JP2017024452A - 車両用操舵装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】据え切り時において転舵角が終端転舵角の付近にある際に、仮に転舵輪が障害物に当たることで転舵が不可能となるケースに遭遇しても、省電力の要請に応える。
【解決手段】操舵反力発生装置15と、転舵モータ29を有し、操舵反力発生装置15に対して機械的に切り離された状態で転舵輪21を転舵可能な転舵装置17と、転舵輪21に係る転舵角を検出する転舵モータレゾルバ47と、車両Vの車速VSを検出する車速センサ51と、転舵輪21a,21bに係る転舵角を、ハンドル13の操作に基づく目標転舵角に追従させるように転舵モータ29の駆動制御を行う制御部65と、を備える。制御部65は、車速VSが車速閾値VSth未満であり、かつ、転舵輪21a,21bに係る転舵角の絶対値SAが第1転舵角閾値SAth1を超える場合に、走行時電流上限値Irn_maxと比べて低い据え切り時電流上限値Isp_maxを用いて転舵モータ29の駆動制御を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、ステア・バイ・ワイヤ方式の車両用操舵装置に関する。
最近の車両には、ステア・バイ・ワイヤ(Steer By Wire)と呼ばれる方式の車両用操舵装置を搭載したものがある。ステア・バイ・ワイヤ方式(以下、「SBW方式」と省略する。)の車両用操舵装置では、操向ハンドル(以下、「ハンドル」と省略する。)及び操舵反力モータを有する操舵部と、転舵モータ及び転舵輪を有する転舵部との間が、機械的に切り離されている。
例えば特許文献1には、SBW方式の車両用操舵装置を搭載した荷役車両(フォークリフト)において、停車時又は微速走行時に大きな操舵角の操舵がなされると、目標転舵角を、制限を受けていない平常時の値と零との間の制限値に制限する技術が開示されている。
特許文献1に係るSBW方式の車両用操舵装置によれば、停車時又は微速走行時に大きな操舵角の操舵がなされると、目標転舵角を前記制限値に制限するため、次に停車時から発進する際や微速から走行速度を増加させる際に、実際の転舵角の絶対値が過度に大きい走行状態となる事態が抑制される結果、走行抵抗を低減することができる。
特開2010−264833号公報
ところが、停車時又は微速走行時に操舵部材の操作がなされる据え切り時に大きな操舵角の操舵がなされると、ある問題が生じる。すなわち、目標転舵角を制限値に制限する構成の特許文献1に係る技術では、実転舵角が転舵可能範囲を規定する終端転舵角の付近である際に、例えば、転舵輪が縁石等の障害物に当たることで転舵が不可能となったケースにおいて、目標転舵角が制限値に到達するまでの間、転舵モータに過大な電流が流れ続けてしまう。つまり、特許文献1に係る技術では、前記のケースにおいて、省電力の要請に応えることができないという課題があった。
本発明は、前記実情に鑑みてなされたものであり、据え切り時において転舵角が終端転舵角の付近にある際に、仮に転舵輪が障害物に当たることで転舵が不可能となるケースに遭遇しても、省電力の要請に応えることが可能な車両用操舵装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、(1)に係る発明は、車両の転舵輪を転舵する際に操作される操舵部材を有する操舵部と、前記転舵輪を転舵するための転舵力を付与する転舵モータを有し、前記操舵部に対して機械的に切り離された状態で前記転舵輪を転舵可能な転舵部と、前記転舵輪に係る転舵角を検出する転舵角検出部と、前記車両の車速を検出する車速検出部と、前記転舵輪に係る転舵角を、前記操舵部材の操作に基づく目標転舵角に追従させるように前記転舵モータの駆動制御を行う制御部と、を備え、前記制御部は、前記車速が所定の車速閾値未満であり、かつ、前記転舵輪に係る転舵角の絶対値が所定の転舵角閾値を超える場合に、前記車速が前記車速閾値以上である際の前記転舵モータの電流上限値である走行時電流上限値と比べて低い据え切り時電流上限値を用いて当該転舵モータの駆動制御を行うことを最も主要な特徴とする。
(1)に係る発明は、据え切り時において転舵角が終端転舵角の付近である際に、転舵輪が障害物に当たることで転舵が不可能となるケースを想定し、こうしたケースでの省電力を図るものである。
