JP2017015935A - 光学機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】設計条件を満たすように、操作環を手動操作可能な光学機器を提供すること。【解決手段】レンズ群を備えた移動部材と、移動部材を光軸に沿って移動可能に保持する保持部材と、光軸を中心にして回転操作することで、保持部材を光軸を中心に回転させる操作部材と、駆動部材を駆動させることで、保持部材を光軸を中心に回転させる制御手段と、を有し、制御手段は、操作部材の操作量を相対的に増加させるように、駆動部材を駆動する。【選択図】図1

Description

本発明は、光学機器に関する。
デジタルスチルカメラに代表される電子カメラでは、カム環によるズーム操作が可能なレンズ鏡筒が使用されている。ズーム操作は、電子レバーの操作に連動したモータとカム環による電動ズームで行われることが多い。しかしながら、電動ズームの操作性は良くない。特許文献1では、フォーカス操作の際に、モータを用いた駆動機構と、手動操作可能な駆動機構とを切り替えて使用するレンズ鏡筒が提案されている。
特許第2768490号明細書
映像制作で使用される電子カメラでは、例えばズーム操作でマニュアルリング(操作環)を使用する場合、操作性を考慮し、マニュアルリングの回転角度を90度程度に抑える必要がある。特許文献1で開示された構成を用いてズーム操作を行おうとすると、負荷が重すぎてスリップが発生してしまい、上記条件を満たすことはできない。
このような課題に鑑みて、本発明は、設計条件を満たすように、操作環を手動操作可能な光学機器を提供することを目的とする。
本発明の一側面としての光学機器は、レンズ群を備えた移動部材と、前記移動部材を光軸に沿って移動可能に保持する保持部材と、前記光軸を中心にして回転操作することで、前記保持部材を前記光軸を中心に回転させる操作部材と、駆動部材を駆動させることで、前記保持部材を前記光軸を中心に回転させる制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記操作部材の操作量を相対的に増加させるように、前記駆動部材を駆動することを特徴とする。
本発明によれば、設計条件を満たすように、操作環を手動操作可能な光学機器を提供することができる。
本発明の実施形態に係る光学機器のブロック図である。 光学機器の斜視図である。 図2に示す光学機器の光軸を通る断面図である。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の実施形態に係る光学機器のブロック図である。図2は、光学機器の斜視図である。図3は、図2に示す光学機器の光軸を通る断面図である。第1レンズ群L1〜第5レンズ群L5は、被写体の光学像を形成する撮像光学系を構成している。第1レンズ群L1、第2レンズ群L2、および第3レンズ群L3はそれぞれ、撮像光学系の光軸Zに沿って移動することで変倍動作を行う。第4レンズ群L4は、光軸Zに沿って移動することで合焦動作を行う。第5レンズ群L5は、固定のレンズ群である。
移動部材1〜4はそれぞれ、第1レンズ群L1〜第4レンズ群L4を保持する。移動部材1〜4は、光軸Zに沿って移動可能に支持される。固定部材5は、第5レンズ群L5を保持する。移動部材3に保持された絞り装置6は、絞り羽根を光軸Zに直交する面内で駆動させる駆動部6aを備え、撮像光学系の開口径を変化させる。カム環(保持部材)7は、第1レンズ群L1〜第3レンズ群L3で構成される変倍光学系が光軸Zに沿って移動可能に保持する。ガイド環8は、変倍光学系を直進ガイドする長穴を有する。円弧状のエンコーダ9は、カム環7の外周部に取り付けられている。ズーム位置センサー20は、エンコーダ9からの出力によりカム環7の回転量または回転位置を検出する。
移動部材3の外周には、略均等に(120度毎に)配置されたカムフォロア3aが設けられている。カムフォロア3a、カム環7のカム溝7aおよびガイド環8に形成された長穴により、移動部材3の光軸Z上の位置が決められる。移動部材1の内周には、略均等に(120度毎に)配置されたカムフォロア1aが設けられている。1つのカムフォロア1aとカム環7のカム溝7bにより、移動部材1の光軸Z上の位置が決められる。他の2つのカムフォロア1aとカム環7のカム溝7bは、外部より衝撃を受けた場合の補強を行う。移動部材2の外周には、カムフォロア2aが設けられている。カムフォロア2aとカム環7のカム溝7cにより、移動部材2の光軸Z上の位置が決められる。
