JP2017018570A - 呼吸安定化装置及びプログラム - Google Patents

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博文 新井
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Abstract

【課題】被検体の呼吸状態の安定化を図って、意図しない被曝及びアーチファクトを低減することにより、効果的な放射線治療又は画像撮影を実現する。
【解決手段】呼吸安定化装置10は、音出力部18、スコア値算出部24及び表示部26を有する。スコア値算出部24は、被検体の呼吸状態の安定化を図るための目標呼吸波形32と、シンクロナイザ12から取得した被検体の呼吸状態(呼吸波形85)との差異を定量化したスコア値を算出する。表示部26は、算出されたスコア値をリアルタイムに出力して被検体に教示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、患者等の被検体に対する放射線治療時又は画像撮影時に、被検体の呼吸状態の安定化を図るための呼吸安定化装置と、コンピュータを呼吸安定化装置として機能させるためのプログラムとに関する。
従来より、患者等の被検体の呼吸動作に同期した放射線治療又は画像撮影を外部機器に行わせる放射線治療装置用シンクロナイザが知られている(例えば、特許文献1及び2参照)。すなわち、被検体の呼吸状態が当該被検体に対する放射線治療又は画像撮影に大きく影響する。そこで、呼吸動作に同期して放射線治療又は画像撮影を行うことにより、効果的な放射線治療又は画像撮影を可能にしている。
特許第4531122号公報 特許第5274516号公報
ところで、被検体に対する放射線治療時又は画像撮影時に放射線治療装置用シンクロナイザを使用する場合、被検体の呼吸状態が不安定であると、放射線治療時には放射線が腫瘍から外れて正常組織への被曝が増え、一方で、画像撮影時には被検体の呼吸運動に起因したアーチファクトが増える。この結果、効果的な放射線治療又は画像撮影が望めない可能性がある。すなわち、放射線治療及び画像撮影の良否は、被検体の呼吸状態に大きく依存しており、呼吸状態が不安定な場合には、診療や治療の時間効率が低下するおそれがある。
本発明は、このような課題を考慮してなされたものであり、被検体の呼吸状態の安定化を図って、意図しない被曝及びアーチファクトを低減することにより、効果的な放射線治療又は画像撮影を実現する呼吸安定化装置及びプログラムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明に係る呼吸安定化装置は、スコア値算出部及び出力部を有する。前記スコア値算出部は、被検体の呼吸状態の安定化を図るための目標呼吸波形と、外部から取得した前記被検体の呼吸状態との差異を定量化したスコア値を算出する。また、前記出力部は、前記スコア値をリアルタイムに出力して前記被検体に教示する。
一方、本発明に係るプログラムでは、上述のスコア値算出部及び出力部を有する呼吸安定化装置としてコンピュータを機能させる。
これにより、本発明において、前記被検体は、前記出力部から前記スコア値がリアルタイムで教示されることで、前記目標呼吸波形と前記呼吸状態との差異を確認することができる。この結果、前記被検体は、自身の呼吸状態を確認しながら、呼吸の安定化を図るので、呼吸のタイミングを前記目標呼吸波形に合わせ込むことができる。
このように、放射線治療時又は画像撮影時における前記被検体の呼吸状態の安定化を図ることにより、意図しない被曝及びアーチファクトを低減することができる。この結果、効果的な放射線治療又は画像撮影が可能となる。
また、前記目標呼吸波形と前記呼吸状態との差異を前記スコア値として前記被検体にリアルタイムで教示することにより、前記被検体のやる気を促すことができ、前記呼吸状態を前記目標呼吸波形に合わせやすくなるという効果も得られる。
ここで、前記呼吸安定化装置は、予め定めた前記目標呼吸波形の周期と、前記被検体が息を吸う時間、息を吐く時間、及び/又は、息を止める時間とを設定することにより前記目標呼吸波形を設定する設定部をさらに有してもよい。この場合、前記出力部は、前記目標呼吸波形を示す目標呼吸情報をリアルタイムに出力して前記被検体に教示する。これにより、前記被検体に前記目標呼吸波形を教示しやすくなる。
また、前記出力部は、前記目標呼吸情報及び前記スコア値を視覚情報としてリアルタイムに前記被検体に教示する表示部、又は、前記目標呼吸情報及び前記スコア値を聴覚情報としてリアルタイムに前記被検体に教示する音出力部であればよい。これにより、前記目標呼吸情報及び前記スコア値を前記被検体に教示しやすくなる。
また、前記呼吸安定化装置は、外部の放射線治療装置用シンクロナイザから前記被検体の呼吸状態を示す呼吸状態情報をリアルタイムに取得する取得部をさらに有してもよい。この場合、取得した前記呼吸状態情報の示す前記被検体の呼吸状態を前記表示部がリアルタイムに表示することにより、前記被検体は、自身の呼吸状態を容易に確認することができる。
さらに、前記取得部は、前記放射線治療装置用シンクロナイザから無線通信又は有線通信により前記呼吸状態情報をリアルタイムに取得する通信部であれば、取得した前記呼吸状態情報の示す前記被検体の呼吸状態をリアルタイムに前記被検体に教示することができる。
さらにまた、前記スコア値算出部は、前記目標呼吸波形の振幅値と前記呼吸状態の振幅値とを正規化し、それらの差異を前記スコア値として前記表示部に出力すればよい。これにより、前記被検体に対して前記スコア値を理解しやすい形態でリアルタイムに当該被検体に教示することができる。
また、前記呼吸安定化装置は、前記スコア値算出部を少なくとも備えた第1装置と、前記出力部を少なくとも備えた第2装置とをさらに有してもよい。この場合、前記第1装置から前記第2装置に前記スコア値を供給することにより、前記出力部は、前記スコア値を出力する。
これにより、前記被検体は、前記呼吸安定化装置に対して何らの操作を行うことなく、前記第2装置の出力部から教示される前記スコア値のみ確認すればよい。この結果、前記被検体は、当該出力部からの教示内容に従い、呼吸の安定化に集中することができる。
また、前記第1装置及び前記第2装置が前記スコア値算出部及び前記出力部をそれぞれ備える場合、前記第1装置のスコア値算出部は、前記スコア値を算出し、前記第2装置の出力部は、前記第1装置のスコア値算出部が算出したスコア値を出力すればよい。これにより、同じ機能を有する2つの装置を用いて、一方の装置(医師等の操作者が操作する前記第1装置)から他方の装置(前記被検体側の前記第2装置)を遠隔操作することが可能となる。
