JP2017019750A - 経口組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、油性基剤中にガラナエキス末及び/又はビタミンBを安定に懸濁させた経口組成物を提供することである。
【解決手段】油性基剤として中鎖脂肪酸トリグリセリドを選択し、中鎖脂肪酸トリグリセリド中でジペプチドと共にガラナエキス末及び/又はビタミンBを懸濁することによって、ガラナエキス末及び/又はビタミンBの分離が生じ難く、安定な懸濁状態を形成できる。
【選択図】なし

Description

本発明は、経口組成物に関する。より具体的には、本発明は、油性基剤中に、ガラナエキス末及び/又はビタミンBを安定に懸濁できる経口組成物に関する。また、本発明は、当該経口組成物を充填したソフトカプセル剤に関する。更に、本発明は、ガラナエキス末及び/又はビタミンBの懸濁状態の安定化方法に関する。
近年、口腔ケアに対する需要の拡大を背景に、様々な口腔ケア製品が開発され市販されている。口腔ケア製品は、液状タイプ、カプセルタイプ、ガムタイプ等の剤型の製品があり、剤型や配合成分の種類に応じて製剤設計がなされている。
また、口腔ケア製品には、清涼感や口臭マスキング作用を付与するために、清涼化剤や香料が配合されている。このような清涼化剤や香料は親油性成分であるため、液状タイプやカプセルタイプの口腔ケア製品に清涼化剤や香料を配合する場合には、油脂等が油性基剤として使用されている。
一方、植物エキスや水溶性ビタミン等の水溶性機能性成分は、栄養補助、生体機能の向上又は改善等に有効であり、口腔ケア製品の機能性向上に有用であると考えられている。しかしながら、このような水溶性機能性成分は、油性基剤には溶解しないため、油性基剤に単に懸濁させたとしても、継時的な析出や分離が生じ、懸濁状態を安定に維持することができないという欠点がある。従来、(A)中鎖脂肪酸トリグリセリド、(B)ジペプチド甘味料、並びに(C)メントール、その誘導体、ミント精油、及び/又はユーカリ油を組み合わせて配合した口中清涼化組成物は、中鎖脂肪酸トリグリセリド中で水溶性であるジペプチド甘味料の沈殿が抑制され、優れた製剤安定性を備え得ることが報告されている(特許文献1参照)。しかしながら、特許文献1では、中鎖脂肪酸トリグリセリド中でのジペプチド甘味料の安定性の向上を図る技術を開示しているものの、他の水溶性機能性成分を油性基剤中で安定に懸濁させる技術については示されていない。
また、ガラナエキス末は、抗齲蝕、脂肪燃焼、疲労回復、滋養強壮等に有効であることが知られている。更に、ビタミンBには、精神機能の維持、糖質代謝の補助機能(以上、ビタミンB1)、抗酸化作用、脂質代謝の補助機能(以上、ビタミンB2)、タンパク質の代謝の補助機能(ビタミンB6)、赤血球の合成補助、神経伝達物質や脳内伝達物質の生成補助(以上、ビタミンB12)、糖質代謝、脂質代謝及びタンパク質代謝の補助機能、アルコール分解の補助機能(以上、ナイアシン)、糖質代謝、脂質代謝及びタンパク質代謝の補助機能、免疫機能の補助(以上、パントテン酸)等の有用な機能が知られている。近年、口腔ケア製品の機能性の向上に対する消費者の要望が向上しており、ガラナエキス末やビタミンBを、清涼化剤や香料と共に口腔ケア製品に配合できれば、高い機能性を有する口腔ケア製品の提供が可能になり、消費者の要望にも追従することができると期待される。しかしながら、ガラナエキス末及びビタミンBは、いずれも水溶性であり、油性基剤中で安定に懸濁させる製剤技術が見出されておらず、従来技術では、ガラナエキス末やビタミンBを油性基剤に安定に懸濁させた口腔ケア製品を提供できないのが現状である。
このような従来技術を背景として、油性基剤中でガラナエキス末及び/又はビタミンBを安定な懸濁させる製剤技術の開発が望まれている。
特開2007-217308号公報
本発明の目的は、油性基剤中にガラナエキス末及び/又はビタミンBを安定に懸濁させた経口組成物を提供することである。また、本発明の他の目的は、当該経口組成物を充填したソフトカプセル剤を提供することを目的とする。
