JP2017028542A - 撮像装置、その制御方法及びプログラム - Google Patents

撮像装置、その制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、例えばインターバル記録機能及びネットワーク遠隔操作機能を併せ持つ撮像装置100において、遠隔操作によりインターバル記録モードで記録する画像に影響を与えないようにするとともに、遠隔操作を行うユーザに対する利便性を向上させることを目的とする。【解決手段】遠隔操作装置200から命令を受けて遠隔操作され、予め設定されたパターンで動作状態を切り替えるモードを有する撮像装置100であって、モードの動作状態に応じて、遠隔操作を許可する命令及び許可しない命令の組み合わせを設定する設定手段と、設定手段による設定の有効期間を算出する算出手段と、算出手段が算出した有効期間を遠隔操作装置200に送信する送信手段と、を有することを特徴とする。【選択図】図5

Description

本発明は、遠隔操作装置から命令を受けて遠隔操作される撮像装置、撮像装置に命令を送って遠隔操作する遠隔操作装置、これらの制御方法、遠隔操作システム、及びプログラムに関する。
従来、デジタルカメラやデジタルビデオカメラにインターバル記録(タイムラプス撮影、微速度撮影ともいう)機能を搭載した製品がある。インターバル記録機能とは、カメラに予め記録間隔や記録枚数、開始時刻、終了時刻等を設定し、一定間隔で記録と停止とを繰り返し行う機能である。例えば、窓の外の風景を数秒間隔で繰り返し記録し、記録した画像を連続して再生することで、雲の流れや夕日の推移等を印象的に表現する場合等に使われる。また、ビルの工事現場や、植物の朝顔等を数時間、又は、数日間隔で繰り返し記録し、建造物の建設過程や植物の成長過程を記録する手法としても用いられる。インターバル記録では、被写体や記録時間に合わせ、10秒、1分、10分、1時間、数日等の記録間隔を設定できる(特許文献1参照)。
また、近年、デジタルカメラやデジタルビデオカメラにネットワーク遠隔操作機能を搭載した製品が増えている。ネットワーク遠隔操作機能とは、パーソナルコンピュータやタブレット端末、スマートフォン等の携帯端末から、WiFiやイーサネット(登録商標)等のネットワークを介して、デジタルカメラ等を遠隔操作できる機能である。ネットワーク遠隔操作機能の例として、デジタルカメラ等に記録した画像をスマートフォン等へ転送したり、スマートフォン等からデジタルカメラ等を遠隔操作、具体的には記録開始/停止、ズーム等したりすることが提案されている(特許文献2参照)。
特開2012−80340号公報 特許第3696999号公報
インターバル記録機能及びネットワーク遠隔操作機能を併せ持つデジタルカメラ等において、インターバル記録モードの実行中にスマートフォン等から遠隔操作を行うようにすると、次のような課題がある。
デジタルカメラがインターバル記録モードの記録状態にあるときに、遠隔操作が行われると、インターバル記録モードで記録する画像に影響を与えてしまう。例えば遠隔操作によりズームやワイド等の操作を行うと、インターバル記録モードでいま記録している画像が途中で変わってしまうことになり、ユーザが意図するものと異なる記録となってしまう。
そこで、デジタルカメラがインターバル記録モードを実行中は、遠隔操作を禁止することが考えられる。
しかしながら、インターバル記録モードが数時間、数日に及ぶ設定となっている場合、遠隔操作が禁止される期間が長期間になってしまう。
また、遠隔操作を行うユーザは、デジタルカメラから離れた場所にいる等、デジタルカメラがインターバル記録モードを実行中であることを確認できないことが想定される。この場合、遠隔操作が禁止されると、ユーザは遠隔操作できない理由がわからず、利便性に劣ってしまうことになる。
また、遠隔操作を行うユーザが、デジタルカメラがインターバル記録モードを実行中であることを確認している場合でも、それがどの程度継続するのか、すなわち遠隔操作できるまでにどの程度の時間がかかるのかを確認できないことも想定される。
上記課題の少なくとも1つを解決するために、本発明は、遠隔操作装置から命令を受けて遠隔操作され、予め設定されたパターンで動作状態を切り替えるモードを有する撮像装置であって、前記モードの動作状態に応じて、遠隔操作を許可する命令及び許可しない命令の組み合わせを設定する設定手段と、前記設定手段による設定の有効期間を算出する算出手段と、前記算出手段が算出した有効期間を前記遠隔操作装置に送信する送信手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、インターバル記録モードでの記録を適切に行うことができる。また、遠隔操作を行うユーザに対する利便性を向上させることができる。
第1実施形態のカメラの構成を示すブロック図である。 第1実施形態のスマートフォンの構成を示すブロック図である。 第1実施形態のカメラがインターバル記録モードで実行する処理を示すフローチャートである。 第1実施形態のカメラのインターバル記録モードでの動作を示すイメージ図である。 第1実施形態のカメラがインターバル記録モードの実行中に遠隔操作の開始命令を受信したときの処理を示すフローチャートである。 第1実施形態のスマートフォンに表示される遠隔操作画面の例を示す図であり、(A)はカメラが記録状態のときの遠隔操作画面を示す図、(B)は、カメラが待機状態のときの遠隔操作画面を示す図である。 第2実施形態のカメラのインターバル記録モードでの動作を示すイメージ図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
