JP2017023384A - ドラム式洗濯機 - Google Patents

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【課題】水槽及び回転槽の中心軸が傾斜したものにおいて、水槽内に貯留された水に温水ヒータの全体を極力均一に浸からせる。【解決手段】ドラム式洗濯機は、前側が開口し後側が閉塞された有底円筒状に構成され中心軸が後方へ向かって下がるように傾斜した水槽と、水槽の内側に回転可能に収容された回転槽と、水槽の内側にあって回転槽に対して垂直方向の下方における水槽の周壁に設けられて、水槽に貯留された水を加熱するものであって、水槽の前後方向に長く形成されてその前後方向の途中部分で曲げられた温水ヒータと、を備える。温水ヒータは、少なくとも水槽に水が貯留された状態において前側が水平になり後側が後方へ向かって下がっている。【選択図】図6

Description

本発明の実施形態は、ドラム式洗濯機に関する。
従来、洗濯水を加熱して温水にするための温水ヒータを備えたドラム式洗濯機がある。温水ヒータは、例えば、水槽の円筒形状の底部分つまり水槽の背部を直角方向に貫くようにして回転槽の内側に挿入されて設けられている。この場合、水槽の中心軸が水平であれば、温水ヒータも水平になる。つまりこの場合、温水ヒータは、水槽に貯留される水の水面に対して平行になる。そのため、例えば温水ヒータが動作される洗い運転中に、回転槽の振動によって水槽内の水面位置が変動しても、温水ヒータの一部が水面から露出するという問題は生じ難い。
しかし、水槽の中心軸が水平に対して傾斜したいわゆる斜めドラム式の洗濯機の場合、温水ヒータは、傾斜した水槽の中心軸に対して平行になる。つまりこの場合、温水ヒータは、水槽に貯留される水の水面に対して傾斜することになる。そのため、水面に対する温水ヒータの深さ位置は、温水ヒータの全体に亘って均一とはなっていない。したがって、この場合、例えば温水ヒータが動作される洗い運転中に、回転槽の振動によって水槽内の水面位置が変動すると、温水ヒータの一部のみが常に水面から露出してしまうおそれがある。そして、このような場合、温水ヒータの一部が水に浸からずに水面から露出して、その露出した部分が空焚き状態となってしまうおそれがあった。
特開2012−170682号公報
そこで、水槽及び回転槽の中心軸が傾斜したものにおいて、水槽内に貯留された水に温水ヒータの全体を極力均一に浸からせることができるドラム式洗濯機を提供する。
ドラム式洗濯機は、前側が開口し後側が閉塞された有底円筒状に構成され中心軸が後方へ向かって下がるように傾斜した水槽と、前記水槽の内側に回転可能に収容された回転槽と、前記水槽の内側にあって前記回転槽に対して垂直方向の下方における前記水槽の周壁に設けられて、前記水槽に貯留された水を加熱するものであって、前記水槽の前後方向に長く形成されてその前後方向の途中部分で曲げられた温水ヒータと、を備える。前記温水ヒータは、少なくとも前記水槽に水が貯留された状態において前側が水平になり後側が後方へ向かって下がっている。
一実施形態によるドラム式洗濯機の外観の一例を示す斜視図 一実施形態によるドラム式洗濯機について、外箱を取り外した状態を示す斜視図 一実施形態について、水槽の周辺の構成を示す斜視図 一実施形態について、水槽の周辺の構成を示す正面図 一実施形態について、温水ヒータの一例を示す平面図 一実施形態について、温水ヒータ周辺の構成を示すもので、図4のX6−X6線に沿った断面図 一実施形態について、温水ヒータ周辺の構成を示すもので、図4のX7−X7線に沿った断面図 一実施形態について、隔離部材の一例を示す斜視図 一実施形態について、隔離部材の突出部周辺を拡大して示す断面図 一実施形態について、隔離部材及び保持部材周辺の構成を示す横断平面図 一実施形態について、隔離部材の取り付け状態を示す断面図 一実施形態について、温水ヒータの取り付けを示す斜視図 一実施形態について、温水ヒータの取り付けを示す横断平面図 一実施形態について、安全装置と温水ヒータとの位置関係を示す底面図 一実施形態について、温水ヒータの取り付けを示すもので、水槽を後方から見た斜視図 一実施形態について、図6の連通部周辺を拡大して示す断面図 一実施形態について、保護カバーを示すもので、水槽を後方から見た斜視図
以下、一実施形態について図面を参照して説明する。
図1及び図2に示すドラム式洗濯機10は、外箱11、扉12、水槽20、及び回転槽30を備えている。なお、本実施形態において、外箱11に対して扉12側を洗濯機10の前側とする。また、前後方向に対する直角水平方向を左右方向とする。洗濯機10は、水槽20の中心軸及び回転槽30の回転中心軸が地面に対して傾斜した、いわゆる斜めドラム式洗濯機である。水槽20の中心軸と回転槽30の回転中心軸とは一致している。なお、以下の説明では、水槽20の中心軸と回転槽30の回転中心軸とを共通して中心軸Jと称する。洗濯機10は、例えばヒートポンプ式やヒータ式の乾燥機能を備えていてもよいし、備えていなくてもよい。
