JP2017022863A - 電力変換装置及びその保守方法 - Google Patents

電力変換装置及びその保守方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017022863A
JP2017022863A JP2015138265A JP2015138265A JP2017022863A JP 2017022863 A JP2017022863 A JP 2017022863A JP 2015138265 A JP2015138265 A JP 2015138265A JP 2015138265 A JP2015138265 A JP 2015138265A JP 2017022863 A JP2017022863 A JP 2017022863A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power converter
unit power
type semiconductor
capacitor
support structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015138265A
Other languages
English (en)
Inventor
伸也 大原
Shinya Ohara
伸也 大原
加藤 修治
Shuji Kato
修治 加藤
越智 健太郎
Kentaro Ochi
健太郎 越智
一徳 梅田
Kazunori Umeda
一徳 梅田
山下 慶一
Keiichi Yamashita
慶一 山下
康博 今津
Yasuhiro Imazu
康博 今津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2015138265A priority Critical patent/JP2017022863A/ja
Publication of JP2017022863A publication Critical patent/JP2017022863A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Inverter Devices (AREA)
  • Rectifiers (AREA)

Abstract

【課題】圧接型半導体素子を利用した複数の単位電力変換器(あるいはセル)をカスケード状に接続して構成するモジュラー・マルチレベレル電力変換装置において、メンテナンスが容易な構造を実現する。【解決手段】単位電力変換器の構成要素である圧接型半導体素子と、直流コンデンサ、コントローラ、冷却フィン等を同一の独立した支持構造物に固定し、さらに支持構造物は圧接型半導体素子の圧力印加方向に垂直な軸上に開口部を持ち、前記電力変換器を圧接型半導体素子の圧力印加方向に垂直な方向に複数配置し、さらに隣り合った前記電力変換器は前記開口部を通るように配置される絶縁物を介して隣り合った前記電力変換器と接し、前記複数配置した前記電力変換器のうち両端にある前記電力変換器を構成する圧接型半導体素子に圧縮力を加えるスタック構成支持具によって構成する。【選択図】 図1

Description

本発明は、電力変換装置及びその保守方法に関し、特に、複数の単位変換器を電気的に接続して構成するに好適な電力変換装置及びその保守方法に関する。
近年では交流と直流を互いに変換する電力変換装置が注目されている。この電力変換装置のなかで、電力系統等を扱う高電圧の分野において直流と交流を互いに変換する技術として単位変換器を直列に接続して構成する電力変換装置が知られている。この技術では、単位変換器の各々が電力変換機能を持つので、その直列した出力として正弦波に近いマルチレベル波形が得られ、また構成するスイッチング素子の耐圧以上の高電圧を出力できる点で好ましく用いられている。
ここで、単位変換器を構成するスイッチング素子としていわゆる圧接型半導体素子を用いたものが知られている。圧接型半導体素子を積層させ、その積層した圧接型半導体素子を両端から圧接して利用するものである。このようなものはスタックと呼ばれる。電力系統等の高電圧の分野においては、電力変換装置として多数のスイッチング素子が必要となるところ、いくつかのスイッチング素子をスタックとして一纏めで扱えるので、電力変換装置を構成するのが比較的に容易になる。このような技術は、例えば、米国2011/0038193号公報に記載されている。
米国2011/0038193号公報
上記の従来技術では、スタックを単位変換器の一部として用いることが示されているものの、そのスタック間の接続に関しては、2つのスタックを単に縦方向に並べ、一方のスタックの端のスイッチング素子と、縦方向に並んだ他のスタックの端のスイッチング素子を接続したにすぎない。すなわち、上記の従来技術では、メンテナンスの容易性については考慮されておらず、単位変換器を用いた電力変換装置においては一般的に構成部品数が多いところ、これら構成要素の故障時に故障部位を構成要素を交換する場合に、メンテナンスに要する時間が大幅にかかっているとの問題が生じていた。
