JP2017030580A - ホイール電力供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ホイールへ電力供給する際に耐久性および安全性に優れたホイール電力供給装置を提供する。
【解決手段】ホイール電力供給装置1Aは、ホイール4の回転円周方向に沿って取り付けられ電気器具7へ電力供給を行うための配線を有する電極リング3と、自動車のディスクブレーキ背面に取り付けられたサーボ11と、電極リング3に対して電気的に接続及び開放可能なように接触及び開放動作させるアーム2とを備え、サーボ11が電力供給及び電力停止指令に基づいて、アーム2を電極リング3に接続及び開放させて電気器具7へ電力供給及び電力供給を停止するように制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ホイール電力供給装置に関する。
自動車のホイールに、ランプなどの表示灯を備えた場合に、その表示灯に電力を供給するためのホイール電力供給装置が必要とされている。
なお、ホイール用光表示装置において、車載バッテリーに接続された通電用ブラシが、電極リングと接触可能となっており、電極リングに発光ランプが電気的に接続され、発光ランプが車輪に取り付けられていることが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
実用新案登録第3078292号公報
従来の技術は、ホイール静止及び回転中、電力供給を必要としない場合も常にホイールに通電用ブラシが接続している。
すなわち、ホイール静止及び回転中、電力供給を必要としない場合でも常にホイールに通電用ブラシが接触しているため、通電用ブラシと電極リング双方の消耗が早い。また、ホイールおよび通電用ブラシが過渡に摩擦した場合に、発火する危険性があった。
また、電力供給を必要としない場合においても常にホイールに通電用ブラシが接続しているため、電力供給元となるバッテリーなどに無駄な電力を消費させてしまう。
さらに、LEDランプなどの表示灯の用途だけでなく、タイヤの空気圧状態を測定するセンサー類などのホイールに取り付ける電気器具に対しても、安定的な電力供給できるものが求められている。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、ホイールへ電力供給する際に耐久性および安全性に優れたホイール電力供給装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明に係るホイール電力供給装置は、自動車のホイールに取り付けられた電気器具に電力供給可能である。当該ホイール電力供給装置は、前記ホイールの回転円周方向に沿って取り付けられ、前記電気器具へ電力供給を行うための配線を有する電極リングと、前記自動車のディスクブレーキ背面に取り付けられたサーボと、前記電極リングに対して電気的に接続及び開放可能なように接触及び開放動作させるアームとを備えている。前記サーボは、前記サーボに指令された電力供給指令に基づいて前記アームを前記電極リングに接続させて前記電気器具へ電力供給を行うように制御し、前記サーボに指令された電力停止指令に基づいて前記アームを前記電極リングから開放して前記電気器具への電力供給を停止するように制御することを主な特徴とする。
また、本発明に係るホイール電力供給装置において、前記アームは、前記サーボの出力軸に取り付けた第1のアームと、前記サーボの出力軸側と反対方向となる前記第1のアームの先端側に連結されて前記第1のアームにより支持され、当該連結側と反対方向に前記電極リングに対して電気的に接続及び開放可能なブラシを有して接触及び開放動作する第2のアームと、前記第1のアームと前記第2のアームとを駆動可能に連結するアーム連結部と、を有し、前記アーム連結部は、前記第2のアームと前記電極リングとが接続中に発生した前記ブラシにかかる衝撃を吸収する衝撃吸収機構を有することを主な特徴とする。
さらに、本発明に係るホイール電力供給装置において、前記第2のアームの先端に、前記ブラシと共に前記電極リングと通電する通電用ベアリングを前記電極リングに対して前記ホイールの回転円周方向に沿って滑走可能なように取り付けたことを主な特徴とする。
さらに、また、本発明に係るホイール電力供給装置において、前記サーボと前記アームとの組み合せの機構について、前記電極リングに対して電気的に接続及び開放可能な位置が互いに異なるように前記アームを複数取り付けたことを主な特徴とする。
本発明に係るホイール電力供給装置によれば、ホイールへ電力供給する際に耐久性および安全性に優れたものとすることができる。
