JP2017024539A - 電子装置、表示制御プログラムおよび表示制御方法 - Google Patents

電子装置、表示制御プログラムおよび表示制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】夜間等にエンジンを停止した際に夜用画面を表示可能な電子装置を提供する。【解決手段】車載装置は、表示部と、表示部の表示を制御する制御部とを有する。制御部は、車両のライトが消灯している場合に表示部を昼用画面で表示させる状態Sb、車両のライトが点灯している場合に表示部を夜用画面で表示させる状態Scを選択する第1の表示モードと、表示部が夜用画面で表示されている場合において、ACC電源がオン状態で車両のエンジンが停止されたとき、車両のライトの消灯または点灯とは無関係に表示部を夜用画面で表示させる状態Sdを選択する第2の表示モードとを有する。【選択図】図4

Description

本発明は、ディスプレイ等の表示部を有する電子装置に関し、特に、車両に搭載される電子装置の表示部の表示制御に関する。
目的地までの経路を液晶画面等のディスプレイに表示し、経路案内を行うゲーション機能を搭載した車載装置が普及している。ナビゲーション機能は、昼夜を問わず使用されるため、使用する時間帯に応じてディスプレイの明るさやコントラスト等の表示を調整し、画面を見易くしている。ディスプレイの明るさやコントラスト等の表示の調整は、例えば、車両のディマーライトのオン/オフに連動させて切り替えるものがあり、ディマーライトがオンである場合には、夜間であると判断し、ディスプレイの明るさを減少させ、ディマーライトがオフである場合には、昼間であると判断し、ディスプレイの明るさを増加させている。
特許文献1には、ライトのオン/オフ情報に加えて、車両の停車状態の情報を利用し、車両のライトがオフにされた後、エンジン停止までの間にモニタの表示画面を明るい昼画面としてドライバの網膜に光ショックを与えるのを防止するナビゲーションシステムが開示されている。また、特許文献2には、イグニッションスイッチをオフする前にライトのスイッチがオンからオフに切り替えられた場合には、ディスプレイの画面を直ぐに昼間の明るさにせず、一定期間、夜間の明るさを継続させ、画面の眩しさを抑制する車載用装置が開示されている。
特開2003−185460号公報 特開2008−49764号公報
図1は、従来の車載装置の表示部の表示状態の遷移を説明する図である。ACC及びエンジンがオフされた状態Saから、ACC及びエンジンがオンされると、状態Sbに移行する。状態Sbでは、ACCオンにより車載装置の電源がオンされ、車載装置の表示部は、高輝度の昼用画面となる。車両のライトがオンされると、状態Scに移行する。状態Scでは、表示部は、低輝度の夜用画面になる。ライトがオフされると、状態Scから状態Sbに移行する。状態Scでエンジンがオフされ、ライトがオンであれば、夜用画面が継続されるが、状態ScでACCがオフされると、状態Saに移行する。
ところで、夜間にラジオを聴いたりテレビを見ながらドライブし、目的地やコンビニなどの立ち寄り地点に到着した際に、きりの良いところまで視聴を続けたいというシチュエーションがある。近年は、アイドリングストップ条例などのため、エンジンだけを切り、アクセサリーモード(ACC電源をON)にすることが多いと考えられるが、バッテリーの消費を防ぐために車両のライトをオフにする必要がある。オートライト機能がある車両の場合は、エンジンを切ると自動的にライトがオフになる。従来の車載装置では、単純にライトのオン/オフに連動して、表示部の画面の輝度を夜用/昼用に切り替える仕組みとなっているため、図1に示すように、状態Scから状態Sbに自動的に移行し、夜間にも関わらず昼用の高輝度な画面になってしまう。そうすると、夜間に昼用の高輝度画面が表示されることで、画面をまぶしく感じてしまう。他方、夜用の低輝度表示にするにはライトをオンにする必要があり、光害による周辺への影響、無駄な電力消費によるバッテリーの消耗といった懸念がある。
本願発明は、このような従来の課題を解決するものであり、夜間等にエンジンを停止した際に夜用画面を表示可能な電子装置、表示制御プログラムおよび表示制御方法を提供することを目的とする。