さらに、前記第2装置が携帯機器である場合、前記第1装置は、無線通信又は有線通信により前記スコア値を前記携帯機器に送信し、前記携帯機器の出力部は、当該携帯機器が受信した前記スコア値を出力すればよい。この場合でも、前記第1装置から前記携帯機器を遠隔操作することが可能となる。なお、前記携帯機器は、タブレット端末、ウェアラブル端末、ノート型のパーソナルコンピュータ(PC)等の携帯型のコンピュータであればよい。
本発明によれば、被検体は、出力部からスコア値がリアルタイムで教示されることで、目標呼吸波形と呼吸状態との差異を確認することができる。この結果、前記被検体は、自身の呼吸状態を確認しながら、呼吸の安定化を図るので、呼吸のタイミングを前記目標呼吸波形に合わせ込むことができる。
このように、放射線治療時又は画像撮影時における前記被検体の呼吸状態の安定化を図ることにより、意図しない被曝及びアーチファクトの発生を抑制することができる。この結果、効果的な放射線治療又は画像撮影が可能となる。
また、前記目標呼吸波形と前記呼吸状態との差異を前記スコア値として前記被検体にリアルタイムで教示することにより、前記被検体のやる気を促すことができ、前記呼吸状態を前記目標呼吸波形に合わせ込みやすくなるという効果も得られる。
本実施形態に係る呼吸安定化装置のブロック図である。 図1の呼吸安定化装置の動作を説明するフローチャートである。 図3A及び図3Bは、入力画面の説明図である。 図4Aは、視覚パターン選択画面の説明図であり、図4Bは、音声パターン選択画面の説明図である。 図5A及び図5Bは、視覚パターン選択画面上での視覚パターンの選択を示す説明図である。 図6A及び図6Bは、視覚パターン選択画面上での視覚パターンの選択を示す説明図である。 図7A及び図7Bは、視覚パターン選択画面上での視覚パターンの選択を示す説明図である。 目標呼吸波形(トレーニング波形)と患者の実際の呼吸波形とを図示したタイミングチャートである。 図9A及び図9Bは、視覚パターンとしてのバーグラフ表示を含む表示画面の説明図である。 図10A及び図10Bは、視覚パターンとしてのバーグラフ表示を含む表示画面の説明図である。 図11A及び図11Bは、視覚パターンとしてのバーグラフ表示を含む表示画面の説明図である。 図12A及び図12Bは、視覚パターンとしてのバーグラフ表示を含む表示画面の説明図である。 図13A及び図13Bは、視覚パターンとしてのバーグラフ表示を含む表示画面の説明図である。 視覚パターンとしてのバーグラフ表示を含む表示画面の説明図である。 図15A及び図15Bは、視覚パターンとしての言語表示を含む表示画面の説明図である。 視覚パターンとしての言語表示を含む表示画面の説明図である。 図17A及び図17Bは、視覚パターンとしての円表示を含む表示画面の説明図である。 図18A及び図18Bは、視覚パターンとしての肺表示を含む表示画面の説明図である。 視覚パターンとしての波形表示を含む表示画面の説明図である。 図20A及び図20Bは、視覚パターンとしての波形表示を含む表示画面の説明図である。 図21A及び図21Bは、視覚パターンとしての波形表示を含む表示画面の説明図である。 図22A及び図22Bは、視覚パターンとしての鼻腔表示を含む表示画面の説明図である。 視覚パターンとしての鼻腔表示を含む表示画面の説明図である。 本実施形態の第1変形例に係る呼吸安定化装置のブロック図である。 本実施形態の第2変形例に係る呼吸安定化装置のブロック図である。
本発明に係る呼吸安定化装置及びプログラムの好適な実施形態について、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
[1.本実施形態の構成]
図1に示す本実施形態に係る呼吸安定化装置10は、患者等の被検体の呼吸状態の安定化を図るために用いられる装置である。例えば、放射線治療装置用シンクロナイザ12(以下、シンクロナイザ12ともいう。)が被検体の呼吸動作に同期して図示しない外部機器(CT装置等)に被検体の放射線治療又は画像撮影を行わせる場合に、呼吸安定化装置10は、当該被検体の呼吸状態の安定化を図るために用いられる。そして、本実施形態では、タブレット端末、スマートグラス端末を含むウェアラブル端末、ノート型のパーソナルコンピュータ(PC)等の携帯型のコンピュータが、所定のプログラム(アプリケーションソフトウェア)を起動することにより、呼吸安定化装置10として機能する。なお、前述のウェアラブル端末は、被検体等の人が身に付けて持ち歩くことができる情報端末(コンピュータ)の総称である。
具体的に、呼吸安定化装置10は、制御部14、タッチパネル16、音出力部18(出力部)、通信部20(取得部、設定部)、メモリ22及びスコア値算出部24を有する。制御部14は、コンピュータのCPUであって、当該コンピュータ内の各部を制御する。メモリ22には、所定のプログラムが格納されている。制御部14は、メモリ22から当該プログラムを読み出して起動することにより、コンピュータを呼吸安定化装置10として動作させる。なお、メモリ22は、コンピュータが当該プログラムを読取可能な非一過性の記録媒体であってもよい。
タッチパネル16は、制御部14からの制御によって各種情報や画像を表示する表示部26(出力部)と、医師等の操作者が操作するボタン等の操作入力部28(設定部)とから構成される。本実施形態において、操作者は、操作入力部28を操作することにより、例えば、プログラムを起動させ、又は、後述する目標呼吸波形に関する情報(目標呼吸情報)を入力する。
音出力部18は、制御部14からの制御によって、各種情報を音声として外部に出力するスピーカである。
通信部20は、Bluetooth(登録商標)等の無線通信、又は、有線通信により、シンクロナイザ12と接続される。シンクロナイザ12は、被検体の呼吸動作に同期して外部機器に放射線治療又は画像撮影を行わせるため、図示しない呼吸センサを用いてリアルタイムに被検体の呼吸状態(呼吸波形)を検知している。従って、通信部20は、シンクロナイザ12から無線通信又は有線通信により、呼吸波形を示す呼吸状態情報をリアルタイムで受信(取得)する。取得した呼吸状態情報は、制御部14を介してメモリ22に順次記憶される。
スコア値算出部24は、目標呼吸波形と呼吸状態情報の示す被検体の呼吸状態との差異、すなわち、放射線治療時又は画像撮影時の被検体の理想的な呼吸状態(目標呼吸波形)と、被検体の実際の呼吸状態(呼吸波形)との差異を定量化し、定量化した差異をスコア値として算出する。スコア値の算出処理については後述する。
[2.本実施形態の動作]
次に、本実施形態に係る呼吸安定化装置10の動作について、図2〜図23を参照しながら説明する。なお、この動作説明では、必要に応じて、図1も参照しながら説明する。
ここでは、呼吸安定化装置10とシンクロナイザ12とを通信接続した状態で、被検体に対して目標呼吸波形に応じた適切な呼吸動作を教示することにより、被検体が呼吸動作のトレーニングを行う場合について説明する。
[2.1 各種パラメータの読込及び呼吸タイミングの設定(T1)]
