JP2001161002A - 電気自動車の制御装置 - Google Patents

電気自動車の制御装置

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JP2001161002A
JP2001161002A JP34032199A JP34032199A JP2001161002A JP 2001161002 A JP2001161002 A JP 2001161002A JP 34032199 A JP34032199 A JP 34032199A JP 34032199 A JP34032199 A JP 34032199A JP 2001161002 A JP2001161002 A JP 2001161002A
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ignition key
control
turned
key switch
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Hiroshi Nomoto
大志 野本
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Fuji Heavy Industries Ltd
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行中に漏電が検出されても、走行に支障を
きたすことがなく、修理を促進することができる安全性
に優れた電気自動車の制御装置を提供する。 【解決手段】 走行用バッテリ1とモータ制御回路5と
の間の電源ラインに設けたスイッチ手段3と、走行用バ
ッテリ1の車体への漏電を検出する漏電検出手段7と、
漏電検出手段7の出力及びイグニッションキースイッチ
12のオン・オフに基づいてスイッチ手段3を制御する
制御手段8とを有し、制御手段8は、イグニッションキ
ースイッチ12のオンによりスイッチ手段3をオンにす
ると共に、少なくともイグニッションキースイッチ12
がオン状態にあるときに、漏電検出手段7が漏電を検出
したときは、イグニッションキースイッチ12のオフに
よりスイッチ手段3をオフにした後、イグニッションキ
ースイッチ12を再度オンしてもスイッチ手段3のオン
動作を禁止するように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駆動源としての電
動モータを有するハイブリット車を含む電気自動車にお
いて、特にモータ電源としての走行用バッテリに漏電が
生じた際の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電気自動車では、電動モータを駆動する
ための高電圧(一般に、200V〜300V)の走行用
バッテリを搭載することから、漏電による感電や機器の
損傷が危惧される。
【0003】従来、この走行用バッテリの漏電による感
電や機器の損傷を防止するものとして、例えば特開平8
−149601号公報に開示されるように、走行用バッ
テリの漏電を検出し、漏電が検出された際には、(1)
車両の走行性能を低下させる、(2)エアコン、カース
テレオ、カーCDなどの快適設備や、ライター、車内灯
などの付属設備の動作を停止もしくは抑制する、(3)
走行用バッテリに対する充電を禁止もしくは制限する、
等のように電気自動車の走行を制御することで、乗員が
サービス工場に車両を持ち込むか、サービスマンに連絡
を取らざるを得ない状況を作り出して、修理の促進を図
るようにした電気自動車の走行制御装置が提案されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術において、上記(2)のような快適設備や付帯設
備の制御を行う場合には、電気自動車の走行に特に直接
的な影響は生じないが、(1)のように車両の走行性能
を制御する場合には、走行中に漏電が発生したときに一
気に走行性能が低下するため、上り坂を走行中に漏電が
生じたときは走行不能に陥ったり、高速道路を走行中に
漏電が生じたときはノロノロ運転に陥ることが予想さ
れ、逆に危険度合いが増加することが懸念される。ま
た、(3)のように、走行用バッテリに対する充電を禁
止もしくは制限する制御を行う場合には、一方的に放電
が進み、結果的に乗員が予想し得ない早期のバッテリ放
電が誘発され、同様に危険度合いが増加することが懸念
される。
【0005】ところで、電気自動車において、走行用バ
ッテリを含む高電圧回路は、その正極側及び負極側のい
ずれもが車体から絶縁されて搭載され、乗車中に乗員が
直接触れることができない構造となっている。従って、
乗車中の乗員は、車体と同電位にあるので、高電圧回路
の正極側或いは負極側が車体に対して漏電或いはショー
