JP2017025505A - 閉塞蓋及びマンホール蓋 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構造を有し、マンホール蓋に貫通形成された摘み穴を閉塞することができる閉塞蓋を提供する。【解決手段】本発明の閉塞蓋100は、マンホール蓋開閉用工具を挿入可能にマンホール蓋10に貫通形成された摘み穴11を閉塞する。閉塞蓋100は、マンホール蓋10の上面側から摘み穴11を閉塞する閉塞部111を有する蓋体110と、マンホール蓋10の下面側に配置され、マンホール蓋10の下面に当接する当接部132を有する挟持体130と、摘み穴11を貫通する長尺のバンド部151、及び、バンド部151の下端側で挟持体130を懸下して支持する支持部153を有し、挟持体130を蓋体110に対して牽引可能に構成されたバンド体150と、を備える。蓋体110には、バンド部151が通過可能な挿通孔113、及び、挿通孔113を通過するバンド部151を蓋体110に対してロックするロック部120が設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、マンホール蓋開閉用工具を挿入可能にマンホール蓋に貫通形成された摘み穴を閉塞するための閉塞蓋に関する。
一般的に、マンホール蓋は、開閉用工具によってマンホール蓋を開閉可能な構造を有している。例えば、マンホール蓋には、蓋上面から開閉用工具を挿入可能な摘み穴や開閉用工具が係合する係合軸をその内部に有する凹所が設けられている。そして、路上などに配置されたマンホール蓋は、摘み穴や係合軸が外部に露出されるため、悪意若しくは悪戯によって無断で開けられることがあった。
これに対し、特許文献1は、マンホール蓋(1)の凹陥部(3)をカバー板(4)で覆い、且つ、キーハンドル(17)を用いて凹陥部(3)内の工具受棒(2)にロックされる閉塞装置を開示している。該閉塞装置のカバー板(4)には、カバー板(4)の下面(5)に突出形成された脚板部(6)と、該カバー板(4)の板厚方向に形成された軸孔(8)に回転可能に挿通され、頭部に被駆動部(11)を形成してあるロック軸(9)と、該ロック軸(9)に螺着され、工具受棒(2)の下面に当接するロックアーム(12)と、が設けられている。そして、閉塞装置は、カバー板(4)を工具受棒(2)に固定すべく、ロック軸(9)の被駆動部(11)に嵌合される駆動部(19)を形成してなるキーハンドル(17)をさらに含む。そして、該閉塞装置において、カバー板(4)を凹陥部(3)に被せて、キーハンドル(17)の駆動部(19)をカバー板(4)の被駆動部(11)に嵌合してキーハンドル(17)を回転させると、ロック軸(9)が回転し、ロックアーム(15)が工具受棒(2)の下面に当接して凹陥部(3)の閉塞及びロックが完了する。さらに、特許文献1の閉塞装置では、カバー板(4)に軸孔(8)と平行に形成されたピン受孔(22)に収容した制止ピン(27)をバネ部材(28)によって突出方向に付勢し、制止ピン(27)を制止溝(26)に係合させてロック軸(9)の回転を制止する。これにより、ロック軸(11)とロックアーム(12)との螺合が自然に弛み、ロックアーム(12)の先端部(16)が工具受棒(2)から外れてカバー板(4)がマンホール蓋(1)の凹陥部(3)より離脱することが抑えられる。
特開2008−88664号公報
特許文献1のような従来の閉塞装置(以下、閉塞蓋)は、マンホール蓋に形成された凹所の係合軸を利用して凹所を閉塞するものであり、(係合軸を有しない)摘み穴を貫通形成しただけの簡易なタイプのマンホール蓋には対応していない。よって、これまでマンホール蓋の摘み穴を閉塞する閉塞蓋が存在せず、摘み穴が無防備に露出されることが問題であった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、簡易な構造を有し、マンホール蓋に貫通形成された摘み穴を閉塞することができる閉塞蓋、閉塞装置及び、該閉塞蓋で摘み穴が閉塞されたマンホール蓋を提供することにある。
請求項1に記載の閉塞蓋は、マンホール蓋開閉用工具を挿入可能にマンホール蓋に貫通形成された摘み穴を閉塞するための閉塞蓋であって、
マンホール蓋の上面側から摘み穴を閉塞する閉塞部を有する蓋体と、
マンホール蓋の下面側に配置され、マンホール蓋の下面に当接する当接部を有する挟持体と、
摘み穴を貫通する長尺のバンド部、及び、バンド部の下端側で挟持体を懸下して支持する支持部を有し、挟持体を蓋体に対して牽引可能に構成されたバンド体と、を備え、
蓋体には、バンド部が通過可能な挿通孔、及び、挿通孔を通過するバンド部を蓋体に対してロックするロック部が設けられていることを特徴とする。
請求項2に記載の閉塞蓋は、請求項1に記載の閉塞蓋において、挟持体は、マンホール蓋の上面側から下面側に摘み穴を通過可能であり、且つ、バンド体に懸下された状態で当接部がマンホールの摘み穴の周縁に係止されることを特徴とする。
請求項3に記載の閉塞蓋は、請求項1又は2に記載の閉塞蓋において、蓋体には、ロック部による蓋体に対するバンド体のロックを解除するロック解除部が形成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の閉塞蓋は、請求項3に記載の閉塞蓋において、ロック解除部は、閉塞部を貫通する解除孔を形成し、解除孔を介して工具がロック部に作用することで、バンド体のロックが解除されることを特徴とする。
請求項5に記載の閉塞蓋は、請求項1から4のいずれか一項に記載の閉塞蓋において、バンド体と蓋体とのロックが解除されたときに、挟持体が落下することを防止する落下防止手段をさらに備えることを特徴とする。
請求項6に記載の閉塞蓋は、請求項5に記載の閉塞蓋において、落下防止手段は、挟持体に形成されたスリットと、スリットを貫通する長尺体とを備え、長尺体の一端が蓋体の下面に固定され、長尺体の他端側には、挟持体の下面に係合可能に張り出した係合部が設けられていることを特徴とする。
請求項7に記載の閉塞蓋は、請求項6に記載の閉塞蓋において、スリットは、該スリット内部での長尺体の傾動を許容する長手形状を有し、バンド体と蓋体とのロックが解除されたときに、挟持体が傾斜した姿勢で長尺体によって吊下げられることを特徴とする。
請求項8に記載の閉塞蓋は、請求項7に記載の閉塞蓋において、挟持体は、前端部から後端部に延びる長板形状を有し、スリットは前端部側に偏って形成され、且つ、挟持体には、前端部の下面が切り欠かれて傾斜部が形成されていることを特徴とする。
請求項9に記載のマンホール蓋は、マンホール蓋開閉用の工具を挿入可能に貫通形成された摘み穴を有し、摘み穴が請求項1から8のいずれか一項に記載の閉塞蓋によって閉塞されていることを特徴とする。