本発明に係る電子装置は、表示手段と、前記表示手段の表示を制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、車両のライトが消灯している場合に前記表示手段を第1の明るさで表示させ、車両のライトが点灯している場合に前記表示手段を第1の明るさよりも暗い第2の明るさで表示させる第1の表示モードと、前記表示手段が第2の明るさで表示されている場合において、車両に搭載された電装部品への電力が供給されている状態で車両のエンジンが停止されたとき、車両のライトの消灯または点灯とは無関係に前記表示手段を前記第2の明るさで表示させる第2の表示モードとを有する。
本発明に係る電子装置は、表示手段と、前記表示手段の表示を制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、昼間と判定された場合に前記表示手段を第1の明るさで表示させ、夜間と判定された場合に前記表示手段を第1の明るさよりも暗い第2の明るさで表示させる第1の表示モードと、前記表示手段が第2の明るさで表示されている場合において、車両に搭載された電装部品への電力が供給されている状態で車両のエンジンが停止されたとき、昼夜判定とは無関係に前記表示手段を前記第2の明るさで表示させる第2の表示モードとを有する。
好ましくは前記制御手段は、車両のライトが点灯しているか否かを判定する点灯判定手段と、車両のエンジンが停止されたか否かを判定するエンジン停止判定手段と、車両に搭載された電装部品への電力が供給されているか否かを判定する電力供給判定手段と、を有する。好ましくは電子装置はさらに、車両の動作状態に関する車両情報を取得する取得手段を含み、前記点灯判定手段、前記エンジン停止判定手段および前記電力供給判定手段は、前記車両情報に基づき判定する。好ましくは前記第2の表示モードは、前記表示手段に夜用画面が表示されている場合において、エンジンが停止され、かつアクセサリー電源が供給されているときに実行される。
本発明に係る表示制御プログラムは、表示手段と、前記表示手段の表示を制御する制御手段とを有する電子装置が実行するものであって、車両のライトが消灯している場合に前記表示手段を第1の明るさで表示させ、車両のライトが点灯している場合に前記表示手段を第1の明るさよりも暗い第2の明るさで表示させる第1の表示モードを実行するステップと、前記表示手段が第2の明るさで表示されている場合において、車両に搭載された電装部品への電力が供給されている状態で車両のエンジンが停止されたとき、車両のライトの消灯または点灯とは無関係に前記表示手段を前記第2の明るさで表示させる第2の表示モードを実行するステップとを有する。
本発明に係る表示制御方法は、表示手段と、前記表示手段の表示を制御する制御手段とを有する電子装置におけるものであって、車両のライトが消灯している場合に前記表示手段を第1の明るさで表示させ、車両のライトが点灯している場合に前記表示手段を第1の明るさよりも暗い第2の明るさで表示させる第1の表示モードを実行するステップと、前記表示手段が第2の明るさで表示されている場合において、車両に搭載された電装部品への電力が供給されている状態で車両のエンジンが停止されたとき、車両のライトの消灯または点灯とは無関係に前記表示手段を前記第2の明るさで表示させる第2の表示モードを実行するステップとを有する。
本発明によれば、表示手段が第2の明るさで表示されている場合において、車両に搭載された電装部品への電力が供給されている状態で車両のエンジンが停止されたとき、車両のライトの消灯または点灯とは無関係に表示手段を第2の明るさで表示させるようにしたので、夜間または暗い環境でも表示手段を眩しく感じることがなくなる。
従来の車載装置の表示部の表示状態の遷移を説明する図である。 本発明の実施例に係る車載装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施例に係る表示制御プログラムの機能的な構成例を示す図である。 本発明の実施例に係る表示部の表示状態の遷移を説明する図である。 本発明の実施例に係る表示部の表示動作を説明するフローである。 図6(A)は、従来の表示制御の例を示し、図6(B)は、本発明の実施例による表示制御の一例を示す図である。 本発明の実施例の変形例の動作フローを示す図である。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。本発明の実施の形態に係る電子装置は、車両等の移動体内に搭載される車載装置であることができる。好ましい態様では、電子装置は、ナビゲーション機能を有するが、それ以外に、種々の機能、例えば、オーディオ・ビデオデータを再生する機能、テレビ・ラジオを受信する機能、データ通信機能などを備えることが可能である。また、車両には、エンジンのみを停止しACC電源により電装部品の動作を可能にするアクセサリーモードと、エンジンおよびACC電源の双方をオフにする完全停止モードとがある。例えば、ユーザーがイグニッションキーを回すことでアクセサリーモード(ACC電源オン)の状態を選択したり、あるいはアイドリングストップ車両において、車両が信号等で一時的に停止したときにアクセサリーモードとなり得る。
