JP2017028538A - 色再現解析装置及び画像形成装置並びに色再現解析方法 - Google Patents

色再現解析装置及び画像形成装置並びに色再現解析方法 Download PDF

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Abstract

【課題】不安定な要因の影響を受けず、カラーパッチなどを用いずに色再現を解析する。
【解決手段】画像形成部が用紙に画像を形成する際に用いられる画像形成用画像データ、及び、前記画像形成部により前記用紙に形成された前記画像を読取部で読み取って生成される読み取り画像データを記憶する記憶部と、前記画像形成用画像データと前記読み取り画像データとを比較する場合に誤差が発生すると考えられる特定領域を誤差要因領域として抽出する特定領域抽出部と、前記画像形成用画像データと前記読み取り画像データとの対応する位置において所望の色の画素値を取得し、前記画像形成用画像データと前記読み取り画像データとにおける前記画素値を比較して色再現を解析する処理部と、を有する色再現解析装置において、前記処理部は、前記誤差要因領域を除外して、前記画像形成用画像データと前記読み取り画像データとの画素値を比較して色再現を解析する。
【選択図】図1

Description

本発明は、色再現解析装置及び画像形成装置並びに色再現解析方法に関し、特に、パッチレスにより正確に色変動を制御する技術に関する。
用紙に画像を形成する画像形成部の下流側にインラインセンサ等で構成される読取部を接続し、画像形成された用紙上の画像を読み取る画像形成装置が存在している。また、用紙に画像を形成する画像形成装置の後段に読取装置(出力物読取装置)を接続し、画像形成された用紙上の画像を読取装置で読み取る画像形成システムが存在している。
このような画像形成装置や画像形成システムでは、定期的に、あらかじめ定められたパッチ画像を用紙上に形成し、用紙上のパッチ画像を読み取ることで、画像形成装置の色変動を検知して修正する(キャリブレーションする)ことが可能になる。
ただし、このパッチ画像を用紙に形成する関係で、パッチ画像を形成するための用紙の消費、パッチ画像を形成した用紙の出力による通常の画像形成の生産性の低下、といった問題が発生する。
そこで、このような用紙無駄や生産性低下を抑えるべく、通常の画像形成の際に、画像形成用画像データと出力物読み取り画像データとを、画素単位で比較する手法が提案されている。この手法によると、用紙上へのパッチ画像の形成が発生しないため、用紙無駄の削減、生産性低下の抑制が可能になると期待されている。
この種の技術としては、以下の特許文献に各種の関連提案がなされている。
特開2009-83427号公報
以上の特許文献1では、画像形成用画像データと読み取り画像データの比較において、両画像データの位置のずれを考慮していない。
従って、位置ずれが発生している画像データを比較した際には、対応する画素の位置がずれてしまうため、特に画素値が鋭敏に変化している箇所において多くの誤差が生じることが明らかになった。この結果、キャリブレーションに必要なデータに誤差が生じてしまい、補正の精度低下につながることも明らかになった。
なお、この位置のずれを修正し、完全に一致させることは技術的に困難である。そして、この位置のずれは色再現解析の主要な誤差要因となる。しかし、従来技術には、上記の位置ずれを考慮しておらず、精度の高い検出(色再現解析)が困難であった。
本発明は、不安定な要因の影響を受けずに、カラーパッチなどを用いずに、色再現を解析することが可能な色再現解析装置及び画像形成装置並びに色再現解析方法を実現することを目的とする。
すなわち、前記した課題を解決する本発明は、以下の通りである。
(1)本発明の一側面が反映された色再現解析装置と色再現制御方法では、画像形成部が用紙に画像を形成する際に用いられる画像形成用画像データ、及び、前記画像形成部により前記用紙に形成された前記画像を読取部で読み取って生成される読み取り画像データを記憶する記憶部と、前記画像形成用画像データと前記読み取り画像データとを比較する場合に誤差が発生すると考えられる特定領域を誤差要因領域として抽出する特定領域抽出部と、前記画像形成用画像データと前記読み取り画像データとの対応する位置において所望の色の画素値を取得し、前記画像形成用画像データと前記読み取り画像データとにおける前記画素値を比較して色再現を解析する処理部と、を有する色再現解析装置において、前記処理部は、前記誤差要因領域を除外して、前記画像形成用画像データと前記読み取り画像データとの画素値を比較して色再現を解析する、ことを特徴とする。