本発明の目的は、故障時等に、メンテナンスを容易にすることが可能な電力変換装置及びその保守方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明では、複数の単位電力変換器を電気的に直列接続して構成するものであって、前記単位電力変換器は、直流コンデンサと、圧接型半導体素子と、前記直流コンデンサと前記圧接型半導体素子を電気的に接続する第1の接続部材と、他の単位電力変換器と電気的に接続するための第2の接続部材と、開口部を一部に持つ支持構造物を有し、複数の前記単位電力変換器の両端から圧接力が加えられて、隣り合う前記単位電力変換器が前記開口部を貫通するように配置される絶縁物を介して相互に押圧されて、スタックとして構成可能であって、前記直流コンデンサと、前記圧接型半導体素子と、前記第1の接続部材は前記支持構造物に機械的に固定されて、前記直流コンデンサと、前記圧接型半導体素子と、前記第1の接続部材は前記支持構造物に固定された状態で移動可能に構成した。
あるいは、複数の単位電力変換器を電気的に直列接続して構成し、前記単位電力変換器は、直流コンデンサと、圧接型半導体素子と、前記直流コンデンサと前記圧接型半導体素子を電気的に接続する第1の接続部材と、他の単位電力変換器と電気的に接続するための第2の接続部材と、開口部を一部に持つ支持構造物を有し、複数の前記単位電力変換器の両端から圧接力が加えられて、隣り合う前記単位電力変換器が前記開口部を貫通するように配置される絶縁物を介して相互に押圧されてスタックとして構成可能な装置の保守であって、前記直流コンデンサと、前記圧接型半導体素子と、前記第1の接続部材は前記支持構造物に機械的に固定し、前記単位電力変換器の故障時に、前記直流コンデンサと、前記圧接型半導体素子と、前記第1の接続部材とを前記支持構造物に固定した状態で移動して保守するように構成した。
具体的には、単位電力変換器の構成要素である圧接型半導体素子と、直流コンデンサ、コントローラ、冷却フィン等を同一の独立した支持構造物に固定し、さらに支持構造物は圧接型半導体素子の圧力印加方向に垂直な軸上に開口部を持ち、前記電力変換器を圧接型半導体素子の圧力印加方向に垂直な方向に複数配置し、さらに隣り合った前記電力変換器は前記開口部を通るように配置される絶縁物を介して隣り合った前記電力変換器と接し、前記複数配置した前記電力変換器のうち両端にある前記電力変換器を構成する圧接型半導体素子に圧縮力を加えるスタック構成支持具によって構成する。
本発明によれば、単位電力変換器が容易に交換可能となる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の第一の実施形態に係わるスタックの側面からの切断図を示した図。 本発明の第一の実施形態に係わる直流送電変電所の構成図。 本発明の第一の実施形態に係わる単位電力変換器の回路図。 本発明の第一の実施形態に係わるスタックの全様を示す概略側面図。 本発明の第一の実施形態に係わるスタックにおいて、単位電力変換器を取り出す際の構成を示した図。 本発明の第二の実施形態に係わるスタックの全様を示す概略側面図。 本発明の第二の実施形態に係わるスタックの側面からの切断図を示した図。 本発明の第三の実施形態に係わる無効電力補償装置の構成図。 本発明の第三の実施形態に係わる単位電力変換器の回路図。 本発明の第三の実施形態に係わるスタックの全様を示す概略側面図。 本発明の第三の実施形態に係わるスタックの側面からの切断図を示した図。
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
以下本発明の一実施例を図1乃至図5に沿って説明する。
図2は本発明を適用した直流送電変電所の構成図を示したものである。直流送電変電所100は変圧器102を介して電力系統101に接続する。本実施例の直流送電変電所102は、MMCの回路トポロジーを適用した電力変換装置103で構成する。電力変換装置103は単位電力変換器108を直列に接続して構成したアーム106U、106V、106W、107U、107V、107Wで構成する。アーム106Uとアーム107Uの間には、リアクトル104Uおよび105Uが直列に接続され、電力変換装置103のU相を構成する。同様にアーム106V、107Vおよび106W、107Wの間にそれぞれリアクトル104V、105Vおよびリアクトル104W、105Wを接続することで、電力変換装置103のV相、W相を構成する。また各アーム106U、106V、106W、107U、107V、107Wは複数の単位電力変換器108のセットである複数のスタック109で構成する。
この電力変換装置103の一端は変圧器102に3相交流として接続する。また電力変換装置103のもう一方の端は、正極110Pおよび負極102Nを構成する。正極110Pおよび負極102Nは直流の負荷、あるいは別の直流変電所の直流部、あるいは直流の発電システムに接続する。図2に示した構成により直流送電変電所100は交流の電力系統101と正極110Pおよび負極102Nで構成する直流の電力系統間で電力を授受する。また図示していないが、直流送電変電所100はコントローラや遮断機、補助電源等もその構成要素に含む。
