JP2017025870A - ポンプ - Google Patents

ポンプ Download PDF

Info

Publication number
JP2017025870A
JP2017025870A JP2015147907A JP2015147907A JP2017025870A JP 2017025870 A JP2017025870 A JP 2017025870A JP 2015147907 A JP2015147907 A JP 2015147907A JP 2015147907 A JP2015147907 A JP 2015147907A JP 2017025870 A JP2017025870 A JP 2017025870A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
flange
mating surface
seal member
recesses
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015147907A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6625360B2 (ja
Inventor
考之 宮本
Takashi Miyamoto
考之 宮本
守彦 小中原
Morihiko Onakahara
守彦 小中原
道子 杉山
Michiko Sugiyama
道子 杉山
雄次郎 山田
Yujiro Yamada
雄次郎 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ebara Corp filed Critical Ebara Corp
Priority to JP2015147907A priority Critical patent/JP6625360B2/ja
Priority to CN201680044167.5A priority patent/CN107850079B/zh
Priority to PCT/JP2016/071819 priority patent/WO2017018405A1/ja
Publication of JP2017025870A publication Critical patent/JP2017025870A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6625360B2 publication Critical patent/JP6625360B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/08Sealings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/08Sealings
    • F04D29/10Shaft sealings
    • F04D29/12Shaft sealings using sealing-rings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/40Casings; Connections of working fluid
    • F04D29/42Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/02Sealings between relatively-stationary surfaces
    • F16J15/06Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces
    • F16J15/10Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces with non-metallic packing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)