(2)上記(1)において、前記特定領域抽出部は、前記画像形成用画像データと前記読み取り画像データとの少なくとも一方において、空間周波数が他の領域よりも高い領域を前記誤差要因領域として抽出する、ことを特徴とする。
(3)上記(1)〜(2)において、前記特定領域抽出部は、前記画像形成用画像データと前記読み取り画像データとの少なくとも一方において、エッジを含む領域を前記誤差要因領域として抽出する、ことを特徴とする。
(4)上記(1)〜(3)において、前記特定領域抽出部は、指示又は調整を受けて前記誤差要因領域として抽出する領域を増大若しくは減少させるように調整する、ことを特徴とする。
(5)上記(1)〜(4)において、処理部は、前記画素値を取得する際の前記所望の色として、前記画像形成部が使用する色における一次色とする、ことを特徴とする。
(6)上記(1)〜(5)において、前記処理部は、前記画像形成用画像データと前記読み取り画像データとの対応する位置において、前記画像形成部が使用する色における一次色の画素を探索し、探索された画素において、前記一次色の補色に該当する色の画素値と前記一次色の画素値との組み合わせを取得する、ことを特徴とする。
(7)上記(6)において、前記処理部は、カラープロファイルに応じて、前記一次色として、当該一次色以外の別の色が一定以下含まれている場合であっても前記一次色であるとみなす、ことを特徴とする。
(8)上記(1)〜(4)において、処理部は、前記画素値を取得する際の前記所望の色として、前記画像形成部が使用する色における少なくとも二次以上の多次色とする、ことを特徴とする。
(9)上記(8)において、前記処理部は、カラープロファイルに応じて、前記多次色として、当該多次色以外の別の色が一定以下含まれている場合であっても前記多次色であるとみなす、ことを特徴とする。
(10)本発明の一側面が反映された画像形成装置は、上記(1)〜(9)のいずれか一項に記載の色再現解析装置と、前記画像形成用画像データに基づいて用紙に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部により前記用紙に形成された前記画像を読み取って読み取り画像データを生成する読取部と、前記色再現解析装置により解析された前記色再現を参照し、前記画像形成部が目的色により画像形成するように調整する補正パラメータを生成する制御部と、を備えた画像形成装置であって、前記制御部は、前記補正パラメータを用いて目的色により画像形成するように前記画像形成部を調整する、ことを特徴とする。
本発明によると以下のような効果を奏することができる。
(1)本発明の一側面が反映された色再現解析装置または色再現解析方法では、画像形成用画像データと読み取り画像データとを比較する場合に誤差が発生すると考えられる特定領域を誤差要因領域として抽出し、この誤差要因領域を除外して画像形成用画像データと読み取り画像データとの画素値を比較して色再現を解析するため、画像形成用画像データと読み取り画像データとの画素値を比較する際に位置ズレが存在していたとしても、画像形成用画像データと読み取り画像データとの画素値を比較して色再現を解析した結果に大きな誤差が発生しない状態になる。これにより、不安定な要因の影響を受けずに、カラーパッチなどを用いずに、色再現を正確に解析して色変動を制御することが可能になる。
(2)上記(1)において、画像形成用画像データと読み取り画像データとの少なくとも一方において、空間周波数が他の領域よりも高い領域を誤差要因領域として抽出するため、画像形成用画像データと読み取り画像データとの画素値を比較する際に位置ズレが存在していたとしても、画像形成用画像データと読み取り画像データとの画素値を比較して色再現を解析した結果に誤差要因を含まない状態にすることができる。
(3)上記(1)〜(2)において、画像形成用画像データと読み取り画像データとの少なくとも一方において、エッジを含む領域を誤差要因領域として抽出するため、画像形成用画像データと読み取り画像データとの画素値を比較する際に位置ズレが存在していたとしても、画像形成用画像データと読み取り画像データとの画素値を比較して色再現を解析した結果に誤差要因を含まない状態にすることができる。
(4)上記(1)〜(3)において、指示又は調整を受けて誤差要因領域として抽出する領域を増大若しくは減少させるように調整するため、画像形成用画像データと読み取り画像データとの画素値を比較する際に位置ズレが存在していたとしても、誤差排除と解析対象データ確保のバランスをとりつつ、色再現を解析した結果に誤差要因を含まない状態にすることができる。
(5)上記(1)〜(4)において、画素値を取得する際の所望の色として、画像形成部が使用する色における一次色とするため、画像形成用画像データと読み取り画像データとの画素値を比較して色再現を解析した結果を精度良く算出することができる。
