JP2017016062A - 制御装置、測定システム、制御方法及びプログラム - Google Patents

制御装置、測定システム、制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】頭部伝達関数を容易に測定する技術を提供する。
【解決手段】制御装置であって、出力装置から出力される測定信号を収音する収音装置の収音結果を取得する第1取得部と、被測定者に対する出力装置又は収音装置の位置を検出する検出部と、第1取得部により取得された収音結果と、検出部により検出された位置とに基づいて、被測定者の頭部伝達関数を取得する第2取得部とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、制御装置、測定システム、制御方法及びプログラムに関する。
立体音響の再現性を高めるためには受聴者本人の頭部伝達関数(HRTF:Head Related Transfer Function)を用いるのが良いということが知られている。従来、受聴者本人のHRTFを測定するためには特別な設備が必要であり、立体音響に受聴者本人のHRTFを用いることは難しかった。そのため、多くの場合、HRTFは平均的な顔を模擬したダミーヘッドマイクロホンを用いて測定されたものが使用されていた。
これに対して、特許文献1では、HRTFデータベースから受聴者本人にあった頭部伝達関数を選択する技術が開示されている。
特開2014−99797号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、データベース内に本人に近い頭部伝達関数がある保証はなく、最適なHRTFを用いた場合でも受聴者本人のHRTFを用いた場合に比べ臨場感が低下する。
また、従来の大型のスピーカトラバース(移動装置)を用いた頭部伝達関数測定では等間隔のHRTFを測定することが可能である。しかし、立体音響に用いるHRTFは必ずしも等間隔である必要性は無く、むしろ簡易に本人の頭部伝達関数を取得できる技術が求められている。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、頭部伝達関数を容易に測定する技術を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の一態様による制御装置は以下の構成を備える。即ち、
出力装置から出力される測定信号を収音する収音装置の収音結果を取得する第1取得手段と、
被測定者に対する前記出力装置又は前記収音装置の位置を検出する検出手段と、
前記第1取得手段により取得された収音結果と、前記検出手段により検出された前記位置とに基づいて、前記被測定者の頭部伝達関数を取得する第2取得手段と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、頭部伝達関数を容易に測定することが可能となる。
本発明の実施形態1に係る測定システムの構成例を示すブロック図。 本発明の実施形態1に係る測定システムの使用例を示す図。 本発明の実施形態1に係る制御部の詳細図。 本発明の一実施形態に係る頭部伝達関数の測定手順を示すフローチャート。 本発明の一実施形態に係る頭部伝達関数の低域補正の説明図 本発明の実施形態2に係る測定システムの構成例を示すブロック図。 本発明の実施形態2に係る頭部伝達関数測定の例を示す図。 本発明の実施形態2に係る制御部の詳細図。
以下、添付の図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は本発明を限定するものではなく、また、各実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。なお、同一の構成については、同じ符号を付して説明する。
(実施形態1)
<1.測定システムの構成>
図1は、本発明の実施形態1に係る頭部伝達関数(HRTF)の測定システム100の構成例を示すブロック図である。また図2は実施形態1に係る頭部伝達関数の測定システムの使用例を示す。頭部伝達関数の測定システム100は、制御部110(制御装置)と、発音部120(発音装置)と、収音部130(収音装置)と、撮像部140と、記憶部150と、入力部160と、第二発音部170とを含む。
制御部110は、例えばCPU等で構成され、測定システム100全体の制御を行う。制御の詳細説明は後述する。発音部120は、例えば小型のスピーカであり、制御部110から出力される音声信号を出力する。例えば図2(a)に示されるように棒状の支持部材200を介して被測定者(以下、ユーザとする)によって保持される。ここで、支持部材200は反射の影響を考慮してできるだけ細いものを用いるとよい。
