JP2017023066A - 乗用型移植機 - Google Patents

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【課題】作業機を上昇させた高重心状態における急停止操作を防止する。【解決手段】走行機体2と、該走行機体2の後部に昇降自在に連結される植付作業機4と、を備える乗用型田植機1であって、走行機体2の後輪動力伝動軸23に設けられ、該後輪動力伝動軸23の回転を検出する回転センサ28と、植付作業機4の昇降高さを検出する昇降高さセンサ46と、少なくとも回転センサ28及び昇降高さセンサ46から検出信号を入力する制御部45と、を備え、該制御部45は、回転センサ28の検出信号に基づいて走行機体2の走行速度を算出するとともに、植付作業機4が所定の昇降高さよりも高い位置にあり、且つ、走行機体2が所定の走行速度以上で走行している場合に、走行機体2の急停止操作に関する警報を行う。【選択図】図7

Description

本発明は、乗用型田植機などの乗用型移植機に関する。
乗用型移植機では、走行機体の後部に作業機が昇降自在に連結される。連結可能な作業機としては、植付作業機、播種機、管理作業機、施肥機、薬剤散布機などがあり、作業機の連結/非連結、連結された作業機の種類、作業機の昇降高さなどに応じて乗用型移植機の前後バランスや重心が変化するため、状況に応じて適切な警報を行うことが望ましい。例えば、特許文献1に記載の乗用型移植機では、作業機が非連結、又は軽量の作業機が連結されている前バランス状態において、所定の走行速度以上で警報を行うことにより、前バランス状態における急停止操作や坂道走行に注意を促している。
特許第4847830号公報
しかしながら、特許文献1に記載の乗用型移植機では、走行速度の検出誤差に起因し、誤った警報が行われる虞がある。つまり、この種の乗用型移植機は、通常、主変速操作具と、該主変速操作具の変速レンジを切り換える副変速操作具と、を備えており、両変速操作具の操作位置の組み合わせで走行速度が決定されるが、特許文献1に記載の乗用型移植機では、一つの変速操作具(主変速操作具)の操作位置に基づいて走行速度を検出しているので、正確な走行速度を把握することが困難である。
また、標準的な重さの作業機や、それよりも重い作業機が連結されている場合であっても、作業機が所定の昇降高さよりも高い位置にある場合は、重心が高くなるため、急停止操作に注意を促すことが望まれるが、特許文献1に記載の乗用型移植機ではこのような警報は行われていない。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、走行機体と、該走行機体の後部に昇降自在に連結される作業機と、を備える乗用型移植機であって、前記走行機体の後輪動力伝動軸に設けられ、該後輪動力伝動軸の回転を検出する回転センサと、
前記作業機の昇降高さを検出する作業機高さ検出手段と、少なくとも前記回転センサ及び前記作業機高さ検出手段から検出信号を入力する制御部と、を備え、該制御部は、前記回転センサの検出信号に基づいて前記走行機体の走行速度を算出する走行速度算出手段と、前記作業機が所定の昇降高さよりも高い位置にあり、且つ、前記走行機体が所定の走行速度以上で走行している場合に、前記走行機体の急停止操作に関する警報を行う急停止操作警報手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の乗用型移植機において、前記制御部は、前記警報を行う状況で、前記作業機を昇降操作する作業機昇降操作具が操作された場合に、前記作業機を、前記所定の昇降高さに向けて自動的に昇降させ、且つ、前記所定の昇降高さで自動的に停止させる警報時自動昇降手段を備えることを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1に記載の乗用型移植機において、前記制御部は、前記警報を行う場合に、前記作業機を、前記所定の昇降高さに向けて自動的に昇降させ、且つ、前記所定の昇降高さで自動的に停止させる警報時自動昇降手段を備えることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、後輪動力伝動軸の回転を検出する回転センサの検出信号に基づいて走行速度を算出するので、正確な走行速度に基づいて適切な警報を行うことができる。また、この警報は、作業機が所定の昇降高さよりも高い位置にあり、且つ、走行機体が所定の走行速度以上で走行している場合に行われるので、作業機を上昇させた高重心状態における急停止操作に注意を促すことができる。