本発明者は、前記課題を解決すべく鋭意検討を行ったところ、油性基剤として中鎖脂肪酸トリグリセリドを選択し、中鎖脂肪酸トリグリセリド中でジペプチドと共にガラナエキス末及び/又はビタミンBを懸濁することによって、ガラナエキス末及び/又はビタミンBの分離が生じ難く、安定な懸濁状態を形成できることを見出した。本発明は、かかる知見に基づいて、更に検討を重ねることにより完成したものである。
即ち、本発明は、下記に掲げる態様の発明を提供する。
項1. (A)中鎖脂肪酸トリグリセリド、(B)ジペプチド、並びに(C)ガラナエキス末及びビタミンBよりなる群から選択される少なくとも1種を含み、
前記(B)成分及び(C)成分が、前記(A)成分に懸濁した状態で含まれる、ことを特徴とする経口組成物。
項2. 前記(B)成分がアスパルテームである、項1に記載の経口組成物。
項3. 前記(B)成分の含有量が0.5〜5重量%である、項1又は2に記載の経口組成物。
項4. 前記(C)成分が、ガラナエキス末、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ナイアシン、パントテン酸、及びこれらの塩よりなる群から選択される少なくとも1種である、項1〜3のいずれかに記載の経口組成物。
項5. 前記(C)成分の含有量が0.00001〜5重量%である、項1〜4のいずれかに記載の経口組成物。
項6. 前記(A)成分の含有量が70〜99.4999重量%である、項1〜5のいずれかに記載の経口組成物。
項7. 項1〜6のいずれかに記載の経口組成物が充填されてなる、ソフトカプセル剤。
項8. (A)中鎖脂肪酸トリグリセリドに、(B)ジペプチド並びに(C)ガラナエキス末及びビタミンBよりなる群から選択される少なくとも1種を添加して懸濁させる工程を含む、経口組成物の製造方法。
項9. (A)中鎖脂肪酸トリグリセリド中で、(B)ジペプチドの存在下で(C)ガラナエキス末及びビタミンBよりなる群から選択される少なくとも1種を懸濁することを特徴とする、ガラナエキス末及び/又はビタミンBの懸濁状態の安定化方法。
本発明によれば、ガラナエキス末及び/又はビタミンBを油性基剤中に安定に懸濁させることができるので、保存安定性に優れ、機能性が高い経口組成物を提供することができる。また、本発明の好適な一態様では、ガラナエキス末及び/又はビタミンBを油性基剤中に安定に懸濁させた状態で含むソフトカプセル剤を製剤化できるので、ガラナエキス末及び/又はビタミンBを簡便に摂取できる製剤形態を提供することもできる。
1.経口組成物
本発明の経口組成物は、(A)中鎖脂肪酸トリグリセリド、(B)ジペプチド、並びに(C)ガラナエキス末及びビタミンBよりなる群から選択される少なくとも1種を含み、前記(B)成分及び(C)成分が、前記(A)成分に懸濁した状態で含まれることを特徴とする。本発明では、油性基剤として中鎖脂肪酸トリグリセリドを選択し、当該中鎖脂肪酸トリグリセリド中で、ジペプチドとガラナエキス末及び/又はビタミンBとを懸濁させることによって、ガラナエキス末及び/又はビタミンBの懸濁状態を安定に保持することが可能になっている。以下、本発明の経口組成物について詳述する。
(A)中鎖脂肪酸トリグリセリド
本発明の経口組成物は、油性基剤として中鎖脂肪酸トリグリセリド((A)成分と表記することもある)を含有する。
中鎖脂肪酸トリグリセリドとは、3つの中鎖脂肪酸がグリセロールにエステル結合した構造を有する化合物である。本発明において、中鎖脂肪酸トリグリセリドを構成する中鎖脂肪酸は、飽和脂肪酸又は不飽和脂肪酸のいずれであってもよいが、好ましくは飽和脂肪酸が挙げられる。また、中鎖脂肪酸トリグリセリドを構成する中鎖脂肪酸については、炭素数が8〜12であればよく、具体的には、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸等が挙げられる。
本発明に使用される中鎖脂肪酸トリグリセリドにおいて、1分子中に含まれる3つの脂肪酸は、それぞれ同一の脂肪酸であってもよく、2種又は3種の脂肪酸の組み合わせであってもよい。
中鎖脂肪酸トリグリセリドの中でも、ガラナエキス末及び/又はビタミンBの懸濁状態の安定性をより一層向上させるという観点から、少なくともカプリル酸トリグリセリドを含んでいることが好ましい。