外箱11は、鋼板などによってほぼ矩形の箱状に形成されている。水槽20は、外箱11の内部に収容されており、図2〜図4に示すようにダンパ18によって弾性支持されている。回転槽30は、水槽20の内部に収容されている。水槽20及び回転槽30は、いずれも円筒形状の軸方向の一方側が開口し他方側が閉塞したいわゆる有底円筒状に形成されている。なお、本実施形態では、水槽20及び回転槽30において、開口側とは反対側の閉塞された円筒形状の底部分を、背部と称する。また、水槽20及び回転槽30の内側において重力方向の下方部分を、底部と称する。
水槽20は、図2に示す水槽開口部21と、図3に示す水槽背部22と、を有している。水槽開口部21は、図2に示すように、水槽20の円筒形状の一端部に形成されている。水槽背部22は、図3に示すように、水槽20の円筒形状の他端部に設けられており、水槽20の円筒形状の他端部を閉塞している。水槽背部22は、有底円筒形状の水槽20の底である。
水槽20は、図3に示すように、排水口23と、窪み部24と、を有している。排水口23は、水槽20の重力方向の下部つまり底部にあって、円筒形状を形成する水槽周壁25を貫いて形成されている。窪み部24は、水槽20の底部において、水槽20の中心軸から左右方向にずれた位置に設けられている。窪み部24は、水槽周壁25の底部左側部分を外方へ窪ませることで、水槽20と一体に形成されている。窪み部24の底面部は、略水平か又は1°〜5°程度後方へ向かって傾斜している。
本実施形態の場合、図6に示すように、窪み部24の底部は、水平方向に対する回転中心軸Jの傾斜角度αよりも小さい傾斜角度βで後方へ向かって下がるように傾斜している。すなわち、窪み部24の底部の傾斜角度βは、回転中心軸Jの傾斜角度αよりも小さい。換言すれば、水平方向と窪み部24の底部の傾斜方向との成す角度βは、水平方向と回転中心軸Jとの成す角度αよりも小さい。
回転槽30は、図2に示すように、回転槽開口部31と、回転槽背部32と、を有している。回転槽開口部31は、回転槽30の円筒形状の一端部に形成されている。回転槽背部32は、回転槽30の円筒形状の他端部に設けられており、回転槽30の円筒形状の他端部を閉塞している。回転槽背部32は、有底円筒形状の回転槽30の底になる。
また、洗濯機10は、図2に示すように、給水装置13、排水弁14、及び循環ポンプ15を備えている。給水装置13は、外箱11内にあって、水槽20の左右の一方寄りの上部に設けられている。給水装置13は、給水弁131や注水ケース132を有している。給水弁131は、図示しない水道等の外部の水源に接続されており、図示しない制御装置によって開閉制御される。給水弁131が開放されると、外部の水源からの水は、給水弁131及び注水ケース132を通って水槽20に注水される。
排水弁14及び循環ポンプ15は、水槽20の下方に設けられている。排水弁14は、例えば電磁弁であって、図示しない制御装置によって開閉駆動される。循環ポンプ15は、図示しない制御装置からの制御を受けて、水の吐出量を調整可能に構成されている。排水弁14は、排水ホース16を介して、水槽20の底部に設けられた排水口23に接続されている。循環ポンプ15の入口側は、排水口23と排水弁14との間を繋ぐ水路から分岐して排水口23に接続されている。循環ポンプ15の出口側は、循環ホース17を介して図示しないノズルに接続されている。
排水弁14が開放されると、水槽20内の水は、排水口23から排水弁14を通って洗濯機10の外部へ排出される。また、排水弁14が閉じた状態で循環ポンプ15が動作されると、水槽20内の水は、図示しないノズルから水槽20及び回転槽30内へ供給されて、これにより水槽20及び回転槽30内を循環する。
洗濯機10は、図3に示すように、温水ヒータ40を備えている。温水ヒータ40は、水槽20内に貯留された水を加熱して温水にするものである。例えば洗い運転時に温水ヒータ40と循環ポンプ15とを動作させることで、洗濯水を温水にして循環させることができる。温水ヒータ40は、水槽20の内側において、回転槽30の下方にあって水槽20の内側に設けられている。この場合、温水ヒータ40は、水槽周壁25に形成された窪み部24に設けられている。また、本実施形態の場合、温水ヒータ40は、回転槽30の下方において、中心軸Jに対して左方向に偏心した位置に設けられている。