図2は、本発明の実施例に係る車載装置の構成例を示すブロック図である。第1の実施例に係る車載装置10は、入力部100、位置情報算出部110、ナビゲーション部120、表示部130、音声出力部140、通信部150、車両状態検出部160、記憶部170、制御部180を含んで構成される。
入力部100は、入力キーデバイス、音声入力認識装置、タッチパネルなどにより、ユーザーからの指示を受け取り、これを制御部180へ提供する。位置情報算出部110は、GPS衛星から送信されるGPS信号、車両に搭載されるジャイロセンサや加速センサのセンサ出力に基づき自車の現在地を算出する。ナビゲーション部120は、例えば、現在地から目的地までの経路を探索し探索経路の案内をしたり、自車位置周辺の道路地図を表示部130に表示させたりする。
表示部130は、タッチパネル機能を有する液晶ディスプレイやその他の表示装置を含み、例えば、ナビゲーション部120によって生成された道路地図の画像を表示したり、車載装置10の目的地設定を行うための設定画面やメニュー画面を表示したりする。表示部130は、後述するように、昼間または夜間の状況等に応じて輝度または明るさが調節される。例えば、昼間または車外が明るいときには、表示部130を比較的輝度の高い昼用画面にし、夜間または車外が暗いときには、表示部130を比較的輝度の低い夜用画面にする。輝度の調整は、例えば、液晶ディスプレイであれば、バックライトパネルの光量を調整する。音声出力部140は、記憶部170から読み出された楽曲データや、ナビゲーション部120により算出された案内経路を案内する案内音声等を出力する。
通信部150は、外部のネットワーク等と無線によるデータ通信を行うことを可能にする。通信部150は、例えば、ネットワークを介して、自車位置情報、地図データ、あるいは道路交通情報等を取得することができる。
車両情報検出部160は、車両の動作状態に関する車両情報を取得する。車両情報は、例えば、車両のライトのオン/オフを示す点灯情報、車両のエンジンが停止したことを示すエンジン停止情報、ACC電源のオン/オフを示すACC情報、ギア情報、ウィンカー操作情報などを含む。車両情報の取得方法は任意であるが、例えば、車内バスなどを介して取得するようにしてもよし、あるいは他の信号媒体等を介して取得してもよい。また、車両には、ヘッドライト、ディマーライト、スモールライトなどの複数のライトが搭載されるが、点灯情報は、これらライトのうちの少なくとも1つのライトの点灯情報を含む。また、エンジンの停止は、ユーザーがイグニッションキーを操作してエンジンを停止させること、アイドリングストップ機能によりエンジンを自動的に停止させることの双方を含む。車両情報検出部160によって検出された車両情報は、制御部180へ提供され、制御部180は、車両情報を用いて表示部130の表示制御を行う。
記憶部170は、車載装置10が実行するアプリケーションソフトウエア、制御部180が実行するプログラム、ナビゲーション部120が実行されるときに必要とされる地図データを記憶することができる。
制御部180は、好ましい態様では、ROM、RAMなどを含むマイクロコントローラ等から構成され、ROMまたはRAMは、車載装置10の各部の動作を制御するための種々のプログラムを格納することができる。第1の実施例では、制御部180は、表示部130の明るさ等を制御する表示制御プログラム200を実行する。
図3は、本実施例に係る表示制御プログラムの機能的な構成例を示す図である。表示制御プログラム200は、車両情報取得部210、点灯判定部220、エンジン停止判定部230、ACC電源判定部240、昼夜判定部250および輝度制御部260とを含んで構成される。表示制御プログラム200は、車載装置10への電源が投入されたとき、実行される。
