JP2017013905A - 包装容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明に係る包装容器100は、容器本体10と、蓋体20と、切断手段30と、を備える包装容器において、切断手段30の刃部31が、蓋前面板22の下端辺22bの少なくとも一方の端部に設けられ、容器本体10又は蓋体20の少なくともいずれか一方が、長尺物1の切断時に、長尺物1の動きを制御する補助手段50(51,52,53,54)を有する。
【選択図】図1
Description
押え板51は、少なくとも上面開口部16の長手方向(図1のW−W´方向)の両端部に設けられる。より好ましくは、図1又は図2に示すように、上面開口部16の長手方向(図1のW−W´方向)の全幅にわたって設ける。押え板51を有することで、図3に示すように、長尺物1は押え板51と天面板21との間を経由して、本体前面板12と蓋前面板22との間から引き出される。このため、押え板51を設けない場合と比較して、長尺物1が包装容器の外に引き出されるまでの包装容器内での経路が延長されるため、切断時に長尺物1がずり出しにくくなり、切断方向の安定性を高めることができる。
滑り防止手段52は、長尺物1に密着又は粘着して、動きを抑制するものであり、例えば、粘着剤、防滑ニスなどの塗布層、最表層として粘着剤、防滑ニスなどからなる防滑層を有するラベルである。また、長尺物1がポリ塩化ビニリデンフィルムである場合、ポリ塩化ビニリデンフィルムのもつ自己密着性を利用して、滑り防止手段52が、最表層としてポリ塩化ビニリデンフィルム層を有するラベルであってもよい。
段差部54は、図2に示すように、蓋前面板22の下端辺22bのうち刃部31が設けられていない下端辺に接し、本体前面板12の外側に設けられた突部である。段差部54は、蓋前面板22の下端辺22bのうち刃部31が設けられていない下端辺の全長L1の50%以上に接することが好ましく、80%以上に接することがより好ましく、100%に接することが特に好ましい。
図6は、鍔部を有する包装容器の断面図である。図6は、図2のX−Xに相当する位置の断面図である。鍔部53は、蓋前面板22の下端部を外側に折り曲げて形成した部分である。鍔部53を有することで、図6に示すように、切断時に長尺物1が鍔部53に添うので、引き裂き伝播時の長尺物のベクトルが安定し、切断方向の安定性を高めることができる。鍔部53は、蓋前面板22の長手方向(図1のW−W´方向)の全幅にわたって設けることが好ましい。鍔部53の鍔幅F1は、1〜5mmであることが好ましく、2〜4mmであることがより好ましい。
実施例6〜14、参考例1〜5の包装容器及び補助手段を取り付けていない基本の包装容器900(比較例1)について、次に示す方法で、長尺物の切断性評価を行った。まず、一方の手で包装容器を把持し、他方の手で長尺物を30cm引き出し、蓋体を閉めた。長尺物を持つ手は固定したまま、包装容器の端部に設けた切断手段の刃部のうち、本体右側面板側の刃部を、引き出した長尺物に当てて長尺物の一端部に裂け目を入れ、長尺物を一端から他端に向けて、引き裂け伝播で順次切断した。長尺物を切断後、蓋体を開き、包装容器側に残った長尺物の切断端について、基準線Oからの変位量のうち、最大値を記録した。変位量は、基準線O上を0とし、基準線Oよりも本体底面板11側であるときを+の変位量、上面開口部16側であるときを−の変位量で示した。切断操作を20回行い、各回の変位量の最大値の平均値を表1に示す。
1.変位量が0mmである(実用レベル)。
2.変位量が+で、かつ、変位量の絶対値が0mmを超え10mm以下である(実用レベル)。
3.変位量が+で、かつ、変位量の絶対値が10mmを超える(実用レベル)。
4.変位量が−で、かつ、変位量の絶対値が0mmを超え10mm以下である(実用レベル)。
5.変位量が−で、かつ、変位量の絶対値が10mmを超え22mm以下である(実用下限レベル)。
6.変位量が−で、かつ、変位量の絶対値が22mmを超える(実用不適レベル)。
10 容器本体
11 本体底面板
12 本体前面板
12a 本体前面板の上端辺
13 本体後面板
13a 本体後面板の上端辺
14 本体左側面板