そこで、(1)に係る発明では、車速が所定の車速閾値未満であり、かつ、転舵輪に係る転舵角の絶対値が所定の転舵角閾値を超える場合、すなわち、据え切り時の実転舵角が終端転舵角の付近である場合に、制御部は、車速が車速閾値以上である際の走行時電流上限値と比べて低い据え切り時電流上限値を用いて転舵モータの駆動制御を行うこととした。
ちなみに、操舵部材の操作に基づく目標転舵角が終端転舵角に設定されている際でも、走行時電流上限値と比べて低い据え切り時電流上限値を用いて転舵モータの駆動制御が行われると、転舵輪は、駆動力の不足により終端転舵角まで転舵されずに、終端転舵角付近に位置付けられることになる。ただし、据え切り時において転舵角が終端転舵角の付近にある際に、前記のように転舵輪が終端転舵角まで転舵されずに、終端転舵角付近に位置付けられたとしても、特段の不具合は生じないであろう。
(1)に係る発明によれば、据え切り時において転舵角が終端転舵角の付近にある際に、走行時電流上限値と比べて低い据え切り時電流上限値を用いて転舵モータの駆動制御が行われるため、仮に、転舵輪が障害物に当たることで転舵が不可能となるケースに遭遇しても、省電力の要請に応えることができる。
また、(2)に係る発明は、(1)に係る発明に記載の車両用操舵装置であって、前記転舵輪が静止状態から転がり始める始動時を予測する予測部をさらに備え、前記制御部は、前記予測部により前記始動時が予測された場合に、当該始動時を含む所定の期間において、前記据え切り時電流上限値と比べて低い始動時電流上限値を用いて当該転舵モータの駆動制御を行うことを特徴とする。
タイヤが装着された転舵輪が、据え切り時電流上限値を用いた転舵モータの駆動制御によって終端転舵角付近に位置付けられている状態で、静止状態から転がり始める始動時には、ラック軸の軸方向に作用する力(タイヤ軸力)が解放される等の影響により、ラック軸周りの転舵部において機械的な異音を生じがちである。
そこで、(2)に係る発明では、予測部によって転舵輪の始動時を、例えばブレーキ踏力の解放や車両の加速度等から予測し、予測部により転舵輪の始動時が予測された場合に、始動時を含む所定の期間において、据え切り時電流上限値と比べて低い始動時電流上限値を用いて転舵モータの駆動制御を行うこととした。
(2)に係る発明によれば、転舵輪の始動時を含む所定の期間において、据え切り時電流上限値と比べて低い始動時電流上限値を用いて転舵モータの駆動制御が行われるため、始動時にラック軸周りの転舵部において生じがちな機械的な異音の発生を抑制することができる。
また、(3)に係る発明は、(1)又は(2)に係る発明に記載の車両用操舵装置であって、前記制御部は、前記車速が前記車速閾値以上から当該車速閾値未満に漸減しており、かつ、前記転舵輪に係る転舵角の絶対値が所定の転舵角閾値を超える場合に、前記車速の前記漸減の度合いに応じて漸減する特性を有する前記据え切り時電流上限値を用いて当該転舵モータの駆動制御を行うことを特徴とする。
ここで、転舵輪に係る転舵角の絶対値が所定の転舵角閾値を超える場合に、車速が車速閾値以上から車速閾値未満に漸減するケースにおいて、(1)又は(2)に係る発明を適用したとする。この際に、走行時電流上限値と据え切り時電流上限値との大きさが離れていると、走行時電流上限値から据え切り時電流上限値への切り替わり時に転舵レスポンスが遅れる違和感を運転者が抱くおそれがある。
そこで、(3)に係る発明では、制御部は、車速が車速閾値以上から車速閾値未満に漸減しており、かつ、転舵輪に係る転舵角の絶対値が所定の転舵角閾値を超える場合に、車速の漸減の度合いに応じて漸減する特性を有する据え切り時電流上限値を用いて転舵モータの駆動制御を行うこととした。
(3)に係る発明によれば、車速が車速閾値以上から車速閾値未満に漸減しており、かつ、転舵輪に係る転舵角の絶対値が所定の転舵角閾値を超える場合に、車速の漸減の度合いに応じて漸減する特性を有する据え切り時電流上限値を用いて転舵モータの駆動制御が行われるため、走行時電流上限値から据え切り時電流上限値への切り替わり時に転舵レスポンスが遅れる違和感を運転者が抱く事態を一掃することができる。
本発明によれば、据え切り時において転舵角が終端転舵角の付近にある際に、仮に転舵輪が障害物に当たることで転舵が不可能となるケースに遭遇しても、省電力の要請に応えることができる。
