JP2017029880A - ノズル清掃部材、ノズル清掃装置および塗布装置 - Google Patents

ノズル清掃部材、ノズル清掃装置および塗布装置 Download PDF

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Abstract

【課題】塗布液を吐出するノズルの吐出口に摺接して吐出口に付着する付着物を除去するノズル清掃部材の交換頻度を抑えてラニングコストの低減を図る。
【解決手段】塗布液を吐出するノズルに対して相対的に移動する支持部に支持されながらノズルの吐出口に摺接して吐出口に付着する付着物を除去するノズル清掃部材であって、互いに異なる複数の姿勢で支持部により支持可能となっている本体に対し、吐出口に摺接可能な摺接部位が複数個形成され、複数の摺接部位のうち吐出口と摺接する一の摺接部位が支持部に支持される本体の姿勢に応じて切り替わる。
【選択図】図5

Description

この発明は、液晶表示装置用ガラス基板、半導体ウェハ、PDP用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板、カラーフィルター用基板、記録ディスク用基板、太陽電池用基板、電子ペーパー用基板などの精密電子装置用基板(以下、単に「基板」と称する)に対してノズルの吐出口から塗布液を吐出して塗布する塗布装置、上記ノズルの吐出口に付着する付着物を除去するノズル清掃部材、ならびにノズル清掃部材によりノズルを清掃するノズル清掃装置に関するものである。
従来、上記した精密電子装置用基板の製造工程では、基板の表面に塗布液を塗布する塗布装置が使用されている。例えば特許文献1に記載の塗布装置では、塗布液が塗布液供給装置からスリットノズルに供給され、スリットノズルの吐出口から基板の表面に向けて吐出され、基板の表面に塗布される。これによって、基板の表面に塗布液の膜が形成される。
また、この塗布装置では、スリットノズルの吐出口に付着する付着物を拭き取って除去する拭取りユニット(本発明の「ノズル清掃装置」に相当)が設けられている。この拭取りユニットは、スリットノズル2の先端部(吐出口の近傍部位)にフィットするように略V字形状を持つ板状の清掃部材(本発明の「ノズル清掃部材」に相当)を用いて洗浄処理を行う。より詳しくは、スリットノズルの先端部を清掃部材のV字部位に接触させた後、その接触状態を維持したままスリットノズルに対して清掃部材をスリットの形成方向に移動させる。これによって、スリットノズルの吐出口に付着する付着物が除去され、清掃される。
特開2012−200614号公報
ノズルの吐出口を清掃するためには、上記したようにノズル清掃部材(清掃部材)をノズルに接触させながら移動させる、つまり摺接させる必要がある。そのため、ノズル清掃部材の摩耗は不可避であり、定期的にノズル清掃部材を新たなものに交換する必要がある。そのため、ノズル清掃部材の交換頻度を極力抑えてランニングコストを低下させたいという要望があった。
この発明は上記課題に鑑みなされたものであり、塗布液を吐出するノズルの吐出口に摺接して吐出口に付着する付着物を除去するノズル清掃部材の交換頻度を抑えてラニングコストの低減を図ることができる技術を提供することを目的とする。
この発明の第1態様は、塗布液を吐出するノズルに対して相対的に移動する支持部に支持されながらノズルの吐出口に摺接して吐出口に付着する付着物を除去するノズル清掃部材であって、互いに異なる複数の姿勢で支持部により支持可能となっている本体に対し、吐出口に摺接可能な摺接部位が複数個形成され、複数の摺接部位のうち吐出口と摺接する一の摺接部位が支持部に支持される本体の姿勢に応じて切り替わることを特徴としている。
また、この発明の第2態様は、塗布液を吐出するノズルの吐出口に付着する付着物を除去して清掃するノズル清掃装置であって、上記ノズル清掃部材と、ノズル清掃部材の本体を支持する支持部と、支持部を駆動してノズル清掃部材の一の摺接部位を吐出口に摺接させた状態でノズルに対して支持部を相対的に移動させる駆動部とを備えることを特徴としている。
さらに、この発明の第3態様は、吐出口から塗布液を吐出するノズルと、上記ノズル清掃装置とを備えることを特徴としている。
以上のように、本発明によれば、複数の摺接部位がノズル清掃部材の本体に設けられており、支持部に支持される本体の姿勢に応じて吐出口と摺接する一の摺接部位が切り替わる。したがって、吐出口からの付着物の除去により摺接部位の摩耗が進行した際には、支持部による支持姿勢を変化させて別の摺動部位を一の摺動部位とし、これによってノズル清掃を行うことができる。その結果、ノズル清掃部材の交換頻度が抑えられてラニングコストを低減させることができる。