図2のステップT1において、先ず、操作者は、コンピュータの操作入力部28(図1参照)を操作する。これにより、制御部14は、メモリ22から呼吸安定化装置10のプログラムを読み出し、読み出したプログラムを起動させる。この結果、コンピュータは、呼吸安定化装置10として機能する。プログラムの起動後、制御部14は、図3Aに示す入力画面30を表示部26に表示させる。
入力画面30には、被検体の理想的な呼吸波形である目標呼吸波形32を表示する目標波形表示領域34と、目標波形表示領域34の右側に表示され、各種画面の選択又は設定を行うためのボタン36〜42とが表示されている。
目標波形表示領域34において、目標呼吸波形32の周囲には、当該目標呼吸波形32のパラメータである呼吸サイクル(呼吸周期)、息を吸う時間(IN)、及び、息を吐く時間(EX)をそれぞれ設定するためのテキストボックス44〜48が表示されている。また、目標波形表示領域34の左下には、被検体の呼吸方法を選択するためのチェックボックス50が表示されている。
図3Aにおいて、ボタン36〜42、テキストボックス44〜48及びチェックボックス50は、図1の操作入力部28に対応する。また、目標呼吸波形32は、呼吸サイクルを一周期とする波形であり、息を吸う時間と息を吐く時間とを合計した時間が呼吸周期となる。さらに、目標呼吸波形32において、被検体が息を吐くときには振幅値が下降し、一方で、被検体が息を吸うときには振幅値が上昇する。
なお、図3Aでは、目標呼吸波形32の一周期と、呼吸サイクルを示す両矢印の範囲とが略一致している。また、図3Aの目標呼吸波形32は、呼吸サイクルの開始直後から被検体が息を吐き、その後、被検体が息を吸うような波形となっている。
従って、ステップT1において、操作者は、テキストボックス44〜48に呼吸サイクルの時間、被検体が息を吸う時間、及び、息を吐く時間をそれぞれ入力することができる。制御部14は、入力された各時間を目標呼吸波形32に関わる目標呼吸情報としてメモリ22に格納する。これにより、被検体が一定の間隔(呼吸サイクル)で呼吸するための呼吸方法及び呼吸タイミングを反映した目標呼吸波形32が設定される。
また、操作者がチェックボックス50を選択すると、制御部14は、表示部26の画面表示を図3Aから図3Bの表示内容に切り替える。これにより、目標波形表示領域34において、目標呼吸波形32の下側には、当該目標呼吸波形32のパラメータである被検体が息を止める時間(HOLD)を設定するためのテキストボックス52がさらに表示される。
すなわち、図3Bの入力画面30は、被検体に対して所定時間だけ息を止めさせる目標呼吸波形32を設定するための画面である。この場合、チェックボックス50にチェックマークが表示されていることで、息止めの目標呼吸波形32を設定可能であることを操作者に認識させることができる。そして、操作者がテキストボックス52に息止め時間を入力すると、制御部14は、入力された息止め時間を目標呼吸情報としてメモリ22に格納する。なお、息止めは、例えば、図3Bの目標呼吸波形32の場合、呼吸サイクルの開始直後から被検体が息を吐いた後の時間帯に行われる。そのため、被検体は、息止めの後、呼吸サイクルの終了まで、息を吸うことになる。従って、図3Bにおいて、目標呼吸波形32の呼吸サイクルは、息を吐く時間、息を止める時間及び息を吸う時間を合計した時間となる。
上記の説明では、操作者がタッチパネル16を操作することにより目標呼吸波形32を設定する場合について説明した。本実施形態では、通信部20が外部から目標呼吸情報を予め取得し、メモリ22に記憶させることも可能である。
[2.2 視覚パターン等の設定(T2〜T4)]
入力画面30において、操作者がボタン36を押すと、制御部14は、図4Aの視覚パターン選択画面54を表示部26に表示させる(図2のステップT2)。また、操作者がボタン38を押すと、制御部14は、図4Bの音声パターン選択画面56を表示部26に表示させる(ステップT3)。さらに、操作者がボタン40を押すと、制御部14は、図示しない言語切り替え等設定画面を表示部26に表示させる(ステップT4)。
図4Aの視覚パターン選択画面54は、目標呼吸波形32(図3A及び図3B参照)、被検体の実際の呼吸状態(呼吸波形)、及び、スコア値算出部24(図1参照)が算出したスコア値を、どのような視覚パターンで表示部26に表示させるのかを操作者に選択させるための選択画面である。この場合、視覚パターン選択画面54には、表示部26に表示されている画面が当該視覚パターン選択画面54であることを示す眼形状のマーク58と、各種の視覚パターンを操作者に選択させるためのボタン60〜70と、操作者の操作により入力画面30に戻るためのボタン72とが表示されている。
ボタン60は、バーグラフ表示の視覚パターン(図9A〜図14参照)を選択するためのボタンである。ボタン62は、言語表示の視覚パターン(図15A〜図16参照)を選択するためのボタンである。ボタン64は、円表示の視覚パターン(図17A及び図17B参照)を選択するためのボタンである。ボタン66は、肺表示の視覚パターン(図18A及び図18B参照)を選択するためのボタンである。ボタン68は、波形表示の視覚パターン(図19〜図21B参照)を選択するためのボタンである。ボタン70は、鼻腔表示の視覚パターン(図22A〜図23参照)を選択するためのボタンである。
そして、ステップT2において、図5A〜図7Bに示すように、操作者がいずれかのボタン60〜70を押すと、制御部14は、押されたボタンに応じた視覚パターンが選択されたことを示す囲み表示74を行うと共に、選択結果をメモリ22に記憶する。
一方、図4Bの音声パターン選択画面56は、目標呼吸波形32(図3A及び図3B参照)、被検体の実際の呼吸状態、及び、スコア値を、どのような音声パターンで音出力部18(図1参照)から音声として出力させるのかを操作者に選択させるための選択画面である。この場合、音声パターン選択画面56には、表示部26に表示されている画面が当該音声パターン選択画面56であることを示す耳形状のマーク76と、各種の音声パターンを操作者に選択させるためのボタン78〜84と、音量調整を行うためのボタン86と、操作者の操作により入力画面30に戻るためのボタン88とが表示されている。
このうち、ボタン78は、所定言語による音声パターンを選択するためのボタンである。ボタン80は、電子音の音声パターン(例えば、メトロノームの音)を選択するためのボタンである。ボタン82は、他の電子音の音声パターン(例えば、連続音)を選択するためのボタンである。ボタン84は、消音を選択するためのボタンである。
そして、ステップT3において、音声パターン選択画面56についても、操作者がいずれかのボタン78〜84を押すと、制御部14は、押されたボタンの音声パターンが選択されたことを示す囲み表示(例えば、図5A〜図7Bの囲み表示74)を行うと共に、選択結果をメモリ22に記憶する。