Abstract

【課題】簡単な構造で流体の漏洩を確実に防止することができるシール構造を備えたポンプを提供する。
【解決手段】ポンプは、回転軸1と、回転軸1に固定された羽根車2と、羽根車2を収容する上ケーシング3aおよび下ケーシング3bと、上ケーシング3aと下ケーシング3bとの間に挟まれたシール部材22とを備える。上ケーシング3aおよび下ケーシング3bは、シール部材22を挟む合わせ面21,20を有する上フランジ8および下フランジ9をそれぞれ備えている。上フランジ8および下フランジ9には、上ケーシング3aと下ケーシング3bとを締結するための複数の締結具10が挿入される複数の締結穴16,17がそれぞれ形成されている。上フランジ8の合わせ面21には、複数の凹み部14が形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、流体を移送するポンプに関する。
液体や気体等の流体を移送するポンプは、羽根車と、羽根車が固定される回転軸と、羽根車を収容して流体の流路を形成するケーシングとを備えている。羽根車は、ケーシング内で回転することにより流体をケーシング内で昇圧し、該昇圧された流体は吐出口を通じてケーシングから外部に吐き出される。
実開昭63−190664号公報
ポンプのケーシングとして、上ケーシングと下ケーシングとからなる二つ割り構造のケーシングがある。従来、これら2つの上下ケーシング間の隙間を封止するシール構造としては、上下ケーシングの合わせ面に紐状シール部材やOリング等のシール部材を挟むことで隙間をシールする技術が知られている。
しかしながら、このようなシール部材を用いた従来の技術には、以下のような問題がある。
(1)紐状シール部材を使用する場合、上ケーシングと下ケーシングとを合わせるとき、合わせ面上で紐状シール部材が移動しないように、グリース等の粘性材料を用いて、紐状シール部材を仮止めする必要がある。その結果、作業性が悪くなる。
(2)Oリングを使用する場合、Oリングを装着するための溝を下ケーシング(または上ケーシング)に形成する必要がある。そのような溝を形成するための時間はコストアップの要因となる。
そこで、本発明は、簡単な構造で流体の漏洩を確実に防止することができるシール構造を備えたポンプを提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明の一態様は、回転軸と、前記回転軸に固定された羽根車と、前記羽根車を収容する上ケーシングおよび下ケーシングと、前記上ケーシングと前記下ケーシングとの間に挟まれたシール部材とを備え、前記上ケーシングおよび前記下ケーシングは、前記シール部材を挟む合わせ面を有する上フランジおよび下フランジをそれぞれ備えており、前記上フランジおよび前記下フランジには、前記上ケーシングと前記下ケーシングとを締結するための複数の締結具が挿入される複数の締結穴がそれぞれ形成されており、前記上フランジの前記合わせ面には、複数の凹み部が形成されていることを特徴とするポンプである。
本発明の好ましい態様は、前記複数の凹み部は、前記上フランジの前記合わせ面の外周側に位置していることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記複数の凹み部は、前記上フランジの前記合わせ面の全周に亘って配列されていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記上フランジに形成されている前記締結穴は、前記上フランジの前記合わせ面の、隣接する2つの凹み部の間にある領域を通って延びていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記上フランジに形成されている前記締結穴は、ねじ溝のない通孔であり、前記下フランジに形成されている前記締結穴は、前記締結具が螺合されるねじ穴であることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記シール部材はガスケットであることを特徴とする。
本発明の他の態様は、回転軸と、前記回転軸に固定された羽根車と、前記羽根車を収容する上ケーシングおよび下ケーシングと、前記上ケーシングと前記下ケーシングとの間に挟まれたシール部材とを備え、前記上ケーシングおよび前記下ケーシングは、前記シール部材を挟む合わせ面を有する上フランジおよび下フランジをそれぞれ備えており、前記上フランジおよび前記下フランジには、前記上ケーシングと前記下ケーシングとを締結するための複数の締結具が挿入される複数の締結穴がそれぞれ形成されており、前記下フランジの前記合わせ面には、複数の凹み部が形成されていることを特徴とするポンプである。
本発明の好ましい態様は、前記複数の凹み部は、前記下フランジの前記合わせ面の外周側に位置していることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記複数の凹み部は、前記下フランジの前記合わせ面の全周に亘って配列されていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記下フランジに形成されている前記締結穴は、前記下フランジの前記合わせ面の、隣接する2つの凹み部の間にある領域を通って延びていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記下フランジに形成されている前記締結穴は、ねじ溝のない通孔であり、前記上フランジに形成されている前記締結穴は、前記締結具が螺合されるねじ穴であることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記シール部材はガスケットであることを特徴とする。
本発明によれば、上フランジまたは下フランジの合わせ面には複数の凹み部が形成されているため、合わせ面とシール部材との接触面積を小さくすることができ、結果として、合わせ面とシール部材との接触圧力を高くすることができる。したがって、シール部材は、流体の漏洩を確実に防止することができる。