<第1実施形態>
本実施形態の遠隔操作システムは、撮像装置の一例であるカメラ100と、遠隔操作装置の一例であるスマートフォン200とを備える。
はじめに、図1を参照してカメラ100の構成を説明する。図1はカメラ100の構成を示すブロック図である。なお、カメラ100は、デジタルカメラ又はデジタルビデオカメラ等であってもよい。
レンズ101は、光を入力する光学系である。
センサ102は、例えばCMOSセンサにより構成され、レンズ101を通って入力された光を電気信号に変換する。
ASIC(application specific integrated circuit)103は、後述するメモリ104に予め格納された動作プログラムを実行するCPUを内蔵する。ASIC103は、画像信号のノイズ低減処理等を行う画像信号処理、レンズ制御、センサ制御、露光制御、符号化、復号化、後述するSDカード108への記録や記録された画像データの再生のための制御等を行う。さらに、ASIC103は、後述するSDカード108、液晶モニタ109の制御を行う。
メモリ104は、動作プログラム及びカメラ100の各種ステータスを表示部に表示するためのアイコン画像データ等を格納する。また、メモリ104は、画像データを符号化又は復号化する際等にバッファの役割を担う。
時計回路105は、RTC(リアルタイムクロック)回路とリチウムコイン電池等のバックアップ用常時電源を併せ持ち、カメラ100が電源オフやスタンバイ等の状態であっても現在時刻を管理できる。ASIC103は、時計回路105から取得する時刻情報をもとに予め設定されたタイムスケジュールの管理等をする。
通信制御IC106は、メモリ104に予め格納された動作プログラムを実行するCPUを内蔵し、後述する通信モジュール107の制御を行う。また、通信制御IC106は、ASIC103及び通信モジュール107と接続され、ASIC103及び通信モジュール107の間で、画像データやスマートフォン200からの命令等の受け渡しを行う。なお、カメラ100の記録や待機等のカメラ100の動作についての情報はASIC103及び通信制御IC106で共有される。
通信モジュール107は、有線での通信のためのコネクタ又は無線での通信のためのアンテナ等を備え、スマートフォン200と通信を行う。無線での通信にはIEEE802.11やBluetooth(登録商標)等が使われ、有線での通信にはIEEE802.3等が使われる。通信モジュール107は、上述の通信方法によって、ネットワークを介して接続したスマートフォン200とのデータの送受信制御を行う。例えば、通信モジュール107は、カメラ100の画像データを携帯端末へ送信したり、スマートフォン200からの電源オン、電源オフ、記録開始/記録停止等の命令を受信したりする。
SDカード108は、ASIC103で符号化された画像データが記録される記録媒体である。
液晶モニタ109は、記録する画像データの確認や記録した画像データの再生等を行う表示部である。
操作入力部110は、ユーザがカメラに操作を入力する所謂ユーザインターフェースである。操作入力部110は、電源スイッチ、記録開始/記録停止の指示スイッチ、インターバル記録モードの指示スイッチ、記録モードと再生モードとを切り替えるためのモードスイッチ及びメニュー画面を操作するためのスイッチ等を備える。スイッチは物理的なボタンでもよく、液晶モニタ109及び操作入力部110がタッチパネル等で構成される場合は、液晶モニタ109に表示されるボタンやつまみでもよい。また、インターバル記録モードの指示スイッチは、タッチパネルの液晶モニタ109に表示されるメニュー画面の有効/無効ボタンでもよい。
次に、図2を参照してスマートフォン200の構成を説明する。図2はスマートフォン200の構成を示すブロック図である。スマートフォン200は、ASIC201と、メモリ202と、時計回路203と、通信制御IC204と、通信モジュール205と、SDカード206と、液晶モニタ207と、操作入力部208とを備える。スマートフォン200の各部の機能は、図1に示すカメラ100における同名称の各部の機能と同様であるため、説明を省略する。なお、本実施形態では、遠隔操作装置の例としてスマートフォン200を説明するが、パーソナルコンピュータやタブレット端末等を用いてもよい。
次に、カメラ100の基本機能を説明する。はじめに、カメラ100が記録モードで起動したときの動作を説明する。ユーザがカメラ100の操作入力部110を操作して、記録モードでの電源オンを命令すると、ASIC103はセンサ102が得た画像データについて画像処理する。液晶モニタ109は画像処理された画像データを出力する。この段階では、ASIC103は画像データをSDカード108に記録しない。
ユーザがカメラ100の操作入力部110を操作して、画像データの記録を命令すると、ASIC103は命令を受け取り、センサ102が出力した動画データはメモリ104に一時記憶される。ASIC103は、メモリ104に記憶された動画データを画像処理及び符号化処理に適した順序で読み出し、符号化した後、SDカード108に保存する。