本発明の経口組成物において、中鎖脂肪酸トリグリセリドは、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。とりわけ、中鎖脂肪酸トリグリセリドを2種以上組み合わせて使用する場合には、ガラナエキス末及び/又はビタミンBの懸濁状態の安定性をより一層効果的に向上させ得るので好適である。
中鎖脂肪酸トリグリセリドを2種以上組み合わせて使用する場合、その組み合わせ態様については、特に制限されないが、例えば、カプリル酸トリグリセリドとカプリン酸トリグリセリド及び/又はラウリン酸トリグリセリドとの組み合わせが挙げられる。特に、カプリル酸トリグリセリドとカプリン酸トリグリセリドとの組み合わせは、ガラナエキス末及び/又はビタミンBの懸濁状態の安定性をより一層効果的に向上させ得るので好適である。
中鎖脂肪酸トリグリセリドとして、カプリル酸トリグリセリドとカプリン酸トリグリセリド及び/又はラウリン酸トリグリセリドとの組み合わせを使用する場合、これらの比率については、特に制限されないが、例えば、中鎖脂肪酸トリグリセリドの総量100重量部当たりのカプリル酸トリグリセリドの比率として、60重量部以上、好ましくは60〜99重量部、より好ましくは70〜80重量部が挙げられる。
本発明の経口組成物における(A)成分の含有量については、特に制限されないが、例えば、70〜99.4999重量%、好ましくは70〜98.9999重量%、より好ましくは75〜98.9999重量%が挙げられる。特に、本発明の経口組成物において、後述する清涼化剤及び/又は香料を含む場合であれば、(A)成分の含有量として、通常70〜99.3重量%、好ましくは70〜97.9重量%、より好ましくは75〜88.9重量%が挙げられる。
(B)ジペプチド
本発明の経口組成物は、前記中鎖脂肪酸トリグリセリド中に、ジペプチド((B)成分と表記することもある)を懸濁させた状態で含有する。
ジペプチドとは、2つのアミノ酸がペプチド結合によって結合している水溶性の化合物である。本発明で使用されるジペプチドは、同一のアミノ酸2個によって構成されていてもよく、また異なる2種のアミノ酸によって構成されていてもよい。また、ジペプチドを構成するアミノ酸は、天然に存在するアミノ酸であってもよく、また天然に存在するアミノ酸に置換基を付加した非天然アミノ酸であってもよい。
本発明で使用されるジペプチドの種類については、可食性であることを限度として、特に制限されないが、好ましくはアスパルテームが挙げられる。ジペプチドとしてアスパルテームを使用することによって、ガラナエキス末及び/又はビタミンBの懸濁状態の安定性をより一層向上させると共に、本発明の経口組成物に甘味を付与して呈味を向上させることもできる。
本発明の経口組成物において、(A)成分と(B)成分の比率については、特に制限されないが、ガラナエキス末及び/又はビタミンBの懸濁状態の安定性をより一層効果的に向上させるという観点から、(A)成分100重量部当たりの(B)成分の比率として、好ましくは0.5〜7重量部、より好ましくは1〜7重量部が挙げられる。
本発明の経口組成物における(B)成分の含有量については、特に制限されないが、例えば、0.5〜5重量%が挙げられる。ガラナエキス末及び/又はビタミンBの懸濁状態の安定性をより一層効果的に向上させるという観点から、(B)成分の含有量として、好ましくは1〜5重量%、より好ましくは1〜3重量%が挙げられる。
(C)ガラナエキス末及び/又はビタミンB
本発明の経口組成物は、水溶性機能性成分として、ガラナエキス末及び/又はビタミンB((C)成分と表記することもある)を懸濁状態で含有する。本発明の経口組成物では、前記中鎖脂肪酸トリグリセリド中で前記ジペプチドと共にガラナエキス末及び/又はビタミンBが懸濁されていることにより、懸濁状態を安定に維持することができる。