ここで、回転槽30は、洗い運転時には時計回り及び反時計回り方向へ低速回転する。また、回転槽30は、脱水運転時には時計回り又は反時計回のいずれか一方向へ向かって、洗い運転時よりも高速回転する。この場合、温水ヒータ40は、脱水運転時の回転槽30の回転方向側に偏心した位置に設けられている。すなわち、例えば本実施形態の洗濯機10は、図4の矢印Aで示すように、脱水運転時に時計回り方向へ高速回転する。この場合、温水ヒータ40は、中心軸Jに対して、回転方向側つまり正面から見て左側の位置に設けられている。
温水ヒータ40は、例えばシーズヒータ等であり、全体として水槽20の前後方向に長くなるように形成されており、その前後方向の途中部分で曲げられている。具体的には、温水ヒータ40は、図5及び図6に示すように、ヒータ本体41と、接続部42と、嵌合部43と、を有している。ヒータ本体41は、電力の供給を受けて発熱する発熱体である。ヒータ本体41は、細長い金属管の内部に発熱線を有しており、その金属管を複数回折り曲げながら略同一面上に広がるようにして形成されている。
嵌合部43は、例えば耐熱性を有するゴムや合成樹脂等で構成されている。嵌合部43は、図12にも示すように、全体として左右方向に長い長円のブロック状に形成されている。嵌合部43は、図5に示すように、その周囲に例えば金属製の鍔部431を有している。ヒータ本体41は、嵌合部43の一方側の面から延び出ている。接続部42は、嵌合部43の他方側の面から突出している。接続部42は、一方側がヒータ本体41に繋がっており、他方側が、電力供給装置に接続される。接続部42は、その周囲を例えばシリコンチューブ等の難燃性で弾性を有する材料で覆われている。
ヒータ本体41は、図6に示すように、少なくとも水槽20に水が貯留された状態において前側部分が水平になり後側部分が後方へ向かって下がるように長手方向の途中部分で曲げられて構成されている。本実施形態では、ヒータ本体41の後側部分は、中心軸Jと平行になるように構成されている。
すなわち、ヒータ本体41は、傾斜部411と水平部412とを有している。この場合、傾斜部411と水平部412との境界部分を屈曲部413としている。傾斜部411は、ヒータ本体41のうち屈曲部413に対する後側部分を構成し、水平部412は、ヒータ本体41のうち屈曲部413に対する前側部分を構成している。換言すれば、傾斜部411は、ヒータ本体41の基端部側を構成し、水平部412は、ヒータ本体41の先端部側を構成している。なお、図6に示す軸線Pは、中心軸Jと平行な軸線である。
そして、傾斜部411は、軸線Pに沿って後方へ向かって下がっている。この場合、傾斜部411は、中心軸J方向へ向かって延びるようにして傾斜している。また、水平部412は、中心軸J方向つまり軸線P方向に対して傾斜しており、地面に対して水平つまり水槽20内に貯留される水の水面に対して平行に延びている。この場合、図5に示すように、水平部412の前後方向の寸法L2は、傾斜部411の前後方向の寸法L1よりも大きい。また、傾斜部411と水平部412とのなす角度αは、水平方向を基準とした中心軸Jの傾斜角度に略等しい。本実施形態の場合、角度αは、例えば5°〜10°程度である。
ちなみに、水槽20はダンパ18によって弾性支持されているため、水槽20内に水が貯留されると水槽20の傾きが若干変化する。これに対し、水平部412は、少なくとも水槽20内に水が貯留された状態で水平となっていれば良い。つまり、水槽20内に水が貯留されていない場合、水平部412は必ずしも水平である必要はない。
ヒータ本体41の先端部つまり水平部412の高さ位置は、図7に示すように、洗い運転時において水槽20に貯留される水の最低水位W1よりも下方で、かつ回転槽30の最下位置W2よりも下方である。すなわち、温水ヒータ40のヒータ本体41の全体は、洗い運転時において水槽20に貯留される水の最低水位W1よりも下方で、かつ回転槽30の最下位置W2よりも下方に位置している。
また、洗濯機10は、図3、図4、及び図12等に示すように、排水口カバー51、隔離部材52、及び保持部材53を備えている。排水口カバー51は、図3及び図4に示すように、水槽20の底部分の水槽周壁25に設けられている。排水口カバー51は、例えば合成樹脂製であり、図3に示すように、水槽周壁25から離間した状態で排水口23の上方の一部を覆っている。排水口カバー51は、図4に示すように、水槽20及び回転槽30の中心軸Jの略真下にあり、温水ヒータ40が取り付けられた窪み部24の右側に設けられている。換言すれば、排水口カバー51は、温水ヒータ40に対して回転槽30の脱水時の回転方向側に設けられている。