次に、カメラ100のインターバル記録モードについて説明する。インターバル記録モードでは、予め設定されたパターン、例えば一定間隔で画像データ等の記録と停止とを繰り返し行う。すなわち、カメラ100は、記録を実行する記録状態、及び、記録を停止して次の記録の開始を待つ待機状態の何れかの状態になる。
カメラ100のメモリ104は、インターバル記録モードの設定情報を保存する。インターバル記録モードの設定情報には、インターバル記録オン/オフ状態、記録時間、間隔時間、記録回数、及び、記録設定が含まれる。インターバル記録オン/オフ状態は、インターバル記録モードのオン/オフ状態を示す情報であり、カメラ100は、オンのときインターバル記録モードを実行し、オフのときインターバル記録モードを停止する。記録時間は、インターバル記録モードにおいて記録状態を継続する時間である。間隔時間は、インターバル記録モードにおいて記録を開始してから一度記録を停止し次に記録を開始するまでの時間である。記録回数は、インターバル記録モードにおいて記録を実行する回数である。記録設定は、インターバル記録モードにおいて画像データ等の記録をするときの設定値であり、例えば、ズーム、フォーカス、絞り、センサ感度、ホワイトバランスアスペクト比、記録フォーマット及びビットレート等が含まれる。
これらのインターバル記録モードの設定情報は、ユーザが操作入力部110を操作することで設定できる。例えば、3分間の記録を20分間隔で100回行う場合、ユーザは、操作入力部110を介して、記録時間を3分、記録間隔を20分、記録回数を100回に設定する。操作入力部110を介して解除指示があると、メモリ104上の記録時間、間隔時間、及び、記録回数が無効値に設定される。
ASIC103は、操作入力部110を介して、インターバル記録モードの開始命令があると、インターバル記録モードをオンにして、インターバル記録モードを実行する。ASIC103は、インターバル記録モードの設定情報にしたがって、カメラ100の動作状態を制御して、記録状態又は待機状態にする。なお、インターバル記録モードの設定情報や、インターバル記録モードの開始命令、停止命令は、通信モジュール107を介して、スマートフォン200等から受信してもよい。
次に、図3及び図4を参照して、インターバル記録モードにおけるカメラ100の動作を説明する。図3は、カメラ100がインターバル記録モードで実行する処理を示すフローチャートである。図4は、インターバル記録モードにおけるカメラ100の動作を示すイメージ図である。
ここで、インターバル記録モードの設定情報である記録時間をT(REC)、間隔時間をT(INT)、記録回数をN(SET)と表す。また、ASIC103が処理に用いるインターバル記録の繰り返し回数をN、時計回路105から取得される現在時刻をt(NOW)と表す。
インターバル記録モードの設定情報が設定され、インターバル記録の開始命令があると、図3に示す処理が開始する。処理開始時に、ASIC103は、繰り返し回数Nの値を1にする。なお、処理開始時の時刻をt(START)と表す。
ステップS301において、カメラ100のASIC103は、カメラ100の動作状態を記録状態にする。ここでは、N回目の記録状態になったものとして説明する。記録状態は、図4に示す通り、記録時間T(REC)の間継続する。
ステップS302において、カメラ100のASIC103は、N回目の記録状態が記録時間T(REC)の間、継続したか否かを判断する。具体的には、ASIC103は、t(NOW)と、「t(START)+T(INT)×(N−1)+T(REC)」とを比較する。t(NOW)が「t(START)+T(INT)×(N−1)+T(REC)」以上のとき、ASIC103は、記録時間T(REC)の間、記録状態を継続したと判断し、ステップS303に処理を進める。これ以外のとき、ASIC103は、記録時間T(REC)の間、記録状態を継続していないと判断し、ステップS301で記録状態を継続する。
ステップS303において、カメラ100のASIC103は、記録がN(SET)回行われたか否かを判断する。具体的には、ASIC103は、繰り返し回数Nが記録回数N(SET)に達したとき、記録がN(SET)回行われたと判断して、図3に示す処理を終了する。ASIC103は、繰り返し回数Nが記録回数N(SET)に達していないとき、記録がN(SET)回行われていないと判断して、ステップS304に処理を進める。
ステップS304において、カメラ100のASIC103は、カメラ100の動作状態をN回目の記録後の待機状態にする。待機状態は、図4に示す通り、「T(INT)―T(REC)」の間継続する。
ステップS305において、カメラ100のASIC103は、N回目の記録後の待機状態が、待機時間「T(INT)―T(REC)」の間、継続したか否かを判断する。具体的には、ASIC103は、t(NOW)と「t(START)+T(INT)×N」とを比較する。t(NOW)が「t(START)+T(INT)×N」以上のとき、ASIC103は、待機時間の間、待機状態を継続したと判断し、ステップS306に処理を進める。これ以外のとき、ASIC103は、待機時間の間、待機状態を継続していないと判断し、ステップS304で待機状態を継続する。
ステップS306において、カメラ100のASIC103は、インターバル記録の繰り返し回数Nをインクリメントして、ステップS301に処理を進める。