また、請求項2の発明によれば、警報を行う状況で、作業機を昇降操作する作業機昇降操作具が操作された場合に、作業機を所定の昇降高さまで自動的に昇降させるので、重心を下げて安定した走行が可能になる。
また、請求項3の発明によれば、警報を行う場合に、作業機を所定の昇降高さまで自動的に昇降させるので、重心を下げて安定した走行が可能になる。また、作業機昇降操作具の操作が不要なので、オペレータの操作負担を軽減できる。
乗用型田植機の平面図である。 乗用型田植機の側面図である。 乗用型田植機の動力伝動図である。 (a)は操作部の要部平面図、(b)は操作部の要部側面図、(c)は操作表示パネルの正面図である。 (a)は植付作業機の所定の昇降高さと最上げ高さとを比較した説明図、(b)は植付作業機の所定の昇降高さと植付作業高さとを比較した説明図である。 制御部の入出力を示すブロック図である。 第1実施形態に係る制御部の処理手順を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る制御部の処理手順を示すフローチャートである。 第3実施形態に係る制御部の処理手順を示すフローチャートである。 第4実施形態に係る制御部の処理手順を示すフローチャートである。 第5実施形態に係る制御部の処理手順を示すフローチャートである。 第6実施形態に係る制御部の処理手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1〜図3において、1は乗用型田植機であって、該乗用型田植機1は、走行機体2と、該走行機体2の後部に昇降リンク機構3を介して昇降自在に連結される植付作業機4と、を備えて構成されている。
植付作業機4は、苗載台5に載置された苗を圃場に植え付ける苗植付装置6と、苗植付装置6の前方に配置され、左右方向に沿う回転軸7を中心として回転する回転体8により、苗の植え付けと同時、又は、単独で圃場を整地する整地装置9と、を備えている。
走行機体2は、機体前部に搭載されるエンジン10と、エンジン10の動力を変速するトランスミッション11と、トランスミッション11から伝動される走行動力で回転駆動される前輪12及び後輪13と、運転席14や各種の操作具が配置される操作部15と、を備える。
図3に示すように、エンジン10の動力は、主変速機構16であるHST(静油圧式無段変速装置)を介してトランスミッション11に入力され、トランスミッション11内で植付動力伝動系と走行動力伝動系とに分岐される。分岐された植付動力は、株間変速機構17、トルクリミッタ18及び植付クラッチ19を介してトランスミッション11から出力され、さらに不等速変換機構20を介して植付作業機4に伝動される。
一方、分岐された走行動力は、副変速機構21で変速された後、前輪動力伝動系と後輪動力伝動系とに分岐される。分岐された前輪動力は、差動機構22を介して左右の前輪12に伝動される一方、分岐された後輪動力は、後輪動力伝動軸23を介してリヤアクスルケース24に入力されるとともに、リヤアクスルケース24内の伝動経路を介して左右の後輪13に伝動される。
リヤアクスルケース24の前側には、後輪動力伝動軸23から動力を取り出して整地装置9に伝動する動力取出ケース25が設けられている。動力取出ケース25には、後輪動力伝動軸23に設けられる第1ギヤ26と、該第1ギヤ26に噛み合って整地装置9の動力を取り出す第2ギヤ27と、第1ギヤ26の回転速度を検出する回転センサ28と、が内装されており、該回転センサ28の検出信号に基づいて走行機体2の正確な走行速度が算出される。つまり、回転センサ28は、走行動力伝動系における主変速機構16及び副変速機構21の下流において後輪13と同期した回転を検出するので、その検出信号に基づいて走行機体2の正確な走行速度を算出することが可能になる。ちなみに、本実施形態の回転センサ28は、第1ギヤ26の歯先に近接状態で対向配置され、回転速度に比例した周波数信号を出力する電磁ピックアップセンサを用いて構成されている。なお、本実施形態の回転センサ28は、後輪動力伝動軸23を検出対象としているが、後輪動力伝動経路に介在する伝動軸であれば、後輪動力伝動軸23以外の後輪動力伝動軸を検出対象としてもよい。