(6)上記(1)〜(5)において、画像形成用画像データと読み取り画像データとの対応する位置において、画像形成部が使用する色における一次色の画素を探索し、探索された画素において、一次色の補色に該当する色の画素値と一次色の画素値との組み合わせを取得するため、画像形成用画像データと読み取り画像データとの画素値を比較して色再現を解析した結果を精度良く算出することができる。
(7)上記(6)において、当該一次色以外の別の色が一定以下含まれている場合であっても一次色であるとみなすため、解析精度と解析対象データ確保のバランスをとりつつ、色再現を解析した結果に誤差要因を含まない状態にすることができる。
(8)上記(1)〜(4)において、画素値を取得する際の所望の色として、画像形成部が使用する色における少なくとも二次以上の多次色とするため、解析対象データを十分に確保しつつ、色再現を解析した結果に誤差要因を含まない状態にすることができる。
(9)上記(8)において、処理部は、カラープロファイルに応じて、多次色として、当該多次色以外の別の色が一定以下含まれている場合であっても多次色であるとみなすため、解析対象データを十分に確保しつつ、色再現を解析した結果に誤差要因を含まない状態にすることができる。
(10)上記(1)〜(9)のいずれか一項に記載の色再現解析装置による色再現解析結果に基づいて画像形成部を補正するため、当初の目的色により画像形成することが可能になる。
本発明の実施形態の構成を示す構成図である。 本発明の実施形態の構成を示す構成図である。 本発明の実施形態の処理ブロックを示す説明図である。 本発明の実施形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、不安定な要因の影響を受けずに、カラーパッチなどを用いずに、色再現を解析することが可能な色再現解析装置及び画像形成装置並びに色再現解析方法についての実施形態を詳細に説明する。
〔画像形成装置の構成〕
ここで、画像形成装置の第一構成例として、図1と図2に基づいて詳細に説明する。この図1と図2では、画像形成された用紙(出力物)を読み取ることが可能な画像形成装置100について説明する。
ここで、画像形成装置100は、画像形成装置100内の各部を制御する制御部101と、接続されている他の装置と通信するための通信部102と、利用者による操作入力と画像形成装置100の状態表示とを行う操作表示部103と、各種設定を記憶する記憶部104と、給紙トレイに収容された用紙を給紙可能な給紙部105と、装置内で用紙を搬送する搬送部107と、外部機器からのPDLで記述された原画像データをRIP処理して画像形成用画像データにするプリンタコントローラ110、原稿を読み取る原稿読取部120と、画像形成する際の画像データや各種データを記憶する画像データ記憶部130と、画像形成に必要な各種画像処理を実行する画像処理部140と、画像形成命令と画像データとに基づいて用紙上に画像を形成する画像形成部150と、用紙上に形成されたトナーによる画像を熱と圧力とで安定させる定着部160と、特定領域を誤差要因領域として抽出する特定領域抽出部170と、画像形成用画像データと読み取り画像データとにおける画素値を比較して色再現を解析する色再現解析部180と、用紙に形成された画像を読み取る出力物読取部190と、を備えて構成されている。
なお、画像形成部150は、図2に示されるように、帯電された像担持体に形成される静電潜像が現像されてトナー像となり、中間転写体上で各色のトナー像が重ね合わされてから用紙に転写される、いわゆる電子写真方式の画像形成部である。但し、画像形成部150の具体的構成は、図2に示すものに限られない。
また、出力物読取部190は、用紙上に画像形成された画像を読み取るもので、画像形成部150と定着部160の下流側に配置されており、用紙搬送中に画像を読み取る構成となっている。なお、出力物読取部190は、画像形成装置100の後段の、中間処理装置や後処理装置に配置されていても良い。
また、出力物読取部190は、用紙の一方の面の画像を読み取る第一面用の出力物読取部と、用紙の他方の面の画像を読み取る第二面用の出力物読取部と、を備えて構成されていても良い。
そして、このような画像形成装置100では、画像形成後の読み取り結果を参照し、画像形成位置や画質(色、濃度、線幅など)を調整する機能を有しており、出力物読取部190の読み取り結果は、制御部101に供給される。なお、画像形成された用紙を原稿読取部120で読み取って、画像形成位置や画質(色、濃度、線幅など)を調整することも可能である。
〔色再現解析装置の構成〕