本発明にかかるノズル清掃部材の第1実施形態を装備する塗布装置を示す斜視図である。 図1に示す塗布装置の構成を示す側面図である。 図1に示す塗布装置の各部の配置を概略的に示す上面図である。 スリットノズルをX方向から見た側面図である。 図1に示す塗布装置に装備されるノズル清掃装置の一実施形態を示す斜視図である。 ノズル清掃装置に設けられるノズル清掃部材の一例を示す図である。 ノズル清掃装置でのノズル清掃部材の取付状態を模式的に示す斜視図である。 本発明にかかるノズル清掃部材の第2実施形態を示す図である。 本発明にかかるノズル清掃部材の第3実施形態を示す図である。 本発明にかかるノズル清掃部材の第4実施形態を示す図である。 本発明にかかるノズル清掃部材の第5実施形態を示す図である。 図11Aに示すノズル清掃部材の部分切欠図である。 図11Aに示すノズル清掃部材の支持部への取付状態を示す図である。
図1は、本発明にかかるノズル清掃部材の第1実施形態を装備する塗布装置を示す斜視図である。また、図2は、図1に示す塗布装置の構成を示す側面図である。さらに、図3は、図1に示す塗布装置の各部の配置を概略的に示す上面図である。なお、図1、図2、図3および以降の各図にはそれらの方向関係を明確にするためZ方向を鉛直方向とし、XY平面を水平面とするXYZ直交座標系を適宜付している。また、理解容易の目的で、必要に応じて各部の寸法や数を誇張または簡略化して描いている。また、図2および図3では、ノズル支持体など一部の構成を省略している。
塗布装置1は、スリットノズル2を用いて基板3の表面に塗布液を塗布するスリットコータと呼ばれる塗布装置である。塗布装置1は、その塗布液として、レジスト液、カラーフィルター用版、ポリイミド、シリコン、ナノメタルインク、導電性材料を含むスラリーなど、種々の塗布液を用いることが可能である。また、塗布対象となる基板3についても、矩形ガラス基板、半導体基板、フィルム液晶用フレキシブル基板、フォトマスク用基板、カラーフィルター用基板、太陽電池用基板、有機EL用基板などの種々の基板に適用可能である。なお、本明細書中で、「基板3の表面31」とは基板3の両主面のうち塗布液が塗布される側の主面を意味する。
塗布装置1は、基板3を水平姿勢で吸着保持可能なステージ4と、ステージ4に保持される基板3にスリットノズル2を用いて塗布処理を施す塗布処理部5と、塗布処理に先立ってスリットノズル2に対して洗浄処理(付着物の拭取り除去処理を含む)を施すノズル清掃装置6と、塗布処理に先立ってスリットノズル2に対してプリディスペンス処理を施すプリディスペンス装置7と、これら各部を制御する制御部8と、を備えている。
図4はスリットノズルをX方向から見た側面図である。スリットノズル2はX方向に延びる長尺状の開口部である吐出口21を有している。そして、スリットノズル2はステージ4に保持された基板3の表面31に向けて吐出口21から塗布液を吐出可能となっている。より詳しくは、スリットノズル2は、ノズル支持体(図1中の符号51)によって固定支持される本体部22と、図外の供給機構から供給される塗布液を吐出口21まで送液する内部流路23と、本体部22より下方に突出するリップ部24とを有している。
また、リップ部24は、上記突出の先端に設けられた平坦状の先端面25と、上記突出の+Y側に形成される斜面である傾斜面26aと、その突出の−Y側に形成される斜面である傾斜面26bとを有する。以下の説明では、傾斜面26aと傾斜面26bとを区別しないときは、単に傾斜面26と呼ぶ。
上記のように構成されたスリットノズル2では、図外の供給機構より塗布液が供給されると、塗布液は内部流路23を通じてスリットノズル2の長手方向(X方向)に均等に拡幅されて送液され、リップ部24の先端面25に設けられた吐出口21より下方に向けて吐出される。このとき、スリットノズル2の吐出口21の周囲部分(リップ部24)には塗布液が付着することがある。付着した塗布液は、乾燥して残渣となり、これを放置すると、良好な吐出の妨げや、基板3に形成される膜の汚れの原因になる。そこで、塗布装置1ではこの付着物をノズル清掃装置6により行う。この詳細については後述する。
図1ないし図3に戻って構成説明を続ける。ステージ4は略直方体の形状を有する花崗岩等の石材で構成されており、その上面(+Z側)のうち−Y側には、略水平な平坦面に加工されて基板3を保持する保持面41を備える。保持面41には図示しない多数の真空吸着口が分散して形成されている。これらの真空吸着口により基板3が吸着されることで、塗布処理の際に基板3が所定の位置に略水平状態に保持される。なお、基板3の保持態様はこれに限定されるものではなく、例えば機械的に基板3を保持するように構成してもよい。