車両情報取得部210は、車両状態検出部160によって検出された車両情報を取得する。点灯判定部220は、取得された車両情報の中から点灯情報を抽出し、当該点灯情報に基づきライトのオンまたはオフを判定する。点灯判定部220の判定結果は、昼夜判定部250および輝度制御部260へ提供される。エンジン停止判定部230は、取得された車両情報の中からエンジン停止情報を抽出し、当該エンジン停止情報に基づきエンジンの停止の有無を判定する。エンジン停止判定部230の判定結果は、輝度制御部260へ提供される。ACC電源判定部240は、取得された車両情報の中からACC情報を抽出し、当該ACC情報に基づきACC電源のオンまたはオフ、すなわちアクセサリーモードか否かを判定する。ACC電源判定部240の判定結果は、輝度制御部260へ提供される。昼夜判定部250は、点灯判定部220の判定結果に基づき昼間または夜間を判定し、その判定結果を保持する。但し、昼夜判定部250は、後述するように照度センサーなどから昼夜判定を行うことも可能である。
輝度制御部260は、点灯判定部220の判定結果(または昼夜判定部250の判定結果)およびACC電源判定部230の判定結果に基づき表示部130の輝度を制御する。本実施例では、輝度制御部260は、第1の輝度制御モードと、第2の輝度制御モードとを有する。第1の輝度制御モードは、点灯判定部220の判定結果(または昼夜判定部250の判定結果)、エンジン停止判定部230の判定結果、およびACC電源判定部240の判定結果に基づき表示部130の輝度を制御し、第2の輝度制御モードは、エンジン停止判定部230の判定結果およびACC電源判定部240の判定結果に基づき表示部130の輝度を制御する。
図4は、第1の輝度制御モードと第2の輝度制御モードの表示状態の遷移を説明する図である。第1の輝度制御モードは、状態Sa、Sb、Scを選択するものであり、状態Sa、Sb、Scは、図1に示した状態と実質的に同じである。すなわち、第1の輝度制御モードは、ライトのオン/オフに連動して、ライトがオフであれば、低輝度の昼用画面を表示する状態Sbを選択し、ライトがオンであれば、高輝度の夜用画面を表示する状態Scを選択する。第2の輝度制御モードは、新たに設けられた状態Sdを選択する。すなわち、第2の輝度制御モードは、状態Scにあるとき、エンジンのみが停止され、ACC電源がオン(アクセサリーモード)である場合、状態Sdへ選択し、ライトのオン/オフとは連動せずそれとは無関係に夜用画面を表示させる。また、状態Sdにおいて、エンジンが再びオンされた場合には、状態Sdから状態Scへ移行し、ACC電源がオフされた場合には、状態Saへ移行する。
次に、本実施例の車載装置の表示動作について図5のフローを参照して説明する。先ず、車両のエンジンおよびACC電源がオンされると(S100)、車載装置10の電源がオンされ、表示制御プログラム200が実行される。これに伴い、車両情報取得部210は、車両状態検出部160によって検出された車両情報を逐次取得する(S102)。点灯判定部220は、点灯情報に基づき車両のライトのオン/オフを判定し(S104)、ライトがオンであれば、昼夜判定部250は、夜間であると判定し(S106)、その判定結果を保持する。輝度制御部260は、夜間と判定された場合には、第1の輝度制御モードにより状態Scを選択し、夜用画面で表示させる(S108)。他方、ライトがオフであれば、昼夜判定部250は、昼間であると判定し(S110)、輝度制御部260は、昼間の判定に従い、第1の輝度制御モードにより状態Sbを選択し、昼用画面で表示させる(S112)。
昼用画面を表示する状態Sbにおいて、ACC電源がオフされた場合には、状態Saに移行し、エンジンのみが停止された場合には、昼用画面が継続される。一方、夜用画面を表示する状態Scにおいて、エンジンのみが停止された場合、つまりACC電源がオンである場合(S114、S116)、輝度制御部260は、昼夜判定部250の判定結果(夜間判定)に基づき、第2の輝度制御モードにより状態Sdを選択し、夜用画面を表示させる(S118)。状態Sdにおいて、ACC電源がオフされた場合には(S120)、車載装置の電源がオフされた状態Saに移行する(S122)。他方、状態Sdにおいて、エンジンが再始動されたとき(SS120)、状態Scに移行する(S108)。
このように本実施例によれば、夜用画面を表示する状態Scにおいて、エンジンのみが停止されACC電源がオンである場合には、ライトのオン/オフと無関係に、夜用画面を表示させるようにしたので、夜間にアクセサリーモードで駐停車しているときの表示部の輝度を小さくし、眩しく感じなくて済む。さらに、夜用画面を表示させるためにライトを点灯させる必要がないので、光害を防止し、バッテリーの消耗を抑制することができる。
