JP4532260B2 - 収納式モニターの駆動機構 - Google Patents

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本発明は、収納式モニターの駆動機構に関するものである。
自動車に搭載するカーナビゲーションは、使用しない時にはコンソール内に収納しておくタイプのものがある。これは、例えば図8に示すように、コンソール取付けケース1の下段にCDやラジオなどのオーディオ機器2を収納し、上段にカーナビゲーション3を収納し、これを駆動させる時には、スタートスイッチを入れると、図9)に示すようにモニター4がケース5から自動的に引出される。この後、図10に示すようにモニター4が上方に回動して、前面が運転席側に向くようになっている。
このようにカーナビゲーション3を使用しない時にはモニター4は、ケース5内に水平に収納され、使用時には前方にスライドして引出されてから、上方に回動(チルト)する収納式モニターの駆動機構は、スライド用のモータと、チルト用のモータの2個の専用のモータが取付けられている。このように、従来の機構ではスライド用のモータと、チルト用のモータの、それぞれの動作に必要な駆動力を有する2個の専用のモータが取付けられているため、モータの小型化には限界があり、更にそれぞれに複雑な減速機構が必要で構造が複雑となる問題があった。
一方、コンソール取付けケース1の大きさは車載規格サイズ(DIN規格)で規定されているため、ここに収納するカーナビゲーション3とオーディオ機器2の大きさが制限されるが、オーディオ機器2は、CDの他にMDなどを搭載する要求が高まって来ていることから、機器本体が大型化する問題があり、これを解決するためには、カーナビゲーション3の小型、薄型化が要望されていた。
本発明は上記問題を改善し、必要なモータの駆動力を半減して、モータの小型化を図ると共に、減速機構を簡素化して、ケースの薄型化を達成することができる収納式モニターの駆動機構を提供するものである。
本発明の請求項1記載の収納式モニターの駆動機構は、モータの動力により、画像を表示するモニターをケース内に前後進自在にスライドさせて、ケースから突出した状態でモニターを上下のチルトさせるようにした収納式モニターの駆動機構において、前記モータに接続されたサンギアと、これと噛合する複数個のプラネタリーギアと、このプラネタリーギアを軸支し、外周にギアを形成したプラネタリーキャリアと、前記プラネタリーギアと噛合する内周ギアを形成すると共に外周ギアを形成したインターナルギアとから構成される2組の遊星歯車機構を、前記モニターを支持する可動フレームに並設して、第1および第2遊星歯車機構のインターナルギアを、互いに逆方向に回転するようにこの両外周ギアを直結またはギアを介して連結すると共に、この両外周ギアに噛合するスライダーギアを介してケース内側に平行に設けた2本のラックに噛合させて可動フレームを前後進自在に支持し、更に第1および第2遊星歯車機構のプラネタリーキャリアが互いに同一方向に回転するように、この外周に形成した両ギアに噛合するチルトギアを設け、このチルトギアを、モニター回動軸を回転させる軸回転ギアに噛合して、前記両モータの回転方向をそれぞれ別個に制御して同時に駆動させることにより、モニターを支持する可動フレームの前後進のスライドと、モニターの上下のチルト動作を選択的に行なうようにしたことを特徴とするものである。
本発明の請求項2記載の収納式モニターの駆動機構は、モータの動力により、画像を表示するモニターをケース内に前後進自在にスライドさせて、ケースから突出した状態でモニターを上下のチルトさせるようにした収納式モニターの駆動機構において、前記モータに接続されたサンギアと、これと噛合する複数個のプラネタリーギアと、このプラネタリーギアを軸支し、外周にギアを形成したプラネタリーキャリアと、前記プラネタリーギアと噛合する内周ギアを形成すると共に外周ギアを形成したインターナルギアとから構成される2組の遊星歯車機構を、前記モニターを支持する可動フレームに並設して、第1および第2遊星歯車機構のインターナルギアを、互いに同一方向に回転するように、この両外周ギアに噛合するチルトギアを設け、このチルトギアを、モニター回動軸を回転させる軸回転ギアに噛合させ、更に第1および第2遊星歯車機構のプラネタリーキャリアが互いに逆方向に回転するように設けて、この外周に形成した両ギアにそれぞれ噛合するスライダーギアを介してケース内側に平行に設けた2本のラックに噛合させて可動フレームを前後進自在に支持し、前記両モータの回転方向をそれぞれ別個に制御して同時に駆動させることにより、モニターを支持する可動フレームの前後進のスライドと、モニターの上下のチルト動作を選択的に行なうようにしたことを特徴とするものである。