また、ステージ4において保持面41の占有する領域より+Y側には、ノズル調整エリアAR1が設けられており、ノズル調整エリアAR1のうち、+Y側にノズル清掃装置6が配され、−Y側にプリディスペンス装置7が配置されている。これらノズル清掃装置6およびプリディスペンス装置7については後で詳述する。
塗布装置1では、スリットノズル2をY方向に移動させる移動機構が塗布処理部5に設けられており、保持面41の上方とノズル調整エリアAR1の上方との間でスリットノズル2を往復移動させる。そして、スリットノズル2がノズル調整エリアAR1の上方に移動されている期間、すなわち、ステージ4において保持面41の占有する領域の上方にスリットノズル2がない期間に、ステージ4上で塗布処理後の先行基板3の搬出と塗布処理前の後続基板3の搬入とが行なわれる。一方、スリットノズル2が保持面41の上方を移動している間に当該保持面41上の基板3の表面31に塗布液が塗布される。
塗布処理部5の移動機構は、主としてステージ4の上方をX方向に横断しスリットノズル2を支持するブリッジ構造のノズル支持体51と、Y方向に延びる一対のガイドレール52に沿ってノズル支持体51およびこれに支持されるスリットノズル2を水平移動させるスリットノズル移動部53とを有している。このノズル支持体51は、スリットノズル2を固定する固定部材51aと、固定部材51aを支持するとともに昇降させる2つの昇降機構51bとを有している。なお、固定部材51aは、X軸方向を長手方向とするカーボンファイバ補強樹脂等の断面矩形の棒状部材で構成される。
2つの昇降機構51bは固定部材51aの長手方向の両端部に連結されており、それぞれACサーボモータ及びボールネジ等を備えている。これらの昇降機構51bにより、固定部材51a及びそれに固定されたスリットノズル2が鉛直方向(Z軸方向)に昇降され、スリットノズル2の吐出口と基板3との間隔、すなわち、基板3に対する吐出口の相対的な高さが調整される。なお、固定部材51aの鉛直方向の位置は、例えば、昇降機構51bの側面に設けられた図示省略のスケール部と、当該スケール部に対向してスリットノズル2の側面などに設けられた図示省略の検出センサとを備えて構成される図示省略のリニアエンコーダにより検出される。
このように構成されたノズル支持体51は、図1に示すように、ステージ4の左右両端部をX軸方向に沿って掛け渡し、保持面41を跨ぐ架橋構造を有している。スリットノズル移動部53は、この架橋構造体としてのノズル支持体51とそれに固定保持されたスリットノズル2とを、ステージ4上に保持される基板3に対してY軸方向に沿って相対移動させる相対的移動手段として機能する。
スリットノズル移動部53は、±X側のそれぞれにおいて、スリットノズル2の移動をY軸方向に案内するガイドレール52と、駆動源であるリニアモータ54と、スリットノズル2の吐出口の位置を検出するためのリニアエンコーダ55とを備えている。
2つのガイドレール52はそれぞれ、ステージ4のX軸方向の両端部にY軸方向に沿ってノズル洗浄位置(ノズル清掃装置6の配設位置)Y1から塗布終了位置(保持面41の−Y側端部位置)Y4までの区間を含むように延設されている。このため、スリットノズル移動部53によって2つの昇降機構51bの下端部が上記2つのガイドレール52に沿って案内されることで、スリットノズル2はノズル洗浄位置とステージ4上に保持される基板3に対向する位置との間を移動する。なお、図2においては、上記位置Y1、Y4以外に、位置Y2、Y3が図示されているが、位置Y2はプリディスペンス装置7に設けられるプリディスペンスローラ72の上方位置、つまりプリディスペンス位置を意味し、位置Y3は基板3の塗布領域RTのY方向範囲に対応する塗布開始位置を意味している。
本実施形態では、各リニアモータ54は、固定子54aと移動子54bとを有するACコアレスリニアモータとして構成される。固定子54aは、ステージ4のX軸方向の両側面にY軸方向に沿って設けられている。一方、移動子54bは、昇降機構51bの外側に対して固設されている。リニアモータ54は、これら固定子54aと移動子54bとの間に生じる磁力によってスリットノズル移動部53の駆動源として機能する。