以上の画像形成装置100は、色再現解析装置を内蔵する構成を示している。ここで、特定領域抽出部170と色再現解析部180とを有する色再現解析装置を、画像形成装置100の外部に構成することも可能である。
〔色再現解析装置、画像形成装置の動作(1)〕
〔基本動作〕
以下、本実施形態の色再現解析装置と画像形成装置との動作について、画像形成装置100の動作として説明を行う。
図3は、本実施形態の色再現解析を実行する際のデータの流れを示す処理ブロック図である。なお、この図3では、各種処理における制御部101の制御を省略しているが、各部間の情報伝達や処理の実行に際して、制御部101が各種の制御を行っている。
プリンタコントローラ110は、ページ記述言語で記述されたRIP前の原画像データにRIP処理を施して、画像形成部150において画像形成するための画像データ(画像形成用画像データ)を生成する。プリンタコントローラ110は、この画像形成用画像データを画像データ記憶部130に記憶し、必要に応じて、画像形成部150と、特定領域抽出部170と、色再現解析部180とに供給する。
画像形成部150は、プリンタコントローラ110からの画像形成用画像データを用いて画像形成を実行し、用紙に画像を形成し印刷物を出力する。
この印刷物は、出力物読取部190又は原稿読取部120により読み取られ、読み取り画像データが生成される。出力物読取部190又は原稿読取部120は、印刷物の読み取りにより生成した読み取り画像データを、画像データ記憶部130に記憶し、必要に応じて、特定領域抽出部170と色再現解析部180とに供給する。
特定領域抽出部170は、画像形成用画像データと読み取り画像データとを比較する場合に誤差が発生すると考えられる特定領域を、比較から除外するように誤差要因領域として定める。すなわち、特定領域抽出部170は、コンテンツ及び画像の特徴から誤差が発生しやすいと考えられる特定領域、例えば、エッジ及びその近傍領域、空間周波数が他よりも高い領域及びその近傍領域を、誤差要因領域として定め、画素値比較の際に除外する領域とする。
ここで、特定領域抽出部170は、画像形成用画像データと読み取り画像データとの少なくとも一方において、空間周波数が他の領域よりも高い領域を、誤差要因領域として抽出する。なお、特定領域抽出部170は、画像形成用画像データと読み取り画像データとの少なくとも一方において、エッジを含む領域、細かい模様を含む領域を、誤差要因領域として抽出する。特定領域抽出部170は、誤差要因領域の画素位置を示す誤差要因領域情報を、画像データ記憶部130に記憶し、必要に応じて、色再現解析部180に供給する。
色再現解析部180は、画像形成用画像データと読み取り画像データとの対応する位置において所望の色の画素値を取得し、誤差要因領域を除外して、画像形成用画像データと読み取り画像データとの同位置における画素値を比較して色再現を解析する。
また、制御部101は、必要に応じて、色再現解析部180による色再現の解析結果から、画像形成部150が目的色により画像形成できるように調整する補正パラメータを生成し、この補正パラメータを画像データ記憶部130に記憶し、必要に応じて、画像形成部150に供給する。
〔詳細動作〕
以下、図4と図5のフローチャートを参照して、本実施形態の色再現解析装置と画像形成装置の動作を詳細に説明する。
図4は本実施形態の特徴部分の動作を示すフローチャート、図5は図4の一部の処理を更に詳しく示すフローチャートである。
まず、誤差要因領域以外の領域における画素を抽出する(図4中のステップS101)。以下、この誤差要因領域以外の画素抽出(図4中のステップS101)について、図5のフローチャートを参照して説明する。
ここで、操作表示部103や外部のコンピュータの操作により、プリンタコントローラ110は指定された原画像データにRIP処理を施し、画像形成用画像データを生成する。この画像形成用画像データは、画像形成部150での画像形成に使用されると共に、後の処理のために画像データ記憶部130に記憶される(図5中のステップS1011)。
画像形成部150により画像形成用画像データを用いて画像形成されて生成された印刷物は、出力物読取部190又は原稿読取部120により読み取られ、読み取り画像データが生成される。この読み取り画像データは、後の処理のために画像データ記憶部130に記憶される(図5中のステップS1012)。
なお、画像形成用画像データと読み取り画像データとの間では、画像形成部150で画像形成の際の用紙の定着部160における定着処理による収縮、出力物読取部190又は原稿読取部120による読み取り倍率の誤差、などにより、1画素単位の厳密な一致は得られないことが多い。この場合に、画像形成用画像データと読み取り画像データとの間で1画素単位で色再現のための比較を行うと、画像中で色や濃度が急激に変化するエッジ部分や微細模様部分で、本来の色ずれではなく、位置ずれに起因して色ずれと誤認する結果になる。