ここで、脱水時に回転槽30が高速回転した際に、水槽20と回転槽30の間に異物等が存在すると、その異物等は回転槽30の回転とともに高速で移動する。そのため、その高速で移動する異物等が温水ヒータ40に衝突すると、温水ヒータ40を破損させるおそれがある。これに対し、本実施形態では、回転槽30の回転方向つまり異物等の進行方向に対して、温水ヒータ40の前に排水口カバー51が設けられている。したがって、例えば脱水運転時に回転槽30の高速回転とともに移動する異物等は、温水ヒータ40に当たる前に排水口カバー51に当たる。したがって、この構成によれば、異物等が高速のまま温水ヒータ40に衝突して、温水ヒータ40を破損等させることを極力防止することができる。
隔離部材52及び保持部材53は、温水ヒータ40を水槽20の窪み部24に固定するためのものである。隔離部材52及び保持部材53は、防錆性及び耐熱性を有する材料、例えばステンレス等の金属材料で構成されている。隔離部材52は、図3に示すように、窪み部24の内側に嵌るように設けられている。
隔離部材52は、温水ヒータ40と水槽20との間に設けられて、温水ヒータ40と水槽20とを熱的に隔離するものである。すなわち、隔離部材52は、温水ヒータ40からの熱が、水槽20に直接当たらないようにしている。隔離部材52は、図8に示すように、一枚の略矩形状の板を左右方向の途中部分で略直角方向へ折り曲げたような形状である。すなわち、隔離部材52は、図8に示すように、底面部521と側面部522とを有している。底面部521は略水平に構成され、側面部522は略垂直に構成されている。
隔離部材52は、突出部523と、通し穴524と、取付部525と、を有している。突出部523は、底面部521の前側寄りに設けられており、底面部521を矩形状に下方つまり水槽周壁25側へ僅かに突出させて形成されている。この場合、図9に示すように、突出部523の底面部521に対する突出量Hは、例えば約0.5〜1mm程度である。
通し穴524は、図8に示すように、底面部521を円状に貫いて形成されており、突出部523の周囲に複数個、この場合4個設けられている。また、取付部525は、底面部521と側面部522とにそれぞれ1個ずつ設けられている。通し穴524には、図10に示すように、ねじ等の締結部材61が通される。そして、通し穴524に通された締結部材61は、水槽周壁25にねじ込まれる。また、取付部525には、図3に示すように、ねじ等の締結部材62が通される。そして、取付部525に通された締結部材62は、水槽20の前端部にねじ込まれる。このようにして、隔離部材52は水槽周壁25に固定される。
ここで、突出部523は、底面部521から下方へ突出している。そのため、締結部材61を、突出部523の周囲の通し穴524に通して水槽周壁25にねじ込むと、図11に示すように、突出部523を支点にして突出部523の周囲の底面部521が弓形状に弾性変形する。これにより、突出部523は、水槽周壁25に対して強く押し付けられる。
保持部材53は、図6、図10、及び図12に示すように、隔離部材52の底面部521において、突出部523の内側に設けられている。この場合、保持部材53は、隔離部材52に対して、例えばスポット溶接等によって固定されている。保持部材53は、図6及び図12に示すように、隔離部材52の底面部521から上方へ向かって突出するように構成されている。温水ヒータ40の先端部分は、保持部材53に挿入される。これにより、保持部材53は、温水ヒータ40を水槽周壁25から離間させた状態で保持する。
具体的には、保持部材53は、図6及び図12に示すように、挿入部531、下案内部532、上案内部533、及び横案内部534を有している。挿入部531は、図12に示すように、前後方向に向かって貫通した矩形の環状に構成されている。温水ヒータ40の先端部は、図6に示すように、挿入部531を貫くようにして挿入部531内に挿入される。
下案内部532は、挿入部531に対して下側つまり隔離部材52の底面部521側に設けられている。下案内部532は、隔離部材52の底面部521側から挿入部531側へ向かって上昇するように傾斜した板状に構成されている。温水ヒータ40の先端部を挿入部531内に挿入する際、温水ヒータ40の先端部が下案内部532に当たると、温水ヒータ40の先端部は、下案内部532に沿って上側へ移動する。これにより、温水ヒータ40の先端部は、下案内部532によって挿入部531側へ案内される。また、下案内部532は、隔離部材52の突出部523に固定されている。そのため、下案内部532は、保持部材53全体を支持する支持部としても機能する。
