JP2017018327A - ファスナーチェーン、及びスライドファスナー - Google Patents

ファスナーチェーン、及びスライドファスナー Download PDF

Info

Publication number
JP2017018327A
JP2017018327A JP2015138508A JP2015138508A JP2017018327A JP 2017018327 A JP2017018327 A JP 2017018327A JP 2015138508 A JP2015138508 A JP 2015138508A JP 2015138508 A JP2015138508 A JP 2015138508A JP 2017018327 A JP2017018327 A JP 2017018327A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pair
pleat
warp
tape
band
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015138508A
Other languages
English (en)
Inventor
誠 山▲崎▼
Makoto Yamazaki
誠 山▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YKK Corp
Original Assignee
YKK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YKK Corp filed Critical YKK Corp
Priority to JP2015138508A priority Critical patent/JP2017018327A/ja
Publication of JP2017018327A publication Critical patent/JP2017018327A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Slide Fasteners (AREA)

Abstract

【課題】テープの強度を向上させることができ、テープを湾曲させた場合に生じる内部応力を小さくすることのできるファスナーチェーンを提供すること。
【解決手段】ファスナーチェーン1は、織物からなる一対のテープ3,3であってその長手方向が経糸3aの延長方向である一対のテープと、一対のテープの対向する側縁部に固定された一対のエレメント列4,4とを含む一対のファスナーストリンガー2,2を備える。テープは、前記側縁部を形成する帯部31と、前記側縁部とは反対側を形成するプリーツ部32とを備える。帯部31は平板形状である。プリーツ部は、経糸の延長方向に折り畳み可能に屈曲して連続する複数のプリーツ片33を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ファスナーチェーン、及びそれを使用するスライドファスナーに関する。
スライドファスナーは、衣服や鞄等の対象物に取り付けられるもので、開閉可能なファスナーチェーンと、ファスナーチェーンに沿って往復動可能であってファスナーチェーンを開閉させるスライダーとを含むものである。またファスナーチェーンは、対象物の開口部に対向する状態で取り付けられる一対のテープと、一対のテープの対向する側縁部に沿って固定された一対のエレメント列とを備えるものである。
ところで対象物の開口部の形状は様々である。対象物の開口部の形状の一般的な一例としては、その延長方向を一直線とする形状、より詳しく言えば開口部の幅方向の両縁を開口部の延長方向に沿って一直線にする形状が存在する。また対象物の開口部の形状には、その延長方向を一直線でなく、図6に示すようにその幅方向に湾曲した形状(以下「湾曲形状」と言う。)も存在する。開口部を湾曲形状とする対象物の場合、スライドファスナーは、一対のテープが互いの対向する方向に湾曲した形状で対象物の開口部に取り付けられる。
この特殊な取り付け態様に対応するファスナーチェーンの一例として、例えば一対のテープの対向する側縁部とは反対側に沿って間隔をあけて切込みを備えるものが存在する(特許文献1)。より詳しく言えば各テープは、前記した対向する側縁部を形成する平板状の帯部と、対向する側縁部とは反対側を形成する多数の小さな小片部とから構成され、これら多数の小片部が帯部の長手方向に沿って切込みの間隔をあけて一列に並べられたものである。また切込みは、テープの対向する側縁とは反対側から帯部に向かって形成されており、切込みの長さ(深さ)が長いほど、テープの帯部ひいてはファスナーチェーンは、湾曲させやすくなるものである。
実開昭63−194605号公報
しかしながら切込みを入れると、テープの強度が大幅に低下する。したがってテープの強度をあまり低下させることなく、先の特殊な取り付け態様に対応することのできるファスナーチェーンが望ましい。