そこで、特定領域抽出部170は、画像形成用画像データと読み取り画像データとを比較した場合に、誤差が発生すると考えられる特定領域を、比較から除外するように誤差要因領域として定める。ここで、特定領域抽出部170は、画像形成用画像データと読み取り画像データとの少なくとも一方において、空間周波数が他の領域よりも高い領域、すなわち、エッジを含む領域、ハッチング等の細かい模様を含む領域を、誤差要因領域として抽出する。すなわち、特定領域抽出部170は、コンテンツ及び画像の特徴から誤差が発生しやすいと考えられる特定領域、例えば、エッジ及びその近傍領域、空間周波数が他よりも高い領域及びその近傍領域を、誤差要因領域として定め、画素値比較の際に除外する領域とする。この誤差要因領域情報は、後の処理のために画像データ記憶部130に記憶される(図5中のステップS1013)。
なお、特定領域抽出部170は、画像形成用画像データ又は読み取り画像データのいずれか一方において、ラプラシアンフィルタ処理による微分処理を適用し、更に二値化処理を行うことで、エッジ、輪郭、模様部分などの誤差要因となる領域を特定する。また、誤差要因となる領域の特定方法について、ラプラシアンフィルタ処理以外にも、同様な効果をもたらす各種の空間フィルタや、DoG(Difference of Gaussian)フィルタ処理など、各種の方法を用いてもよい。
また、上述した位置ずれに鑑みて、求められた誤差要因領域を、膨張処理などによって一定範囲だけ広げることや、誤差要因領域側の収縮処理へ狭めることも望ましい。但し、誤差要因領域を広げすぎると後述する色再現解析を行う領域が減ってしまう。また、以上のフィルタの設定(フィルタタイプ、フィルタ係数強度、二値化閾値など)によっても、誤差要因領域を広げたり狭めたりすることができるが、確実に誤差要因領域を算出し、色再現解析を行う領域を減らさないことが望ましい。そこで、操作表示部103からの操作により、膨張処理や収縮処理の強度や処理回数を選択したり、フィルタ処理のフィルタ形状や係数や強度や閾値パラメータなどを設定することも、望ましい。また、誤差要因領域の特定を複数のパラメータで実施したときの色調解析結果を回帰分析した時の決定係数(R2)が1.0に近くなるものを判定し、自動的にフィルタ処理や膨張/収縮処理のパラメータを選択するといった手法も望ましい。
そして、以上のように、画像形成用画像データと読み取り画像データと誤差要因領域情報の三種類を得た後に、色再現解析部180は、画像データの1画素毎に以下のような処理を実行し、誤差要因領域を除外して、画像形成用画像データの画素値と読み取り画像データの画素値とを保存する。
すなわち、色再現解析部180は、注目画素が、画像形成用画像データが所定色(例えば、一次色)であって(図5中のステップS1015でYES)、その所定色の読み取り画像データが誤差要因領域に含まれない場合は(図5中のステップS1016でYES)、その注目画素について画像形成用画像データと読み取り画像データとの対応する同じ位置の画素を特定し(図5中のステップS1017)、その特定された画素について画像形成用画像データの画素値を保存し、画像形成用画像データと対応する同じ画素位置の読み取り画像データの画素値を保存する(図5中のステップS1018)。そして、画像形成用画像データと読み取り画像データの全画素について同様な処理を実行し、画素値を保存する(図5中のステップS1014〜S1019)。
なお、色再現解析部180は、注目画素が、画像形成用画像データが所定色であるか否かの判定(図5中のステップS1015)として、以下のようにすることが望ましい。
例えば、所定色を一次色(Yのみ、Mのみ、Cのみ、Kのみ)とした場合、他の色成分が入らないため、後述する色再現解析を精度良く行うことが期待できる。しかし、一次色である条件を厳密に解釈した場合、カラープロファイルの関係で各種の調整のために他の色の成分が微量に付加されている場合にも、色再現解析対象から除外されてしまう。実際には、他の色の付加が微量である場合には、色再現解析に悪影響を与えないこともある。そこで、色再現解析部180は、予め定められた一定量以下や、ユーザが操作表示部103から設定した一定量以下の他の色が付加された場合にも、一次色であるという条件を満たすものと扱うようにする。