本発明の請求項3記載の収納式モニターの駆動機構は、スライダーギアが1個または複数個の平歯ギアまたはスパイラルギアで形成して、ラックに噛合していることを特徴とするものである。
本発明に係る請求項1および2記載の収納式モニターの駆動機構によれば、駆動力の小さい2個のモータを同時に駆動させると共に、その回転方向を別個に制御することにより、モニターの前進(進出)、上昇・下降のチルト動作、および後進(収納)を行なうことができる。この結果、必要な駆動力を半減してモータの小型化を図れると共に、遊星歯車機構自体に減速作用があるので減速機構が簡素化され、ケースの厚さの薄型化を達成することができる。
また請求項3記載の収納式モニターの駆動機構によれば、スライダーギアが1個または複数個の平歯ギアまたはスパイラルギアで形成して、ラックに噛合させたのでケースの大きさや減速比に応じて設計することができる。
以下本発明の実施の一形態を図1ないし図5を参照して詳細に説明する。図1は収納式モニターの駆動機構6を示すもので、ケース5の内側に可動フレーム7が前後進自在に設けられ、この可動フレーム7の先端に画像を表示するモニター4がモニター回動軸8により上下に回動自在に連結されている。この可動フレーム7の上面にはモータ9A、9Bが対向して一直線上に配置されている。またこのモータ9A、9Bには、それぞれスパイラルギア11A、11Bを介して遊星歯車機構10A、10Bに接続されている。
この機構を分解した構成を図2に示す。モータ9A、9Bの先端には円柱状のスパイラルギア11A、11Bが取付けられている。また前記2組の遊星歯車機構10A、10Bは、前記スパイラルギア11A、11Bと噛合する円板状の大径のスパイラルギア12A、12Bを上部に形成した小径のサンギア13A、13Bと、これと外側で噛合する3個のプラネタリーギア14A、14Bと、このプラネタリーギア14A、14Bを軸支し、外周にスパイラルギアを形成したプラネタリーキャリア15A、15Bと、前記3個のプラネタリーギア14A、14Bに、その外側で噛合する内周ギア16A、16Bを形成すると共に、外周ギア17A、17Bを形成したインターナルギア18A、18Bとから構成されている。
また前記モータ9A、9Bはそれぞれ独立して回転方向を制御できると共に、同時に駆動するようになっている。また第1および第2遊星歯車機構10A、10Bのインターナルギア18A、18Bは、互いに逆方向に回転するようにこの両外周ギア17A、17Bが噛合し、更にこの外周ギア17A、17Bにそれぞれスライダーギア20A、20Bが噛合している。またこのスライダーギア20A、20Bの両側には、ケース5の側面の内側に平行に設けた2本のラックギア21A、21Bに噛合して、スライダーギア20A、20Bの回転により可動フレーム7を前後進自在に支持している。
更に第1および第2遊星歯車機構10A、10Bのスパイラルギアで形成されたプラネタリーキャリア15A、15Bの間には、スパイラルギアで形成されたチルトギア23が噛合し、プラネタリーキャリア15A、15Bが互いに同一方向に回転するようになっている。
モニター回動軸8には、スパイラルギアで形成された軸回転ギア25が一体に取付けられ、この軸回転ギア25にチルトギア23が噛合している。更にこのモニター回動軸8はその両端を軸受27、27で回動自在に支持されていると共に、モニター回動軸8はモニター4に取付けたボス26、26で連結され、チルトギア23の回転により、軸回転ギア25が回転してこれに連結したモニター4が上下に回動(チルト)するようになっている。
上記構成の収納式モニターの駆動機構6の動作について説明する。先ずモニター4を取付けた可動フレーム7が、ケース5の開口部に向かって前進する場合、図2に示すように、モータ9Aを正転(モータの出力軸を正面から見て時計回りの方向)させ、モータ9Bも正転させるように制御して、同時に駆動させる。モータ9Aの回転により、スパイラルギア11A、スパイラルギア12Aを介して遊星歯車機構10Aのサンギア13Aが矢印方向に正転(平面から見て時計回りの方向)する。またモータ9Bの回転により、スパイラルギア11B、スパイラルギア12Bを介して遊星歯車機構10Bのサンギア13Bが矢印方向に逆転する。