また切込みを入れたファスナーチェーンを、開口部を湾曲形状とする対象物に取り付ける場合には、帯部を湾曲させた状態としつつ、各小片部を切込みの深さ方向の中間部において対象物に縫糸で縫製するようにしている。
そうすると湾曲させた帯部には元の形状に戻ろうとする内部応力が発生し、帯部の内部応力が縫糸から衣服等の対象物に加わることになる。また各小片部は切込みによって隣の小片部とは分離しているので、帯部の内部応力を緩和させる作用は小片部からは殆ど発生しない。したがって対象物が薄い場合には帯部の内部応力によって対象物に皺ができやすくなる。
また隣り合う小片部同士は分離しているので、スライダーを移動させるときにスライダーによって噛み込まれることがあった。特にスライドファスナーの中でも隠しスライドファスナーの場合には、スライダーが小片部を噛み込み易かった。ちなみに隠しスライドファスナーとは、スライダーのスライダー胴体が対象物の表側から見え難くなっているものである。
本発明は上記実情を考慮して創作されたものであり、その目的は、テープの強度を向上させることができ、テープを湾曲させた場合に生じる内部応力を小さくすることのできるファスナーチェーン及びスライドファスナーを提供することである。
本発明のファスナーチェーンは、織物からなる一対のテープであってその長手方向が経糸の延長方向である一対のテープと、一対のテープの対向する側縁部に固定された一対のエレメント列とを含む一対のファスナーストリンガーを備えるものである。テープは、前記側縁部を形成する帯部と、前記側縁部とは反対側を形成するプリーツ部とを備える。帯部は平板形状である。プリーツ部は、経糸の延長方向に折り畳み可能に屈曲して連続する複数のプリーツ片を備える。
テープは複数枚の織物を短手方向に縫製等して固定したものであっても良いが、変形し易くするには1枚の方が良い。この場合、帯部の経糸はプリーツ部の経糸よりも短く、帯部の緯糸とプリーツ部の緯糸は連続しているものである。
織物のテープの具体的な構成の一例は、次の通りである。すなわち帯部の経糸は、プリーツ部の経糸に比べて熱収縮率の高い糸であって、熱収縮した状態となっていることである。
本発明のファスナーチェーンは、テープに織物を用いるものに限らず、例えば次のものであっても良い。
すなわち本発明のファスナーチェーンは、経編組織の編物からなる一対のテープであってその長手方向がウェールの延長方向である一対のテープと、一対のテープの対向する側縁部に固定された一対のエレメント列とを含む一対のファスナーストリンガーを備えるものである。テープは、前記側縁部を形成する帯部と、前記側縁部とは反対側を形成するプリーツ部とを備える。帯部は平板形状である。プリーツ部は、ウェールの延長方向に折り畳み可能に屈曲して連続する複数のプリーツ片を備える。
以上のファスナーチェーンはスライドファスナーに用いられる。スライドファスナーのスライダーがファスナーチェーンを噛み込み難くするには次のようにすることが望ましい。すなわちスライドファスナーは、上記したファスナーチェーンと、ファスナーチェーンを開閉するスライダーとを備えるものとする。スライダーは、一対のエレメント列に沿って往復動可能なスライダー胴体を備えるものとする。帯部は、テープの短手方向の全長のうちスライダー胴体に対面する全範囲に形成されているものとする。
またスライドファスナーは、帯部が短手方向に一直線に延長する構造の他にも、色々な構造がある。たとえばスライドファスナーは、テープの長手方向から視ると帯部が前記対向する側縁部とは反対側に向かって開口するU字状であると共に、U字状の内側に空間部を備えるもので、スライダー胴体が、一対の前記空間部を通過する一対の上板片を備えるものである。
本発明のファスナーチェーンのうちテープに織物を用いたものによれば、帯部にはエレメント列を固定し、プリーツ部には経糸の延長方向に折り畳み可能に屈曲して連続する複数のプリーツ片を備えるので、対象物の開口部が湾曲形状である場合には、開口部の湾曲形状に合わせてプリーツ部を伸縮させた形状で対象物に固定することができる。そうすると、開口部の湾曲形状に合わせて変形させた帯部から元々の形状に戻ろうとする内部応力が発生するが、隣り合うプリーツ片が経糸の延長方向に繋がっていることから、その内部応力を小さくする力がプリーツ片に発生し、対象物に皺ができ難くなる。しかもプリーツ部が経糸の延長方向に連続するプリーツ片を備えるので、切込みを入れたファスナーチェーンに比べれば、テープの強度を向上させることができるし、スライダーにプリーツ部が噛み込まれ難くなる。なお本発明のファスナーチェーンのうちテープに経編組織の編物を用いたものも同様の効果を発揮する。
またテープに織物を用いたものであって、帯部の経糸をプリーツ部の経糸よりも短くし、帯部の緯糸とプリーツ部の緯糸を連続しているファスナーチェーンによれば、帯部の緯糸とプリーツ部の緯糸とが分離しているものに比べれば、各テープを変形させ易くなる。
またテープに織物を用いたものであって、プリーツ部の経糸に比べて熱収縮率の高い糸を帯部の経糸にすると共に、帯部の経糸を熱収縮させた状態としているファスナーチェーンであれば、テープに帯部とプリーツ部を作りやすくなる。