また、以上の所定色を二次色(Y+M、Y+C、M+C)とした場合、3色目の色成分が入らないため、後述する色再現解析を比較的精度良く行うことが期待できる。しかし、二次色である条件を厳密に解釈した場合、カラープロファイルの関係で各種の調整のために他の3色目の成分が微量に付加されている場合にも、色再現解析対象から除外されてしまう。実際には、他の色の付加が微量である場合には、二次色としての色再現解析に悪影響を与えないこともある。そこで、色再現解析部180は、予め定められた一定量以下や、ユーザが操作表示部103から設定した一定量以下の3色目が付加された場合にも、二次色であるという条件を満たすものと扱うようにする。
以上のようにして、誤差要因領域以外の画素抽出(図4中のステップS101)がなされた後に、色再現解析部180は、読み取り画像データと画像形成部150の特性とを参照して、画像形成部150が理想状態にある(色ずれが発生していない)と仮定して、各画素の色の目標値を設定する(図4中のステップS102)。
ここで、画像形成用画像データはYMCKといった色材の色に対応したYMCKデータであり、一方、読み取り画像データは用紙上の色材のYMCKを光学的にRGBで読み取ったRGBデータである。そこで、画像形成用画像データと読み取り画像データとを、共通の形式に揃えた状態で比較することが望ましい。例えば、画像形成用画像データと読み取り画像データとについて、画像形成用画像データをRGB形式に変換して双方をRGBに揃えて比較、双方をXYZ表色系におけるXYZ刺激値に変換して比較、又は、双方をLab表色系におけるLab表色値などの測色値に変換して比較、などの手法が可能である。なお、ここに具体例を示した以外の各種形式に揃えて比較することも可能である。
従って、色再現解析部180は、画像形成用画像データと画像形成部150の特性とを参照して、画像形成用画像データの各画素の色の目標値について、RGB値、XYZ刺激値、又はLab表色値などの値として設定する(図4中のステップS102)。
そして、色再現解析部180は、画像形成用画像データの各画素の色の目標値と、当該画素に対応する同画素位置の読み取り画像データの画素値とを比較して色再現を解析する(図4中のステップS103)。
なお、色再現解析部180が、画像形成用画像データの各画素の色の目標値と、当該画素に対応する同画素位置の読み取り画像データの画素値とを比較する際には、上述したように、RGB値、XYZ刺激値、又はLab表色値などの各種の形式に揃うように、画像形成用画像データ又は読み取り画像データの少なくとも一方を変換した上で共通の状態にして比較し、解析を行う。
また、以上のように画像形成用画像データと読み取り画像データの全画素とを共通の状態にして比較する際に、画像形成用画像データとして一次色(YMCK)の画素を探索した場合には、画像形成用画像データの一次色(YMC)の画素値に対して、読み取り画像データの一次色と、当該一次色の補色との組合せの画素値を比較することが望ましい。なお、黒Kについては補色の関係ではなく、画像形成用画像データのKの画素値に対して、黒KとグリーンGとの組合せの画素値を比較することが望ましい。
例えば、
画像形成用画像データ=Yであれば読み取り画像データ=Y+B、
画像形成用画像データ=Mであれば読み取り画像データ=M+G、
画像形成用画像データ=Cであれば読み取り画像データ=C+R、
画像形成用画像データ=Kであれば読み取り画像データ=K+G、
といった組合せで比較することで、補色成分側に現れる色ずれ成分を発見し、色再現を適切に解析することが可能になる。
また、以上のように画像形成用画像データと読み取り画像データの全画素とを共通の状態にして比較する際に、画像形成用画像データとして多次色(二次色や三次色など)の画素を探索した場合には、画像形成用画像データと読み取り画像データとで、多次色同士で画素値を比較すれば良い。
なお、画像形成用画像データがコンピュータで作成されたイラストではなく自然画である場合、一次色の画素が多数存在している可能性が低くなる。一方、自然画には各種の色が存在しており、一次色よりは二次色の画素が多数存在している可能性が高くなる。そのような場合には、探索する画素を一次色から二次色に切り替えることが望ましい。
また、別な例として、画像形成用画像データについて読み取り純色(R、G、B)成分の画素を探索し、画像形成用画像データと読み取り画像データとで画素値を比較しても良い。
以上のようにして、画像形成用画像データと読み取り画像データの対応画素同士の比較により得られた色再現解析結果については、色再現解析結果の操作表示部103への表示、色再現解析の実行日時と色再現解析結果との記憶部104への保存、色再現解析結果の管理センター又は管理サーバ(図示せず)への送信、色再現解析結果を用いた画像形成部150の補正、など、各種の用途や態様が考えられる。