上案内部533は、挿入部531に対して上側つまり隔離部材52の底面部521と反対側に設けられている。上案内部533は、回転槽30側から挿入部531側へ向かって下降するように傾斜した板状に構成されている。温水ヒータ40の先端部を挿入部531内に挿入する際、温水ヒータ40の先端部が上案内部533に当たると、温水ヒータ40の先端部は、上案内部533に沿って下側へ移動する。これにより、温水ヒータ40の先端部は、上案内部533によって挿入部531側へ案内される。
横案内部534は、挿入部531に対して側方、この場合、隔離部材52の側面部522側に設けられている。なお、本実施形態では、隔離部材52の側面部522と反対側には横案内部は設けられていないが、設けてもよい。横案内部534は、隔離部材52の側面部522側から挿入部531側へ向かって傾斜した板状に構成されている。図10及び図13に示すように、隔離部材52の側面部522と横案内部534との間の隙間Sの寸法は、温水ヒータ40の先端部が挿入不可能となる寸法に設定されている。
温水ヒータ40の先端部を挿入部531内に挿入する際、温水ヒータ40の先端部を隔離部材52の側面部522に沿わせて後側から前側へ移動させると、図13に示すように、温水ヒータ40の先端部の側面部522側が、横案内部534に当たる。すると、温水ヒータ40の先端部は、横案内部534に沿って挿入部531側へ移動する。これにより、温水ヒータ40の先端部は、横案内部534によって挿入部531側へ案内される。この場合、隔離部材52の側面部522と横案内部534との間の隙間Sの寸法は、ヒータ本体41の先端部が挿入不可能となる寸法に設定されているため、ヒータ本体41の先端部が、誤って側面部522と横案内部534との間の隙間に入ってしまうことがない。
温水ヒータ40は、図6、図13〜図15に示すように、水槽20の後方から水槽背部22に通されて、水槽20内に挿入される。具体的には、水槽背部22は、図10、図13〜図15に示すように、連通部221を有している。連通部221は、水槽背部22を、水槽20及び回転槽30の中心軸J方向へ向かって貫通させて形成されている。
連通部221は、水槽20の外側と内側とを空間的に連通させており、温水ヒータ40の嵌合部43の外径に沿った形状の長円に形成されている。この場合、連通部221の周囲を形成する壁面は、図15に示すように、中心軸J方向に対して平行になっている。なお、図15の一点鎖線Pは、連通部221の軸線を示している。この場合、連通部221の軸線Pは、中心軸Jに平行であり、また、温水ヒータ40のヒータ本体41の厚み方向の略中心部を通る。
温水ヒータ40が水槽20に取り付けられた状態において、嵌合部43は、連通部221の内側に水密に嵌合されている。また、鍔部431が連通部221の周囲に係止することで、温水ヒータ40の挿入が所定の位置で規制される。更に、鍔部431が、連通部221の周囲つまり水槽背部22の外側面に密着することで、連通部221からの水漏れをより効果的に防ぐことができる。
洗濯機10は、図14に示すように、2つの安全装置54、55を備えている。安全装置54、55は、温水ヒータ40の過熱異常や過電流異常を検出し、異常を検知した場合には温水ヒータ40への電流供給を遮断するものである。なお、以下の説明では、安全装置54を第1安全装置54と称し、安全装置55を第2安全装置55と称する。第1安全装置54は、例えば温度ヒューズである。また、第2安全装置55は、例えば温度ヒューズと電流ヒューズとを組み合わせたものである。
安全装置54、55は、図6及び図14に示すように、水槽20の外側面つまり温水ヒータ40と反対側の面にあって、ヒータ本体41の水平部421に対応する位置に設けられている。この場合、第1安全装置54は、ヒータ本体41の水平部421における先端寄りの直線部分に設けられている。第2安全装置55は、ヒータ本体41の水平部421における先端寄りの曲げ部分に設けられている。これにより、安全装置54、55は、温水ヒータ40の長手方向のうち前側部分つまり水平部412の温度を検出することで、温水ヒータ40の異常を検出する。また、安全装置54、55と水槽20の外側面との間には、金属製のステー56が設けられている。また、安全装置54、55は、例えば合成樹脂製の容器57によって周囲を覆われている。
洗濯機10は、図17に示すように、保護カバー58を備えている。保護カバー58は、水槽20の外側面に設けられており、温水ヒータ40の周囲を囲んでいる。保護カバー58は、例えばABS樹脂などの難燃性の材料で構成されている。具体的には、保護カバー58は、取付面部581と、周側面部582と、を有している。取付面部581は、水槽20の外側面に接して水槽20に取り付けられる。
取付面部581には、引出穴563が形成されている。引出穴563は、連通部221よりもやや小さい長円の貫通穴であって、連通部221に対向する位置に形成されている。温水ヒータ40が水槽20に取り付けられた後、温水ヒータ40の接続部42を引出穴563に通して、保護カバー58が水槽20に取り付けられる。この場合、温水ヒータ40の嵌合部43と水槽20の連通部221との境界部分は、保護カバー58の取付面部581によって覆われている。
