JP2017024485A - 被格納物の格納展開装置 - Google Patents

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紀之 鈴木
泰典 岡崎
Yasunori Okazaki
泰典 岡崎
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Riichiro Tadakuma
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Abstract

【課題】被格納物を薄型化および小型化する。【解決手段】格納物11の格納展開装置10は、被格納物11を先端部に備えた支持体12と、支持体12を、その中心軸方向Cおよび中心軸回りの周方向Rに駆動する駆動部13と、を備え、駆動部13は、被格納物11を格納体20の内部に格納した格納状態と、格納状態から支持体12を中心軸方向Cに沿って移動させるとともに、周方向Rに回動させることで、被格納物11を格納体20から突出させた展開状態と、の間で切り替え可能とする。【選択図】図1

Description

本発明は、ドアミラー等の被格納物の格納展開装置に関する。
自動車(車両)のドアに設けられ、運転者が後方を視認するためのドアミラーは、ドアから側方に突出するように設けられている。このようなドアミラーは、駐車時等にドア側に折り畳み、側方への突出を抑えることができる。ドアミラーを折り畳む機構としては、手動式、モータを用いた電動式とがある。
特許文献1には、ドアに固定されたミラーベースに対し、ミラーハウジングが折り畳み可能に連結され、ミラーハウジングの内部に、ミラーベースに対してミラーハウジングを折り畳みおよび展開可能とするモータを内蔵した構成が開示されている。
特開2011−121560号公報
しかしながら、特許文献1に記載のドアミラーにおいては、ミラーハウジング内に、ミラーベースに対してミラーハウジングを折り畳み可能に連結するためのブラケットや、モータ等を収容する空間を確保する必要がある。その結果、ミラーハウジングは、ミラーハウジングの後方に設けられる略平板状のミラーに対し、車両前方に向かって膨出した形状となり、薄型化するのに制限がある。
さらに、ミラーハウジングを確実にドアに取り付けるため、ミラーベースをドアに設ける必要がある。その結果、ドアミラー全体が大型化する。
このような課題は、ドアミラーに限らず、格納体に格納した格納状態と、格納体から外部に突出して使用する展開状態との間で切り換えを行う被格納物であれば、共通する。
本発明は上述のような課題に鑑みてなされたものであり、被格納物を格納することで、装置を薄型化および小型化することのできる被格納物の格納展開装置を提供する。
本発明の被格納物の格納展開装置は、中心軸に沿って延びるとともに、被格納物を先端部に備えた支持体と、前記被格納物を格納する格納体に設けられ、前記支持体を、前記中心軸方向および該中心軸回りの周方向に駆動する駆動部と、を備え、前記駆動部は、前記被格納物を前記格納体の内部に格納した格納状態と、前記格納状態から前記支持体を前記中心軸方向に沿って移動させるとともに前記周方向に回動させることで、前記被格納物を前記格納体から突出させた展開状態と、の間で切り替え可能とする。
本発明の被格納物の格納展開装置では、被格納物を格納することで、装置を薄型化および小型化することができる。
本発明の被格納物の格納展開装置の最小構成を示す図である。 本発明の被格納物の格納展開装置の第2の実施形態を示す図であり、ミラー部を展開状態としたドアミラー装置を、ドアの内側から見た斜視図である。 ドアミラー装置の構成を示す斜視図である。 ミラー部を車両走行方向前方から見た図である。 ミラー部を格納状態としたドアミラー装置を、ドアの外側から見た斜視図である。 ミラー部を展開状態としたドアミラー装置を、ドアの外側から見た斜視図である。 ミラー部をドアに形成した開口部を通して出没させる状態を、ドアの内側から見た斜視図である。
本発明の複数の実施形態に関して図面を参照して以下に説明する。ただし、本実施形態に関して前述した一従来例と同一の部分に関しては、同一の名称を使用して詳細な説明は省略する。
[第1の実施形態]
図1は、本実施形態による被格納物の格納展開装置の最小構成を示す図である。