収音部130は、例えばユーザの両耳の耳穴付近に装着可能な2つのマイクロホンであり、発音部120から出力される測定信号を収音する。収音した測定信号である収音結果は制御部110へ出力される。撮像部140は、例えば2台のカメラである。撮像部140は、所定の間隔で発音部120に固定され、発音部120の発音方向を撮像する。撮像画像は制御部110へ出力される。
記憶部150は、メモリ等の記憶装置であり、制御部110から出力されたHRTFと測定方向とをセットとして記憶する。入力部160は、例えばボタンスイッチのようなものであり、HRTFの測定開始をユーザが入力するための入力装置である。入力部160はHRTFの測定開始の信号を制御部110に出力する。第二発音部170は、例えば収音部130と一体型のイヤホンであり、ユーザに対して音声信号を出力する。
<2.制御部の構成>
次に、図3を参照して、本発明の実施形態1に係る制御部110の詳細を説明する。制御部110は、信号生成部111と、ブレ検出部112と、報知信号生成部113と、位置検出部114と、HRTF取得部115と、パラメータ取得部116と、HRTF補正部117とを備える。
信号生成部111は、HRTFを測定するための測定信号を生成する。ここで、測定信号とはHRTFを測定するために発音部120から発音される信号を指す。測定信号には、例えばTSP(Time Stretched Pulse)信号やMLS(Maximum length sequence)信号などを使用してもよい。生成された信号は発音部120へ出力される。
ブレ検出部112は、撮像部140で撮像された画像に基づいて、測定信号の出力中に発音部120とユーザとの位置関係がどの程度ブレたか(撮像部140のブレ)を示すブレ量を検出する。例えば、本実施形態においては、測定信号の出力前と測定信号の出力後に撮影した各画像の差分からユーザの頭部のブレ量を検出する。ブレ量が所定量より大きい場合、ブレ検出部112は報知信号生成部113へ信号を出力する。ブレ量が所定量以下の場合、ブレ検出部112は、撮像部140から入力された画像を位置検出部114へ出力する。
報知信号生成部113は、ブレ検出部112から信号が入力された場合に、測定が失敗したことをユーザに通知する信号を生成し、第二発音部170へ出力する。例えばエラーを伝えるブザー信号を出力してもよい。ブザー信号は発音部120から出力してもよいが、収音部130が耳穴を覆うように設置された場合、ユーザに聞き取りづらいという問題があるため、第二発音部170から出力されるように構成してもよい。
位置検出部114は、撮像部140で撮像された画像から測定時のユーザの頭部(あるいは耳部)に対する発音部120の位置(方向)を検出する。位置検出部114は検出した位置(方向)を、後述するHRTF補正部117で補正されたHRTFとともに記憶部150へ出力する。さらに、検出した位置をパラメータ取得部116へ出力する。
HRTF取得部115は、信号生成部111および収音部130から入力された信号に基づいてHRTFを取得する。HRTFの取得方法はMLS法やTSP法などを、信号生成部111の出力に応じて選択するようにするとよい。例えば、信号生成部111で生成した信号をx、収音部130で収音した信号をyとし、それぞれをフーリエ変換したものをX,Yとすると、HRTF取得部115はHRTFを、HRTF=Y/Xとして算出する。算出したHRTFはHRTF補正部117へ出力される。
パラメータ取得部116は、位置検出部114から入力されたユーザ頭部に対する発音部120の位置から、ユーザの頭部と発音部120との距離をパラメータとして取得する。例えば、撮像部140を構成する2台のカメラで撮像されたステレオ画像からユーザまでの距離を算出する。算出した発音部120とユーザの頭部との距離は、パラメータとしてHRTF補正部117へ出力される。
HRTF補正部117は、HRTF取得部115から入力されたHRTFを、パラメータ取得部116から入力されたパラメータに基づいて補正する。本実施形態では、発音部120は図2(a)に示すようにユーザにより保持されているため、発音部120とユーザの頭部との距離は測定ごとに変化する。つまり、測定したHRTFは方向ごとに距離が異なる。このようなHRTFを用いた場合、方向ごとに音量および位相が変化し臨場感が損なわれる可能性がある。そこで、HRTF補正部117によりHRTFの距離補正を行う。パラメータ取得部116から入力された発音部120とユーザとの距離から、逆二乗則を用いて音量(振幅)または、時間遅延(位相)あるいはその両方(振幅と位相)の補正を行う。補正されたHRTFは記憶部150へ出力される。
