JP2017016186A - 流れ推定装置、予測装置、及びプログラム - Google Patents

流れ推定装置、予測装置、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】精度よく対象物の流れを推定することができる。【解決手段】パラメータ推定部30が、各時刻t及び各地点iにおける、地点iから地点iの近傍の地点jへ移動する人の数を表す流れデータに基づいて、各時刻tが属するクラスタkにおいて地点iから地点iの近傍の地点jの各々へ人が移動する確率を表す移動確率の分布を表すパラメータ及び1日における各時刻が各クラスタに属する確率を含む、各時刻t及び各地点iにおける人の流れを推定するための流れモデルのパラメータを推定する。そして、流れ推定部32が、各時刻t及び各地点iにおける人の数を表す入力データと、推定された流れモデルのパラメータとに基づいて、各時刻t及び各地点iにおける、地点iから地点iの近傍の地点jへ移動する人の数を表す流れデータを推定する。そして、予め定められた終了条件を満たすまで、パラメータ推定部30及び流れ推定部32による各処理を繰り返し行う。【選択図】図1

Description

本発明は、流れ推定装置、予測装置、及びプログラムに係り、特に、流れを推定するための流れ推定装置、予測装置、及びプログラムに関する。
個人毎の移動軌跡データがあれば、人の流れを推定することは容易である。しかしながら、プライバシー保護のためや、収集の難しさのため、個人毎の移動軌跡データが入手できない場合がある。一方、人の密度のデータは、プライバシーが保護されており、個人毎の追跡も不要なため収集も容易である。これまでに密度データから流れを推定する技術は提案されている(例えば、非特許文献1)。
Akshat Kumar, Daniel Sheldon, Biplav Srivastava,"Collective Diffusion Over Networks", Models and Inference. UAI 2013
しかしながら、上記の非特許文献1に記載の技術では、時刻毎の流れの違いを考慮できないという問題点がある
本発明は、上記問題点を解決するために成されたものであり、精度よく対象物の流れを推定することができる流れ推定装置、予測装置、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1の発明に係る流れ推定装置は、各時刻t及び各地点iにおける、前記地点iから前記地点iの近傍の地点jへ移動する対象物の数又は密度を表す流れデータに基づいて、各時刻tが属するクラスタkにおいて前記地点iから前記地点iの近傍の地点jの各々へ前記対象物が移動する確率を表す移動確率の分布を表すパラメータ及び1日における各時刻が各クラスタに属する確率を含む、各時刻t及び各地点iにおける対象物の流れを推定するための流れモデルのパラメータを推定するパラメータ推定部と、各時刻t及び各地点iにおける対象物の数又は密度を表す入力データと、前記パラメータ推定部によって推定された前記流れモデルのパラメータとに基づいて、各時刻t及び各地点iにおける、前記地点iから前記地点iの近傍の地点jへ移動する前記対象物の数又は密度を表す流れデータを推定する流れ推定部と、予め定められた終了条件を満たすまで、前記パラメータ推定部及び前記流れ推定部による各処理を繰り返し行う終了判定部と、を含み、前記パラメータ推定部は、前記流れ推定部によって推定された前記流れデータに基づいて、前記流れモデルのパラメータを推定する。
また、第2の発明に係る流れ推定装置は、各時刻t及び各地点iにおける、前記地点iから前記地点iの近傍の地点jへ移動する対象物の数又は密度を表す流れデータに基づいて、各地点iが属するクラスタkにおいて前記地点iから前記地点iの近傍の地点jの各々へ前記対象物が移動する確率を表す移動確率の分布を表すパラメータ及び各地点が各クラスタに属する確率を含む、各時刻t及び各地点iにおける対象物の流れを推定するための流れモデルのパラメータを推定するパラメータ推定部と、各時刻t及び各地点iにおける対象物の数又は密度を表す入力データと、前記パラメータ推定部によって推定された前記流れモデルのパラメータとに基づいて、各時刻t及び各地点iにおける、前記地点iから前記地点iの近傍の地点jへ移動する前記対象物の数又は密度を表す流れデータを推定する流れ推定部と、予め定められた終了条件を満たすまで、前記パラメータ推定部及び前記流れ推定部による各処理を繰り返し行う終了判定部と、を含み、前記パラメータ推定部は、前記流れ推定部によって推定された前記流れデータに基づいて、前記流れモデルのパラメータを推定する。
また、前記パラメータ推定部は、前記流れ推定部によって推定された前記流れデータと、1日における各時刻sが各クラスタkに属する確率qskと、前記地点jへ移動する移動確率の事前分布を表すパラメータαとに基づいて、前記クラスタk及び地点iの組み合わせの各々に対し、前記移動確率の分布を表すパラメータ^αkiを推定し、推定された前記パラメータ^αkiから、前記クラスタkの前記地点iにおける前記対象物の移動確率^θkiの分布を推定する移動確率推定部と、各時刻sが各クラスタkに属する確率qskに基づいて、前記クラスタkの各々について、前記クラスタkのクラスタ分布φの分布を表すパラメータβを推定し、推定された前記パラメータβから、前記クラスタkのクラスタ分布φの分布を推定するクラスタ分布推定部と、各時刻sが各クラスタkに属する確率qskと、各クラスタkの時刻精度ηと基づいて、前記クラスタkの各々に対し、時刻平均τの分布を表すパラメータd及びfを推定し、推定された前記パラメータd及びfから、時刻平均τの分布を推定する平均推定部と、各時刻sが各クラスタkに属する確率qskと、各クラスタkの前記パラメータfと基づいて、前記クラスタkの各々に対し、前記時刻精度ηの分布を表すパラメータa及びbを推定し、推定された前記パラメータa及びbから、時刻精度ηの分布を推定する精度推定部と、前記流れ推定部によって推定された前記流れデータと、各クラスタkの前記パラメータ^αki、β、a、b、d、fとに基づいて、前記クラスタk及び前記時刻sの組み合わせの各々について、時刻sがクラスタkに属する確率qskを推定するクラスタ推定部と、各クラスタkの前記パラメータ^αkiに基づいて、地点jの各々について、前記地点jへ移動する移動確率の事前分布を表すパラメータαを推定する移動確率パラメータ推定部と、を含むようにしてもよい。