トしても、それだけでは乗員に電流が流れることはな
く、感電という現象には至らない。同様に、搭載されて
いる他の機器に対しても、高電圧回路の一方の電極側が
車体に漏電もしくはショートしても、それだけでは機器
に電流が流れることはないので、直接的に影響を及ぼす
ことはない。
【0006】従って、乗車中及び走行中に、いずれかの
極の車体への漏電が検出されたとしても、直ちに車両の
走行性能を低下させたり、走行用バッテリに対する充電
を禁止もしくは制限する必然性はない。
【0007】しかしながら、漏電状態を放置すると、後
日、整備等の際に作業者を感電の危険にさらすこととな
ると共に、漏電状態の進行による二次的不具合を招くお
それがある。
【0008】従って、かかる点に鑑みてなされた本発明
の目的は、乗車中や走行中に漏電が検出されても、走行
に支障をきたすことがなく、修理を促進することができ
る安全性に優れた電気自動車の制御装置を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する請求
項1に記載の発明は、走行用バッテリによりモータ制御
回路を介して電動モータを駆動して走行する電気自動車
の制御装置において、上記走行用バッテリと上記モータ
制御回路との間の電源ラインに設けたスイッチ手段と、
上記走行用バッテリの車体への漏電を検出する漏電検出
手段と、上記漏電検出手段の出力及びイグニッションキ
ースイッチのオン・オフに基づいて上記スイッチ手段を
制御する制御手段とを備え、上記制御手段は、上記イグ
ニッションキースイッチのオンにより上記スイッチ手段
をオンにすると共に、少なくとも上記イグニッションキ
ースイッチがオン状態にあるときに、上記漏電検出手段
が漏電を検出したときは、上記イグニッションキースイ
ッチのオフにより上記スイッチ手段をオフにした後、上
記イグニッションキースイッチを再度オンしても上記ス
イッチ手段のオン動作を禁止するように制御することを
特徴とする。
【0010】請求項1の発明によると、少なくともイグ
ニッションキースイッチがオン状態にある乗車中や走行
中に漏電が検出されたときは、イグニッションキースイ
ッチをオフにしない限り、スイッチ手段はオン状態を維
持するので、通常の走行制御が可能となり、安全上有利
になると共に、イグニッションキースイッチをオフした
後は、再度イグニッションキースイッチをオンにしても
スイッチ手段はオンとならず、電動モータは駆動されな
いので、乗員に対して修理を促進することが可能とな
る。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の電気自動車の制御装置において、上記制御手段は、上
記イグニッションキースイッチのオンにより上記スイッ
チ手段をオンにした時点で、上記漏電検出手段が漏電を
検出したときは、該スイッチ手段を直ちにオフにして、
その後の上記イグニッションキースイッチのオンによる
上記スイッチ手段のオン動作を禁止するように制御する
ことを特徴とする。
【0012】請求項2の発明によると、イグニッション
キースイッチのオン時点、即ち走行をまだ開始してない
時点で漏電が検出されたときは、スイッチ手段は直ちに
オフとなって、その後のオン動作が禁止されるので、走
行が開始されず、安全上より有利になると共に、乗員に
対して速やかに修理を促進することが可能となる。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の電気自動車の制御装置において、上記制御手
段に接続して漏電警報手段を設け、該漏電警報手段を、
上記イグニッションキースイッチがオン状態にあるとき
に、上記漏電検出手段の出力に基づいて上記制御手段に
より駆動するよう構成したことを特徴とする。
【0014】請求項3の発明によると、漏電警報手段の
駆動により乗員に対して漏電が発生していることを容易
に認識させることが可能になる。
【0015】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3に
記載の電気自動車の制御装置において、上記漏電検出手
段は、上記スイッチ手段と上記モータ制御回路との間の
電源ラインでの漏電を検出するように設けられたことを
特徴とする。
【0016】請求項4の発明によると、スイッチ手段が
オフの状態では走行用バッテリと漏電検出手段との接続
が遮断されるので、漏電検出手段による走行用バッテリ
の不所望な電力消費を有効に防止することが可能とな
る。
【0017】請求項5に記載の発明は、請求項1〜4に
記載の電気自動車の制御装置において、上記制御手段に
接続して、上記スイッチ手段のオン動作の禁止を解除す
るリセット手段を設けたことを特徴とする。
【0018】請求項5の発明によると、漏電検出による