このような構成においては、電力変換装置103の動作においては、電力変換装置103と三相の電力系統101間の電力変換は、アーム(106U、106V、106W、107U、107V、107W)電圧の振幅と位相を調整することによりなされる。すなわち、各アーム電圧は、各アーム(106U、106V、106W、107U、107V、107W)を構成する各単位セル108の出力電圧の合成電圧であるので、各アームを構成する各単位セル108の出力電圧を制御することにより、リアクトル104Uとアーム106U、リアクトル105Uとアーム107U、リアクトル104Vとアーム106V、リアクトル105Vとアーム107V、リアクトル104Wとアーム106W、リアクトル105Wとアーム107Wの各々において、三相電力系統101のU相、V相、W相と、正極110Pと負極110Nの間で交流・直流変換を行う。本実施例では、三相電力と直流電力との間の変換を例に挙げて説明するが、必ずしもこのような用途に限定されるものではなく、他の電力変換技術に応用できる。
次に図3を用いて、本実施例の単位電力変換器108ついて説明する。図3は図2中の単位電力変換器108の回路構成を示したものである。図3が示すように単位電力変換器108はハーフ・ブリッジと呼ばれる回路構成で構成する。つまり2つの半導体スイッチング素子201Pおよび201Nが直列に接続され、その両端に直流電圧をほぼ一定に保つための直流コンデンサ200が接続する。半導体スイッチング素子201Pおよび201Nは圧接型半導体素子で構成され、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)と逆並列接続したダイオードで構成する。なお本実施例では圧接型IGBTを用いて説明するが、圧接型IGBTの代わりに自励式半導体素子である圧接型GTO(Gate Turn-Off thyristor)等、異なる種類の圧接型パワー半導体素子を利用しても本実施例の効果は実現可能である。
半導体スイッチング素子201Pのエミッタ端子(図中の“E”)からは、もう一つの端子202Pが引き出され、同様に直流コンデンサ200の負極端子に接続されたもう一つの端子202Nが外部に引き出される。この端子202Pと端子202Nは隣接する単位電力変換器の端子とそれぞれ接続することで、MMCにおける単位電力変換器108の直列接続を構成する。
半導体スイッチング素子201Pと半導体スイッチング素子202Nのスイッチング状態と、単位変換器108の出力電圧の関係を説明する。半導体スイッチング素子201Pをオン、半導体スイッチング素子202Nをオフに制御した場合、単位変換器108の出力電圧をコンデンサ700の電圧と概ね等しくすることができる。また、半導体スイッチング素子201Pをオフ、半導体スイッチング素子202Nをオンに制御した場合、単位変換器108の出力電圧を概ね零にできる。なお、半導体スイッチング素子201Pと半導体スイッチング素子202Nを共にオンに制御した場合、コンデンサ700を短絡してしまうため、このような動作を禁止する。
半導体スイッチング素子201Pと半導体スイッチング素子202Nに共にオフに制御した場合、単位変換器108の出力電圧は電流の極性に依存する。電流が正の場合、単位変換器108の出力電圧は概ね零となる。また、電流が負の場合、単位変換器108の出力電圧は概ねコンデンサ700の電圧に等しくなる。
次に図4と図1を用いて本実施例の特徴である電力変換装置103の主回路の構造について説明する。図4は本実施例のスタック109の全様を示す概略側面図である。スタック109は単位電力変換器108を垂直方向に積み重ねて実現する。本実施例では単位電力変換器108を構成する構成要素が支持構造物304の上に配置される。本実施例では支持構造物304として板材を利用している。単位電力変換器108の構成要素としては、直流コンデンサ200や、半導体スイッチング素子201P、201N、単位電力変換器出力バスバ202P、202N、直流コンデンサ接続バスバ203P、203N、ゲートドライバ306などが含まれる。なお図示していないが、単位電力変換器108の構成要素として前述した要素を支持する構造物や、冷却フィン305に冷却媒体を循環させるための配管なども含まれる。各単位電力変換器108の支持構造物304は、スタック支持部材300によって固定される。
冷却フィン305は半導体スイッチング素子201P、201Nをそれぞれ両側から挟み込むように配置される。冷却フィン305は銅などの電気的導体で構成されており、半導体スイッチング素子201P、201Nを通流する電流の経路になるとともに、内部に循環させる冷却媒体によって、半導体スイッチング素子201P、201Nが発生する熱を外部に送り出す役割を持つ。このため電気的また熱的な接触抵抗を低減するため、半導体スイッチング素子201P、201Nと冷却フィン305は圧接力を加えて強く接触させる必要がある。
本実施例のスタック109は圧接力印加機構301および皿バネ302を用いて、垂直方向に配置された複数の単位電力変換器108に対して一括で垂直方向に圧接力を与える。この際、隣接するセル間の電気的な絶縁を確保するため、隣り合う単位電力変換器108は絶縁碍子303を介して接触し、お互いに反発する方向に力を与える。
なお本実施例では図4に示すように4つの単位電力変換器108が一つのスタック109を構成する例を示したが、スタック109を構成する単位電力変換器108の数は2つ以上であれば本実施例の効果が実現可能である。
