JP2017019355A - フィラーパイプ - Google Patents

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優介 大脇
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Abstract

【課題】燃料蒸気の漏出を確実に防止する。【解決手段】フィラーパイプPaは、上端部が給油ガンGのノズルNを挿入させるための挿入孔13となっているフィラーネック11と、挿入孔13内に臨むようにフィラーネック11に取り付けられ、給油キャップCによって開閉される給油口24を構成するリテーナ20と、リテーナ20に形成され、給油キャップCに当接して給油口24の開口縁をシールするシール部23と、フィラーネック11の外面に形成され、フィラーネック11とリテーナ20を気密状に固着する接着層18とを備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、フィラーパイプに関するものである。
特許文献1には、パイプ本体を構成する合成樹脂製のフィラーネックに、給油キャップとの隙間を塞ぐ金属製のシール部材を取り付けた形態のフィラーパイプが開示されている。シール部材とフィラーネックは、溶着によって一体化されているので、フィラーパイプ内の燃料蒸気が、フィラーネックとシール部材との隙間を通ってフィラーパイプの外部へ漏出することが防止される。
特開2014−051187号公報
上記のフィラーパイプは、溶着の際にフィラーネックを加熱するため、フィラーネックが不正な変形を生じることが懸念される。もし、フィラーネックが不測の変形を来すと、フィラーネックとシール部材との間に隙間が生じ、燃料蒸気が漏出する虞がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、燃料蒸気の漏出を確実に防止することを目的とする。
本発明のフィラーパイプは、
上端部が給油ガンのノズルを挿入させるための挿入孔となっているフィラーネックと、
前記挿入孔内に臨むように前記フィラーネックに取り付けられ、給油キャップによって開閉される給油口を構成する機能部品と、
前記機能部品に形成され、前記給油キャップに当接して前記給油口の開口縁をシールするシール部と、
前記フィラーネックの外面に形成され、前記フィラーネックと前記機能部品を気密状に固着する接着層とを備えているところに特徴を有する。
フィラーネックと機能部品を固着する手段として、接着層を用いているので、フィラーネックを直接的に加熱溶融させる必要がない。したがって、合成樹脂製のフィラーネックを用いた場合でも、フィラーネックに不正な変形を生じさせることなく機能部品を気密状に固着させることができる。これにより、燃料蒸気の漏出を確実に防止することができる。
実施例1のフィラーパイプに給油キャップを取り付けた状態をあらわす断面図 フィラーパイプに給油ガンを挿入した状態をあらわす断面図 図1のフィラーパイプの積層構造をあらわす部分拡大断面図 実施例2のフィラーパイプの断面図 実施例3のフィラーパイプの断面図
(a)本発明のフィラーパイプは、前記機能部品には、前記給油キャップをねじ込むための雌ネジ部と、前記フィラーネックに挿入された給油ガンのノズルを位置決めする位置決め部の少なくともいずれか1つが一体に形成されていてもよい。この構成によれば、雌ネジ部や位置決め部を機能部品とは別体の部品とする場合に比べると、部品点数が少なくて済む。
(b)本発明のフィラーパイプは、前記接着層が前記フィラーネックの内周面に形成されていてもよい。この構成によれば、機能部品が接着される前に接着層に異物が付着し難い。
(c)本発明のフィラーパイプは、(b)において、前記機能部品に、前記フィラーネックの外周面に対して弾性的に当接するバネ部が形成されていてもよい。この構成によれば、機能部品を接着層に強固に固着させることができる。
(d)本発明のフィラーパイプは、(b)において、前記フィラーネックの外周面と前記機能部品との間に、弾性変形可能なスペーサが介装されていてもよい。この構成によれば、機能部品を接着層に強固に固着させることができる。
(e)本発明のフィラーパイプは、前記フィラーネックの内周に、前記機能部品を係止させることで、前記機能部品を軸線方向に位置決めする段差部が形成されていてもよい。この構成によれば、機能部品をフィラーネックの適正な位置に固着することができる。
(f)本発明のフィラーパイプは、(e)において、前記段差部に、前記フィラーネックの軸線方向に対して斜めをなすテーパ面が形成され、前記テーパ面に前記接着層が形成されていてもよい。この構成によれば、フィラーネックと機能部品の径寸法の公差が大きくても、機能部品を接着層に確実に固着させることができる。
<実施例1>
以下、本発明を具体化した実施例1を図1〜図3を参照して説明する。実施例1のフィラーパイプPaは、下端部が燃料タンク(図示省略)に接続されたパイプ本体10と、パイプ本体10に取り付けられたリテーナ20(請求項に記載の機能部品)とを備えている。パイプ本体10の上端部は、フィラーネック11となっている。フィラーネック11の上端部は、円筒形をなして上方へ開放された取付け端部12となっている。取付け端部12の内部空間は、給油ガンGのノズルNを挿入させるための円形断面の挿入孔13となっている。