ガラナエキス末とは、ムクロジ科ガラナ属のつる植物であるガラナ(Paullinia cupana)の種子、又は種子を含む果肉を抽出処理して得られる水溶性のエキス末である。ガラナエキス末は、公知の手法に従って得ることができる。具体的には、ガラナエキス末は、ガラナの種子又は種子を含む果肉を必要に応じて粉砕した後に、水又は含水エタノールを抽出溶媒として使用して抽出処理を行った後に、得られた抽出液を乾燥処理に供することによって得ることができる。ガラナの種子又は種子を含む果肉に対して抽出溶媒として水を使用して抽出処理を行う場合であれば、例えば、80〜100℃、好ましくは90〜100℃の温度条件下で抽出処理を行えばよい。また、ガラナの種子又は種子を含む果肉に対して抽出溶媒として含水エタノールを使用して抽出処理を行う場合であれば、例えば、エタノール含量が30〜60重量%、好ましくは45〜55重量%の含水エタノールを使用し、10〜40℃、好ましくは20〜30℃の温度条件下で抽出処理を行えばよい。水を抽出溶媒として得られたガラナエキス末は、水に対する溶解性が高く、本発明において好適に使用される。また、抽出処理後に得られた抽出液に対して行われる乾燥処理条件については、特に制限されないが、例えば、スプレー乾燥、温風乾燥、凍結乾燥等が挙げられる。
ビタミンBとしては、具体的には、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、及びこれらの塩が挙げられる。ビタミンBの中でも、懸濁状態の安定性をより一層向上させるという観点から、好ましくは、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ナイアシン、パントテン酸、及びこれらの塩;更に好ましくは、ビタミンB2、ビタミンB6が挙げられる。
これらのビタミンBの塩の形態としては、可食性であることを限度として、特に制限さればいが、例えば、ビタミンB1及の場合であれば塩酸塩、硝酸塩等、ビタミンB6の場合であれば塩酸塩、パントテン酸の場合であればカルシウム塩等が挙げられる。
本発明の経口組成物において、ビタミンBは1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
本発明の経口組成物において、(C)成分として、ガラナエキス末又はビタミンBのいずれか一方のみを使用してもよく、またこれらを組み合わせて使用してもよい。
本発明の経口組成物において、(A)成分と(C)成分の比率については、特に制限されないが、ガラナエキス末及び/又はビタミンBの懸濁状態の安定性をより一層効果的に向上させるという観点から、(A)成分100重量部当たり、(C)成分が、好ましくは0.0001〜7重量部となる比率が挙げられる。
本発明の経口組成物における(C)成分の含有量については、特に制限されないが、例えば、0.00001〜5重量%、好ましくは0.0001〜5重量%、より好ましくは0.0001〜3重量%が挙げられる。
本発明の経口組成物において、(B)成分と(C)成分の比率については、特に制限されないが、ガラナエキス末及び/又はビタミンBの懸濁状態の安定性をより一層効果的に向上させるという観点から、(B)成分100重量部当たり、(C)成分が、好ましくは0.01〜500重量部、より好ましくは0.01〜300重量部、更に好ましくは0.01〜100重量部となる比率が挙げられる。
清涼化剤
本発明の経口組成物は、前述する成分の他に、口腔内に適用した際に清涼感を付与するために、必要に応じて、清涼化剤が含まれていてもよい。清涼化剤は親油性を示すので、本発明の経口組成物に清涼化剤が含まれる場合、清涼化剤は前記(A)成分に溶解した状態で存在する。
本発明で使用される清涼化剤については、可食性であることを限度として、特に制限されないが、例えば、メントール、リモネン、メントン、カルボン、アネトール、サリチル酸メチル、シンナミックアルデヒド、オクチルアルデヒド、リナロール、リナリールアセテート、メンチルアセテート、ピネン等の化合物;ペパーミント油、スペアミント油、ハッカ油、マスティック油、パセリ油、アニス油、ユーカリ油、ウィンターグリーン油、カシア油、レモン油、オレンジ油、カルダモン油、コリアンダー油、マンダリン油、ライム油、ラベンダー油、ローレル油、カモミル油、キャラウェイ油、ベイ油、レモングラス油、パインニードル油、ネロリ油、ローズ油、ジャスミン油等の精油が挙げられる。これらの清涼化剤の中でも、好ましくはメントール、及びメントールを含む精油(例えば、ペパーミント油、スペアミント油、ハッカ油等)が挙げられる。これらの清涼化剤は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
