JP2017022966A - 電動車両の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両が充電不可状態であることを作業者に警告することができる電動車両の制御装置を提供することにある。
【解決手段】充電口リッドにより閉塞可能な充電口に外部電源が挿入されて充電される電動車両の制御装置であって、電動車両が充電不許可状態であるかを判定するPHEV−ECU11と、前記電動車両が警報条件を満たすときに、警報を発する警報装置を制御して当該警報装置を作動させるKOS−ECU13とを備え、前記警報条件は、PHEV−ECU11による判定が充電不許可状態であり、かつ、充電口リッドが開状態に切り替わるときである。
【選択図】図1

Description

本発明は、外部電源からの電力供給を受ける電動車両の制御装置に関する。
電気自動車やプラグインハイブリッド車などの電動車両は、車両外部から供給された交流電力を、車両内部に設けられた充電器を用いて直流電力に変換して、車両内部のバッテリに充電する構成となっている。このような電動車両では、作業者が充電作業を適切に行えるように様々な対策が施されている。
例えば、下記特許文献1には、充電リッドを開放し、且つ、シフトレバーが駐車位置Pにあるときに、メインキーをキーシリンダーのキー孔に挿入すると、警報ランプを点灯すると共に、ブザーを吹鳴する電気自動車が開示されている。
下記特許文献2には、充電用コネクタの接続口が開いた状態で、かつ、モータによる動力を補助動力として使用しながら走行するためのメインスイッチがON状態にあるときに、警告装置を作動させる電動式車両が開示されている。
特許第3629094号公報 特開平10−155205号公報
ところで、車両状態を操作するメインスイッチがOFF状態またはACC状態に位置付けられ、シフトレバーが駐車位置Pにあるときに、外部電源からの電力供給を許可する制御装置を備えた電動車両がある。このような電動車両において、実際には車両が充電不可状態であるにも関わらず、このことを作業者に警告することができない場合があった。
以上のことから、本発明は、上述したような課題を解決するために為されたものであって、車両が充電不可状態であることを作業者に警告することができる電動車両の制御装置を提供することを目的としている。
前述した課題を解決する第1の発明に係る電動車両の制御装置は、開閉手段により閉塞可能な充電口に外部電源が挿入されて充電される電動車両の制御装置であって、前記電動車両が充電不許可状態であるかを判定する充電不許可状態判定手段と、前記電動車両が警報条件を満たすときに、警報を発する警報手段を制御して当該警報手段を作動させる警報制御手段とを備え、前記警報条件は、前記充電不許可状態判定手段による判定が充電不許可状態であり、かつ、前記開閉手段が開状態に切り替わるときであることを特徴とする。
前述した課題を解決する第2の発明に係る電動車両の制御装置は、第1の発明に係る電動車両の制御装置であって、前記警報手段は、前記電動車両が前記警報条件を満たすときに、警報音を吹鳴することを特徴とする。
前述した課題を解決する第3の発明に係る電動車両の制御装置は、第1の発明に係る電動車両の制御装置であって、前記警報手段は、前記電動車両が前記警報条件を満たすときに、警報表示を行うことを特徴とする。
前述した課題を解決する第4の発明に係る電動車両の制御装置は、第1の発明に係る電動車両の制御装置であって、前記警報手段は、前記電動車両が前記警報条件を満たすときに、警報音を吹鳴すると共に、警報表示を行うことを特徴とする。
前述した課題を解決する第5の発明に係る電動車両の制御装置は、第1から第4の何れか一つの発明に係る電動車両の制御装置であって、前記充電不許可状態は、前記電動車両がイグニッション−オン状態もしくはレディ−オン状態であることを特徴とする。
前述した課題を解決する第6の発明に係る電動車両の制御装置は、第1から第5の何れか一つの発明に係る電動車両の制御装置であって、前記外部電源と接続される充電接続手段の接続状態を判定する接続状態判定手段を有し、前記警報制御手段は、前記充電不許可状態判定手段による判定が充電不許可状態であり、かつ、前記開閉手段が開状態に切り替わるときに前記警報手段により第1の警報を発し、前記接続状態判定手段で前記充電接続手段が前記外部電源と接続していると判定したときに、前記警報手段により発する警報を前記第1の警報とは異なる第2の警報に切り替えることを特徴とする。