本発明に係るホイール電力供給装置の第1の実施形態の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態のホイール電力供給装置のホイール背面取り付けを示す図である。 図2に示すホイール電力供給装置の部品構成を示す図である。 図3に示すホイール電力供給装置の電力停止状態を示す図である。 図4に示すホイール電力供給装置の電力停止状態から電力供給状態へ移行する動作を示す図である。 図5に示すホイール電力供給装置のアーム稼動範囲を説明する図である。 図2に示すホイール電力供給装置のホイール背面取り付け状態を示すタイヤ及びホイールにおける縦断面図である。 図7に示すアーム連結部の部分拡大図である。 アーム連結部の部品構成を示す斜視図である。 ホイールに取り付けた電極リングの一例を示す図である。 ホイール電力供給処理を示すフロー図である。 図11の電極リング接続制御処理の詳細を示すフロー図である。 図11の電極リング開放制御処理の詳細を示すフロー図である。 本発明に係るホイール電力供給装置の第2の実施形態の構成を示すブロック図である。 図14の第2のアームの構成を示す図である。 図14に示すホイール電力供給装置の電力供給状態を示す図である。 本発明に係るホイール電力供給装置の第3の実施形態の構成を示す図である。 本発明に係るホイール電力供給装置の第4の実施形態の応用例を示すブロック図である。
以下、本発明に係る実施形態のホイール電力供給装置について、図面を参照して具体的に説明する。ここで、互いに同一または類似の部分には共通の符号を付して、重複説明は省略する。ここで説明する下記の実施形態はいずれも、自動車のホイールの背面に取り付けた場合の一例をとりあげて説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明に係るホイール電力供給装置の第1の実施形態の構成を示すブロック図である。また、図2は、第1の実施形態のホイール電力供給装置1Aのホイール背面取り付けを示す図であり、図3は、図2に示すホイール電力供給装置1Aの部品構成を示す図である。以下、第1の実施形態のホイール電力供給装置1Aについて、図1ないし図3を参照しながら説明する。さらに、図4ないし図10についても、適宜、参照する。
ホイール電力供給装置1Aは、自動車のホイール4に取り付けられた電気器具7(センサなども含む)に電力供給可能である。このために、ホイール電力供給装置1Aは、図1に示すように、サーボ11と、電源インタフェース部12と、アーム2と、電極リング3とを備えている。
ホイール電力供給装置1Aは、電源インタフェース部12を介して、外部電源5に接続される。外部電源5は、例えば車に搭載されているバッテリーなどである。
電源インタフェース部12は、外部電源5とケーブル・ハーネスなどで接続される。電源インタフェース部12は、外部電源5から供給される電力を分電、または、電圧変換などを用いて、サーボ11および電極リング3の配線ルートに供給する。好ましくは、電源インタフェース部12は、外部電源5の保護のために、ヒューズなどの保護素子を有する。
電極リング3は、ホイール4の回転円周方向に沿って取り付けられ、電気器具7へ電力供給を行うための配線を有する。
アーム2は、外部電源5から供給される電力を電気器具7に対して供給及び停止可能なように、電極リング3に対して電気的に接続及び開放可能とする接触及び開放動作を行う。
サーボ11は、自動車のディスクブレーキ43の背面に取り付けられる。サーボ11は、回動自在な出力軸を有する。サーボ11の出力軸には、第1のアーム23が取り付けられている。サーボ11は、サーボコントローラーなどの指令に応じて、出力軸を制御する。
例えば、サーボ11は、サーボ11に指令された電力供給指令に基づいてアーム2を電極リング3に接続させて電気器具7へ電力供給を行うように制御する。また、サーボ11は、サーボ11に指令された電力停止指令に基づいてアーム2を電極リング3から開放して電気器具7への電力供給を停止するように制御する。
なお、電力供給指令および電力停止指令は、ホイール電力供給装置1Aの外部装置から送出されるサーボ指令に含まれる。外部装置は、例えばECU(Engine Contorol Unit)、ランプ点滅システム(例えばヘッドライトランプを制御する制御回路など)等である。
図2に、ホイール電力供給装置1Aのホイール背面取り付けを示す。図2に示すように、車の足回り(ホイール)4には、例えばキャリパー41、タイヤ42、ディスクブレーキ43が含まれる。
<アームの構造>
ディスクブレーキ43及びドラムブレーキ背面に、サーボ11で駆動可能に独立した2本のアーム(第1のアーム23及び第2のアーム22)からなるアーム2が取り付けられている。
アーム2は、通電用ベアリング21と、第1のアーム23と、第2のアーム22と、アーム連結部24とを有する。
第1のアーム23は、サーボ11の出力軸に取り付けられている。第1のアーム23は、電極リング3へ第2のアーム22を近接、および、電極リング3から第2のアーム22を離隔させるための稼動範囲をカバーする移動機構である。第1のアーム23は、例えばアルミニウム合金やステンレス製の材料で、アーム形状の薄板に形成されている。