本発明の経口組成物に清涼化剤を含有させる場合、その含有量については、使用する清涼化剤の種類、備えさせるべき清涼感等に応じて適宜設定すればよいが、例えば、0.1〜29重量%、好ましくは1〜20重量%、より好ましくは10〜20重量%が挙げられる。
香料
本発明の経口組成物には、前述する成分の他に、口腔内に適用した際に良好な香気や多様な風味を付与するために、香料が含まれていてもよい。一般的な香料は、親油性を示すので、本発明の経口組成物に香料が含まれる場合、香料は前記(A)成分に溶解した状態で存在する。
本発明で使用される香料については、可食性であることを限度として、特に制限されず、天然香料又は人工香料のいずれであってもよく、また単品香料又は調合香料のいずれであってもよい。香料の中でも、果実風味及び/又は冷涼感を付与できる香料は、本発明の経口組成物に所望の風味を付与できるため、好適に使用される。このような香料としては、例えば、ピーチフレーバー、アップルフレーバー、ストロベリーフレーバー、バナナフレーバー、パイナップルフレーバー、グレープフレーバー、マンゴーフレーバー、トロピカルフルーツフレーバー、バターフレーバー、ミルクフレーバー、フルーツミックスフレーバー等の調合香料が挙げられる。
本発明の経口組成物に香料を含有させる場合、その含有量については、使用する香料の種類、備えさせるべき香気や風味等に応じて適宜設定すればよいが、例えば、0.1〜5重量%、好ましくは1〜4重量%、より好ましくは2〜4重量%が挙げられる。
その他の添加成分
本発明の経口組成物には、前述する成分の他に、本発明の効果を損なわないことを限度として、必要に応じて、他の栄養成分や薬理成分を含有していてもよい。但し、(B)成分及び(C)成分以外の水溶性成分については、本発明の経口組成物の懸濁状態の安定性に悪影響を及ぼす惧れがあるので、本発明の経口組成物に含有させる場合には、その含有量については、本発明の効果を損なわない範囲に設定すればよいが、本発明の経口組成物において懸濁状態の安定性をより高めるという観点から、(B)成分及び(C)成分以外の水溶性成分を実質的に含まないことが望ましい。
更に、本発明の経口組成物には、必要に応じて、前述する成分以外の基剤や添加剤等が含まれていてもよい。このような基剤及び添加剤としては、食品や医薬品に使用可能なものであれば特に制限されないが、例えば、油性基剤(中鎖脂肪酸トリグリセリド以外)、水溶性高分子、乳化剤、金属石鹸、低級アルコール類、多価アルコール、pH調整剤、緩衝剤、酸化防止剤、防腐剤、酸味料、苦味料、香料、粉体、増粘剤、色素、キレート剤等が挙げられる。これらの基剤や添加剤は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。また、これらの基剤や添加剤の含有量については、使用する添加成分の種類等に応じて適宜設定される。
なお、長鎖脂肪酸(炭素数14以上)トリグリセリドは、ガラナエキス末及び/又はビタミンBの懸濁状態の安定性に悪影響を及ぼす惧れがあるので、本発明の経口組成物に含有させる場合には、その含有量については、本発明の効果を損なわない範囲に設定しておくことが望ましい。本発明の経口組成物に長鎖脂肪酸トリグリセリドを含有させる場合、具体的には、長鎖脂肪酸トリグリセリドの含有量として、7重量%以下、好ましくは1重量%以下、より好ましくは0.5重量%以下が挙げられる。
製造方法
本発明の経口組成物の製造方法については、前記(A)成分中で、前記(B)成分及び(C)成分が懸濁状態で含有させ得ることを限度として特に制限されないが、好適な例として、前記(A)成分に、前記(B)成分及び(C)成分を添加して懸濁させる工程を含む方法が挙げられる。このように、前記(A)成分中で、前記(B)成分及び(C)成分を同時に懸濁させることによって、(C)成分の懸濁状態の安定性に優れた経口組成物を得ることができる。
前記(A)成分に前記(B)成分及び(C)成分を添加して懸濁する方法としては、特に制限されず、機械的撹拌、超音波撹拌等の公知の懸濁方法によって行えばよい。また、(C)成分を懸濁状態にするためには、加温条件下で懸濁を行うことが好ましい。懸濁時の加温条件としては、通常40〜100℃、好ましくは45〜90℃、より好ましくは60〜90℃、更に好ましくは70〜90℃、特に好ましくは80〜90℃が挙げられる。