請求項10に記載の閉塞装置は、長尺のバンド部及びバンド部をロック可能なロック部を有する結束バンドを用いて、マンホール蓋開閉用工具を挿入可能にマンホール蓋に貫通形成された摘み穴を閉塞するための閉塞装置であって、
マンホール蓋の上面側から摘み穴を閉塞する閉塞部を有する蓋体と、
マンホール蓋の下面側に配置され、マンホール蓋の下面に当接する当接部、及び、バンド部が通過可能な貫通孔を有する挟持体と、を備え、
蓋体には、第1の結束バンドのバンド部が通過可能な挿通孔、及び、第2の結束バンドから分離されたロック部を保持し、挿通孔を通過するバンド部を蓋体に対してロック可能とする保持部が設けられ、
挟持体は、バンド部が貫通孔を通過した状態で第1の結束バンドのロック部によって吊下げ支持されることを特徴とする。
請求項1に記載の閉塞蓋によれば、蓋体をマンホール蓋の上面側に配置するとともに挟持体をマンホール蓋の下面側に配置し、摘み穴及び挿通孔を貫通するバンド体を上面側に引き上げることにより、バンド体の支持部で支持された挟持体が蓋体に対して牽引される。当該牽引力によって挟持体と蓋体との間にマンホール蓋が挟持される。そして、ロック部がバンド部を蓋体に対してロックすることにより、挟持体及び蓋体によってマンホール蓋が挟持された状態が維持される。すなわち、本発明の閉塞蓋によれば、簡易な構造で、マンホール蓋の摘み穴を蓋体でより確実に閉塞することが可能である。結果として、本発明の閉塞蓋を使用することで、マンホール蓋の摘み穴が外部に露出することを防ぎ、悪意若しくは悪戯によってマンホール蓋が無断で開けられることを抑止することができる。
請求項2に記載の閉塞蓋によれば、請求項1の発明の効果に加えて、設置されたマンホール蓋に対して、上面側から摘み穴を介して挟持体を下面側に配置することが可能である。これにより、閉塞体をマンホール蓋に容易に設置することができる。
請求項3に記載の閉塞蓋によれば、請求項1又は2の発明の効果に加えて、ロック解除部によって蓋体に対するバンド体のロックを解除することにより、蓋体の閉塞部を破壊することなく、蓋体を摘み穴から取り外すことができる。
請求項4に記載の閉塞蓋によれば、請求項3の発明の効果に加えて、マンホール蓋の上面側から解除孔に工具を差し込むことにより、蓋体に対するバンド体のロックを簡単に解除し、蓋体を摘み穴から容易に取り外すことができる。
請求項5に記載の閉塞蓋によれば、請求項1から4のいずれかの発明の効果に加えて、落下防止手段により、蓋体と挟持体との連結(ロック)が解除されても、マンホール内に部材が落下することが防止される。
請求項6に記載の閉塞蓋によれば、請求項5の発明の効果に加えて、ロックが解除されたときに、落下する挟持体のスリット周縁に長尺体の係合部が係合し、結果として、長尺体が挟持体を懸下して支持することができる。すなわち、簡易な構造で落下防止手段を構成することが可能である。
請求項7に記載の閉塞蓋によれば、請求項6の発明の効果に加えて、ロックが解除されたときに、挟持体が傾斜した姿勢で長尺体によって吊下げられる。すなわち、蓋体を摘み穴から取り外して長尺体をマンホール蓋の上面側に引き上げるときに、挟持体が傾斜姿勢をとり、その上端が摘み穴を通過し易い。
請求項8に記載の閉塞蓋によれば、請求項7の発明の効果に加えて、スリットが前端部側に偏って形成されていることにより、挟持体の前端部が常に上方となるように傾斜する。さらに、挟持体の前端部の下面が切り欠かれていることにより、傾斜姿勢で傾斜部がほぼ垂直に配置される。これにより、挟持体がマンホール蓋下面の摘み穴の周縁に当接することを抑え、より簡単に挟持体に摘み穴を通過させることができる。
請求項9に記載の蓋体によれば、請求項1から8のいずれかの発明の作用効果をマンホール蓋として発揮する。すなわち、マンホール蓋の摘み穴が外部に露出することが防止され、悪意若しくは悪戯によってマンホール蓋が無断で開けられることが抑止される。
請求項10に記載の閉塞装置によれば、第1の結束バンド及び第2の結束バンドを準備することで、マンホール蓋の摘み穴を閉塞するための閉塞蓋を容易に構成することができる。すなわち、第1の結束バンドのバンド部を挟持体の貫通孔及び蓋体の挿通孔に挿通する。そして、貫通孔及び蓋体の挿通孔を通過するバンド部を蓋体にロック可能であるように、第2の結束バンドから分離されたロック部を閉塞体の保持部に取着する。そして、蓋体をマンホール蓋の上面側に配置するとともに挟持体をマンホール蓋の下面側に配置し、摘み穴及び挿通孔を貫通する第1の結束バンドを上面側に引き寄せることにより、第1の結束バンドのロック部で支持された挟持体が蓋体に対して牽引される。当該牽引力によって挟持体と蓋体との間にマンホール蓋が挟持される。そして、第2の結束バンドのロック部がバンド部を蓋体に対してロックすることにより、挟持体及び蓋体によってマンホール蓋が挟持された状態が維持される。すなわち、本発明の閉塞装置によれば、結束バンドを利用した簡易な構造で、マンホール蓋の摘み穴を蓋体でより確実に閉塞することが可能である。結果として、本発明の閉塞装置を使用することで、マンホール蓋の摘み穴が外部に露出することを防ぎ、悪意若しくは悪戯によってマンホール蓋が無断で開けられることを抑止することができる。
本発明の一実施形態の閉塞蓋の(a)上方から見た斜視図及び(b)下方から見た斜視図。 図1の閉塞蓋の(a)平面図、(b)底面図、(c)正面図及び(c)側面図。 図1の閉塞蓋の蓋体の(a)上方から見た斜視図及び(b)下方から見た斜視図。 図3の蓋体の(a)平面図、(b)正面図、(c)底面図及び(d)側面図。 図4の蓋体の(a)A−A断面図、(b)B−B断面図、(c)C−C断面図及び(d)D−D断面図。 図1の閉塞蓋の挟持体の(a)上方から見た斜視図及び(b)下方から見た斜視図。 図6の挟持体の(a)平面図、(b)正面図、(c)底面図及び(d)側面図。 図7の挟持体の(a)E−E断面図、(b)F−F断面図、(c)G−G断面図及び(d)H−H断面図。 本実施形態の結束バンドの(a)上方から見た斜視図、(b)下方から見た斜視図及び(c)その縦断面図。 図1の閉塞蓋において、ロック部を設けた蓋体を示す断面図。 図1の閉塞蓋の分解斜視図。 本発明の一実施形態の閉塞蓋を設置したマンホール蓋の(a)平面図及び(b)底面図。 図12のマンホール蓋のI−I断面図。 本発明の一実施形態の閉塞蓋をマンホール蓋に取り付ける工程を示す概略斜視図。 図14の工程に続いて、閉塞蓋をマンホール蓋に取り付ける工程を示す概略断面図。 本発明の一実施形態の閉塞蓋をマンホール蓋から取り外す工程を示す概略断面図。 図16の工程に続いて、閉塞蓋をマンホール蓋から取り外す工程を示す概略断面図。 本発明の変形例の閉塞蓋を示す分解斜視図。 本発明の変形例の閉塞蓋を示す分解斜視図。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の説明において参照する各図の形状は、好適な形状寸法を説明する上での概念図又は概略図であり、寸法比率等は実際の寸法比率とは必ずしも一致しない。つまり、本発明は、図面における寸法比率に限定されるものではない。また、本発明における上下左右の方向は、相対的な位置を示す概念にすぎず、これらを入れ替えて適用可能であることは言うまでもない。
