JP2017030169A - 複合材料成形品の成形方法および装置 - Google Patents

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【課題】金型キャビティ内の樹脂材料の流れで、折損せずに長い強化繊維が成形品に残るようにすることにより、高強度の成形品を得ることのできる複合材料成形装置の提供。
【解決手段】連続強化繊維が投入される投入口を母材の供給口とは異なる位置に有する射出装置12と、成形品の第1層を成形する第1の固定金型22aと、第2層を成形する第2の固定金型22bと、第1の固定金型と第2の固定金型の各々と互換的に組み合わされる移動金型23a、23bと、からなる金型装置と、型開したときに、固定金型と移動金型との組み合わせを入れ替える金型入れ替え機構25と、金型装置の開閉および型締を行う型締装置14と、を備え、金型装置14は、第1層のキャビティに第1の方向から母材に連続強化繊維が混合された成形材料を充填する第1の流路と、第1の方向とは異なる方向から第2層のキャビティに成形材料を充填する第2の流路を有する複合材料成形装置。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、炭素繊維などの強化繊維が混入される複合材料成形品の成形方法および装置に関する。
射出成形法では、炭素繊維やガラス繊維などの強化繊維が母材の樹脂に混入された複合材料が用いられることがある。複合材料を用いることにより、成形品の機械的強度の強化や軽量化を図ることができる。
強化繊維を混入した樹脂を射出成形する場合、強化繊維には樹脂の流れ方向に配向する傾向があり、成形品にそりが発生したり、特定方向の強度が弱くなるといった問題がある。このため、複合材料を用いる射出成形では、成形品のそりや強度の方向性の欠点を改善するために、従来から、様々な改良が加えられている。
例えば、特許文献1では、金型キャビティに繊維入り樹脂材料を最初に充填した後、金型キャビティを広げてから、最初の樹脂の流れ方向に対して交差する方向から繊維入り樹脂材料を充填し、層状の成形品を成形する射出成形方法が開示されている。
また、特許文献2では、繊維材を含む基材層を成形する第1の射出装置と、繊維材を含む表層を成形する第2の射出装置からなる2台の射出装置を用い、第1の射出装置の樹脂成形材料と、第2の射出装置の樹脂成形材料とで、繊維材の配合比率が異なるようにした成形方法が開示されている。
特開昭63−315218号公報 特開2011−173344号公報
しかしながら、特許文献1の成形方法では、射出装置に供給する材料には、あらかじめ強化繊維が混入されているペレットが使用されている。また、特許文献2の成形方法では、強化繊維フィラメントの束を所定の長さに切断したチョップド繊維が材料に用いられている。
このような強化繊維入りのペレットや、チョップド繊維入りの樹脂成形材料は、もともと繊維の長さが短いので、キャビティに充填した時に、繊維折損が発生し易い。このために、長い繊維が残らずに、強化繊維による所期の目的を達成できないという問題がある。
本発明は、前記従来技術の有する問題点に鑑みなされたものであって、金型キャビティ内の樹脂材料の流れ方向を1層目の射出工程と2層目の射出工程とで変えて成形し、折損せずに長い強化繊維が成形品に残るようにすることにより、高強度の成形品を得られるようにした複合材料成形品の成形方法および装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明に係る複合材料成形品の成形装置は、連続強化繊維が投入される投入口を母材の供給口とは異なる位置に有するバレルと、前記バレル内に収容されるスクリュと、を有する射出装置と、成形品の第1層を成形する第1の固定金型と、第2層を成形する第2の固定金型と、前記第1の固定金型と第2の固定金型の各々と互換的に組み合わされる移動金型と、からなる金型装置と、型開したときに、固定金型と移動金型との組み合わせを入れ替える金型入れ替え機構と、前記金型装置の開閉および型締を行う型締装置と、を備え、前記金型装置は、前記第1層のキャビティに第1の方向から前記母材に前記連続強化繊維が混合された成形材料を充填する第1の流路と、前記第1の方向とは異なる方向から前記第2層のキャビティに前記成形材料を充填する第2の流路と、を有することを特徴とするものである。