さらに本発明のスライドファスナーによれば、テープの短手方向の全長のうちスライダー胴体に対面する全範囲に帯部が形成されているので、スライダー胴体にテープが噛み込み難くなる。
本発明の第一実施形態のスライドファスナーを示す正面図である。 ファスナーストリンガーを示す断面図である。 図2のIII−III線切断部の断面のみを示す端面図である。 図2のIV−IV線切断部の断面のみを示す端面図である。 テープの製造方法を示す説明図である。 第一実施形態のスライドファスナーの使用状態を示す正面図である。 第一実施形態のスライドファスナーにおけるスライダーとテープとの関係を示す断面図である。 本発明の第二実施形態のスライドファスナーを示す正面図である。 第二実施形態のスライドファスナーにおけるスライダーとテープとの関係を示す断面図である。 図9の一部を拡大した図面である。 本発明の第三実施形態のスライドファスナーに用いるファスナーチェーンのテープを示す組織図である。 図11に示したテープに使用する編糸を示す組織図である。
本発明の第一実施形態のスライドファスナーFは図1に示すように、開閉可能なファスナーチェーン1と、ファスナーチェーン1を開閉させるスライダー6とを備える。
ファスナーチェーン1は、開閉可能であって隣り合わせに並べてある一対のファスナーストリンガー2,2から構成される。
一対のファスナーストリンガー2,2は、隣り合わせに並べてある一対のテープ3,3と、一対のテープ3,3の対向する側縁部に沿って固定される一対のエレメント列4,4と、一対のエレメント列4,4の長手方向の両端部においてテープ3に固定されると共にスライダー6の移動範囲を定める複数の止具5とを備える。
以後、図1を基準にして方向を説明する。
一対のテープ3,3を並べる方向とは、左右方向であり、テープの短手方向、或いはテープ3としての織物を構成する緯糸の延長方向、すなわち緯糸方向とも言い、図1の左右方向に一致する。したがって一対のテープ3,3の対向する側縁部とは、左側のテープ3の右側縁部と、右側のテープ3の左側縁部のことである。
一対のエレメント列4,4の長手方向とは、前後方向であり、テープ3の長手方向、或いはテープ3としての織物を構成する経糸の延長方向、すなわち経糸方向とも言い、図1の上下方向である。またファスナーチェーン1を閉じるためにスライダー6を移動させる方向は前方向であり、図1の上方向である。ファスナーチェーン1を閉じるためにスライダー6を移動させる方向は後方向であり、図1の下方向である。
テープ3の厚み方向とは、上下方向であり、図1の紙面に対して直交する方向であり、上方向とは図1の紙面に対して手前側を向く方向であり、下方向とは図1の紙面に対して奥側を向く方向である。
エレメント列4は図1,2に示すように、一列に配置された多数のエレメント41を基本的構成要素として備えるものである。図示の例のエレメント列4は、多数のエレメント41が螺旋状に連続しているコイルエレメントと、各エレメント列4内に挿通される芯紐42とを備えるもので、縫糸N1によってテープ3に縫い付けられ固定される。なお図示しないが、エレメント列は、多数の独立したエレメントを所定間隔おきに一列に配置したものであっても良い。例えば、合成樹脂や金属をテープ3に直接射出成形した射出ファスナーや、Y字状の金属エレメントをテープの端縁に加締固定した金属ファスナーなどがある。
テープ3は1枚の織物(織布)である。織物は図1,2に示すように経糸3aと緯糸3bを組み合わせて織られた布で、テープ3の厚み方向から視て細長い矩形に形成されている。矩形の長辺方向は経糸方向であり、矩形の短辺方向は緯糸方向である。またテープ3は、緯糸方向の片側には帯状の帯部31を、緯糸方向の反対側には経糸方向に折り畳み可能なプリーツ部32を備えている。テープ3を平面に置いた状態で緯糸方向から視ると、帯部31は図3に示すように平らな帯状、つまり平板形状、より詳しく言えば帯部31の上面及び下面が経糸方向に沿って平らに一直線に連続する形状であり、プリーツ部32は図4に示すように、経糸方向に延長しながら上方向および下方向に交互に延長する形状、言い換えれば全体として経糸方向に延長しながら上下に屈曲するジグザグ形状である。
帯部31の経糸3aとプリーツ部32の経糸3aには、熱収縮率が大きく異なる2種類の糸が使用されている。1種類目の糸は、ポリエステル、ナイロン、コットンのように殆ど熱収縮しない糸である。2種類目の糸は、ポリエステル等に比べて熱収縮率が高いもの、たとえば熱収縮率が20〜40%の糸であり、摂氏20℃前後では全く熱収縮せず、所定の高温環境下、例えば摂氏120℃の温度で所定時間置いておくと、熱収縮前に比べて20〜40%収縮するものである。そして帯部31の経糸3aには1種類目の糸を用い、熱収縮させたものである。いっぽうプリーツ部32の経糸3bには2種類目の糸を用いている。そしてテープ3は織物として完成させた後に、上記した所定の高温環境下に置かれたものなので、帯部31の経糸3aはプリーツ部32の経糸3aに比べて短くなっている。
なお緯糸3bには殆ど熱収縮しない糸が用いられている。また帯部31の緯糸3bとプリーツ部32の緯糸3bは、テープ3が1枚の織物であることから、連続している。