周側面部582は、取付面部581の周囲にあって取付面部581に対して直角方向に延びるように設けられている。周側面部582は、温水ヒータ40の接続部42の周囲を囲っている。この場合、周側面部582は、少なくとも上方及び左右側方を囲っている。なお、本実施形態の場合、周側面部582は、接続部42の下方及び後方を囲う構成としていないが、接続部42の下方及び後方を囲う構成としてもよい。これによれば、例えば温水ヒータ40に異常が発生して接続部42から火花等が生じたとしても、接続部42の周囲を覆う難燃性の保護カバー58によって、その火花の拡散を防止することができる。これにより、万一、接続部42から火花等が発生した場合であっても、その火花等の拡散を防止することで、その火花等が水槽20等他の部材に与える影響を極力低減することができ、その結果、安全性の向上が図られる。
これによれば、温水ヒータ40のヒータ本体41は、中心軸Jに平行でかつ水平方向に対して傾斜した傾斜部411と、中心軸Jに対して傾斜しかつ水平方向に対して平行な水平部412と、を有している。すなわち、温水ヒータ40は、水槽の前後方向に長く前側が水平になり後側が中心軸Jと平行になるように長手方向の途中部分で曲げられて構成されている。これによれば、図6に二点鎖線で示すようにヒータ本体41を全体に亘って直線状に構成した場合に比べて、ヒータ本体41の先端部を水面に対してより深く位置させることができる。すなわち、水槽20内に貯留された水に対して、温水ヒータ40のヒータ本体41全体を極力均一に浸からせることができる。これにより、温水ヒータ40の先端部のみが水に浸からずに水面から露出することを防ぐことができる。したがって、温水ヒータ40の部分的な空焚き等による異常を抑制することができ、その結果、安全性の向上が図られる。
温水ヒータ40は、図4に示すように、回転槽30の中心軸Jの直下に対して偏心した位置に設けられている。これによれば、温水ヒータ40を回転槽30の中心軸Jの真下に設けた場合に対して、温水ヒータ40と回転槽30との距離をより大きく確保することができる。これにより、例えば脱水運転時の振動によって、水槽20と回転槽30とが相対的に移動した場合であっても、温水ヒータ40が、高速回転する回転槽30に接触して破損等してしまうことを回避することができる。また、温水ヒータ40と回転槽30との距離をより大きく確保することで、温水ヒータ40と回転槽30との間に異物等が挟まってしまうことを抑制することができる。
温水ヒータ40は、回転槽30の中心軸Jに対して、脱水運転時の回転槽30の回転の進行方向側に偏心した位置に設けられている。これによれば、例えば脱水運転時において、水槽20と回転槽30との間に異物等が入り込み、その異物が回転槽30の高速回転とともに移動したとしても、その異物は、温水ヒータ40に当たる前に排水口カバー51に当たる。したがって、この構成によれば、異物等が高速のまま温水ヒータ40に衝突して、温水ヒータ40を破損等させることを極力防止することができる。その結果、安全性の更なる向上を図ることができる。
安全装置54、55は、温水ヒータ40において、ヒータ本体41の前側部分つまり水平部412に対応する位置に設けられており、その水平部412の温度を検出することで温水ヒータ40の異常を検出する。通常、温水ヒータ40が通電されると、ヒータ本体41は、水平部412の先端側から温度が高くなっていく。したがって、この構成によれば、安全装置54、55、ヒータ本体41のうち比較的早く高温になり易い水平部412の先端部分の温度を検出することで、いち早く温水ヒータ40の異常を検知することができる。このように、本実施形態によれば、安全装置54、55の応答性を上げることで、安全性の更なる向上を図ることができる。
隔離部材52は、突出部523を有している。突出部523は、安全装置54、55に対応する部分が水槽側へ向かって突出して、水槽20に接触する。これによれば、例えば図11に示すように、ねじ等の締結部材61によって隔離部材52を水槽20の内側に取り付けた際に、突出部523を支点にして突出部523の周囲の底面部521が弓形状に弾性変形する。そして、突出部523は、水槽周壁25に対して強く押し付けられる。これにより、突出部523から安全装置54、55への熱伝達を向上させて、安全装置54、55の応答性を向上させることができる。したがって、いち早く温水ヒータ40の異常を検知することができるようになり、その結果、安全性の更なる向上を図ることができる。