また、本発明に係る複合材料成形品の成形方法は、上記の複合材料成形装置を用い、射出工程は、前記第1層のキャビティに前記第1の流路から第1の方向に前記成形材料を射出する第1の射出工程と、前記第1層からなる中間成形品に重ねるようにして前記第2層のキャビティには前記第2の流路から第1の方向とは異なる方向に成形材料を射出する第2の射出工程と、を有し、前記第1層と前記第2層とで強化繊維の配向方向が異なるように積層された複合材料成形品を成形することを特徴とするものである。
本発明の一実施形態による複合材料成形品の成形方法を実施するための射出成形機の概要を示す側面図である。 図1の射出成形機の射出装置を示す横断面図である。 本発明の実施形態による複合材料成形品の成形に使用する二組の金型を示す断面図である。 本発明の実施形態による複合材料成形品の成形工程を示す金型の断面図である。
以下、本発明による複合材料成形品の成形方法および装置の一実施形態について、添付の図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態による複合材料成形品の成形方法を実施する射出成形機10の概要を示す図である。この射出成形機10は、射出装置12と、型締装置14と、から構成されている。
まず、型締装置14について説明する。この型締装置14では、固定ダイプレート(固定盤)15と、リンクハウジング(受圧盤)16との間に、移動ダイプレート(可動盤)17が配置されている。固定ダイプレート15と、リンクハウジング16とは、複数の(例えば、4本の)タイバー21によって連結されている。
この実施形態では、樹脂に強化繊維を混合した複合材料からなる2層を積層した成形品を成形するために、2組の金型22、24が用いられている。このうち、第1の金型22は、固定金型22aと移動金型23a(または移動金型23b)とからなり、成形品の第1層を成形するための金型である。第2の金型24は、固定金型22bと移動金型23b(または移動金型23a)とからなり、第2層を成形するための金型である。固定金型22a、22bは、固定ダイプレート15に取り付けられ、移動金型23a、23bは、ロータリー式の旋回ダイプレート(中間盤)25を介して、移動ダイプレート17に取り付けられている。なお、ロータリー式の旋回ダイプレート25については後述する。
型締装置14には、金型開閉機構として、トグルリンクリンク機構18が設けられている。トグルリンク機構18は、リンクハウジング16と、移動ダイプレート17とを連結している。このトグルリンク機構18は、クロスヘッド27を備えており、このクロスヘッド27には、ナット部28が設けられており、サーボモータ29によって駆動されるボールねじ26がナット部28に螺合するようになっている。
図1では、トグルリンクリンク機構18が伸びて型閉じされた状態が示されている。サーボモータ29によって駆動されて、クロスヘッド27が図1において右方に移動すると、トグルリンク機構18が伸び、移動ダイプレート17は前進して型閉動作が行われる。そして、トグルリンク機構18をさらに伸ばすことで、タイバー21が伸びて大きな型締力が発生する。逆に、クロスヘッド27が図1において左方に移動すると、トグルリンク機構26が屈曲されるので、移動ダイプレート17は後退して、型開動作が行われる。
次に、射出装置12について説明する。この実施形態の場合、2組ある第1の金型22、第2の金型24に同時に成形材料を射出できるように、射出装置12は2台並列に設置されている。なお、射出装置12は同一の構成である。
図2は、射出装置12の構成を示す。この実施形態では、予備可塑化式の射出装置12が用いられている。この射出装置12は、成形材料を溶融および混練・混合して送り出す可塑化装置30と、溶融した成形材料の計量と金型内のキャビティへの射出を行う射出部32と、を有している。