また、前記流れ推定部は、前記入力データと、前記パラメータ推定部によって推定された、各クラスタkの前記パラメータ^αki及び各時刻sが各クラスタkに属する確率qskと、前記流れデータとに基づいて、前記流れデータを推定するための目的関数の勾配を計算し、計算された前記勾配に基づいて前記目的関数を最大化するように、前記流れデータを推定するようにしてもよい。
また、第3の発明に係る予測装置は、上記の流れ推定装置によって推定された前記流れモデルのパラメータに基づいて、時刻tにおいて前記地点iから前記地点iの近傍の地点jへ前記対象物が移動する確率を表す移動確率を推定する移動確率計算部と、前記移動確率計算部によって推定された前記移動確率と、時刻t及び各地点iにおける対象物の数又は密度を表す入力データから、時刻t+1の各地点iにおける対象物の数又は密度を予測する予測部と、を含む。
また、第4の発明に係るプログラムは、コンピュータを、上記の流れ推定装置又は上記の予測装置の各部として機能させるためのプログラムである。
本発明の流れ推定装置及びプログラムによれば、地点iから地点iの近傍の地点jの各々へ対象物が移動する確率を表す移動確率の分布を表すパラメータを含む、各時刻t及び各地点iにおける人の流れを推定するための流れモデルのパラメータを推定し、各時刻t及び各地点iにおける対象物の数又は密度を表す入力データと推定された流れモデルのパラメータとに基づいて、各時刻t及び各地点iにおける、地点iから地点iの近傍の地点jへ移動する対象物の数又は密度を表す流れデータを推定することにより、精度よく対象物の流れを推定することができる、という効果が得られる。
本発明の実施の形態に係る流れ推定装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る流れ推定装置のパラメータ推定部の詳細な構成例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る流れ推定装置の流れ推定部の詳細な構成例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る流れ推定装置の予測部の詳細な構成例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る流れ推定装置における推定処理ルーチンを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る流れ推定装置におけるパラメータ推定処理ルーチンを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る流れ推定装置における流れ推定処理ルーチンを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る流れ推定装置における予測処理ルーチンを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る手法の実験結果である。 本発明の実施の形態に係る手法の実験結果である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
<本発明の実施の形態に係る概要>
まず、本発明の実施の形態における概要を説明する。本発明の実施の形態においては、複数時刻の対象物の数又は密度を表すデータから、対象物の流れを推定することを課題とする。本発明の実施の形態に係る流れ推定装置は、上記課題を解決するために、流れモデルのパラメータを推定するパラメータ推定部と、各時刻における各地点の流れを推定する流れ推定部と、将来の数又は密度を予測する予測部とを備える構成とした。
本発明の実施の形態は、複数の時刻における対象物の数又は密度を表すデータを対象とする。例えば、1時間毎の5km四方の範囲内にいる人数がデータとなる。このようなデータが与えられたときに、各時刻の各地点における流れを推定する。
以下で説明する本発明の実施の形態では、入力データが人口データである場合を仮定する。また、本発明の実施の形態では、入力された人口データに基づいて人口の流れを推定し、人口の流れを予測する流れ推定装置に本発明を適用させた場合を例に説明する。
<第1の実施の形態>
次に、本発明の第1の実施の形態に係る流れ推定装置の構成について説明する。図1に示すように、第1の実施の形態に係る流れ推定装置100は、CPUと、RAMと、後述する流れ推定処理ルーチンを実行するためのプログラムや各種データを記憶したROMと、を含むコンピュータで構成することが出来る。この流れ推定装置100は、機能的には図1に示すように入力部10と、演算部20と、出力部40とを備えている。
入力部10は、各時刻t及び各地点iにおける対象物の数を表す入力データを受け付ける。本実施の形態では、入力データとして、時刻Tまでの各時刻t及び各地点iの人口Ntiを表す人口データ
を受け付ける。なお、ベクトル又はベクトルの集合を表す場合には、記号の前に「^」を付して表現する。また、本実施の形態では、各地点の近傍情報も与えられるとする。^J⊆{1,・・・,I}を地点iの近傍の地点の集合とし、^Jは常に自分自身の地点iを含むとする(i∈^J)。本実施の形態では、簡単のため、各地点は正方格子状であるとし、近傍は周りの8地点に自分自身を加えたものであるとする(|^J|=J=9)が、任意の形状の地点および任意の近傍で適用可能である。
演算部20は、初期化部22と、人口データベース24と、パラメータデータベース26と、流れデータベース28と、パラメータ推定部30と、流れ推定部32と、終了判定部34と、予測部36とを含んで構成されている。
初期化部22は、入力部10によって受け付けた人口データ^Nを読み込み、読み込んだ人口データ^Nを人口データベース24に格納する。また、初期化部22は、後述する流れデータ^Mと、後述する流れモデルのパラメータ^Λとを初期化し、流れデータベース28及びパラメータデータベース26に格納する。
人口データベース24には、初期化部22によって読み込まれた人口データ^Nが格納される。
パラメータデータベース26には、後述する流れモデルのパラメータ^Λが格納されている。
流れデータベース28には、各時刻t及び各地点iにおける、地点iから地点iの近傍の地点jへ移動する人数を表す流れデータ^Mが格納されている。
本発明の実施の形態では、以下の式(1)に示す流れモデルを考える。第1の実施の形態では各時刻がクラスタに割り当てられているが、各地点をクラスタに割り当てること、時刻と地点とを同時にクラスタに割り当てることも可能である。
本実施の形態では、Mtijを時刻tにおける地点iからj番目の近傍へ移動した人数とする。流れデータである移動人数^Mti=(Mtij j=1が多項分布に従うと仮定すると、
となる。ここでθkijは、クラスタkにおいて地点iからj番目の近傍に移動する確率である。