また、各リニアエンコーダ55はそれぞれ、スケール部55aと検出部55bとを有している。スケール部55aはステージ4に固設されたリニアモータ54の固定子54aの下部にY軸方向に沿って設けられている。一方、検出部55bは、昇降機構51bに固設されたリニアモータ54の移動子54bのさらに外側に固設され、スケール部55aに対向配置される。リニアエンコーダ55は、スケール部55aと検出部55bとの相対的な位置関係に基づいて、Y軸方向におけるスリットノズル2の吐出口の位置を検出する。
以上のような構成によって、スリットノズル2は、基板3が保持される保持面41の上部空間を、略水平なY軸方向に、保持面41に対して相対的に移動可能とされる。そして、塗布装置1は、スリットノズル2の吐出口21から塗布液を吐出しながらスリットノズル2を相対移動させることで、保持面41で保持した基板3の表面31に塗布層を形成する。なお、本実施形態では、基板3の各辺の端部から所定の幅の領域(本実施形態では、額縁状の領域)は、塗布液の塗布対象とならない非塗布領域となっている。そして、基板3のうち、この非塗布領域を除いた矩形領域が、塗布液を塗布すべき塗布領域RTとなっている(図3)。このため、スリットノズル2の移動区間のうち基板3の塗布領域RTのY方向範囲に対応する塗布開始位置Y3(塗布領域RTの+Y側端部)〜塗布終了位置Y4(塗布領域RTの−Y側端部)の区間で吐出口21より塗布液が吐出される。
また、塗布装置1と外部搬送機構との基板3の受渡し期間(基板3の搬入・搬出期間)などステージ4上で塗布処理が行われない期間には、スリットノズル2は、基板3の保持面41から+Y側に外れたノズル調整エリアAR1に待避される(図1に示す状態)。そして、プリディスペンス装置7によるプリディスペンス処理およびノズル清掃装置6によるノズル清掃処理が実行される。以下、プリディスペンス装置7およびノズル清掃装置6の構成動作について説明する。
プリディスペンス装置7は、図2および図3に示すように、ノズル調整エリアAR1のうち−Y側に配される装置であって、その内部に溶剤74を貯留する貯留槽71と、その一部を溶剤74に浸漬しておりスリットノズル2からの塗布液の吐出対象となるプリディスペンスローラ72と、ドクターブレード73とを備えている。
プリディスペンスローラ72は、図示省略の回転機構によって回転駆動されることにより、X軸方向に沿った軸心72a周りで矢印R1の向きに回転可能な円筒状のローラである。このプリディスペンスローラ72の下部には、貯留槽71が配置されており、プリディスペンスローラ72に塗布された塗布液を溶解可能なシンナーなどが溶剤74として貯留されている。また、シリコン製などのドクターブレード73が、プリディスペンスローラ72の外周面にその一端が接触するように設けられている。
このように構成されたプリディスペンス装置7では、スリットノズル2がプリディスペンスローラ72の上方位置(プリディスペンス位置Y2)に移動された状態で、回転しているプリディスペンスローラ72に向けてスリットノズル2が塗布液を吐出することによりプリディスペンスローラ72に塗布液が塗布される。この結果、吐出口21(特に、リップ部24の先端面25)に当該塗布液の液溜りが形成される(プリディスペンス処理)。こうしてX軸方向に延びた直線状の吐出口21の全長にわたって液溜りが均一に形成されると、その後の塗布処理を高精度に遂行することが可能となる。また、プリディスペンス処理によって、吐出口21の周囲に付着した汚れた塗布液などの付着物が、吐出口21から新たに吐出される塗布液に結合してプリディスペンスローラ72の外周面に吐出され、吐出口21の周囲部分から除去される。
また、本実施形態では、上記付着物を除去するために、上記プリディスペンス装置7以外にノズル清掃装置6が設けられている。以下、図2、図3および図5を参照しつつノズル清掃装置6の構成および動作について詳述する。
図5はノズル清掃装置の第1実施形態を示す斜視図である。また、図6はノズル清掃装置に設けられるノズル清掃部材の一例を示す図である。また、図7はノズル清掃装置でのノズル清掃部材の取付状態を模式的に示す斜視図である。ノズル清掃装置6は、ノズル清掃部材61をスリットノズル2の傾斜面26に沿って水平X方向に摺動させることでスリットノズル2のリップ部24に付着する付着物を除去する除去ユニット6Aと、ノズル清掃部材61を密閉して密閉空間を形成し、その密閉空間の内部でノズル清掃部材61を洗浄する洗浄ユニット6Bと、X方向に沿って延設される2本のガイドレール6Cと、を備える装置である。