可塑化装置30のバレル33には、スクリュ34が挿入されている。このスクリュ34の外周には、フライト31が螺旋状に設けられている。また、バレル33には、例えば、ペレット状に加工された樹脂ペレット60をバレル33内に投入するためのホッパ(母材の供給口)35が設けられている。またバレル33の外周部には、加熱ヒータ36が配置されている。
スクリュ34の後端部には、プーリ38aが取り付けられ、スクリュ駆動モータ37にはプーリ38bが取り付けられている。スクリュ駆動モータ37は、プーリ38a、38bに巻き掛けられたベルト39を介してスクリュ34を回転させる。
本実施形態の可塑化装置30では、強化繊維を母材の樹脂に混合(混入)するため、バレル33には、加熱ヒータ36の下流側の位置に強化繊維の繊維束66を投入する投入口40が開口するようになっている。投入口40としては、溶融樹脂に含まれる揮発成分を排気するためにバレル33に設けられているベント孔を利用することができる。加熱ヒータ36による加熱とスクリュ34の回転によって溶融した樹脂は、投入口40から投入される強化繊維と混合されながら、バレル33の前方に送られることになる。バレル33の先端部は、射出部32を構成している射出シリンダ50と連結されている。
可塑化装置30から射出シリンダ50に送り出された成形材料、この場合、樹脂に強化繊維が混入した成形材料は、駆動シリンダ52によって射出プランジャ51を前進させることで、ノズル42から金型内に射出されるようになっている。
次に、成形品を成形する金型について、図3を参照しながら説明する。図3(a)は、ロータリー式の旋回ダイプレート25と固定ダイプレート15に取り付けられている第1の金型22と第2の金型24の断面を示す。図3(b)は、第1金型22の固定金型22aにおけるキャビティ成形面を示し、図3(c)は、第2金型24の固定金型22bにおけるキャビティ成形面を示している。
本実施形態では、第1金型22と第2金型24とからなる2組の金型を使用して、2層積層構造の成形品が成形される。第1金型22では、固定金型(第1の固定金型)22aと移動金型23a(または移動金型23b)とによって、第1層からなる中間成形品62を形成する第1のキャビティ54が形成されている。第2金型24では、移動金型23b(または移動金型23a)に中間成形品62が残った状態で、この移動金型23b(または移動金型23a)と固定金型(第2の固定金型)22bとによって、中間成形品62に重ねるようにして第2層が積層される最終の成形品を成形する第2のキャビティ55が形成されている。
この実施形態の場合、図1に示されるように、移動金型23a、23bは、ロータリー式の旋回ダイプレート25に旋回軸44に関して180°対称な位置に取り付けられている。移動金型23a、23bは、同一形状の金型である。旋回ダイプレート25は、旋回駆動機構46によって駆動されて180°旋回することができるようになっている。これら旋回ダイプレート25と旋回駆動機構46によって、金型入れ替え機構が構成されている。
図3(b)、図3(c)に示されるように、1層目を成形する固定金型22aと、2層目を成形する固定金型22bとでは、成形材料の流れ方向が直交する(直角に交差する)ようにそれぞれ成形材料の流路が設定されている。
第1層用の固定金型22aの場合、成形材料が第1のキャビティ54内を、例えば、矢印Aの方向に向かって流れるように、流路65が設定されている。これに対して、第2層用の固定金型22bの場合には、矢印Aと直交する方向の矢印B方向に成形材料が第2のキャビティ55内を流れるように、方向、形状の異なる流路66が設定されている。
次に、以上のような射出成形機を用いて実施する複合材料成形品の成形方法について説明する。
まず、成形に使用される材料について説明する。
母材となる樹脂は、例えば、ナイロン系樹脂、ポリカーボネイト系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、アクリル系樹脂、ABS系樹脂等、各種の樹脂が用いられる。図2に示されるように、これらの樹脂は、樹脂ペレット60に加工されてホッパ35から可塑化装置30のバレル33内に投入される。