帯部31は図7に示すように、テープ3の緯糸方向の全長のうちスライダー6の後述するスライダー胴体6aに対面する全範囲以上に形成され、プリーツ部32はスライダー胴体6aに対面しない部分に形成されている。より詳しく言えばスライドファスナーFとしての一対の帯部31,31の緯糸方向の領域は、スライダー胴体6aの左右方向の領域W1と同じかそれよりも左右に広く形成されている。したがって帯部31の緯糸方向の全長は、エレメント列4を載せる分だけでなく、エレメント列4の左右方向外側を通行するスライダー胴体6aの後述するフランジ63に対面する分を加味して設定される。
プリーツ部32は、多数のプリーツ片33から構成され、多数のプリーツ片33が経糸方向に一列に並ぶと共に、経糸方向に隣り合うプリーツ片33,33が折り目34によって屈曲する状態で連続するものである。折り目34は緯糸方向に延長するもので、経糸方向に隣り合うプリーツ片33,33の境界部分となる。また折り目34には山折用の折り目34aと谷折用の折り目34bがある。プリーツ部32は、山折用の折り目34aと谷折用の折り目34bとを経糸方向に間隔をあけて交互に配置してあり、これら折り目34a,34bによって折り畳みを可能としてある。各山折用の折り目34aは同じ高さ位置に配置され、各谷折用の折り目34bは山折用の折り目34aよりも低い位置で、同じ高さ位置に配置されている。また隣り合うプリーツ片33,33は、経糸方向の長さが異なる矩形状であり、経糸方向の長い長プリーツ片33aと、経糸方向の短い短プリーツ片33bとから構成されている。そしてプリーツ部32は、長プリーツ片33aと短プリーツ片33bとが経糸方向に交互に連続するものである。
止具5は、エレメント41よりも厚みが厚かったり、エレメント41よりもプリーツ部32側に延長したりして、スライダー6に衝突するようになっている。図1に示すように止具5には前止51と後止52とが存在する。前止51は、各エレメント列4に対して前方の近傍位置において対応する側のテープ3に固定される。後止52は、一対のエレメント列4,4に対して後方の近傍位置において一対のテープ3,3を接合する状態で固定される。
スライダー6は図1,7に示すように、一対のエレメント列4,4に沿って往復動可能なものであって、その移動方向によって一対のエレメント列4,4を噛合又は分離させるものである。
スライダー6は、一対のエレメント列4,4に係合すると共に前後に移動可能なスライダー胴体6aと、スライダー胴体6aに対して連結される引手6bとを備える。
スライダー胴体6aは、上下方向に間隔をおいて対向する上翼板61及び下翼板62と、上翼板61及び下翼板62の前部同士の対向する間を互いの左右方向中間部において連結する案内柱(図示略)であって一対のエレメント列4,4の間に挟まれる案内柱と、上翼板61及び下翼板62の少なくとも一方(図示の例では上翼板61)の左右端部から上翼板61及び下翼板62の対向する間隔を狭める方向に突出するフランジ63,63と、上翼板61の上面側に突出する引手取付部64とを備えている。
またスライダー胴体6aはその内部空間として、前後方向に貫通するエレメント通路65であって後側が一本で前側が二本に分岐したエレメント通路65と、エレメント通路65に連通すると共に左右に開口するテープ溝66が形成される。エレメント通路65には一対のエレメント列4,4が通され、各テープ溝66には対応する側のテープ3が通される。また引手取付部64には左右方向に貫通する貫通穴(図示略)が形成され、この貫通穴に引手6bの一部を挿通することにより、引手6bはスライダー胴体6aに連結される。
第一実施形態のファスナーチェーン1に用いる各テープ3は図5に示すように次の(1)〜(3)の手順で製造される。
(1)最終的にはテープ3になる細長い帯状の織物3Yが巻かれた布巻ロールを用意する。この帯状の織物(織布)を、以後、便宜上、織布帯と言う。また織布帯3Yは、その長手方向が経糸方向に一致し、その短手方向が緯糸方向に一致するものである。また織布帯3Yは、平行な多数本の経糸3aからなる経糸列と、平行な多数本の緯糸3bからなる緯糸列とから構成される。経糸列を構成する経糸3aには、前記したように熱収縮率が大きく異なる2種類の糸が使用されている。そして織布帯3Yを構成する経糸列は、緯糸方向の片側の多数本の経糸3aには熱収縮率の高い前記1種類目の糸が使用され、反対側の多数本の経糸3aには第1種類目の糸よりも熱収縮率が小さい糸、例えば殆ど熱収縮しない前記2種類目の糸が使用されている。また緯糸列を構成する緯糸3bには、殆ど熱収縮しない前記2種類目の糸が使用されている。