サンギア13Aが正転すると、これを囲むように3個設けたプラネタリーギア14Aが逆転する。同様に、サンギア13Bが逆転すると、これを囲むように3個設けたプラネタリーギア14Bが正転する。3個のプラネタリーギア14Aを軸支するプラネタリーキャリア15Aと、3個のプラネタリーギア14Bを軸支するプラネタリーキャリア15Bは、互いに逆方向の回転をしようとするが、チルトギア23を介して噛合しているので、回転せずにロックされた状態となりプラネタリーキャリア15A、15Bとチルトギア23は停止したままの状態となる。
つまりプラネタリーキャリア15A、15Bとチルトギア23がロックされた状態ではプラネタリーギア14A、14Bが自転し、その外側で内周ギア16A、16Bと噛合するインターナルギア18A、18Bが互いに逆方向に回転することになる。この結果、インターナルギア18A、18Bの両側で噛合するスライダーギア20A、20Bが互いに逆方向に回転し、更にこれと噛合するラックギア21A、21Bに沿って可動フレーム7がスライドして前進する。可動フレーム7に取付けたモニター4がケース5の開口部から突出したら、ここで停止する。
次に図3に示すようにモータ9Aを逆転させ、モータ9Bを正転させるように制御し、同時に駆動させると、モータ9Aの回転により遊星歯車機構10Aのサンギア13Aが矢印方向に逆転する。またモータ9Bは正転しているので、遊星歯車機構10Bのサンギア13Bは矢印方向に逆転する。
サンギア13Aが逆転すると、これを囲むように3個設けたプラネタリーギア14Aが正転し、この外側で内周ギア16Aに噛合するインターナルギア18Aは正転しようとする。同様にサンギア13Bが逆転すると、これを囲むように3個設けたプラネタリーギア14Bが正転し、この外側で内周ギア16Aに噛合するインターナルギア18Aは正転しようとする。つまり直接噛合しているインターナルギア18A、18Bが同一方向に回転しようとする力が働くため回転せずにロックされた状態となる。
この結果、プラネタリーキャリア15A、15Bが逆転して、ここに取付けたプラネタリーギア14A、14Bは公転する。同一の方向に逆転しているプラネタリーキャリア15A、15Bは、チルトギア23に直接噛合しているので、チルトギア23が正転することになる。チルトギア23が正転すると、モニター回動軸8に取付けたスパイラルギアで形成された軸回転ギア25が回転して、モニター回動軸8に一体に接続したモニター4が上方に回動(チルト)する。
次にモニター4を下降させる場合について説明すると、図4に示すようにモータ9Aを正転させ、モータ9Bを逆転させるように制御し、同時に駆動させる。
モータ9Aの回転により遊星歯車機構10Aのサンギア13Aが矢印方向に正転し、またモータ9Bは逆転しているので、遊星歯車機構10Bのサンギア13Bも矢印方向に正転する。
サンギア13A、13Bが正転すると、これを囲むように3個設けたプラネタリーギア14A、14Bが逆転しようとし、この外側で内周ギア16A、16Bに噛合するインターナルギア18A、18Bは同一方向に逆転しようとするが、直接噛合しているインターナルギア18A、18Bは回転せずにロックされた状態となる。
この結果、プラネタリーキャリア15A、15Bが正転して、ここに取付けたプラネタリーギア14A、14Bは公転する。同一の方向に正転しているプラネタリーキャリア15A、15Bは、チルトギア23に直接噛合しているので、チルトギア23が逆転することになる。チルトギア23が逆転すると、モニター回動軸8に取付けた軸回転ギア25が回転して、モニター回動軸8に一体に接続したモニター4が下方に回動(チルト)する。
次にモニター4を収納する場合について説明する。図5に示すように、モータ9A、9Bを逆転させるように制御して、同時に駆動させる。モータ9Aの逆転により、遊星歯車機構10Aのサンギア13Aが矢印方向に逆転する。またモータ9Bの逆転により、遊星歯車機構10Bのサンギア13Bが矢印方向に正転する。
サンギア13Aが回転すると、これを囲むように3個設けたプラネタリーギア14Aが正転する。同様に、サンギア13Bが回転すると、これを囲むように3個設けたプラネタリーギア14Bが逆転する。3個のプラネタリーギア14Aを軸支するプラネタリーキャリア15Aと、3個のプラネタリーギア14Bを軸支するプラネタリーキャリア15Bは、互いに逆方向の回転をしようとしているが、チルトギア23を介して噛合しているので、回転せずにロックされた状態となりチルトギア23は停止したままの状態となる。