本発明の一実施形態の閉塞蓋100は、マンホール蓋10に貫通形成された摘み穴11を外部に露出しないように閉塞することに用いられる。摘み穴11は、マンホール蓋10の外周近傍に一対で設けられている。また、摘み穴11は、図14に示すように、矩形状に延びる矩形部11aと、該矩形部11aの中央に形成された円形部11bとが組み合わさった穴である。該摘み穴11にマンホール蓋開閉用工具(図示せず)が挿入されることにより、マンホール蓋10が持ち上げられる。
図1(a)、(b)は、本実施形態の閉塞蓋100の上方から見た斜視図、及び、下方から見た斜視図である。図2(a)〜(d)は、閉塞蓋100の平面図、底面図、正面図及び側面図である。
図1及び図2に示すように、閉塞蓋100は、マンホール蓋10上面(表面)に設置されて摘み孔11を閉塞する蓋体110と、該蓋体110に設けられたロック部120と、マンホール蓋10下面(裏面)に配置されて蓋体110と協働してマンホール蓋10を挟持するための挟持体130と、蓋体110と挟持体130とを連結するバンド体150と、挟持体130を蓋体110から脱落防止に保持する落下防止手段としての長尺体160と、を備えてなる。なお、本実施形態では、ロック部120、バンド体150及び長尺体160は、一般的な結束バンド又はその一部からなり、閉塞蓋100からロック部120、バンド体150及び長尺体160を省いた構成を閉塞装置と定める。つまり、閉塞装置は、蓋体110と挟持体130とから構成される。以下、図1〜図10を参照して、本実施形態の閉塞蓋100の各構成部材を詳細に説明する。
まず、図3〜図5を参照して、本実施形態の閉塞蓋100の蓋体110の構成を説明する。図3(a)、(b)は、該蓋体110の平面視側の斜視図及び底面視側の斜視図である。図4(a)〜(d)は、該蓋体110の平面図、正面図、底面図及び側面図である。図5(a)〜(d)は、該蓋体110のA−A断面図、B−B断面図、C−C断面図及びD−D断面図である。
図3及び図4に示すとおり、蓋体110は、マンホール蓋10の上面側から摘み穴11を閉塞する閉塞部111を有する。閉塞部111は、上面及び下面を有する円板である。該閉塞部111は、マンホール蓋10に貫通形成された摘み穴11全体を覆うことが可能な大きさを有している。また、閉塞部111上面には、閉塞蓋100の位置決めを行うための一対の三角形の目印116が表示されている。好ましくは、閉塞部111の中心が摘み穴11の中心にほぼ合致するように、閉塞蓋100がマンホール蓋10に設置される。
該閉塞部111の略中央には、矩形スリット状の挿通孔112が貫通形成されている。挿通孔112は、バンド体150のバンド部151が通過可能な幅(短辺)及び長さ(長辺)を有している。好ましくは、挿通孔112に挿通されたバンド体150(結束バンド)が捻れたり、ぐらつかないように、挿通孔112の短辺が扁平状のバンド部151の厚みよりも僅かに大きく、且つ、挿通孔112の長辺がバンド部151の幅よりも僅かに大きい。
また、蓋体110は、挿通孔112に対応する位置でロック部120(結束バンド170のロック部173)を下面側に保持するための保持部113を備える。保持部113は、下面側に突設した第1係合突起113aと、該該第1係合突起113aに挿通孔112を隔てて対向する第2係合突起113bとを備える。第1係合突起113aは、第2係合突起113bよりも大きく下面側に突出し、底面視において挿通孔112の延在方向とほぼ平行に延びる矩形状を有する。また、第1係合突起113aは、断面視コ字状に形成され、その下方が閉塞されている。図5(c)に示すように、第1係合突起113aには、T字状の嵌合孔113cが穿設されている。嵌合孔113cには、ロック部120の切断残片123が嵌入される。そして、該嵌合孔113cの下方から挿通孔112側に張出部113dが突出している。該張出部113dは、ロック部120の下面に当接可能である。第2係合突起113bは、第1係合突起113aに対向する位置で、直線状に突出した低く平坦な突起である。後述するように、第1係合突起113a及び第2係合突起113bが協働して、ロック部120(挿通係止孔121)が挿通孔112の直下に保持され得る。
そして、蓋体110は、挿通孔112に隣接して形成されたロック解除部114を備える。該ロック解除部114は、保持部113の第1係合突起113aに対応する位置に凹設された細長い矩形状の凹部114aを有し、挿通孔112の延設方向と直交する方向に延びている。図5(a)に示すように、ロック解除部114では、凹部114aの底面に薄膜114bが形成されている。該ロック解除部114の幅及び長さは、例えばマイナスドライバー等の工具の先端を差し込み可能に定められている。蓋体110上面からロック解除部114に工具を差し込むことにより、薄膜114bを簡単に破いて解除孔114cを形成することができる。そして、後述するように、ロック解除機構としてのロック解除部114を介して工具を操作することにより、例えば、保持部113を破壊するなどして、保持部113に保持されたロック部120を簡単に取り除くことが可能である(図16参照)。
さらに、蓋体110は、挿通孔112及び保持部113の両方に隣接して配置され、下面側に突設された連結部115を備える。連結部115は、扁平状の筒形状を有し、その長手方向が挿通孔112の延設方向と直交して配置されている。図5(b)、(d)に示すように、連結部115の下端が開放され、上端が閉塞されている。そして、連結部115は、長尺体160の長尺部161の先端を嵌合して把持可能な開口を有している。
次に、図6〜図8を参照して、本実施形態の閉塞蓋100の挟持体130の構成を説明する。図6(a)、(b)は、該挟持体130の平面視側の斜視図及び底面視側の斜視図である。図7(a)〜(d)は、該挟持体130の平面図、正面図、底面図及び側面図である。図8(a)〜(d)は、該挟持体130のE−E断面図、F−F断面図、G−G断面図及びH−H断面図である。