なお、言語切り替え等設定画面は、図3A〜図23に示す各種画面や音声パターンについて、どの言語パターン(例えば、日本語、英語、中国語、フランス語)で画面表示させ、又は、音声出力させるのかを操作者が選択するための画面である。そして、図2のステップT4において、制御部14(図1参照)は、言語切り替え等設定画面において、操作者が選択した言語パターンの選択結果をメモリ22に記憶すると共に、選択した言語パターンによる画面表示を表示部26に行わせる。
[2.3 トレーニングの開始(T5〜T11)]
図2のステップT2〜T4で各種パターン又は言語の設定が完了し、表示部26(図1参照)の画面表示が入力画面30(図3A及び図3B参照)に戻った後、ステップT5において、操作者がボタン42を操作することにより、被検体に対する呼吸のトレーニングが開始される。
ここで、呼吸のトレーニングとは、被検体に対する放射線治療時又は画像撮影時に、表示部26の画面表示に従って被検体が呼吸のトレーニング(息を吸う、息を吐く、息を止める等)を行うことをいい、このトレーニングによって、当該被検体の呼吸状態を安定化させ、効果的な放射線治療又は画像撮影の実現を図るものである。具体的には、図8に示すように、シンクロナイザ12で検知される被検体の呼吸状態を示す呼吸波形85が、目標呼吸波形32(トレーニング波形)と略一致するように、被検体をナビゲートすることで、当該被検体の呼吸状態の安定化を図る。
例えば、外部機器としてのCT装置により被検体に対する画像撮影(息止め状態での撮影、4次元CT撮影等)が行われる場合に、CT装置の寝台に被検体が乗った状態で当該被検体が表示部26の表示内容を確認しながら、画像撮影前又は画像撮影中に、呼吸のトレーニングを行うことにより、呼吸を安定化させ、効果的な画像撮影の実現を図る。
なお、呼吸のトレーニングには、放射線治療時又は画像撮影時におけるトレーニングの他にも、被検体が事前に自宅等で表示部26の画面表示を見ながらトレーニングを行う場合も含む。以下の説明では、放射線治療時又は画像撮影時に被検体が呼吸のトレーニングを行う場合について説明する。
制御部14は、操作者によるボタン42の操作に基づき、メモリ22に記憶されたステップT2〜T4の選択結果に従い、表示部26に所定の視覚パターンを表示させ、音出力部18から所定の音声パターンを出力させることにより、被検体に対する呼吸のトレーニングのナビゲーションを開始させる。
具体的に、ステップT5後、メモリ22に記憶されている選択結果がバーグラフ表示である場合、制御部14は、図9A〜図14のバーグラフ表示による呼吸のナビゲーションを開始させる(ステップT6)。
また、ステップT5後、メモリ22に記憶されている選択結果が言語表示である場合、制御部14は、図15A〜図16の言語表示による呼吸のナビゲーションを開始させる(ステップT7)。
さらに、ステップT5後、メモリ22に記憶されている選択結果が円表示である場合、制御部14は、図17A及び図17Bの円表示による呼吸のナビゲーションを開始させる(ステップT8)。
さらにまた、ステップT5後、メモリ22に記憶されている選択結果が肺表示である場合、制御部14は、図18A及び図18Bの肺表示による呼吸のナビゲーションを開始させる(ステップT9)。
また、ステップT5後、メモリ22に記憶されている選択結果が波形表示である場合、制御部14は、図19〜図21Bの波形表示による呼吸のナビゲーションを開始させる(ステップT10)。
さらに、ステップT5後、メモリ22に記憶されている選択結果が鼻腔表示である場合、制御部14は、図22A〜図23の鼻腔表示による呼吸のナビゲーションを開始させる(ステップT11)。
[2.4 トレーニング中の処理(T12〜T14)]
図2のステップT6〜T11のいずれかのステップにより呼吸のナビゲーションが開始された後のステップT12において、制御部14(図1参照)は、通信部20に対して無線通信等による通信接続設定を行う。これにより、ステップT13において、通信部20は、シンクロナイザ12との間で通信接続を行うことが可能となる。
シンクロナイザ12は、呼吸センサを用いて被検体の呼吸をリアルタイムで検知している。従って、通信部20とシンクロナイザ12との間で無線通信又は有線通信が確立されると、ステップT14において、通信部20は、シンクロナイザ12から被検体の呼吸状態を示す図8の呼吸波形85(呼吸波形情報)をリアルタイムで取得することができる。取得された呼吸波形情報は、メモリ22に順次記憶される。
スコア値算出部24は、メモリ22に記憶された目標波形情報(図3A、図3B及び図8に示す目標呼吸波形32)と呼吸波形情報(呼吸波形85)とを順次読み出し、下記の(1)式に従って、所定時間間隔でスコア値を算出する。
(スコア値)=100−|(目標呼吸波形32の振幅値)
−(呼吸波形85の振幅値)| (1)
すなわち、スコア値算出部24は、目標呼吸波形32の振幅値と呼吸波形85の振幅値とが完全に一致している場合を「100」とし、任意の時刻において、目標呼吸波形32の振幅値に対して、呼吸波形85の振幅値がどの程度離れているのかをスコア値として正規化する。例えば、目標呼吸波形32の振幅値に対して呼吸波形85の振幅値が50%外れていれば、スコア値は「50」となる。
そして、制御部14は、スコア値算出部24が逐次算出したスコア値又は当該スコア値に応じた画像を、表示部26にリアルタイムに表示させる。これにより、被検体の呼吸状態(呼吸波形85)と目標呼吸波形32とのずれを当該被検体に認識させ、被検体の呼吸状態の安定化を図ることが可能となる。
なお、メモリ22に順次記憶された呼吸波形情報(呼吸波形85)は、呼吸のトレーニング後、あるいは、被検体の放射線治療又は画像撮影後に、データとして外部にまとめて出力される。
[3. 画面表示の具体例]
次に、表示部26(図1参照)の画面表示の具体例について、図9A〜図23を参照しながら説明する。
[3.1 バーグラフ表示]
図9A〜図14は、視覚パターンとしてのバーグラフ表示の表示画面90の説明図である。表示画面90の中央には、目標呼吸波形32(図3A、図3及び図8参照)の振幅値を表示するバーグラフ表示部92が表示されている。バーグラフ表示部92には、目標呼吸波形32の振幅値を示すバーグラフ94が表示されている。図9A〜図14では、バーグラフ94を斜線のハッチングで図示している。
なお、図3A、図3B及び図8に示すように、目標呼吸波形32の振幅値は、時間経過に伴って変化する。そのため、図9A〜図14に示すように、目標呼吸波形32の振幅値の変化に伴って、バーグラフ94も上下動する。また、バーグラフ表示部92の底辺右側には、被検体が息止めする際の振幅値の上限及び下限を示す2本の直線と、息止めを示す「HOLD」の文字が表示されている。