<3.測定処理>
続いて、図4のフローチャートを参照しながら、本実施形態に係る頭部伝達関数の測定処理の手順を説明する。ユーザ操作に基づいて入力部160から測定開始信号が入力されると、頭部伝達関数の測定処理が開始される。
測定が開始されると、撮像部140により1回目の撮像が行われる(S101)。撮像された画像は、ブレ検出部112へ出力される。続いて、信号生成部111は、測定用信号を生成する(S102)。生成された測定用信号は、発音部120へ出力される。そして、発音部120は、測定用信号を再生する(S103)。続いて、収音部130は、発音部120から発音された測定用信号を収音する(S104)。収音された信号はHRTF取得部115へ出力される。
続いて、撮像部140により2回目の撮像が行われる(S105)。撮像された画像は、S101と同様にブレ検出部112へ出力される。続いて、ブレ検出部112は、撮像部140から入力された2回分の画像の差分からブレ量を検出する(S106)。ブレ検出部112は、所定量より大きいブレ量が検出された場合は、報知信号生成部113へ信号を出力する。反対に、ブレ量の大きさが所定量以下の場合は、入力された画像を位置検出部114へ出力する。
S106で検出されたブレ量が所定量より大きい場合、報知信号生成部113は、報知信号を生成する(S107)。生成された報知信号は報知信号生成部113から第二発音部170へ出力される。続いて、第二発音部170は、報知信号を発音する(S108)。その後、一連の処理を終了する。
一方、S106で検出されたブレ量が所定量以下の場合、位置検出部114は、撮像部140で撮像された画像から測定時のユーザの頭部(あるいは耳部)に対する発音部120の位置を検出する(S109)。検出された位置は、パラメータ取得部116および記憶部150へ出力される。
続いて、HRTF取得部115は、信号生成部111、収音部130から入力された信号に基づいてHRTFを取得する(S110)。取得されたHRTFは、HRTF補正部117へ出力される。続いて、パラメータ取得部116は、ユーザの頭部と発音部120との距離をパラメータとして取得する(S111)。取得されたユーザの頭部と発音部120との距離は、HRTF補正部117へ出力される。
続いて、HRTF補正部117は、HRTF取得部115から入力されたHRTFを、パラメータ取得部116から入力されたパラメータに基づいて補正する。(S112)。補正されたHRTFは、記憶部150へ出力される。最後に、記憶部150は、位置検出部114から入力されたユーザの頭部に対する発音部120の方向と、HRTF補正部117により補正されたHRTFとを関連付けて記憶する(S113)。その後、一連の処理を終了する。
そして、当該測定処理を必要な回数行うことで、ユーザは全方向のHRTFのデータセットを取得することが可能となる。
以上説明したように、スピーカとユーザの頭部との位置関係を検出しながら測定を行うことにより、個人の頭部伝達関数を容易に測定することができる。
なお、本実施形態では、収音部130をユーザの耳穴付近に装着し、発音部120をユーザの頭部の周囲で移動させるような構成としたが、収音部130と発音部120との配置は逆であってもよい。例えば、相反法を用いてもよく、ユーザの耳穴付近に発音部120を装着し、収音部130をユーザの頭部の周囲で移動させるようにしてもよい。
本実施形態では、撮像部140はユーザと発音部120との距離を測定するために2台のカメラで構成する例を説明したが、1台のカメラを用いてもよい。その場合、ユーザと発音部120との距離の測定は、例えばモーションステレオ法や、撮像部140に赤外線照射装置などを備え、アクティブ方式で距離を推定する方法であってもよい。
また、本実施形態では、説明のため図2(a)に示すように発音部120および撮像部140が棒状の支持部材200を介してユーザに保持される例を説明した。しかしながら、保持の仕方は本発明を限定するものではなく、例えば、図2(b)に示すように制御部110、発音部120、撮像部140、記憶部150の機能を備える例えばスマートフォン等の携帯装置をユーザが保持するようにしてもよい。その際、収音部130で収音された音声信号は無線によって携帯装置に送信されるように構成してもよい。
また、本実施形態では、ユーザ本人が発音部120を移動あるいは保持する形式を例に説明したが、頭部伝達関数の被測定者と、発音部120を移動あるいは保持するユーザとは別であってもよい。撮像部140についても、被測定者とは別のユーザが保持してもよい。