本実施例の表示制御方法は、ライトのオン/オフがユーザー操作により行われる場合、およびエンジンの停止/起動に伴ってライトが自動的にオフ/オンになるオートライト機能を有する場合のいずれにも適用可能である。図6に、オートライト機能を有する車両での表示制御の一例を示す。図6(A)は、従来の表示制御方法、図6(B)は、本実施例の表示制御方法である。時刻T1において、エンジンおよびACC電源がオンされ、時刻T2でライトがオンされる。表示部は、ライトのオンに連動して低輝度の夜用画面となる。その後、時刻T3からT4の期間、ライトがオフされると、これに同期して、表示部は、高輝度の昼用画面となる。ここまでの処理は、本実施例の第1の輝度制御モードで実行される。次に、時刻T5から時刻T6までの期間Ts、エンジンがアイドリングストップ、あるいはユーザー操作によって停止される。オートライト機能により、エンジン停止期間Ts、ライトが自動的にオフされる。従来の方法では、エンジン停止期間Ts、表示部は、ライトのオフに連動して高輝度の昼用画面となる。一方、本実施例では、エンジン停止期間Ts、第2の輝度制御モードにより状態Sdに移行するため、表示部は、低輝度の夜用画面のままである。仮に、エンジン停止期間Tsにおいて、ユーザー操作によってライトがオン(図中、Pで示す)されたとしても、表示部は、ライトのオン/オフに連動しないので夜用画面のままである。
上記実施例では、輝度制御部260が昼夜判定部250の判定結果を参照して第2の輝度制御モードを行う例を示したが、昼夜判定部250は、必須ではない。すなわち、輝度制御部260は、点灯判定部220の判定結果を参照し、点灯判定部220によりライトがオンしていると判定されている場合に、エンジンのみが停止されたとき、第2の輝度制御モードを実行するようにしてもよい。さらにこれとは別の態様として、輝度制御部260は、車両情報に含まれる、ライトのオン/オフに関する点灯情報を監視し、ライトがオンを示している場合に、エンジンのみが停止されたとき、第2の輝度制御モードを実行するようにしてもよい。
また、上記実施例では、昼夜判定部は、ライトのオンまたはオフを示す点灯情報に基づき昼夜判定を行う例を示したが、昼夜判定は、点灯情報以外の情報を利用するものであってもよい。例えば、車外または車内に照度センサーなどが取付けられている場合には、照度センサーの検出結果に基づき昼夜判定を行うことも可能である。このような場合には、輝度制御部260は、ライトのオンまたはオフに連動して昼用画面または夜用画面の切替えを行うのではなく、照度センサーの検出結果により昼間と判定されたときに昼用画面を選択し、夜間と判定されたとき夜用画面を選択することが可能である。さらにライトの点灯または消灯は、照度センサーの検出結果に連動させることも可能である。さらに昼夜判定部250は、時間的な昼間または夜間の判定に限定されるのではなく、車両の外部の明るさの判定も包含する。例えば、車両が、トンネル、地下駐車場、立体駐車場などに進入した場合には、時間的には昼間であっても、車外の環境は暗いので夜間と判定され得る。
図7は、本実施例の変形例による表示制御動作を示すフローである。この例では、昼夜判定部250が照度センサーを利用して昼夜判定を行い(S204)、夜間の判定であれば、輝度制御部260は、夜用画面を表示させ(S206)、昼間の判定であれば、輝度制御部260は、昼用画面を表示させる(S208)。それ以外の動作は、図5の動作と同様であるが、第2の輝度制御モードは、昼夜判定部の判定結果と連動することなくこれと無関係に夜用画面を表示させることになる。
また、本実施例の表示制御方法は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ等の表示部に適用することができる。例えば、液晶ディスプレイであれば、そのバックライトの光量を調節することで、高輝度な画面または低輝度な画面を表示させることができる。また、バックライトを備えていないような表示部である場合には、そこに表示される画像データそのもの輝度を制御するようにしてもよい。
さらに上記実施例では、車載装置の表示部の輝度を制御する例を示したが、本実施例の表示制御方法は、車両に搭載される表示部であれば、あらゆるものに適用することが可能である。例えば、運転席の前面に配置された、メータ類、速度等を表すインスツルメンツパネルが液晶ディスプレイなどによって構成される場合には、本実施例の表示制御方法は、インスツルメンツパネルの輝度(明るさ)を制御することも可能である。また、本実施例の表示制御方法は、運転席の前面等に配置された表示部に限らず、後部座席等に配置された表示部にも適用可能である。