本実施例の単位電力変換器108の特徴的な構造について、図1を用いて説明する。スタック108を構成する複数の冷却フィン305と複数の半導体スイッチング素子201P、201Nはおよそ同一軸上に配置される。図1は、本実施例の単位電力変換器108を冷却フィン305と半導体スイッチング素子201P、201Nが配置された軸を含む側面で切断した際の断面図である。単位電力変換器108の構成要素を支える支持構造物304は、半導体スイッチング素子201P、201Nの積層方向に開口部400を持つ。隣り合う単位電力変換器108間の半導体スイッチング素子201P、201Nは開口部400を通るように配置される絶縁碍子303を介して、隣り合うセルから圧縮方向の力を受ける。つまり、開口部400を貫通する絶縁碍子303の上面は、上部に配置された単位電力変換器108の出力バスバ202Nと接し、また絶縁碍子303の下面は下部に配置された単位電力変換器108の出力バスバ202Pと接する。前述したようにスタック109を構成する両端の絶縁碍子303は圧接力印加機構301によって、半導体スイッチング素子201P、201Nの積層方向に圧縮するように力を加えられる。この構成により、単位電力変換器108を構成する半導体スイッチング素子201P、201Nおよび冷却フィン305およびバスバ202P、202N、203P、203Nの各面が強く接触し、電気的また熱伝導の観点で十分な接触を得ることができる。
なおスタック109を構成する半導体スイッチング素子201P、201Nは、電力変換装置103の運転状態により発熱量が変化する。このため運転状態によって半導体スイッチング素子201P、201Nおよび接触する冷却フィン305やバスバ202P、202N、203P、203Nの温度も変化する。またスタック109を構成する全ての要素は、その周囲の気温変化等の環境の変化により、その温度が変化する。この温度変化はその構成要素の体積を変化させ、結果的に単位電力変換器108の積層方向(垂直方向)の長さに変化を与える。
特に本実施例のスタック109はMMCを構成する単位電力変換器108を内部に複数積層させて構成するため、通常のスタックに比べて積層方向に長く、熱膨張による長さの変化が大きくなる。スタック109を支持するスタック支持部材300と、圧接力印加機構301により圧接された半導体スイッチング素子201P、201Nおよび冷却フィン305やバスバ202P、202N、203P、203Nで構成する部分の長さが変化した場合であっても、バスバ203Nが支持構造物304に接触すること無く、適切な範囲の圧接力を半導体スイッチング素子201P、201Nに与える必要がある。
スタック109は温度変化による伸びの違いを吸収するため、バスバ202P、202N、203P、203Nは積層方向の変位をある程度許容するような機械的な柔軟性を持つ可とう導体で構成する。バスバ203P、203Nは支持構造物304に固定されたコンデンサ200と接続することで、機械的に固定される。またバスバ202P、202Nは支持構造物304に固定された絶縁物401に機械的に固定される。なお本実施例は図1に示すようにバスバ203Nとバスバ202Nが同一構造をなすが、必ずしも同一構造をなす必要はなく、別々の可とう導体で構成しても良い。これら、バスバ202P、202N、203P、203Nは半導体スイッチング素子201P、201Nおよび冷却フィン305を挟むように構成することで、これら半導体スイッチング素子201P、201Nおよび冷却フィン305を機械的に支持する。この可とう導体のバスバ202P、202N、203P、203Nにより、半導体スイッチング素子201P、201Nおよび冷却フィン305は積層方向に柔軟性をもって機械的に固定され、温度変化による積層方向の変位があった場合であっても、適切な圧接力を与えることが可能となる。
次に本実施例を用いた電力変換装置103のメンテナンス方法について、図5を用いて説明する。電力変換装置103は定期的な構成部品の交換、あるいは故障した構成部品の交換等のメンテナンスが必要になる。本実施例を適用した電力変換装置103では、メンテナンスが必要な箇所を単位電力変換器108ごと交換する。具体的にはメンテナンスの第一のステップとしてメンテナンス対象箇所の単位電力変換器108を接続するバスバ307を外す。次に図5に示すようにメンテナンスのための交換冶具500および交換冶具501を用いて、メンテナンス対象となる単位電力変換器108の上方向および下方向に隣接する単位電力変換器108を構成する半導体スイッチング素子201P、201Nあるいは冷却フィン305あるいはバスバ202P、202N、203P、203Nをそれぞれ上下方向に固定する。この際、皿バネ302のある側においては、半導体スイッチング素子201P、201Nあるいは冷却フィン305あるいはバスバ202P、202N、203P、203Nを電力変換装置103の運用時より若干皿バネ302が縮む方向に固定し、メンテナンス対象となる単位電力変換器108の半導体スイッチング素子201P、201Nおよび冷却フィン305、バスバ202P、202N、203P、203Nに圧接力が印加されない状態にする。この状態においてメンテナンス対象となる単位電力変換器108に接する上下の絶縁碍子303を外し、さらに支持構造物304をスタック支持部材に固定している場合は、その固定材も外すことで、メンテナンス対象となる単位電力変換器108を移動可能な状態なする。最後に図5に示すように単位電力変換器108を直流コンデンサ108から半導体スイッチング素子201P、201Nが配置されている方向に、支持構造物304ごと移動させることで、スタック109から抜き出す。