第2のアーム22は、サーボ11の出力軸側と反対方向となる第1のアーム23の先端側に連結され、当該連結部を起点として第1のアーム23により支持される。第2のアーム22は、例えばアルミニウム合金やステンレス製などの導通可能な材料で、アーム形状の薄板に形成されている。第2のアーム22は、電力供給用配線122および通電用ベアリング21に導通可能に接続されている。すなわち、第2のアーム22は、自材料の導電性を介して、電力供給用配線122と通電用ベアリング21との間の導電経路となる。
通電用ベアリング21は、第2のアーム22の先端側に、ホイールリム31に取り付けられた電極リング3に対してホイール4の回転円周方向に沿って滑走可能なように取り付けられる。通電用ベアリング21は、例えば円盤外周の辺に幅(厚み方向)を有する円盤状に形成されている。さらに、通電用ベアリング21は、円盤中央において第2のアーム22の先端側で回転自在に支持されている。これにより、通電用ベアリング21は、ホイール4の回転円周方向に沿って滑走可能な状態とされる。
通電用ベアリング21は、例えば円盤外周の辺に沿って電極リング3に対して電気的に接続及び開放可能なブラシを有する。第2のアーム22は、このブラシを用いて、電極リング3に対して接触及び開放動作する。すなわち、第2のアーム22は、電極リング3へ通電用ベアリング21を接触、および、電極リング3から通電用ベアリング21を開放させるための稼動範囲をカバーする移動機構である。
アーム連結部24は、第1のアーム23と第2のアーム22とを連結する。アーム連結部24は、第2のアーム22と電極リング3とが接触時及び接触中に発生した通電用ベアリング21にかかる衝撃を吸収する衝撃吸収機構240を有する。なお、衝撃吸収機構240の詳細については、後述する。
<電極リングの構造>
図3に、図2に示すホイール電力供給装置1Aの部品構成を示す。
電源インタフェース部12は、サーボ11へ電力を供給するためのサーボ電源配線121、および、アーム2を介して電極リング3へ電力供給可能な電力供給用配線122(陽極)を有している。
電極リング3は、例えばホイールリム31に対して、以下のように絶縁ゴムシート32および導電性シート33が取り付けられた構造である。例えば導体(導電性シート33など)がホイール4に直に取り付けられた場合、ホイール4の回転により衝撃が大きいため、クッション性のある絶縁ゴムシート32を、通電用ベアリング21の横幅よりも幅のあるサイズにてホイールリム31における一周に貼り付ける。この際に、絶縁ゴムシート32は、通電用ベアリング21の滑走位置に合わせて貼り付けられる。さらに、その上に、通電可能な(焼結)合金製又はカーボン製の導電性シート33を同じ幅で一周貼り付ける。
電極リング3に電気的に接続されている電力供給用(陽極)配線331は、通電用ベアリング21がホイール4の回転円周方向に沿って滑走する際に発生する摩擦による損傷を防ぐために、絶縁ゴムシート32の背面端、かつ、車外側に取り付けられる。
図4に、図3に示すホイール電力供給装置1Aの電力停止状態を示す。また、図5に、図4に示すホイール電力供給装置1Aの電力停止状態から電力供給状態へ移行する動作を示す。さらに、図6に、図5に示す第1のアーム23及び第2のアーム22の稼動範囲を示す。
第1のアーム23は、図4ないし図6に示すように、サーボ11の回転軸A地点から軸C地点までの稼動範囲を有する移動機構である。すなわち、第1のアーム23は、電極リング3へ第2のアーム22を近接(回転軸C地点)、および、電極リング3から第2のアーム22を離隔(回転軸A〜B地点)させるための稼動範囲をカバーする移動機構である。これにより、第1のアーム23は、第2のアーム22を電極リング3へ近接および電極リング3から離隔可能に支持している。
ホイール電力供給装置1Aにおいて、第1のアーム23が回転軸A地点からB地点の位置に収容されていれば、ホイール4からの距離は、十分離隔しており、例え第2のアーム22を稼動させても又はホイール4からの衝撃で第2のアーム22が動いても、電極リング3には接続できない位置である。
一方、第1のアーム23をサーボ11の回転軸C地点の位置に移動させた場合には、第2のアーム22の稼動制御により、第2のアーム22を電極リング3に接続可能な位置である。
第2のアーム22は、図4ないし図6に示すように、第1のアーム23先端の連結部D地点から連結部F地点までの稼動範囲を有する移動機構である。すなわち、第2のアーム22は、電極リング3へ通電用ベアリング21を接触(連結部F地点)、および、電極リング3から通電用ベアリング21を開放(連結部D及びF地点)させるための稼動範囲をカバーする移動機構である。
ホイール電力供給装置1Aにおいて、第1のアーム23先端の連結部D地点からE地点の位置に収容されていれば、ホイール4からの距離は、十分離隔しており、例え第2のアーム22を稼動させても、電極リング3に接続できない位置である。