本発明の実施形態に係る車両用操舵装置の概略構成図である。 走行時及び据え切り時における、転舵角の変化に対する転舵モータの電流上限特性を対比して表す説明図である。 走行シーンの変化に応じて時々刻々と変化する転舵モータの電流上限特性を経時的に表す説明図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る車両用操舵装置の概略構成図である。
車両用操舵装置11は、ステア・バイ・ワイヤ(SBW)方式の操舵装置である。この車両用操舵装置11は、後記する転舵モータ29の駆動により転舵力を発生させる機能(SBWモード)、後記する操舵反力モータ16の失陥時において、転舵モータ29の駆動により運転者の手動による操舵に係る補助力を発生させる電動パワーステアリング(Electronic Power steering:EPS)機能(EPSモード)、並びに、操舵反力モータ16及び転舵モータ29の失陥時において、運転者の手動による操舵を行わせる機能(マニュアルステアリングモード)を有する。
前記の諸機能を実現するために、車両用操舵装置11は、図1に示すように、ハンドル13と、操舵反力発生装置15と、転舵装置17と、クラッチ装置19と、を備える。車両用操舵装置11は、車両Vに搭載されている。車両Vは、一対の転舵輪21a,21bを備える。
ハンドル13は、運転者の操舵に係る運転意図にしたがって操作される部材である。ハンドル13は、本発明の「操舵部材」に相当する。ハンドル13には、操舵軸23が設けられている。操舵軸23は、運転者によるハンドル13の操作にしたがって、軸周りに回転するように構成されている。
操舵反力発生装置15は、車両用操舵装置11がSBWモードで動作している際に、ハンドル13を握る運転者の手元に操舵に係る反力(手応え)を発生させる機能を有する。操舵反力発生装置15は、操舵反力モータ16を有する。操舵反力モータ16には、操舵軸23が連結されている。操舵反力モータ16は、操舵軸23を軸周りに回転させるための操舵トルクを発生させる。これにより、車両用操舵装置11がSBWモードで動作している際に、ハンドル13を握る運転者の手元には、操舵に係る反力(手応え)が伝えられるようになっている。
ハンドル13、操舵軸23、及び、操舵反力モータ16を有する操舵反力発生装置15は、本発明の「操舵部」に相当する。
転舵装置17は、ラック・アンド・ピニオン機構(不図示)を介して、転舵軸25の回転運動をラック軸27の直線運動に変換する機能を有する。転舵装置17は、転舵モータ29を有する。転舵モータ29には、転舵軸25及びラック軸27が連結されている。転舵モータ29は、ラック軸27を軸方向に沿って直線運動させるための転舵トルクを発生させる。ラック軸27には、図示しないタイロッドを介して一対の転舵輪21a,21bが連結されている。一対の転舵輪21a,21bは、ラック軸27の直線運動によって転舵されるようになっている。
転舵軸25、ラック軸27、及び、転舵モータ29を有する転舵装置17は、本発明の「転舵部」に相当する。
クラッチ装置19は、操舵軸23及び転舵軸25の間を連結し又は切り離す機能を有する。こうした機能を実現するために、クラッチ装置19は、遊星歯車機構31を備える。この遊星歯車機構31は、内歯歯車31aと、遊星歯車31bと、太陽歯車31cと、遊星キャリア31dと、を有して構成されている。
また、クラッチ装置19は、ロック用歯車33及びロック装置35を備える。ロック装置35は、ロック用歯車33の歯溝に係合するロックピン39と、ロックピン39を駆動する電磁ソレノイド37と、から構成される。
内歯歯車31aは、操舵軸23のうち転舵装置17の側端部に固定され、操舵軸23と一体に回転するように構成される。太陽歯車31cは、転舵軸25と同軸の回転軸周りに自在に回転するように構成される。遊星歯車31bは、太陽歯車31c及び内歯歯車31aのそれぞれに係合するように複数設けられる。複数の遊星歯車31bのそれぞれは、転舵軸25と一体に回転する遊星キャリア31dに対して回転自在に軸支されている。
ロック用歯車33は、外歯歯車である。ロック用歯車33は、太陽歯車31cと一体に回転するように構成される。ロックピン39は、不図示の付勢手段によってロック用歯車33に近接する方向に付勢されている。ロックピン39がロック用歯車33の歯溝に係合すると、ロック用歯車33の回転運動が規制されるようになっている。