図4に示すように、操作部15における運転席14の前方には、前輪12を操舵するステアリングハンドル29と、ステアリングハンドル29の左側方に設けられる主変速レバー30と、ステアリングハンドル29の右側方に設けられる副変速レバー31と、ステアリングハンドル29の右側近傍に設けられる作業機昇降操作レバー32(作業機昇降操作具)と、ステアリングハンドル29の前側下方に設けられる操作表示パネル33と、が配置されている。
主変速レバー30は、その操作に基づいて主変速機構16を変速作動させることにより、走行速度の無段変速操作及び前後進切換操作が可能であり、副変速レバー31は、その操作に基づいて副変速機構21を変速作動させることにより、主変速機構16の変速レンジ(走行用変速レンジ、作業用変速レンジなど)を切り換えることが可能であり、作業機昇降レバー32は、その上方操作に基づく植付作業機4の上昇操作や、その下方操作に基づく植付作業機4の下降操作が可能である。
操作表示パネル33には、植付作業機4の状態(上げ、固定、下げ、植付)を表示する作業状態表示部34や、複数の報知ランプ及び警報ランプが配置された報知・警報表示部35が設けられており、例えば、報知ランプとしては、苗補給報知ランプ36、施肥条止め報知ランプ37、肥料詰まり報知ランプ38、植付自動報知ランプ39、植付報知ランプ40、施肥報知ランプ41などが設けられ、警報ランプとしては、走行機体2の急停止操作(急ブレーキ操作)を警報する急停止操作警報ランプ42、非作業走行時における作業機高さを警報する作業機高さ警報ランプ43などが設けられている。
図5に示すように、植付作業機4は、走行機体2と昇降リンク機構3との間に介設される昇降用油圧シリンダ44の伸縮作動に応じて昇降される。例えば、植付作業走行時においては、主に、苗の植え付けを行う下げ位置(自動昇降制御領域)と、苗の植え付けを行わない上げ位置(最上昇位置)とに昇降操作される。植付作業機4を上げ位置とした場合、重心が高くなるが、植付作業走行は低速で行われるため、走行安定性が低下することはない。一方、路上走行などの非作業走行時においては、副変速レバー31を走行位置にして高速走行を行う可能性があるため、植付作業機4を上げ位置にした高重心状態で急停止操作を行うと、後輪13が浮くなどの現象が発生し、走行安定性が低下する虞がある。非作業走行時における植付作業機4の適正高さ、つまり、走行安定性を確保し得る植付作業機4の所定の昇降高さは、整地装置9の回転軸7の高さが走行機体2の後輪車軸13aの高さと一致、又は、近づいた高さと定義することができる。その理由は、植付作業機4を上記の昇降高さにすると、植付作業機4の後端が最も後方に位置するため、良好な前後バランスを維持できるだけでなく、地面との接触を回避しつつ重心を低く抑えて安定した走行が可能になるからである。
図6に示すように、走行機体2には、マイコンなどを用いて構成される制御部45が設けられている。制御部45の入力側には、前述した回転センサ28に加え、植付作業機4の昇降高さを検出する昇降高さセンサ46(作業機高さ検出手段)、作業機昇降操作レバー32の操作を検出する昇降操作検出スイッチ47、植付作業機4の状態(上げ、固定、下げ、植付)を検出する作業機センサ48、植付クラッチ19の入り/切り操作を可能にする作業機スイッチ49、副変速レバー31の操作位置を検出する副変速検出スイッチ50などが接続される一方、制御部45の出力側には、前述した急停止操作警報ランプ42及び作業機高さ警報ランプ43に加え、昇降用油圧シリンダ44を伸縮作動させる昇降作動装置51、植付クラッチ19を入り/切り作動させるクラッチ作動装置52、警報音を出力する警報ブザー53などが接続されている。
制御部45は、ハードウエアとソフトウエアの協働により実現される機能的な構成として走行速度算出手段及び急停止操作警報手段を備える。走行速度算出手段は、回転センサ28の検出信号に基づいて走行機体2の走行速度を算出することにより、正確な走行速度の把握を可能とする。また、急停止操作警報手段は、植付作業機4が所定の昇降高さよりも高い位置にあり、且つ、走行機体2が所定の走行速度以上で走行している場合に、走行機体2の急停止操作に関する警報を行う。以下、急停止操作警報手段を実現する制御部45の具体的な制御手順について、図7を参照して説明する。