また、本発明の経口組成物に、前記(A)〜(C)成分以外の成分を配合する場合には、親油性成分の場合であれば、前記懸濁工程の前又は後に原料中に添加すればよく、また親水性成分の場合であれば、前記懸濁工程の前に原料中に添加して前記懸濁工程によって当該水溶性成分を懸濁したり、或は前記懸濁工程後に添加して再度懸濁を行って当該水溶性成分を懸濁したりすればよい。
剤型・用途
本発明の経口組成物は、前記(B)成分及び(C)成分が前記(A)成分に懸濁した液状の形態を呈する。本発明の経口組成物は、液状のまま口腔内に適用される口腔ケア製品として使用してもよいが、ソフトカプセル剤に充填してソフトカプセル剤として提供することが好ましい。
本発明の経口組成物をソフトカプセル剤として製剤化する場合、ソフトカプセル剤において一般的に使用されているソフトカプセル皮膜で、本発明の経口組成物を被包すればよい。
ソフトカプセル皮膜は、皮膜を形成でき、且つ可食性の水溶性高分子を基剤として含むものであればよい。ソフトカプセル皮膜の基剤として、具体的には、ゼラチン、寒天、キサンタンガム、カラヤガム、ローカストビーンガム、アラビアガム、プルラン、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、アルギン酸アトリウム等が挙げられる。これらの基剤は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。これらの基剤の中でも、好ましくはゼラチンが挙げられる。
ソフトカプセル皮膜における前記基剤の含有量については、特に制限されないが、例えば、40〜90重量%、好ましくは50〜80重量%、より好ましくは55〜75重量%が挙げられる。
また、ソフトカプセル皮膜には、前記基剤の他に、前記基剤の可塑化を促すために、必要に応じて、可塑剤が含まれていてもよい。可塑剤としては、例えば、グリセリン、プロピレングリコール、ソルビトール等が挙げられる。これらの可塑剤は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
ソフトカプセル皮膜に可塑剤を含有させる場合、その含有量については、使用する可塑剤の種類等に応じて適宜設定すればよいが、例えば、5〜50重量%、好ましくは10〜40重量%、より好ましくは20〜30重量%が挙げられる。
更に、ソフトカプセル皮膜には、必要に応じて、皮膜の安定性向上、調味、溶解性調整等の目的で、水、乳化剤、低級アルコール類、pH調整剤、緩衝剤、酸化防止剤、防腐剤、酸味料、苦味料、香料、粉体、増粘剤、キレート剤等の添加剤が含まれていてもよい。これらの添加剤は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
また、ソフトカプセル皮膜は、透明、半透明、又は不透明のいずれであってもよい。従来技術では、油性基剤中にガラナエキス末及び/又はビタミンBを安定に懸濁させた経口組成物を、内部を視認可能な透明又は半透明のソフトカプセル皮膜で被包すると、ガラナエキス末及び/又はビタミンBの懸濁状態を安定に維持できず、経口組成物中で層分離が生じた状態が外部から視認され、外観が損なわれるという欠点があったが、本発明では、このような欠点が克服されており、内部を視認可能な透明又は半透明のソフトカプセル皮膜で被包しても、経口組成物における懸濁状態が安定に維持され、外観が低下することを抑制できる。このような本発明の効果を鑑みれば、本発明の経口組成物を被包するソフトカプセル皮膜は、内部を視認可能な透明又は半透明であることが好ましい。
本発明の経口組成物をソフトカプセル皮膜によって被包する方法については、公知のソフトカプセル剤の製造方法であればよく、例えば、ロータリー式ソフトカプセル化法、シームレスカプセル化法等が挙げられる。これらの中でも、シームレスカプセル化法は、ソフトカプセル剤の表面に継ぎ目がない優れた外観を備えるソフトカプセル剤を製造できるので、好適である。
2.ガラナエキス末及び/又はビタミンBの懸濁状態の安定化方法
本発明は、更に、(A)中鎖脂肪酸トリグリセリド中で、(B)ジペプチドの存在下で(C)ガラナエキス末及びビタミンBよりなる群から選択される少なくとも1種を懸濁することを特徴とする、ガラナエキス末及び/又はビタミンBの懸濁状態の安定化方法を提供する。