除去ユニット6Aは、主として、スリットノズル2の傾斜面26と対応する傾斜面を有するノズル清掃部材61と、ノズル清掃部材61を固定支持する支持部62と、支持部62をガイドレール6Cに沿って駆動することでスリットノズル2の吐出口21に沿ってノズル清掃部材61を摺動させる駆動部63と、を有する。なお、図5では、除去ユニット6Aがスリットノズル2の+X側端部より+X側の除去前待機位置X1(図3)に位置するときの、スリットノズル2と除去ユニット6Aとの構成が示されている。
ノズル清掃部材61は支持部62により支持可能となっている本体611で構成されている。本体611は例えば900〜4000MPa(メガパスカル)の弾性率を有する材料で形成されており、その中央部が支持部62に支持される被支持部612となっている。また、本体611は、図6に示すように、被支持部612から延設部613aが第1方向D1に延設されるとともに第1方向D1の反対方向D2に延設部613bが延設されている。各延設部613a、613bの先端部には、略V字型の溝であるV字溝614a、614bが形成されている。また、各V字溝614a、614bはスリットノズル2のリップ部24に対応した形状に仕上げられており、傾斜面26a、26bに摺接可能な略台形状の摺接面615a、615bを有している。なお、以下において、延設部613a、613bを区別しないときには単に延設部613と称し、V字溝614a、614bを区別しないときには単にV字溝614と称し、摺接面615a、615bを区別しないときには単に摺接面615と称する。
このように構成されたノズル清掃部材61は図5および図7に示すように2本の締結金具、例えばボルト64によって支持部62に着脱自在に固定される。より具体的には、図7に示すように、被支持部612は支持部62のベース部621から+Z方向に立設する柱状部622の上端部に係合可能な形状に仕上げられている。そして、V字溝614の一方(図5および図7ではV字溝614a)をスリットノズル2側に向け、しかもX軸方向に延設されるスリットノズル2に対して所定の傾き角度θ(例えば、50度)で傾いた状態で本体611が支持部62に係合された状態で支持部62に対してノズル清掃部材61を着脱自在となっている。すなわち、各ボルト64の先端部を被支持部612に形成された貫通孔に挿通し、さらに被支持部612に結合することで支持部62に対してノズル清掃部材61が固定される。ノズル清掃部材61を固定したときには、一方のV字溝614のV字型の内側に形成される2つの摺接面615a、615bが、それぞれリップ部24における2つの傾斜面26a,26bに摺接可能となり、当該一方のV字溝614が本発明の「一の摺動部位」として機能する。例えば図7に示すように支持部62に支持されたノズル清掃部材61の延設部613aをX方向から見た場合の(YZ平面における)摺接面615a、615bの傾きは、スリットノズル2をX方向から見た場合の(YZ平面における)傾斜面26a,26bとの傾きと略同一となる。なお、オペレータがボルト64を抜き取ることで支持部62からノズル清掃部材61を取り外すことが可能となっている。
また、取り外したノズル清掃部材61を、V字溝614の他方(図5および図7ではV字溝614b)がスリットノズル2側に向き、しかもX軸方向に延設されるスリットノズル2に対して上記傾き角度θで傾いた状態で支持部62に再度固定することも可能である。このように、本実施形態はノズル清掃部材61を互いに2つの姿勢で支持部62により支持可能となっており、支持姿勢に応じてV字溝614a、614bのうちの一方がスリットノズル2のリップ部24と摺接する。つまり、2つのV字溝614a、614bのうちスリットノズル2の吐出口21と摺接するV字溝614が支持部62に支持される本体611の姿勢に応じて切り替わる。
支持部62では、ベース部621の+X側端部が駆動部63と連結されている。この駆動部63は、X軸方向に延設される2本のガイドレール6C(図3)に沿って、当該駆動部63に内蔵される駆動源により除去ユニット6A全体を、スリットノズル2のX方向範囲(除去開始位置X2〜除去終了位置X3の区間)を包含する除去前待機位置X1〜拭き取り部材洗浄位置X4の区間で自在に往復動させる。駆動部63は、例えば、上述したスリットノズル移動部53と同様、リニア駆動機構を採用することができる。