上記は単位電力変換器108の取り外し方法を説明した。メンテナンス後の単位電力変換器108をスタックに復旧させる手順は、取り外しの手順を逆に辿ればよいので、詳細な説明は省略する。
本実施例の構成により、単位電力変換器108の構成要素が支持構造物304上にまとめて支持されるので、スタック109よりメンテナンス対象の単位電力変換器108を容易に取り外し、また取り付けが可能となる。
また本実施例の構成を持つスタック109は、単位電力変換器108を抜き出す方向にのみメンテナンスのスペースが必要となる。このため、スタック109の直流コンデンサ200側、あるいは側面からのメンテナンスのためのスペースが不要となり、電力変換装置103を高密度に実装することが可能となる。
また本実施例では支持構造物304として板材を利用している。板材を利用すること構造が単純になり、製造が簡易にできる利点がある。また板材の利用により支持構造物304の重量も低減され、スタック支持部材300の構造も簡易になる利点がある。
さらに本実施例を適用したスタック109は、スタック109の側面のうち半導体スイッチング素子201P、201Nが配置される方向に外部と接続するための出力バスバ202P、202Nがまとまって配置される。このため、単位電力変換器出力バスバ202P、202Nとセル間接続バスバ307の接続作業が容易になり、製造およびメンテナンスの時間が短縮できる利点も持つ。
本実施例では各アーム106U、106V、106W、107U、107V、107Wの電流経路に対して半導体スイッチング素子201P、201Nが並列接続しない構成について示した。しかしながら2つ以上半導体スイッチング素子201P、201Nを電気的に並列接続して各アーム106U、106V、106W、107U、107V、107Wを構成した電力変換装置であっても、本実施例の効果を実現できる。
また本実施例では、本実施例を図2に示したMMC回路構成を持つ電力変換装置108に適用する例を説明した。しかしながら本実施例は圧接型半導体スイッチング素子201P、201Nを利用するMMCであれば、別の回路構成のMMCであっても適用が可能である。
例えば周波数変換装置や直流電力を介して駆動するドライブ装置等、MMC回路構成を持つ直流と交流間の電力を変換する電力変換装置であれば本実施例は適用できる。
また本実施例ではスタック109を構成するために、単位電力変換器108を垂直方向に積み上げた構成を示したが、本実施例の効果は単位電力変換器108の配置方向が垂直方向にのみ限定されない。例えば単位電力変換器108を水平方向に複数配置しスタック109を構成した場合であっても本実施例の効果が得られる。
以下本発明の第二の実施例を図6と図7に沿って説明する。尚、図6及び図7において、図1〜図5と同一符号は同一部品を示すので、再度の説明は省略する。第1の実施例では、単位電力変換器108の構成要素を機械的に固定する支持構造物304として板材を利用したが、第2の実施例では、半導体スイッチング素子201P、201Nをおよそ覆うような支持構造物308を採用する点が第1の実施例と比較した場合の変更点である。
図6は第二の実施例のスタック109の全様を示す概略側面図である。スタック109は実施例1と同様に単位電力変換器108を垂直方向に積み重ねて実現する。単位電力変換器108の構成要素は、支持構造物308に機械的に固定されるが、支持構造物308の一部は半導体スイッチング素子201P、201Nをおよそ覆う構造にする。この支持構造物308の構造を図7を用いてより詳細に説明する。
図7は、本実施例の単位電力変換器108を冷却フィン305と半導体スイッチング素子201P、201Nが配置された軸を含む側面で切断した際の断面図である。実施例1の支持構造物とは異なり、本実施例の支持構造物308は半導体スイッチング素子201P、201Nをおよそ覆うようにその一部を構成する。さらに支持構造物308は冷却フィン305と半導体スイッチング素子201P、201Nが配置された軸上において、上部および下部に開口部400を備え、この開口部400を貫通するように絶縁碍子303を配置する。絶縁碍子303を介して隣り合う単位電力変換器108は、半導体スイッチング素子201P、201Nおよび冷却フィン305に圧接力を加えることが可能となる。
第二の実施例においては、第一の実施例の効果加えて更に次の効果を持つ。つまり第二の実施例においては単位電力変換器108を構成する半導体スイッチング素子201P、201N、冷却フィン305、単位電力変換器出力バスバ202P、202Nおよび直流コンデンサ接続バスバ203P、203Nなどの直流コンデンサ200の電圧が印加される部分は、支持構造物308と絶縁支持構造物401により開口部400を除きおよそ密閉された構造となる。直流コンデンサ200の電圧が印加される部分は、その電気的絶縁特性を保つため、可能な限り塵埃を取り除くことが好ましい。本実施例の構造では電圧印加部はおよそ密閉されており、塵埃の入る可能性が少なく、電気的絶縁を保つことが容易となる。