この図が示すように、被格納物の格納展開装置10は、ドアミラー等の被格納物11と、支持体12と、駆動部13と、を少なくとも備えていればよい。
支持体12は、被格納物11を先端部12aに備えている。
駆動部13は、支持体12を、その中心軸方向Cおよび中心軸回りの周方向Rに駆動する。駆動部13は、車両のドア等の格納体20の内部に固定されている。
駆動部13は、被格納物11を格納体20の内部に格納した格納状態(図1中、二点鎖線で示した状態)と、被格納物11を格納体20から突出させた展開状態と、の間で切り替え可能とする。格納状態から展開状態に切り換えるには、駆動部13で、支持体12を中心軸方向Cに沿って移動させるとともに、周方向Rに回動させる。
このような被格納物の格納展開装置10は、被格納物11を、格納状態と展開状態との間で切り換える駆動部13が、格納体20に設けられている。これにより、駆動部13を被格納物11に内蔵する必要がなく、被格納物11に、駆動部13を内蔵する空間を確保する必要がなくなる。また、被格納物11は、支持体12および駆動部13を介し、格納体20に固定されることとなる。これにより、被格納物11をブラケット等を介して格納体20に固定する必要がない。したがって、装置の大きさを薄型化、小型化を図ることが可能となる。
[第2の実施形態]
図2は、本発明の被格納物の格納展開装置の第2の実施形態を示す図であり、ミラー部を展開状態としたドアミラー装置を、ドアの内側から見た斜視図である。図3は、ドアミラー装置の構成を示す斜視図である。図4は、ミラー部を車両走行方向前方から見た図である。図5は、ミラー部を格納状態としたドアミラー装置を、ドアの外側から見た斜視図である。図6は、ミラー部を展開状態としたドアミラー装置を、ドアの外側から見た斜視図である。図7は、ミラー部をドアに形成した開口部を通して出没させる状態を、ドアの内側から見た斜視図である。
図2、図3に示すように、ドアミラー装置(格納展開装置)30は、ミラー部(被格納物)31と、支持軸(支持体)32と、駆動部33と、を備えている。
ミラー部31は、車両走行方向後方を視認するための板状のミラー31mと、ミラー31mを保持するホルダー31hと、を備えている。ホルダー31hは、ミラー31mの裏面(図示無し)側に沿うように形成され、これによりミラー部31が薄型形状をなしている。
また、図4に示すように、ホルダー31hは、ミラー31mが設けられた側とは反対側の外表面31fに、例えば横方向に延びるフィン部34を突出形成することができる。このフィン部34により、車両走行時におけるホルダー31hの外表面31fに沿う空気の流れを整流し、空気抵抗を抑えることができる。
図3に示すように、支持軸32は、ミラー部31を先端部32aに備えている。この支持軸32は、先端部32aと下端部32bとの間に、多軸ギヤ部35を備えている。多軸ギヤ部35には、支持軸32の外周面32fに、略四角錐形状、あるいは略円錐形状の凸歯(歯)35gが、支持軸32の中心軸方向Cと、支持軸32の中心軸回りの周方向Rとに、それぞれ一定ピッチで形成されている。この多軸ギヤ部35には、後述する縦駆動歯車(第一のギヤ)41が、中心軸方向Cに沿って並んだ複数の凸歯35gに噛み合い、後述する横駆動歯車(第二のギヤ)51が、周方向Rに沿って並んだ複数の凸歯35gに噛み合う。
支持軸32は、ドア(格納体)20の内側面20tに固定されたベースプレート36に、昇降ガイド部材37を介して、支持軸32の中心軸方向C(上下方向)にスライド可能に支持されている。昇降ガイド部材37は、ベースプレート36に固定され、支持軸32の中心軸方向Cと平行に延びるガイドレール38と、ガイドレール38に沿って中心軸方向Cにスライド移動自在に設けられたスライドベース39と、を備えている。スライドベース39には、支持軸32の下端部32bを支持する略コ字状のブラケット40が固定されている。ブラケット40には、中心軸方向Cに貫通する支持孔40h、40hが形成されている。支持軸32の下端部32bは、ブラケット40の支持孔40h、40hに挿入され、周方向Rに回動自在に支持されている。
駆動部33は、ベースプレート36の上部に設けられている。駆動部33は、縦方向駆動部33Aと、回転方向駆動部33Bと、を備える。
縦方向駆動部33Aは、支持軸32に噛み合う縦駆動歯車41と、縦駆動歯車41を駆動するモータ(第一のモータ)42と、モータ42の駆動力を縦駆動歯車41に伝達する伝達装置43と、を備える。