フィラーネック11を含むパイプ本体10は、合成樹脂製であり、図3に示すように、4層の樹脂層からなる積層構造となっている。積層構造は、パイプ本体10の外周面に露出する外層14と、外層14の内周面に重なる接着剤からなる結合層15と、接合層の内周面に重なるバリア層16と、バリア層16の内周面に重なる接着層18とから構成されている。接着層18は、パイプ本体10(フィラーネック11)の内周面に露出している。外層14と結合層15とバリア層16は、積層基材17を構成している。
接着層18は、リテーナ20をフィラーネック11(パイプ本体10)に取り付ける直前に、積層基材17の内周面の全領域に塗布されたものである。この接着層18は、フィラーネック11の内周面のみに形成され、フィラーネック11の外周面には形成されていない。接着層18は、フィラーネック11の取付け端部12にリテーナ20を固着する手段として機能する。
リテーナ20は、金属製(SUS)であり、全体として筒状をなす単一部品である。リテーナ20は、円筒状をなす外筒部21と、外筒部21と同軸状に配されて外筒部21の内周面と対向する筒状の内筒部22と、外筒部21の上端縁と内筒部22の上端縁とを連結する折返状のシール部23とを備えている。外筒部21の内径は、フィラーネック11の取付け端部12の外径とほぼ同じ寸法である。リテーナ20をフィラーネック11に取り付けた状態では、リテーナ20の上端の開口部が給油口24となる。給油口24は、給油口24は挿入孔13と連通し、給油キャップCによって開閉される。シール部23は給油口24の開口縁部を構成する。
内筒部22のうち上端側の領域(給油口24に近い領域)は、円筒部25となっている。円筒部25のうちの上端側領域には、雌ネジ部26が形成されている。給油キャップCは、雌ネジ部26にねじ込まれることにより、リテーナ20を介してフィラーネック11に取り付けられる。給油キャップCをフィラーネック11に取り付けた状態では、給油キャップCがシール部23に当接することにより、給油口24が気密状に閉塞される。これにより、燃料蒸気が給油口24と給油キャップCとの隙間から外部へ漏出することが防止される。給油キャップCをフィラーネック11から外した状態では、フィラーパイプPaの内部(燃料の給油経路)が、挿入孔13及び給油口24において外部へ開放される。
円筒部25のうち下端側領域(円筒部25よりも下方の領域)は、フィラーネック11に固着される円筒形の固着部27となっている。固着部27は、雌ネジ部26よりも下方に位置する。固着部27の外径は、取付け端部12(挿入孔13)の内径とほぼ同じ寸法とされている。内筒部22のうち円筒部25よりも下方の領域は、筒状の位置決め部28となっている。位置決め部28は、円筒部25よりも小径であり、円筒部25に対して偏心している。位置決め部28は、給油口24に挿入されたノズルNを径方向及び軸線方向に位置決めする。
リテーナ20をフィラーネック11に取り付ける際には、積層基材17の内周面に接着剤(図示省略)を塗布して接着層18を形成する。そして、フィラーネック11の取付け端部12にリテーナ20を組み付ける。このとき、内筒部22の位置決め部28を先に向けて挿入孔13内に挿入し、内筒部22をフィラーネック11の内周面(接着層18)に摺接させるとともに、外筒部21をフィラーネック11の外周面に摺接させる。このようにしてリテーナ20をフィラーネック11に組み付けると、接着層18の接着力により、リテーナ20の円筒部25のうち固着部27の外周面が、フィラーネック11(取付け端部12)の上端部の内周面に固着される。
このようにしてリテーナ20をフィラーネック11に固着した状態では、リテーナ20(固着部27の外周面)とフィラーネック11(取付け端部12の内周面)との嵌合部分が、全周に亘り、接着剤によって気密にシールされている。したがって、フィラーパイプPa内の燃料蒸気が、リテーナ20の内筒部22の外周面とフィラーネック11の内周面との界面を通過する虞はない。これにより、リテーナ20とフィラーネック11との隙間を経路とする燃料蒸気の漏出が防止される。
本実施例1のフィラーパイプPaは、上端部が給油ガンGのノズルNを挿入させるための挿入孔13となっているフィラーネック11と、挿入孔13内に臨むようにフィラーネック11に取り付けられ、給油キャップCによって開閉される給油口24を構成するリテーナ20とを備えている。リテーナ20には、給油キャップCに当接して給油口24の開口縁をシールするシール部23が形成されており、フィラーネック11の外面(取付け端部12の内周面)には、フィラーネック11とリテーナ20を気密状に固着(接着)する接着層18が形成されている。
本実施例1のフィラーパイプPaは、フィラーネック11とリテーナ20を固着する手段として、溶着ではなく、接着層18を用いている。したがって、固着する工程で、フィラーネック11を直接的に加熱溶融させる必要がない。本実施例1のフィラーネック11は合成樹脂製であるが、加熱によってフィラーネック11に不正な変形を生じさせることなく、リテーナ20をフィラーネック11に気密状に固着させることができる。