水槽背部22は、連通部221を有している。連通部221は、中心軸J方向へ向かって貫通されて水槽20の外側と内側とを連通する。また、温水ヒータ40は、嵌合部43を有している。嵌合部43は、温水ヒータ40における水槽20の中心軸Jと平行になった部分に設けられている。そして、温水ヒータ40は、水槽20の外側から内側へ向けて連通部221を通されて、嵌合部43が連通部221と嵌合することで取り付けられる。
この場合、連通部221の周囲を形成する壁面、及び嵌合部43の周囲の面は、図15に示すように、ともに中心軸J方向に対して平行になっている。そして、温水ヒータ40は、中心軸J方向に沿って、連通部221に挿入される。これによれば、温水ヒータ40を取り付けた際、連通部221の周囲を形成する壁面と嵌合部43の周囲の面とは、点ではなく面で接触する。
すなわち、例えば前後方向に直線状に構成された従来の温水ヒータを、水平に取り付けようとすると、連通部221の周囲を形成する壁面に対して傾斜した状態で、温水ヒータを挿入する必要がある。この場合、連通部221の周囲と嵌合部43の周囲とが点で接触した状態で、温水ヒータ40が取り付けられてしまう。そうすると、連通部221と嵌合部43との嵌め合いが弱くなり、水漏れ等が発生する危険性が高まる。
一方、例えば連通部221の周囲を形成する壁面が水平となるように連通部221を形成すれば、連通部221の周囲の壁面と嵌合部43の周囲の面とを面で接触させることができる。そのため、連通部221と嵌合部43との嵌め合いを強くすることができ、その結果、水漏れ等の発生を抑制することができる。しかしながら、この場合、連通部221の形成作業が複雑となる。つまり、水槽20を成型するための金型等が複雑となり、ひいては部品費用が高くなる。
これに対し、本実施形態において、嵌合部43は、水平方向に対して中心軸J方向へ傾斜した傾斜部411に設けられている。これによれば、連通部221の周囲の壁面を水平に形成することなく、連通部221の周囲の壁面と嵌合部43の周囲の面とを面で接触させることができる。これにより、比較的簡単な構成で連通部221と嵌合部43との嵌め合いを強くすることができる。その結果、水漏れ等の発生を効果的に抑制することができるとともに、水槽20を成型するための金型等が複雑になって部品費用が高くなることを抑制することができる。
保持部材53は、複数の案内部532、533、534を有する。各案内部532、533、534は、温水ヒータ40が連通部221に通されて水槽20内に挿入される際に、温水ヒータ40の先端部分に当たることで温水ヒータ40の先端部分を保持部材53の中央部側つまり挿入部531の中央部側へ案内する。すなわち、作業者は、温水ヒータ40を、水槽20の外側から水槽背部22に形成された連通部221を通して、水槽20内の所定位置に取り付ける。そのため、温水ヒータ40を水槽20に取り付ける際に、作業者は、水槽20内における温水ヒータ40の取り付け位置を目視し難くなり、その結果、作業性が低下する。
一方、本実施形態によれば、温水ヒータ40は、各案内部532、533、534によって、所定の取付位置に案内される。したがって、温水ヒータ40の取り付け位置を直接目視しなくても、容易の温水ヒータ40を所定の位置に取り付けることができる。したがって、温水ヒータ40を所定の位置に取り付け易くなり、その結果、作業性の向上を図ることができる。
保持部材53の横案内部534と隔離部材52の側面部522との間の隙間Sは、ヒータ本体41の先端部が挿入不可能な寸法に設定されている。これによれば、温水ヒータ40を水槽20に取り付ける際に、ヒータ本体41の先端部が、誤って側面部522と横案内部534との間の隙間に入ってしまうことがない。すなわち、例えば図13に示すように、ヒータ本体41の先端部を隔離部材52の側面部522に沿わせて挿入することで、ヒータ本体41の先端部が横案内部534に当って、挿入部531内に案内される。これにより、温水ヒータ40をより簡単に取り付けることができ、その結果、作業性の更なる向上を図ることができる。
温水ヒータ40が設置されている水槽20の底面部は、水平方向に対する回転中心軸Jの傾斜角度αよりも小さい角度βで後方へ向かって下がるように傾斜している。すなわち、窪み部24の底部の傾斜角度βは、0°より大きく、かつ、回転中心軸Jの傾斜角度αよりも小さい。これによれば、ヒータ本体41の水平部412を水面に対して平行状態に保ったまま、ヒータ本体41の先端部を水槽20の底面部に極力接近させることができる。すなわち、ヒータ本体41の先端部を、安全装置54、55に極力近づけることができる。その結果、安全装置54、55の応答性をより高くすることができる。