縦駆動歯車41は、回転軸41sの外周部に、平歯車41gが一体に形成されている。縦駆動歯車41の回転軸41sは、その中心軸が支持軸32の中心軸方向Cに直交するよう、ベースプレート36およびベースプレート36に固定されたブラケット44に回動自在に支持されている。回転軸41sの先端は、ブラケット44を貫通してその反対側に挿通されている。
モータ42は、ブラケット44に本体42aが固定され、駆動シャフト(図示無し)の先端がブラケット44を貫通して本体42aとは反対側に突出している。
伝達装置43は、モータ42の駆動軸(図示無し)の先端に設けられた駆動プーリ43aと、縦駆動歯車41の回転軸41sの先端に設けられた従動プーリ43bと、駆動プーリ43aと従動プーリ43bとの間に掛け回された無端状のベルト43cと、を備える。
このような縦方向駆動部33Aは、図示しないコントローラによりモータ42を作動させると、モータ42の駆動シャフト(図示無し)の回転駆動力が、駆動プーリ43a、ベルト43c、従動プーリ43bを介して縦駆動歯車41の回転軸41sに伝達される。これにより縦駆動歯車41の平歯車41gが回転駆動され、平歯車41gが、支持軸32の多軸ギヤ部35に対し、中心軸方向Cに沿って並んだ複数の凸歯35gに噛み合いながら、支持軸32をガイドレール38に沿って中心軸方向Cにスライドさせる。これにより、支持軸32の先端部32aに設けられたミラー部31が中心軸方向Cに沿って移動される。
回転方向駆動部33Bは、支持軸32に噛み合う横駆動歯車51と、横駆動歯車51を駆動するモータ(第二のモータ)52と、モータ52の駆動力を横駆動歯車51に伝達する伝達装置53と、を備える。
横駆動歯車51は、回転軸51sの外周部に、平歯車51gが一体に形成されている。横駆動歯車51の回転軸51sは、その中心軸が、支持軸32の中心軸方向Cに平行となるよう、ベースプレート36に固定されたブラケット54に回動自在に支持されている。回転軸51sの先端は、ブラケット54を貫通してその反対側に挿通されている。
モータ52は、ブラケット54に本体52aが固定され、駆動シャフト(図示無し)の先端がブラケット54を貫通して本体52aの反対側に突出している。
伝達装置53は、モータ52の駆動軸(図示無し)の先端に設けられた駆動プーリ53aと、横駆動歯車51の回転軸51sの先端に設けられた従動プーリ53bと、駆動プーリ53aと従動プーリ53bとの間に掛け回された無端状のベルト53cと、を備える。
このような回転方向駆動部33Bは、図示しないコントローラによりモータ52を作動させると、モータ52の駆動シャフト(図示無し)の回転駆動力が、駆動プーリ53a、ベルト53c、従動プーリ53bを介して横駆動歯車51の回転軸51sに伝達される。これにより横駆動歯車51の平歯車51gが回転駆動され、支持軸32の多軸ギヤ部35に対し、周方向Rに沿って並んだ複数の凸歯35gに噛み合いながら、支持軸32を周方向Rに回動させる。これにより、支持軸32の先端部32aに設けられたミラー部31が周方向Rに沿って支持軸32回りに回動する。
上記したようなドアミラー装置30において、ミラー部31は、図5に示すように、ドア20の内部に、ドア20の外側面20sにほぼ平行に格納した格納状態と、図6に示すように、ミラー部31をドア20の上面20fから上方に突出させるとともに、ドア20の外側面20sから外方に突出した展開状態と、の間で切り替え可能となっている。
このようなドアミラー装置30は、車両走行時には、図2、図6に示すように、ミラー部31を展開状態とする。格納状態から展開状態とするには、支持軸32を中心軸方向Cに沿って上昇させてミラー部31をドア20の上面20fから上方に突出した位置に位置させ、さらに支持軸32を周方向Rに回転させて、ミラー部31が、ドア20の外側面20sから側方に突出し、ミラー31mが車両後方を向くようにする。
また、ドアミラー装置30は、駐車時や運転時には、図5に示すように、ミラー部31を格納状態とする。展開状態から格納状態とするには、支持軸32を周方向Rに回転させ、ミラー部31が、ドア20の外側面20sと略平行となるように折り畳む。さらに、支持軸32を中心軸方向Cに沿って下降させ、ミラー部31をドア20の内部に格納する。
なお、このドアミラー装置30は、多軸ギヤ部35を備えることから、ミラー部31が上面20fから上方に突出した後は、上昇・下降と回転とを同時に行うことが可能である。