しかも、目標呼吸波形32は、被検体に息を吐かせる場合には振幅値が下降し、一方で、被検体に息を吸わせる場合には振幅値が上昇する。そこで、バーグラフ表示部92では、被検体に対して適切で、且つ、より一層理解しやすい教示を行うため、被検体に息を吸わせる場合にはバーグラフ94を上昇させ、一方で、被検体に息を吐かせる場合にはバーグラフ94を下降させる。
バーグラフ表示部92の左側には、被検体の呼吸波形85の振幅値を示す矢印96と、当該被検体を示す画像98(図9A〜図14の例では顔写真)とが表示されている。図8に示すように、呼吸波形85の振幅値も、時間経過に伴って変化するので、矢印96及び画像98は、時間経過に伴って上下動する。
なお、呼吸波形85も、被検体が息を吐くと振幅値が下降し、一方で、被検体が息を吸うと振幅値が上昇する。そこで、矢印96及び画像98は、バーグラフ94と同様に、被検体に対して適切で、且つ、より一層理解しやすい教示を行うため、被検体が息を吸う場合には矢印96及び画像98が上昇し、一方で、被検体が息を吐く場合には矢印96及び画像98が下降する。
本実施形態では、バーグラフ表示部92に目標呼吸波形32の振幅値に応じたバーグラフ94を表示させ、当該バーグラフ94の上下動に追従して矢印96及び画像98が上下動するように、被検体に呼吸のトレーニングを行わせる。そのため、被検体がバーグラフ94を見ながら適切に呼吸動作を行えば、図9A〜図14に示すように、バーグラフ94の上下動に追従して矢印96及び画像98も上下動する。
ここで、図9B〜図11Aでは、目標呼吸波形32の振幅値の上昇に伴ってバーグラフ94が上昇し、当該バーグラフ94を見た被検体が息を吸う動作を行うことで、矢印96及び画像98が上昇する場合を図示している。なお、図9B〜図11Aにおいて、バーグラフ表示部92の下側には、息を吸うことを被検体に促すため、「すって」の文字が表示されている。
一方、図11B〜図14では、目標呼吸波形32の振幅値の下降に伴ってバーグラフ94が下降し、当該バーグラフ94を見た被検体が息を吐く動作を行うことで、矢印96及び画像98が下降する場合を図示している。また、図11B〜図14において、バーグラフ表示部92の下側には、息を吐くことを被検体に促すため、「はいて」の文字が表示されている。
なお、図11Bでは、目標呼吸波形32の振幅値が最大値にまで上昇した(バーグラフ94がバーグラフ表示部92の上限に到達した)ことを被検体に通知するため、当該バーグラフ94を示す斜線の向きが、図9A〜図11A及び図12A〜図14の場合とは異なる向きに表示されている。
また、図9A〜図14において、表示画面90の右上側には、スコア値を表示するスコア値表示部100が表示されている。スコア値表示部100では、スコア値が高い程、すなわち、目標呼吸波形32と呼吸波形85との差が小さい程、スコア値のレベルを示すアイコン100aの個数が増えると共に、スコア値に応じたレベル表示100bに示す数値が高くなる。
すなわち、図9A〜図14では、被検体が呼吸のトレーニングを行うことにより、バーグラフ94の上下動に追従して矢印96及び画像98を上下動させることができる。そのため、目標呼吸波形32に対する呼吸波形85の追従の度合い(目標呼吸波形32と呼吸波形85との差)によって、アイコン100aの個数やレベル表示100bの数値が変化する。
このようにスコア値を表示することで、目標呼吸波形32の通りに呼吸しているか否かを被検体に理解しやすい形態で教示することができる。また、スコア表示することにより、被検体は、少しでもスコア値を上げるように努力するので、呼吸のトレーニングに対する当該被検体のやる気を起こさせることができる。
なお、表示画面90の右下側には、シンクロナイザ12から現時点での呼吸波形85の取り込みを指示するためのボタン102と、入力画面30に戻るためのボタン104とが表示されている。
そのため、本実施形態において、操作者がボタン102を押すと、シンクロナイザ12から通信部20を介して呼吸波形85がリアルタイムで取り込まれ、矢印96及び画像98を上下動させることができる。一方、操作者がボタン102を押さない場合、シンクロナイザ12から呼吸波形85が取り込まれないので、矢印96及び画像98は上下動せず、バーグラフ94のみが上下動する。あるいは、矢印96及び画像98を表示させないようにしてもよい。
従って、本実施形態では、操作者がボタン102を押さない場合や、呼吸安定化装置10とシンクロナイザ12とが通信接続されていない場合には、コンピュータ単体で呼吸安定化装置10の機能を発揮することが可能である。
なお、上記の説明では、バーグラフ94を斜線のハッチングで図示しているが、任意の色で表示してもよいことは勿論である。例えば、バーグラフ94が上下動する場合(図9A〜図11A及び図12A〜図14参照)にはバーグラフ94を赤色で表示し、バーグラフ94がバーグラフ表示部92の上限に到達したときには、赤色表示から黄色表示に切り替えてもよい(図11B参照)。
[3.2 言語表示]
図15A〜図16は、視覚パターンとしての言語表示の表示画面106の説明図である。
図15A〜図16において、表示画面106の中央には、被検体に息を吸わせる「すって」、息止めを行わせる「…」、又は、息を吐かせる「はいて」の文字108が表示されている。従って、被検体は、言語表示である文字108を確認して、息を吸うか、息を止めるか、又は、息を吐くことにより、呼吸のトレーニングを行うことができる。
なお、表示画面106においても、右上側にはスコア値表示部110が表示され、右下側には入力画面30に戻るためのボタン112が表示されている。スコア値表示部110には、スコア値に応じた情報が表示されていないが、図9A〜図14のバーグラフ表示と同様に、アイコン100aやレベル表示100bを表示可能であることは勿論である。
[3.3 円表示]
図17A及び図17Bは、視覚パターンとしての円表示の表示画面114の説明図である。表示画面114の中央には、目標呼吸波形32(図3A、図3B及び図8参照)に応じた外周円116aと、呼吸波形85(図8参照)に応じた内周円116bとから構成される同心円116が表示されている。
図17Aは、被検体が息を吸う場合の画面表示を図示したものであり、目標呼吸波形32を示す外周円116aが大きく表示され、その内方に呼吸波形85を示す内周円116bが表示されている。また、同心円116の下側には、息を吸うことを被検体に促す「すって」の文字も表示されている。
ここで、外周円116aの直径が目標呼吸波形32の振幅値に対応すると共に、内周円116bの直径が呼吸波形85の振幅値に対応する。つまり、目標呼吸波形32の振幅値が変化すれば、外周円116aの大きさが変化し、一方で、呼吸波形85の振幅値が変化すれば、内周円116bの大きさも変化する。従って、被検体の呼吸動作に応じて内周円116bの大きさが変化する。
