上記では、前輪40が駆動輪で、後輪50が従動輪であることとしたが、これに限定されず、後輪50が駆動輪で、前輪40が従動輪であることとしてもよい。
また、前輪40は、前方左右に1つずつ設けられていることとしたが、これに限定されない。例えば、前輪40は、前方左側及び前方右側に、それぞれ2つずつ設けられていてもよい。
また、上記では、前輪40が駆動輪で、後輪50が従動輪であることとしたが、これに限定されず、後輪50が駆動輪で、前輪40が従動輪であることとしてもよい。
また、前輪40は、前方左右に1つずつ設けられていることとしたが、これに限定されない。例えば、前輪40は、前方左側及び前方右側に、それぞれ2つずつ設けられていてもよい。
<本実施形態における効果>
上述したように、除雪機1の車輪(前輪40、後輪50)は、水田走行用タイヤ(タイヤ45)を含む水田車輪であり、動力源12からの駆動力を受けて回転して車体10を走行させる。
かかる場合には、クローラ走行装置を用いる場合に比べて、小さい駆動力で車輪を回転させることができるので、雪上で除雪機1を走行させやすくなる。特に、水田走行用タイヤは、幅が狭いため雪をかきやすくなるので、除雪しやすくなる。
上述したように、除雪機1の車輪(前輪40、後輪50)は、水田走行用タイヤ(タイヤ45)を含む水田車輪であり、動力源12からの駆動力を受けて回転して車体10を走行させる。
かかる場合には、クローラ走行装置を用いる場合に比べて、小さい駆動力で車輪を回転させることができるので、雪上で除雪機1を走行させやすくなる。特に、水田走行用タイヤは、幅が狭いため雪をかきやすくなるので、除雪しやすくなる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 除雪機
10 車体
40 前輪
45 タイヤ
50 後輪
60 巻付体
10 車体
40 前輪
45 タイヤ
50 後輪
60 巻付体
Claims (4)
- 車体と、
タイヤを含み、駆動力を受けて回転して前記車体を走行させる車輪と、
を備える除雪機であって、
前記タイヤは、水田走行用タイヤである、除雪機。 - 前記タイヤの外周に沿って螺旋状に巻き付けられた巻付体を更に備える、
請求項1に記載の除雪機。 - 前記車輪として、前輪と後輪とを備え、
前記前輪の直径は、前記後輪の直径よりも大きい、
請求項1又は2に記載の除雪機。 - 前記車輪は、前記車体に着脱可能に装着されている、
請求項1から3のいずれか1項に記載の除雪機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015154064A JP2017031713A (ja) | 2015-08-04 | 2015-08-04 | 除雪機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015154064A JP2017031713A (ja) | 2015-08-04 | 2015-08-04 | 除雪機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017031713A true JP2017031713A (ja) | 2017-02-09 |
Family
ID=57988111
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015154064A Pending JP2017031713A (ja) | 2015-08-04 | 2015-08-04 | 除雪機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017031713A (ja) |
-
2015
- 2015-08-04 JP JP2015154064A patent/JP2017031713A/ja active Pending
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