人口と移動人数との間には、ある地点からの流れの総和がその地点の人口と一致し、ある地点への流れの総和がその地点の次の時刻の人口と一致するため、
という関係がある。
また、移動確率^θkiは以下のディリクレ分布から生成されると仮定する。
ここで
はディリクレパラメータであり、
である。
また、クラスタkの時刻は、平均τ,精度ηの正規分布
に従うと仮定する。ここでgは1日のうちの時刻を表し、例えば1日のうちの何時何分かを表すデータである。
時刻gがクラスタkに割り当てられる確率πgkはディリクレ分布、クラスタの時刻の平均は正規分布、精度はガンマ分布に従うと仮定する。計算を効率的にするために、このような共役事前分布を仮定したが、他の分布を用いることも可能である。
以下では変分ベイズ法に基づいて流れや流れモデルのパラメータを推定する場合について記述するが、最尤推定法や事後確率最大法、マルコフ連鎖モンテカルロ法などを用いることも可能である。変分ベイズ法を用いた場合、目的関数は周辺尤度の下限となる。
パラメータ推定部30は、流れデータベース28に格納された流れデータ^M、及びパラメータデータベース26に格納された流れモデルのパラメータ^Λに基づいて、各時刻tが属するクラスタkにおいて地点iから地点iの近傍の地点jの各々へ人が移動する確率を表す移動確率の分布を表すパラメータ及び1日における各時刻が各クラスタに属する確率を含む、各時刻t及び各地点iにおける人の流れを推定するための流れモデルのパラメータ^Λを推定する。
具体的には、パラメータ推定部30は、後述する流れ推定部32によって前回推定された流れデータ^Mと流れモデルとの関係のもっともらしさを表す目的関数が高くなるように流れモデルのパラメータ^Λを推定する。流れモデルから流れを予測する精度が高い場合、目的関数は高くなる。
図2は、本発明の実施形態に係るパラメータ推定部30の構成例を示すブロック図である。パラメータ推定部30は、図2に示すように、読込部300と、移動確率推定部302と、クラスタ分布推定部304と、平均推定部306と、精度推定部308と、クラスタ推定部310と、移動確率パラメータ推定部312と、書込部314とを備えている。
読込部300は、流れデータベース28に格納された流れデータ
と、パラメータデータベース26に格納された流れモデルのパラメータ^Λ={^α,^α,^β,^d,^f,^a,^b,^Q}とを読み込む。ここで
である。Kはクラスタ数、Sは1日のうちの時刻の数を表し、記号sは1日におけるs番目の時刻を表す。
移動確率推定部302は、読込部300によって読み込まれた流れデータ^Mと、流れモデルのパラメータ^Λのうちの、1日における各時刻sが各クラスタkに属する確率qskと、地点jへ移動する移動確率の事前分布を表すパラメータαとに基づいて、クラスタk及び地点iの組み合わせの各々に対し、移動確率の分布を表すパラメータ^αkiを推定し、推定されたパラメータ^αkiから、クラスタkの地点iにおける人の移動確率^θkiの分布を推定する。目的関数を最大化する分布は
となる。ここで
であり、
である。ここでs(t)は時刻tを1日のうちの時刻に変換する関数である。
本実施の形態では、移動確率推定部302は、クラスタk及び地点iの組み合わせの各々に対し、上記(7)式に従って、移動確率の分布を表すパラメータ^αkiを推定し、推定されたパラメータ^αkiから、上記(6)式に従って、クラスタkの地点iにおける人の移動確率^θkiの分布を推定する。
クラスタ分布推定部304は、読込部300によって読み込まれた流れモデルのパラメータ^Λのうちの、各時刻sが各クラスタkに属する確率qskに基づいて、クラスタkの各々について、クラスタkのクラスタ分布φの分布を表すパラメータβを推定し、推定されたパラメータβから、クラスタkのクラスタ分布φの分布を推定する。目的関数を最大化する分布は
となる。ここで
である。
本実施の形態では、クラスタ分布推定部304は、クラスタkの各々について、上記(9)式に従って、クラスタkのクラスタ分布φの分布を表すパラメータβを推定し、推定されたパラメータβから、上記(8)式に従って、クラスタkのクラスタ分布φの分布を推定する。
平均推定部306は、読込部300によって読み込まれた流れモデルのパラメータ^Λのうちの、各時刻sが各クラスタkに属する確率qskと、各クラスタkの時刻精度ηと基づいて、クラスタkの各々に対し、時刻平均τの分布を表すパラメータd及びfを推定し、推定されたパラメータd及びfから、時刻平均τの分布を推定する。目的関数を最大化する分布は
となる。ここで
である。
本実施の形態では、平均推定部306は、クラスタkの各々に対し、上記(11)式、(12)式に従って、時刻平均τの分布を表すパラメータd及びfを推定し、推定されたパラメータd及びfから、上記(10)式に従って、時刻平均τの分布を推定する。
精度推定部308は、読込部300によって読み込まれた流れモデルのパラメータ^Λのうちの、各時刻sが各クラスタkに属する確率qskと、各クラスタkのパラメータfと基づいて、クラスタkの各々に対し、時刻精度ηの分布を表すパラメータa及びbを推定し、推定されたパラメータa及びbから、時刻精度ηの分布を推定する。目的関数を最大化する分布は
となる。ここで
である。
本実施の形態では、精度推定部308は、クラスタkの各々に対し、上記(14)式、(15)式に従って、時刻精度ηの分布を表すパラメータa及びbを推定し、推定されたパラメータa及びbから、上記(13)式に従って、時刻精度ηの分布を推定する。
クラスタ推定部310は、読込部300によって読み込まれた流れデータ^Mと、流れモデルのパラメータ^Λのうちの、各クラスタkのパラメータ^αki、β、a、b、d、fとに基づいて、クラスタk及び時刻sの組み合わせの各々について、1日のうちの時刻sがクラスタkに属する確率q(z=k)≡qskを推定する。目的関数を最大化する確率は
となる。ここでΨ(・)はディガンマ関数を表し、
である。
本実施の形態では、クラスタ推定部310は、クラスタk及び時刻sの組み合わせの各々について、上記(16)式に従って、時刻sがクラスタkに属する確率qskを推定する。なお、時刻sがクラスタkに属する確率qskを推定するときには、時刻s毎に、全てのクラスタkについての総和が1になるように確率qskを正規化する。
移動確率パラメータ推定部312は、読込部300によって読み込まれた流れモデルのパラメータ^Λのうちの各クラスタkのパラメータ^αkiに基づいて、地点jの各々について、地点jへ移動する移動確率の事前分布を表すパラメータαを推定する。具体的には、移動確率パラメータ推定部312は、移動確率の事前分布のパラメータである^α=(αj=1 を推定する。パラメータを