前述した課題を解決する第7の発明に係る電動車両の制御装置は、第6の発明に係る電動車両の制御装置であって、前記電動車両が充電不許可解除状態であるかを判定する充電不許可解除状態判定手段と、前記電動車両が警報停止条件を満たすときに、前記警報手段を制御して当該警報手段を停止させる警報停止手段とをさらに備え、前記警報停止条件は、前記充電不許可解除状態判定手段による判定が充電不許可解除状態であるときであることを特徴とする。
前述した課題を解決する第8の発明に係る電動車両の制御装置は、第7の発明に係る電動車両の制御装置であって、前記充電不許可解除状態は、前記開閉手段が閉状態である、または、前記接続状態判定手段で前記充電接続手段が前記外部電源と接続していないと判定したときであることを特徴とする。
前述した課題を解決する第9の発明に係る電動車両の制御装置は、第7または第8の発明に係る電動車両の制御装置であって、前記充電不許可解除状態は、前記電動車両がイグニッション−オフ状態もしくはアクセサリーポジション状態である、または、前記警報が所定時間経過したときであることを特徴とする。
前述した課題を解決する第10の発明に係る電動車両の制御装置は、第1から第9の何れか一つの発明に係る電動車両の制御装置であって、前記電動車両の外側に設けられ、前記開閉手段を操作する操作手段を有し、前記警報手段は、前記電動車両の外側に設けられることを特徴とする。
本発明に係る電動車両の制御装置によれば、電動車両が充電不許可状態であるときに、開閉手段の開閉状態に応じて、警報手段による警報動作を行うようにしたことから、作業者に対して、電動車両が充電不可状態であることを警告することができる。
本発明の第一の実施形態に係る電動車両の制御装置のブロック図である。 本発明の第一の実施形態に係る電動車両の制御装置による制御フローを示す図である。 本発明の第二の実施形態に係る電動車両の制御装置による制御フローを示す図である。 本発明の第三の実施形態に係る電動車両の制御装置による制御フローを示す図である。 本発明の第四の実施形態に係る電動車両の制御装置による制御フローを示す図である。
本発明に係る電動車両の制御装置の各実施形態について、図面を用いて説明するが、以下に説明する実施形態のみに限定されるものではない。
[第一の実施形態]
本発明の第一の実施形態に係る電動車両の制御装置について、図1および図2を用いて以下に説明する。
本実施形態では、電動車両として、電気自動車やプラグインハイブリッド車などを適用可能であるが、以降の説明では、プラグインハイブリッド車を前提にして説明を行う。
本実施形態に係る電動車両の制御装置1は、図1に示すように、充電コネクタ23と信号線で接続するPHEV(Plug-in Hybrid Electric Vehicle)−ECU(Electric Control Unit)11と、OSS(One-touch Start System)21および充電口リッド開閉スイッチ22と接続する車両ECU12と、ブザー(警報装置)31およびディスプレイ(警報装置)32と接続するKOS(Keyless Operation System)−ECU13とを備える。
なお、PHEV−ECU11と車両ECU12とは、メインバス(信号線)を介して接続している。車両ECU12とKOS−ECU13とは、サブバス(信号線)を介して接続している。これらECU11〜13は、カウンタやCPUやメモリなどを備える。
OSS21は、電動車両のメインスイッチであって、ACC(アクセサリーポジション)、IG−ON(イグニッション−オン)、IG−OFF(イグニッション−オフ)およびREADY−ON(レディ−オン)の4つの状態に切り替え可能なスイッチである。OSS21は、各状態の信号をPHEV−ECU11に送信している。
OSS21がACC状態であるとき、電動車両に搭載されるオーディオやカーナビゲーションシステムなどの電気機器のみが作動する。なお、この状態では、電動車両に搭載される走行用バッテリや補機用バッテリなどの高電圧電源を作動させる機器は作動しない。
OSS21がIG−ON状態であるとき、電動車両に搭載されるオーディオやカーナビゲーションシステムなどの電気機器が作動すると共に、エアコン装置が起動し、ブロアファンが作動する。なお、この状態では、OSS21がACC状態であるときと同様、電動車両に搭載される走行用バッテリや補機用バッテリなどの高電圧電源を作動させる機器(コンプレッサ、温水ヒータ)は作動しない。