(2)織布帯3Yをプリーツ加工機8に通す。プリーツ加工機8は、織布帯3Yが巻かれた布巻ロールを支持する支持部(図示略)と、織布帯3Yを挟むようにして送り出す一対のローラ81,81と、織布帯3Yにプリーツ36を作るプリーツプレート82であって一対のローラ81,81の近傍であって織布帯3Yが巻き取られる直前部分において往復動可能に設けられるプリーツプレート82と、プリーツ36の付いた織布帯3Zを巻き取る巻取りロールを回す巻取り部(図示略)とを備えるものである。プリーツ加工機8を駆動させると、一対のローラ81,81の間を織布帯3Yが順次通過していく。またプリーツプレート82が往復動しており、プリーツプレート82が織布帯3Yを部分的に折り畳みながら一対のローラ81,81側に押し込んで、プリーツ部32の基になるプリーツ36を織布帯3Yに作る。プリーツ36は織布帯3Yの緯糸方向全長に亘るもので、織布帯3Yの経糸方向に連続して作られる。その後、プリーツ36の付いた織布帯3Yが一対のローラ81,81間に通されることによって、プリーツ36に折り目34が確実に形成され、多数のプリーツ36が順次形成された織布帯3Zが形成され、織布帯3Zが巻取部によって巻取りロールに巻き取られる。
(3)このプリーツ36が形成された織布帯3Zを熱処理機9に通す。熱処理機9は高温室91であり、その室温は前記2種類目の糸が熱収縮する温度である。織布帯3Zを高温室91に通す(投入して所定時間経過する)と、織布帯3Zの経糸列のうち前記2種類目の糸が熱収縮して、織布帯3Zの緯糸方向の片側部分はプリーツ36がなくなって帯部31となり、織布帯3Zの経糸列のうち前記1種類目の糸が殆ど熱収縮せず、織布帯3Zの反対側部はプリーツ36がそのまま残ってプリーツ部32となる。したがって所定時間経過後に織布帯3Zを回収すると、織布帯3Zは、帯部31とプリーツ部32が緯糸方向に連続するテープ3になっている。また帯部31の経糸3aは熱収縮したので、プリーツ部32の経糸3aよりも短くなり、それによって帯部31の隣り合う緯糸3b,3bの間隔は図1に示すように、プリーツ部32の隣り合う緯糸3b、3bの間隔よりも狭くなり、帯部31の強度が向上する。
(1)〜(3)の手順で製造したテープ3の帯部31の上にエレメント列4を載せ、縫糸N1でエレメント列4を帯部31に縫い付ける。また二本のテープ3,3の一対のエレメント列4,4にスライダー6を係合させ、各テープ3のエレメント列4の前側に前止51を固定し、二本のテープ3,3の後側に後止52を固定することにより、スライドファスナーFが完成する。このときスライダー胴体6aの左右方向の領域W1に一対の帯部31,31が配置され、当該領域W1の左右外側に一対のプリーツ部32,32が配置されるので、スライダー胴体6aがテープ3を噛み込み難くなる。
このようにして製造した第一実施形態のスライドファスナーFは、ファスナーチェーン1の帯部31にエレメント列4を固定し、プリーツ部32を山折用と谷折用の折り目34a,34bで伸縮可能としてあるので、プリーツ部32を伸縮させることができる。しかもプリーツ部32はプリーツ片33が経糸方向に連続しているので、切込みを入れたファスナーチェーン1に比べれば、テープ3の強度を向上させることができる。
本発明の第一実施形態のスライドファスナーFは、図6,7に示すように例えば革製の対象物7に取り付けられる。図示の例では対象物7は所定形状の2枚の革本体71,71であり、平面上に置かれた2枚の革本体71,71は同じ形状であり、その形状は、帯状で、前後に延長すると共に、その左右方向の両縁が蛇行するように湾曲している形状である。
一対の革本体71,71を平面上に一定間隔あけて隣り合わせに対向させて並べると、一対の革本体71,71の間に形成される開口部72は、その開口幅が一定になると共に、その延長方向が対向する縁の形状と同じく、蛇行するように湾曲する形状になる。
いっぽうスライドファスナーFのファスナーチェーン1は平面上に置かれると、外力が加わっていない場合には一直線に延長するものである。ただし一対のエレメント列4,4は噛合するエレメント41,41同士に僅かな隙間があり、しかもテープ3は織物であるので、ファスナーチェーン1は元々変形可能である。そのうえテープ3は帯部31にエレメント列4を固定してあるので、プリーツ部32は帯部31とは反対側において自由に伸縮可能となっている。
したがって開口部72の湾曲形状にスライドファスナーFの形状が合うように変形させると、湾曲形状の開口部72の内周側ではその湾曲形状に合わせて隣り合うプリーツ片33,33同士の折り重ね量が多くなり、その部分ではプリーツ部32が縮んだ形状に変形し、湾曲形状の開口部72の外周側ではその湾曲形状に合わせて隣り合うプリーツ片33,33同士の折り重ね量が少なくなり、その部分ではプリーツ部32が伸びた形状に変形する。このようにプリーツ部32を変形させた状態で革本体71の縁部に縫糸N2で固定してある。また縫糸N2の縫い付け位置は、プリーツ部32の緯糸方向全長の中間部となるようにする。そうすると開口部72の湾曲形状に合わせて変形させた帯部31から元々の形状に戻ろうとする内部応力が発生する。しかし隣り合うプリーツ片33が経糸方向に繋がっていることから、その内部応力を小さくする力がプリーツ片33に発生し、対象物7に皺ができ難くなる。またプリーツ部はプリーツ片33が経糸方向に連続していることから、スライダー胴体6aに噛み込まれ難くなる。
本発明の第二実施形態のスライドファスナーFは図8〜10に示すように、隠しスライドファスナーであり、ファスナーチェーン1の形状およびスライダー6の形状が第一実施形態のスライドファスナーFと相違する。