また、本実施形態では、収音部130は両耳に装着する例を説明したが、1つのマイクロホンで片耳ずつ測定するように構成されてもよい。また、本実施形態では、制御部110は、入力部160からの入力に応じて測定を開始する例を説明したが、測定は自動で開始されるように構成してもよい。例えば、ユーザが発音部120を未測定の方向付近で所定の時間以上保持したまま停止したことに応じて測定を自動で開始してもよい。
また、本実施形態では、信号生成部111が測定用信号を生成したが、測定用信号はあらかじめメモリ等に記憶されていて、測定時に読み出されるように構成してもよい。また、本実施形態では、ブレ検出部112は撮像部140が撮像した画像からユーザの頭部のブレを検出したが、撮像部140に姿勢センサや加速度センサを備え付け、撮像中の撮像部140のブレを検出してもよい。
また、本実施形態では、測定時のエラーを検出する機能はブレ検出部112が有していた。しかしながら、撮像部140のブレ以外にも測定に影響を与える状況は考えられる。例えば、被測定者の運動(移動)や、被測定者の位置のスピーカ正面からの極端なずれ、被測定者の極端な表情変化などが影響すると考えられる。そこで、それらを検出するように構成してもよい。さらに、外部からの音を反射するような異物の侵入や、測定とは関係の無い音源の接近等も測定に影響するため、それらを検出するような機能があってもよい。これらの測定に影響を与える状況に応じてエラーが検出されると、報知信号生成部113に信号が出力されるように構成してもよい。その場合、報知信号生成部113は、検出されたエラーの種類に応じて異なる報知音を生成してもよい。
また、本実施形態では、測定エラーの報知は音声信号によって行ったが、例えばエラーの状態を表示する表示装置を備え、当該表示装置に表示させることにより報知してもよい。その場合、報知信号生成部113は、表示装置上に表示する信号を生成してもよい。
また、本実施形態では、位置検出部114は、撮像部140で撮影された画像からユーザの頭部に対する発音部120の位置を検出したが、例えば特徴点の少ない後頭部等では頭部の向きの検出が難しいと考えられる。そこで、後頭部にあらかじめマーカ等を設置するようにしてもよい。また、他の情報を利用するように構成してもよい。例えば、撮像部140に姿勢センサや加速度センサを備え付け、それらの情報を併せて利用するように構成してもよい。
また、本実施形態では、HRTF補正部117が、パラメータ取得部116で取得した発音部120とユーザとの距離から逆二乗則を用いてHRTFの音量を補正したが、別の方法を用いてもよい。例えば、発音部120とユーザとの距離に応じて左右の耳に対する発音部120の見込み角度が異なるため距離に応じて左右のHRTFと関連付ける方向を変えてもよい。
また、HRTF補正部117は、距離に応じた補正以外のHRTF補正を行ってもよい。つまり、HRTF補正部117は、使用したスピーカの特性やマイクロホンの特性を補正するような機能を有してもよい。例えば、使用するスピーカとマイクロホンを適当な間隔で設置した場合の測定結果を用いて、HRTFを補正してもよい。ここで、適当な間隔とは、おおよそ発音部120を保持する支持部材200とユーザの腕の長さとを足した距離であってもよい。
本実施形態では、発音部120としてユーザの利便性の面から小型のスピーカを用いた。しかしながら、小型のスピーカでは低域の音が出にくいという問題があるため、取得されたHRTFの低域部分は正しい結果になっていない可能性もある。そこで、HRTFの周波数特性を補正するようにしてもよい。例えば、低域では音の定位に大きく影響しないことが知られているため、低域では入力信号をそのまま出力するように補正してもよい。
また、例えば、低域では頭部の形状によってHRTFが変化しにくいため、所定の低域部分を他の一般的なダミーヘッドで測定したHRTFと置き換えてもよい。例えば、図5に示すように、本実施形態で測定したユーザのHRTFにハイパスフィルタ501を適用した結果と、測定したHRTFと同じ方向あるいは近傍の方向のダミーヘッドで測定したHRTFにローパスフィルタ502を適用した結果とを、加算して低域補正を行ってもよい。その場合、ダミーヘッドで測定したHRTFとユーザのHRTFとの位相差(遅延差)を考慮する。
あるいは、撮像されたユーザの顔画像からユーザの頭部および耳介の形状モデルを推定し、その形状モデルを用いて音響シミュレーションを行い、HRTFの低域を置き換えるように構成してもよい。音響シミュレーションでは、例えば、時間領域差分法等を用いてもよい。あるいは、より簡単に、顔画像からユーザの耳間距離を抽出し、両耳間時間差のみを考慮したHRTFの低域部分を用いるようにしてもよい。あるいは、非特許文献1に記載のように、耳介の形状から最適なHRTFをデータベースから選択してもよい。例えば、撮像された耳介の画像を用いて十分な低域で測定されたHRTFデータベースから最適なHRTFを選択し、そのHRTFの低域部分を用いて、測定したHRTFを補正してもよい。