14a 本体左側面板の上端辺
15 本体右側面板
15a 本体右側面板の上端辺
16 上面開口部
20 蓋体
21 天面板
22 蓋前面板
22b 蓋前面板の下端辺
24 蓋左側面板
25 蓋右側面板
30 切断手段
31 刃部
40 ロール体
50 補助手段
51,510 押え板
52 滑り防止手段
53 鍔部
54,540 段差部
100,101,900 包装容器
511 差込片
541 延出片
542 罫線
Claims (9)
- 矩形の本体底面板と、該本体底面板の長辺に立設された本体前面板及び本体後面板と、前記本体底面板の短辺に立設された本体左側面板及び本体右側面板と、を有し、前記本体前面板の上端辺、前記本体後面板の上端辺、前記本体左側面板の上端辺及び前記本体右側面板の上端辺が上面開口部を形成し、長尺物がロール状に巻回されたロール体を収容する容器本体と、
前記本体後面板の上端辺に回動可能に連接され、前記容器本体の上面開口部を閉鎖時に覆う天面板と、該天面板に連接され、前記本体前面板の外側に重ねて配置される蓋前面板と、を有する蓋体と、
前記ロール体から繰り出され、前記本体前面板と前記蓋前面板との間から引き出された長尺物を切断する切断手段と、
を備える包装容器において、
前記切断手段の刃部が、前記蓋前面板の下端辺の少なくとも一方の端部に設けられ、
前記容器本体又は前記蓋体の少なくともいずれか一方が、前記長尺物の切断時に、該長尺物の動きを制御する補助手段を有することを特徴とする包装容器。 - 前記補助手段は、(1)前記上面開口部の長手方向の両端部に設けた押え板、(2)滑り防止手段、(3)前記蓋前面板の下端部を外側に折り曲げて形成した鍔部又は(4)前記蓋前面板の下端辺のうち前記刃部が設けられていない下端辺に接する又は挿し込まれる、前記本体前面板に設けた段差部の(1)〜(4)の少なくとも1種であることを特徴とする請求項1に記載の包装容器。
- 前記滑り防止手段が、前記本体前面板の上方部、前記本体前面板の上端辺又は前記本体前面板に設置したフラップの少なくともいずれか一つに設けられたことを特徴とする請求項2に記載の包装容器。
- 前記補助手段として、(4)前記蓋前面板の下端辺のうち前記刃部が設けられていない下端辺に接する又は挿し込まれる、前記本体前面板に設けた段差部、及び、(1)前記上面開口部の長手方向の両端部に設けた押え板又は(2)滑り防止手段の少なくともいずれか一方を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の包装容器。
- 前記補助手段として、(1)前記上面開口部の長手方向の両端部に設けた押え板又は(2)滑り防止手段及び(3)前記蓋前面板の下端部を外側に折り曲げて形成した鍔部を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の包装容器。
- 前記押え板は、前記上面開口部を形成する辺のうち少なくとも2辺に連接又は係止されていることを特徴とする請求項2〜5のいずれか一つに記載の包装容器。
- 前記押え板が、前記本体前面板の上端辺に連接し、かつ、該連接する辺に対向する辺に連接する差込片を有し、該差込片を前記本体後面板の内側に差込んで係止することを特徴とする請求項2〜6のいずれか一つに記載の包装容器。
- 前記長尺物が、ラップフィルムであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の包装容器。
- 前記ラップフィルムが、ポリ塩化ビニリデンフィルムであることを特徴とする請求項8に記載の包装容器。
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Related Parent Applications (1)
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-
2016
- 2016-10-19 JP JP2016205068A patent/JP2017013905A/ja active Pending
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