ファスナーチェーン1のうち一対のテープ3,3は、経糸方向から視ると、各帯部31をその短辺方向の長さを短くするようにU字状に折り返して曲げてあり、左右対称となるように一対の帯部31,31を左右に接するように対向させてある。各帯部31は、対向する側縁部とは反対側に向かって開口するU字状であり、U字状の内側にスライダー6の一部が通行する通行空間部31sを備えている。また各帯部31は、円弧状に湾曲する円弧部31aと、円弧部31aの一端からプリーツ部32に向かって延長する表部31bと、円弧部31aの他端から表部31bに対向するようにプリーツ部32から離れる方向へ延長する裏部31cとを備える。裏部31cには、通行空間部31sとは反対側の面である下面にエレメント列4が固定される。そして一対のエレメント列4,4を一対の裏部31cごと覆うのが、スライダー胴体6aである。
スライダー胴体6aは、左右に間隔をあけて対向する一対の上板片61a,61a、一対の上板片61a,61aに対して下側に間隔をあけて対向する下翼板62、一対の上板片61a,61aの左右縁部と下翼板62の左右縁部とを接合する一対の側板67,67と、一対の側板67,67の間において下翼板62から上方へ突出する案内柱(図示略)と、案内柱の上に設けられる引手取付部64とを備える。
一対の上板片61a,61aと一対の側板67,67と下翼板62はファスナーチェーン1の下側である裏側に位置すると共に、一対のエレメント列4,4と一対の裏部31cを覆う状態となり、この状態でスライダー胴体6aは一対のエレメント列4,4に沿って往復動可能となる。また引手取付部64及び引手6bは、ファスナーチェーン1の上側である表側に位置するようになる。
またスライダー胴体6aの左右方向の領域W1の左右両端は、一対の上板片61a,61aの左右両端に一致するものとなる。そしてスライドファスナーFとしての一対の帯部31,31の緯糸方向の領域は、U字状ではあるが、スライダー胴体6aの左右方向の当該領域W1よりも左右に広く形成されている。
第二実施形態のスライドファスナーFは隠しスライドファスナーであるが、スライダー胴体6aの左右方向の領域W1よりも左右方向外側にまで帯部31が形成されているので、スライダー胴体6aがテープ3を噛み込み難くなっている。
本発明の第三実施形態のスライドファスナーに使用するファスナーチェーンのテープ3は図11,12に示すように、第一実施形態のスライドファスナーに使用するテープと相違する。
テープ3は1枚の編物であり、経編組織で編まれた生地である。また編物のテープ3は、図示の例では3種類の編糸3s,3t,3uにより形成されている。詳しく言えば、2種類の経編糸(鎖編糸3sとトリコット編糸3t)と、残り1種類の緯挿入糸3uとにより形成されている。鎖編糸3sは生地の全ウェールWaに、0−1/1−0の繰り返し組織で編まれている。またトリコット編糸3tは、編目を閉じ目として、隣り合う2列のウェールWa,Waに1−2/1−0の繰り返し組織で、鎖編糸3sに絡めて編まれている。緯挿入糸3uは、隣り合う3列のウェールWa,Wa,Wa毎に折り返して、0−0/3−3の繰り返し組織で、鎖編糸3sとトリコット編糸3tの編目の中に編み込まれている。
編物のテープ3は、織物のテープと同様に、自身の厚み方向から視て細長い矩形状に形成されており、編物3の編糸3s,3t,3uは、厚み方向から見た場合、自身(テープ3)の長手方向とウェールWaの延長方向とが一致している。また編糸3s,3t,3uのうち、織物の経糸に相当するものは、ウェールWaを形成するもの、つまり経編糸3s,3tであり、織物の緯糸に相当するものは、緯挿入糸3uである。緯挿入糸3uも全体的にはテープ3の長手方向に延長するものであるので、織物の経糸に相当するが、ループを作ることなく、経編糸3s,3tを連結するためにテープ3の短手方向にも延長するものだから、本発明では織物の緯糸に相当するものとして定義する。
また編物のテープ3は、織物のテープの場合と同様に、緯糸方向の片側には帯部31を、緯糸方向の反対側にはプリーツ部32を備える。帯部31の経編糸3s,3tには熱収縮率の高い糸が用いられ、プリーツ部32の経編糸3s,3tには帯部31の経編糸3s,3tよりも熱収縮率が小さい糸、例えば殆ど熱収縮しない糸が用いられる。より詳しくは、鎖編糸3sとトリコット編糸3tは、帯部31とプリーツ部32とで熱収縮率が大きく異なる2種類の糸が用いられる。ただしトリコット編糸3tのうち1本は、帯部31とプリーツ部32を跨るように隣り合う2列のウェールWaに編み込まれており、このトリコット編糸3tには、帯部用、プリーツ部用のトリコット編糸3tの何れが用いられていても良い。また緯挿入糸3uには殆ど熱収縮しない糸が用いられる。そしてテープ3は編物として完成させた後に、所定の高温環境下に置かれることによって、帯部31の経編糸3s、3tはプリーツ部32の経編糸3s、3tに比べて短くなっている。