挟持体130は、マンホール蓋10の下面側に配置され、該マンホール蓋10の下面に当接する当接部132を有する。そして、挟持体130は、蓋体110の閉塞部111下面と挟持体130の当接部132との間でマンホール蓋10を挟持するように構成されている。
図6及び図7に示すように、挟持体130は、前端部(図7(a)の左端側)から後端部(図7(a)の右端側)に延びる長板形状を有する挟持体本体131を備えてなる。該挟持体本体131は、長辺及び短辺を有する矩形状の底壁131a、及び、該底壁131aの幅方向両側から立設した側壁131bからなり、図8(c)に示すように、断面視コ字状に形成されている。挟持体本体131は、その上面がマンホール蓋10下面の摘み穴11周縁に当接可能に構成されている。より具体的には、挟持体本体131の幅は、摘み穴11(矩形部11a)の幅(短辺)よりも大きく、且つ、挟持体本体131の長さは、摘み穴11の長さ(長辺)よりも大きい。本実施形態では、挟持体本体131の側壁131b上端が、マンホール蓋10下面に当接する当接部132として定められる。さらに、挟持体本体131は、摘み穴11を通過可能な大きさで構成されている。より具体的には、挟持体本体131の厚み(側壁131bの高さ)が摘み穴11の幅よりも小さく、挟持体本体131の幅が摘み穴11の長さよりも小さい。すなわち、挟持体130は、摘み穴11に対する姿勢(傾斜角度)によって、(例えば水平姿勢では)摘み穴11周縁に当接可能であり、且つ、(例えば上下に傾斜した姿勢では)摘み穴11を通過可能である。
該挟持本体131の長手方向の略中央には、幅方向に延びる矩形スリット状の貫通孔133が穿設されている。貫通孔133は、バンド体150の扁平状のバンド部151が通過可能な幅(短辺)及び長さ(長辺)を有している。好ましくは、貫通孔133に挿通されたバンド体150(結束バンド)が捻れたり、がたつかないように、貫通孔133の短辺がバンド部151の厚みよりも僅かに大きく、且つ、貫通孔133の長辺がバンド部151の幅よりも僅かに大きい。図8(a)に示すように、貫通孔133の後端側の内面が底壁131aに対して略垂直面を構成し、他方、貫通孔133の前端側の内面が前方斜め上方向に傾斜した傾斜面を構成している。これにより、貫通孔133に挿通されたバンド体150が、挟持体130の前端側に相対的に大きく傾動可能である。
また、挟持体130の挟持体本体131の底壁131aには、前端部側に偏って形成された長手状のスリット134が穿設されている。スリット134は、貫通孔133の延びる方向と直交する方向に延びている。スリット134は、一方の側壁131b近傍で挟持体本体131の略中央から前端近傍まで延設されている。また、スリット134は、長尺体160の扁平状の長尺部161が挿通可能な幅を有する。そして、該スリット134に挿通された長尺体160はスリット134の長さ方向に沿ってスライド可能である。好ましくは、スリット134に挿通された長尺体160(結束バンド)が捻れないように、スリット134の幅が長尺部161の厚みよりも僅かに大きい。図8(b)に示すように、スリット134の前端部側及び後端部側の内面が共に前方斜め上方向に傾斜した傾斜面を構成している。これにより、スリット134に挿通された長尺体160が、挟持体130の前端部側に相対的に大きく傾動可能である。
そして、挟持体130の前端部には、正面視斜めに切り欠かれた傾斜部135が形成されている。換言すれば、傾斜部135は、挟持体本体131の前端部下面が切り欠かれ、前方斜め上方向に傾斜した傾斜面を有する。前述した、貫通孔133内面の傾斜面、スリット134内面の傾斜面、及び、傾斜部135の傾斜面は、互いに略平行である。すなわち、バンド部150及び長尺体160が貫通孔133及びスリット134の傾斜面に沿ってそれぞれ傾斜したとき、傾斜部135がバンド部150及び長尺体160の延伸方向とほぼ平行に配置される。これにより、後述するとおり、閉塞蓋100をマンホール蓋10に設置し、又は、マンホール蓋10から除去する際、摘み穴11を介して挟持体130をマンホール蓋10上面側から下面側へ、又はその逆方向に出し入れすることが容易となる。
さらに、挟持体130の貫通孔133の前端側周縁に沿って矩形状のガイド片136が突設されている。ガイド片136は、バンド体150を貫通孔133に挿通する際、バンド体150の表面(係止突起152)が挟持体130の前端部側(つまり、ロック部120のロック爪122に対向する方向)に配置されるようにガイドする。また、挟持体130の後端には、バンド部150の先端に取着される係合片138が取り外し可能に保持されている。図8(d)に示されているように、係合片138は、上下に開放された扁平状の筒体である。該係合片138は、側面視五角形を有し、その鋭角側の先端に傾斜面138aが形成されている。該係合片138は、挟持体130から切り取られて、長尺体160の先端に嵌着されるように構成されている。そして、係合片138は、落下防止手段として、長尺体160の下端側で挟持体130を懸下して支持可能な係合部162(図1参照)として機能する。
続いて、図9を参照して、本実施形態の閉塞蓋100の結束バンド170を説明し、その後、該結束バンド170で構成されるバンド体150、長尺体160及びロック部120について説明する。
図9(a)〜(c)は、該結束バンド170の平面視側の斜視図、底面視側の斜視図、及び、長手方向の断面図である。図9(a)、(b)に示すとおり、結束バンド170は、可撓性を有する長尺の扁平断面形状を有するバンド部171と、該バンド部171の基端に形成され、該バンド部171を挿通及び係止して固定する矩形状のロック部173とを備える。この結束バンド170は、一般に入手可能である。図9(c)に示すとおり、結束バンド170のバンド部171表面には、鋸歯状の複数の係止突起(被係止部)172が設けられている。該係止突起172は、バンド部171表面から略直角に立ち上がった垂直面と、該垂直面に連設した比較的なだらかな傾斜面とからなる。また、ロック部173には、バンド部171を挿通可能に開口した挿通係止孔174、及び、該挿通係止孔174内に弾性変形可能に形成されたロック爪175が設けられている。そして、結束バンド170の先端が、その基端に位置するロック部173の挿通係止孔174に挿入されると、バンド部171上面の係止突起172とロック爪175とが係合する。このとき、バンド部171は、ロック部173の挿通係止孔174内を段階的に進行可能であるが、進行方向と逆の脱抜方向において係止突起172がロック爪175に係止される。すなわち、バンド部171が所定位置でロック部173に脱抜不能に拘束及び結合される。