以上の実施形態では、誤差要因領域を除外して画像形成用画像データと読み取り画像データとの画素値を比較して色再現を解析するため、画像形成用画像データと読み取り画像データとの画素値を比較する際に位置ズレが存在していたとしても、画像形成用画像データと読み取り画像データとの画素値を比較して色再現を解析した結果に大きな誤差が発生しない状態になる。これにより、不安定な要因の影響を受けずに、色再現を正確に解析して色変動を制御することが可能になる。また、カラーパッチなどを用いる必要がないため、生産性を低下させることもない。
〔色再現解析装置、画像形成装置の動作(2)〕
以下、図6のフローチャートを参照して、本実施形態の色再現解析装置と画像形成装置の動作の第二例を説明する。
なお、図6は本実施形態の特徴部分の動作を示すフローチャートであり、既に説明した図4のフローチャートと同一処理には同一ステップ番号を付してある。このため、重複した説明は省略する。
以上のようにして色再現解析部180が画像形成用画像データと読み取り画像データの対応画素同士の比較により色再現解析結果を求めた(図6中のステップS101〜103)後、制御部101は、その色再現解析結果を用いて、画像形成部150が目的色により画像形成できるように調整する補正パラメータを生成する(図6中のステップS104)。
ここで、制御部101は、生成された補正パラメータが補正の許容範囲であるかを判断する(図6中のステップS1015)。生成された補正パラメータが補正の許容範囲であれば(図6中のステップS1015でYES)、制御部101は、補正パラメータを用いて、画像形成部150が目的色によって画像形成できるように調整する(図6中のステップS1016)。
一方、生成された補正パラメータが補正の許容範囲を超えていれば(図6中のステップS1015でNO)、制御部101は、画像形成部150の画像形成動作を停止させ、また、操作表示部103にエラー発生を表示するように各部を制御する(図6中のステップS1017)。
この実施形態によれば、画像形成部150を適正な状態に維持し続けることが可能になる。また、カラーパッチなどを用いる必要がないため、生産性を低下させることもない。
ここで、補正の許容範囲とは、例えば、画像形成部150が正常状態にあって発生しうる色ずれを調整する補正パラメータであるか、画像形成部150が異常状態にあると考えられる補正パラメータであるか、を意味する。なお、補正の許容範囲として、更に異なる基準で定めることも可能である。
また、補正パラメータの補正範囲に応じて更に多くの段階に分けて、補正パラメータによる調整実行、補正パラメータによる調整実行と共に注意情報表示、画像形成動作停止と共に警告表示、などとすることも可能である。
〔色再現解析装置、画像形成装置の動作(3)〕
以上説明した色再現解析については、画像形成される各用紙1枚毎に実行しても良いし、ある所定のタイミングで定期的に実行しても良い。
なお、以上の実施形態では色再現解析においてカラーパッチなどを用いる必要がないため、画像形成される用紙1枚毎に実行したとしても、生産性を低下させることもない。
〔その他の実施形態〕
以上の図1に示した画像形成装置100ではプリンタコントローラ110が内蔵されている状態を示しているが、これに限定されるものではない。すなわち、プリンタコントローラが画像形成装置100の外部に存在していて、RIP処理された画像形成用画像データを画像形成装置100が外部から受信する構成であっても構わない。
100 画像形成装置
102 通信部
103 操作表示部
104 記憶部
105 給紙部
107 搬送部
110 プリンタコントローラ
120 原稿読取部
130 画像データ記憶部
140 画像処理部
150 画像形成部
160 定着部
170 特定領域抽出部
180 色再現解析部
190 出力物読取部

Claims (13)

  1. 画像形成部が用紙に画像を形成する際に用いられる画像形成用画像データ、及び、前記画像形成部により前記用紙に形成された前記画像を読取部で読み取って生成される読み取り画像データを記憶する記憶部と、
    前記画像形成用画像データと前記読み取り画像データとを比較する場合に誤差が発生すると考えられる特定領域を誤差要因領域として抽出する特定領域抽出部と、
    前記画像形成用画像データと前記読み取り画像データとの対応する位置において所望の色の画素値を取得し、前記画像形成用画像データと前記読み取り画像データとにおける前記画素値を比較して色再現を解析する処理部と、
    を有する色再現解析装置であって、
    前記処理部は、前記誤差要因領域を除外して、前記画像形成用画像データと前記読み取り画像データとの画素値を比較して色再現を解析する、
    ことを特徴とする色再現解析装置。
  2. 前記特定領域抽出部は、前記画像形成用画像データと前記読み取り画像データとの少なくとも一方において、空間周波数が他の領域よりも高い領域を前記誤差要因領域として抽出する、