また、リテーナ20には、給油キャップCをねじ込むための雌ネジ部26と、フィラーネック11に挿入された給油ガンGのノズルNを位置決めするための位置決め部28とが一体に形成されている。したがって、雌ネジ部26や位置決め部28をリテーナ20とは別体の部品とする場合に比べると、部品点数が少なくて済んでいる。また、接着層18はフィラーネック11の内周面のみに形成されているので、リテーナ20が接着される前に接着層18に異物が付着し難くなっている。
<実施例2>
次に、本発明を具体化した実施例2を図4を参照して説明する。本実施例2のフィラーパイプPbは、リテーナ40(請求項に記載の機能部品)をフィラーネック30に組み付けたときに、リテーナ40を軸線方向に位置決めする機能と、リテーナ40とフィラーネック30との固着性能の信頼性を向上させる機能とを発揮するようにしたものである。その他の構成については上記実施例1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
フィラーネック30の取付け端部31のうち上端に近い位置には、段差部32が周方向に沿って形成されている。段差部32は、取付け端部31の上端部を構成する円筒形の大径領域33と、大径領域33より下方に配された円筒形の小径領域34と、大径領域33の下端縁と小径領域34の上端縁とを繋ぐストッパ35とから構成されている。小径領域34は、大径領域33と同軸状に配されている。ストッパ35の上面(内面)は、取付け端部31の軸線に対して斜めをなすテーパ面36となっている。大径領域33の内周面とテーパ面36は鈍角をなして連なっている。そして、接着層18は、大径領域33の内周面と、テーパ面36とを含むフィラーネック30の内周面全領域に形成されている。
リテーナ40は、実施例1と同様、外筒部41と内筒部42とシール部43とを有する。外筒部41の周方向における一部または全体は、バネ部44となっている。バネ部44には、内周側へ突出する突起部45が形成されている。内筒部42とシール部43は、実施例1と同じ形状である。リテーナ40をフィラーネック30に取り付けられていない状態では、突起部45と内筒部42の固着部46との径方向の間隔は、フィラーネック30の大径部の厚さ寸法よりも小さい寸法に設定されている。リテーナ40の位置決め部47の上端部には、テーパ面36と並行をなす当接部48が形成されている。
リテーナ40をフィラーネック30に組み付けると、当接部48がテーパ面36に突き当たることにより、リテーナ40が軸線方向において位置決めされる。そして、当接部48をテーパ状に強く押し付けることにより、テーパ面36の接着層18とリテーナ40とが強固に固着(接着)される。また、リテーナ40を取り付けた状態では、バネ部44がフィラーネック30の外周面に当接することにより径方向外方へ弾性撓みさせられる。したがって、バネ部44の弾性復元力により、固着部46が、大径領域33に形成されている接着層18に対し強く押し付けられて固着(接着)される。
上述のように本実施例2では、接着層18がフィラーパイプPbの内周面に形成されており、リテーナ40には、フィラーネック30の外周面に対して弾性的に当接するバネ部44が形成されている。この構成によれば、リテーナ40を接着層18に強固に固着させることができる。また、フィラーネック30の内周には、リテーナ40を係止させることで、リテーナ40を軸線方向に位置決めする段差部32が形成されているので、リテーナ40をフィラーネック30の適正な位置に固着することができる。また、段差部32には、フィラーネック30の軸線方向に対して斜めをなすテーパ面36が形成され、このテーパ面36に接着層18が形成されている。この構成によれば、フィラーネック30とリテーナ40の径寸法の公差が大きくても、リテーナ40を接着層18に確実に固着させることができる。
<実施例3>
次に、本発明を具体化した実施例3を図5を参照して説明する。本実施例3のフィラーパイプPcは、リテーナ50(請求項に記載の機能部品)において内筒部52の固着部53を接着層18に強固に固着させる手段を、上記実施例2と異なる構成としたものである。その他の構成については上記実施例2と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
本実施例3のリテーナ50の外筒部51には、実施例2のようなバネ部44は形成されていない。外筒部51のうち固着部53と対応する位置には、ゴム製のスペーサ56が固着されている。スペーサ56は、リング状をなし、外筒部51の全周に亘って配されている。リテーナ50をフィラーネック30に組み付けると、リテーナ50の位置決め部54の上端部に形成した当接部55が、段差部35のテーパ面36に当接してリテーナ50が位置決めされるとともに、テーパ面36の接着層18と当接部55とが強固に固着(接着)される。また、外筒部51のスペーサ56が、潰れるように弾性変形してフィラーネック30の外周面に当接する。したがって、スペーサ56の弾性復元力により、固着部53が、大径領域33に形成されている接着層18に対し強く押し付けられて固着(接着)される。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例1〜3では、フィラーネックを合成樹脂製としたが、フィラーパイプは金属製であってもよい。