により更新することで目的関数を最大化することができる。
書込部314は、移動確率推定部302、クラスタ分布推定部304、平均推定部306、精度推定部308、クラスタ推定部310、及び移動確率パラメータ推定部312によって推定されたパラメータ^Λを、パラメータデータベース26に書き込む。
流れ推定部32は、人口データベース24に格納された人口データ^Nと、パラメータデータベース26に格納された流れモデルのパラメータ^Λとに基づいて、各時刻t及び各地点iにおける、地点iから地点iの近傍の地点jへ移動する人数を表す流れデータ^Mを推定する。具体的には、流れ推定部32は、流れモデルと流れデータ^Mと人口データ^Nとの関係のもっともらしさを表す目的関数が高くなるように流れデータ^Mを推定する。流れモデルから流れデータ^Mを予測する精度が高い場合、ある地点からの流れの総和がその地点の人口と類似している場合、ある地点への流れの総和がその地点の次の時刻の人口と類似している場合、目的関数は高くなる。
図3は、本発明の実施形態の流れ推定部の詳細な構成例を示すブロック図である。流れ推定部32は、読込部320と、勾配計算部322と、最適化部324と、収束判定部326と、書込部328とを備えている。以下では勾配を用いて最適化する方法について説明するが、目的関数を最大化できれば、どのような最適化法を用いてもよい。
読込部320は、人口データベース24に格納された人口データ^Nと、流れデータベース28に格納された流れデータ^Mと、パラメータデータベース26に格納された流れモデルのパラメータ^Λを読み込む。流れを推定するための目的関数は
となる。ここでスターリングの公式を用いて近似したが、近似を用いなくてもよい。また、制約である上記式(2)と上記式(3)を達成するために罰則項を導入したが、制約付き最適化によって制約を達成してもよい。また、
は罰則を調整するパラメータである。
勾配計算部322は、読込部320によって読み込まれた人口データ^Nと、読込部320によって読み込まれた流れモデルのパラメータ^Λのうち、各クラスタkのパラメータ^αki及び各時刻sが各クラスタkに属する確率qskと、読込部320によって読み込まれた流れデータ^Mとに基づいて、流れデータ^Mを推定するための目的関数の勾配を計算する。勾配計算部により目的関数(18)の値およびその勾配
を計算する。
最適化部324は、勾配計算部322によって計算された勾配に基づいて目的関数を最大化するように、流れデータ^Mを推定する。最適化部324は、計算した目的関数値と勾配を用いて、最適化部により、移動人数は正であるという制約を入れ、目的関数を最大化する流れ(移動人数)を求める。
収束判定部326は、予め定められた収束条件を満たすまで、勾配計算部322と最適化部324を繰り返すことにより、目的関数を最大化する流れを推定する。
書込部328は、流れ推定部32によって推定された流れデータ^Mを、流れデータベース28に書き込む。
終了判定部34は、予め定められた終了条件を満たすまで、パラメータ推定部30及び流れ推定部32による各処理を繰り返し行う。終了条件として、目的関数の変化の大きさ、パラメータの変化の大きさ、繰り返し回数、などを用いることができる。
予測部36は、人口データベース24に格納された人口データ^Nと、パラメータデータベース26に格納された流れモデルのパラメータ^Λとに基づいて、時刻t及び各地点iにおける人口データから、時刻t+1の各地点iにおける人口を予測する。予測部36は、ある時刻の人口データを用いて、将来の人口を予測する。図4は、本発明の実施形態の予測部36の詳細な構成例を示すブロック図である。予測部36は、読込部360と、移動確率計算部362と、人口予測部364とを備えている。
読込部360は、パラメータデータベース26に格納された流れモデルのパラメータ^Λと、人口データベース24に格納された時刻tの人口データ^Nを読み込む。
移動確率計算部362は、読込部360によって読み込まれた流れモデルのパラメータ^Λに基づいて、時刻tにおいて地点iから地点iの近傍の地点jへ人が移動する確率を表す移動確率を推定する。具体的には、移動確率計算部362は、流れモデルのパラメータ^Λに基づいて、
により移動確率を計算する。また
は時刻tの推定クラスタである。
人口予測部364は、移動確率計算部362によって推定された移動確率と、読込部360によって読み込まれた時刻t及び各地点iにおける人口を表す人口データ^Nから、時刻t+1の各地点iにおける人口を予測する。具体的には、人口予測部364は、移動確率計算部362によって推定された移動確率と、人口データ^Nとに基づいて、時刻t+1の人口を
で予測する。
出力部40は、予測部36によって予測された時刻t+1の各地点iにおける人口を結果として出力する。
<本発明の実施の形態に係る流れ推定装置の作用>
次に、本発明の実施の形態に係る流れ推定装置100の作用について説明する。入力部10において人口データ^Nを受け付けると、流れ推定装置100は、図5に示す推定処理ルーチンを実行する。
まず、ステップS100において、初期化部22は、入力部10によって受け付けた人口データ^Nを読み込み、読み込んだ人口データ^Nを人口データベース24に格納する。また、初期化部22は、後述する流れデータ^Mと流れモデルのパラメータ^Λとを初期化し、流れデータベース28及びパラメータデータベース26に格納する。
次に、ステップS102において、パラメータ推定部30は、流れデータベース28に格納された流れデータ^M、及びパラメータデータベース26に格納された流れモデルのパラメータ^Λに基づいて、流れモデルのパラメータ^Λを推定する。ステップS102は、図6に示すパラメータ推定処理ルーチンによって実現される。
<パラメータ推定処理ルーチン>
ステップS200において、読込部300は、流れデータベース28に格納された流れデータ^Mと、パラメータデータベース26に格納された流れモデルのパラメータ^Λとを読み込む。
ステップS202において、移動確率推定部302は、上記ステップS200で読み込まれた流れデータ^Mと流れモデルのパラメータ^Λとに基づいて、クラスタk及び地点iの組み合わせの各々に対し、上記(7)式に従って、移動確率の分布を表すパラメータ^αkiを推定し、推定されたパラメータ^αkiから、上記(6)式に従って、クラスタkの地点iにおける人の移動確率^θkiの分布を推定する。