当該安定化方法において使用される(A)〜(C)成分の種類や好適なもの、(A)〜(C)成分の配合量等については、前記「1.経口組成物」の欄に記載の通りである。
以下に実施例を示して本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
なお、以下の試験例及び処方例で使用した原料は、以下の通りである。
中鎖脂肪酸トリグリセリド1:主成分としてカプリル酸トリグリセリド及びカプリン酸トリグリセリドが含まれる中鎖脂肪酸トリグリセリド混合物(カプリル酸トリグリセリド81.6重量%、カプリン酸トリグリセリド17.4重量%含有)、商品名「ココナードMT」(花王株式会社製)
中鎖脂肪酸トリグリセリド2:主成分としてカプリル酸トリグリセリドが含まれる中鎖脂肪酸トリグリセリド混合物(カプリル酸トリグリセリド97.3重量%、カプリン酸トリグリセリド2.2重量%含有)、商品名「ココナードRK」(花王株式会社製)
中鎖脂肪酸トリグリセリド3:主成分としてカプリル酸トリグリセリド、カプリン酸トリグリセリド、及びラウリン酸トリグリセリドが含まれる中鎖脂肪酸トリグリセリド混合物(カプリル酸トリグリセリド37.6重量%、カプリン酸トリグリセリド33.9重量%、ラウリン酸トリグリセリド20.2重量%含有)、商品名「ココナードML」(花王株式会社製)
中鎖脂肪酸トリグリセリド4:主成分としてカプリル酸トリグリセリドが含まれる中鎖脂肪酸トリグリセリド(カプリル酸トリグリセリド95重量%以上)、商品名「スコレー8」(日清オイリオグループ株式会社製)
中鎖脂肪酸トリグリセリド5:主成分としてカプリル酸トリグリセリド及びカプリン酸トリグリセリドが含まれる中鎖脂肪酸トリグリセリド混合物(カプリル酸トリグリセリド約75重量%、カプリン酸トリグリセリド約25重量%含有)、商品名「O.D.O」(日清オイリオグループ株式会社製)
中鎖脂肪酸トリグリセリド6:主成分としてカプリル酸トリグリセリド及びカプリン酸トリグリセリドが含まれる中鎖脂肪酸トリグリセリド混合物(カプリル酸トリグリセリド約60重量%、カプリン酸トリグリセリド約40重量%含有)、商品名「スコレー64G」(日清オイリオグループ株式会社製)
長鎖脂肪酸トリグリセリド1:ヤシ油、商品名「精製パーム油」(不二製油株式会社)
長鎖脂肪酸トリグリセリド2:ひまわり油、商品名「J ひまわり白絞油NS」(株式会社J-オイルミルズ)
ガラナエキス末:商品名「ガラナエキスパウダー」(日本粉末薬品株式会社製)
ビタミンB1:商品名「ビタミンB1塩酸塩」(三菱化学フーズ株式会社製)
ビタミンB2:商品名「リボフラビンF」(三菱化学フーズ株式会社製)
ビタミンB6:商品名「ビタミンB6」(三菱化学フーズ株式会社製)
ビタミンB12:商品名「ビタミンB12 0.1%WSN」(DMSニュートリションジャパン株式会社製)
ナイアシン:商品名「ニコチン酸アミド」(DMSニュートリションジャパン株式会社製)
パントテン酸:商品名「パントテン酸カルシウム」(DMSニュートリションジャパン株式会社製)
試験例1
表1〜3に示す組成の経口組成物を調製した。具体的には、表1〜3に示す脂肪酸トリグリセリドに、表1〜3に示す水溶性成分(1)、及び表1〜3に示す水溶性成分(2)を所定量添加した後に、表1〜3に示す温度条件及び撹拌時間で、トルネード攪拌機(「トルネード PM-202」、アズワン株式会社製)を用いて回転数500rpmによって機械的な撹拌を行って懸濁状態を形成させて、経口組成物を得た。また、実施例16及び17の場合には、懸濁状態を形成された後に、表3に示すに示す清涼化剤を所定量添加して混合し、経口組成物を得た。
得られた経口組成物について、製造直後の外観を観察し、懸濁状態の形成の有無について確認した。また、得られた経口組成物10mlを15ml容の透明プラスチックチューブ(「Falcon コニカルチューブ 15 mL」、コーニングジャパン株式会社製;ポリプロピレン スクリューキャップ付き)に入れて、25℃で1週間静置した後に外観を観察し、以下の判定基準に従って、保存後の分離度により、懸濁状態を評価した。
<保存後の分離度の判定基準>
5:分離した層がない、又は分離した層が極めて僅か(1mm未満)にしか認められない。