一方、第1のアーム23先端の連結部E地点からF地点の位置に移動させた場合には、第2のアーム22の稼動制御により、第2のアーム22を電極リング3に接続可能な位置である。
連結部E地点からF地点の位置で、衝撃吸収機構240による蓄積エネルギーが発生する。
図7は、図2に示すホイール電力供給装置1Aのホイール背面取り付け状態を示すタイヤ42及びホイール4における縦断面図である。また、図8は、図7に示すアーム連結部24の部分拡大図であり、図9は、アーム連結部24の部品構成を示す斜視図である。
アーム連結部24は、図8及び図9に示すように、キックバネ241、連結用ベアリング242及び243、連結用ナット245、連結用ボルト246を有する。
図9に示すように、連結用ベアリング242及び243が、第1のアーム23の先端側の孔と、第2のアーム22のやや中央側よりの孔とに、この2つのアーム及びキックバネ241を挟むように挿環される。さらに、連結用ベアリング242及び243は、連結用ナット245と連結用ボルト246とで、第1のアーム23及び第2のアーム22とが回動可能なように固定される。
ここで、図9に示すように、くの字型のキックバネ241の一方の端部は、第1のアーム23の板の略中央に位置する小孔を貫通するように鈎状に引っ掛けられる。また、キックバネ241の他方の端部は、第2のアーム22にの板の略中央に位置する小孔を貫通するように鈎状に引っ掛けられる。以上のような構造が、衝撃吸収機構240の構造である。
電力供給用配線122は、例えばステンレス製などの導通可能な材料が用いられる第2のアーム22に導通可能に配線される。また、通電用ベアリング21は、第2のアーム22と導通可能に取り付けられている。
第2のアーム22は、図5及び図9に示すように、第1のアーム23の先端の結合部分(アーム連結部24)が回動自在となる軸として、通電用ベアリング21がホイール4の回転円周方向に沿って、ホイール4の内周側から電極リング3に滑らかに接触および開放可能なように通電用ベアリング21を円弧動作させる制御を行う。
第1のアーム23と第2のアーム22との結合部(アーム連結部24)には、図5に示すように、くの字型のキックバネ241が取り付けられる。これにより、第2のアーム22側が、余分な範囲まで円弧動作しないように支持される。
なお、第1のアーム23が第2のアーム22を支持する手段として、この他にも、例えば第1のアーム23と第2のアーム22とをワイヤなど共に連結し、ワイヤの伸張によって第2のアーム22を支持するようにしてもよい。
<衝撃吸収処理の説明>
衝撃吸収機構240の動作について、以下に説明する。例えば、ホイール4に電力供給中、車の走行時における衝撃が発生したとする。アーム2は、ホイール4からの衝撃を受けると、衝撃吸収機構240により以下のような衝撃吸収処理を実行する。
(1)ホイール4からの衝撃を受け、第2のアーム22は、第1のアーム23先端のアーム結合部24を軸として、円弧動作を行う。
(2)第2のアーム22が円弧動作した際、第1のアーム23と第2のアーム22の間に取り付けられたキックバネ241がバネの蓄積エネルギーにより、それらの衝撃を吸収する。
(3)第2のアーム22は、キックバネ241の蓄積エネルギーによって、電極リング3側へと押し戻されるように半円弧動作する。
(4)これにより、通電用ベアリング21がホイールリム31に取り付けられた電極リング3と接触している際に、走行中の衝撃等で電極リング3と分離した場合でも、キックバネ241の付勢力で押し戻されるため、電極リング3に接触し直すことができる。
以上のような衝撃吸収機構240の衝撃吸収処理により、アーム2はホイール4からの衝撃を緩和することができる。
図10に、ホイール4に取り付けた電極リング3の一例を示す。
ホイール4に点灯装置や電力を必要とする電気器具7を取り付ける場合、図7及び図10に示すように、陽極側は電極リング3の導電性シート33から出た電力供給用配線331に接続される。一方、陰極側は主にホイール4を止めるナット(凹)、又は、車体側(凸)ボルトなどに接続される。
なお、電力供給装置側を陽極(+)側として、ボディーアースから取れる電極は陰極(−)側とされる。陽極の元は、車のバッテリーになる。また、交流電力の場合には、それぞれインバーターからなる。
図7において、前述した部品の他にも、ショックアブソーバ8、ディスクブレーキカバー44などを示している。
次に、第1の実施形態のホイール電力供給装置1Aにおけるホイール電力供給処理について、図11ないし図13を参照しながら説明する。ここで、図11は、第1の実施形態のホイール電力供給装置1Aにおけるホイール電力供給処理を示すフロー図である。また、図12は、図11の電極リング接続制御処理の詳細を示すフロー図であり、図13は、図11の電極リング開放制御処理の詳細を示すフロー図である。