ステップS204において、クラスタ分布推定部304は、上記ステップS200で読み込まれた流れモデルのパラメータ^Λに基づいて、クラスタkの各々について、上記(9)式に従って、クラスタkのクラスタ分布φの分布を表すパラメータβを推定し、推定されたパラメータβから、上記(8)式に従って、クラスタkのクラスタ分布φの分布を推定する。
ステップS206において、平均推定部306は、上記ステップS200で読み込まれた流れモデルのパラメータ^Λに基づいて、クラスタkの各々に対し、上記(11)式、(12)式に従って、時刻平均τの分布を表すパラメータd及びfを推定し、推定されたパラメータd及びfから、上記(10)式に従って、時刻平均τの分布を推定する。
ステップS208において、精度推定部308は、上記ステップS200で読み込まれた流れモデルのパラメータ^Λに基づいて、クラスタkの各々に対し、上記(14)式、(15)式に従って、時刻精度ηの分布を表すパラメータa及びbを推定し、推定されたパラメータa及びbから、上記(13)式に従って、時刻精度ηの分布を推定する。
ステップS210において、クラスタ推定部310は、上記ステップS200で読み込まれた流れデータ^Mと流れモデルのパラメータ^Λとに基づいて、クラスタk及び時刻sの組み合わせの各々について、上記(16)式に従って、時刻sがクラスタkに属する確率qskを推定する。
ステップS212において、移動確率パラメータ推定部312は、上記ステップS200で読み込まれた流れモデルのパラメータ^Λに基づいて、上記式(17)に従って、地点jの各々について、地点jへ移動する移動確率の事前分布を表すパラメータαを推定する。
ステップS214において、書込部314は、上記ステップS202〜ステップS212で推定されたパラメータ^Λを、パラメータデータベース26に書き込み、パラメータ推定処理ルーチンを終了する。
次に、推定処理ルーチンに戻り、ステップS104において、流れ推定部32は、人口データベース24に格納された人口データ^Nと、パラメータデータベース26に格納された流れモデルのパラメータ^Λとに基づいて、各時刻t及び各地点iにおける、地点iから地点iの近傍の地点jへ移動する人数を表す流れデータ^Mを推定する。ステップS104は、図7に示す流れ推定処理ルーチンによって実現される。
<流れ推定処理ルーチン>
ステップS300において、読込部320は、人口データベース24に格納された人口データ^Nと、流れデータベース28に格納された流れデータ^Mと、パラメータデータベース26に格納された流れモデルのパラメータ^Λを読み込む。
ステップS302において、勾配計算部322は、上記ステップS300で読み込まれた人口データ^N、流れモデルのパラメータ^Λ、及び流れデータ^Mに基づいて、上記式(19)に従って、流れデータ^Mを推定するための目的関数の勾配を計算する。
ステップS304において、最適化部324は、上記ステップS302で計算された勾配に基づいて、上記式(18)の目的関数を最大化するように、流れデータ^Mを推定する。
ステップS306において、収束判定部326は、予め定められた収束条件を満たしたか否かを判定する。収束条件を満たした場合にはステップS308へ進む。一方、収束条件を満たしていない場合にはステップS302へ戻る。
ステップS308において、書込部328は、上記ステップS304で推定された流れデータ^Mを、流れデータベース28に書き込み、パラメータ推定処理ルーチンを終了する。
次に、推定処理ルーチンに戻り、ステップS106において、終了判定部34は、予め定められた終了条件を満たしたか否かを判定する。終了条件を満たした場合にはステップS108へ進む。一方、終了条件を満たしていない場合にはステップS102へ戻る。
ステップS108において、予測部36は、人口データベース24に格納された人口データ^Nと、パラメータデータベース26に格納された流れモデルのパラメータ^Λとに基づいて、時刻t及び各地点iにおける人口データから、時刻t+1の各地点iにおける人口を予測する。テップS108は、図8に示す予測処理ルーチンによって実現される。
<予測処理ルーチン>
ステップS400において、読込部360は、パラメータデータベース26に格納された流れモデルのパラメータ^Λと、人口データベース24に格納された時刻tの人口データ^Nを読み込む。
ステップS402において、移動確率計算部362は、読込部360によって読み込まれた流れモデルのパラメータ^Λに基づいて、上記式(20)〜上記式(21)に従って、時刻tにおいて地点iから地点iの近傍の地点jへ人が移動する確率を表す移動確率を推定する。
ステップS404において、人口予測部364は、上記ステップS204で推定された移動確率と、上記ステップS400で読み込まれた人口データ^Nから、上記式(22)に従って、時刻t+1の各地点iにおける人口を予測する。
ステップS406において、予測部36は、上記ステップS404で予測された時刻t+1の各地点iにおける人口を結果として出力して、予測処理ルーチンを終了する。
次に、推定処理ルーチンに戻り、ステップS110において、出力部40は、予測部36によって予測された時刻t+1の各地点iにおける人口を結果として出力し、処理を終了する。
<実施例>
本発明の実施の形態に係る手法を評価するため実験を行った。実験では、東京とローマとの実データを用いた。また実験では、本発明に係る実施の形態(VCGMM)、クラスタ数を1とした本発明の実施の形態(VCGM)、従来法(CGM,非特許参考文献1を参照。)、1時刻前の値で予測する方法(STAY)、及び過去の平均で予測する方法(AVE)を比較した。なお本発明の実施の形態(VCGMM)では、クラスタ数をK=10とした。図9に、各手法の平均絶対誤差を示す。図9の1列目は、テストデータの日付を表す。図9に示すように、すべてのデータにおいて、本発明の実施の形態についての誤差が最も小さく、本発明の実施の形態により流れをより高い精度で推定できると言える。
図10に、東京データを用いて本発明の実施の形態により推定した人の流れを示す。このデータでは5つのクラスタが抽出された。図10に示すように、0:00から6:30までは、多くの人が寝ているため,流れがないと推定されている。また、7:00から9:30までは、郊外から都心への流れが推定されている。また、18:00以後は都心から郊外への流れが推定されている。この結果は、本発明の実施の形態により適切に流れが推定できることを示唆する。
以上説明したように、第1の実施の形態に係る流れ推定装置によれば、各時刻tが属するクラスタkにおいて地点iから地点iの近傍の地点jの各々へ人が移動する確率を表す移動確率の分布を表すパラメータ及び1日における各時刻が各クラスタに属する確率を含む、各時刻t及び各地点iにおける人の流れを推定するための流れモデルのパラメータを推定し、各時刻t及び各地点iにおける人の数を表す入力データと推定された流れモデルのパラメータとに基づいて、各時刻t及び各地点iにおける、地点iから地点iの近傍の地点jへ移動する人の数を表す流れデータを推定することにより、精度よく人の流れを推定することができる。