移動部材3の内部には、ガイドバー101,102が移動部材3と押え部材3bにより固定保持されている。ガイドバー101,102は、移動部材2に設けられたスリーブ穴2bおよび回転止めのU溝2cに嵌合し、移動部材2の光軸を決めている。移動部材3の外部に設けられたスリーブ穴3cおよび回転止めのU溝(不図示)は、移動部材1と押え部材1bに固定保持されたガイドバー103と不図示のガイドバーに嵌合し、移動部材1の光軸を決めている。
移動部材4には、超音波振動子11が取り付けられている。超音波振動子11は、スライダー12との摩擦により光軸Zに沿った移動および停止をすることができる。超音波振動子11とスライダー12により超音波モータを構成する。移動部材4は、光軸Zに平行に延びる一対のガイドバー(不図示)により光軸Zに沿って移動可能に支持されている。移動部材4にはエンコーダ(不図示)が取り付けられ、フォーカス位置センサー21はエンコーダからの出力により移動部材4の光軸Z上の位置を検出する。
カム環7は、クラッチ16で連結された回転環15と一体となり、光軸Zを中心に回転する。回転環15の外周には、略均等に(120度毎に)配置され、光軸Zに対し放射状に伸びるギヤ軸15aが設けられている。ギヤ軸15aには、3個のギヤ部材14がギヤ軸15aに対して回転可能に取り付けられている。操作環(操作部材)17は、光学機器の外装部材の1つとして光軸Zを中心に回転可能に取り付けられている。ギヤ部材14は、操作環17に設けられたギヤ部17aと噛み合う。円弧上のエンコーダ18は、操作環17の外周部に取り付けられている。操作環回転センサー22は、エンコーダ18からの出力により操作環17の操作量を検出する。
撮像手段30は、CCDやCMOSなどの撮像素子、ローパスフィルター、赤外カットフィルター等から構成され、撮像手段保持部材に保持される。カメラ信号処理回路31は、撮像手段からの撮像信号を受信し、撮像信号に増幅やガンマー補正を行う。マイコン(制御手段)32は、カメラ信号処理回路31によって増幅やガンマー補正などを行われた信号を受信する。マイコン32は、多数の信号を取り入れて信号処理を行うとともに、入力信号に応じて多数の信号を出力し、光学機器を制御する。記録手段33は、マイコン32で信号処理された画像信号やその他の記録条件を記録する。絞りセンサー34は、駆動部6aの駆動磁石の回転位置をホール素子で検出する。
マイコン32は、カメラ信号処理回路31からの信号と絞りセンサー34からの駆動部6aの回転量などの信号に応じて、絞り駆動回路35に絞り駆動の信号を出力し、光量調整を行う。また、マイコン32は、カメラ信号処理回路31からの信号に基づいてフォーカス駆動回路37を制御する。フォーカス駆動回路37は、マイコン32からの制御信号に基づいて超音波モータに駆動信号を出力する。駆動信号によって超音波振動子11が振動することで、移動部材4が光軸Zに沿って移動し、合焦動作が行われる。このとき、マイコン32は、移動部材4の光軸上の位置を検出するフォーカス位置センサー21の値に基づいてフィードバック制御を行う。さらに、マイコン32は、ズームスイッチ51の操作に対応した方向および量に基づいてズーム駆動回路36に制御信号を出力する。ズーム駆動回路36は、ズームスイッチ51の操作に対応した方向および量だけカム環7が回転するように、ズームモータ(駆動部材)10を駆動させる。このとき、マイコン32は、カム環7の光軸Z上の位置を検出するズーム位置センサー20の値に基づいてフィードバック制御を行う。
カメラの電源スイッチ50が入れられると、ズーム位置センサー20によりカム環7の光軸Z上の位置が検出される。移動部材4は、フォーカス位置センサー21の値が合うように、検出されたカム環7の位置に対応した位置まで光軸Zに沿って移動し、目標位置で停止する。ズームスイッチ51はズーム動作の指示のためのスイッチ、フォーカススイッチ52はマニュアルフォーカス動作(合焦動作)の指示のためのスイッチである。