また、記憶部150にはHRTFとユーザの頭部に対する発音部120の方向とが記憶される例を説明したが、さらに、撮像した顔画像あるいは顔認証のためのパラメータを併せて記憶するようにしてもよい。そして、HRTFの使用時に顔認証によって自動でHRTFを切り替えてもよい。
また、本実施形態では、ユーザは全方向の測定を行うようにしたが、例えば特定の方向のみ測定を行い、その他の方向については既存のHRTFを使用してもよい。例えば、事前に既存のHRTFを用いて定位試験を行い、音像の位置が大きくずれるあるいは頭内定位してしまう方向に対してのみ本実施形態のような測定処理を行い、その他の方向については既存のHRTFをそのまま利用してもよい。
(実施形態2)
実施形態1では、発音部120をユーザの周囲で動かす例を説明した。これに対して、本実施形態では、発音部120を固定してユーザが頭部を動かす例を説明する。
図6は、本発明の実施形態2に係る頭部伝達関数の測定システム600の構成例を示すブロック図である。また、図7は、本発明の実施形態2に係る測定システム600の使用例を示す。
頭部伝達関数の測定システム100は、制御部610と、発音部120と、収音部130と、撮像部140と、記憶部150と、入力部160と、表示部680とを有する。制御部610の機能の詳細は図8を参照して後述する。発音部120、収音部130、撮像部140、記憶部150、入力部160の機能については実施形態1とほぼ同様のため説明を省略する。表示部680は、例えばヘッドマウントディスプレイ(HMD)等で構成され、撮像部140で撮像された画像を取得して表示する。
次に、図8を参照して、本発明の実施形態2に係る制御部610の詳細を説明する。制御部610は、信号生成部111と、ブレ検出部112と、報知信号生成部613と、位置検出部114と、HRTF取得部115と、パラメータ取得部116と、HRTF補正部117と、未測定方向抽出部618とを備える。
信号生成部111、ブレ検出部112、位置検出部114、HRTF取得部115、パラメータ取得部116、HRTF補正部117の機能については、実施形態1と同様のため説明を省略する。
報知信号生成部613は、ブレ検出部112から信号が入力された場合に、測定が失敗したことをユーザに報知する信号を生成し、表示部680へ出力する。例えば、エラーを伝えるメッセージを表示部680に表示させる。未測定方向抽出部618は、これまでの測定方向を記憶しておき、未測定の方向を抽出する。抽出した未測定方向は表示部680に出力され、表示部680は、例えば未測定方向を撮像部140で撮像された画像に重畳して表示する表示制御を行う。
以上説明したように、本実施形態によれば、発音部120および撮像部140の位置を固定し、ユーザが頭部を回転するようにすることで、大型のスピーカを用いることができるため、低ひずみで広帯域の頭部伝達関数を測定できる。
なお、本実施形態では、発音部120および撮像部140が1つずつである例を仮定したが、それぞれ複数あってもよい。また、本実施形態では、表示部680で未測定方向を撮像部140の画像に重畳して未測定方向をユーザに表示したが、どのように頭部を回転させるとよいかを示す頭部を誘導する指示を表示部680にさらに表示してもよい。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100,600:測定システム、110,610:制御部、111:信号生成部、112:ブレ検出部、113,613:報知信号生成部、114:位置検出部、115:HRTF取得部、116:パラメータ取得部、117:HRTF補正部、120:発音部、130:収音部、140:撮像部、150:記憶部、160:入力部、170:第二発音部、200:支持部材、618:未測定方向抽出部、680:表示部

Claims (15)

  1. 出力装置から出力される測定信号を収音する収音装置の収音結果を取得する第1取得手段と、
    被測定者に対する前記出力装置又は前記収音装置の位置を検出する検出手段と、
    前記第1取得手段により取得された収音結果と、前記検出手段により検出された前記位置とに基づいて、前記被測定者の頭部伝達関数を取得する第2取得手段と、
    を有することを特徴とする制御装置。