また、推定された流れモデルのパラメータに基づいて、時刻tにおいて地点iから地点iの近傍の地点jへ人が移動する確率を表す移動確率を推定し、推定された移動確率と、時刻t及び各地点iにおける人の数を表す入力データから、時刻t+1の各地点iにおける人の数を予測することにより、精度よく人口を予測することができる。
また、本発明の実施の形態によって対象物の数又は密度を表すデータから流れを推定することができれば、公共衛生、都市計画、マーケティング、災害対策などに活用することができる。
<第2の実施の形態>
次に、第2の実施の形態について説明する。なお、第2の実施の形態に係る流れ推定装置の構成は、第1の実施の形態と同様の構成となるため、同一符号を付して説明を省略する。
第2の実施の形態では、各地点をクラスタに割り当てる点が第1の実施の形態と異なっている。
第2の実施の形態に係る流れ推定装置のパラメータ推定部30は、流れデータベース28に格納された流れデータ^M、及びパラメータデータベース26に格納された流れモデルのパラメータ^Λに基づいて、各地点iが属するクラスタkにおいて地点iから地点iの近傍の地点jの各々へ人が移動する確率を表す移動確率の分布を表すパラメータ及び各地点が各クラスタに属する確率を含む、各時刻t及び各地点iにおける人の流れを推定するための流れモデルのパラメータ^Λを推定する。
移動確率推定部302は、読込部300によって読み込まれた流れデータ^Mと、流れモデルのパラメータ^Λのうちの、各地点が各クラスタkに属する確率と、地点jへ移動する移動確率の事前分布を表すパラメータαとに基づいて、クラスタk及び地点iの組み合わせの各々に対し、移動確率の分布を表すパラメータ^αkiを推定し、推定されたパラメータ^αkiから、クラスタkの地点iにおける人の移動確率^θkiの分布を推定する。
クラスタ分布推定部304は、読込部300によって読み込まれた流れモデルのパラメータ^Λのうちの、各地点が各クラスタkに属する確率に基づいて、クラスタkの各々について、クラスタkのクラスタ分布φの分布を表すパラメータβを推定し、推定されたパラメータβから、クラスタkのクラスタ分布φの分布を推定する。
平均推定部306は、読込部300によって読み込まれた流れモデルのパラメータ^Λのうちの、各地点が各クラスタkに属する確率と、各クラスタkの地点精度ηと基づいて、クラスタkの各々に対し、地点平均τの分布を表すパラメータd及びfを推定し、推定されたパラメータd及びfから、地点平均τの分布を推定する。
精度推定部308は、読込部300によって読み込まれた流れモデルのパラメータ^Λのうちの、各地点が各クラスタkに属する確率と、各クラスタkのパラメータfと基づいて、クラスタkの各々に対し、地点精度ηの分布を表すパラメータa及びbを推定し、推定されたパラメータa及びbから、地点精度ηの分布を推定する。
クラスタ推定部310は、読込部300によって読み込まれた流れデータ^Mと、流れモデルのパラメータ^Λのうちの、各クラスタkのパラメータ^αki、β、a、b、d、fとに基づいて、クラスタk及び地点の組み合わせの各々について、当該地点がクラスタkに属する確率を推定する。
移動確率パラメータ推定部312は、読込部300によって読み込まれた流れモデルのパラメータ^Λのうちの各クラスタkのパラメータ^αkiに基づいて、地点jの各々について、地点jへ移動する移動確率の事前分布を表すパラメータαを推定する。
第2の実施の形態に係る流れ推定装置の流れ推定部32は、人口データベース24に格納された人口データ^Nと、パラメータデータベース26に格納された流れモデルのパラメータ^Λとに基づいて、各時刻t及び各地点iにおける、地点iから地点iの近傍の地点jへ移動する人数を表す流れデータ^Mを推定する。
勾配計算部322は、読込部320によって読み込まれた人口データ^Nと、読込部320によって読み込まれた流れモデルのパラメータ^Λのうち、各クラスタkのパラメータ^αki及び各時刻sが各クラスタkに属する確率qskと、読込部320によって読み込まれた流れデータ^Mとに基づいて、流れデータ^Mを推定するための目的関数の勾配を計算する。
最適化部324は、勾配計算部322によって計算された勾配に基づいて目的関数を最大化するように、流れデータ^Mを推定する。
第2の実施の形態に係る流れ推定装置の予測部36は、人口データベース24に格納された人口データ^Nと、パラメータデータベース26に格納された流れモデルのパラメータ^Λとに基づいて、時刻t及び各地点iにおける人口データから、時刻t+1の各地点iにおける人口を予測する。予測部36は、ある時刻の人口データを用いて、将来の人口を予測する。
終了判定部34は、予め定められた終了条件を満たすまで、パラメータ推定部30及び流れ推定部32による各処理を繰り返し行う。
以上説明したように、第2の実施の形態に係る流れ推定装置によれば、各地点iが属するクラスタkにおいて地点iから地点iの近傍の地点jの各々へ人が移動する確率を表す移動確率の分布を表すパラメータ及び各地点が各クラスタに属する確率を含む、各時刻t及び各地点iにおける人の流れを推定するための流れモデルのパラメータを推定し、各時刻t及び各地点iにおける人の数を表す入力データと推定された流れモデルのパラメータとに基づいて、各時刻t及び各地点iにおける、地点iから地点iの近傍の地点jへ移動する人の数を表す流れデータを推定することにより、精度よく人の流れを推定することができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
例えば、上記実施の形態では、入力データは人口データである場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、動物や物、病気などの数又は密度を表すデータでもよい。
また、上記実施の形態では、各時刻t及び各地点iにおける人の数を表す入力データを用いる場合を例に説明したが、各時刻t及び各地点iにおける人の密度を表すデータを入力データとして用いてもよい。入力データとして人の密度を表すデータを用いる場合には、流れデータは、地点iから地点iの近傍の地点jへ移動する人の密度を表す流れデータとなる。