図7に示すように、制御部45は、まず、回転センサ28の検出信号に基づいて算出した走行機体2の走行速度が所定の走行速度以上であるか否かを判断し(S11)、この判断結果がNOである場合は、警報ブザー53及び急停止操作警報ランプ42の出力フラグをクリアする(S12)。一方、走行機体2の走行速度が所定の走行速度以上であると判断した場合は、植付作業機4が所定の昇降高さよりも高い位置(警報高さ)にあるか否かを判断する(S13)。そして、この判断結果がNOである場合は、警報ブザー53及び急停止操作警報ランプ42の出力フラグをクリアするが(S12)、植付作業機4が所定の昇降高さよりも高い位置にあると判断した場合は、警報ブザー53及び急停止操作警報ランプ42の出力フラグをセットして走行機体2の急停止操作に関する警報を実行する(S14)。
叙述の如く構成された本実施形態によれば、走行機体2と、該走行機体2の後部に昇降自在に連結される植付作業機4と、を備える乗用型田植機1であって、走行機体2の後輪動力伝動軸23に設けられ、該後輪動力伝動軸23の回転を検出する回転センサ28と、植付作業機4の昇降高さを検出する昇降高さセンサ46と、少なくとも回転センサ28及び昇降高さセンサ46から検出信号を入力する制御部45と、を備え、該制御部45は、回転センサ28の検出信号に基づいて走行機体2の走行速度を算出するとともに、植付作業機4が所定の昇降高さよりも高い位置にあり、且つ、走行機体2が所定の走行速度以上で走行している場合に、走行機体2の急停止操作に関する警報を行うので、植付作業機4を上昇させた高重心状態における急停止操作に注意を促すことができる。しかも、走行機体2の走行速度は、後輪動力伝動軸23の回転を検出する回転センサ28の検出信号に基づいて算出するので、正確な走行速度に基づいて適切な警報を行うことができる。
つぎに、本発明の第2〜第6実施形態に係る乗用型田植機1の制御手順について、図8〜図12を参照して説明する。ただし、前記実施形態と共通する処理については、前記実施形態と同じ符号を付与することにより、前記実施形態の説明を援用する。
図8に示すように、第2実施形態の制御手順は、第1実施形態の制御手順に2つの処理ステップS21、S22を追加している点が前記第1実施形態と相違している。これら2つの処理ステップS21、S22は、非作業走行を確認するための処理ステップであり、前述した処理ステップS11の上流側に追加される。具体的には、植付クラッチ19が切り状態であるか否かを判断する処理ステップS21と、副変速レバー31の切換え位置が「走行」であるか否かを判断する処理ステップS22と、が追加されており、両判断結果がYESの場合にのみ処理ステップS11に移行し、それ以外の場合は、処理ステップS12に移行する。これにより、急停止操作の警報が不要な植付作業走行時に急停止操作警報が実行されることを防止できる。
図9に示すように、第3実施形態の制御手順は、第1実施形態の制御手順に4つの処理ステップS31〜S34を追加している点が前記第1実施形態と相違している。これら4つの処理ステップS31〜S34は、前述した急停止操作警報を行う状況で、植付作業機4を昇降操作する作業機昇降操作レバー32が操作された場合に、植付作業機4を、所定の昇降高さに向けて自動的に昇降させ、且つ、所定の昇降高さで自動的に停止させる警報時自動昇降手段を実現するための処理ステップであり、前述した処理ステップS14の下流側に追加される。具体的には、急停止操作警報を行う状況で作業機昇降操作レバー32の下げ操作を判断する処理ステップS31と、この判断結果がYESである場合に、植付作業機4を所定の高さに向けて自動的に下降させる処理ステップS32と、植付作業機4が所定の昇降高さに到達したか否かを判断する処理ステップS33と、この判断結果がYESの場合に、植付作業機4の自動的な下降を停止させる処理ステップ34と、が追加されている。これにより、急停止操作警報を行う状況で、植付作業機4が所定の昇降高さまで自動的に昇降されるので、重心を下げて安定した走行が可能になる。