このように構成された除去ユニット6Aでは、スリットノズル移動部53によってスリットノズル2をノズル洗浄位置Y1まで水平移動させ、かつ、X方向からの側面視においてリップ部24の傾斜面26とノズル清掃部材61の摺接面615とが僅かな隙間(例えば、数μm)を形成するよう昇降機構51bによってスリットノズル2の高さ位置を調節した状態で、駆動部63により除去ユニット6A全体を除去前待機位置X1から拭き取り部材洗浄位置X4に向けて移動させる(図5)。この結果、スリットノズル2の+X側端部に対応するX方向位置である除去開始位置X2から、スリットノズル2の−X側端部に対応するX方向位置である除去終了位置X3までの区間において、スリットノズル2の傾斜面26にノズル清掃部材61の一方のV字溝614aに設けられた摺接面615が摺接した状態でノズル清掃部材61がスリットノズル2に沿って摺動する。こうした除去ユニット6Aの動作によって、スリットノズル2に付着する付着物がノズル清掃部材61の摺接面615を用いて除去される(除去処理)。また、上記したように、ノズル清掃部材61の支持姿勢を切り替えることで、スリットノズル2の傾斜面26にノズル清掃部材61の他方のV字溝614bに設けられた摺接面615が摺接した状態でノズル清掃部材61をスリットノズル2に沿って摺動させて除去処理を行うことも可能となっている。なお、この明細書における「摺接」とは、密着状態に限らず、肉眼的にはほとんど認識できない程度の僅かな間隔を隔てているが実質的には接触と同程度の近接状態である場合も含み、相対的なスライド動作が可能であることを言う。
また、塗布装置1は、除去ユニット6Aの往復駆動域の下方(ノズル洗浄位置Y1における下方)に、スリットノズル2のX方向範囲(除去開始位置X2〜除去終了位置X3)と同等かそれ以上のX方向幅を有する回収トレイ6Dを備える(図2)。このため、上記除去処理でスリットノズル2に付着する付着物がノズル清掃部材61によって拭き取られる際に、付着物がスリットノズル2或いはノズル清掃部材61から落下した場合であっても、この回収トレイ6Dによって回収される。
除去ユニット6Aは、上記各部に加え、ノズル清掃部材61より+X側に配され、制御部8からのON/OFF制御に従ってスリットノズル2のリップ部24に向けてリンス液(溶剤)を供給する2つのリンス液供給部65a,65bを備える。リンス液供給部65aはノズル洗浄位置Y1より+Y側に配され−Y側に向けてリンス液を供給する機構であり、リンス液供給部65bはノズル洗浄位置Y1より−Y側に配され+Y側に向けてリンス液を供給する機構である。
したがって、ノズル洗浄位置Y1に移動され、かつ、リップ部24の傾斜面26とリンス液供給部65a,65bとが略同一な高さとなるよう昇降されたスリットノズル2に対して、リンス液供給部65a,65bからリンス供給をONとした状態で駆動部63により除去ユニット6A全体を除去開始位置X2から除去終了位置X3に向けて移動させると、リンス液供給部65a,65bから供給されたリンス液がスリットノズル2全長の傾斜面26a,26bに供給される。この結果、傾斜面26a,26bに付着した付着物が除去され、或いは除去容易な状態となる。
スリットノズル2に付着する付着物を除去するための処理として、リンス液供給処理は必須の処理ではないが、除去処理に先立ってリンス液供給処理を実行することで、除去処理においてスリットノズル2に付着する付着物がより効率的に除去される。
洗浄ユニット6Bは、密閉空間を形成し、スリットノズル2のリップ部24に付着する付着物を拭き取って除去したノズル清掃部材61に対して、上記密閉空間内で洗浄液を供給することでノズル清掃部材61に付着する上記付着物を洗い流すユニットである。この洗浄ユニット6Bとしては、例えば特開2014−176812号公報に記載されたものを用いることができる。
以上のように、本実施形態では、1つのノズル清掃部材61に対して2つのV字溝614が設けられており、支持部62に対するノズル清掃部材61の支持姿勢を切り替えることで除去処理においてスリットノズル2と摺接するV字溝614を変更することが可能となっている。このため、例えばV字溝614aによる付着物の除去処理を繰り返して行った結果、V字溝614aの摺接面615が消耗して当該除去処理を良好に行うことが困難となったとき、同一のノズル清掃部材61の支持姿勢を変更することによってV字溝614bによる除去処理が可能となる。したがって、ノズル清掃部材61の交換頻度を抑えてラニングコストの低減を図ることができる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。例えば、上記実施形態では、スリットノズル2の吐出口21に摺接可能となるV字溝614の切替をノズル清掃部材61の支持部62に対する脱着によって行っているが、ノズル清掃部材61の本体611を回転対称な形状に仕上げ、その回転対称軸を回動中心としてノズル清掃部材61を支持部62に回動自在に取り付けてもよい。この場合、一のV字溝614が使用済となると、上記回転対称軸を中心に180゜回動させることで未使用の他方のV字溝614がスリットノズル2の吐出口21に摺接可能となる。このような回動機構を採用することでV字溝614の切替が第1実施形態に比べて簡単になる。この点については、次に説明する第2実施形態ないし第4実施形態においても同様である。