帯部31は、図示しないが織物の場合の帯部と同様に、テープ3を平面に置いた状態で緯糸方向から視ると、平板状である。また同様に視ると、プリーツ部32は、図示しないが織物の場合のプリーツ部と同様に、多数のプリーツ片がウェールWaの延長方向に一列に並ぶと共に、ウェールWaの延長方向に隣り合うプリーツ片が折り目によって屈曲する状態で連続するものである。
上記した編物のテープ3が用いられたファスナーチェーンでは、その経編糸3s、3tが、織物のテープが用いられたファスナーチェーンの経糸3aの役目を果たし、その緯挿入糸3uが、織物のテープが用いられたファスナーチェーンの緯糸3bの役目を果たすので、織物のテープが用いられたファスナーチェーンと同様の効果を発揮する。
なお本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。たとえば編物のテープが用いられたファスナーチェーンの場合、緯挿入糸を用いるものであれば良く、経編糸には鎖編糸とトリコット編糸とを併用するものに限られず、例えば経編糸に鎖編糸だけを用いるものであっても良いし、他の編糸のみを用いるものであっても良い。
F スライドファスナー
1 ファスナーチェーン
2 ファスナーストリンガー
3 テープ(織物、編物)
3a 経糸
3b 緯糸
3s 鎖編糸(経編糸)
3t トリコット編糸(経編糸)
3u 緯挿入糸
3Y 織布帯
3Z 織布帯
31 帯部
31a 円弧部
31b 表部
31c 裏部
31s 通行空間部
32 プリーツ部
33 プリーツ片
33a 長プリーツ片
33b 短プリーツ片
34 折り目
34a 山折用の折り目
34b 谷折用の折り目
36 プリーツ
4 エレメント列
41 エレメント
42 芯紐
N1 縫糸
5 止具
51 前止
52 後止
6 スライダー
6a スライダー胴体
61 上翼板
61a 上板片
62 下翼板
63 フランジ
64 引手取付部
65 エレメント通路
66 テープ溝
67 側板
6b 引手
7 対象物
71 革本体
72 開口部
N2 縫糸
8 プリーツ加工機
81 ローラ
82 プリーツプレート
9 熱処理機
91 高温室
W1 スライダー胴体の左右方向の領域
Wa ウェール

Claims (6)

  1. 織物からなる一対のテープ(3,3)であってその長手方向が経糸(3a)の延長方向である一対の前記テープ(3,3)と、一対の前記テープ(3,3)の対向する側縁部に固定された一対のエレメント列(4,4)とを含む一対のファスナーストリンガー(2,2)を備え、
    前記テープ(3)は、前記側縁部を形成する帯部(31)と、前記側縁部とは反対側を形成するプリーツ部(32)とを備え、
    前記帯部(31)は平板形状であって、
    前記プリーツ部(32)は、前記経糸(3a)の延長方向に折り畳み可能に屈曲して連続する複数のプリーツ片(33)を備えていることを特徴とするファスナーチェーン。
  2. 前記帯部(31)の前記経糸(3a)は前記プリーツ部(32)の前記経糸(3a)よりも短く、
    前記帯部(31)の緯糸(3b)と前記プリーツ部(32)の緯糸(3b)は連続していることを特徴とする請求項1記載のファスナーチェーン。
  3. 前記帯部(31)の前記経糸(3a)は、前記プリーツ部(32)の前記経糸(3a)に比べて熱収縮率の高い糸であって、熱収縮した状態となっていることを特徴とする請求項1、又は2記載のファスナーチェーン。
  4. 経編組織の編物からなる一対のテープ(3,3)であってその長手方向がウェール(Wa)の延長方向である一対の前記テープ(3,3)と、一対の前記テープ(3,3)の対向する側縁部に固定された一対のエレメント列(4,4)とを含む一対のファスナーストリンガー(2,2)を備え、
    前記テープ(3)は、前記側縁部を形成する帯部(31)と、前記側縁部とは反対側を形成するプリーツ部(32)とを備え、
    前記帯部(31)は平板形状であって
    前記プリーツ部(32)は、前記ウェール(Wa)の延長方向に折り畳み可能に屈曲して連続する複数のプリーツ片(33)を備えていることを特徴とするファスナーチェーン。
  5. 請求項1、2、3又は4記載の前記ファスナーチェーン(1)と、前記ファスナーチェーン(1)を開閉するスライダー(6)とを備え、
    前記スライダー(6)は、一対の前記エレメント列(4,4)に沿って往復動可能なスライダー胴体(6a)を備え、
    前記帯部(31)は、前記テープ(3)の短手方向の全長のうち前記スライダー胴体(6a)に対面する全範囲に形成されていることを特徴とするスライドファスナー。
  6. 前記テープ(3)の長手方向から視ると、前記帯部(31)は、前記対向する側縁部とは反対側に向かって開口するU字状であると共に、U字状の内側に前記スライダー(6)が通る通行空間部(31s)を備えるもので、
    前記スライダー胴体(6a)は、一対の前記通行空間部(31s)に配置される一対の上板片(61a,61a)を備えるものであることを特徴とする請求項5記載のスライドファスナー。