次に、スマートフォン200によるカメラ100の遠隔操作について説明する。カメラ100の液晶モニタ109に表示されるメニュー画面等において遠隔操作を有効にすると、ASIC103は、通信制御IC106及び通信モジュール107をアクティブにする。これにより、カメラ100が屋内のWiFiルーター等を介してネットワークに接続する。
同様に、スマートフォン200の液晶モニタ207に表示されるメニュー画面等において遠隔操作を有効にすると、ASIC201は、通信制御IC204及び通信モジュール205をアクティブにする。これにより、スマートフォン200がWiFiルーターや公衆回線(3G回線やLTE回線等)等を介してネットワークに接続する。
スマートフォン200は、予め設定したURLにアクセスすることで、カメラ100と接続して、カメラの情報を取得できる。これにより、スマートフォン200の液晶モニタ207には、カメラ100のセンサ102で取得される画像データや、カメラ100の操作入力部110の一部に相当するボタンが表示される。スマートフォン200の操作入力部208には、タッチパネル等が使われることが一般的である。ユーザは、スマートフォン200の液晶モニタ207に表示されるボタンをタッチすることで、カメラ100に命令を送信して遠隔操作を行うことができる。
カメラ100の通信制御IC106及び通信モジュール107は、スマートフォン200からの命令を受信し、ASIC103に受け渡す。
カメラ100は、インターバル記録モードの実行中は、スマートフォン200に対して常にすべての命令を許可するのではなく、カメラ100の動作状態に応じて、遠隔操作を許可する命令及び許可しない命令の組み合わせを変更する。カメラ100の動作状態が記録状態のとき、カメラ100は、スマートフォン200に対して、インターバル記録モードの記録設定に影響のある命令(以下、記録影響命令という)を許可しない。一方、カメラ100の動作状態が待機状態のときは、カメラ100は、スマートフォン200に対して、記録影響命令であっても許可する。本実施形態では、記録影響命令には、ズーム操作、フォーカス操作、絞り操作、センサ感度設定、ホワイトバランス設定、及び、REC(記録開始)/STOP(記録停止)制御の命令が含まれる。記録影響命令には、これ以外にも、記録フォーマット設定、ビットレート設定等が含まれるようにしてもよい。
カメラ100は、遠隔操作の開始命令を受信したとき、遠隔操作を許可する命令及び許可しない命令の組み合わせの設定を行う。この設定について表1を参照して説明する。
第1設定は、カメラ100が記録状態のときの設定である。表1に示す通り、第1設定では、記録影響命令であるズーム操作、フォーカス操作、絞り操作、センサ感度設定、ホワイトバランス設定、及び、REC/STOP制御の命令を禁止する。一方、インターバル記録モードの記録設定に影響のない命令、ここでは再生モード操作の命令を許可する。
第2設定は、カメラ100が待機状態のときの設定である。表1に示す通り、第2設定では、記録影響命令であるズーム操作、フォーカス操作、絞り操作、センサ感度設定、ホワイトバランス設定、及び、REC/STOP制御の命令を許可し、さらに再生モード操作の命令を許可する。
第1設定又は第2設定は、メモリ104に記録される。
Figure 2017028542
次に、図5を参照して、インターバル記録モードにおいて遠隔操作の開始命令を受信したときのカメラ100の動作を説明する。図5は、カメラ100がインターバル記録モードの実行中に遠隔操作の開始命令を受信したときに実行する処理を示すフローチャートである。図5に示す処理は、カメラ100がインターバル記録モードの実行中に、スマートフォン200から遠隔操作の開始命令を受信すると開始する。
ステップS501において、カメラ100のASIC103は、カメラ100の動作状態が待機状態であるか否かを判断する。カメラ100が待機状態であると判断したとき、ASIC103はステップS502に処理を進める。カメラ100が待機状態ではないと判断したとき、ASIC103はステップS503に処理を進める。
ステップS502において、カメラ100のASIC103は、カメラ100が待機状態であるため、上述の通り、記録影響命令であっても許可する。そこで、カメラ100のASIC103は上述の第2設定を設定する。ただし、すでに第2設定がされているときは、再度第2設定を設定しなおす必要はない。
ステップS503において、カメラ100のASIC103は、カメラ100が記録状態であるため、記録影響命令を許可しない。そこで、カメラ100のASIC103は上述の第1設定を設定する。ただし、すでに第1設定がされているときは、再度第1設定を設定しなおす必要はない。
ステップS504において、カメラ100のASIC103は、ステップS502で設定された第2設定の有効期間を算出する。以降では、ステップS502又はステップS503で算出される設定の有効期間を設定有効期間という。すると、ステップS504ではカメラは待機状態であるため、ステップS504で算出される設定有効期間は、次に記録状態となるまでの時間、すなわち待機状態が終了するまでの時間(待機状態の残り時間)である。待機状態が終了するまでの時間をT1(REM)と表すと、T1(REM)は次の式(1)で算出できる。
T1(REM)=t(START)+T(INT)×N−t(NOW)・・・(1)