樹脂に混入される強化繊維(強化材)には、炭素繊維、ガラス繊維、アラミド繊維、植物繊維等があり、いずれも強化繊維として用いることが可能である。
強化繊維には、繊維の形態の観点から分けると、綿のように単繊維の塊になっているものと、繊維が糸のように連続する連続繊維(長繊維)と、がある。本実施形態で用いられるのは、連続繊維の形態をなしている強化繊維である。炭素繊維の場合であれば、例えば、太さが5−7μm程度の連続繊維を数万本から十数万本束ねて繊維束にしたものが用いられる。
図2に示されるように、このような強化繊維からなる繊維束66は、リール68から可塑化装置30のバレル33に向かって繰り出され、投入口40から連続繊維の状態のままでバレル33に投入される。
他方、樹脂ペレット60は、加熱ヒータ36の熱によって溶融されながら、回転するスクリュ34によって前方に向かって送られ、母材の樹脂の溶融、混練が行われる。このとき、投入口40から、強化繊維の繊維束66がバレル33内に送り込まれると、繊維束66は、回転しているスクリュ34のフライト31に絡みつき、バレル33内部に引き込まれていく。
そして、繊維束66を形成している繊維は、フライト31とバレル33の内面の間に挟まったときに受けるせん断力によって切断されながら、溶融した樹脂中に分散していく。この場合、繊維束66には連続繊維を用いているので、混入した後も細かく折損されずに強化繊維の長さを確保することが可能である。
このようにして、可塑化装置30では、強化繊維と樹脂との混練が行われる。強化繊維が混合された溶融樹脂、すなわち複合材料は、バレル33の先端部に送られ、さらにバレル33の先端部から射出シリンダ50の内部に押し出される。
次に、図4は、ロータリー式の旋回ダイプレート25を旋回させ、金型の組み合わせを入れ替えながら行う射出工程を説明する図である。
図4(a)は、第1層からなる最初の中間成形品62を成形するときの射出工程を示す。図4(b)は、図4(a)の位置から旋回ダイプレート25を180°旋回させたときの射出工程を示している。図4(c)は、中間成形品62と、最終の成形品68を同時に成形する射出工程を示している。
図4(a)において、最初の段階で型締めされたときには、ロータリー式の中間ダイプレート25に取り付けてある移動金型23a、23bのうち、移動金型23aは固定金型22aと組み合わされて、中間成形品62を成形する第1のキャビティ54を形成している。他方の移動金型23bと固定金型22bとは最終の成形品68を成形する第2のキャビティ55を形成している。この段階では、第2のキャビティ55には中間成形品62は入っていない。
型締めした後、2台ある射出シリンダ50a、50bのうち、第1金型22側の射出シリンダ50aから流路65を通って成形材料が第1のキャビティ54に射出充填される。このとき、第2金型24側の射出シリンダ50bからは、成形材料は第2のキャビティ55に充填されない。その後、保圧を経て成形材料が硬化すると、第1金型22で成形された中間成形品62が移動金型23aに付着した状態で型開が行われる。
このような中間成形品62では、図3(b)に示されるように、強化繊維の混合した成形材料が矢印A方向から第1のキャビティ54に流入するので、強化繊維の配向もこの方向になる。
型開が完了すると、ロータリー式の旋回ダイプレート25が180°旋回し、移動金型23a、23bの位置が入れ替わる。型締めした後は、図4(b)に示されるように、移動金型23bは固定金型22aと組み合わされて、中間成形品62を成形する第1のキャビティ54を形成し、移動金型23aが中間成形品62を付着させたまま固定金型24aと最終の成形品68用の第2のキャビティ55を形成することになる。
次に、図4(c)に示されるように、2台の射出シリンダ50a、50bから強化繊維の混合した成形材料が、それぞれ第1金型22内の第1のキャビティ54、第2金型24内の第2のキャビティ55に同時に射出される。この段階の射出工程では、中間成形品62と最終の成形品68とが同時に成形される。