そのため、被検体が表示画面114の表示内容を確認して、息を吸えば、内周円116bが大きくなり、外周円116aに近接する。また、スコア値は、外周円116aと内周円116bとの差に対応している。従って、被検体が適切な呼吸動作を行うことにより、目標呼吸波形32と呼吸波形85とが略一致すれば、スコア値が最大になると共に、外周円116aと内周円116bとが互いに重なることになる。
なお、表示画面114においても、右上側にはスコア値表示部118が表示され、右下側には入力画面30に戻るためのボタン120が表示されている。前述のように、外周円116aと内周円116bとの差がスコア値を示すので、スコア値表示部118によるスコア値の表示は不要であるが、図9A〜図14のバーグラフ表示と同様に、アイコン100aやレベル表示100bを表示可能であることは勿論である。
一方、図17Bは、被検体が息を吐く場合の画面表示を図示したものである。この場合、同心円116の下側には、息を吐くことを被検体に促す「はいて」の文字も表示されている。また、息を吸う場合との違いを明確にするため、図17Bでは、同心円116が図17Aの場合よりも小さく表示されている。
ここで、被検体が表示画面114の表示内容を確認して息を吐くことにより、内周円116bが小さくなり、外周円116aに近接する。この場合も、被検体が適切な呼吸動作を行い、目標呼吸波形32と呼吸波形85とが略一致すれば、スコア値が最大になると共に、外周円116aと内周円116bとが互いに重なることになる。
[3.4 肺表示]
図18A及び図18Bは、視覚パターンとしての肺表示の表示画面122の説明図である。表示画面122の中央には、目標呼吸波形32(図3A、図3B及び図8参照)に応じた肺画像124が表示されている。
図18Aは、被検体が息を吸う場合の画面表示を図示したものであり、肺画像124の下側には、息を吸うことを被検体に促す「すって」の文字が表示されている。また、表示画面122の右下側には入力画面30(図3A及び図3B参照)に戻るためのボタン126が表示されている。
一方、図18Bは、被検体が息を吐く場合の画面表示を図示したものであり、肺画像124の下側には、息を吐くことを被検体に促す「はいて」の文字が表示されている。また、表示画面122の右下側にもボタン126が表示されている。
なお、息を吸う場合と、息を吐く場合との違いを明確にするため、図18Aの肺画像124は、相対的に大きく表示され、図18Bの肺画像124は、相対的に小さく表示されている。また、表示画面122では、スコア値表示部100、110、118(図9A〜図17B参照)が表示されていないが、図9A〜図14のバーグラフ表示と同様に、アイコン100aやレベル表示100bを表示可能であることは勿論である。
[3.5 波形表示]
図19〜図21Bは、視覚パターンとしての波形表示の表示画面128の説明図である。表示画面128の中央には、目標呼吸波形32と、現在の呼吸波形85(図8参照)の振幅値を示すアイコン130とを表示する波形表示領域132が設けられている。この場合、波形表示領域132では、アイコン130が設けられた表示位置を現在時刻として、目標呼吸波形32を右側から左側に動かすことにより、目標呼吸波形32の振幅値の時間変化に対するアイコン130の高さ(呼吸波形85の振幅値)の時間変化を表示する。
具体的に、目標呼吸波形32を確認して被検体が息を吸う場合、図20Aに示すように、目標呼吸波形32の振幅値は、時間経過に伴って上昇し、一方で、アイコン130の高さは、目標呼吸波形32に追従して上昇する。この場合、目標呼吸波形32の下側には、息を吸うことを被検体に促す「すって」の文字が表示されている。
つまり、図20Aの波形表示では、前述した入力画面(図3A及び図3B参照)で設定された息を吸う時間をかけて目標呼吸波形32が上昇するので、被検体が画面表示を見ながら息を吸う動作を行えば、アイコン130の位置が目標呼吸波形32の上昇に追従して上昇する。
一方、目標呼吸波形32を確認して被検体が息を吐く場合、図20Bに示すように、目標呼吸波形32の振幅値は、時間経過に伴って下降し、一方で、アイコン130の高さは、目標呼吸波形32に追従して下降する。この場合、目標呼吸波形32の下側には、息を吐くことを被検体に促す「はいて」の文字が表示されている。
図20Bの波形表示においても、入力画面(図3A及び図3B参照)で設定された息を吐く時間をかけて目標呼吸波形32が下降するので、被検体が画面表示を見ながら息を吐く動作を行えば、アイコン130の位置が目標呼吸波形32の下降に追従して下降する。
また、目標呼吸波形32の下側に表示された帯状領域134は、被検体が息止めを行う場合の振幅値のレベルを示している。この場合でも、入力画面(図3A及び図3B参照)で設定された息を止める時間だけ目標呼吸波形32の振幅値が帯状領域134内で維持されるので、被検体が画面表示を見ながら息を止める動作を行えば、アイコン130の位置が帯状領域134内に留まる。
なお、表示画面128においても、図9A〜図14のバーグラフ表示と同様に、スコア値表示部100及びボタン102、104が表示されている。
また、上記の説明では、スコア値表示部100は、アイコン100a及びレベル表示100bで構成されているが、図21A及び図21Bに示すように、スコア値自体を表示する点数表示100cに差し替えてもよい。
[3.6 鼻腔表示]
図22A〜図23は、視覚パターンとしての鼻腔表示の表示画面136の説明図である。表示画面136の中央には、鼻腔画像138が表示されている。
図22Aは、被検体が息を吸う場合の画面表示を図示したものであり、鼻腔画像138には、(鼻腔を介して)息を吸うことを被検体に教示する矢印が表示されると共に、鼻腔画像138の下側には、息を吸うことを被検体に促す「すって」の文字が表示されている。また、表示画面136の右下側には入力画面30(図3A及び図3B参照)に戻るためのボタン140が表示されている。
図22Bは、被検体が息を吐く場合の画面表示を図示したものであり、鼻腔画像138には、(鼻腔を介して)息を吐くことを被検体に教示する矢印が表示されると共に、鼻腔画像138の下側には、息を吐くことを被検体に促す「はいて」の文字が表示されている。また、表示画面136の右下側にもボタン140が表示されている。
図23は、被検体が息止めする場合の画面表示を図示したものであり、鼻腔画像138には、息止めを被検体に意識させるために、鼻腔を塞ぐ鼻栓142が表示されると共に、鼻腔画像138の下側には、息止めを被検体に促す「息をとめてください。」の文字が表示されている。また、表示画面136の右下側にもボタン140が表示されている。
なお、表示画面136においても、図9A〜図14のバーグラフ表示や、図19〜図21Bの波形表示と同様に、スコア値表示部100及びボタン102を表示させ、スコア値を表示してもよいことは勿論である。
[4.本実施形態の効果]