本発明の一実施形態に係る両吸込渦巻ポンプを示す斜視図である。 両吸込渦巻ポンプの下ケーシングを上から見た図である。 両吸込渦巻ポンプの上ケーシングを下から見た図である。 上ケーシングの上フランジと下ケーシングの下フランジとの間に挟まれるシール部材を示す図である。 本実施形態に係る両吸込渦巻ポンプの側面図である。 図5に示す領域Aの拡大図である。 他の実施形態に係る両吸込渦巻ポンプの下ケーシングを上から見た図である。 両吸込渦巻ポンプの上ケーシングを下から見た図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る両吸込渦巻ポンプを示す斜視図である。本実施形態の両吸込渦巻ポンプは、上ケーシング3aおよび下ケーシング3bを有する上下二つ割り構造のケーシング3を備えている。図2は、両吸込渦巻ポンプの下ケーシング3bを上から見た図であり、図3は、両吸込渦巻ポンプの上ケーシング3aを下から見た図である。
両吸込渦巻ポンプは、回転軸1と、回転軸1に固定された両吸込型の羽根車2と、羽根車2を収容して流体の流路を形成するケーシング3とを備えている。ケーシング3は渦巻き形状を有している。流体として、水や油等の液体や、空気等の気体を挙げることができる。ケーシング3は、上述したように、上ケーシング3aと下ケーシング3bとを備えている。これら上ケーシング3aおよび下ケーシング3bは、回転軸1の中心軸線を通る水平面上で互いに合わせられる。回転軸1は、上ケーシング3aおよび下ケーシング3bに形成された軸支持部40に支持されている。回転軸1と軸支持部40との間の隙間は、軸封部11によって封止されている。
下ケーシング3bには、流体を吸い込む吸込口6と、ケーシング3内で昇圧された流体を吐き出す吐出口7とが形成されている。吸込口6および吐出口7は、回転軸1と直交する方向に互いに反対方向を向いて開口している。
図2および図3に示すように、ケーシング3の内部には、羽根車2の両側に位置する吸込室4,4と、ケーシング3の中央部に位置する吐出室5とが形成されている。吐出室5は吸込室4,4の間に形成されており、吐出室5は、吸込室4,4に連通している。羽根車2は、吐出室5内に配置されている。吸込室4,4は吸込口6に連通しており、吐出室5は吐出口7に連通している。
回転軸1の端部には図示しない駆動装置が接続される。駆動装置によって回転軸1および羽根車2が回転すると、流体は、吸込口6を通じてケーシング3内に吸い込まれる。流体は、吸込室4,4を通過して、吐出室5内の羽根車2内に流入する。流体は、回転する羽根車2と遠心力との働きにより昇圧されて、吐出室5に吐き出される。流体は、渦巻き状の吐出室5を流れながらさらに昇圧され、吐出口7から吐き出される。
上ケーシング3aはその下端から外方に突出する上フランジ8を備えており、下ケーシング3bはその上端から外方に突出する下フランジ9を備えている。図2および図3に示すように、上フランジ8および下フランジ9は、互いに対向する合わせ面21および合わせ面20をそれぞれ有している。上フランジ8の合わせ面21と、下フランジ9の合わせ面20は、同じ形状を有している。ケーシング3を組み立てるとき、上フランジ8の合わせ面21と下フランジ9の合わせ面20との間には、後述するシール部材が挟まれる。
図3に示すように、上フランジ8の合わせ面21には、複数の凹み部14(図3の網掛け部分参照)が形成されている。これらの凹み部14は合わせ面21の外周側に位置している。より具体的には、凹み部14は上フランジ8の外周面8aに沿って形成されており、各凹み部14は外周面8aまで延びている。これら凹み部14は、上フランジ8の合わせ面21の全周に亘って等間隔で配列されている。
上フランジ8には、ねじ溝のない複数の通孔16が形成されており、下フランジ9には、締結具としての複数のねじ10(図1参照)が螺合されるねじ穴(雌ねじ)17が形成されている。通孔16は、合わせ面21の、隣接する2つの凹み部14の間にある領域を通って延びている。通孔16の位置と、ねじ穴17の位置は対応している。図3に示す例では、互いに隣接する通孔16の間の距離Aは約10cmである。
複数の通孔16は上フランジ8の周方向に沿って等間隔に形成されており、複数のねじ穴17は下フランジ9の周方向に沿って等間隔に形成されている。通孔16およびねじ穴17は総称して締結穴と呼ばれる。ねじ10は通孔16に挿入され、さらにねじ穴17に螺合されることによって、上ケーシング3aおよび下ケーシング3bは互いに締結される。
凹み部14は、通孔16が形成された上フランジ8の合わせ面21に形成されている。これは、凹み部14を下フランジ9の合わせ面20に形成すると、ねじ穴17の長さが凹み部14の深さ分だけ短くなり、ねじ10の締結力が低下してしまうからである。締結具としてねじ10に代えてボルトおよびナットの組み合わせが使用され、上下フランジ8,9に形成されている締結穴の両方がねじ溝のない通孔である場合には、凹み部14は、上フランジ8の合わせ面21または下フランジ9の合わせ面20のどちらに形成されてもよい。
上フランジ8の合わせ面21と、下フランジ9の合わせ面20との間には、図4に示すシール部材22が配置されている。このシール部材22が上フランジ8の合わせ面21と、下フランジ9の合わせ面20との間に挟まれた状態で、上フランジ8と下フランジ9とはねじ10によって締結される。
図4に示すように、シール部材22は、吸込側シール部材22Aと吐出側シール部材22Bとに分割されている。シール部材22は、ゴム等の弾性材料から構成された板状のガスケットである。シール部材22には、ねじ10が貫通する複数の孔25が形成されている。これらの孔25の位置は、通孔16およびねじ穴17の位置に対応している。