電磁ソレノイド37は、励磁電流の供給によってロックピン39を引き込むように変位させることで、ロックピン39とロック用歯車33との係合を解除するように動作する。
ロック装置35は、制御装置40から送られてくる制御信号にしたがって動作するように構成される。制御装置40は、電磁ソレノイド37に励磁電流を供給することで、ロック用歯車33に対するロックピン39の係合を解除するように動作する。
次に、クラッチ装置19の作用について説明する。ロックピン39がロック用歯車33の歯溝に係合すると、ロック用歯車33と一体に回転する太陽歯車31cの回転運動が規制される。
太陽歯車31cの回転運動が規制された状態で、運転者がハンドル13を操作すると、操舵軸23の回転に伴って内歯歯車31aが回転する。このとき、太陽歯車31cの回転運動が規制されているため、遊星歯車31bは自転しながら太陽歯車31cの周囲を公転する。遊星歯車31bの公転によって、遊星歯車31bを軸支する遊星キャリア31d及びこの遊星キャリア31dと一体に回転する転舵軸25が回転する。
要するに、ロックピン39がロック用歯車33の歯溝に係合した状態では、クラッチ装置19は、操舵軸23及び転舵軸25の間を連結する連結状態になる。このとき、操舵軸23の回転力は、転舵軸25へと伝えられる。
一方、ロック用歯車33の歯溝に対するロックピン39の係合が解除されると、ロック用歯車33と一体に回転する太陽歯車31cは回転自在な状態になる。
太陽歯車31cが回転自在な状態で、運転者がハンドル13を操作すると、操舵軸23の回転に伴って内歯歯車31aが回転する。このとき、遊星歯車31bは、自転しながら太陽歯車31cの周囲を公転しようとする。しかし、遊星キャリア31dには、転舵軸25及びラック軸27を介して転舵輪21a,21bが連結されている。このため、遊星キャリア31dの回転に対する抵抗力は、回転自在の状態にある太陽歯車31cの回転に対する抵抗力と比べてはるかに大きい。したがって、遊星歯車31bが自転すると、太陽歯車31cの方が回転(自転)し、遊星キャリア31dは回転しない。つまり、転舵軸25は回転しない。
要するに、ロック用歯車33の歯溝に対するロックピン39の係合が解除された状態では、クラッチ装置19は、操舵軸23及び転舵軸25の間を切り離した切離状態になる。このとき、操舵軸23の回転力は、転舵軸25へと伝えられない。
次に、制御装置40に対する入出力系統について説明する。
制御装置40には、入力系統として、操舵角センサ41、操舵トルクセンサ43、操舵反力モータレゾルバ45、転舵モータレゾルバ47、ラックストロークセンサ49、車速センサ51、ヨーレートセンサ53、及び、加速度センサ55が接続されている。
操舵角センサ41及び操舵トルクセンサ43は、操舵軸23に設けられている。操舵角センサ41は、運転者によるハンドル13の操舵角を検出し、検出した操舵角情報を制御装置40に与える。また、操舵トルクセンサ43は、運転者によるハンドル13の操舵トルクを検出し、検出した操舵トルク情報を制御装置40に与える。
操舵反力モータレゾルバ45は、操舵反力モータ16に設けられている。操舵反力モータレゾルバ45は、操舵反力モータ16の回転動作量(操舵角)を検出し、検出した操舵角情報を制御装置40に与える。
転舵モータレゾルバ47は、転舵モータ29に設けられている。転舵モータレゾルバ47は、転舵モータ29の回転動作量(転舵角)を検出し、検出した転舵角情報を制御装置40に与える。転舵モータレゾルバ47は、本発明の「転舵角検出部」に相当する。
ラックストロークセンサ49は、ラック軸27に設けられている。ラックストロークセンサ49は、ラック軸27の直線移動量であるラックストローク(転舵角)を検出し、検出した転舵角情報を制御装置40に与える。ラックストロークセンサ49も、転舵モータレゾルバ47と同様に、本発明の「転舵角検出部」に相当する。
車速センサ51は、車両Vの速度(車速)VSを検出し、検出した車速情報を制御装置40に与える。車速センサ51は、本発明の「車速検出部」に相当する。ヨーレートセンサ53は、車両Vのヨーレートを検出し、検出したヨーレート情報を制御装置40に与える。そして、加速度センサ55は、車両Vの横加速度(横G)及び縦加速度(縦G)を検出し、検出した横G情報及び縦G情報を制御装置40に与える。