OSS21がREADY−ON状態であるとき、高電圧系を含めた全ての車載機器が作動する状態であり、この状態では車両は走行することができる。
OSS21がIG−OFF状態であるとき、車両ECU12と駆動系とが切断された状態(この状態を車両ECU12が停止された状態ともいう)であると共に、前記電気機器が停止された状態である。なお、この状態では、車両は走行することはできない。
充電口リッド開閉スイッチ22は、充電ガン40が接続される充電口を閉塞する充電口リッドの開閉状態を検知するスイッチである。充電口リッドが開いた状態または閉じた状態になると、充電口リッド開閉スイッチ22は、リッド開閉状態信号を、車両ECU12を介してPHEV−ECU11に送信している。なお、充電口リッドを開閉するためのスイッチ(操作手段)の設置箇所は、例えば、車両外側としたり車室内としたりすることが可能である。
充電コネクタ23は、充電ガン40などが充電口を介して接続される端子である。充電コネクタ23に充電ガン40が接続されると、充電コネクタ23は、接続信号をPHEV−ECU11に送信している。
ブザー31は、KOS−ECU13から入力された信号に応じて、第1の警報である第1の警報音(ブザー1)またはこの第1の警報音よりも作業者(運転者)などに対してより注意喚起する第2の警報である第2の警報音(ブザー2)を吹鳴する吹鳴装置である。なお、第1および第2の警報音は、所定時間経過すると停止される。例えば、前記第1の警報音としてピピピピ音を用い、前記第2の警報音としてピー音を用いることが可能である。
ディスプレイ32は、KOS−ECU13から入力された信号に応じて、第1の警報である第1の警報表示またはこの第1の警報表示よりも作業者(運転者)などに対して視覚的により注意喚起する第2の警報である第2の警報表示を行う表示装置である。ディスプレイ32として、ランプやLEDなどの警告灯を用いたり、アイコンや文字や記号などを表示する液晶パネルを用いたりすることが可能である。第2の警報表示として、第1の警報表示とは異なる、警告灯の点灯方法や液晶パネルの表示方法を用いることが可能であり、色を変えることも可能である。例えば、警告灯を用いる場合には、前記第1の警報表示として警告灯の点灯を用い、前記第2の警報表示として警告灯の点滅を用いることが可能である。なお、第1および第2の警報表示は、所定時間経過すると停止される。
続いて、上述した電動車両の制御装置による警報装置であるブザー31の制御フローについて、図2を参照して以下に説明する。
まず、PHEV−ECU11は、OSS21にてIG−ON状態であるか、またはREADY−ON状態であるかを判定する(ステップS11)。どちらの条件も満たさない(OSS21がACC状態またはIG−OFF状態である)場合には、そのままリターンを経て再びスタートに戻ることになる。他方、どちらか一方の条件を満たす(OSS21がIG−ON状態またはREADY−ON状態である)場合には、ステップS12に進む。
ステップS12にて、充電口リッドが閉まっているか判定する。充電口リッドが開いている場合には、そのままリターンを経て再びスタートに戻ることになる。他方、充電口リッドが閉まっている場合には、ステップS13に進む。
すなわち、上述のステップS11,S12(電動車両の充電不許可判定工程)により、電動車両が充電を許可された状態であるかが判定される。電動車両が充電を許可された状態である場合には、そのままリターンを経て再びスタートに戻ることになり、電動車両が充電を許可されていない状態(充電不許可状態)である場合には、次のステップS13に進むことになる。
次に、ステップS13にて、充電口リッドが閉じた状態であれば、ステップS16に進み、このステップS16にてブザー31が第1の警報音を吹鳴しているか判定することになる。他方、充電口リッドが開いた状態であれば、ステップS14に進み、ブザー31が第1の警報音を吹鳴することになる(ステップS14)。すなわち、このステップS13にて、充電口リッドが開状態に切り替わったかが判定される。上述のステップS11〜13が、吹鳴条件となる。