また、本実施形態において、排水口23は、水槽20の後部側に設けられている。そして、温水ヒータ40が設置されている水槽20の底面部つまり窪み部24の底部は、後方へ向かって傾斜している。このため、温水ヒータ40の周囲の水は、窪み部24の底部の傾斜に沿って排水口23側へ流れる。したがって、温水ヒータ40の周囲の水を適切に排水することができる。
なお、上記実施形態の説明において用いた「水平」、「直角」、「垂直」等の用語については必ずしも厳密である必要はなく、製造上の誤差を許容することができる。
また、温水ヒータ40のヒータ本体41において、水平部412の先端部分の一部が、隔離部材52の底面部521に接触しない程度に下方へ曲げられ、又は上方へ曲げられていても良い。この場合も、水平部412の水平部分の前後方向の長さ寸法、つまり水平部412のうち下方又は上方へ曲げられた最先端部分を除く水平部412の前後方向の長さ寸法は、傾斜部411の前後方向の長さ寸法よりも大きいことが望ましい。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、10は、ドラム式洗濯機、20は水槽、22は背部、221は連通部、25は水槽周壁(周壁)、30は回転槽、40は温水ヒータ、43は嵌合部、52は隔離部材、523は突出部、53は保持部材、532は下案内部(案内部)、533は上案内部(案内部)、534は横案内部(案内部)、54、55は安全装置を示す。

Claims (9)

  1. 前側が開口し後側が閉塞された有底円筒状に構成され中心軸が後方へ向かって下がるように傾斜した水槽と、
    前記水槽の内側に回転可能に収容された回転槽と、
    前記水槽の内側にあって前記回転槽に対して垂直方向の下方における前記水槽の周壁に設けられて、前記水槽に貯留された水を加熱するものであって、前記水槽の前後方向に長く形成されてその前後方向の途中部分で曲げられた温水ヒータと、を備え、
    前記温水ヒータは、少なくとも前記水槽に水が貯留された状態において前側が水平になり後側が後方へ向かって下がっている、
    ドラム式洗濯機。
  2. 前記温水ヒータは、前記回転槽の回転中心軸の直下に対して偏心した位置に設けられている、
    請求項1に記載のドラム式洗濯機。
  3. 前記温水ヒータは、前記回転槽の回転中心軸の直下に対して脱水運転時の前記回転槽の回転方向側に偏心した位置に設けられている、
    請求項2に記載のドラム式洗濯機。
  4. 前記温水ヒータの長手方向のうち水平になった前側部分の温度を検出することで前記温水ヒータの異常を検出する安全装置を更に備えている、
    請求項1から3のいずれか一項に記載のドラム式洗濯機。
  5. 前記水槽の内側に設けられ前記水槽の周壁に沿って形成されて前記温水ヒータと前記水槽との間を隔てる隔離部材を更に備え、
    前記安全装置は、前記水槽の周壁の外側にあって前記温水ヒータの長手方向のうち水平になった前側部分に対応する位置に設けられて、
    前記隔離部材は、前記安全装置に対応する部分が前記水槽側へ向かって突出し前記水槽に接触する突出部を有している、
    請求項4に記載のドラム式洗濯機。
  6. 前記水槽の前記他端側を閉塞する背部は、前記中心軸方向へ向かって貫通されて前記水槽の外側と内側とを連通する連通部を有し、
    前記温水ヒータは、前記水槽の前記中心軸と平行になった部分に設けられて前記連通部と嵌合する嵌合部を有し、前記水槽の外側から内側へ向けて前記連通部を通されて前記嵌合部が前記連通部と嵌合することで取り付けられる、
    請求項1から5のいずれか一項に記載のドラム式洗濯機。
  7. 前記水槽の周壁に設けられ前記温水ヒータの先端部分が挿入されて前記温水ヒータを保持する保持部材を更に備え、
    前記保持部材は、前記温水ヒータが前記連通部を通して前記水槽内に挿入される際に前記温水ヒータの先端部分に当たることで前記温水ヒータの先端部分を前記保持部材の中央部側へ案内する案内部を有する、
    請求項6に記載のドラム式洗濯機。
  8. 前記水槽の内側に設けられ前記水槽の周壁に沿って形成されて前記温水ヒータと前記水槽との間を隔てる隔離部材を更に備え、
    前記保持部材の前記案内部と前記隔離部材との間の隙間は、前記温水ヒータが挿入不可能な寸法に設定されている、
    請求項7に記載のドラム式洗濯機。
  9. 前記温水ヒータが設置されている前記水槽の底面部は、水平方向に対する前記回転中心軸の傾斜角度よりも小さい傾斜角度で後方へ向かって下がるように傾斜している、
    請求項1から8のいずれか一項に記載のドラム式洗濯機。
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