ステップS505において、カメラ100のASIC103は、ステップS503で設定された第1設定の設定有効期間を算出する。ステップS505ではカメラは記録状態であるため、ステップS505で算出される設定有効期間は、次に待機状態となるまでの時間、すなわち記録状態が終了するまでの時間(記録状態の残り時間)である。記録状態が終了するまでの時間をT2(REM)と表すと、T2(REM)は次の式(2)で算出できる。
T2(REM)=t(START)+T(INT)×(N−1)+T(REC)−t(NOW)・・・(2)
ステップS506において、カメラ100のASIC103は、設定有効期間、及び、カメラ100の動作状態を、通信モジュール107を介してスマートフォン200に送信する。設定有効期間は、上述の通り、ステップS504で算出した待機状態が終了するまでの時間T1(REM)、又は、ステップS505で算出した記録状態が終了するまでの時間T2(REM)である。
ステップS507において、カメラ100のASIC103は、通信モジュール107を介して、スマートフォン200から遠隔操作の命令を受信したか否かを判断する。遠隔操作の命令を受信したとき、ASIC103はステップS508に処理を進める。遠隔操作の命令を受信していないとき、ASIC103はステップS509に処理を進める。
ステップS508において、カメラ100のASIC103は、スマートフォン200から受信した命令が、遠隔操作を許可する命令であれば該命令を実行し、許可しない命令であれば該命令を実行しない。遠隔操作を許可する命令であるか、許可しない命令であるかの判断は、上述の第1設定又は第2設定が記録されているメモリ104を参照することで行われる。
ステップS509において、カメラ100のASIC103は、スマートフォン200との通信が終了したか否かを判断する。スマートフォン200との通信が終了したとき、図5に示す処理を終了する。
さらに、カメラ100のASIC103は、ステップS504又はステップS505で算出した設定有効期間が経過したか否かを判断する。経過したとき、図5に示す処理を終了する。
スマートフォン200との通信が終了せず、設定有効期間が経過していないとき、ASIC103はステップS507に処理を進めて、スマートフォン200からの命令を受信する。
なお、図5の全て又は一部のステップの処理は、通信制御IC106が行うようにしてもよい。
次に、図6を参照して、スマートフォン200の液晶モニタ207に表示される遠隔操作画面の例を説明する。図6(A)は、カメラ100がインターバル記録モードを実行中であって記録状態のときの遠隔操作画面を示す図である。図6(B)は、カメラ100がインターバル記録モードを実行中であって待機状態のときの遠隔操作画面を示す図である。
図6(A)及び図6(B)に示す通り、遠隔操作画面は、動作状態表示部601と、設定有効期間表示部602と、画像表示部603と、操作ボタン部604とを備える。
動作状態表示部601には、カメラ100の動作状態等が表示される。
設定有効期間表示部602には、設定有効期間が表示される。設定有効期間表示部602に表示される設定有効期間は、スマートフォン200がカメラ100から受信した設定有効期間に基づくものであり、時間の経過とともに変化する。さらに、設定有効期間表示部602には、設定有効期間の経過後に、記録影響命令が許可される状態となるのか、許可されない状態となるのかのメッセージが表示される。
画像表示部603には、スマートフォン200がカメラ100から受信した画像データが表示される。
操作ボタン部604には、遠隔操作の命令に対応するボタンが表示される。ユーザはこのボタンをタッチすることで、ボタンに対応する命令がスマートフォン200からカメラ100に送信される。ただし、カメラ100が遠隔操作を許可しない命令に対応するボタンは、遠隔操作不能であることが分かるように、例えば斜線がついたボタンとして表示される。
図6(A)の例では、スマートフォン200は、カメラ100から、設定有効期間が3分であり、カメラ100の動作状態が記録状態であることを受信したのものとする。
動作状態表示部601には、カメラ100がインターバル記録モードの実行中であって記録状態である旨が表示される。
設定有効期間表示部602には、設定有効期間として3分と表示される。さらに、設定有効期間の経過後に、記録影響命令が許可される旨のメッセージが表示される。
操作ボタン部604では、記録影響命令に対応するボタンが操作不能であるように表示される。
図6(B)の例では、スマートフォン200は、カメラ100から、設定有効期間が15分であり、カメラ100の動作状態が待機状態であることを受信したのものとする。
動作状態表示部601には、カメラ100がインターバル記録機能の実行中であって待機状態である旨が表示される。
設定有効期間表示部602には、設定有効期間として15分と表示される。さらに、設定有効期間の経過後に、記録影響命令が禁止される旨のメッセージが表示される。
操作ボタン部604では、全てのボタンが操作可能であるように表示される。
図6(A)及び図6(B)に示す遠隔操作画面は、スマートフォン200のASIC201が、カメラ100から受信する設定有効期間及び動作状態に基づいて、液晶モニタ207に表示させる。操作ボタン部604に表示するボタンに斜線を引くか否かは、次のように行う。まず、スマートフォン200のメモリ202に表1の情報を予め記録しておく。スマートフォン200のASIC201は、カメラ100から受信した動作状態から、表1を参照して、許可される命令と許可されない命令とを判別する。そして、スマートフォン200のASIC201は、許可されない命令に対応するボタンは斜線を引いた状態で操作ボタン部604に表示する。また、スマートフォン200は、カメラ100から、許可する命令と許可しない命令との情報を受信して、この受信した情報に基づいて、操作ボタン部604に表示するボタンに斜線を引くか否かを定めてもよい。