図7に示すように、格納状態(図5参照)と展開状態(図6参照)との間の移行中には、ミラー部31は、ドア20の内部から上下方向に出没する。ドア20の上面20fには、ミラー部31をドア20の内部から上下方向に出没させるため、ミラー部31の平面視形状に沿った開口部25が形成されている。
ここで、図5に示すように、ミラー部31は、格納状態にあるときに、ミラー部31の上面31uが、開口部25を閉塞し、ドア20の上面20fと連続するのが好ましい。
図2、図6に示すように、ミラー部31の下方位置には、ミラー部31がドア20の上面20fから上方に突出したときに、開口部25を閉塞する閉塞部材60が設けられている。閉塞部材60は、開口部25を補形する平面視形状を有している。図3に示すように、この閉塞部材60は、その一端に筒状の保持部材61を一体に備えている。この保持部材61内に支持軸32が挿通され、支持軸32は保持部材61内で周方向Rに回動自在となっている。これにより、閉塞部材60は、ドア20の内部において、支持軸32の周方向Rへの回転動作に関わらず、一定の姿勢を維持できるようになっている。
この閉塞部材60は、支持軸32を上昇させて、ミラー部31が所定の上昇端位置に位置したときに、その上面60fがドア20の上面20fに連続する面内に位置するようにするのが好ましい。
このようなドアミラー装置30は、ミラー部31を先端部32aに備えた支持軸32と、ミラー部31を格納するドア20に設けられ、支持軸32を、その中心軸方向Cおよび中心軸回りの周方向Rに駆動する駆動部33と、を備える。駆動部33は、ミラー部31をドア20の内部に格納した格納状態と、格納状態から支持軸32を中心軸方向Cに沿って移動させるとともに周方向Rに回動させることで、ミラー部31をドア20から突出させた展開状態と、の間で切り替え可能とする。
このように、ミラー部31を、格納状態と展開状態との間で切り換える駆動部33が、ドア20に設けられている。これにより、駆動部33をミラー部31に内蔵する必要がなく、ミラー部31に、駆動部33を内蔵する空間を確保する必要がなくなる。また、ミラー部31は、支持軸32および駆動部33を介し、ドア20の内側面20tに固定されることとなる。これにより、ミラー部31をブラケット等を介してドア20の上部に固定する必要がない。
したがって、ミラー部31の薄型化、小型化を図ることが可能となる。さらに、ミラー部31が薄型化、小型化することにより、部品コストの低減、および車両走行時における空気抵抗の低減を図ることが可能となる。
また、支持軸32は、中心軸方向Cおよび周方向Rにそれぞれ複数の凸歯35gが列設された多軸ギヤ部35を有し、駆動部33は、支持軸32を中心軸方向Cに移動させる縦駆動歯車41と、縦駆動歯車41を駆動するモータ42と、支持軸32を周方向Rに回転させる横駆動歯車51と、横駆動歯車51を駆動するモータ52と、を備える。
このように、支持軸32に、多軸ギヤ部35を備えた支持軸32を用いることで、駆動部33をコンパクトなものとすることができ、ドア20の内部における駆動部33の設置空間を確保しやすくなる。
また、ドア20に、ミラー部31を出没させる開口部25が形成され、支持軸32に、ミラー部31が展開状態にあるときに、開口部25を閉塞する閉塞部材60が設けられている。これにより、ミラー部31が展開状態にあるときに、ドア20の内部に異物等が侵入するのを防ぐとともに、空気抵抗を低減することができる。
さらに、ミラー部31が格納状態にあるとき、ミラー部31が開口部25を閉塞することで、格納状態においても、ドア20の内部に異物等が侵入するのを防ぐことができる。
また、駆動部33は、車両の走行時にはミラー部31を展開状態とし、車両の停止時や車両の自動運転時にミラー部31を格納状態とする。
これにより、車両の停止時には、ミラー部31をドア20の内部に収納することで、ミラー部31に破損等を防ぐことができる。また、車両が自動運転モードを備える場合、自動運転時にミラー部31をドア20の内部に収納することで、走行中における空気抵抗を大幅に低減することが可能となる。
(その他の実施形態)
なお、本発明は、図面を参照して説明した上述の各実施形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において様々な変形例が考えられる。
例えば、各部の構成については、各実施形態で示した構造以外の構造でもよい。