シール部材22は、合わせ面20と合わせ面21との間に配置され、この状態で、ねじ10は通孔16および孔25に挿入され、ねじ穴17に螺合される。上フランジ8と下フランジ9は、それらの間にシール部材22を挟んだ状態でねじ10により互いに締結される。
凹み部14は上ケーシング3aを鋳造で製造するときに形成されてもよく、上ケーシング3aを製造した後に工作機械によって凹み部14を形成してもよい。
図5は本実施形態に係る両吸込渦巻ポンプの側面図である。図6は図5に示す領域Aの拡大図である。合わせ面20と合わせ面21との間にはシール部材22が挟まれている。図6に示す例では、上フランジ8および下フランジ9の厚さはそれぞれ約40mmであり、シール部材22の厚さは約1mmであり、凹み部14の深さは約0.15mmである。なお、図6では、図面を見やすくするために、凹み部14の深さとシール部材22の厚さは誇張して描かれている。
本実施形態によれば、上フランジ8の合わせ面21には複数の凹み部14が形成されているため、合わせ面20,21とシール部材22との接触面積が小さくなり、合わせ面20,21とシール部材22との接触圧力が高くなる。シール部材22は高い接触圧力によって確実に、かつ十分に変形するため、シール部材22による密封性が向上する。したがって、シール部材22は、流体の漏洩を確実に防止することができる。
さらに、本実施形態によれば、複数の凹み部14は互いに離間して、合わせ面21の全周に亘って配列されている。仮に、複数の凹み部14を互いに接続して配列すると、上ケーシング3aと下ケーシング3bとを互いに締結したときに、ねじ10の締結力によって曲げモーメントが上ケーシング3aに作用し、上フランジ8が変形してしまう。その結果、シール部材22と合わせ面20,21との間に隙間が形成され、この隙間から流体が漏洩してしまうことがある。
本実施形態のように、複数の凹み部14が互いに離間して配列されているので、上フランジ8の合わせ面21の、隣接する2つの凹み部14の間に存在する領域は、シール部材22を介して下フランジ9の合わせ面20によって支えられる。したがって、ねじ10を締め付けたときでも、上フランジ8が変形せず、シール部材22はそのシール機能を十分に発揮することができる。本実施形態によれば、上フランジ8の合わせ面21に複数の凹み部14を形成するだけの簡単な構造で、信頼性の高い密封性を達成することができる。
従来では、ポンプの耐圧試験時において、上フランジと下フランジとの合わせ面の間から流体(液体)が漏洩した場合、その都度、上ケーシングと下ケーシングとを再度組み立て、再度調整する必要があった。本実施形態によれば、流体の漏洩を確実に防止することができるため、流体の漏洩時の処置対応に要する時間は不要である。したがって、時間的なコストを削減することができる。さらに、ケーシング3の組み立て時においても、本発明は、シール部材22を合わせ面20と合わせ面21との間に挟むだけの簡単な構成なので、紐状シール部材を用いるよりも作業性がよく、Oリングを用いるよりもコストを抑えることができる。
通孔16が凹み部14のみを通るように、複数の凹み部14を合わせ面21に形成してもよい。この場合でも、合わせ面20,21とシール部材22との接触圧力を高めることは可能であるが、ねじ10を締め付けたときの上フランジ8の変形を防止するためには、図3に示す実施形態が好ましい。
次に、下フランジ9の合わせ面20に凹み部14が形成される例について説明する。以下の実施形態において、同一または相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図7は他の実施形態に係る両吸込渦巻ポンプの下ケーシング3bを上から見た図である。図8は両吸込渦巻ポンプの上ケーシング3aを下から見た図である。本実施形態では、締結具としての複数のねじ10(図1参照)が螺合されるねじ穴(雌ねじ)17は上フランジ8に形成されており、ねじ溝のない複数の通孔16は下フランジ9に形成されている。
下フランジ9の合わせ面20には複数の凹み部14が形成されている。これらの凹み部14は、合わせ面20の外周側に位置している。より具体的には、凹み部14は下フランジ9の外周面9aに沿って形成されており、各凹み部14は外周面9aまで延びている。これら凹み部14は下フランジ9の合わせ面20の全周に亘って等間隔で配列されている。通孔16は、下フランジ9の合わせ面20の、隣接する2つの凹み部14の間にある領域を通って延びている。
本実施形態でも、先に述べた実施形態と同様の効果を奏することができる。図示しないが、複数の凹み部14は上フランジ8の合わせ面21および下フランジ9の合わせ面20の両方に形成されてもよい。
上述した実施形態では、両吸込渦巻ポンプについて説明したが、本発明は、片吸込型のポンプにも適用が可能である。つまり、本発明は、2分割されたケーシングを備えたポンプであれば適用することができる。本発明が適用されるポンプの他の例として、軸流ポンプや横軸斜流ポンプ等が挙げられる。
上述した実施形態は、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が本発明を実施できることを目的として記載されたものである。上記実施形態の種々の変形例は、当業者であれば当然になしうることであり、本発明の技術的思想は他の実施形態にも適用しうる。したがって、本発明は、記載された実施形態に限定されることはなく、特許請求の範囲によって定義される技術的思想に従った最も広い範囲に解釈されるものである。
1 回転軸
2 羽根車
3 ケーシング
3a 上ケーシング
3b 下ケーシング
4 吸込室
5 吐出室
6 吸込口
7 吐出口
8 上フランジ
8a 外周面
9 下フランジ
9a 外周面
10 ねじ(締結具)
11 軸封部
14 凹み部
16 通孔
17 ねじ穴(雌ねじ)
20 合わせ面
21 合わせ面
22 シール部材
22A 吸込側シール部材
22B 吐出側シール部材
25 孔
40 軸支持部