以上説明したように、本実施形態に係る呼吸安定化装置10は、スコア値算出部24と、出力部としての音出力部18及び表示部26とを有する。スコア値算出部24は、被検体の呼吸状態の安定化を図るための目標呼吸波形32と、シンクロナイザ12から取得した被検体の呼吸状態を示す呼吸波形85との差異を定量化したスコア値を算出する。表示部26は、スコア値を画像表示としてリアルタイムに出力して被検体に教示する。
また、本実施形態に係るプログラムでは、コンピュータを音出力部18、スコア値算出部24及び表示部26を有する呼吸安定化装置10として機能させる。
これにより、本実施形態において、被検体は、表示部26からスコア値がリアルタイムで教示されることにより、目標呼吸波形32と呼吸状態(呼吸波形85)との差異を確認することができる。この結果、被検体は、自身の呼吸状態を確認しながら、呼吸の安定化を図るので、呼吸のタイミングを目標呼吸波形32に合わせ込むことができる。
このように、放射線治療時又は画像撮影時における被検体の呼吸状態の安定化を図ることにより、意図しない被曝及びアーチファクトを低減することができる。この結果、効果的な放射線治療又は画像撮影が可能となる。
また、目標呼吸波形32と呼吸波形85との差異をスコア値として被検体にリアルタイムで教示することにより、被検体のやる気を促すことができ、呼吸状態を目標呼吸波形32に合わせやすくなるという効果も得られる。
また、設定部としての操作入力部28は、操作者の操作によって、予め定めた目標呼吸波形32の呼吸サイクル(呼吸周期)と、被検体が息を吸う時間、息を吐く時間、及び/又は、息を止める時間とが入力されることにより目標呼吸波形32を設定する。そして、表示部26は、目標呼吸波形32を示す目標呼吸情報をリアルタイムに出力して被検体に教示する。
また、通信部20は、シンクロナイザ12から被検体の呼吸状態を示す呼吸状態情報(呼吸波形85)をリアルタイムに取得する。この場合、取得した呼吸状態情報の示す被検体の呼吸状態を表示部26がリアルタイムに表示することにより、被検体は、自身の呼吸状態を容易に確認することができる。しかも、通信部20は、シンクロナイザ12から無線通信又は有線通信により呼吸状態情報をリアルタイムに取得するので、取得した呼吸状態情報の示す被検体の呼吸状態をリアルタイムに被検体に教示することができる。
さらに、スコア値算出部24は、前述の(1)式によって、目標呼吸波形32の振幅値と呼吸波形85の振幅値とを正規化し、それらの差異をスコア値として表示部26に出力すればよい。これにより、被検体に対してスコア値を理解しやすい形態でリアルタイムに当該被検体に教示することができる。
[5.本実施形態の変形例]
次に、本実施形態の変形例(第1変形例及び第2変形例)について、図24及び図25を参照しながら説明する。
[5.1 第1変形例]
図24は、第1変形例に係る呼吸安定化装置150のブロック図である。呼吸安定化装置150は、第1呼吸安定化装置152a(第1装置)と第2呼吸安定化装置152b(第2装置)とを有する。第1呼吸安定化装置152a及び第2呼吸安定化装置152bは、前述した呼吸安定化装置10(図1参照)と同じ構成要素を有するコンピュータである。なお、第1呼吸安定化装置152a及び第2呼吸安定化装置152bにおいて、呼吸安定化装置10中の各構成要素を同じ構成要素については、参照数字に「a」又は「b」の文字を付け、詳細な説明を省略する。
第1変形例において、第1呼吸安定化装置152aの通信部20aと、第2呼吸安定化装置152bの通信部20bとは、無線通信又は有線通信により、各種情報の送受信が可能である。また、第1変形例では、第1呼吸安定化装置152aが第2呼吸安定化装置152bを遠隔操作する。すなわち、メモリ22a、22bには、遠隔操作用のプログラムが格納されており、制御部14a、14bがメモリ22a、22bに格納された当該プログラムを読み出してそれぞれ起動することにより、所定の動作(例えば、呼吸安定化装置10と同じ各種動作)を実行可能である。
具体的に、第1呼吸安定化装置152aは、医師等の操作者が操作する遠隔操作用のコンピュータであり、第2呼吸安定化装置152bは、遠隔操作を受ける被検体側のコンピュータである。そして、第1変形例では、第1呼吸安定化装置152aのスコア値算出部24aがスコア値を算出する。通信部20aは、目標波形情報、呼吸状態情報、スコア値、及び、操作入力部28aでの操作内容等、表示部26bの表示内容及び音出力部18bの音声出力内容に関わる各種情報を、無線通信又は有線通信により第2呼吸安定化装置152bに送信する。
第2呼吸安定化装置152bの操作入力部28bは、第1呼吸安定化装置152aから送信された各種情報のうち、操作入力部28aでの操作内容のみ受け付け、制御部14bに供給する。一方、通信部20bは、第1呼吸安定化装置152aから送信された各種情報のうち、前記操作内容以外の情報を受信して制御部14bに出力する。なお、通信部20bは、第1呼吸安定化装置152aから送信された全ての情報を受信して制御部14bに出力してもよい。
これにより、制御部14bは、受信した各種情報に基づき、前述した呼吸安定化装置10の音出力部18及び表示部26と同様に、各種情報に応じた音声を音出力部18bからリアルタイムに出力させ、一方で、各種情報に応じた表示内容を表示部26bにリアルタイムに表示させることが可能となる。
すなわち、第1変形例に係る呼吸安定化装置150は、呼吸安定化装置10の機能に加え、遠隔操作処理機能も備えている。つまり、呼吸安定化装置150では、遠隔操作用のプログラムを起動することにより、被検体側の第2呼吸安定化装置152bが情報出力機能を担うと共に、操作者側の第1呼吸安定化装置152aが情報出力機能以外の各種機能を担うように動作する。このような各種機能を実現するため、第1変形例では、第1呼吸安定化装置152aから第2呼吸安定化装置152bに、無線通信又は有線通信により、操作内容、表示内容及び音声出力内容等に関わる各種情報を送信する。
この結果、例えば、操作内容に関しては、遠隔操作用のプログラムを起動させることにより、操作者は、第1呼吸安定化装置152aの操作入力部28aを操作可能となる。この場合、操作者がボタン36〜42、60〜72、78〜84、86、88、102、104、112、120、126、140を押した場合、テキストボックス44〜48、52の内容を変更した場合、又は、チェックボックス50の内容を変更した場合、その操作内容は、通信部20aから第2呼吸安定化装置152bに送信される。第2呼吸安定化装置152bの制御部14bは、表示部26bに対して、受信した操作内容に応じた画面遷移(図3A〜図7B、及び、図9A〜図23に示す画面表示の変化)を実行する。