また、上記第1実施形態では、図5に示すように被支持部612から2つの延設部613a、613bが互いに180゜異なる方向D1、D2に延設され、各先端部にV字溝614a、614bが形成されているが、ノズル清掃部材61におけるV字溝614a、614bの位置関係はこれに限定されるものではない。例えば図8に示すように2つの延設部613a、613bが互いに90゜異なる方向D1、D3に延設され、各先端部にV字溝614a、614bが形成されてもよい(第2実施形態)。
また、V字溝614の個数は「2」に限定されるものではなく、3個以上設けてもよい。例えば図9に示すように、被支持部612から4つの延設部613a〜613dが互いに90゜の等角度間隔で放射状に延設され、各先端部にV字溝614a〜614dが形成されたノズル清掃部材61を用いてもよい(第3実施形態)。
また、上記第1実施形態ないし第3実施形態では、延設部613が互いに異なる方向に延設されているが、複数の延設部613を同一方向D1に形成してもよい。例えば図10に示すノズル清掃部材61では、被支持部612は方向D3に延設されている。そして、方向D3と直交する方向D1に向けて延びる2本の延設部613a、613eが被支持部612から方向D3に配設されている(第4実施形態)。この第4実施形態では、例えばV字溝614aによる付着物の除去処理を繰り返して行った結果、V字溝614aの摺接面615が消耗して当該除去処理を良好に行うことが困難となったとき、ノズル清掃部材61を支持部62が取り外し、延設部613の1個分に相当する距離だけ方向D3にスライドさせてノズル清掃部材61を支持部62に装着し直すことによって使用済のV字溝614aがスリットノズル2の吐出口21から配列方向D3に離れて位置し、その状態でV字溝614eによる除去処理が可能となる。したがって、ノズル清掃部材61の交換頻度を抑えてラニングコストの低減を図ることができる。
また、上記第1実施形態ないし第4実施形態では、複数のV字溝614が同一平面上に配置されているが、例えば図11Aに示すように2つのV字溝614が互いに対面するように構成してもよい(第5実施形態)。以下、図11A、図11Bおよび図12を参照しつつ本発明の第5実施形態について説明する。
図11Aは本発明にかかるノズル清掃部材の第5実施形態を示す斜視図である。また、図11Bは図11Aに示すノズル清掃部材の部分切欠図である。さらに、図12は図11Aに示すノズル清掃部材の支持部への取付状態を示す図である。このノズル清掃部材61では、被支持部612のD2側の端部に対し、支持部62の柱状部622の上端部に係合可能な形状に仕上げられた係合部位が設けられている。一方、被支持部612のD1側の端部から2つの延設部613a、613fが方向D1に延設されている。これら2つの延設部613a、613fは、図11Aに示すように、D1〜D4方向と直交する方向D5において配設されている。また、各延設部613a、613fの先端部にV字溝614a、614fが上記実施形態と同様にスリットノズル2のリップ部24に摺接可能に設けられており、方向D5において互いに対向している。なお、V字溝614a、614fの間で、被支持部612の係合部位に貫通孔616が設けられており、例えば図11Bに示すようにV字溝614aにより拭き取った付着物を矢印に沿って流動させ、貫通孔616を介して支持部62に案内するように構成されている。一方、図12に示すように上記のようにして案内されてきた付着物を受け取った支持部62は柱状部622の内部に設けた流路(図示省略)を介して回収ポート623に流動させ、図略のドレインタンクに回収可能となっている。
このように構成された第5実施形態においても、第1実施形態と同様に、例えばV字溝614aによる付着物の除去処理を繰り返して行った結果、V字溝614aの摺接面615が消耗して当該除去処理を良好に行うことが困難となったとき、ノズル清掃部材61を支持部62から取り外し、未使用のV字溝614fがスリットノズル2と摺接可能となる姿勢に変更した状態でノズル清掃部材61を支持部62に装着し直してもよい。これによって使用済のV字溝614aがスリットノズル2の吐出口21から対向方向D5に離れて位置し、その状態でV字溝614fによる除去処理が可能となる。したがって、第1実施形態ないし第4実施形態と同様に、ノズル清掃部材61の交換頻度を抑えてラニングコストの低減を図ることができる。