    ことを特徴とする請求項1記載の色再現解析装置。
  3. 前記特定領域抽出部は、前記画像形成用画像データと前記読み取り画像データとの少なくとも一方において、エッジを含む領域を前記誤差要因領域として抽出する、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項2のいずれか一項に記載の色再現解析装置。
  4. 前記特定領域抽出部は、指示又は調整を受けて前記誤差要因領域として抽出する領域を増大若しくは減少させるように調整する、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の色再現解析装置。
  5. 前記処理部は、前記画素値を取得する際の前記所望の色として、前記画像形成部が使用する色における一次色とする、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の色再現解析装置。
  6. 前記処理部は、
    前記画像形成用画像データと前記読み取り画像データとの対応する位置において、前記画像形成部が使用する色における一次色の画素を探索し、
    探索された画素において、前記一次色の補色に該当する色の画素値と前記一次色の画素値との組み合わせを取得する、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の色再現解析装置。
  7. 前記処理部は、前記一次色として、当該一次色以外の別の色が一定以下含まれている場合であっても前記一次色であるとみなす、
    ことを特徴とする請求項6に記載の色再現解析装置。
  8. 前記処理部は、前記画素値を取得する際の前記所望の色として、前記画像形成部が使用する色における少なくとも二次以上の多次色とする、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の色再現解析装置。
  9. 前記処理部は、前記多次色として、当該多次色以外の別の色が一定以下含まれている場合であっても前記多次色であるとみなす、
    ことを特徴とする請求項8に記載の色再現解析装置。
  10. 請求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載の色再現解析装置と、
    前記画像形成用画像データに基づいて用紙に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部により前記用紙に形成された前記画像を読み取って読み取り画像データを生成する読取部と、
    前記色再現解析装置により解析された前記色再現を参照し、前記画像形成部が目的色により画像形成するように調整する補正パラメータを生成する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記補正パラメータを用いて目的色により画像形成するように前記画像形成部を調整する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  11. 画像形成用画像データに基づいて用紙に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部により前記用紙に形成された前記画像を読み取って読み取り画像データを生成する読取部と、特定領域を誤差要因領域として抽出する特定領域抽出部と、色再現を解析する処理部と、を有する画像形成装置における色再現解析方法であって、
    前記画像形成用画像データと前記読み取り画像データとを比較する場合に誤差が発生すると考えられる特定領域を誤差要因領域として抽出し、
    前記画像形成用画像データと前記読み取り画像データとの対応する位置において所望の色の画素値を取得し、
    前記誤差要因領域を除外して、前記画像形成用画像データと前記読み取り画像データとの画素値を比較して色再現を解析する、
    ことを特徴とする色再現解析方法。
  12. 前記特定領域抽出部は、前記画像形成用画像データと前記読み取り画像データとの少なくとも一方において、空間周波数が他の領域よりも高い領域を前記誤差要因領域として抽出する、
    ことを特徴とする請求項11記載の色再現解析方法。
  13. 前記特定領域抽出部は、指示又は調整を受けて前記誤差要因領域として抽出する領域を増大若しくは減少させるように調整する、
    ことを特徴とする請求項11乃至請求項12のいずれか一項に記載の色再現解析方法。
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