このチルトギア23がロックされた状態ではプラネタリーギア14A、14Bが自転し、その外側で内周ギア16A、16Bと噛合するインターナルギア18A、18Bが互いに逆方向に回転する。この結果、インターナルギア18A、18Bの両側で噛合するスライダーギア20A、20Bが互いに逆方向に回転し、更にこれと噛合するラックギア21A、21Bに沿って可動フレーム7が後進し、これに取付けたモニター4がケース5内に収納される。従って以上の動作を、モータ9A、9Bの回転方向との関係で示すと表1のようになる。

従って、駆動力の小さい2個のモータ9A、9Bを同時に駆動させると共に、その回転方向を別個に制御することにより、モニター4の前進(進出)、上昇・下降のチルト動作、および後進(収納)を行なうことができる。従来はスライド用のモータと、チルト用のモータの、それぞれの動作に必要な駆動力を有する2個の専用のモータが取付けられているので、モータが大型化し、更にそれぞれに複雑な減速機構が設けられ、ケースの厚さが13mm程度であった。これに対して本発明の収納式モニターの駆動機構6は、2個のモータ9A、9Bを同時に駆動させるので、必要な駆動力を半減してモータの小型化を図れると共に、遊星歯車機構10A、10B自体に減速作用があるので減速機構が簡素化され、ケースの厚さを10mm以下にして薄型化を達成することができた。
図6は本発明の他の実施の形態を示すもので、2組の遊星歯車機構10A、10Bは、図2に示すものと同様の構成である。このインターナルギア18A、18Bは間隔をおいて設けられ、スパイラルギアで形成された外周ギア17A、17Bにチルトギア23を介して噛合し、これが図1と同様にモニター回動軸8に取付けた軸回転ギア25に噛合している。またプラネタリーキャリア15A、15Bには、それぞれスライダーギア20A、20Bが噛合し、更にこれはケース5の側面の内側に平行に設けた2本のラックギア21A、21Bに噛合して、スライダーギア20A、20Bの回転により可動フレーム7を前後進自在に支持している。
上記構成の収納式モニターの駆動機構6は、モータ9Aを逆転し、モータ9Bも逆転させると、インターナルギア18A、18Bは逆方向に回転しようとするがチルトギア23を介して噛合しているので、回転せずにロックされた状態となる。
このインターナルギア18A、18Bがロックされた状態では、プラネタリーギア14A、14Bが公転し、プラネタリーキャリア15A、15Bが互いに逆方向に回転する。更にこのプラネタリーキャリア15A、15Bに噛合するスライダーギア20A、20Bも互いに逆方向に回転する。この結果、スライダーギア20A、20Bと噛合するラックギア21A、21Bに沿って可動フレーム7がスライドして前進し、可動フレーム7に取付けたモニター4がケース5の開口部から突出したら、ここで停止する。またモニター4を後進させる場合にはモータ9Aを正転し、モータ9Bを正転させると、スライダーギア20A、20Bの回転方向が逆になり、ラックギア21A、21Bに沿って後進し、ケース5内に収納される。
またモニター4を上下にチルトさせる場合には、図7に示すようにモータ9Aを正転し、モータ9Bを逆転させると、プラネタリーキャリア15A、15Bは同一方向に正転しようとし、これと噛合するスライダーギア20A、20Bは同一方向に回転しようとし、スライダーギア20Aは後進方向の回転となり、またスライダーギア20Bは前進方向の回転となるので、ロックされた状態となり可動フレーム7は移動しない。
一方、プラネタリーキャリア15A、15Bがロックされた状態では、プラネタリーギア14A、14Bは自転してこの外側のインターナルギア18A、18Bが共に逆転し、これと外周ギア17A、17Bで噛合するチルトギア23が正転して、モニター回動軸8に取付けた軸回転ギア25が回転して、モニター回動軸8に一体に接続したモニター4が上昇する。またこれとは逆にモータ9Aを逆転し、モータ9Bを正転させると、インターナルギア18A、18Bが正転し、これと噛合するチルトギア23が逆転して、モニター4を下降させることができる。
なお上記説明ではスライダーギア20A、20Bを1個の平歯ギアで形成した場合について示したが、複数個の平歯ギアを組み合わせてラックギア21A、21Bに噛合させた構造でも良い。またスライダーギア20A、20Bをスパイラルギアと平歯ギアを組み合わせて形成した構造でも良い。また図2に示すインターナルギア18A、18Bを直結させて、逆方向に回転させる構造について示したが、複数個のギアを介して接続した構造でも良い。またチルトギアと、これに噛合するモニター回動軸の軸回転ギアとしては、スパイラルギアの組合せに限らず、他の機構を組合せた構造でも良い
また本発明の収納式モニターの駆動機構は車載用に限らず、据え置きタイプにも適用することができる。