また、上記実施形態では、スリットノズル2に対してノズル清掃部材61をX方向に移動させることでV字溝614を吐出口21に対して摺動させているが、吐出口21に対するV字溝614の摺動はスリットノズル2およびノズル清掃部材61のうちの少なくとも一方をX方向に移動させることで行ってもよい。
以上説明したように、上記実施形態においては、V字溝614が本発明の「摺接部位」の一例に相当している。また、方向D1が本発明の「延設方向」に相当している。また、第4実施形態での方向D3および第5実施形態での方向D5が本発明の「配列方向」に相当している。
以上、具体的な実施形態を例示して説明してきたように、本発明は、例えば本体は、支持部に支持される被支持部と、被支持部の互いに異なる位置からそれぞれ延設される複数の延設部とを有し、延設部毎に、延設部の先端部に摺接部位が設けられるように構成してもよい。
また、複数の延設部の延設方向が互いに異なるように構成してもよい。
また、複数の延設部の延設方向は同一であり、複数の延設部は延設方向と直交する配列方向に配列され、本体は、一の摺接部位が吐出口に摺接するときには残りの摺接部位が吐出口から配列方向に離れて位置する姿勢で支持部に支持されるように構成してもよい。
また、支持部に対する本体の着脱により一の摺接部位が切り替えられるように構成してもよい。
さらに、本体は被支持部を回動中心として回動自在に支持部に支持され、支持部に対する回動により一の摺接部位が切り替えられる用に構成してよい。
この発明は、ノズルの吐出口に付着する付着物を除去するノズル清掃技術全般に適用することができる。
1…塗布装置
2…スリットノズル
3…基板
6…ノズル清掃装置
6A…除去ユニット
21…(スリットノズルの)吐出口
61…ノズル清掃部材
62…支持部
63…駆動部
611…本体
612…被支持部
613a〜613f…延設部
614a〜614f…V字溝(摺接部位)
615a,615b…摺接面
D3…配列方向
D5…対向方向

Claims (8)

  1. 塗布液を吐出するノズルに対して相対的に移動する支持部に支持されながら前記ノズルの吐出口に摺接して前記吐出口に付着する付着物を除去するノズル清掃部材であって、
    互いに異なる複数の姿勢で前記支持部により支持可能となっている本体に対し、前記吐出口に摺接可能な摺接部位が複数個形成され、
    前記複数の摺接部位のうち前記吐出口と摺接する一の摺接部位が前記支持部に支持される前記本体の姿勢に応じて切り替わることを特徴とするノズル清掃部材。
  2. 請求項1に記載のノズル清掃部材であって、
    前記本体は、前記支持部に支持される被支持部と、前記被支持部の互いに異なる位置からそれぞれ延設される複数の延設部とを有し、
    前記延設部毎に、前記延設部の先端部に前記摺接部位が設けられるノズル清掃部材。
  3. 請求項2に記載のノズル清掃部材であって、
    前記複数の延設部の延設方向は互いに異なっているノズル清掃部材。
  4. 請求項2に記載のノズル清掃部材であって、
    前記複数の延設部の延設方向は同一であり、前記複数の延設部は前記延設方向と直交する配列方向に配列され、
    前記本体は、前記一の摺接部位が前記吐出口に摺接するときには残りの摺接部位が前記吐出口から前記配列方向に離れて位置する姿勢で前記支持部に支持されるノズル清掃部材。
  5. 請求項1ないし4のいずれか一項に記載のノズル清掃部材であって、
    前記支持部に対する前記本体の着脱により前記一の摺接部位が切り替えられるノズル清掃部材。
  6. 請求項2ないし4のいずれか一項に記載のノズル清掃部材であって、
    前記本体は前記被支持部を回動中心として回動自在に前記支持部に支持され、前記支持部に対する回動により前記一の摺接部位が切り替えられるノズル清掃部材。
  7. 塗布液を吐出するノズルの吐出口に付着する付着物を除去して清掃するノズル清掃装置であって、
    請求項1ないし6のいずれか一項に記載のノズル清掃部材と、
    前記ノズル清掃部材の前記本体を支持する支持部と、
    前記支持部を駆動して前記ノズル清掃部材の前記一の摺接部位を前記吐出口に摺接させた状態で前記ノズルに対して前記支持部を相対的に移動させる駆動部と
    を備えることを特徴とするノズル清掃装置。
  8. 吐出口から塗布液を吐出するノズルと、
    請求項7に記載のノズル清掃装置と
    を備えることを特徴とする塗布装置。
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