スイッチ手段のオン動作の禁止をリセットすることで、
漏電が検出されてもイグニッションキースイッチのオン
によりスイッチ手段をオンすることができるので、車両
を自走させて修理工場等に持ち込むことが可能となる。
【0019】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の電気自動車の制御装置において、上記リセット手段
は、上記制御手段と該制御手段に駆動電圧を給電するサ
ブバッテリとの間に設けた常閉のリセットスイッチを有
し、該リセットスイッチを一旦オフすることで上記スイ
ッチ手段のオン動作の禁止を解除するよう構成したこと
を特徴とする。
【0020】請求項6の発明によると、リセット動作を
簡単にできるので、迅速な対応が可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明による電気自動車の
制御装置の一実施の形態について、図1乃至図3によっ
て説明する。
【0022】図1は要部の回路構成図を示し、図2及び
図3は動作のタイミングチャートを示す。図1に示すよ
うに、本実施の形態は、高電圧の走行用バッテリ1の正
極側端子及び負極側端子を、電源ライン2a及び2bを
介してスイッチ手段となるリレー3の常開のリレー接点
3a及び3bの各々の一端に接続し、これらリレー接点
3a及び3bの各々の他端を電源ライン4a及び4bを
介してモータ制御回路5に接続して、リレー3のオンに
よりリレー接点3a及び3bをオンし、これにより走行
時には走行用バッテリ1の高電圧をモータ制御回路5に
給電してモータ6の駆動を制御し、走行用バッテリ1の
充電時にはこの走行用バッテリ1に充電電流を供給する
ようにする。
【0023】また、電源ライン4bとアースとなる車体
との間には漏電検出手段である漏電センサ7を接続し、
これによりリレー3のオン状態下において走行用バッテ
リ1の車体への漏電を検出して、その出力を制御手段、
即ちコントロールユニット8の所定の入力端子に供給す
る。
【0024】コントロールユニット8には、その電源端
子に常閉のリセットスイッチ9即ちリセット手段を介し
てサブバッテリ11から例えば12Vの駆動電圧(+
B)を給電すると共に、所定の制御端子にはイグニッシ
ョンキースイッチ12を介してサブバッテリ11の電圧
を給電し、更に所定の出力端子にはワーニングランプ1
3等の漏電警報手段のを接続する。なお、ワーニングラ
ンプ13は、運転者が視認できるように、例えばインス
ツルメントパネルに設ける。
【0025】また、コントロールユニット8には、イグ
ニッションキースイッチ12、走行用バッテリ1の充電
スイッチ(図示せず)、及び漏電センサ7の出力に基づ
いてオン・オフ制御される、例えばスイッチングトラン
ジスタよりなるスイッチング素子8aを設け、そのコレ
クタにリレー3のリレー接点3a、3bを駆動するリレ
ーコイル3cを接続する。これらリレーコイル3c及び
スイッチング素子8aには、上記イグニッションキース
イッチ12のオンによって発生するイグニッション(I
GN)信号、及び走行用バッテリ1の充電時に発生する
充電(CHG)信号を、対応する逆流阻止用ダイオード
14a及び14bを経て供給し、これによりスイッチン
グ素子8aのオン・オフによってリレー3の動作を制御
するようにする。
【0026】次に、本実施の形態による電気自動車の制
御装置の動作について、図2及び図3を参照して説明す
る。
【0027】図2は、IGN信号或いはCHG信号がオ
ン状態にあるとき、即ちイグニッションキースイッチ1
2がオン状態にある乗車中や走行中にあるとき、或いは
走行用バッテリ1が充電中にあるときに漏電が発生した
場合の動作を示している。IGN信号或いはCHG信号
がオン状態にあるときは、スイッチング素子8aをオン
としてリレー3をオンとし、これにより走行中は走行用
バッテリ1の高電圧をリレー接点3a、3bを経てモー
タ制御回路5に給電して電動モータ6の駆動を制御し、
走行用バッテリ1の充電時にはリレー接点3a、3bを
経て走行用バッテリ1に充電電流を供給する。
【0028】この状態で、漏電センサ7の出力がオン、
即ち漏電が検出されたときは、コントロールユニット8
はスイッチング素子8a及びリレー3のオン状態を維持
したまま、ワーニングランプ13のみをオン、即ち点灯
させる。
【0029】その後、イグニッションキースイッチ12
のオフによるIGN信号のオフ、或いはCHG信号のオ
フにより、スイッチング素子8a及びリレー3をオフに
し、これにより漏電センサ7の出力をオフにしてワーニ
ングランプ13をオフ、即ち消灯させる。そして、しか
る後、再びイグニッションキースイッチ12のオンによ
りIGN信号がオンになったとき、或いはCHG信号が
オンになったときは、ワーニングランプ13のみをオン