本実施形態のバンド体150は、結束バンド170を加工せずにそのまま利用したものである。すなわち、バンド体150は、表面に鋸歯状の複数の係止突起152が形成されたバンド部151(バンド部171)と、バンド部151の下端側で挟持体130を懸下して支持する支持部153(ロック部173)とを備える。
本実施形態の長尺体160は、結束バンド170のロック部173をバンド部171から切り離し、且つ、係合片138を先端に取着することによって構成される。該長尺体160は、挟持体130に形成されたスリット134を貫通する長尺部161、及び、挟持体130下面に係合可能に張り出した係合部162を備える。つまり、長尺体160の長尺部161が結束バンド170のバンド部171に対応し、係合部162が係合片138に対応する。また、係合部162には、挟持体130の底壁131a下面に当接する傾斜面162a(傾斜面138aに対応)が設けられている。係合部162が挟持体130を下支えする際、傾斜面162aによって挟持体130が傾斜姿勢にガイドされる。該傾斜面162aの傾斜角は、貫通孔133内面及びスリット134内面の傾斜角に対応している。本実施形態では、長尺体160の端部が蓋体110の連結部115に嵌着されることで、長尺体160が蓋体110下面に固定される。他方、結束バンド170から切除されたロック部173は、蓋体110の保持部113に装着されて、バンド体150を蓋体110にロック(固定)するためのロック部120として機能する。
図10(a)、(b)は、結束バンド170から切除したロック部120(173)を蓋体110の保持部113に設置した形態を示している。図10(a)、(b)は、図4(c)のA−A断面及びC−C断面にそれぞれ対応している。図10(a)に示すように、蓋体110には、挿通孔112を通過するバンド部151を蓋体110に対してロックするロック部120が設けられている。ロック部120の挿通係止孔121は、挿通孔112と連通するように挿通孔112の直下に配置されている。つまり、バンド体150のバンド部151が挿通孔112及び挿通係止孔121の両方を通過するように、保持部113によってロック部120が位置決めされている。また、ロック爪122が挿通孔112側に向いて、挿通孔112及び挿通係止孔121を通過するバンド部151の係止突起152に係合可能に配置されている。すなわち、ロック部120は、バンド体150の上方への移動を許容し、下方への移動を制限することにより、バンド体150を所定位置にロックする。
該ロック部120は、保持部113に嵌め込まれることによって保持されている。より具体的には、ロック部120は、第1係合突起113aの張出部113dと、閉塞部111下面との間で上下から挟まれている。また、ロック部120は、その側端で第2係合突起113bと係合している。そして、ロック部120は、第1係合突起113a及び第2係合突起113bの間に挟まれている。このとき、図10(b)に示すように、ロック部120から延びるバンド部の切断残片123が、T字状の嵌合孔113cに嵌入されている。すなわち、ロック部120は、保持部113によって蓋体110に安定的に固定されている。
次に、図11を参照して、上記説明した各閉塞蓋100の各構成部材を組み立てて、図1及び図2で示した本実施形態の閉塞蓋100を構成する方法を説明する。
まず、2本の結束バンド170を準備する。第1の結束バンド170はバンド体150としてそのまま用いる。第2の結束バンド170をバンド部171の根元付近で切断してロック部173を分離し、ロック部120を準備する。次に、挟持体130から係合片138を切除し、切断された第2の結束バンド170のバンド部171に該係合片138を装着することにより、長尺体160を形成する。次いで、ロック部120を保持部113に嵌め込むようにして閉塞部111下面に装着する。より具体的には、ロック部120の切断残片123を嵌合孔113cに嵌入し、ロック部120を第1係合突起113a、第2係合突起113b及び張出部113dの内側に嵌め込む。そして、当接部132が蓋体110を向くように挟持体130を配置し、バンド体150のバンド部151上端を貫通孔133に挿通した上で、さらに挿通係止孔121、挿通孔112へと順に挿通させる。このとき、バンド体150の支持部153と挟持体130のガイド片136とを互いに干渉しないように配置することで、バンド体150の係止突起152がロック爪122に対向するように位置決めされる。蓋体110と挟持体130との距離が少なくともマンホール蓋10の厚み以上となるように、バンド体150上端を挿通孔112から所定長さで引き出す。このとき、バンド体150は、ロック部120によって順方向(上方)への移動が許容されるが、逆方向(下方)への移動が制限されるので、ロック部120によって保持された状態となる。そして、バンド体150の支持部153が挟持体130下面に係合することにより、挟持体130が蓋体110によって懸下及び支持される。なお、挟持体130が矩形状の支持部153によって支持された状態では、挟持体130は略水平な姿勢を維持する(図2参照)。また、長尺体160の長尺部161を挟持体130のスリット134に挿通させ、蓋体110の連結部115に嵌入する。長尺体160が蓋体110に固定されることにより、ロック解除時にバンド体150による蓋体110と挟持体130との連結が切断されたときに、長尺体160が挟持体130を吊下げ支持可能である。なお、挟持体130が傾斜面162aを有する係合部162によって支持された状態では、挟持体130は傾斜した姿勢を維持する(図16参照)。こうして、本実施形態の閉塞蓋100が組み立てられる。
図12及び図13は、本実施形態の閉塞蓋100で摘み穴11を閉塞したマンホール蓋10を示している。図12(a)、(b)は、該マンホール蓋10の平面図及び底面図であり、図13は、そのI−I断面図である。
マンホール蓋10上面では、図12(a)に示すように、閉塞蓋100の蓋体110が閉塞部111で摘み穴11全体を上面から覆っている。蓋体110上面では、挿通孔112及びロック解除部114が外部に露出している。挿通孔112では、閉塞部111上面側にバンド体150が延び出ないように、バンド体150が切断されているため、バンド部151の切断面のみが外部に臨んでいる。そして、蓋体110表面の目印116の向きが、摘み穴11の長辺方向と合致するように、閉塞蓋100が設置されている。
他方、マンホール蓋10下面では、図12(b)に示すように、挟持体130が該マンホール蓋10下面に当接するように配置されている。挟持体130は、目印116によって閉塞蓋100の位置又は角度が調整されているため、その長手方向が摘み穴11の矩形部11aの長辺方向と直交するように配置されている。結果として、挟持体130の当接部132が摘み穴11周縁に当接している。