はじめに、図11に示すホイール電力供給処理を示すフローについて説明する。
ホイール電力供給装置1Aの主電源パワーオン後(起動後)、起動初期化処理などを経た後、以降のようなホイール電力供給処理を開始する。
ホイール電力供給装置1Aは、外部装置からのサーボ指令受信を待つ(ステップS1)。
ホイール電力供給装置1Aは、サーボ指令を受信した場合(ステップS1 Yes)、ステップS2へ処理を進める。一方、ホイール電力供給装置1Aは、サーボ指令を受信しない場合(ステップS1 No)、引き続き、外部装置からのサーボ指令受信を待つ。
ホイール電力供給装置1Aは、サーボ指令がホイール電力供給指令か否か判断する(ステップS2)。ホイール電力供給装置1Aは、サーボ指令がホイール電力供給指令である場合、(ステップS2 Yes)、電極リング接続制御処理へ移行する(ステップS3)。電極リング接続制御処理終了後、ステップS1へ処理を戻す。
一方、ホイール電力供給装置1Aは、サーボ指令がホイール電力供給指令でない場合(ステップS2 No)、電極リング開放制御処理へ移行する(ステップS4)。電極リング開放制御処理終了後、ステップS1へ処理を戻す。
次に、図12に示す電極リング接続制御処理のフローについて説明する。
サーボ11は、ホイール電力供給の指令を受け、作動を開始する(ステップS31)。
サーボ11は、第1のアーム23を電極リング3の接続方向の位置へ作動させる(ステップS32)。
次に、サーボ11は、第2のアーム22を電極リング3へ通電用ベアリング21を接触させる方向の位置へ作動させる(ステップS33)。
その際に、アーム連結部24は、衝撃吸収処理を行う(ステップS34)。
アーム連結部24による衝撃吸収処理と共に、第2のアーム22は、電極リング3へ通電用ベアリング21を接触させる(ステップS35)。本ステップ処理終了後、ステップS1へ処理を戻す。
次に、図13に示す電極リング開放制御処理のフローについて説明する。
サーボ11は、ホイール電力停止の指令を受け、作動を開始する(ステップS41)。
サーボ11は、第2のアーム22を電極リング3から通電用ベアリング21を開放させる方向の位置へ作動させる(ステップS42)。
その際に、アーム連結部24は、衝撃吸収処理を行う(ステップS43)。
アーム連結部24による衝撃吸収処理と共に、第2のアーム22は、電極リング3から通電用ベアリング21を開放させる(ステップS44)。
次に、サーボ11は、第1のアーム23を電極リング3から離隔方向の位置へ作動させる(ステップS45)。本ステップ処理終了後、ステップS1へ処理を戻す。
以上説明したように、本実施形態のホイール電力供給装置は、ホイール静止及び回転中、電力供給を必要としない場合には、ホイールに通電用ベアリングが接触しないため、通電用ベアリングと電極リング双方の消耗を低減することができる。また、また、ホイールおよび通電用ベアリングが過渡に摩擦することを回避することができる。
また、電力供給を必要としない場合に、ホイールに電力供給をしないため、電力供給元となるバッテリーなどに無駄な電力を消費させることがない。
すなわち、ホイールへ電力供給する際に耐久性および安全性に優れたホイール電力供給装置である。
[第2の実施形態]
図14は、本発明に係るホイール電力供給装置の第2の実施形態の構成を示す図である。また、図15は、図14の第1のアーム23bの構成を示す図であり、図16は、図14に示すホイール電力供給装置1Bの電力供給状態を示す図である。
図14に示すホイール電力供給装置1Bは、サーボ11とアーム2との組み合せの機構について、電極リング3に対して電気的に接続及び開放可能な位置が互いに異なるようにアーム2を複数(アーム2a、アーム2b)取り付けたものである。
図14ないし図16に示すように、サーボ11の出力軸に第1のアーム23bを取り付けている。第1のアーム23bは、凸形状(台形状)に連結された薄板の両側に、第2のアーム22を2本取り付けている。なお、一方の第1のアーム23bと第2のアーム22の組み合せ機構をアーム2aとして、他方の第1のアーム23bと第2のアーム22の組み合せ機構をアーム2bとする。
第1のアーム23bは、図15に示すように、上下動作スライドレール231と、衝撃吸収バネ232と、ラック233と、第2のアーム連結部234とを有する。
上下動作スライドレール231は、サーボ11の出力軸に連結されたギアなどにより、スライドレールの長手方向に沿って伸縮自在とされる。
例えば、第2のアーム22をホイール4の円周方向に近接する方向に移動させる場合には、上下動作スライドレール231は、スライドレールの長手方向に沿って伸長される。一方、第2のアーム22をホイール4の円周方向から離隔する方向に移動させる場合には、上下動作スライドレール231は、スライドレールの長手方向に沿って短縮される。