本発明の実施例による収納式モニターの駆動機構を示す平面図である。 図1に示す駆動機構のモニターの前進動作を示す分解斜視図である。 駆動機構のモニターの上昇動作を示す分解斜視図である。 駆動機構のモニターの下降動作を示す分解斜視図である。 駆動機構のモニターの後進動作を示す分解斜視図である。 本発明の他の実施の形態によるモニターの前進動作を示す分解斜視図である。 図6に示すモニターの上昇動作を示す分解斜視図である。 コンソール取付けケースに取付けたオーディオ機器とカーナビゲーションを示す斜視図である。 カーナビゲーションのモニターが前進している状態を示す斜視図である。 カーナビゲーションのモニターが上昇している状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 コンソール取付けケース
2 オーディオ機器
3 カーナビゲーション
4 モニター
5 ケース
6 収納式モニターの駆動機構
7 可動フレーム
8 モニター回動軸
9A、9B モータ
10A、10B 遊星歯車機構
11A、11B スパイラルギア
12A、12B スパイラルギア
13A、13B サンギア
14A、14B プラネタリーギア
15A、15B プラネタリーキャリア
16A、16B 内周ギア
17A、17B 外周ギア
18A、18B インターナルギア
20A、20B スライダーギア
21A、21B ラックギア
23 チルトギア
25 軸回転ギア
26 ボス
27 軸受

Claims (3)

  1. モータの動力により、画像を表示するモニターをケース内に前後進自在にスライドさせて、ケースから突出した状態でモニターを上下のチルトさせるようにした収納式モニターの駆動機構において、前記モータに接続されたサンギアと、これと噛合する複数個のプラネタリーギアと、このプラネタリーギアを軸支し、外周にギアを形成したプラネタリーキャリアと、前記プラネタリーギアと噛合する内周ギアを形成すると共に外周ギアを形成したインターナルギアとから構成される2組の遊星歯車機構を、前記モニターを支持する可動フレームに並設して、第1および第2遊星歯車機構のインターナルギアを、互いに逆方向に回転するようにこの両外周ギアを直結またはギアを介して連結すると共に、この両外周ギアに噛合するスライダーギアを介してケース内側に平行に設けた2本のラックに噛合させて可動フレームを前後進自在に支持し、更に第1および第2遊星歯車機構のプラネタリーキャリアが互いに同一方向に回転するように、この外周に形成した両ギアに噛合するチルトギアを設け、このチルトギアを、モニター回動軸を回転させる軸回転ギアに噛合して、前記両モータの回転方向をそれぞれ別個に制御して同時に駆動させることにより、モニターを支持する可動フレームの前後進のスライドと、モニターの上下のチルト動作を選択的に行なうようにしたことを特徴とする収納式モニターの駆動機構。
  2. モータの動力により、画像を表示するモニターをケース内に前後進自在にスライドさせて、ケースから突出した状態でモニターを上下のチルトさせるようにした収納式モニターの駆動機構において、前記モータに接続されたサンギアと、これと噛合する複数個のプラネタリーギアと、このプラネタリーギアを軸支し、外周にギアを形成したプラネタリーキャリアと、前記プラネタリーギアと噛合する内周ギアを形成すると共に外周ギアを形成したインターナルギアとから構成される2組の遊星歯車機構を、前記モニターを支持する可動フレームに並設して、第1および第2遊星歯車機構のインターナルギアを、互いに同一方向に回転するように、この両外周ギアに噛合するチルトギアを設け、このチルトギアを、モニター回動軸を回転させる軸回転ギアに噛合させ、更に第1および第2遊星歯車機構のプラネタリーキャリアが互いに逆方向に回転するように設けて、この外周に形成した両ギアにそれぞれ噛合するスライダーギアを介してケース内側に平行に設けた2本のラックに噛合させて可動フレームを前後進自在に支持し、前記両モータの回転方向をそれぞれ別個に制御して同時に駆動させることにより、モニターを支持する可動フレームの前後進のスライドと、モニターの上下のチルト動作を選択的に行なうようにしたことを特徴とする収納式モニターの駆動機構。
  3. スライダーギアが1個または複数個の平歯ギアまたはスパイラルギアで形成して、ラックに噛合していることを特徴とする請求項1または2記載の収納式モニターの駆動機構。
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