以下本発明の第三の実施例を図8乃至図11に沿って説明する。尚、図8乃至図11において、図1〜図7と同一符号は同一部品を示すので、再度の説明は省略する。第一および第二の実施例では、単位電力変換器108は図3に示すハーフ・ブリッジの構成であったが、第三の実施例では単位電力変換器604がフル・ブリッジの構成を持つ点が、第一および第二の実施例と比較した場合の変更点である。
図8は本実施例を適用した無効電力補償装置600の構成図を示したものである。無効電力補償装置600は変圧器102を介して電力系統101に接続する。本実施例の直流送電無効電力補償装置600は、MMCの回路トポロジーを適用した電力変換装置601で構成する。電力変換装置601は単位電力変換器604を直列に接続して構成したレグ602U、602V、602Wを持つ。またレグ602U、602V、602Wは複数の単位電力変換器604のセットである複数のスタック603で構成する。なお図8中には描いていないが、無効電力補償装置600はコントローラや遮断機、補助電源等もその構成要素に含む。
図9は無効電力補償装置600を構成する単位電力変換器604の電気回路構成を描いたものである。図9が示すように単位電力変換器604はフル・ブリッジと呼ばれる回路構成で構成する。つまり2つの半導体スイッチング素子701Pおよび701Nが直列に接続され一つのレグを構成し、さらに半導体スイッチング素子702Pおよび702Nが直列に接続してもう一つのレグを構成する。両方のレグの両端には、直流電圧をほぼ一定に保つための直流コンデンサ700が接続する。また両方のレグの中間部に、それぞれ隣り合う単位電力変換器604に接続するためのバスバ703A、703Bを接続する。
半導体スイッチング素子701P、701N、 702P、702Nは圧接型半導体素子で構成され、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)と逆接続したダイオードで構成する。なお本実施例では圧接型IGBTを用いて説明するが、圧接型IGBTの代わりに自励式半導体素子である圧接型GTO(Gate Turn-Off thyristor)等、異なる種類の圧接型パワー半導体素子を利用しても本実施例の効果は実現可能である。
図10は本実施例のスタック603の全様を示す概略側面図である。スタック603は単位電力変換器604を垂直方向に積み重ねて実現する。本実施例では単位電力変換器604を構成する構成要素が支持構造物304の上に配置される点は、他の実施例と同一である。またスタック603が圧接力印加機構301および皿バネ302を用いて、垂直方向に配置された複数の単位電力変換器604に対して一括で垂直方向に圧接力を与える点も、他の実施例と同一である。
図11は、本実施例の単位電力変換器604を冷却フィン305と半導体スイッチング素子701P、701N、702P、702Nが配置された軸を含む側面で切断した際の断面図である。実施例1、実施例2と異なり、本実施例の単位電力変換器604はフル・ブリッジを構成する。つまり単位電力変換器604を構成するコンデンサ700は中心部に正極端子(図中の“P”)および両端に負極端子(図中の“N”)を持つ。単位電力変換器604内は4つの半導体スイッチング素子701P、701N、702P、702Nがおよそ同一軸上に配置され、さらに701P、701Nに対して702P、702Nがエミッタ(図中の“E”)とコレクタ(図中の“C”)の端子の向きをそれぞれ逆方向に接続することで、フル・ブリッジ回路を構成する。
この他の構成については、実施例1と同様であるので、説明は省略する。また本実施例に示す構成により、実施例1と同じ効果が得られる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
100・・・直流送電変電所、 101・・・電力系統、 102・・・変圧器、 103・・・電力変換装置、 104U、104V、104W、105U、105V、105W・・・リアクトル、 106U、106V、106W、107U、107V、107W・・・アーム、 108・・・単位電力変換器、 109・・・スタック、 110P・・・直流部正極端子、 110N・・・直流部負極端子、 200・・・直流コンデンサ、 201P、201N・・・半導体スイッチング素子、 202P、202N・・・単位電力変換器出力バスバ、 203P、203N・・・直流コンデンサ接続バスバ、 300・・・スタック支持部材、 301・・・圧接力印加機構、 302・・・皿バネ
303・・・絶縁碍子、 304・・・支持構造物、 305・・・冷却フィン、 306・・・ゲートドライバ、 307・・・セル間接続バスバ、 308・・・支持構造物、 400・・・開口部、 401・・・絶縁支持構造物、 500、501・・・交換治具、 600・・・無効電力補償装置、 601・・・電力変換装置、 602U、 602V、 602W・・・レグ、 603・・・スタック、 604・・・単位電力変換器、 700・・・直流コンデンサ、 701P、701N、702P、702N・・・半導体スイッチング素子、 703A、703B・・・単位電力変換器出力バスバ、 704P、704N・・・直流コンデンサ接続バスバ

Claims (9)