そして、図13に示すように、蓋体110の閉塞部111下面と挟持体130の当接部132とで、マンホール蓋10を挟持することにより、閉塞蓋100がマンホール蓋10に設置されている。そして、摘み穴11を貫通するバンド体150によって、マンホール蓋10上面側の蓋体110とマンホール蓋10下面側の挟持体130とが連結されている。より詳細には、バンド体150のバンド部151が、(下方から)挟持体130の貫通孔133、ロック部120の挿通係止孔121、及び、蓋体110の挿通孔112を直線的に貫通している。そして、バンド部151表面の係止突起152にロック部120のロック爪122が係合し、バンド体150の下方への移動が規制されている。また、バンド体150の支持部153が挟持体130の底壁131a下面に当接し、挟持体130を蓋体110に向けて牽引している。すなわち、本実施形態では、蓋体110と挟持体130との間でマンホール蓋10を挟持した状態で、挟持体130を支持するバンド体150が蓋体110に対してロックされることにより、マンホール蓋10の摘み穴11が閉塞蓋100で閉塞されている。他方、長尺体160が挟持体130のスリット134を貫通し、係合部162が自由端として垂下している。
続いて、図14及び図15を参照して、閉塞蓋100をマンホール蓋10の摘み穴11に対して取着する方法を説明する。
まず、図14に示すとおり、設置済のマンホール蓋10の摘み穴11の直上に、長尺体160の係合部162、及び、バンド体150に吊下げられた挟持体130を配置する。そして、摘み穴11の矩形部11aの幅方向に挟持体130の長手方向を揃えるように、閉塞蓋100の姿勢を変更又は維持する。このとき、挟持体130は自然状態では略水平な姿勢をとるが、挿通孔112及びスリット134内面の傾斜面により、挟持体130が(略垂直の)バンド体150及び長尺体160に対して傾斜し、挟持体130の後端が下がるように傾斜可能である。次いで、閉塞蓋100を降下させ、摘み穴11に長尺体160の係合部162を挿通し、前端部が上がるように傾斜姿勢にした挟持体130をその後端部から摘み穴11に挿通する。このとき、摘み穴11の円形部11bを用いることにより、より容易に挟持体130を摘み穴11に挿通させることができる。そして、摘み穴11に挟持体130を通過させ、挟持体130をマンホール蓋10の下面側に配置する。すると、挟持体130は、バンド体150の支持部153上面(略水平面)に支持されるため、略水平な姿勢に自然に復帰する。
挟持体130をマンホール蓋10の下面側に配置した状態で、蓋体110上面に付された目印116をマンホール蓋10の摘み穴11の長辺方向に向けることにより、挟持体130の向きを摘み穴11に直交するように維持する。そして、図15(a)に示すように、略水平姿勢で支持された挟持体130を蓋体110に対して牽引するように、バンド体150を上方に引き上げ、バンド部151を挿通孔112及び挿通係止孔121内で順方向に前進させる。このとき、スリット134を通過する長尺体160に対して、挟持体130が上方に相対移動する。そして、挟持体130がマンホール蓋10下面の摘み穴11周縁に強く当接するまでバンド体150を引き上げる。ロック部120がバンド部151に作用することにより、バンド体150が引き上げられた位置で蓋体110に対してロック(維持)される。その結果、図15(b)に示すように、挟持体130が蓋体110に対して牽引され、該牽引力により蓋体110と挟持体130とがマンホール蓋10を挟圧し続ける。最後に、閉塞部111上面から延び出たバンド部151を切断することにより、図12及び図13で示したマンホール蓋10を構築することができる。
したがって、上述の簡易な操作又は工程によって、本実施形態の閉塞蓋100をマンホール蓋10の摘み穴11に対して簡単且つ迅速に取り付けることができる。なお、ここで説明した方法は、一例にすぎず、当業者であれば、各工程の順序を入れ替え、又は、状況に応じて不要な工程を省略又は変更することも可能である。
次に、図16及び図17を参照して、ロック状態を解除して閉塞蓋100をマンホール蓋10から取り外す方法を説明する。
まず、マイナスドライバーなどの先端が鋭利な工具を準備する。そして、図16(a)に示すように、工具をロック解除部114の凹部114aに突っ込み、工具先端で凹部底面の薄膜114bを破断し、解除孔114cを形成する。さらに、解除孔114cに工具を挿通し、その先端で保持部113に強い衝撃を与える。これにより、保持部113が破壊され、ロック部120が蓋体110から離脱する。そして、ロック部120がバンド体150ごと落下し、バンド体150と蓋体110との間のロック(又は連結)が解除される。その結果、図16(b)に示すように、挟持体130が蓋体110から離隔するように落下し、長尺体160の係合部162によって吊下げ支持される。他方、バンド体150が貫通孔133内を下方に落下するが、ロック部120が挟持体130の底壁131a(貫通孔133周縁)上面に当接し、これら部材がマンホールに落下しないように保持される。
また、図16(a)に示すように、挟持体130が長尺体160によって懸下支持された状態では、挟持体130は、係合部162の傾斜面162a等にガイドされ、その前端部が上がるように自然に傾斜姿勢をとる。そして、長尺体160がスリット134内で前端部側にスライドする。挿入時と同様に、目印116を利用して、摘み穴11の矩形部11aの幅方向に挟持体130の長手方向を揃えるように、その姿勢を維持する。
そして、図17に示すように、閉塞蓋100をさらに引き上げて、傾斜した挟持体130の前端部から摘み穴11に通過させる。このとき、挟持体130前端部が切り欠かれて傾斜部135が形成されていることにより、傾斜姿勢において、挟持体130前端部が摘み穴11周縁に係止される虞が軽減されている。さらに、挟持体130の前端部を摘み穴11に通過させた後、その後端部を摘み穴11に通過させるように斜め方向に向けて挟持体130をマンホール蓋10の上面側に引き上げることにより、閉塞蓋100をマンホール蓋10から取り外すことができる。
したがって、ロック解除部114によって、閉塞部111を破壊することなく、バンド体150による蓋体110と挟持体130との連結を解除して、簡単且つ容易に閉塞蓋100をマンホール蓋10から取り外すことができる。さらに、落下防止手段によって、挟持体130がマンホール内に落下することを防止することができる。なお、ここで説明した方法は、一例にすぎず、当業者であれば、各工程の順序を入れ替え、又は、状況に応じて不要な工程を省略又は変更することも可能である。例えば、ロックを解除する際、保持部113を破壊せずに、保持されたロック部120を強く押圧し、保持部113からロック部120を離脱させてもよい。この場合、バンド体150を新たな結束バンド170に取り替える等により、取り外し後の閉塞蓋100の再利用も可能となる。