上記第二実施形態では、ミラー部31を中心軸方向Cおよび周方向Rに駆動するため、多軸ギヤ部35を有する支持軸32と、多軸ギヤ部35に噛み合う縦駆動歯車41および横駆動歯車51を備えた駆動部33と、を用いたが、これに限らない。
例えば、エアシリンダ、ボールネジ、ラックアンドピニオン機構等によって、ミラー部31を上下動させつつ、これらエアシリンダ、ボールネジ、ラックアンドピニオン機構自体を回転させることで、ミラー部31を回転させるようにしてもよい。
また、上記第二実施形態では、ドアミラー装置30を例に挙げたが、車両のフェンダー等にミラー部31を、いわゆるフェンダーミラーとして設ける場合にも同様の構成を適用することができる。
また、上記第一、第二実施形態と同様の構成は、ミラー部31に限らず、液晶パネル、テーブル等にも適用することができ、これらの被格納物を、ドア20に限らず、ダッシュボードや、ダッシュボードと座席の隙間、アームレスト、デスク天板等の格納体から出没および展開させて使用する場合にも適用することができる。
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更することが可能である。
10 格納展開装置
11 被格納物
12 支持体
13 駆動部
20 ドア(格納体)
20f 上面
20s 外側面
20t 内側面
25 開口部
30 ドアミラー装置(格納展開装置)
31 ミラー部(被格納物)
31f 外表面
31h ホルダー
31m ミラー
31u 上面
32 支持軸(支持体)
32a 先端部
32b 下端部
32f 外周面
33 駆動部
33A 縦方向駆動部
33B 回転方向駆動部
34 フィン部
35 多軸ギヤ部
35g 凸歯(歯)
36 ベースプレート
37 昇降ガイド部材
38 ガイドレール
39 スライドベース
40 ブラケット
40h 支持孔
41 縦駆動歯車(第一のギヤ)
41g 平歯車
41s 回転軸
42 モータ(第一のモータ)
42a 本体
43 伝達装置
43a 駆動プーリ
43b 従動プーリ
43c ベルト
44 ブラケット
51 横駆動歯車(第二のギヤ)
51g 平歯車
51s 回転軸
52 モータ(第二のモータ)
52a 本体
53 伝達装置
53a 駆動プーリ
53b 従動プーリ
53c ベルト
54 ブラケット
60 閉塞部材
60f 上面
61 保持部材
C 中心軸方向
R 周方向

Claims (5)

  1. 中心軸に沿って延びるとともに、被格納物を先端部に備えた支持体と、
    前記被格納物を格納する格納体に設けられ、前記支持体を、前記中心軸方向および該中心軸回りの周方向に駆動する駆動部と、を備え、
    前記駆動部は、前記被格納物を前記格納体の内部に格納した格納状態と、前記格納状態から前記支持体を前記中心軸方向に沿って移動させるとともに前記周方向に回動させることで、前記被格納物を前記格納体から突出させた展開状態と、の間で切り替え可能とする被格納物の格納展開装置。
  2. 前記支持体は、前記中心軸方向および前記周方向にそれぞれ複数の歯が列設された多軸ギヤ部を有し、
    前記駆動部は、
    前記多軸ギヤ部と噛み合うことで、前記支持体を前記中心軸方向に移動させる第一のギヤと、
    前記第一のギヤを駆動する第一のモータと、
    前記多軸ギヤ部と噛み合うことで、前記支持体を前記周方向に回転させる第二のギヤと、
    前記第二のギヤを駆動する第二のモータと、
    を備える請求項1に記載の被格納物の格納展開装置。
  3. 前記格納体には、前記被格納物が通過可能な開口部が形成され、
    前記支持体に、前記被格納物が展開状態にあるときに、前記開口部を閉塞する閉塞部材が設けられている請求項1または2に記載の被格納物の格納展開装置。
  4. 前記被格納物が格納状態にあるとき、前記被格納物が前記開口部を閉塞する請求項3に記載の被格納物の格納展開装置。
  5. 前記被格納物が、車両に備えられて走行方向後方を視認するためのミラー部であり、
    前記駆動部は、前記車両の走行時には前記ミラー部を展開状態とし、前記車両の停止時および前記車両の運転時の少なくとも一方において前記ミラー部を格納状態とする請求項1から4のいずれか一項に記載の被格納物の格納展開装置。
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