  1. 複数の単位電力変換器を電気的に直列接続して構成する電力変換装置であって、前記単位電力変換器は、直流コンデンサと、圧接型半導体素子と、前記直流コンデンサと前記圧接型半導体素子を電気的に接続する第1の接続部材と、他の単位電力変換器と電気的に接続するための第2の接続部材と、開口部を一部に持つ支持構造物を有し、
    複数の前記単位電力変換器の両端から圧接力が加えられて、隣り合う前記単位電力変換器が前記開口部を貫通するように配置される絶縁物を介して相互に押圧されて、スタックとして構成可能であって、
    前記直流コンデンサと、前記圧接型半導体素子と、前記第1の接続部材は前記支持構造物に機械的に固定されて、前記直流コンデンサと、前記圧接型半導体素子と、前記第1の接続部材は前記支持構造物に固定された状態で移動可能に構成されることを特徴とする電力変換装置。
  2. 請求項1に記載の電力変換装置において、前記単位電力変換器は、冷却フィンと、絶縁物を有しており、前記冷却フィンと、前記絶縁物と、前記絶縁物は、同一軸線上に配置されることを特徴とする電力変換装置。
  3. 請求項2に記載の電力変換装置において、他の単位電力変換器と電気的に接続するための第3の続部材を有することを特徴とする電力変換装置。
  4. 請求項1に記載の電力変換装置において、
    前記第1の接続部材および前記第2の接続部材は機械的な柔軟性を持つ導体であって、
    前記第1の接続部材および前記第2の接続部材は前記直流コンデンサあるいは絶縁物を介して、あるいは直接に前記支持構造物に機械的に固定されることを特徴とする電力変換装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の電力変換装置において、
    前記第2の接続部材は、前記コンデンサが配置された側とおおよそ反対側に配置することを特徴とする電力変換装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の電力変換装置において、前記支持構造物は板状の構造材であることを特徴とする力変換装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の電力変換装置において、
    前記支持構造物は少なくとも前記圧接型半導体素子をおおよそ覆う構造材であることを特徴とする電力変換装置。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の電力変換装置において、前記圧接型半導体素子は、圧接型IGBTあるいは圧接型GTOを構成要素として持つことを特徴とする電力変換装置。
  9. 複数の単位電力変換器を電気的に直列接続して構成し、前記単位電力変換器は、直流コンデンサと、圧接型半導体素子と、前記直流コンデンサと前記圧接型半導体素子を電気的に接続する第1の接続部材と、他の単位電力変換器と電気的に接続するための第2の接続部材と、開口部を一部に持つ支持構造物を有し、複数の前記単位電力変換器の両端から圧接力が加えられて、隣り合う前記単位電力変換器が前記開口部を貫通するように配置される絶縁物を介して相互に押圧されてスタックとして構成可能な電力変換装置の保守方法であって、
    前記直流コンデンサと、前記圧接型半導体素子と、前記第1の接続部材は前記支持構造物に機械的に固定し、前記単位電力変換器の故障時に、前記直流コンデンサと、前記圧接型半導体素子と、前記第1の接続部材とを前記支持構造物に固定した状態で移動して保守する電力変換装置の保守方法。
JP2015138265A 2015-07-10 2015-07-10 電力変換装置及びその保守方法 Pending JP2017022863A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015138265A JP2017022863A (ja) 2015-07-10 2015-07-10 電力変換装置及びその保守方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015138265A JP2017022863A (ja) 2015-07-10 2015-07-10 電力変換装置及びその保守方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017022863A true JP2017022863A (ja) 2017-01-26

Family

ID=57889974

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015138265A Pending JP2017022863A (ja) 2015-07-10 2015-07-10 電力変換装置及びその保守方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017022863A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3547485A1 (en) * 2018-03-30 2019-10-02 LSIS Co., Ltd. Switch assembly for a reactive power compensation apparatus