一方、制御装置40には、出力系統として、操舵反力モータ16、転舵モータ29、及び、電磁ソレノイド37が接続されている。
制御装置40は、入力系統を介して入力した検出信号、及び、車両用操舵装置11の各種構成部材に係る異常診断結果などに基づいて、車両用操舵装置11の操舵モードを、SBWモード、EPSモード、又は、マニュアルステアリングモードのいずれかに決定する機能、決定した操舵モードにしたがって、操舵反力モータ16、転舵モータ29、及び、電磁ソレノイド37の駆動制御をおこなうための制御信号をそれぞれ生成する機能、並びに、生成した制御信号に基づいて、操舵反力モータ16、転舵モータ29、及び、電磁ソレノイド37の駆動制御を行う機能を有する。
制御装置40は、車両用操舵装置11がSBWモードで動作している際に、操舵反力モータ16の駆動制御を行うことにより、ハンドル13を握る運転者の手元に対し、適切な操舵に係る反力(手応え)を伝えるように動作する。
また、制御装置40は、車両用操舵装置11がSBWモードで動作している際に、転舵輪21a,21bの転舵角を、操舵角及び操舵トルク等に基づき算出される目標転舵角に追従させるように転舵モータ29の駆動制御を行うことにより、運転者の運転意図にしたがって転舵輪21a,21bを転舵するように動作する。
また、制御装置40は、転舵輪21a,21bの転舵角が、転舵輪21a,21bに係る転舵可能範囲の終端部を規定する終端転舵角SAend (図2参照)に近づくにつれて、操舵反力を増大させることで壁反力をつくりだすように操舵反力モータ16の駆動制御を行うことにより、運転者に対し、転舵輪21a,21bに係る転舵可能範囲を、操舵反力の増加による手応え感として顕現するように動作する。
なお、終端転舵角SAend は、転舵機構の設計要件にしたがって設定される固定値である。
さらに、制御装置40は、省電力の要請に応えるために、車両Vの車速VS、転舵輪21a,21bに係る転舵角の絶対値SAの変化を含む走行シーンの変化に応じて時々刻々と変化する転舵モータ29の電流上限特性(図3参照)を用いて転舵モータ29の駆動制御を行う。
前記諸機能を実現するために、制御装置40は、予測部61、電流上限特性記憶部63、及び、制御部65を備えて構成される。
予測部61は、例えば、ブレーキペダル(不図示)の操作量を検出するブレーキセンサ(不図示)によるブレーキ操作情報や、加速度センサ55による車両Vの加速度情報等に基づいて、転舵輪21a,21bが静止状態から転がり始める始動時を予測する機能を有する。具体的には、予測部61は、ブレーキ踏力が解放された旨のブレーキ操作情報や、車両Vが発進した旨の加速度情報を受けたタイミングを、転舵輪21a,21bの始動時とみなす。
電流上限特性記憶部63は、車両Vの車速VS、転舵輪21a,21bに係る転舵角の絶対値SAの変化を含む走行シーンの変化に応じて時々刻々と変化する転舵モータ29の電流上限特性(図3参照)を記憶する機能を有する。電流上限特性記憶部63に記憶された、走行シーンの変化に応じて変化する転舵モータ29の電流上限特性は、制御部65において、転舵モータ29の駆動制御を行う際に参照される。
なお、転舵モータ29の電流上限特性について、詳しくは後記する。
制御部65は、図1〜図3に示すように、車両Vの車速VSが所定の車速閾値VSth未満であり、かつ、転舵輪21a,21bに係る転舵角の絶対値SAが第1転舵角閾値SAth1 を超える場合に、車速VSが車速閾値VSth以上である際の転舵モータ29の電流上限値である走行時電流上限値Irn_maxと比べて低い据え切り時電流上限値Isp_maxを用いて転舵モータ29の駆動制御を行う。
なお、車速閾値VSthとしては、例えば時速5Km/h等の極低速値を適宜設定すればよい。
さらに、制御部65は、図1〜図3に示すように、車両Vの車速VSが車速閾値Vth以上から車速閾値Vth未満に漸減しており(図3の時刻t1参照)、かつ、転舵輪21a,21bに係る転舵角の絶対値SAが第1転舵角閾値SAth1 を超える場合(図2参照)に、車速VSの漸減の度合いに応じて漸減する特性を有する据え切り時電流上限値Isp_max(図2及び図3参照)を用いて転舵モータ29の駆動制御を行う。