衝撃吸収バネ232は、第2のアーム連結部234とラック233との間に挟むように装着される。衝撃吸収バネ232は、第2のアーム連結部234とラック233と間の衝撃を緩和するためのバネなどの弾性体又は弾性機構である。例えば、バネの他にも、油圧式の弾性機構を用いてもよい。
ラック233は、サーボ11の出力軸に連結されたギアなどにより、スライドレールの長手方向に沿って移動可能とされる。これにより、ラック233は、衝撃吸収バネ232を介して、上下動作スライドレール231を伸縮自在となるように制御することができる。
第2のアーム連結部234は、第1のアーム23bの主なアーム部分であり、台形状に折れ曲がった薄板により、二つの第2のアーム22を支持すると共に連結している。
以上のような構成より、ホイール電力供給装置1Bは、図16及び図14に示すように、アーム2a及び2bをホイール4の内周側からホイール4の回転円周方向に沿って、電極リング3に滑らかに接触および開放可能なように通電用ベアリング21を円弧動作させる制御を行うことができる。
なお、本実施形態のホイール電力供給装置1Bでは、第1のアーム23bに対して、一つのサーボ11を駆動源としたが、第1実施形態のホイール電力供給装置1Aが備える第1のアーム23のように、各々の第2のアーム22とサーボ11とをするような複数取り付ける構成であってもよい。すなわち、この場合には、例えば二つのサーボ11と、それに連結される二つの第1のアーム23と二つの第2のアーム22とされる構成となる。
本実施形態のホイール電力供給装置1Bは、第1の実施形態のホイール電力供給装置1Aの効果に加えて、以下のような効果を有する。
本実施形態のホイール電力供給装置1Bによれば、通電用ベアリング21が一つの構造に比べ、万が一どちらかの、通電用ベアリング21に通電不良が起きた場合、もう片方で電力供給を行うことができる。
また、電極リング3に接触する際の第1のアーム23bにかかる力が分散されるため、サーボ11にかかる負担を軽減することができる。
[第3の実施形態]
図17は、本発明に係るホイール電力供給装置の第3の実施形態の構成を示す図である。
図17に示すホイール電力供給装置1Cは、サーボ11とアーム2cとを備えており、以下のような特徴を有する。なお、図17に示すホイール電力供給装置1Cは、図1に示す電源インタフェース部12および電極リング3等も同様に備えているが、図示省略している。
アーム2cは、図17に示すように、第1のアーム23c、第2のアーム22cおよびアーム連結部24cを有する。
サーボ11の出力軸に、第1のアーム23cが取り付けられている。第1のアーム23cは、図17に示すように、上下動作スライドレール231と、衝撃吸収バネ232と、ラック233と、第1のアーム連結部234cとを有する。
第1のアーム連結部234cは、凸形状(台形状)に連結された薄板の先端側に、さらに、コの字状(又はU字状)の薄板が形成されている。
上下動作スライドレール231は、サーボ11の出力軸に連結されたギアなどにより、スライドレールの長手方向に沿って伸縮自在とされる。
例えば、第2のアーム22cをホイール4の円周方向に近接する方向に移動させる場合には、上下動作スライドレール231は、スライドレールの長手方向に沿って伸長される。一方、第2のアーム22cをホイール4の円周方向から離隔する方向に移動させる場合には、上下動作スライドレール231は、スライドレールの長手方向に沿って短縮される。
衝撃吸収バネ232は、第1のアーム連結部234cとラック233との間に挟むように装着される。衝撃吸収バネ232は、第1のアーム連結部234cとラック233と間の衝撃を緩和するためのバネなどの弾性体又は弾性機構である。例えば、バネの他にも、油圧式の弾性機構を用いてもよい。
ラック233は、サーボ11の出力軸に連結されたギアなどにより、スライドレールの長手方向に沿って移動可能とされる。これにより、ラック233は、衝撃吸収バネ232を介して、上下動作スライドレール231を伸縮自在となるように制御することができる。
第2のアーム22cは、図17に示すように、ブラシ収納体221cと、通電用カーボンブラシ222cと、ブラシ押出しバネ223cとを有する。
第1のアーム連結部234cのコの字状の薄板の内側間隔に、筒状に形成されたブラシ収納体221cが、複数の衝撃吸収バネからなるアーム連結部24cを介して、支持されている。
ブラシ収納体221cには、通電用カーボンブラシ222cが、筒状の一方側から突出可能なように、筒状の他方側に固定されたブラシ押出しバネ223cを介して、接続されている。
第2のアーム22cにおいて、アーム連結部24cにおける複数の衝撃吸収バネが上下左右の衝撃を吸収し、さらに、ブラシ押出しバネ223cが通電用カーボンブラシ222cの電極リング3に対する接触および開放時における衝撃を吸収または緩和することができる。