Claims (12)

  1. 回転軸と、
    前記回転軸に固定された羽根車と、
    前記羽根車を収容する上ケーシングおよび下ケーシングと、
    前記上ケーシングと前記下ケーシングとの間に挟まれたシール部材とを備え、
    前記上ケーシングおよび前記下ケーシングは、前記シール部材を挟む合わせ面を有する上フランジおよび下フランジをそれぞれ備えており、
    前記上フランジおよび前記下フランジには、前記上ケーシングと前記下ケーシングとを締結するための複数の締結具が挿入される複数の締結穴がそれぞれ形成されており、
    前記上フランジの前記合わせ面には、複数の凹み部が形成されていることを特徴とするポンプ。
  2. 前記複数の凹み部は、前記上フランジの前記合わせ面の外周側に位置していることを特徴とする請求項1に記載のポンプ。
  3. 前記複数の凹み部は、前記上フランジの前記合わせ面の全周に亘って配列されていることを特徴とする請求項1または2に記載のポンプ。
  4. 前記上フランジに形成されている前記締結穴は、前記上フランジの前記合わせ面の、隣接する2つの凹み部の間にある領域を通って延びていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のポンプ。
  5. 前記上フランジに形成されている前記締結穴は、ねじ溝のない通孔であり、
    前記下フランジに形成されている前記締結穴は、前記締結具が螺合されるねじ穴であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のポンプ。
  6. 前記シール部材はガスケットであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のポンプ。
  7. 回転軸と、
    前記回転軸に固定された羽根車と、
    前記羽根車を収容する上ケーシングおよび下ケーシングと、
    前記上ケーシングと前記下ケーシングとの間に挟まれたシール部材とを備え、
    前記上ケーシングおよび前記下ケーシングは、前記シール部材を挟む合わせ面を有する上フランジおよび下フランジをそれぞれ備えており、
    前記上フランジおよび前記下フランジには、前記上ケーシングと前記下ケーシングとを締結するための複数の締結具が挿入される複数の締結穴がそれぞれ形成されており、
    前記下フランジの前記合わせ面には、複数の凹み部が形成されていることを特徴とするポンプ。
  8. 前記複数の凹み部は、前記下フランジの前記合わせ面の外周側に位置していることを特徴とする請求項7に記載のポンプ。
  9. 前記複数の凹み部は、前記下フランジの前記合わせ面の全周に亘って配列されていることを特徴とする請求項7または8に記載のポンプ。
  10. 前記下フランジに形成されている前記締結穴は、前記下フランジの前記合わせ面の、隣接する2つの凹み部の間にある領域を通って延びていることを特徴とする請求項7乃至9のいずれか一項に記載のポンプ。
  11. 前記下フランジに形成されている前記締結穴は、ねじ溝のない通孔であり、
    前記上フランジに形成されている前記締結穴は、前記締結具が螺合されるねじ穴であることを特徴とする請求項7乃至10のいずれか一項に記載のポンプ。
  12. 前記シール部材はガスケットであることを特徴とする請求項7乃至11のいずれか一項に記載のポンプ。
JP2015147907A 2015-07-27 2015-07-27 ポンプ Active JP6625360B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015147907A JP6625360B2 (ja) 2015-07-27 2015-07-27 ポンプ
CN201680044167.5A CN107850079B (zh) 2015-07-27 2016-07-26
PCT/JP2016/071819 WO2017018405A1 (ja) 2015-07-27 2016-07-26 ポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015147907A JP6625360B2 (ja) 2015-07-27 2015-07-27 ポンプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017025870A true JP2017025870A (ja) 2017-02-02
JP6625360B2 JP6625360B2 (ja) 2019-12-25