そして、制御部65は、図1〜図3に示すように、転舵輪21a,21bが静止状態から転がり始める始動時t3(図3参照)が予測された場合に、当該始動時t3(図3参照)を含む始動期間Tst(図3参照)において、据え切り時電流上限値Isp_maxと比べて低い始動時電流上限値Ist_maxを用いて転舵モータ29の駆動制御を行う。
次に、車両用操舵装置11の操舵モードがSBWモードである際の制御装置40の動作について、図2及び図3を参照して説明する。図2は、走行時及び据え切り時における、転舵角SAの変化に対する転舵モータ29の電流上限特性を対比して表す説明図である。図3は、走行シーンの変化に応じて時々刻々と変化する転舵モータ29の電流上限特性を経時的に表す説明図である。
車速VSが車速閾値VSth以上である車両Vの走行時(VS≧VSth)において、図2及び図3に示すように、転舵モータ29の電流上限特性は、転舵輪21a,21bに係る転舵角の絶対値SAの大きさに関わらず、固定値である走行時電流上限値Irn_maxに設定される。ここで、固定値である転舵モータ29の走行時電流上限値Irn_maxは、車両Vの走行時(VS≧VSth)において、運転者に特段の違和感を与えないこと、車両Vの最小回転半径に影響を与えないこと、及び、転舵可能範囲を規定する両終端部まで転舵輪21a,21bを迅速に転舵可能なことの諸条件を考慮した適宜の値に設定される。
車両Vの走行中に、車両Vの車速VSが車速閾値Vth以上から車速閾値Vth未満に減速(図3の時刻t1〜t2参照)したとする。すると、車速VSが車速閾値VSth未満である同時刻t1〜t2(VS<VSth)において、転舵モータ29の電流上限特性は、転舵輪21a,21bに係る転舵角の絶対値SAが第1転舵角閾値SAth1 を超える場合に、走行時電流上限値Irn_maxと比べて低い可変値である据え切り時電流上限値Isp_maxに設定される。
なお、車速VSが車速閾値VSth未満であるが、転舵輪21a,21bに係る転舵角の絶対値SAが第1転舵角閾値SAth1 以下の場合には、転舵モータ29の電流上限特性は、走行時電流上限値Irn_maxをそのまま維持する。
ここで、可変値である据え切り時電流上限値Isp_maxは、制御装置40が有する転舵モータ29の加熱抑制制御機能を作動させない転舵モータ29の電流値を考慮して適宜の値に設定される。
具体的には、図2に示すように、転舵輪21a,21bに係る転舵角の絶対値SAの大きさが第1転舵角閾値SAth1 〜第2転舵角閾値SAth2(ただし、SAth1 <SAth2 )の範囲において、転舵角の絶対値SAの大きさが大きいほど小さい値に設定される。
なお、転舵輪21a,21bに係る転舵角の絶対値SAの大きさが第2転舵角閾値SAth2 (SAth1 <SAth2 )を超える範囲(SAth2 <SA≦SAend )では、転舵モータ29の電流上限特性は、図2に示すように、据え切り時電流上限値Isp_maxの最小値(SA=SAth2 である際の据え切り時電流上限値Isp_max)をそのまま維持する。
また、可変値である据え切り時電流上限値Isp_maxは、図3に示すように、転舵輪21a,21bに係る転舵角の絶対値SAの大きさが第1転舵角閾値SAth1 を超え、かつ、車速VSが車速閾値VSth未満である場合に、車速VSが低いほど小さい値に設定される。
要するに、可変値である据え切り時電流上限値Isp_maxは、車両Vの車速VS、及び、転舵輪21a,21bに係る転舵角の絶対値SAの関数として設定される。
ただし、可変値である据え切り時電流上限値Isp_maxを、車両Vの車速VS、及び、転舵輪21a,21bに係る転舵角の絶対値SAのうちいずれか一方の関数として設定する構成を採用してもよい。
次いで、車両Vが停車(VS=0、図3の時刻t2〜t3参照)したとする。すると、車両Vが停車中(VS=0)である同時刻t2〜t3において、転舵モータ29の電流上限特性は、転舵輪21a,21bに係る転舵角の絶対値SAが第1転舵角閾値SAth1 を超える場合に、走行時電流上限値Irn_maxと比べて低い可変値である据え切り時電流上限値Isp_maxに設定される。
なお、車両Vが停車中(VS=0)である同時刻t2〜t3において、可変値である据え切り時電流上限値Isp_maxを、転舵輪21a,21bに係る転舵角の絶対値SAの大きさが第1転舵角閾値SAth1 〜第2転舵角閾値SAth2(SAth1 <SA<SAth2 )の範囲において、転舵角の絶対値SAの大きさが大きいほど小さい値に設定する構成を採用してもよい。