  2. 前記第2取得手段は、前記第1取得手段により取得された収音結果に基づいて取得された頭部伝達関数を、前記検出手段により検出された前記位置に基づいて補正した頭部伝達関数を取得することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記収音装置は、前記被測定者の少なくとも片耳に装着され、
    前記検出手段は、前記被測定者に対する前記出力装置の位置を検出することを特徴とする請求項1または2に記載の制御装置。
  4. 前記第2取得手段は、前記検出手段により検出された前記位置に基づいて取得される前記被測定者と前記出力装置との距離に応じて、前記頭部伝達関数の振幅と位相との少なくとも一方が補正された頭部伝達関数を取得することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の制御装置。
  5. 前記出力装置は、前記被測定者の少なくとも片耳に装着され、
    前記検出手段は、前記被測定者に対する前記収音装置の位置を検出することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の制御装置。
  6. 前記第2取得手段は、前記検出手段により検出された前記位置に基づいて取得される前記被測定者と前記収音装置との距離に応じて、前記頭部伝達関数の振幅と位相との少なくとも一方が補正された頭部伝達関数を取得することを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の制御装置。
  7. 前記第2取得手段は、前記検出手段により検出された前記位置に基づいて周波数特性が補正された頭部伝達関数を取得することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の制御装置。
  8. 前記第2取得手段は、前記検出手段により検出された前記位置に基づいて所定の低域部分の周波数特性が補正された頭部伝達関数を取得することを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の制御装置。
  9. 前記検出手段は、撮像画像に基づいて、前記被測定者に対する前記出力装置又は前記収音装置の位置を検出することを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の制御装置。
  10. 前記被測定者に対する前記出力装置又は前記収音装置の位置のブレ量を検出するブレ検出手段をさらに備え、
    前記第2取得手段は、前記検出手段により検出された前記位置の前記ブレ量が所定量以下である場合に、当該位置に基づいて前記被測定者の頭部伝達関数を取得することを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の制御装置。
  11. 前記ブレ量が所定量より大きい場合に、エラーを報知するための報知信号を出力させる制御手段を備えること
    を特徴とする請求項10に記載の制御装置。
  12. 前記検出手段による検出の結果に基づいて、前記頭部伝達関数が取得されていない未測定方向を抽出する抽出手段と、
    撮像された前記被測定者の画像と、前記未測定方向を示す情報とを表示装置に表示させる表示制御手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至11の何れか1項に記載の制御装置。
  13. 制御装置と、出力装置と、前記出力装置から出力される測定信号を収音する収音装置とを有する測定システムであって、
    前記制御装置は、
    前記収音装置の収音結果を取得する第1取得手段と、
    被測定者に対する前記出力装置又は前記収音装置の位置を検出する検出手段と、
    前記第1取得手段により取得された収音結果と、前記検出手段により検出された前記位置とに基づいて、前記被測定者の頭部伝達関数を取得する第2取得手段と、
    を有することを特徴とする測定システム。
  14. 制御装置における制御方法であって、
    第1取得手段が、出力装置から出力される測定信号を収音する収音装置の収音結果を取得する第1取得工程と、
    検出手段が、被測定者に対する前記出力装置又は前記収音装置の位置を検出する検出工程と、
    第2取得手段が、前記第1取得工程により取得された収音結果と、前記検出工程により検出された前記位置とに基づいて、前記被測定者の頭部伝達関数を取得する第2取得工程と、
    を有することを特徴とする制御方法。
  15. 請求項14に記載の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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