次に、電動ズームについて説明する。ズームモータ10が回転すると、ズームモータ10の出力軸に取付けられたギヤ10aがギヤ環(駆動部材)13に設けられたギヤ部13aに噛合い、ギヤ環13が光軸Zを中心に回転する。また、ギヤ環13に設けられたギヤ部13bがギヤ部材14と噛み合っているため、ギヤ部材14はギヤ部17aに対して光軸Zを中心に回転する。このとき、回転環15も光軸Zを中心に回転する。さらに、回転環15とクラッチ16で連結されたカム環7が光軸Zを中心に回転するとともに、移動部材1〜3が光軸Zに沿って移動することで、変倍動作が行われる。
次に、手動ズームについて説明する。操作環17が手動で回転操作されると、ギヤ部17aがギヤ部材14に噛み合い、ギヤ部材14がギヤ部13aに対して光軸Zを中心に回転する。このとき、回転環15も光軸Zを中心に回転する。さらに、回転環15とクラッチ16で連結されたカム環7が光軸Zを中心に回転するとともに、移動部材1〜3が光軸Zに沿って移動することで、変倍動作が行われる。
本実施形態では、カム環7の負荷トルクを減少させるため、カム溝7a〜7cの交角が最大で45度程度に設定されている。また、WIDE端〜TELE端までのカム環7の回転角が90度〜110度程度に設定されている。操作環17はギヤ部材14を介してカム環7を操作しているため、WIDE端〜TELE端までの操作環17はカム環7の回転角の2倍の180度〜240度程度回転させる必要がある。しかしながら、操作環17の操作角(操作量)を操作性から略90度に設定しなければならない場合がある。すなわち、操作環17の操作角が制限される場合がある。そこで、本実施形態では、操作環17を回転させる際に、操作環17の回転によりカム環7が回転する第1の方向とは反対の第2の方向へカム環7が回転するようにマイコン32がズームモータ10を駆動する。そうすることで、操作環17の操作角が相対的に増加するため、カム環7がWIDE端〜TELE端まで回転可能となる。このとき、マイコン32は、操作環回転センサー22の出力から操作環17の回転速度に応じて、ズームモータ10を駆動し、操作環17の操作角とカム環7の回転角との関係を制御する。
よって、本実施形態の光学機器では、操作環17によるズーム操作時にズームモータ10を連動させることで、操作環17が設計条件を満たしつつ、カム環7をWIDE端〜TELE端まで回転させることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、本実施形態では、カム環7および移動部材4の位置検出手段として、絶対位置を測定する検出手段を使用しているが、リセット位置からの相対位置を測定する検出手段を用いてもよい。また、各移動群を駆動する駆動機構には、リセット位置からのパルス数で駆動制御を行うステッピングモータ等を使用してもよいし、上述した実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。
L1 第1レンズ群
L2 第2レンズ群
L3 第3レンズ群
1 移動部材
2 移動部材
3 移動部材
7 カム環(保持部材)
10 ズームモータ(駆動部材)
13 ギヤ環(駆動部材)
17 操作環(操作部材)
32 マイコン(制御手段)

Claims (4)

  1. レンズ群を備えた移動部材と、
    前記移動部材を光軸に沿って移動可能に保持する保持部材と、
    前記光軸を中心にして回転操作することで、前記保持部材を前記光軸を中心に回転させる操作部材と、
    駆動部材を駆動することで、前記保持部材を前記光軸を中心に回転させる制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記操作部材の操作量を相対的に増加させるように、前記駆動部材を駆動することを特徴とする光学機器。
  2. 前記制御手段は、前記操作部材が回転することで前記保持部材が回転する第1の方向とは反対の第2の方向へ前記保持部材が回転するように、前記駆動部材を駆動することを特徴とする請求項1に記載の光学機器。
  3. 前記制御手段は、前記操作部材の回転速度に応じて、前記駆動部材を駆動することを特徴とする請求項1または2に記載の光学機器。
  4. 前記操作部材の操作量は、制限されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の光学機器。
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