させ、スイッチング素子8a及びリレー3のオン動作は
禁止して、モータ6の始動あるいは走行用バッテリ1の
充電ができないように制御する。
【0030】図3は、IGN信号或いはCHG信号のオ
ンによりスイッチング素子8a及びリレー3がオンにな
った時点、すなわち車両の走行を開始するためにイグニ
ッションキースイッチ12をオンした時点、或いは走行
用バッテリ1の充電を開始した時点で漏電が発生した場
合の動作を示している。
【0031】この場合には、スイッチング素子8a及び
リレー3を直ちにオフにする。またワーニングランプ1
3は、漏電センサ7の出力がオンになった時点でオンに
すると共に、そのオン状態をIGN信号あるいはCHG
信号がオフとなるまで維持させる。
【0032】その後、再びイグニッションキースイッチ
12のオンによりIGN信号がオンになったとき、或い
はCHG信号がオンになったときは、図2の場合と同様
に、ワーニングランプ13のみをオンさせ、スイッチン
グ素子8a及びリレー3のオン動作は禁止して、モータ
6の始動あるいは走行用バッテリ1の充電ができないよ
うに制御する。
【0033】また、図2及び図3の場合において、漏電
検出後におけるスイッチング素子8a及びリレー3のオ
ン動作の禁止状態は、リセットスイッチ9を一旦オフと
して、コントロールユニット8への駆動電圧の給電を一
旦遮断することで解除、即ちリセットし、その後はIG
N信号或いはCHG信号のオンによりスイッチング素子
8a及びリレー3をオンにする。
【0034】ここで、リセットスイッチ9によりリセッ
ト操作を行っても、漏電自体を解消しない限りは、スイ
ッチング素子8a及びリレー3をオンにした時点で、再
び漏電センサ7の出力がオンになるが、このようにリセ
ット操作後に漏電が検出された場合にはワーニングラン
プ13のみをオンさせ、スイッチング素子8a及びリレ
ー3はオフしないように制御する。
【0035】以上のように、本実施の形態によると、イ
グニッションキースイッチ12がオン状態にある乗車中
や走行中に、漏電センサ7により漏電が検出されたとき
は、イグニッションキースイッチ12をオフにしない限
り、リレー3のオン状態を維持させるようにしたので、
通常の走行制御ができ、安全上有利である。また、乗車
中や走行中に漏電が検出された場合には、イグニッショ
ンキースイッチ12をオフした後は、再度イグニッショ
ンキースイッチ12をオンにしてもリレー3をオンさせ
ないようにすると共に、イグニッションキースイッチ1
2がオンになった時点で漏電が検出された場合には、ま
だ走行を開始していないものとして、リレー3を直ちに
オフとし、その後は同様にイグニッションキースイッチ
12をオンにしてもリレー3をオンさせないようにした
ので、モータ6が駆動されず、これにより乗員に対して
修理を促進することができる。
【0036】また、漏電が検出されたときは、イグニッ
ションキースイッチ12のオン状態下においてワーニン
グランプ13を点灯させるようにしたので、乗員に対し
て漏電が発生していることを容易に認識させることがで
きると共に、漏電センサ7をリレー3とモータ制御回路
5との間の電源ライン4bに接続して設けて、リレー3
がオフの状態では走行用バッテリ1と漏電センサ7との
接続を遮断するようにしたので、漏電センサ7による走
行用バッテリ1の不所望な電力消費を有効に防止するこ
とができる。
【0037】更に、サブバッテリ11からのコントロー
ルユニット8への駆動電圧の給電をリセットスイッチ9
により一旦オフにするという簡単な操作で、漏電検出後
にイグニッションキースイッチ12によってリレー3を
オンできるようにしたので、漏電に対して迅速に対応で
き、これにより車両を自走させて修理工場等に持ち込む
ことが容易にできるようになる。
【0038】上記のリレー3は、走行用バッテリ1の充
電時においても、漏電の検出に応じて同様に制御される
ので、安全性を高めることができると共に、乗員に対し
て漏電の修理を促進することができる。
【0039】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で種々
変更可能である。例えば、漏電センサ7は、電源ライン
4bと車体との間に限らず、電源ライン4aと車体との
間、または、電源ライン4a及び4bと車体との各々間
に設けたり、或いは電源ライン4aまたは4bと車体と
の間に設けることもできる。
【0040】また、リセットスイッチ9を設ける代わり
にサブバッテリ11を取り外すことによりリセットする
ようにして、乗員に対して修理をより促進させるように
したり、或いはコントロールユニット8への駆動電圧の
給電を断つことなく、コントロールユニット8に適当な
リセット信号を供給するようにして、同様のリセットを