このようにして、ユーザは、図6(A)又は図6(B)に示す遠隔操作画面を参照することで、設定有効期間がどの程度であるか知ることができる。すなわち、カメラ100がどの程度の期間、記録影響命令を許可するのか又は許可しないのかを知ることができる。
このため、突然カメラ100の遠隔操作ができなくなる、といったことがなくなる。また、ユーザは計画的にカメラ100を遠隔操作できるようになる。したがって、遠隔操作システムの利便性が向上する。
特に記録影響命令が長時間にわたって許可されない場合や、ユーザがカメラ100から離れた場所にいる場合に、ユーザは、スマートフォン200の遠隔操作画面を参照することで、カメラ100の状態を把握でき、遠隔操作システムの利便性が向上する。
また、カメラ100は、インターバル記録モードの記録状態のときには、上述の通り、記録影響命令を許可しない。したがって、遠隔操作がインターバル記録モードに影響を与えることを避けられる。
また、カメラ100は、インターバル記録モードの記録状態であっても、例えば再生モード操作等の遠隔操作は許可するので、必要以上に遠隔操作を制限することはなく、遠隔操作システムの利便性が向上する。
<第2実施形態>
本実施形態の処理システムは、第1実施形態と同様に、撮像装置の一例であるカメラ100と、遠隔操作装置の一例であるスマートフォン200とを備える。本実施形態については、第1実施形態と異なる点を中心に説明し、第1実施形態と同様の点は説明を省略又は簡略化する。
まず、図7を参照して、インターバル記録モードにおけるカメラ100の動作を説明する。図7は、インターバル記録モードにおけるカメラ100の動作を示すイメージ図である。
本実施形態のインターバル記録モードでは、記録状態、及び、待機状態に加えて、記録状態で記録を行うための準備をする準備状態を有する。具体的には、準備状態のとき、カメラ100は、インターバル記録モードの設定情報に含まれる記録設定の設定値を設定する。
カメラ100がインターバル記録モードの実行中で待機状態のとき、遠隔操作によりカメラの記録に関する設定を変更することがある。このため、カメラ100は、記録状態に遷移する前に、インターバル記録モードで記録するときの設定に戻す必要がある。この設定を戻す処理として、準備状態のときに、カメラ100はインターバル記録モードの設定情報に含まれる記録設定の設定値を設定する。準備状態は、図7に示す通り、待機状態の後の状態であり、記録状態の前の状態である。
また、インターバル記録モードの設定情報には準備時間が含まれる。準備時間は、カメラ100が記録状態を継続する時間である。準備時間はT(PRE)と表す。なお、カメラ100のASIC103がインターバル記録モードで記録するときの設定に戻すために必要な時間を算出し、この算出した時間を準備時間として用いてもよい。
本実施形態においても、カメラ100は、インターバル記録モードの実行中は、カメラ100の動作状態に応じて、遠隔操作を許可する命令及び許可しない命令の組み合わせが変わる。第1実施形態と同様に、カメラ100の動作状態が記録状態のときは、第1設定として、記録影響命令を許可しない。また、カメラ100の動作状態が待機状態のときは、第2設定として、記録影響命令であっても許可する。そして、カメラ100の動作状態が準備状態のときは、記録状態のときと同様に、第1設定として、記録影響命令を許可しない。
次に、設定有効期間の算出方法を説明する。カメラ100が待機状態のときの設定有効期間は、待機状態が終了するまでの時間であり、図5のステップS504と同様に式(1)で算出される。
また、カメラ100が記録状態のときの設定有効期間は、記録状態が終了するまでの時間である。また、カメラ100が待機状態のとき、遠隔操作を許可する命令及び許可しない命令の組み合わせは、記録状態のときと一致する。このため、カメラ100が準備状態のときの設定有効期間は、準備状態及び準備状態に続く記録状態が終了するまでの時間である。
すなわち、カメラ100が待機状態又は記録状態のときの設定有効期間は、準備状態又は記録状態から待機状態になるまでの時間である。この待機状態になるまでの時間をT3(REM)と表すと、T3(REM)は次の式(3)で算出される。カメラ100のASIC103は、図5のステップS505において、式(2)の変わりに、式(3)を使って設定有効期間を算出する。
T3(REM)=t(START)+T(INT)×(N−1)+T(PRE)+T(REC)−t(NOW)・・・(3)
このように、本実施形態では、カメラ100は準備状態のときにインターバル記録機能の設定情報に含まれる記録設定の設定を行う。したがって、カメラ100が待機状態のときにスマートフォン200から遠隔操作をされてレンズ101やセンサ102等の設定が変化しても、インターバル記録機能の記録に影響を与えない。
また、本実施形態では、第1実施形態と同様に、ユーザはカメラ100がどの程度の期間、記録影響命令を許可するのか又は許可しないのかを知ることができ、遠隔操作システムの利便性が向上する。
<その他の実施形態>