ステップS14にてブザー31が第1の警報音を吹鳴した後、ステップS15に進み、このステップS15にて第1の警報音の吹鳴時間が所定時間経過したかが判定される。第1の警報音の吹鳴時間が所定時間(例えば、10秒)経過した場合には、ステップS17に進み、このステップS17にてブザー31による第1の警報音の吹鳴を停止することになる。他方、第1の警報音の吹鳴時間が所定時間経過していない場合に、再びステップS13に戻り、ブザー31による第1の警報音の吹鳴条件を判定することになる。例えば、ブザー31による第1の警報音の吹鳴によって、作業者が、電動車両が充電不可状態であることに気づき充電口リッドを閉じた場合には、ステップS16を経て、ステップS17に進み、このステップS17にてブザー31による第1の警報音の吹鳴が停止されることになる。他方、充電口リッドが閉じられていない場合には、ステップS14を経てステップS15で再びブザー31による第1の警報音の吹鳴時間が判定されることになる。
したがって、本実施形態によれば、電動車両が充電不許可状態であるときに、充電口リッドの開閉状態に応じて、ブザー31による第1の警報音の吹鳴動作を行うようにしたことから、作業者に対して、電動車両が充電不可状態であることを警告することができる。これにより、作業者が誤って充電操作を行うことを抑制することができる。
[第二の実施形態]
本発明の第二の実施形態に係る電動車両の制御装置について、図1および図3を用いて以下に説明する。
なお、本実施形態では、上述し図2に示した制御フローにステップS28,S29を追加した制御フローとなっている。その他の制御フローおよび電動車両の制御装置は、図1,2に示し上述した電動車両の制御装置と概ね同様であり、同一の機器およびステップには、同一の符号を付記し重複する説明を適宜省略する。
本実施形態に係る電動車両の制御装置では、図3に示すように、電動車両が充電不許可状態であると判定し(ステップS11,S12)、充電口リッドが開状態であると判定し(ステップS13)、すなわち、このステップS13にて充電口リッドが開状態に切り替わったと判定し、次のステップS14にてブザー31により第1の警報音を吹鳴した後に、充電コネクタ23が接続状態であるかが判定される(ステップS28)。
このステップS28にて、充電コネクタ23が接続していないと判定した場合には、ステップS15に進み、充電コネクタ23が接続していると判定した場合には、ステップS29に進む。このステップS29にてブザー31による第1の警報音が第2の警報音に切り替えられることになる。
続いて、ステップS15にて、ブザー31による警報音の吹鳴時間が所定時間経過したかが判定される。ブザー31による警報音の吹鳴時間が所定時間(例えば、10秒)経過した場合には、ステップS17に進み、このステップS17にてブザー31による警報音の吹鳴を停止することになる。他方、ブザー31による警報音の吹鳴時間が所定時間経過していない場合に、再びステップS13に戻り、ブザー31による警報音の吹鳴条件を判定することになる。例えば、ブザー31による警報音の吹鳴により、作業者が、電動車両が充電不可状態であることに気づき、必要であれば充電ガン40を抜き、充電口リッドを閉じた場合には、ステップS16を経て、ステップS17に進み、このステップS17にてブザー31による警報音の吹鳴が停止されることになる。他方、充電口リッドが閉じられていない場合には、ステップS14およびステップS28と、必要に応じてステップS29とを経てステップS15で再びブザー31による警報音の吹鳴時間が判定されることになる。
したがって、本実施形態によれば、上述した第一の実施形態に係る電動車両の制御装置と同様な作用効果を奏することに加え、充電コネクタ23が接続状態であるかに応じて第1の警報音が第2の警報音に切り替わることにより、充電作業を行う作業者に対して、電動車両が充電不許可状態であることをより確実に警告することができる。
[第三の実施形態]
本発明の第三の実施形態に係る電動車両の制御装置について、図1および図4を用いて以下に説明する。
なお、本実施形態では、上述し図2に示した制御フローにステップS31,S32を追加した制御フローとなっている。その他の制御フローおよび電動車両の制御装置は、図1,2に示し上述した電動車両の制御装置と概ね同様であり、同一の機器およびステップには、同一の符号を付記し重複する説明を適宜省略する。