以上のような構成より、ホイール電力供給装置1Cは、ホイール4の内周側からホイール4の回転円周方向に対して、電極リング3に滑らかに接触および開放可能なように通電用カーボンブラシ222cを、上下動作スライドレール231のスライド方向に沿って制御を行うことができる。
以上説明したように、本実施形態のホイール電力供給装置は、ホイール静止及び回転中、電力供給を必要としない場合には、ホイールに通電用ブラシが接触しないため、ブラシと電極リング双方の消耗を低減することができる。また、また、ホイールおよび通電用ブラシが過渡に摩擦することを回避することができる。
また、電力供給を必要としない場合に、ホイールに電力供給をしないため、電力供給元となるバッテリーなどに無駄な電力を消費させることがない。
すなわち、ホイールへ電力供給する際に耐久性および安全性に優れたホイール電力供給装置である。
[第4の実施形態]
図18は、本発明に係るホイール電力供給装置の第3の実施形態の応用例を示すブロック図である。図18に示すホイール電力供給装置1Dには、サーボコントローラー91を介して、外部装置として空気圧計測システム92およびランプ表示システム93が接続されている。
空気圧計測システム92は、タイヤの空気圧計測データを収集するためのシステムである。そのために、ホイール4には、タイヤ空気圧センサ6が取り付けられている。タイヤ空気圧センサ6は、電極リング3の配線ルートを介して、電力供給を受けることが可能とされている。
空気圧計測システム92は、例えばエンジン始動時やアイドリング時に、サーボコントローラー91に対して、ホイール電力供給の指令を送出する。この指令を受けたサーボコントローラー91は、ホイール電力供給装置1Dに対して、ホイール電力供給のサーボ指令を送出する。
ホイール電力供給装置1Dは、サーボコントローラー91からホイール電力供給のサーボ指令を受信すると、前述したような電極リング接続制御処理を実行する。タイヤ空気圧センサ6は、電極リング3から電力が供給されると、起動処理後、タイヤの空気圧を計測し、例えば計測したデータを無線変調信号または電力搬送波信号などに重畳させて、空気圧計測システム92へ送信可能とされる。
空気圧計測システム92は、タイヤ空気圧の計測データを収集後、サーボコントローラー91に対して、ホイール電力停止の指令を送出する。この指令を受けたサーボコントローラー91は、ホイール電力供給装置1Dに対して、ホイール電力停止のサーボ指令を送出する。これにより、ホイール電力供給装置1Dは、サーボコントローラー91からホイール電力停止のサーボ指令を受信すると、前述したような電極リング開放制御処理を実行する。この結果、ホイール4への電力供給は停止される。
また、ランプ表示システム93は、ホイール4に取り付けられたランプ7aを点灯および消灯可能なように制御する。ランプ表示システム93は、例えば車のヘッドライト制御システムと連携されている。ランプ7aは、電極リング3の配線ルートを介して、電力供給を受けることが可能とされている。
なお、簡易的に、空気圧計測システム92およびランプ表示システム93をサーボコントローラー91に接続させる構成としているが、どちらか一方であってもよい。
また、この他のシステムとして、ホイール電力供給装置1D自体のホイール4における異常な発熱を検出するようなサーモセンサー等を取り付けて、ホイール4における発熱異常を感知する等の監視保護機能を設けてもよい。
前述したように、本実施形態のホイール電力供給装置は、ホイールへ電力供給する際に耐久性および安全性に優れたものである。
また、本実施形態のホイール電力供給装置は、外部装置から指令を受信して制御することができるため、LEDランプなどの表示灯の用途だけでなく、タイヤの空気圧状態を測定するセンサ類などのホイールに取り付ける計測器具に対しても、制御自在に電力供給することができる。
[他の実施形態]
以上、本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。また、例えば各実施形態の特徴を組み合わせてもよい。さらに、これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形には、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1A、1B、1C、1D…ホイール電力供給装置、2、2a、2b、2c…アーム、3…電極リング、4…ホイール、5…外部電源、6…タイヤ空気圧センサ、7…電気器具、7a…ランプ7a、8…ショックアブソーバ、11…サーボ、12…電源インタフェース部、21…通電用ベアリング、22、22c…第2のアーム、23、23b、23c…第1のアーム、24、24c…アーム連結部、31…ホイールリム、32…絶縁ゴムシート、33…導電性シート、41…キャリパー、42…タイヤ、43…ディスクブレーキ、44…ディスクブレーキカバー、91…サーボコントローラー、92…空気圧計測システム、93…ランプ表示システム、121…サーボ電源配線、122…電力供給用配線、221c…ブラシ収納体、222c…通電用カーボンブラシ、223c…ブラシ押出しバネ、231…上下動作スライドレール、232…衝撃吸収バネ、233…ラック、、234c…第1のアーム連結部、240…衝撃吸収機構、241…キックバネ、242、243…連結用ベアリング、245…連結用ナット、246…連結用ボルト、331…電力供給用配線