次いで、車両Vの転舵輪21a,21bが静止状態から転がり始めた(始動時、図3の時刻t3〜t4に係る「始動期間Tst」参照)とする。すると、同時刻t3〜t4に係る始動期間Tst(例えば1秒等の適宜の期間)において、転舵モータ29の電流上限特性は、据え切り時電流上限値Isp_maxの最小値(SA=SAth2 である際の据え切り時電流上限値Isp_max)と比べて低い値である始動時電流上限値Ist_maxに設定される。
なお、始動時電流上限値Ist_maxは、(予測部61により予測された)転舵輪21a,21bの始動時において、同始動時におけるラック軸27周りの転舵装置(転舵部)17において機械的な異音を抑制可能な転舵モータ29の電流値を考慮して適宜の値に設定される。
次いで、車両Vが、始動時から車速閾値Vthに到達する車速VSまで加速(図3の時刻t4〜t5参照)したとする。すると、車速VSが車速閾値Vthに到達するまでの期間(始動期間Tstの経過後)である同時刻t4〜t5(VS<VSth)において、転舵モータ29の電流上限特性は、転舵輪21a,21bに係る転舵角の絶対値SAが第1転舵角閾値SAth1 を超える場合に、走行時電流上限値Irn_maxと比べて低い可変値である据え切り時電流上限値Isp_maxに設定される。
なお、可変値である据え切り時電流上限値Isp_maxの設定手法について、図3の時刻t1〜t2の設定手法と同様であるため、重複する説明を省略する。
次いで、車両Vが車速閾値VSth以上の車速VSで走行中(VS≧VSth、図3の時刻t5〜参照)であるとする。すると、転舵モータ29の電流上限特性は、図3の時刻t1以前と同様に、転舵輪21a,21bに係る転舵角の絶対値SAの大きさに関わらず、固定値である走行時電流上限値Irn_maxに設定される。
〔本発明の実施形態に係る車両用操舵装置11の作用効果〕
第1の観点(請求項1に対応)に基づく車両用操舵装置11は、車両Vの転舵輪21a,21bを転舵する際に操作されるハンドル(操舵部材)13を有する操舵反力発生装置(操舵部)15と、転舵輪21a,21bを転舵するための転舵力を付与する転舵モータ29を有し、操舵反力発生装置(操舵部)15に対して機械的に切り離された状態で転舵輪21a,21bを転舵可能な転舵装置(転舵部)17と、転舵輪21a,21bに係る転舵角を検出する転舵モータレゾルバ(転舵角検出部)47と、車両Vの車速VSを検出する車速センサ(転舵角検出部)51と、転舵輪21a,21bに係る転舵角を、ハンドル(操舵部材)13の操作に基づく目標転舵角に追従させるように転舵モータ29の駆動制御を行う制御部65と、を備える。
制御部65は、車両Vの車速VSが所定の車速閾値VSth未満であり、かつ、転舵輪21a,21bに係る転舵角の絶対値SAが第1転舵角閾値SAth1を超える場合に、車速VSが車速閾値VSth以上である際の転舵モータ29の電流上限値である走行時電流上限値Irn_maxと比べて低い据え切り時電流上限値Isp_maxを用いて転舵モータ29の駆動制御を行う。
第1の観点に基づく車両用操舵装置11によれば、据え切り時において転舵角(の絶対値)SAが終端転舵角SAend (図2参照)の付近にある際に、図2及び図3に示すように、走行時電流上限値Irn_maxと比べて低い据え切り時電流上限値Isp_maxを用いて転舵モータ29の駆動制御が行われるため、仮に、転舵輪21a,21bが障害物に当たることで転舵が不可能となるケースに遭遇しても、省電力の要請(車両Vの燃費・電費向上)に応えることができる。
また、第2の観点(請求項2に対応)に基づく車両用操舵装置11は、第1の観点に基づく車両用操舵装置11であって、転舵輪21a,21bが静止状態から転がり始める始動時を予測する予測部61をさらに備え、制御部65は、予測部61により始動時が予測された場合に、当該始動時を含む始動期間Tstにおいて、据え切り時電流上限値Isp_maxと比べて低い始動時電流上限値Ist_maxを用いて転舵モータ29の駆動制御を行う。
第2の観点に基づく車両用操舵装置11によれば、転舵輪21a,21bの始動時を含む始動期間Tstにおいて、据え切り時電流上限値Isp_maxと比べて低い始動時電流上限値Ist_maxを用いて転舵モータ29の駆動制御が行われるため、転舵輪21a,21bの始動時にラック軸27周りの転舵装置(転舵部)17において生じがちな機械的な異音の発生を抑制することができる。