最終の成形品68では、図3(c)に示されるように、強化繊維の混合した成形材料が、中間成形品62の場合とは直交する方向から流路66を通って第2のキャビティ55に流入する。このため、強化繊維の配向は、第1層とは直角に交差する方向になる。
最終の成形品68では、折損せずに長い強化繊維が残るようになり、しかも第1層と第2層とで長い強化繊維の配向が交差しているので、方向に因らずに曲げ強度や弾性率などが大幅に向上した高強度の成形品を得ることができる。
以後、型開きを行って、最終の成形品68を取り出す。その後は、旋回ダイプレート25を旋回させ、移動金型23a、23bの入れ替え、型締した後に同様の射出工程が繰り返される。このようにして1回の成形サイクルで、中間成形品62と最終の成形品68とを同時に効率良く成形することが可能である。
以上、本発明に係る複合材料成形品の成形方法および装置について、好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明では、ロータリー式の金型入れ替え機構の替わりに、スライド式の中間ダイプレートに移動金型を取り付けた金型入れ替え機構を適用することも可能である。また、異なる方向の流路についても、固定金型側だけに限らず、移動金型側に形成するようにしてもよい。
10…射出成形機、12…射出装置、14…型締装置、15…固定ダイプレート(固定盤)、16…リンクハウジング(受圧盤)、17…移動ダイプレート(可動盤)、18…トグルリンク機構、22a…第1の固定金型、22b…第2の固定金型、24a、24b…移動金型、25…旋回ダイプレート、26…ボールねじ、27…クロスヘッド、30…可塑化装置、32…射出部、33…バレル、34…スクリュ、35…ホッパ、40…強化繊維の投入口、50…射出シリンダ、54…第1のキャビティ、55…第2のキャビティ、60…樹脂ペレット、62…中間成形品、65…第1の流路、66…第2の流路

Claims (4)

  1. 連続強化繊維が投入される投入口を母材の供給口とは異なる位置に有するバレルと、前記バレル内に収容されるスクリュと、を有する射出装置と、
    成形品の第1層を成形する第1の固定金型と、第2層を成形する第2の固定金型と、前記第1の固定金型と第2の固定金型の各々と互換的に組み合わされる移動金型と、からなる金型装置と、
    型開したときに、固定金型と移動金型との組み合わせを入れ替える金型入れ替え機構と、
    前記金型装置の開閉および型締を行う型締装置と、を備え、
    前記金型装置は、前記第1層のキャビティに第1の方向から前記母材に前記連続強化繊維が混合された成形材料を充填する第1の流路と、前記第1の方向とは異なる方向から前記第2層のキャビティに前記成形材料を充填する第2の流路と、を有することを特徴とする複合材料成形品の成形装置。
  2. 前記金型入れ替え機構は、旋回軸を中心に旋回可能な旋回ダイプレートに、一対の前記移動金型が前記旋回軸に関して180°対称に配置されているロータリー式金型入れ替え機構であることを特徴とする請求項1に記載の複合材料成形品の成形装置。
  3. 前記第1の流路から前記第1層のキャビティに成形材料が流れ込む方向と、前記第2の流路から前記第2層のキャビティに成形材料が流れ込む方向とは直交することを特徴とする請求項1または2に記載の複合材料成形品の成形装置。
  4. 前記請求項1乃至3のいずれかの複合材料成形装置を用い、
    射出工程は、前記第1層のキャビティに前記第1の流路から第1の方向に前記成形材料を射出する第1の射出工程と、前記第1層からなる中間成形品に重ねるようにして前記第2層のキャビティには前記第2の流路から第1の方向とは異なる方向に成形材料を射出する第2の射出工程と、を有し、
    前記第1層と前記第2層とで強化繊維の配向方向が異なるように積層された複合材料成形品を成形することを特徴とする複合材料成形品の成形方法。
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