行うようにすることもできる。
【0041】更に、漏電警報手段はワーニングランプ1
3に限らず、スピーカから警報音や音声メッセージを発
生させるようにしてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明した本発明の電気自動車の制御
装置によると、イグニッションキースイッチのオンによ
りスイッチ手段をオンにすると共に、少なくともイグニ
ッションキースイッチがオン状態にあるときに、漏電検
出手段が漏電を検出したときは、直ちにスイッチ手段を
オフすることなく、イグニッションキースイッチのオフ
によりスイッチ手段をオフにし、その後はイグニッショ
ンキースイッチを再度オンしてもスイッチ手段のオン動
作を禁止するようにしたので、乗車中や走行中に漏電が
検出されても、走行に支障をきたすことがなく、修理を
促進することができ、安全性を有効に向上することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電気自動車の制御装置の実施の形
態の要部の回路構成を示す図である。
【図2】図1に示す制御装置の動作を示すタイミングチ
ャートである。
【図3】同じく、図1に示す制御装置の動作を示すタイ
ミングチャートである。
【符号の説明】
1 走行用バッテリ 2a、2b、4a、4b 電源ライン 3 リレー(スイッチ手段) 3a、3b リレー接点 3c リレーコイル 5 モータ制御回路 6 電動モータ 7 漏電センサ(漏電検出手段) 8 コントロールユニット(制御手段) 8a スイッチング素子 9 リセットスイッチ(リセット手段) 11 サブバッテリ 12 イグニッションキースイッチ 13 ワーニングランプ(漏電警報手段) 14a、14b 逆流阻止用ダイオード

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行用バッテリによりモータ制御回路を
    介して電動モータを駆動して走行する電気自動車の制御
    装置において、 上記走行用バッテリと上記モータ制御回路との間の電源
    ラインに設けたスイッチ手段と、 上記走行用バッテリの車体への漏電を検出する漏電検出
    手段と、 上記漏電検出手段の出力及びイグニッションキースイッ
    チのオン・オフに基づいて上記スイッチ手段を制御する
    制御手段とを備え、 上記制御手段は、 上記イグニッションキースイッチのオンにより上記スイ
    ッチ手段をオンにすると共に、少なくとも上記イグニッ
    ションキースイッチがオン状態にあるときに、上記漏電
    検出手段が漏電を検出したときは、上記イグニッション
    キースイッチのオフにより上記スイッチ手段をオフにし
    た後、上記イグニッションキースイッチを再度オンして
    も上記スイッチ手段のオン動作を禁止するように制御す
    ることを特徴とする電気自動車の制御装置。
  2. 【請求項2】 上記制御手段は、 上記イグニッションキースイッチのオンにより上記スイ
    ッチ手段をオンにした時点で、上記漏電検出手段が漏電
    を検出したときは、該スイッチ手段を直ちにオフにし
    て、その後の上記イグニッションキースイッチのオンに
    よる上記スイッチ手段のオン動作を禁止するように制御
    することを特徴とする請求項1に記載の電気自動車の制
    御装置。
  3. 【請求項3】 上記制御手段に接続して漏電警報手段を
    設け、該漏電警報手段を、上記イグニッションキースイ
    ッチがオン状態にあるときに、上記漏電検出手段の出力
    に基づいて上記制御手段により駆動するよう構成したこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の電気自動車の
    制御装置。
  4. 【請求項4】 上記漏電検出手段は、 上記スイッチ手段と上記モータ制御回路との間の電源ラ
    インでの漏電を検出するように設けられたことを特徴と
    する請求項1〜3に記載の電気自動車の制御装置。
  5. 【請求項5】 上記制御手段に接続して、上記スイッチ
    手段のオン動作の禁止を解除するリセット手段を設けた
    ことを特徴とする請求項1〜4に記載に電気自動車の制
    御装置。
  6. 【請求項6】 上記リセット手段は、 上記制御手段と該制御手段に駆動電圧を給電するサブバ
    ッテリとの間に設けた常閉のリセットスイッチを有し、
    該リセットスイッチを一旦オフすることで上記スイッチ
    手段のオン動作の禁止を解除するよう構成したことを特
    徴とする請求項5に記載の電気自動車の制御装置。
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