図10に示すように、第4実施形態の制御手順は、第3実施形態の制御手順に2つの処理ステップS41、S42を追加している点が前記第3実施形態と相違している。これら2つの処理ステップS41、S42は、第2実施形態の処理ステップS21、22と同様に、非作業走行を確認するための処理ステップであるため、詳細な説明は省略する。
図11に示すように、第5実施形態の制御手順は、第1実施形態の制御手順に3つの処理ステップS51〜S53を追加している点が前記第1実施形態と相違している。これら3つの処理ステップS51〜S53は、前述した急停止操作警報を行う状況で、植付作業機4を、所定の昇降高さに向けて自動的に昇降させ、且つ、所定の昇降高さで自動的に停止させる第2の警報時自動昇降手段を実現するための処理ステップであり、前述した処理ステップS14の下流側に追加される。具体的には、急停止操作警報を行う状況で植付作業機4を所定の高さに向けて自動的に下降させる処理ステップS51と、植付作業機4が所定の昇降高さに到達したか否かを判断する処理ステップS52と、この判断結果がYESの場合に、植付作業機4の自動的な下降を停止させる処理ステップ53と、が追加されている。これにより、急停止操作警報を行う状況で、植付作業機4が所定の昇降高さまで自動的に昇降されるので、重心を下げて安定した走行が可能になる。また、作業機昇降操作レバー32の操作が不要なので、第3、第4実施形態に比してオペレータの操作負担を軽減できる。
図12に示すように、第6実施形態の制御手順は、第5実施形態の制御手順に2つの処理ステップS61、S62を追加している点が前記第5実施形態と相違している。これら2つの処理ステップS61、S62は、第2実施形態の処理ステップS21、22と同様に、非作業走行を確認するための処理ステップであるため、詳細な説明は省略する。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されないことは勿論であり、特許請求の範囲を逸脱しない限り任意の変更・追加が可能であることは言うまでもない。例えば、前記実施形態は、植付作業機4を連結した状態で説明しているが、急停止操作警報は、植付作業機4以外の作業機を連結した状態でも実行することができる。
1 乗用型田植機
2 走行機体
4 植付作業機
5 苗載台
6 苗植付装置
7 回転軸
8 回転体
9 整地装置
13a 後輪車軸
23 後輪動力伝動軸
28 回転センサ
30 主変速レバー
31 副変速レバー
32 作業機昇降操作レバー
42 急停止操作警報ランプ
45 制御部
53 警報ブザー

Claims (3)

  1. 走行機体と、該走行機体の後部に昇降自在に連結される作業機と、を備える乗用型移植機であって、
    前記走行機体の後輪動力伝動軸に設けられ、該後輪動力伝動軸の回転を検出する回転センサと、
    前記作業機の昇降高さを検出する作業機高さ検出手段と、
    少なくとも前記回転センサ及び前記作業機高さ検出手段から検出信号を入力する制御部と、を備え、
    該制御部は、
    前記回転センサの検出信号に基づいて前記走行機体の走行速度を算出する走行速度算出手段と、
    前記作業機が所定の昇降高さよりも高い位置にあり、且つ、前記走行機体が所定の走行速度以上で走行している場合に、前記走行機体の急停止操作に関する警報を行う急停止操作警報手段と、を備えることを特徴とする乗用型移植機。
  2. 前記制御部は、前記警報を行う状況で、前記作業機を昇降操作する作業機昇降操作具が操作された場合に、前記作業機を、前記所定の昇降高さに向けて自動的に昇降させ、且つ、前記所定の昇降高さで自動的に停止させる警報時自動昇降手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の乗用型移植機。
  3. 前記制御部は、前記警報を行う場合に、前記作業機を、前記所定の昇降高さに向けて自動的に昇降させ、且つ、前記所定の昇降高さで自動的に停止させる警報時自動昇降手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の乗用型移植機。
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