4:分離した層が僅か(1mm以上10mm未満)にしか認められない。
3:分離した層が少し(10mm以上20mm未満)だけ認められるが、製剤としては許容できる範囲である。
2:分離した層が明らか(20mm以上30mm未満)認められる。
1:分離した層が著しく(30mm以上)認められる。
得られた結果を表1〜3に示す。表1及び2から明らかなように、中鎖脂肪酸トリグリセリドに、アスパルテームと共にガラナエキス末又はビタミンBを懸濁させて得られた経口組成物では、保存後でも懸濁状態を安定に維持できていた(実施例1〜29)。また、アスパルテームと共にガラナエキス末又はビタミンBを懸濁させて得られた経口組成物(実施例1〜29)は、粘性を有していた。
これに対して、中鎖脂肪酸トリグリセリドに、アスパルテームと共にガラナエキス末又はビタミンBを添加しても、低温(25℃で60分)で撹拌するだけでは、懸濁状態を形成できなかった(比較例1及び2)。また、アスパルテームを配合しなかった場合、及びアスパルテームに代えてキシリトール又はスクラロースを使用した場合には、中鎖脂肪酸トリグリセリドにビタミンBを高温条件(80℃で60分)で撹拌しても、懸濁状態を形成できなかった(比較例3〜5)。また、長鎖脂肪酸トリグリセリドに、アスパルテームと共にガラナエキス末又はビタミンBを添加して高温条件で撹拌しても、懸濁状態を形成できなかった(比較例6及び7)。更に、中鎖脂肪酸トリグリセリドに、アスパルテームと共に、ガラナエキス末又はビタミンB以外の水溶性成分を添加して高温条件で撹拌すると、製造直後には、懸濁状態が確認できたが、1週間静置後には、著しい層分離が認められ、懸濁状態を安定に維持することができなかった(比較例8〜11)。
以上の結果から、ガラナエキス末及び/又はビタミンBを油性基剤中で安定な懸濁状態を形成するには、油性基剤として中鎖脂肪酸トリグリセリドを選択し、且つジペプチド(アスパルテーム)と共にガラナエキス末及び/又はビタミンBを懸濁させることが必要になることが明らかとなった。
処方例
表4に示す組成の経口組成物を、試験例1と同様の方法により調製した。次いで、得られた各経口組成物を、表4に記載の組成のソフトカプセル皮膜を用いて、シームレスカプセル化法により被包することにより、半透明なソフトカプセル剤を得た。これらのソフトカプセル剤は、懸濁状態が安定に維持され、外観が良好であった。

Claims (9)

  1. (A)中鎖脂肪酸トリグリセリド、(B)ジペプチド、並びに(C)ガラナエキス末及びビタミンBよりなる群から選択される少なくとも1種を含み、
    前記(B)成分及び(C)成分が、前記(A)成分に懸濁した状態で含まれる、ことを特徴とする経口組成物。
  2. 前記(B)成分がアスパルテームである、請求項1に記載の経口組成物。
  3. 前記(B)成分の含有量が0.5〜5重量%である、請求項1又は2に記載の経口組成物。
  4. 前記(C)成分が、ガラナエキス末、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ナイアシン、パントテン酸、及びこれらの塩よりなる群から選択される少なくとも1種である、請求項1〜3のいずれかに記載の経口組成物。
  5. 前記(C)成分の含有量が0.00001〜5重量%である、請求項1〜4のいずれかに記載の経口組成物。
  6. 前記(A)成分の含有量が70〜99.4999重量%である、請求項1〜5のいずれかに記載の経口組成物。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の経口組成物が充填されてなる、ソフトカプセル剤。
  8. (A)中鎖脂肪酸トリグリセリドに、(B)ジペプチド並びに(C)ガラナエキス末及びビタミンBよりなる群から選択される少なくとも1種を添加して懸濁させる工程を含む、経口組成物の製造方法。
  9. (A)中鎖脂肪酸トリグリセリド中で、(B)ジペプチドの存在下で(C)ガラナエキス末及びビタミンBよりなる群から選択される少なくとも1種を懸濁することを特徴とする、ガラナエキス末及び/又はビタミンBの懸濁状態の安定化方法。
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