本実施形態に係る電動車両の制御装置では、図4に示すように、電動車両が充電不許可状態であると判定し(ステップS11,S12)、充電口リッドが開状態であると判定し(ステップS13)、すなわち、このステップS13にて充電口リッドが開状態に切り替わったと判定し、次のステップS14にてブザー31により第1の警報音を吹鳴した後に、第1の警報音の吹鳴停止条件を満たすかが判定される(ステップS31,S32)。
具体的には、ステップS31において、充電口リッドが閉まっているか判定する。充電口リッドが閉まっている場合には、ステップS17に進むことになる。他方、充電口リッドが開いている場合には、ステップS32に進む。
ステップS32において、OSS21がIG−OFF状態であるか、またはACC状態であるかを判定する。どちらか一方の条件を満たす(OSS21がIG−OFF状態またはACC状態である)場合には、ステップS17に進むことになる。他方、どちらの条件も満たさない(OSS21がIG−ON状態またはREADY−ON状態である)場合には、ステップS15に進む。
すなわち、上述したステップS31,S32(電動車両の充電不許可解除判定工程)にて、電動車両が充電不許可解除状態であるかが判定され、電動車両が充電不許可解除状態であると判定されるとステップS17に進み、このステップS17にてブザー31による第1の警報音の吹鳴を停止することになる。
続いて、ステップS15にて、ブザー31による第1の警報音の吹鳴時間が所定時間経過したかが判定される。ブザー31による第1の警報音の吹鳴時間が所定時間(例えば、10秒)経過した場合には、ステップS17に進み、このステップS17にてブザー31による第1の警報音の吹鳴を停止することになる。他方、ブザー31による第1の警報音の吹鳴時間が所定時間経過していない場合に、再びステップS13に戻り、ブザー31による第1の警報音の吹鳴条件を判定することになる。例えば、ブザー31による第1の警報音の吹鳴により、作業者が、電動車両が充電不可状態であることに気づき、必要であれば充電ガン40を抜き、充電口リッドを閉じた場合には、ステップS16を経て、ステップS17に進み、このステップS17にてブザー31による第1の警報音の吹鳴が停止されることになる。他方、充電口リッドが閉じられていない場合には、ステップS14を経て、ステップS31およびステップS32にて吹鳴停止条件が再び判定され、何れの吹鳴停止条件も満たさないときにはステップS15で再びブザー31による第1の警報音の吹鳴時間が判定されることになる。
したがって、本実施形態によれば、上述した第一の実施形態に係る電動車両の制御装置と同様な作用効果を奏することに加え、第1の警報音が吹鳴してから所定時間が経過していない場合であっても、吹鳴停止条件を満たしたときに、第1の警報音の吹鳴が停止することになる。これにより、作業者は、第1の警報音が、電動車両が充電不可状態であるときに吹鳴する音であり、電動車両がどのような場合に充電不可状態であるかを認識することができる。よって、作業者が誤って充電操作を行うことをより確実に抑制することができる。
[第四の実施形態]
本発明の第四の実施形態に係る電動車両の制御装置について、図1および図5を用いて以下に説明する。
なお、本実施形態では、上述し図3に示した制御フローにステップS41,S42を追加した制御フローとなっている。その他の制御フローおよび電動車両の制御装置は、図1,3に示し上述した電動車両の制御装置と概ね同様であり、同一の機器およびステップには、同一の符号を付記し重複する説明を適宜省略する。
本実施形態に係る電動車両の制御装置では、図5に示すように、電動車両が充電不許可状態であると判定し(ステップS11,S12)、充電口リッドが閉状態であると判定し(ステップS13)、すなわち、このステップS13にて充電口リッドが開状態に切り替わったと判定し、次のステップS14にてブザー31により第1の警報音を吹鳴し、次のステップS28,S29にて必要に応じて第1の警報音を第2の警報音に切り替えた後に、警報音の吹鳴停止条件を満たすかが判定される(ステップS41,S42)。
具体的には、ステップS41において、充電コネクタ23が非接続状態であるかが判定される。このステップS41にて、充電コネクタ23が接続していていない(非接続状態である)と判定した場合には、ステップS17に進むことになる。他方、充電コネクタ23が接続している(非接続状態ではない)と判定した場合には、ステップS42に進む。