このような遠隔操作機能により、被検体は、第2呼吸安定化装置152bに対して何らの操作を行うことなく、第2呼吸安定化装置152bの音出力部18b又は表示部26bの教示内容のみ確認し、当該教示内容に従って呼吸の安定化に集中することができる。
[5.2 第2変形例]
図25は、第2変形例に係る呼吸安定化装置154のブロック図である。呼吸安定化装置154は、図24の第1呼吸安定化装置152aと略同じ機能を有し、且つ、医師等の操作者側の第3呼吸安定化装置152c(第1装置)と、タブレット端末、ウェアラブル端末、ノート型のPC等の携帯型のコンピュータであり、且つ、被検体側の携帯機器156とを有する点で、第1変形例に係る呼吸安定化装置150とは異なる。従って、携帯機器156は、前述した遠隔操作用のプログラムを搭載していない。
携帯機器156は、通信部158、制御部160、表示部162及び音出力部164を有する。そして、第2変形例では、第1変形例と同様に、第3呼吸安定化装置152cの通信部20cから携帯機器156の通信部158に向けて、目標波形情報、呼吸状態情報、スコア値、及び、操作内容等の各種情報を、無線通信又は有線通信により送信する。通信部158は、受信した各種情報を制御部160に出力する。制御部160は、入力された各種情報に基づき、表示部162に各種情報に応じた表示内容をリアルタイムに表示させ、一方で、音出力部164から各種情報に応じた音声をリアルタイムに出力させる。
従って、第2変形例に係る呼吸安定化装置154においても、第3呼吸安定化装置152cから携帯機器156を遠隔操作することが可能であると共に、第1変形例と同様の効果が得られる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることは勿論である。
10、150、154…呼吸安定化装置
12…放射線治療装置用シンクロナイザ
14、14a〜14c、160…制御部
16、16a〜16c…タッチパネル
18、18a〜18c、164…音出力部
20、20a〜20c、158…通信部 22、22a〜22c…メモリ
24、24a〜24c…スコア値算出部
26、26a〜26c、162…表示部 28、28a〜28c…操作入力部
30…入力画面 32…目標呼吸波形
34…目標波形表示領域
36〜42、60〜72、78〜84、86、88、102、104、112、120、126、140…ボタン
44〜48、52…テキストボックス 50…チェックボックス
54…視覚パターン選択画面 56…音声パターン選択画面
58、76…マーク 74…囲み表示
85…呼吸波形
90、106、114、122、128、136…表示画面
92…バーグラフ表示部 94…バーグラフ
96…矢印 98…画像
100、110、118…スコア値表示部
100a、130…アイコン 100b…レベル表示
108…文字 116…同心円
116a…外周円 116b…内周円
124…肺画像 132…波形表示領域
134…帯状領域 138…鼻腔画像
152a…第1呼吸安定化装置 152b…第2呼吸安定化装置
152c…第3呼吸安定化装置 156…携帯機器

Claims (10)

  1. 被検体の呼吸状態の安定化を図るための目標呼吸波形と、外部から取得した前記被検体の呼吸状態との差異を定量化したスコア値を算出するスコア値算出部と、
    前記スコア値をリアルタイムに出力して前記被検体に教示する出力部と、
    を有することを特徴とする呼吸安定化装置。
  2. 請求項1記載の呼吸安定化装置において、
    予め定めた前記目標呼吸波形の周期と、前記被検体が息を吸う時間、息を吐く時間、及び/又は、息を止める時間とを設定することにより前記目標呼吸波形を設定する設定部をさらに有し、
    前記出力部は、前記目標呼吸波形を示す目標呼吸情報をリアルタイムに出力して前記被検体に教示することを特徴とする呼吸安定化装置。
  3. 請求項2記載の呼吸安定化装置において、
    前記出力部は、前記目標呼吸情報及び前記スコア値を視覚情報としてリアルタイムに前記被検体に教示する表示部、又は、前記目標呼吸情報及び前記スコア値を聴覚情報としてリアルタイムに前記被検体に教示する音出力部であることを特徴とする呼吸安定化装置。
  4. 請求項3記載の呼吸安定化装置において、
    外部の放射線治療装置用シンクロナイザから前記被検体の呼吸状態を示す呼吸状態情報をリアルタイムに取得する取得部をさらに有し、
    前記表示部は、取得した前記呼吸状態情報の示す前記被検体の呼吸状態をリアルタイムに表示することを特徴とする呼吸安定化装置。
  5. 請求項4記載の呼吸安定化装置において、
    前記取得部は、前記放射線治療装置用シンクロナイザから無線通信又は有線通信により前記呼吸状態情報をリアルタイムに取得する通信部であることを特徴とする呼吸安定化装置。
  6. 請求項4又は5記載の呼吸安定化装置において、
    前記スコア値算出部は、前記目標呼吸波形の振幅値と前記呼吸状態の振幅値とを正規化し、それらの差異を前記スコア値として前記表示部に出力することを特徴とする呼吸安定化装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の呼吸安定化装置において、
    前記スコア値算出部を少なくとも備えた第1装置と、前記出力部を少なくとも備えた第2装置とをさらに有し、
    前記第1装置から前記第2装置に前記スコア値を供給することにより、前記出力部は、前記スコア値を出力することを特徴とする呼吸安定化装置。
  8. 請求項7記載の呼吸安定化装置において、
    前記第1装置及び前記第2装置は、前記スコア値算出部及び前記出力部をそれぞれ備え、
    前記第1装置のスコア値算出部は、前記スコア値を算出し、
    前記第2装置の出力部は、前記第1装置のスコア値算出部が算出したスコア値を出力することを特徴とする呼吸安定化装置。
  9. 請求項7又は8記載の呼吸安定化装置において、
    前記第2装置は、携帯機器であり、
    前記第1装置は、無線通信又は有線通信により前記スコア値を前記携帯機器に送信し、
    前記携帯機器の出力部は、当該携帯機器が受信した前記スコア値を出力することを特徴とする呼吸安定化装置。
  10. 被検体の呼吸状態の安定化を図るための目標呼吸波形と、外部から取得した前記被検体の呼吸状態との差異を定量化したスコア値を算出するスコア値算出部と、
    前記スコア値をリアルタイムに出力して前記被検体に教示する出力部と、
    を有する呼吸安定化装置としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
JP2016021622A 2015-07-10 2016-02-08 呼吸安定化装置及びプログラム Pending JP2017018570A (ja)

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