また、上記実施の形態では、第1の実施の形態において各時刻がクラスタに割り当てられる場合を例に説明し、第2の実施の形態において各地点がクラスタに割り当てられる場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、各時刻と各地点とを共にクラスタに割り当ててもよい。
各時刻と各地点とを共にクラスタに割り当てる場合、パラメータ推定部30は、各時刻t及び各地点iにおける、地点iから地点iの近傍の地点jへ移動する対象物の数又は密度を表す流れデータに基づいて、各時刻tと各地点iとが属するクラスタkにおいて地点iから地点iの近傍の地点jの各々へ対象物が移動する確率を表す移動確率の分布を表すパラメータ及び各時刻と各地点とが各クラスタに属する確率を含む、各時刻t及び各地点iにおける対象物の流れを推定するための流れモデルのパラメータを推定する。
そして、流れ推定部32は、各時刻t及び各地点iにおける対象物の数又は密度を表す入力データと、パラメータ推定部30によって推定された流れモデルのパラメータとに基づいて、各時刻t及び各地点iにおける、地点iから地点iの近傍の地点jへ移動する対象物の数又は密度を表す流れデータを推定する。
また、上記実施の形態では、パラメータ推定部30及び流れ推定部32と、予測部36とを1つの装置として構成する場合を例に説明したが、パラメータ推定部30及び流れ推定部32を含む流れ装置と、予測部36を含む予測装置とで別々の装置として構成してもよい。
また、上述の流れ推定装置が各データベースを備えている場合について説明したが、例えば各データベースが流れ推定装置の外部装置に設けられ、流れ推定装置は、外部装置と通信手段を用いて通信することにより、各データベースを参照するようにしてもよい。
また、上述の流れ推定装置は、内部にコンピュータシステムを有しているが、コンピュータシステムは、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、本願明細書中において、プログラムが予めインストールされている実施形態として説明したが、当該プログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して提供することも可能である。
10 入力部
20 演算部
22 初期化部
24 人口データベース
26 パラメータデータベース
28 データベース
30 パラメータ推定部
32 流れ推定部
34 終了判定部
36 予測部
40 出力部
100 推定装置
300 読込部
302 移動確率推定部
304 クラスタ分布推定部
306 平均推定部
308 精度推定部
310 クラスタ推定部
312 移動確率パラメータ推定部
314 書込部
320 読込部
322 勾配計算部
324 最適化部
326 収束判定部
328 書込部
360 読込部
362 移動確率計算部
364 人口予測部
上記目的を達成するために、第1の発明に係る流れ推定装置は、各時刻t及び各地点iにおける、前記地点iから前記地点iの近傍の地点jへ移動するの数又は密度を表す流れデータに基づいて、各時刻tが属するクラスタkにおいて前記地点iから前記地点iの近傍の地点jの各々へ前記が移動する確率を表す移動確率の分布を表すパラメータ及び1日における各時刻が各クラスタに属する確率を含む、各時刻t及び各地点iにおけるの流れを推定するための流れモデルのパラメータを推定するパラメータ推定部と、各時刻t及び各地点iにおけるの数又は密度を表す人口データと、前記パラメータ推定部によって推定された前記流れモデルのパラメータとに基づいて、各時刻t及び各地点iにおける、前記地点iから前記地点iの近傍の地点jへ移動する前記の数又は密度を表す流れデータを推定する流れ推定部と、予め定められた終了条件を満たすまで、前記パラメータ推定部及び前記流れ推定部による各処理を繰り返し行う終了判定部と、を含み、前記パラメータ推定部は、前記流れ推定部によって推定された前記流れデータに基づいて、前記流れモデルのパラメータを推定する。
また、第2の発明に係る流れ推定装置は、各時刻t及び各地点iにおける、前記地点iから前記地点iの近傍の地点jへ移動するの数又は密度を表す流れデータに基づいて、各地点iが属するクラスタkにおいて前記地点iから前記地点iの近傍の地点jの各々へ前記が移動する確率を表す移動確率の分布を表すパラメータ及び各地点が各クラスタに属する確率を含む、各時刻t及び各地点iにおけるの流れを推定するための流れモデルのパラメータを推定するパラメータ推定部と、各時刻t及び各地点iにおけるの数又は密度を表す人口データと、前記パラメータ推定部によって推定された前記流れモデルのパラメータとに基づいて、各時刻t及び各地点iにおける、前記地点iから前記地点iの近傍の地点jへ移動する前記の数又は密度を表す流れデータを推定する流れ推定部と、予め定められた終了条件を満たすまで、前記パラメータ推定部及び前記流れ推定部による各処理を繰り返し行う終了判定部と、を含み、前記パラメータ推定部は、前記流れ推定部によって推定された前記流れデータに基づいて、前記流れモデルのパラメータを推定する。
また、前記パラメータ推定部は、前記流れ推定部によって推定された前記流れデータと、1日における各時刻sが各クラスタkに属する確率qskと、前記地点jへ移動する移動確率の事前分布を表すパラメータαとに基づいて、前記クラスタk及び地点iの組み合わせの各々に対し、前記移動確率の分布を表すパラメータ^αkiを推定し、推定された前記パラメータ^αkiから、前記クラスタkの前記地点iにおける前記の移動確率^θkiの分布を推定する移動確率推定部と、各時刻sが各クラスタkに属する確率qskに基づいて、前記クラスタkの各々について、前記クラスタkのクラスタ分布φの分布を表すパラメータβを推定し、推定された前記パラメータβから、前記クラスタkのクラスタ分布φの分布を推定するクラスタ分布推定部と、各時刻sが各クラスタkに属する確率qskと、各クラスタkの時刻精度ηと基づいて、前記クラスタkの各々に対し、時刻平均τの分布を表すパラメータd及びfを推定し、推定された前記パラメータd及びfから、時刻平均τの分布を推定する平均推定部と、各時刻sが各クラスタkに属する確率qskと、各クラスタkの前記パラメータfと基づいて、前記クラスタkの各々に対し、前記時刻精度ηの分布を表すパラメータa及びbを推定し、推定された前記パラメータa及びbから、時刻精度ηの分布を推定する精度推定部と、前記流れ推定部によって推定された前記流れデータと、各クラスタkの前記パラメータ^αki、β、a、b、d、fとに基づいて、前記クラスタk及び前記時刻sの組み合わせの各々について、時刻sがクラスタkに属する確率qskを推定するクラスタ推定部と、各クラスタkの前記パラメータ^αkiに基づいて、地点jの各々について、前記地点jへ移動する移動確率の事前分布を表すパラメータαを推定する移動確率パラメータ推定部と、を含むようにしてもよい。