EP3547814A1 (en) * 2018-03-30 2019-10-02 LSIS Co., Ltd. Switch assembly for a reactive power compensation apparatus
JP2019187128A (ja) * 2018-04-12 2019-10-24 東芝三菱電機産業システム株式会社 電力変換装置
JP6995259B1 (ja) * 2021-06-09 2022-01-14 三菱電機株式会社 電力変換装置
WO2022239905A1 (ko) * 2021-05-10 2022-11-17 한양대학교 에리카산학협력단 고압 직류 송전 변환기 밸브 및 이의 설계 방법

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3547485A1 (en) * 2018-03-30 2019-10-02 LSIS Co., Ltd. Switch assembly for a reactive power compensation apparatus
EP3547814A1 (en) * 2018-03-30 2019-10-02 LSIS Co., Ltd. Switch assembly for a reactive power compensation apparatus
US10560091B2 (en) 2018-03-30 2020-02-11 Lsis Co., Ltd. Switch assembly of reactive power compensation apparatus
US10749018B2 (en) 2018-03-30 2020-08-18 Lsis Co., Ltd. Switch assembly of reactive power compensation apparatus
JP2019187128A (ja) * 2018-04-12 2019-10-24 東芝三菱電機産業システム株式会社 電力変換装置
WO2022239905A1 (ko) * 2021-05-10 2022-11-17 한양대학교 에리카산학협력단 고압 직류 송전 변환기 밸브 및 이의 설계 방법
JP6995259B1 (ja) * 2021-06-09 2022-01-14 三菱電機株式会社 電力変換装置
WO2022259422A1 (ja) * 2021-06-09 2022-12-15 三菱電機株式会社 電力変換装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2017022863A (ja) 電力変換装置及びその保守方法
JP4920677B2 (ja) 電力変換装置およびその組み立て方法
KR101243515B1 (ko) 전압 소스 컨버터
WO2016170910A1 (ja) 電力変換装置
JP6870531B2 (ja) パワーモジュールおよび電力変換装置
JP5132175B2 (ja) 電力変換装置
JP2010080956A (ja) 半導体素子を実装した積層体
Steimer et al. IGCT technology baseline and future opportunities
US9936610B2 (en) Multilevel converter
JPS589349A (ja) Gtoスタツク
US20140313642A1 (en) Power stack structure and method
US20160268921A1 (en) Capacitor arrangement and method for operating a capacitor arrangement
JP2001168278A (ja) パワー半導体モジュール及び電力変換装置
JP6868322B2 (ja) 電力変換装置
Wahlstroem et al. High power IGCT based multilevel inverter
JP2001238460A (ja) 電力変換装置
JP6491528B2 (ja) 電力変換装置
JP6493171B2 (ja) 電力変換装置
Wikstroem et al. 94 mm reverse-conducting IGCT for high power and low losses applications
JP2017046550A (ja) 電力変換装置
US11527357B2 (en) Busbar with tailored perforation sizes to provide thermal path
JP2022176591A (ja) 電力変換装置
SK10392000A3 (sk) Výkonový menič
JPWO2015019480A1 (ja) 電力変換装置
JP2019037098A (ja) 3レベルインバータユニット及びそれを用いた3相インバータ装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20170111

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20170113