ステップS42において、OSS21がIG−OFF状態であるか、またはACC状態であるかを判定する。どちらか一方の条件を満たす(OSS21がIG−OFF状態またはACC状態である)場合には、ステップS17に進むことになる。他方、どちらの条件も満たさない(OSS21がIG−ON状態またはREADY−ON状態である)場合には、ステップS15に進む。
すなわち、上述したステップS41,S42(電動車両の充電不許可解除判定工程)にて、電動車両が充電不許可解除状態であるかが判定され、電動車両が充電不許可解除状態であると判定されるとステップS17に進み、このステップS17にてブザー31による警報音の吹鳴を停止することになる。
続いて、ステップS15にて、ブザー31による警報音の吹鳴時間が所定時間経過したかが判定される。ブザー31による警報音の吹鳴時間が所定時間(例えば、10秒)経過した場合には、ステップS17に進み、このステップS17にてブザー31による警報音の吹鳴を停止することになる。他方、ブザー31による警報音の吹鳴時間が所定時間経過していない場合に、再びステップS13に戻り、ブザー31による警報音の吹鳴条件を判定することになる。例えば、ブザー31による警報音の吹鳴により、作業者が、電動車両が充電不可状態であることに気づき、必要であれば充電ガン40を抜き、充電口リッドを閉じた場合には、ステップS16を経て、ステップS17に進み、このステップS17にてブザー31による警報音の吹鳴が停止されることになる。他方、充電口リッドが閉じられていない場合には、ステップS14およびステップS28と、必要に応じてステップS29を経て、ステップS41およびステップS42にて吹鳴停止条件が再び判定され、何れの吹鳴停止条件も満たさないときにはステップS15で再びブザー31による警報音の吹鳴時間が判定されることになる。
したがって、本実施形態によれば、上述した第二の実施形態に係る電動車両の制御装置と同様な作用効果を奏することに加え、警報音が吹鳴してから所定時間が経過していない場合であっても、吹鳴停止条件を満たしたときに、警報音の吹鳴を停止することになる。これにより、作業者は、警報音が、電動車両が充電不可状態であるときに吹鳴する音であり、電動車両がどのような場合に充電不可状態であるかを認識することができる。これにより、作業者が誤って充電操作を行うことをより確実に抑制することができる。
なお、充電口リッドを開閉するためのスイッチが車両の外側に設置される場合には、ブザー31およびディスプレイ32を車両の外側に設けることが好ましい。また、ディスプレイ32を前記スイッチの近傍に設けるとより好ましい。他方、充電口リッドを開閉するためのスイッチが車室内に設置される場合には、ブザー31およびディスプレイ32を車室内に設けることが好ましい。また、ディスプレイ32を車室内のインストルメントパネルに設けるとより好ましい。これは、充電口リッドを開閉するためのスイッチを操作する作業を行う作業者に対して、ブザーによる警報音の吹鳴または/およびディスプレイによる警報表示によって、より適切、且つ確実に警告することができるからである。
第三の実施形態に係る電動車両の制御装置と第四の実施形態に係る電動車両の制御装置とを組み合わせた電動車両の制御装置とすることも可能である。
また、第一から第四の実施形態に係る電動車両の制御装置について、ブザー31の代わりにディスプレイ32を用い、吹鳴条件を警報条件に置き換えると共に、警報音の吹鳴を警報表示の実施に置き換えた電動車両の制御装置とすることも可能である。さらに、第1の警報音を第1の警報表示に置き換えると共に、第2の警報音を第1の警報表示とは異なる第2の警報表示に置き換えた電動車両の制御装置とすることも可能である。ディスプレイ32を用いた場合は、第1の警報表示と第2の警報表示は、ランプやLEDの色を異ならせる、警報画面色を異ならせる、注意文言表示の内容を異ならせる、ランプやLEDの点滅タイミングを異ならせるなどのいずれか一つまたは、それらの組み合わせで構成されることは言うまでも無い。
また、第一から第四の実施形態に係る電動車両の制御装置について、ブザー31とディスプレイ32とを併用し、吹鳴条件を警報条件とし、警報音の吹鳴と警報表示の実施との両方を行うようにした電動車両の制御装置とすることも可能である。さらに、第1および第2の警報音(警報表示)について、警報音の吹鳴と警報表示の実施とを組み合わせた電動車両の制御装置とすることも可能である。