カメラ100の待機状態の継続時間は、第1実施形態のとき「T(INT)−T(REC)」、第2実施形態のとき「T(INT)−T(PRE)−T(REC)」で表される。この待機状態の継続時間が所定時間以下のとき、カメラ100は、待機状態であっても、記録影響命令をスマートフォン200に対して許可しないようにしてもよい。
待機状態の継続時間が所定時間以下のとき、図5のステップS501からステップS505の処理の代わりに、カメラ100のASIC103は、設定有効期間を無期限と算出する処理を行う。そして、ステップS506において、カメラ100のASIC103は、設定有効期間、及び、カメラ100の動作状態と共に、スマートフォン200に対して記録影響命令を許可しない旨を、スマートフォン200に送信する。図6に示すスマートフォン200の操作画面の設定有効期間表示部602には、設定有効期間を表示しない。また、操作ボタン部604では、記録影響命令に対応するボタンには、図6(A)と同様に操作できないことが分かるよう斜線が引かれる。
カメラ100の待機状態の継続時間が所定の時間以下のとき、ユーザからは、カメラ100は実質的に常に記録状態であって、記録影響命令は常に許可されていないように見える。このようなユーザからの見え方に一致するようにスマートフォン200の遠隔操作画面を表示することで、ユーザの混乱を防止できる。
また、図6(A)及び図6(B)のスマートフォン200における設定有効期間表示部602を次のように表示してもよい。すなわち、設定有効期間が所定時間以上のときは、設定有効期間及びメッセージを表示せず、設定有効期間が所定時間未満のときは、設定有効期間及びメッセージを表示するようにしてもよい。また、このような設定有効期間表示部602の表示は、カメラ100が待機状態のときにのみ行ってもよい。
設定有効期間が所定時間以上のとき、ユーザには、カメラ100は実質的に許可される命令が変更されることがないように見える。このようなユーザからの見え方に一致するようにスマートフォン200の遠隔操作画面を表示することで、ユーザの混乱を防止できる。
また、遠隔操作による記録影響命令を実行中のカメラ100が、待機状態から、待機状態以外の動作状態、すなわち準備状態又は記録状態になったとする。このとき、カメラ100のASIC103は、記録影響命令の実行を停止して、準備状態又は記録状態の処理を開始する。これにより、カメラ100がどのタイミングで記録影響命令を実行していても、カメラ100のインターバル記録モードでの記録に影響を与えることがない。
上述の実施形態では、ユーザが設定可能なインターバル記録モードの設定情報には、記録時間、間隔時間、記録回数、及び、記録設定が含まれる。しかし、例えば、ユーザは、これらの設定項目のうちの何れかのみを設定可能であり、他の設定項目は予め定められていてもよい。また、記録回数の代わりに終了時間を設定できるようにして、設定された終了時間までインターバル記録モードを実行するようにしてもよい。この終了時間は、ユーザが設定するものではなく、予め定められていてもよい。また、記録回数や終了時間の設定によらず、ユーザがインターバル記録モードの停止命令をするまで、インターバル記録モードの実行を継続するようにしてもよい。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明を実施形態と共に説明したが、上述実施形態は本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
100 カメラ
101 レンズ
102 センサ
103 ASIC
104 メモリ
105 時計回路
106 通信制御IC
107 通信モジュール
108 SDカード
109 液晶モニタ
110 操作入力部

Claims (15)

  1. 遠隔操作装置から命令を受けて遠隔操作され、予め設定されたパターンで動作状態を切り替えるモードを有する撮像装置であって、
    前記モードの動作状態に応じて、遠隔操作を許可する命令及び許可しない命令の組み合わせを設定する設定手段と、
    前記設定手段による設定の有効期間を算出する算出手段と、
    前記算出手段が算出した有効期間を前記遠隔操作装置に送信する送信手段と、を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記モードは、予め設定されたパターンで記録状態及び待機状態を繰り返すインターバル記録モードであることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記設定手段は、記録状態であるときに、前記インターバル記録モードの記録設定に影響のある命令を許可しない設定をし、
    前記算出手段は、記録状態であるときに、前記設定手段による設定の有効期間として、記録状態が終了するまでの時間を算出することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記設定手段は、待機状態であるときに、前記インターバル記録モードの記録設定に影響のある命令を許可する設定をし、
    前記算出手段は、待機状態であるときに、前記設定手段による設定の有効期間として、待機状態が終了するまでの時間を算出することを特徴とする請求項2又は3に記載の撮像装置。
  5. 前記設定手段は、待機状態であっても、その継続時間が所定時間以下のときは、前記インターバル記録モードの記録設定に影響のある命令を許可しない設定をし、