(2)上記実施例1〜3では、機能部品を金属製(SUS)としたが、機能部品は、合成樹脂製のもの、若しくは金属部材の表面にメッキを施したものであってもよい。
(3)上記実施例1〜3では、機能部品にはシール部の他に雌ネジ部と位置決め部が形成されているが、機能部品は、シール部のみが形成されているもの、シール部と雌ネジ部が形成されているもの、シール部と位置決め部が形成されているものであってもよい。
(4)上記実施例1〜3では、フィラーネックが、燃料タンクに接続されたパイプ本体に一体に形成されているが、フィラーネックは、燃料タンクに接続されたパイプ本体とは別体の部品であってもよい。
(5)上記実施例1〜3では、接着層がフィラーネックの内周面のみに形成されているが、接着層は、フィラーネックの外周面のみに形成されていてもよく、フィラーネックの内周面と外周面の両方に形成されていてもよい。
(6)上記実施例1〜3では、フィラーパイプの積層構造を構成する接着層以外の樹脂層が3層であるが、フィラーパイプの積層構造を構成する接着層以外の樹脂層は、2層以下でもよく、4層以上でもよい。
(7)上記実施例1〜3では、フィラーパイプのうち接着層以外の領域が、複数の樹脂層で構成された積層構造となっているが、フィラーパイプのうち接着層以外の領域は、単層構造であってもよい。
(8)上記実施例2,3では、段差部に軸線に対して斜めをなすテーパ面を形成したが、段差部にテーパ面を形成せず、段差部の軸線と直交する面に機能部品を当接させて位置決めしてもよい。
(9)実施例2,3のフィラーネックの内周に形成した段差部によって機能部品を軸線方向に位置決めする構成は、実施例1にも適用できる。
(10)実施例2,3の段差部に形成したテーパ面によって機能部品と接着層とを確実に固着させる構成は、実施例1にも適用できる。
(11)実施例2の機能部品に形成したバネ部をフィラーネックの外周面に弾性的に当接させる構成は、実施例1にも適用できる。
(12)実施例3のフィラーネックの外周面と機能部品との間に弾性変形可能なスペーサを介装する構成は、実施例1にも適用できる。
C…給油キャップ
G…給油ガン
N…ノズル
Pa,Pb,Pc…フィラーパイプ
11,30…フィラーネック
13…挿入孔
18…接着層
20,40,50…リテーナ(機能部品)
23,43…シール部
24…給油口
26…雌ネジ部
28,47…位置決め部
32…段差部
36…テーパ面
44…バネ部
56…スペーサ

Claims (7)

  1. 上端部が給油ガンのノズルを挿入させるための挿入孔となっているフィラーネックと、
    前記挿入孔内に臨むように前記フィラーネックに取り付けられ、給油キャップによって開閉される給油口を構成する機能部品と、
    前記機能部品に形成され、前記給油キャップに当接して前記給油口の開口縁をシールするシール部と、
    前記フィラーネックの外面に形成され、前記フィラーネックと前記機能部品を気密状に固着する接着層とを備えていることを特徴とするフィラーパイプ。
  2. 前記機能部品には、前記給油キャップをねじ込むための雌ネジ部と、前記フィラーネックに挿入された給油ガンのノズルを位置決めする位置決め部の少なくともいずれか1つが一体に形成されていることを特徴とする請求項1記載のフィラーパイプ。
  3. 前記接着層が前記フィラーネックの内周面に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のフィラーパイプ。
  4. 前記機能部品に、前記フィラーネックの外周面に対して弾性的に当接するバネ部が形成されていることを特徴とする請求項3記載のフィラーパイプ。
  5. 前記フィラーネックの外周面と前記機能部品との間に、弾性変形可能なスペーサが介装されていることを特徴とする請求項3記載のフィラーパイプ。
  6. 前記フィラーネックの内周に、前記機能部品を係止させることで、前記機能部品を軸線方向に位置決めする段差部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のフィラーパイプ。
  7. 前記段差部に、前記フィラーネックの軸線方向に対して斜めをなすテーパ面が形成され、
    前記テーパ面に前記接着層が形成されていることを特徴とする請求項6記載のフィラーパイプ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113276666A (zh) * 2021-06-25 2021-08-20 江西昌河汽车有限责任公司 一种加油口颈内置的货车油箱

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