また、第一から第四の実施形態に係る電動車両の制御装置について、ブザー31またはディスプレイ32の一方のみを有し、表示装置に応じた警報動作を行う電動車両の制御装置とすることも可能である。
1 電動車両の制御装置
11 PHEV−ECU(充電不許可状態判定手段、充電不許可解除状態判定手段、接続状態判定手段)
12 車両ECU(開閉判定手段)
13 KOS−ECU(警報制御手段、警報停止手段)
21 OSS(車両状態操作手段)
22 充電口リッド開閉スイッチ(検知手段)
23 充電コネクタ(充電接続手段)
31 ブザー(警報手段)
32 ディスプレイ(警報手段)
40 充電ガン(外部電源)

Claims (10)

  1. 開閉手段により閉塞可能な充電口に外部電源が挿入されて充電される電動車両の制御装置であって、
    前記電動車両が充電不許可状態であるかを判定する充電不許可状態判定手段と、
    前記電動車両が警報条件を満たすときに、警報を発する警報手段を制御して当該警報手段を作動させる警報制御手段とを備え、
    前記警報条件は、前記充電不許可状態判定手段による判定が充電不許可状態であり、かつ、前記開閉手段が開状態に切り替わるときである
    ことを特徴とする電動車両の制御装置。
  2. 請求項1に記載された電動車両の制御装置であって、
    前記警報手段は、前記電動車両が前記警報条件を満たすときに、警報音を吹鳴する
    ことを特徴とする電動車両の制御装置。
  3. 請求項1に記載された電動車両の制御装置であって、
    前記警報手段は、前記電動車両が前記警報条件を満たすときに、警報表示を行う
    ことを特徴とする電動車両の制御装置。
  4. 請求項1に記載された電動車両の制御装置であって、
    前記警報手段は、前記電動車両が前記警報条件を満たすときに、警報音を吹鳴すると共に、警報表示を行う
    ことを特徴とする電動車両の制御装置。
  5. 請求項1から請求項4の何れか一項に記載された電動車両の制御装置であって、
    前記充電不許可状態は、前記電動車両がイグニッション−オン状態もしくはレディ−オン状態である
    ことを特徴とする電動車両の制御装置。
  6. 請求項1から請求項5の何れか一項に記載された電動車両の制御装置であって、
    前記外部電源と接続される充電接続手段の接続状態を判定する接続状態判定手段を有し、
    前記警報制御手段は、
    前記充電不許可状態判定手段による判定が充電不許可状態であり、かつ、前記開閉手段が開状態に切り替わるときに前記警報手段により第1の警報を発し、前記接続状態判定手段で前記充電接続手段が前記外部電源と接続していると判定したときに、前記警報手段により発する警報を前記第1の警報とは異なる第2の警報に切り替える
    ことを特徴とする電動車両の制御装置。
  7. 請求項6に記載された電動車両の制御装置であって、
    前記電動車両が充電不許可解除状態であるかを判定する充電不許可解除判定手段と、
    前記電動車両が警報停止条件を満たすときに、前記警報手段を制御して当該警報手段を停止させる警報停止手段とをさらに備え、
    前記警報停止条件は、前記充電不許可解除判定手段による判定が充電不許可解除状態であるときである
    ことを特徴とする電動車両の制御装置。
  8. 請求項7に記載された電動車両の制御装置であって、
    前記充電不許可解除状態は、前記開閉手段が閉状態である、または、前記接続状態判定手段で前記充電接続手段が前記外部電源と接続していないと判定したときである
    ことを特徴とする電動車両の制御装置。
  9. 請求項7または請求項8に記載された電動車両の制御装置であって、
    前記充電不許可解除状態は、前記電動車両がイグニッション−オフ状態もしくはアクセサリーポジション状態である、または、前記警報が所定時間経過したときである
    ことを特徴とする電動車両の制御装置。
  10. 請求項1から請求項9の何れか一項に記載された電動車両の制御装置であって、
    前記電動車両の外側に設けられ、前記開閉手段を操作する操作手段を有し、
    前記警報手段は、前記電動車両の外側に設けられる
    ことを特徴とする電動車両の制御装置。
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