    前記算出手段は、待機状態であっても、その継続時間が所定時間以下のときは、前記設定手段による設定の有効期間を無期限と算出することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記インターバル記録モードは、記録状態で記録を行うための準備をする準備状態をさらに有し、
    前記設定手段は、準備状態であるときに、前記インターバル記録モードの記録設定に影響のある命令を許可しない設定をし、
    前記算出手段は、準備状態であるときに、前記設定手段による設定の有効期間として、準備状態及び準備状態に続く記録状態が終了するまでの時間を算出することを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 待機状態のときに前記インターバル記録モードの記録設定に影響のある命令を実行していて、待機状態以外の動作状態になったとき、前記インターバル記録モードの記録設定に影響のある命令の実行を停止することを特徴とする請求項2乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 撮像装置に命令を送って遠隔操作する遠隔操作装置であって、
    予め設定されたパターンで動作状態を切り替えるモードを有し、前記モードの動作状態に応じて、遠隔操作を許可する命令及び許可しない命令の組み合わせを設定し、前記設定の有効期間を算出する前記撮像装置から、前記算出した有効期間を受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した有効期間に基づいて、前記設定の有効期間を表示する表示手段と、を有することを特徴とする遠隔操作装置。
  9. 前記表示手段は、前記設定の有効期間が所定時間以上のとき前記設定の有効期間を表示せず、前記設定の有効期間が所定時間未満のとき前記設定の有効期間を表示することを特徴とする請求項8に記載の遠隔操作装置。
  10. 前記表示手段は、前記受信手段が受信した有効期間が無期限であるとき、前記設定の有効期間を表示しないことを特徴とする請求項8又は9に記載の遠隔操作装置。
  11. 遠隔操作装置と、前記遠隔操作装置から命令を受けて遠隔操作され、予め設定されたパターンで動作状態を切り替えるモードを有する撮像装置と、を有する遠隔操作システムであって、
    前記モードの動作状態に応じて、遠隔操作を許可する命令及び許可しない命令の組み合わせを設定する設定手段と、
    前記設定手段による設定の有効期間を算出する算出手段と、
    前記算出手段が算出した有効期間に基づいて、前記設定の有効期間を表示する表示手段と、を有することを特徴とする遠隔操作システム。
  12. 遠隔操作装置から命令を受けて遠隔操作され、予め設定されたパターンで動作状態を切り替えるモードを有する撮像装置の制御方法であって、
    前記モードの動作状態に応じて、遠隔操作を許可する命令及び許可しない命令の組み合わせを設定する設定ステップと、
    前記設定ステップによる設定の有効期間を算出する算出ステップと、
    前記算出ステップで算出した有効期間を前記遠隔操作装置に送信する送信ステップと、を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  13. 撮像装置に命令を送って遠隔操作する遠隔操作装置の制御方法であって、
    予め設定されたパターンで動作状態を切り替えるモードを有し、前記モードの動作状態に応じて、遠隔操作を許可する命令及び許可しない命令の組み合わせを設定し、前記設定の有効期間を算出する前記撮像装置から、前記算出した有効期間を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップで受信した有効期間に基づいて、前記設定の有効期間を表示する表示ステップと、を有することを特徴とする遠隔操作装置の制御方法。
  14. 遠隔操作装置から命令を受けて遠隔操作され、予め設定されたパターンで動作状態を切り替えるモードを有する撮像装置を制御するためのプログラムであって、
    前記モードの動作状態に応じて、遠隔操作を許可する命令及び許可しない命令の組み合わせを設定する設定ステップと、
    前記設定ステップによる設定の有効期間を算出する算出ステップと、
    前記算出ステップで算出した有効期間を前記遠隔操作装置に送信する送信ステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  15. 撮像装置に命令を送って遠隔操作する遠隔操作装置を制御するためのプログラムであって、
    予め設定されたパターンで動作状態を切り替えるモードを有し、前記モードの動作状態に応じて、遠隔操作を許可する命令及び許可しない命令の組み合わせを設定し、前記設定の有効期間を算出する前記撮像装置から、前記算出した有効期間を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップで受信した有効期間に基づいて、前記設定の有効期間を表示する表示ステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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