以下、本発明に係る一実施形態の閉塞蓋100の作用効果について説明する。
本実施形態の閉塞蓋100によれば、蓋体110をマンホール蓋10の上面側に配置するとともに挟持体130をマンホール蓋10の下面側に配置し、摘み穴11及び挿通孔112を貫通するバンド体150を上面側に引き上げることにより、バンド体150の支持部153で支持された挟持体130が蓋体110に対して牽引される。当該牽引力によって挟持体130と蓋体110との間にマンホール蓋10が挟持される。そして、ロック部120がバンド部151を蓋体110に対してロックすることにより、挟持体130及び蓋体110によってマンホール蓋10が挟持された状態が維持される。すなわち、本発明の閉塞蓋100によれば、簡易な構造で、マンホール蓋10の摘み穴11を蓋体110でより確実に閉塞することが可能である。結果として、本実施形態の閉塞蓋100を使用することで、マンホール蓋10の摘み穴11が外部に露出することを防ぎ、悪意若しくは悪戯によってマンホール蓋10が無断で開けられることを抑止することができる。
また、本実施形態の閉塞蓋100によれば、ロック解除部114によって蓋体110に対するバンド体150のロックを解除することにより、蓋体110の閉塞部111を破壊することなく、蓋体110を摘み穴11から容易に取り外すことができる。特には、マンホール蓋10の上面側から、ロック解除部114に形成された解除孔114cに工具を差し込むことにより、ロック部120を保持部113から離脱させ、蓋体110に対するバンド体のロックを簡単に解除することができる。そして、ロック(連結)が解除されたことにより、挟持体130が蓋体110から落下するが、落下防止手段により、蓋体110によって挟持体130が保持され、マンホール内に部材が落下することが防止される。特には、落下防止手段は、挟持体130に形成されたスリット134と、該スリット134を貫通する長尺体160とを備える。そして、長尺体160の長尺部161がスリット134を貫通し、長尺体160の一端が蓋体110の連結部115に固定され、長尺体160の他端で張り出した係合部162が挟持体130の下面に係合する。これにより、ロックが解除されたときに、落下する挟持体130を長尺体160が懸下して支持することができる。すなわち、簡易な構造で落下防止手段を構成することが可能である。
さらに、本実施形態の閉塞装置によれば、2本の結束バンド170からバンド体150、長尺体160及びロック部120を準備して、閉塞蓋100を提供することができる。すなわち、バンド体150として、第1の結束バンド170をそのまま使用することができる。第2の結束バンド170のバンド部171及びロック部173を分離させ、バンド部171の下端に係合片138を取着することにより、長尺体160が形成される、分離したロック部173は、ロック部120として蓋体110に組み込まれる。すなわち、本発明の閉塞装置によれば、一般的な結束バンド170を利用した簡易な構造で、マンホール蓋110の摘み穴11を蓋体110で確実に閉塞することが可能である。
[変形例]
本発明は、上記実施形態に限定されず、種々の実施形態や変形例を取り得る。以下、本発明の変形例を説明する。なお、各変形例において、三桁で示される構成要素において下二桁が共通する構成要素は、特定がない限り、同一又は類似の特徴を有し、その説明を一部省略する。
(1)上記実施形態の閉塞蓋100では、ロック部120、バンド体150及び長尺体160が結束バンド170から構成されたが、本発明はこれに限定されない。すなわち、図18に示す閉塞蓋200では、ロック部220が蓋体210下面に一体的に設けられている。また、バンド体250が挟持体230の底壁231aに一体的に設けられている。さらに、長尺体260は、(係止突起を有しない)長尺部261に一体的に形成された係合部262を備える。すなわち、閉塞蓋200は、蓋体210、ロック部220、挟持体230、バンド体250、及び、長尺部260を備えてなる。そして、バンド体250と挟持体230との接合部分が、挟持体230を懸下して支持する支持部253である。この場合、挟持体230には、貫通孔が省略される。上記実施形態と同様に、蓋体210をマンホール蓋の上面側に配置するとともに挟持体230をマンホール蓋の下面側に配置し、摘み穴及び挿通孔212を貫通するバンド体250を上面側に引き上げると同時に、ロック部220がバンド部251を蓋体210に対してロックすることにより、挟持体230及び蓋体210によってマンホール蓋が挟持された状態が維持される。すなわち、変形例の閉塞蓋200においても、簡易な構造で、マンホール蓋の摘み穴を蓋体でより確実に閉塞することが可能である。他方、該閉塞蓋200には、保持部や解除孔が設けられていない。しかしながら、閉塞部211上面から挿通孔212を介してロック部220のロック爪222を破壊するなどして、バンド体250と蓋体210との連結を解除することが可能である。
(2)本発明の閉塞蓋では、落下防止手段が省略されてもよい。図19に示す閉塞蓋300は、落下防止手段としての長尺体及びスリットを有しない。すなわち、閉塞蓋300は、蓋体310、ロック部320、挟持体330及びバンド体350を備えてなる。上記実施形態と同様に、蓋体310をマンホール蓋の上面側に配置するとともに挟持体330をマンホール蓋の下面側に配置し、摘み穴及び挿通孔312を貫通するバンド体350を上面側に引き上げると同時に、ロック部320がバンド部350を蓋体310に対してロックすることにより、挟持体330及び蓋体310によってマンホール蓋が挟持された状態が維持される。すなわち、変形例の閉塞蓋300においても、簡易な構造で、マンホール蓋の摘み穴を蓋体でより確実に閉塞することが可能である。ただし、本閉塞蓋300では、ロック解除部314を介してロックを解除した後、挟持体330がマンホールに落下することは避けられない。
(3)上記実施形態の閉塞蓋100では、蓋体110(閉塞部111)が円形に形成されているが、本発明は上記形状・寸法に限定されることはない。例えば、閉塞部は、楕円形状、長円形状、多角形状等であってもよい。また、閉塞部は、摘み穴を完全に閉塞せずとも、マンホール蓋開閉用工具の挿入を防止できれば、摘み穴を部分的に閉塞する大きさであってもよい。さらに、上記実施形態の閉塞部100では、挟持体130が平面視矩形状に形成されているが、本発明の挟持体は、摘み穴周縁に部分的に当接し、蓋体と協働してマンホール蓋を少なくとも挟持可能であればよく、上記形状・寸法に限定されることはない。例えば、挟持体は、平面視円形状や長円形状等であってもよい。また、本実施形態の挟持体130の長さ及び幅が摘み穴11の長さ及び幅よりも大きいが、直交方向に当接可能であれば、挟持体の長さ及び幅が摘み穴の長さ及び幅よりも小さくてもよい。