Family

ID=57884427

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015147907A Active JP6625360B2 (ja) 2015-07-27 2015-07-27 ポンプ

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP6625360B2 (ja)
CN (1) CN107850079B (ja)
WO (1) WO2017018405A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7213141B2 (ja) 2018-06-22 2023-01-26 株式会社荏原製作所 両吸込渦巻ポンプ
TWI715192B (zh) * 2019-09-12 2021-01-01 建準電機工業股份有限公司 流體輸送裝置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11230444A (ja) * 1998-02-18 1999-08-27 Mesco Inc 送水用パイプの接合構造
JP2014134162A (ja) * 2013-01-11 2014-07-24 Hitachi Ltd 両吸込渦巻ポンプ

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3652180A (en) * 1970-07-13 1972-03-28 Wilfley & Sons Inc A Centrifugal pump and seal means therefore
JPS623989U (ja) * 1985-06-24 1987-01-10
CN201031798Y (zh) * 2007-04-02 2008-03-05 山东省章丘鼓风机厂有限公司 一种自冷却耐磨无泄漏双吸泵
CN101408188A (zh) * 2008-11-21 2009-04-15 江苏国泉泵业制造有限公司 一种带副叶轮密封的双吸泵
CN101865049A (zh) * 2010-05-21 2010-10-20 隆鑫工业有限公司 曲轴箱合箱面密封结构
CN103133415A (zh) * 2011-11-22 2013-06-05 上海连成(集团)有限公司 一种新型便于减轻腔清砂的双吸泵结构

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11230444A (ja) * 1998-02-18 1999-08-27 Mesco Inc 送水用パイプの接合構造
JP2014134162A (ja) * 2013-01-11 2014-07-24 Hitachi Ltd 両吸込渦巻ポンプ

Also Published As

Publication number Publication date
CN107850079B (zh) 2020-09-18
WO2017018405A1 (ja) 2017-02-02
CN107850079A (zh) 2018-03-27
JP6625360B2 (ja) 2019-12-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10066636B2 (en) Axially split pump
US8272823B2 (en) Sealing arrangement for the attachment of a side plate of a centrifugal pump and an attachment screw used therewith
BR102015029345B1 (pt) Bomba dividida axialmente
CN105074214A (zh) 具有多个压力腔室的可变容积泵
WO2017018405A1 (ja) ポンプ
AU2015255275B2 (en) Axially split pump
CN106438449A (zh) 用于离心泵的密封组件及离心泵
JP4885253B2 (ja) 流体機械
TW201719043A (zh) 軸接頭及泵裝置
WO2017002923A1 (ja) 流体機械
JP6068959B2 (ja) 水切り鍔及びポンプ装置
JP2017031965A (ja) 両吸込渦巻ポンプ
US20210239129A1 (en) Centrifugal compressor
JP2014219023A (ja) 非接触環状シール
JP2017044182A (ja) 両吸込渦巻ポンプ
US11913466B2 (en) Pump and rotary baffle plate
KR101413694B1 (ko) 판 스프링을 구비한 마이크로 기어펌프
JP2017044181A (ja) 両吸込渦巻ポンプ
JP6393386B2 (ja) 非接触環状シール
CN207500178U (zh) 一种泵用抗干磨密封件
KR101563725B1 (ko) 스크롤 압축기
CN109404275A (zh) 泵体组件、泵、喷洒系统及无人机
JP2020076350A (ja) ポンプケーシングおよびポンプ装置
JP2017040186A (ja) 流体機械
JPH0628287U (ja) カスケードポンプ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180402

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190318

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190806

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20190829

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190913

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20190925

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191112

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191127

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6625360

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250