また、前記流れ推定部は、前記人口データと、前記パラメータ推定部によって推定された、各クラスタkの前記パラメータ^αki及び各時刻sが各クラスタkに属する確率qskと、前記流れデータとに基づいて、前記流れデータを推定するための目的関数の勾配を計算し、計算された前記勾配に基づいて前記目的関数を最大化するように、前記流れデータを推定するようにしてもよい。
また、第3の発明に係る予測装置は、上記の流れ推定装置によって推定された前記流れモデルのパラメータに基づいて、時刻tにおいて前記地点iから前記地点iの近傍の地点jへ前記が移動する確率を表す移動確率を推定する移動確率計算部と、前記移動確率計算部によって推定された前記移動確率と、時刻t及び各地点iにおけるの数又は密度を表す人口データから、時刻t+1の各地点iにおけるの数又は密度を予測する予測部と、を含む。

Claims (6)

  1. 各時刻t及び各地点iにおける、前記地点iから前記地点iの近傍の地点jへ移動する対象物の数又は密度を表す流れデータに基づいて、各時刻tが属するクラスタkにおいて前記地点iから前記地点iの近傍の地点jの各々へ前記対象物が移動する確率を表す移動確率の分布を表すパラメータ及び1日における各時刻が各クラスタに属する確率を含む、各時刻t及び各地点iにおける対象物の流れを推定するための流れモデルのパラメータを推定するパラメータ推定部と、
    各時刻t及び各地点iにおける対象物の数又は密度を表す入力データと、前記パラメータ推定部によって推定された前記流れモデルのパラメータとに基づいて、各時刻t及び各地点iにおける、前記地点iから前記地点iの近傍の地点jへ移動する前記対象物の数又は密度を表す流れデータを推定する流れ推定部と、
    予め定められた終了条件を満たすまで、前記パラメータ推定部及び前記流れ推定部による各処理を繰り返し行う終了判定部と、
    を含み、
    前記パラメータ推定部は、前記流れ推定部によって推定された前記流れデータに基づいて、前記流れモデルのパラメータを推定する
    流れ推定装置。
  2. 各時刻t及び各地点iにおける、前記地点iから前記地点iの近傍の地点jへ移動する対象物の数又は密度を表す流れデータに基づいて、各地点iが属するクラスタkにおいて前記地点iから前記地点iの近傍の地点jの各々へ前記対象物が移動する確率を表す移動確率の分布を表すパラメータ及び各地点が各クラスタに属する確率を含む、各時刻t及び各地点iにおける対象物の流れを推定するための流れモデルのパラメータを推定するパラメータ推定部と、
    各時刻t及び各地点iにおける対象物の数又は密度を表す入力データと、前記パラメータ推定部によって推定された前記流れモデルのパラメータとに基づいて、各時刻t及び各地点iにおける、前記地点iから前記地点iの近傍の地点jへ移動する前記対象物の数又は密度を表す流れデータを推定する流れ推定部と、
    予め定められた終了条件を満たすまで、前記パラメータ推定部及び前記流れ推定部による各処理を繰り返し行う終了判定部と、
    を含み、
    前記パラメータ推定部は、前記流れ推定部によって推定された前記流れデータに基づいて、前記流れモデルのパラメータを推定する
    流れ推定装置。
  3. 前記パラメータ推定部は、
    前記流れ推定部によって推定された前記流れデータと、1日における各時刻sが各クラスタkに属する確率qskと、前記地点jへ移動する移動確率の事前分布を表すパラメータαとに基づいて、前記クラスタk及び地点iの組み合わせの各々に対し、前記移動確率の分布を表すパラメータ^αkiを推定し、推定された前記パラメータ^αkiから、前記クラスタkの前記地点iにおける前記対象物の移動確率^θkiの分布を推定する移動確率推定部と、
    各時刻sが各クラスタkに属する確率qskに基づいて、前記クラスタkの各々について、前記クラスタkのクラスタ分布φの分布を表すパラメータβを推定し、推定された前記パラメータβから、前記クラスタkのクラスタ分布φの分布を推定するクラスタ分布推定部と、
    各時刻sが各クラスタkに属する確率qskと、各クラスタkの時刻精度ηと基づいて、前記クラスタkの各々に対し、時刻平均τの分布を表すパラメータd及びfを推定し、推定された前記パラメータd及びfから、時刻平均τの分布を推定する平均推定部と、
    各時刻sが各クラスタkに属する確率qskと、各クラスタkの前記パラメータfと基づいて、前記クラスタkの各々に対し、前記時刻精度ηの分布を表すパラメータa及びbを推定し、推定された前記パラメータa及びbから、時刻精度ηの分布を推定する精度推定部と、
    前記流れ推定部によって推定された前記流れデータと、各クラスタkの前記パラメータ^αki、β、a、b、d、fとに基づいて、前記クラスタk及び前記時刻sの組み合わせの各々について、時刻sがクラスタkに属する確率qskを推定するクラスタ推定部と、
    各クラスタkの前記パラメータ^αkiに基づいて、地点jの各々について、前記地点jへ移動する移動確率の事前分布を表すパラメータαを推定する移動確率パラメータ推定部と、
    を含む請求項1に記載の流れ推定装置。
  4. 前記流れ推定部は、前記入力データと、前記パラメータ推定部によって推定された、各クラスタkの前記パラメータ^αki及び各時刻sが各クラスタkに属する確率qskと、前記流れデータとに基づいて、前記流れデータを推定するための目的関数の勾配を計算し、計算された前記勾配に基づいて前記目的関数を最大化するように、前記流れデータを推定する
    請求項3に記載の流れ推定装置。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の流れ推定装置によって推定された前記流れモデルのパラメータに基づいて、時刻tにおいて前記地点iから前記地点iの近傍の地点jへ前記対象物が移動する確率を表す移動確率を推定する移動確率計算部と、
    前記移動確率計算部によって推定された前記移動確率と、時刻t及び各地点iにおける対象物の数又は密度を表す入力データから、時刻t+1の各地点iにおける対象物の数又は密度を予測する予測部と、
    を含む予測装置。
  6. コンピュータを、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の流れ推定装置又は請求項5に記載の予測装置の各部として機能させるためのプログラム。
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