(4)上記実施形態の閉塞蓋100では、ロック部120のロック爪122がバンド体150の係止突起152に係合することにより、バンド体150が蓋体110に対してロックされる。しかしながら、本発明のロック部は、上記実施形態の形態に限定されることはない。例えば、ロック部をクリップ状に構成し、バンド体を挟持することによりロック状態を形成可能としてもよい。この場合、バンド体に係止突起を設けなくてもよい。あるいは、バンド体の長尺方向に沿って孔を開け、ピンでバンド体を係止するようにロック部を構成してもよい。すなわち、ロック部は、バンド体のバンド部を蓋体に対して固定できればよいので、当業者であれば、ロック部の機構を任意に変更可能である。
(5)上記実施形態の閉塞蓋100では、ロック解除部114は、凹部114a及び薄膜114bからなり、事後的に解除孔114cが形成されるように構成されているが、当所より解除孔が形成されていてもよい。あるいは、ロック解除部は、ロック部(ロック爪)を外部から直接操作することで、ロック解除する構成であってもよい。
(6)上記実施形態では、マンホール蓋10の摘み穴11は、矩形部11aと円径部11bとを組み合わせた形状を有しているが、貫通穴であれば、その形状を問わない。つまり、閉塞蓋の閉塞部及び挟持体の当接部の形状を摘み穴の形状に合わせることにより、円形状、多角形状などの種々の形状の摘み穴を閉塞することが可能である。すなわち、本発明において、マンホール蓋の形状、摘み穴の位置及び形状が本実施形態に限定されないことは言うまでもない。
本発明は上述した実施形態や変形例に限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限りにおいて種々の態様で実施しうるものである。
10 マンホール蓋
11 摘み穴
100 閉塞蓋
110 蓋体
111 閉塞部
112 挿通孔
113 保持部
114 ロック解除部
114c 解除孔
115 連結部
116 目印
120 ロック部
121 挿通係止孔
122 ロック爪
123 切断残片
130 挟持体
131 挟持体本体
132 当接部
133 貫通孔
134 スリット
135 傾斜部
136 ガイド片
138 係合片
150 バンド体(第1の結束バンド)
151 バンド部
152 係止突起
153 支持部
160 長尺体(第2の結束バンド)
161 長尺部
162 係合部

Claims (10)

  1. マンホール蓋開閉用工具を挿入可能にマンホール蓋に貫通形成された摘み穴を閉塞するための閉塞蓋であって、
    前記マンホール蓋の上面側から前記摘み穴を閉塞する閉塞部を有する蓋体と、
    前記マンホール蓋の下面側に配置され、前記マンホール蓋の下面に当接する当接部を有する挟持体と、
    前記摘み穴を貫通する長尺のバンド部、及び、前記バンド部の下端側で前記挟持体を懸下して支持する支持部を有し、前記挟持体を前記蓋体に対して牽引可能に構成されたバンド体と、を備え、
    前記蓋体には、前記バンド部が通過可能な挿通孔、及び、前記挿通孔を通過する前記バンド部を前記蓋体に対してロックするロック部が設けられていることを特徴とする閉塞蓋。
  2. 前記挟持体は、前記マンホール蓋の上面側から下面側に前記摘み穴を通過可能であり、且つ、前記バンド体に懸下された状態で前記当接部が前記マンホールの前記摘み穴の周縁に係止されることを特徴とする請求項1に記載の閉塞蓋。
  3. 前記蓋体には、前記ロック部による前記蓋体に対する前記バンド体のロックを解除するロック解除部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の閉塞蓋。
  4. 前記ロック解除部は、前記閉塞部を貫通する解除孔を形成し、前記解除孔を介して工具が前記ロック部に作用することで、前記バンド体のロックが解除されることを特徴とする請求項3に記載の閉塞蓋。
  5. 前記バンド体と前記蓋体とのロックが解除されたときに、前記挟持体が落下することを防止する落下防止手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の閉塞蓋。
  6. 前記落下防止手段は、前記挟持体に形成されたスリットと、前記スリットを貫通する長尺体とを備え、前記長尺体の一端が前記蓋体の下面に固定され、前記長尺体の他端側には、前記挟持体の下面に係合可能に張り出した係合部が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の閉塞蓋。
  7. 前記スリットは、該スリット内部での前記長尺体の傾動を許容する長手形状を有し、前記バンド体と前記蓋体とのロックが解除されたときに、前記挟持体が傾斜した姿勢で前記長尺体によって吊下げられることを特徴とする請求項6に記載の閉塞蓋。
  8. 前記挟持体は、前端部から後端部に延びる長板形状を有し、前記スリットは前端部側に偏って形成され、且つ、前記挟持体には、前記前端部の下面が切り欠かれて傾斜部が形成されていることを特徴とする請求項7に記載の閉塞蓋。
  9. マンホール蓋開閉用の工具を挿入可能に貫通形成された摘み穴を有し、前記摘み穴が請求項1から8のいずれか一項に記載の閉塞蓋によって閉塞されていることを特徴とするマンホール蓋。
  10. 長尺のバンド部及び前記バンド部をロック可能なロック部を有する結束バンドを用いて、マンホール蓋開閉用工具を挿入可能にマンホール蓋に貫通形成された摘み穴を閉塞するための閉塞装置であって、
    前記マンホール蓋の上面側から前記摘み穴を閉塞する閉塞部を有する蓋体と、
    前記マンホール蓋の下面側に配置され、前記マンホール蓋の下面に当接する当接部、及び、前記バンド部が通過可能な貫通孔を有する挟持体と、を備え、
    前記蓋体には、第1の結束バンドのバンド部が通過可能な挿通孔、及び、第2の結束バンドから分離されたロック部を保持し、前記挿通孔を通過する前記バンド部を前記蓋体に対してロック可能とする保持部が設けられ、
    前記挟持体は、前記バンド部が前記貫通孔を通過した状態で前記第1の結束バンドのロック部によって吊下げ支持されることを特徴とする閉塞装置。
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