JP2015138508A 2015-07-10 2015-07-10 ファスナーチェーン、及びスライドファスナー Pending JP2017018327A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015138508A JP2017018327A (ja) 2015-07-10 2015-07-10 ファスナーチェーン、及びスライドファスナー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015138508A JP2017018327A (ja) 2015-07-10 2015-07-10 ファスナーチェーン、及びスライドファスナー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017018327A true JP2017018327A (ja) 2017-01-26

Family

ID=57887159

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015138508A Pending JP2017018327A (ja) 2015-07-10 2015-07-10 ファスナーチェーン、及びスライドファスナー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017018327A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108936984A (zh) * 2018-08-01 2018-12-07 长兴曼尔申机械科技有限公司 一种拉链链牙上牙设备
WO2022091416A1 (ja) * 2020-11-02 2022-05-05 Ykk株式会社 植物由来の樹脂を含む糸を用いて織成されたファスナーテープ、ファスナーストリンガー、およびその製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108936984A (zh) * 2018-08-01 2018-12-07 长兴曼尔申机械科技有限公司 一种拉链链牙上牙设备
CN108936984B (zh) * 2018-08-01 2024-05-03 南京佩全超洋科技有限公司 一种拉链链牙上牙设备
WO2022091416A1 (ja) * 2020-11-02 2022-05-05 Ykk株式会社 植物由来の樹脂を含む糸を用いて織成されたファスナーテープ、ファスナーストリンガー、およびその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6091528B2 (ja) ファスナーテープ無しストリンガーの被着物品及びスライドファスナー付き物品
TWI382819B (zh) 彎曲拉鏈
JP4387124B2 (ja) スライドファスナー用テープと同テープを使ったスライドファスナー用ストリンガー
TWI448259B (zh) Zipper and its manufacturing method
JP6644446B2 (ja) スライドファスナー用テープ部材及びテープ部材の製造方法
EP1442671B1 (en) Slide fastener tape
TW201828853A (zh) 附有拉鏈之製品及鏈齒構件、以及附有拉鏈之製品之製造方法
TWI574646B (zh) Chains, zippers and items with zippers
TWI430760B (zh) Chain and zipper
JP4062617B2 (ja) 線条スライドファスナーの上止
TWI403284B (zh) Woven into the chain
TWI481357B (zh) Chain and zipper
JP2017018327A (ja) ファスナーチェーン、及びスライドファスナー
WO2019106806A1 (ja) ファスナーテープ、ファスナーストリンガー、スライドファスナー、衣類及び衣類の製造方法
JP5465321B2 (ja) スライドファスナー
JPH08299034A (ja) 編込みスライドファスナー
TWI410225B (zh) A zipper chain, and a method of manufacturing a fastener tape
WO2016016952A1 (ja) ファスナーテープ無しストリンガー、ファスナーテープ無しスライドファスナー、及びスライドファスナー付き物品
WO2012164657A1 (ja) ファスニング部材
WO2022168239A1 (ja) ファスナーストリンガー及びファスナーストリンガーの製造方法
TWI576063B (zh) Chains without zipper chains and items with zippers
JP2008154615A (ja) スライドファスナー用ストリンガー
JP2023087074A (ja) スライドファスナー
JP5403639B2 (ja) ファスナー
WO2020255203A1 (ja) スライドファスナーのファスナーストリンガー、及びスライドファスナー