また、第3の観点(請求項3に対応)に基づく車両用操舵装置11は、第1又は第2の観点に基づく車両用操舵装置11であって、制御部65は、車速VSが車速閾値Vth以上から車速閾値Vth未満に漸減しており、かつ、転舵輪21a,21bに係る転舵角の絶対値SAが第1転舵角閾値SAth1 を超える場合に、車速VSの漸減の度合いに応じて漸減する特性を有する据え切り時電流上限値Isp_maxを用いて転舵モータ29の駆動制御を行う。
第3の観点に基づく車両用操舵装置11によれば、車速VSが車速閾値Vth以上から車速閾値Vth未満に漸減しており、かつ、転舵輪21a,21bに係る転舵角の絶対値SAが第1転舵角閾値SAth1 を超える場合に、車速VSの漸減の度合いに応じて漸減する特性を有する据え切り時電流上限値Isp_max(図3の時刻t1〜t2参照)を用いて転舵モータ29の駆動制御が行われるため、走行時電流上限値Irn_maxから据え切り時電流上限値Isp_maxへの切り替わり時に転舵レスポンスが遅れる違和感を運転者が抱く事態を一掃することができる。
〔その他の実施形態〕
以上説明した実施形態は、本発明の具現化の例を示したものである。したがって、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならない。本発明はその要旨又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形態で実施することができるからである。
例えば、本発明の実施形態に係る説明において、遊星歯車機構31を有するクラッチ装置19を設ける例をあげて説明したが、本発明はこの例に限定されない。クラッチ装置19の構成は、操舵軸23及び転舵軸25の間を連結し又は切り離すことが可能であれば、いかなるものでも構わない。
11 車両用操舵装置
13 ハンドル(操舵部材)
15 操舵反力発生装置(操舵部)
17 転舵装置(転舵部)
21a,21b 転舵輪
25 転舵軸(転舵部)
27 ラック軸(転舵部)
29 転舵モータ
47 転舵モータレゾルバ(転舵角検出部)
49 ラックストロークセンサ(転舵角検出部)
61 予測部
65 制御部
V 車両

Claims (3)

  1. 車両の転舵輪を転舵する際に操作される操舵部材を有する操舵部と、
    前記転舵輪を転舵するための転舵力を付与する転舵モータを有し、前記操舵部に対して機械的に切り離された状態で前記転舵輪を転舵可能な転舵部と、
    前記転舵輪に係る転舵角を検出する転舵角検出部と、
    前記車両の車速を検出する車速検出部と、
    前記転舵輪に係る転舵角を、前記操舵部材の操作に基づく目標転舵角に追従させるように前記転舵モータの駆動制御を行う制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記車速が所定の車速閾値未満であり、かつ、前記転舵輪に係る転舵角の絶対値が所定の転舵角閾値を超える場合に、前記車速が前記車速閾値以上である際の前記転舵モータの電流上限値である走行時電流上限値と比べて低い据え切り時電流上限値を用いて当該転舵モータの駆動制御を行う
    ことを特徴とする車両用操舵装置。
  2. 請求項1に記載の車両用操舵装置であって、
    前記転舵輪が静止状態から転がり始める始動時を予測する予測部をさらに備え、
    前記制御部は、前記予測部により前記転舵輪の始動時が予測された場合に、当該始動時を含む所定の期間において、前記据え切り時電流上限値と比べて低い始動時電流上限値を用いて当該転舵モータの駆動制御を行う
    ことを特徴とする車両用操舵装置。
  3. 請求項1又は2に記載の車両用操舵装置であって、
    前記制御部は、前記車速が前記車速閾値以上から当該車速閾値未満に漸減しており、かつ、前記転舵輪に係る転舵角の絶対値が所定の転舵角閾値を超える場合に、前記車速の前記漸減の度合いに応じて漸減する特性を有する前記据え切り時電流上限値を用いて当該転舵モータの駆動制御を行う
    ことを特徴とする車両用操舵装置。
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