上記課題を解決するために、本発明に係るホイール電力供給装置は、自動車のホイールに取り付けられた電気器具に電力供給可能である。当該ホイール電力供給装置は、前記ホイールの回転円周方向に沿って取り付けられ、前記電気器具へ電力供給を行うための配線を有する電極リングと、前記自動車のディスクブレーキ背面に取り付けられたサーボと、前記電極リングに対して電気的に接続及び開放可能なように接触及び開放動作させるアームとを備えている。前記アームは、前記サーボの出力軸に取り付けた第1のアームと、前記サーボの出力軸側と反対方向となる前記第1のアームの先端側に連結されて前記第1のアームにより支持され、当該連結側と反対方向に前記電極リングに対して電気的に接続及び開放可能なブラシを有して接触及び開放動作する第2のアームと、前記第1のアームと前記第2のアームとを駆動可能に連結するアーム連結部と、を有し、前記アーム連結部は、前記第2のアームと前記電極リングとが接続中に発生した前記ブラシにかかる衝撃を吸収する衝撃吸収機構を有し、前記サーボは、前記サーボに指令された電力供給指令に基づいて前記第1のアームを前記ホイールの前記回転円周方向に沿って前記電極リングと隔離した所定の収容位置から前記電極リングの近傍位置に移動させた後に前記第2のアームを前記電極リングに接続させて前記電気器具へ電力供給を行うように制御することができ、前記サーボに指令された電力停止指令に基づいて前記第2のアームを前記電極リングから開放させて前記第1のアームを前記電極リングの近傍位置から前記所定の収容位置に移動させて前記電気器具への電力供給を停止するように制御することができる移動機構を有することを主な特徴とする。
また、本発明に係るホイール電力供給装置において、前記第2のアームの先端に、前記ブラシと共に前記電極リングと通電する通電用ベアリングを前記電極リングに対して前記ホイールの回転円周方向に沿って滑走可能なように取り付けたことを主な特徴とする。
さらに、本発明に係るホイール電力供給装置において、前記サーボと前記アームとの組み合せの機構について、前記電極リングに対して電気的に接続及び開放可能な位置が互いに異なるように前記アームを複数取り付けたことを主な特徴とする。

Claims (4)

  1. 自動車のホイールに取り付けられた電気器具に電力供給可能なホイール電力供給装置であって、
    前記ホイールの回転円周方向に沿って取り付けられ、前記電気器具へ電力供給を行うための配線を有する電極リングと、
    前記自動車のディスクブレーキ背面に取り付けられたサーボと、
    前記電極リングに対して電気的に接続及び開放可能なように接触及び開放動作させるアームとを備え、
    前記サーボは、前記サーボに指令された電力供給指令に基づいて前記アームを前記電極リングに接続させて前記電気器具へ電力供給を行うように制御し、前記サーボに指令された電力停止指令に基づいて前記アームを前記電極リングから開放して前記電気器具への電力供給を停止するように制御する
    ことを特徴とするホイール電力供給装置。
  2. 前記アームは、
    前記サーボの出力軸に取り付けた第1のアームと、
    前記サーボの出力軸側と反対方向となる前記第1のアームの先端側に連結されて前記第1のアームにより支持され、当該連結側と反対方向に前記電極リングに対して電気的に接続及び開放可能なブラシを有して接触及び開放動作する第2のアームと、
    前記第1のアームと前記第2のアームとを駆動可能に連結するアーム連結部と、を有し、
    前記アーム連結部は、前記第2のアームと前記電極リングとが接続中に発生した前記ブラシにかかる衝撃を吸収する衝撃吸収機構を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のホイール電力供給装置。
  3. 前記第2のアームの先端に、前記ブラシと共に前記電極リングと通電する通電用ベアリングを前記電極リングに対して前記ホイールの回転円周方向に沿って滑走可能なように取り付けた
    ことを特徴とする請求項2に記載のホイール電力供給装置。
  4. 前記サーボと前記アームとの組み合せの機構について、前記電極リングに対して電気的に接続及び開放可能な位置が互いに異なるように前記アームを複数取り付けた
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載のホイール電力供給装置。

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