以上、本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明は、特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の要旨の範囲において、種々の変形、変更が可能である。
10:車載装置 100:入力部
110:位置情報算出部 120:ナビゲーション部
130:表示部 140:音声出力部
150:通信部 160:車両状態検出部
170:記憶部 180:制御部
200:表示制御プログラム 210:車両情報取得部
220:点灯判定部 230:エンジン停止判定部
240:ACC電源判定部 250:昼夜判定部
260:輝度制御部

Claims (7)

  1. 表示手段と、
    前記表示手段の表示を制御する制御手段とを有し、
    前記制御手段は、車両のライトが消灯している場合に前記表示手段を第1の明るさで表示させ、車両のライトが点灯している場合に前記表示手段を第1の明るさよりも暗い第2の明るさで表示させる第1の表示モードと、前記表示手段が第2の明るさで表示されている場合において、車両に搭載された電装部品への電力が供給されている状態で車両のエンジンが停止されたとき、車両のライトの消灯または点灯とは無関係に前記表示手段を前記第2の明るさで表示させる第2の表示モードとを有する、電子装置。
  2. 表示手段と、
    前記表示手段の表示を制御する制御手段とを有し、
    前記制御手段は、昼間と判定された場合に前記表示手段を第1の明るさで表示させ、夜間と判定された場合に前記表示手段を第1の明るさよりも暗い第2の明るさで表示させる第1の表示モードと、前記表示手段が第2の明るさで表示されている場合において、車両に搭載された電装部品への電力が供給されている状態で車両のエンジンが停止されたとき、昼夜判定とは無関係に前記表示手段を前記第2の明るさで表示させる第2の表示モードとを有する、電子装置。
  3. 前記制御手段は、車両のライトが点灯しているか否かを判定する点灯判定手段と、車両のエンジンが停止されたか否かを判定するエンジン停止判定手段と、車両に搭載された電装部品への電力が供給されているか否かを判定する電力供給判定手段と、を有する、請求項1または2に記載の電子装置。
  4. 電子装置はさらに、車両の動作状態に関する車両情報を取得する取得手段を含み、前記点灯判定手段、前記エンジン停止判定手段および前記電力供給判定手段は、前記車両情報に基づき判定する、請求項3に記載の電子装置。
  5. 前記第2の表示モードは、前記表示手段に夜用画面が表示されている場合において、エンジンが停止され、かつアクセサリー電源が供給されているときに実行される、請求項1または2に記載の電子装置。
  6. 表示手段と、前記表示手段の表示を制御する制御手段とを有する電子装置が実行する表示制御プログラムであって、
    車両のライトが消灯している場合に前記表示手段を第1の明るさで表示させ、車両のライトが点灯している場合に前記表示手段を第1の明るさよりも暗い第2の明るさで表示させる第1の表示モードを実行するステップと、
    前記表示手段が第2の明るさで表示されている場合において、車両に搭載された電装部品への電力が供給されている状態で車両のエンジンが停止されたとき、車両のライトの消灯または点灯とは無関係に前記表示手段を前記第2の明るさで表示させる第2の表示モードを実行するステップと、を有する表示制御プログラム。
  7. 表示手段と、前記表示手段の表示を制御する制御手段とを有する電子装置における表示制御方法であって、
    車両のライトが消灯している場合に前記表示手段を第1の明るさで表示させ、車両のライトが点灯している場合に前記表示手段を第1の明るさよりも暗い第2の明るさで表示させる第1の表示モードを実行するステップと、
    前記表示手段が第2の明るさで表示されている場合において、車両に搭載された電装部品への電力が供給されている状態で車両のエンジンが停止されたとき、車両のライトの消灯または点灯とは無関係に前記表示手段を前記第2の明るさで表示させる第2の表示モードを実行するステップと、を有する表示制御方法。
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